「チックタック」の下巻もなんだかオフビートにコミカルでとても面白いのだけど、こちらもその途中でさらっと読んでしまった。現代歌人・枡野浩一さんが、石川(啄木)くんにつっこんだりイビったり可愛がったり現代語訳したり。
現代語訳しなくても元々そうとうに現代的だったことがよくわかる。
目ウロコな一冊である。

「一度でも俺に頭を下げさせた
 やつら全員
 死にますように」(現代語訳)

石川くんの真実が、今ここに!(笑)
ヴェトナム系アメリカ人作家のトミーが、作家専業を決め憧れのコルヴェットを購入した日、悪夢は始まった。「デッドラインは夜明け」とは?
不気味な人形、禍々しい異界の生き物の襲撃と、クーンツ初心に戻ったかのよーなホラー・サスペンス。1999年作だから新しくもなければ古くもないのだけど、このシンプルさがいっそ新鮮です☆
下巻までノンストップ〜!
週刊かがくるアドベンチャー
小学生のムスコが読んでるコドモ雑誌。
今週の06号は、10ページにわたり海賊特集が載っていたゾ!(一冊は32P)

…いや、叫ぶほどの中身ではないのですが…それでも、ちょっと嬉しいな♪
アン・ボニー&メアリー・リードら女海賊や、プライバティアとしてドレイクまで載っていました。帆船図解もちょっぴり(航海術には触れてないが、帆船特集でなく海賊特集だから仕方がないか)。子供むけ10Pとしては、一応の基本は押さえているかと。

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9428
トマス・キッド六巻目。
超有名なアブキール湾の海戦、そしてアクレ防衛戦と、歴史上でもメジャーな戦闘にかかわるキッド。ネルソンのカリスマに触発され、もっと上をめざすぞ、自分も運をつかむためガンガン積極的にいくぞーと、気合の入り方もハンパでなくなってきました。(しかし、道は長いぞ)。
すっかり士官らしくなり、安定感が出ましたが、そのぶんキャラの個性は「普通」になってきたかも。これまでの「水兵出身ならでは仕様」が特に好きだったってわけでもないが、シリーズもここからが正念場かな。
ようやく「ケルティック・スパイラル」篇終了。一応時々立ち読みとかしているのだが(オイ)、複雑で骨太のサスペンスは、やっぱりまとめて読まないとね。お笑いのほうもね。
番外のマダムの妄想編は、伯爵まで少佐のコスプレ見たさに完全にマダムにあいのりしてしまっているのが笑えた。盗撮裏ビデオは、うまくルコック君に修正してもらえたのかな?

しかしほんとに中世好きな青池先生である(いや、ケルトは古代か。とにかく欧州史好き)。先日の日記の「獅子王リチャード」等もお好きなのではないだろうかと、勝手に想像をふくらます私であった(実際、十字軍に行った騎士が主人公の話とか、現代モノでも馬上槍試合の再現イベントをやる男たちの話とか描いてるもんね!)。

秋に放映終了するまでにもう一度見にいこうかなぁ。チマタにはGyao動画をPC内に録画する裏ワザもあるらしいが。ううむ…(でもかなり面倒くさそうだしなぁ)
トンデモ系ホラーの倉阪氏の、マジメそうな一作(^^;)
最近は、人情モノも書かないではないらしいので…走るのは大キライな私ですが、とりあえずキモチよく読み進めております。
スポーツ小説を読むのは汗をかかずしてスポーツのさわやかさ熱さを体験できるので好き♪トップ・アスリートではなく、市民ランナーたちの話だけど、スポーツ小説には違いないな、うん。
もうイイ年なもので、ちょっと恥ずかしいなあこの絵(^^;)

本当はこの絵に似合わぬ謀略モノな要素があるのだけど…でも、前の巻よりうれしはずかしロマコメに近づいてきたような気もする。
しかし謎はじぇんじぇん解かず主人公は囚われの身になった所で続くなんて酷いぞ。続きはいつ出るのだ…

