井上堅二著。
9巻は久々に?試召戦争メイン。明久も珍しいくらいに活躍できていい感じにテンション高まる一冊だった。ヴォック君の挿話はしょーもなかったが、何の伏線なのかな?


リアルではタップのレッスン、プルバックなる初めてのステップに挑戦。両足で後ろへピョンと飛びながら足の裏の前半分(ボールと呼ぶ)で床を軽く蹴る。


…それって…
空中に浮けない普通の人類に、可能なコトなんですかホントにー?(泣)
【ローカス賞受賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞候補】
遠い昔、光の神イテンパスと闇の神ナハド、黄昏の女神エネファが戦った。激戦のすえ勝者となったイテンパスは、僕(しもべ)たるアラメリ家の人々を通じ、空中都市スカイから世界を統べはじめた――そして現在、辺境の小国の首長イェイナは世継ぎ候補としてスカイへ招かれた。母の暗殺の復讐のため命がけの後継者争いに身を投じた彼女は、奴隷として使役される神々に出会う……。名だたる賞に輝く、遠大な時空を背景に疾走する人と神々の物語 (←Amazon内容紹介)

N・K・ジェミシン著。

twitterの刺激で?
新しい作家、最新噂のSFを借りて見た。うーんなかなか面白いぞ。長いが。実は今まだ半分。
ちょっとゼラズニイの「光の王」を思い出した。
あれにジェンダー要素も加わってるのが21世紀か。主人公は女の子だし。命がけの後継者争いといっても冷めてるようで純なところもあって、という不器用系のコでした。
井上堅二著。

もう何ももうしません。「お約束」満載のギャグにゲラゲラ笑ってサッパリする。
9より先に9.5が来ちゃったけど、番外短編集なので全然問題なし(笑)

主人公たちが今のような友情?タッグを組むまでの過去モノなんかもあり良かった。
なぜクラスのアイドル秀吉が主人公たちとしっかり仲間なのかも語られたし。
疲れがたまってると、よく笑えるなー(笑)
四巻目。
いよいよ映画とのコンボ?めずらしく日本に長居、しかも、平たい顔族ヒロイン登場!

ちょっと長居がすぎて勢いが弱まった気もするが(この巻ずーといついてる)、五巻に期待しよ。
結構ローマでの場面が好きなんですよ。
アエリウスの臨終の場は良かった(笑)
神坂一著。

いつものよーにしょーもなさ全開なお笑い作品集。
三巻は珍しくイマイチに感じたのに四巻はフツーに大笑いしながら読めたのはなぜ。
体調とか何かかしら。
ナオミ・ノヴィク著。

うわああああ。
うわああああ。
うわああああああ。

こんな展開にー!!!?

前巻で、援軍も来ない中、命からがらって感じでかろうじて英国に帰ってきたローレンスとテメレアに明かされた「真相」は、更にもっと絶望的な状況と困難な任務で。
冒険また冒険の面白さを保ちつつも、どんどんどんどん、「どん底」度がスケールアップしていって眩暈がします。

五巻はいったいどんなブラックホールに?(涙)
とにかく早く続きが出てくれないと精神衛生に悪すぎです。困るよ~

赤い指

2011年12月23日 読書
東野圭吾著。

崩壊してる家族の事件と、著者の持ちゴマというかシリーズで出てる刑事・加賀の家のこととか、からんだり対比されたりしつつ進む。つい読まされてはしまうが、いつも重いよなあ東野圭吾。そんなに重くしなくても、とか思ったり。素直に「好き」とか「感動した」にならないのは、好みとだけいっていいのだろうか。
「賢帝の世紀」後半はハドリアヌス帝篇。
はやく読み終えないとー、やっと届いた「テルマエ・ロマエ」四巻に入れないよ(爆)

…ああ、それにつけても、寒い。困った困った。
田中啓文著。

もはや謎解噺でなくなって久しいが、相変わらずのハイテンション、ますます高まる不条理なまでの暴君師匠のワガママ&愛。ああ、怒涛の愛。一気に読ませる。
いいかげん凄いピンチをくぐりぬけてきた筈の竜二だが、今回は身も心もどん底にまで追い詰められた感が。元ヤンキーといっても案外すれてなくてソボクな性格の彼だけに、やっぱりTVに振りまわされると勝ち目は全くないですね(笑)

最大のクライマックス、とかチマタでは言ってたから完結編なのかと心配したけど、これならまだ続きは出るかもしれない。かわいい新キャラも登場したことだし、ますます楽しみ。

いいなあ、落語…

しばらく聞いてないが…
雫井 脩介著。

フィギュアスケート(女子)もの。
ところが、「語り手」として十代の選手本人が配置されてはいるが、主人公というかメインは「選手の母」。半分以上が母親視点で進む。
そのへんが珍しいけど、なんかこりゃ私のようなワガママ者にはつとまらないなっという、どうなるのかなとついついひきこまれはするが、ビミョーに楽しくないような話(笑)
(ひと癖あるコーチの描写には、なかなかイイものがあったが)

世の中には、いっぱいいっぱいいっぱい有望選手とその親がいるんだよね。
スポーツってほんと、容赦のない世界だし。それに本気出すほどお金もかかるしね…
本人が納得して打ち込めるなら一番で、スポーツそのものの容赦のなさも構わないんだけど、その親の立ち位置、しかも子の夢に尽くしきろうなんていうと、これはもう、どうなんだろうね。
自分と違う人間を夢の対象にするのは、やっぱり難しいよ…
納得しきれないものも残るエンディングでした。
なるしまゆり著。

