炎のミラージュ邂逅編新作。
暗いような明るいような「氷雪問答」と、なんだか可愛らしい?「傾奇恋情」と二編入り。
景虎とか直江とかがドロドロ暗い心のワナに落ちてる間に、やはりワナに落ちてる筈の晴家ひとりが爆笑また爆笑(本人は泥沼ってるつもりらしいのだが)…というのはなんなんだ(笑)
ひょーきん晴家、いい味だしてます〜

…しかし今日も、楽天リンクが貼れない。どーすりゃいいんだ。ああ。
引っ越しは考えてない(たくない)が、悲しすぎるぞ…
リンゼイ・デイヴィス著。シリーズ第十六弾。

またまたヘンな親戚が新登場。さまざまに意外な伯父様がン十年ぶりかに舞い戻り、捜査中のファルコを振り回す…。親父さんも相変わらず困りもの。
それに比べりゃ、義弟アエリアヌスの意外なプラス評価が嬉しいね。なんだかだ言ってもすっかり婿入り先(違)を納得させたね…

それはいいとして、だいありぃのーと!Amazonの代わりに、と言われた楽天検索さえもここ数日何かも変だぞ!こないだまで出せた本まで出せなくなってるぞ!
なんとかして〜(涙)
山形石雄著。武装司書シリーズ第8弾。

決して責めているのではないと強調しておきたいが…

どこ行くんだ作者さま…
なんでこんなにも終盤になってなおかつこんなにも先読めないんだ…!

毎回謎は引きずりながらも、一応キッチリ終わらせていたこのシリーズ、初めてちゃんと終わってないよう。
それともまさかこれでシリーズ自体が終わっていて、あとは過去ネタのエピローグで一冊とか、ムチャをやるのであろうか。いやさすがにそれは…しかし、何をやらかすか全く読めない人だからなあ。
アマゾンにレビューが1個も出ていないのも無理ないかもしれない。

とりあえず絵的には十代のマットアラストさん&少女ハミとか見られたのは、とてもヨカッタ。武装司書のトップたちの内面がかなり描かれたのも意外で新鮮だったかな。

でも、でも、でも、
ああああああああああ、続刊はいつ?

http://dash.shueisha.co.jp/-bakudan/
戦う司書と虚言者の宴
山形石雄著。武装司書シリーズ第七弾。

うったくもう。楽天ブックスにあるのに、ここまでどうやってもリンクが出ないとわー。なんとかアマゾン対応を直してほしいよう。

そして、あーわすれてるーわすれてるーと思いながら、ついつい先を読んでしまう、この、癖はあるけど佳作なシリーズを、どうして知り合いは誰も読んでくれないのか。くすん。
本当に、毎回毎回先の読めない展開と、時系列をイジるとか凝った構成と、ひねったキャラメイクの中にも泣かせるエピソード完備の個性爆裂作なのに。不思議だ…

http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E3%81%86%E5%8F%B8%E6%9B%B8%E3%81%A8%E8%99%9A%E8%A8%80%E8%80%85%E3%81%AE%E5%AE%B4-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-1-7-%E5%B1%B1%E5%BD%A2-%E7%9F%B3%E9%9B%84/dp/4086303728/ref=pd_sbs_b_2
須賀しのぶの新シリーズ二作目。
さすがに一作目よりは主人公が前向きというか「がんばるしか」と腹をくくってるぶん、読みやすく楽しめる。…いや、十分悲惨な設定ではあるんだけどね。今回は訓練と演習だったが次巻はいよいよ実戦なのか?(とにかくこのヒトも戦闘とか軍隊とか好きだよね。有川浩以前から…)
黄ばんだ「最後の国境線」をチョコチョコと読み返す(だって学生時代のだもん…)。なるほどー、あんなに改変されていたけど、エピソードの欠片がぽつりぽつりと、映画版では別の場面で使われてたりする。色々考えた末の改変なんだろうね、と少し感心。
一番大事な「ダヴィゼーニャ」とか残せなかったのはやはり残念だけど。
しかし、黄ばんでるのはまあいいとして、昔の文庫本ってどーしてこう字が小さいのかッ!