旅立つマリニア

2008年4月24日 読書
グイン・サーガ120巻目。
一見地味なタイトルだが、フロリーの旅立ちをめぐって、意外に新しい動きが各所でいろいろと。要チェックや!フロリー、たしかに時々うっとうしいけど、要所要所で奇跡を起こすキャラではあるなぁ。しかしミロク教のミロクってばやっぱりあのミロクだったのね56億年だなんて。しかも××教もかぶってるし(^^;)

そして今号の名言迷言。
「こういっちゃ何だが、あんたにもロマンスがあったのか。そんな」
とか言って椅子から転げ落ちかけるだなんて、ヴァレリウスもまだまだ修行がたりんね。笑った。いや、私だって虚を突かれたけどさ。

P.S.ようやく少し、楽天レビューから本の画像引っ張り出してくるのに慣れた。シリーズ名やら色々で試すのと、金額の絞りもポイントみたいだね。しかしやっぱり、アマゾンへの再対応が待たれる…
テメレア戦記(1)
ナオミ・ノヴァク著。

噂のドラゴン帆船小説〜♪
歩兵の陸軍、帆船の海軍、そしてドラゴン(とその飛行士)による「空軍」が存在する、もうひとつのナポレオン戦争。

敵艦との戦闘で、偶然、希少種のドラゴンの卵を手に入れた英国海軍のローレンス艦長。孵化したドラゴンの仔に「選ばれてしまった」彼は、秘密のヴェールにつつまれた空軍へと転属する!

あんのじょう、というカンジで、ドラゴンがみょーに可愛いです。今のところ、帆船テイストでライトなマキャフリィというノリかな。まだ半分だけど楽しいね。
武装司書シリーズ第六弾♪

シリーズ中でも一番というか唯一というか、ヒロインらしいヒロインといえばこの娘くらい、のノロティが、冒頭十ページかそこらでもう死んでるって、うー…ムチャやるなあ作者。面白いけど。それに必然性もあるけど。
しかしなんだか分からなくなってきたから、もう一度前の巻借りなおして読み返そうかしら。ははは…
先月末から読んでたL.M.ビュジョルド「影の棲む城」下巻を読了。いや、長くかかったからといって面白くなかったわけでは全然ないですよ。ファンタジー、というよりsfに近いようなキレのよい確固たる世界観の中、同著者の「名誉のかけら」をちょっと思わせるような、オトナの女性の冒険と恋、オトナハーレクインな要素がさらに楽しめました。(しかし画像出ないのは淋しい。早くアマゾンに再対応してください〜)
ふう疲れた。年度末だし。
疲れてるけど明日からムスコの試合応援ツアーに行かねば…
おかげで思うほどじっくりとは、ウィドマーク様のDVD追悼が出来ない(泣)…日本のTV局は追悼番組なんてしやしないし(期待もしてなかったが)。TCMはやってるのにな。ふん。

一応、この本持ってこう。読めないと思うが、「チャリオンの影」の続編。

ISBN:4488587046 文庫 L.M.ビュジョルド 東京創元社 2008/01 ¥1,008
超いぢめられっ子が一念発起して、これまでの知り合いの全くいない大学になんとか入った…はずが。
しかし、そこには伝統ある「正義の味方研究部」なるサークルも存在していた。

…青春だねえ。
正義の味方研究部に出あって初めて、「楽しい毎日」を知った主人公だが、一筋縄ではいかない「正義」と「現実」に、次第に「自分で納得のいく自分とは」を真剣に考え始める。彼の最後の選択とは?I’m a loser というサブタイトルがポイント。
面白かったです。かなりハラハラドキドキ飽きさせない展開だし。