あぁレヴィさんレヴィさん…

田代裕彦著。

性格の悪い大富豪の“養子”な主人公(目立たぬ高校生男子)は、突然“義父”の思いついたゲームに放り込まれて右往左往。
いきなり五人の婚約者候補(全員可愛い)と引き合わされて、一人を選べと言われたところまではまだしも、「彼女たちは、本当は我々を殺したいほど憎んでいる(実家をつぶされたとか何とかで)。が、うち一人だけはお前を愛している」。真に愛情のある婚約者を選べ、とのことだが、“ゲーム”に勝つため5人全員、カラダを張って主人公にアピールし続けるのである。
最近よくあるハーレムロマコメにひとひねり追加したヘンな設定につられて読んで見た。

…まあまあ…かな…。
「キリサキ」とか、トンデモ設定のミステリ・ラノベを書いてた人だけに、だんだん「誰を選ぶべきか」が推理ゲームみたいになってくる。そこそこ笑えるし、主人公が一人にしぼりたくなってきた終盤は結構盛り上がるが、後味がいいのか悪いのかよくわからない(笑)

ただなあ…
主人公、なんで、「キミ、俺のことを愛してるって、なぜ愛してるの?」と五人に向って聞かないの?
主人公と五人は初対面なのだ。でも、「愛してる」というからには、「これこれの事情で実は以前に会ったことがあって…」など、何か特殊な事情があるんじゃないか普通?

そこがどうにも、引っ掛かる。
「五人ともが憎んでいるが、誰か一人に“愛してる”と言わせろ」とかいうゲームならわかるんだけど、ね…
津村節子著。

なんとなく、自伝という表現を使うにはためらわれる。自伝的エッセイ集。
子どもの頃から書き起こし、「ふたり旅」といっても吉村昭に出会うまでもだいぶまだかかりそう。

津村さん、結構お嬢さん育ちだったのね。といっても両親とか割と早くになくなっておられるのできっちり苦労はしてそう。太平洋戦争こえてる世代だし。
今回も妙にひきこまれるものがあり、予約があって急ぐものが他にあるのに、ちょっとずつ拾い読みしている。吉村-津村カップルの実力おそるべし。
塩野七生著。

だらだらと、またもや「ローマ人の物語」へ戻る。なんでだか、なかなか進まないぞ。
もうすぐテルマエ・ロマエ時代(違)なのに。

今、気が散ることめちゃ多いしなあ…
毎日、何冊も何冊も持ち歩いてどれも読めない(爆)
年度後半に入ってしまったのにアレも決まってないコレも決まってない。
アレも書けてないしコレも書けてない。ヤバすぎ。
なるしまゆり著。

ずいぶん前、このへんは本誌で読んだのだが、ようやくコミックス化されました。
ああ、レヴィ…
レヴィさん…

ほんと、このマンガでレヴィが一番好きだったんだけどなー(涙)
少年よりも、元少年のほうが好きな私…(爆)

本誌で読んだ時は、えええええええええええーーーーーーーー!っと叫んだものでした。くすん。
中村光著。

Windows99、が良かった(^^;)
高殿円著。

誰かジルの恋愛用語音痴をなんとかしてやってくれ!
(恋愛音痴とまでは言わない)

そして、このヒキは…
うーん最終巻はいつ出るんだ。
甲斐田 紫乃著。

なんか最近、ハーレクインとラノベの中間みたいな乙女仕様のファンタジー・ラブコメレーベルが生まれてきているようである。
しかも不思議なのは(この著者は違うが)、あり?BL書いてたんじゃないのか?な著者までこのジャンルのラインナップに並んでること。剛しいらとか。なんでや。


このお話は、まあ可もなく不可もなく、かな。
そこそこ美人だし優しく内気な性格なのに、眼つきが悪く表情が硬く声は低く、周囲から「呪殺令嬢」と呼ばれ遠ざけられたため人と喋ろうとすると緊張のあまりますますブキミに見えてしまう。しかも幼時に遭遇した、いくつかの奇妙な出来事が噂に拍車をかけていて…という外見と中身の乖離したヒロイン。ある日とつぜん「あなたは魔王様の生まれ変わりです」と魔物たちに押しかけてこられたり、憧れの王子様が「魔王退散!」と攻撃をかけてきたりで踏んだり蹴ったり、というミョーな展開の、ゆるいファンタジー・ラブコメ。

変な話ぽかったので手を出してみました。基本的に、設定の変な話だと惹かれる私。
主人公が、あー、うー、と口ごもるばかりで、多少とも覚悟を決めるまでに時間がかかるのがちょっと残念だったが、なんとなく一気に読んじゃった。王子様の性格やお育ちにも多少のヒネリはあるし。続きも出るらしいから判断は二作目で、かな?

なんだかだいっても王子様ともうまくいきそうだしね(笑)
神坂一著。

中身はないんだけど、いつものお笑いで、さらっと心の休憩スポット。
それ以下でもそれ以上でも…
すまっしゅになってからの3冊の中ではやや落ちるかな?
とみなが貴和著。

クールな若き心理捜査官が、連続爆弾魔を追う話。主人公は天才な上に男装の麗人(♀)。
ちょっとひねってるのは、過去の事件で重傷を負った際に記憶障害を起こし五歳児なみになっている元相棒(♂)の世話をしている、という設定。しかもこの相棒、心は五歳児でもバリバリに超能力者(過去の因縁は続巻回しにしてかなり出し惜しみされている)。
大量に反則をぶちこんでいるが(大ケガするたびそれを補う超能力を発現する男、しかも非常にフツーでポジティブなメンタリティの持ち主って、凄すぎ)、ヒロイン側と犯人側とのカットバックがなかなかサスペンスフルでよかった。偶然犯人がヒロインと相棒を目撃してちょっかいを出したりというのもいい。

続きも読んでみようっと。10年以上前の作品なので、スカイツリーは爆破されないが、レインボーブリッジはやられたそうな(笑)。

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