もはや若くない私の目には、結構厳しい…のが、何よりも、泣ける事実であった。くすん。
巻頭に長嶋有さん入れたトークがあるのが嬉しいな。
だらだら読む。話半分で読む。

ほんとは純文学はあまり読まないんだけどね(笑)
コレ読んでピンときたら読むかもしれない…
ギルバート・アデア著。1935年のイギリスの田舎、まさに古典の「嵐の山荘」パターンのミステリという。いや、それをひねったりリスペクトしたり…なのかな?まだ読みだしたところですが、登場人物の推理作家が「見たか、クリスティ!」と叫んでたりして可笑しい。

今日は月曜だけど休めなかった。いや、半日だけ出て昼にさっと帰る筈だったのが予想外の展開で帰れなくなって…困るよな〜ホントに。休めないと分かってたらそのように動くのに。「ほうれんそう」はドコ行っただ!
映画を再見したあと、ちょっと読み直したくなって図書館の絵本の棚から何冊か取ってきました、ビアトリクス・ポター本。
大ロマンですなピグリンの冒険と恋!

今週は職場でもバタバタと倒れる人が多くて忙しかった。いや、本人でなく家族が倒れてとかもありで…。うちの長男も少し倒れてたくらいだ。部活できたえてるはずなのに…
とにかくこのムシあつさはたまりません。建物の外はそこそこ涼しいのだが建物内でオシゴトとかなるとね…

明日はお休み。向かいの工事もお休みだといいのだが…はあ…
(追記・休んでなかった。ちぇ)
田中啓文著。笑酔亭梅寿謎解噺の第三弾♪

しかし、この画面にはウソがあります。実は竜二のトサカ頭と題字は、ピッカピカに輝く金色!しかし、PC画像では表示できないんですね、はっはっは。まあどうでもいいんですが…

さて第三弾は、ちょっとは謎がありまして副題に見合う中身に戻ってきました。とはいえ、襲名ネタが半分を占めるこの落語連作、“笑酔亭梅駆”こと竜二は、ますます幅を広げつつ成長中です。元暴走族のアバレモノにしちゃ人情にも篤いし。いまどき珍しいようなイイコですわなあ。

それにしても、第一話「動物園」に出てくる小学生の名前が、白鳥健太郎と木戸猛ってどうよ…アニメファンでない私ですらわかっちゃったぞオイ。これほどまでにそのまんまでいいのか。ちなみに他の話にはブラックジャック先生(もう少しひねってるけど)も出てきます。お楽しみに。
小学校高学年用の今年の課題図書。
息子用に借りたが、私もさらっと読んでしまった。課題図書には珍しくスポーツ小説だ(珍しいんだよ)。やはり流行りということか。
実は同好会程度には、私も卓球をやってたことがある。今はすたれ気味のペンホルダーだけど、物語中で説明されるツッツキとかドライブとかの基礎テクは身をもって理解してる(笑)
横回転サーブは私も持ってたゾ♪(まあその程度の変化球である)

最上級生、最後の大会はがんばるぞー!と気合の入ってた主人公は同学年のメンバーでなく下級生とペアを組まされて大ショック。ところがそれだけでなく大変なことが周囲でいろいろ持ち上がり…。卓球だけでなく主人公の成長を描く王道的展開。

絵も割とカワイイ系だし、「秋の大三角」の吉野万理子著、というあたりもびみょーに児童書っぽくないナニかがあるような?勝ちたい系の強気な主人公(六年)とひたすら地味でおとなしいが真面目で熱心な新パートナー(五年)の二人に萌えポイントを探そうと思えば探せそうな気もするし(笑)

児童書にしては読みやすすぎるような感もあったが(主人公とパートナーがふつうにイイ子すぎるのかも)、息子も一気読みしていたからこれで夏の宿題は一歩準備でけた。ヨカッタヨカッタ。
ケイロニアに帰ったグイン。99%の者に大歓迎されるわけだけど、やっぱりというかなんというか、シルヴィアは…困ったヒトです。

表紙の美少年はハゾスのムスコとかなのかな?
面白くなりようもないが必要な一段階を記す、つなぎめいた一冊。
手元に新作がネタ切れたので、少し前に古本屋でみかけて買い込んだこのシリーズを再読する。
うーん面白いよ。神坂一の常識的な部分、というとヘンだが、安直な勧善懲悪ですまさず、何でも相対化してとらえようとする公平公正な部分が、のーてんきな主人公像とあいまって非常にいい風に出ていると思う。