ISBN:4575235814 単行本 本多 孝好 双葉社 2007/05 ¥1,575

P.S. ジブン的にも正義が…てのは嘘ですが、今年は異動しなくて済んで、ホッ。来年までにはどうされてもいいように頑張って準備しよう(来年動かないというのは有り得ないので)。しかし、まずはPCを買いにいく、か、なっ♪
なんと続きがでましたねぇ。ビックリ。
景虎と直江、仲良し度はアップしたけど、なんかイマイチ活躍してないなあ。長秀ひたすらエラソウだし。
しかし妙に薄い…と思ったものの、後に引っ張ってる伏線も増えた?まあ続くのはそれでいいですが、終わらせてからまとめて出してくれてもよかったのにー。

ISBN:4086011212 文庫 桑原 水菜 集英社 2008/02 ¥480
映画、演劇、奇術など、ようするに芸人テーマ?なミステリ・アンソロジーというのに惹かれて手に取った(というかショウビズ・テーマか)。最初の三話読んだ限りでは、まあまあかな。テーマにちょっとゲタ履かされてる感じかな(笑)

ISBN:4150741638 メアリ・ヒギンズ クラーク(編) 文庫 早川書房 1989/04/30 ¥550

…しかし、今朝はヤな夢を見た。
そこだけはカンベンして〜(泣)、というトコ行きの辞令をもらって机に突っ伏す夢だ。
あうあうあう、「逆夢」でありますよーにー!!!
なんか去年も、春先はこんなこと言ってたなあ…(爆)
三巻目だ。やっぱりバカで、素晴らしい♪
ヒデヨシ可愛い〜。
疲れた心身には、バカのほうが癒されるから良いのさ♪

休みだけど朝からヤボ用でたたき起こされた土曜日…なので休息はほどほど(いや、来るのはわかってたんだけどね修理業者)。

ISBN:4757736827 文庫 井上堅一 エンターブレイン 2007/08/30 ¥588
宮仕えはたいへんだよ、という話。

いやウソです(半分だけ。半分はほんと)。
前読んだ話だけど読み返してもやはり面白い。主人公・水野も爽やか君だけど、上様(吉宗)も男前だ〜!(上様は♀、念のため)

自分のほうの宮仕え、明日が見えません。考えないようにしてマンガ読む私(それより机片付けろって)。やれやれ。
人事異動は4月1日。どーなるんでしょうねー。あぅあぅあぅあう…

ISBN:4592143019 コミック よしなが ふみ 白泉社 2005/09/29 ¥600
ここ数年のブギーでは一番良かったかも。
ブギーも活躍するし、メロー・イエローはカワイイ?し、意外な展開やどんでん返しを経て読後感はすっきりしんみり。

…しかし、霧間凪はどーなってるんだ。なんか彼女が血だらけになってる「エピローグ」が他の本にあったのに。それって何の話なのか、ちゃんと書いてくれるのか、心配です。

ISBN:4840241414 文庫 上遠野 浩平 メディアワークス 2008/01/10 ¥599
シリーズ物のお約束。外伝短編集…
というより一作目「少年と少女と白い花」は中篇。長編向きな人なのかなあ。
でも最後の短編はホロ視点というのが初めてで、しかもイイ感じでした。ツンデレの変形なのか?アレは(笑)

ISBN:4840241694 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス 2008/02/07 ¥578
だいぶSFぽくなってきた。
しかしさすがだハゾス。久々に会うけど、こんなにグインを安心させた男(笑)はここしばらくで初めてだろう。

それより著者の病気が気になるぞー。まあ、このあとがきを書いてからそれなりの日数はたつので、手術は無事にいったのではないかと思う(思いたい!)のだが、どうかグインを完結させるまで長生きして下さいよ〜(汗)
まだまだちーともラストが見えてこないんだもの。最終巻「豹頭王の花嫁」がどうなりそうかは少し見えたけど。

ISBN:4150309159 文庫 栗本 薫 早川書房 2008/02 ¥567

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