しかし画像を探してみて驚いた。好きな話なのに絶版とは…と思ってたら、「楽天ダウンロード」に発見できた。まさかデジタルで売られていたとは(^^;)
続刊熱烈希望中の高瀬彼方著「カラミティナイト」シリーズについて、復刊(改訂版の)や続刊?の情報が作者サイトで出てた。

http://home.c08.itscom.net/t-kanata/index.html

で、ひぇー!忍って最初の最初の構想ではオンナノコだったんですか。びっくりした。それでなかなか三角関係にならないのか…そのくせ二巻以降では、美由紀をからめた女の子だけ?の三角関係ができかけているってのは何故だ。

そして幻冬舎から幻狼ファンタジアノベルズってのが夏に出るらしい。たぶん中公ファンタジアみたいな路線かなと思うんだけど。ここで高瀬氏の旧作「天魔の羅刹兵」改訂復刊を出すらしいのに加えて、なんと高瀬美恵さんの新作予定もあり(新作だよねたぶん?)。
うわーダブル高瀬!嬉しいな。美恵さんのほうはアンジェリーク小説とかばかり出るようになってから読んでなかったが(だってアンジェ、未プレイだもん)、一時片端から読んでたお気に入り。
こりゃあ、期待のレーベルですな♪

http://www.gentosha-comics.net/genrou/
須賀しのぶ著。

並々ならぬ知性と野心を秘めた美少女ゾフィーは、自分は「オーストリア帝国」と結婚するのだ、と思い定めて、バイエルンからオーストリア第二皇子カール大公のもとへと嫁ぐが…

フランツ・ヨーゼフ一世の母、ゾフィー皇太后をヒロインに、どろどろの政争と怒涛の純愛を描いた歴史&恋愛絵巻。
うーんやっぱりコバルトでは抜きんでてオトナだよねこの著者。
「喪の女王」バンディーカ様あたりを思い起こさせる、強い女性の恋模様で、一気に読まされた。相手がヘタレなぶんさらに女性が輝くという寸法だが、相手役も、ナポレオンとオーストリア出身の皇后マリー・ルイーズとの遺児な病弱美少年(六歳年下)なんていうところが、目の付けどころが実にシャープですな。
うわぁ、と思いますがソコソコ史実にのっとってるようです。事実は小説より派手な場合も…?

少女マンガチックな表紙に騙されちゃいけません。須賀さんですからねー、やっぱり骨太の大ロマンですよ(笑)
あとがきにベタ甘、と書いてますが激甘。
まあ、本編同様会話のテンポがいいので笑いながら読めます。
本編のラブコメ部分がキライだった、なんていう人以外は問題ナシの筈。しかし、二巻目も予定されてるのか…はは…

そして、ネットレンタル無料期間終了一日前に、無事返却も済ませることができ、予定通り退会しました。はは、八枚借り逃げ〜(笑)
でも「ぽすれん」は割とクラシック映画もおいてるみたいだから、ほとぼりがさめたら、ピンポイントでお金ちゃんと払ってまた借りるかも。便利は便利ですネットレンタル!

中庭の出来事

2008年6月1日 読書
恩田陸。人気のある人だが実はあまり読んでない。ガラスの仮面みたいで面白いときいた舞台モノ「チョコレートコスモス」がなるほど面白かったので、これも演劇ぽそうなので手にとった。

…かなり凝ってそうだ…同じ場面を何度も別バージョンでやったりして。
どう持って行くんだろう。ここ二、三日少しずつ読み進んでるが、いまだにまだ3分の一…
初の短編集。しかし相変わらずノリが良い。
ワンパタ化し始めてる気もするが、それでも楽しい。
バカは癒しである…疲れてる時は特に。
ドアーズ二巻目。

おっと、二巻で終わってしまったぜ。なんといさぎよい(^^;)

一巻目のアノ触手と妹をどう超える、と少し心配だったが、意外な視点から話の流れをまわり道させたり、ちゃんと予想をはずしてくれるので合格。そしてシュリンの修行話はすごかったなー。ナニを修行したかはヒミツ。しかしとってもウケました私(笑)
とりあえずよかったよかった。処女作スレイヤーズ!シリーズが新装版になったりしてる今日この頃ですが、また、こうしたブッ飛んだ話を書いて下さいませね作者さま。
うーん、どこへ行くクーンツ!
なんか最後までコメディ調の異色作でしたね。
いや、やってることはいつもとあまり変わらないのだが、なんて明るい。大概彼の主人公たちはもっとトラウマくりんぐなんだが…いや、悩みがないとかでは決してないんだけどねえ。

ホラーだけどロマコメ?ヒロイン強すぎますから(笑)
まあそれでも、わくわく一気に読みましたので文句はない。

さあ、やーーーっと明日は休みだぞぅ。

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