「図書館戦争」のラブコメ特化スピンオフ第二弾。

…まあ、第二弾で終わってくれるんで正解とは思うけど、テンポがいいのでつい一気に読んでしまった。読み始めたのは夜の11時半だったから…
最後の柴崎の話が最後まで続くとは思わなんだから…

23日は出勤なのに。ああ、間違った…(泣)

しかし何というか、ワーキングヒロインになるにはガンガン外に打って出ないとだめなんだよねえ。真面目なだけではダメ。…って自分に釘差されてるみたいでそこは辛い。私はいいトシして基本的にヘタレだから。もちろん本書に登場する誰かさんみたいに他人を責めたり傷つけたりしたいなんて志向は全くないけれど(全く同情の余地もない悪役である)、なんだか我が身を振り返ってわびしい思いも残る。やれやれ…

下巻読了。
上巻の表紙見ながら誰かなーと考えていたが(http://13374.diarynote.jp/200809152232371621/参照)、下巻がどう見てもサーセイくさいことからすると、上巻の白っぽい装束の騎士はやはりジェイミー(ジェイム)か。

長い長い長かった…
でも全然終わってないというか…むしろ各方面新たに危機が深まってるというか…
きっと次の五巻目が出ても、まだ終わってないんだろうな(爆)

しかし、読めば読むほど手放せなくなる。
サーセイの愚かしさはエスカレートし、そりゃもうアンタ破滅するの当然でしょ、というのはまあいいとして、不遇で誠実なタースの乙女はどーなるんだ!とか、侮りの視線を浴びながらも「自分なりの誠実さ」を立て直したいジェイミーの努力は報われるのか?とか。今回ろくに出てこないティリオンはどこ?とか。

あまりにもキャラが多いため、「訳者が変わって、山ほど固有名詞まで変わっていた」という別次元の不幸については、今回そんなには気にする余裕ありませんでした…これだれだっけ、と思いだすのがせいいっぱいで(^^;)
でも、もちろん固有名詞なんか変えないでくれるほうが良かったと私も思う(そのほうがさくさく思い出せたかも)。
四巻目に入ってから変えるかー、て誰でも思うよね。まったく、どうなってんだか。

詳細はこんなところで↓
http://www26.atwiki.jp/meiyakunomoribito/
シリーズ…第何弾かはもはや忘れた。茅田砂湖著。

獅子は兎を獲るにも全力をつくすというが、そしてそれは褒められるべきことなのだろうが、ずーーーーっと、“全力で兎を獲る獅子の姿”を読まされると…

なんちゅーか、「何とかならんのか?」という気になります(^^;)
だいたいこのメンツ顔良すぎるのばっかりで面白くないよー。
とかいいつつ惰性で読んでしまったけどねぇ。図書館でタダで読めるからだねぇ。
海賊&女王夫婦だけは、まだある意味可愛げがあるのだが…(奥さんが大美人とはいえ規格外特大サイズなのが救いなのかも)
以前一部を立ち読みしたコレが図書館にあったので、まとめ借りして一気に読む。全8巻。

いつもの紫堂恭子節、というか。青年たちの友情と、味のあるオジサンと(可愛い絵柄の割にはオジサン描くの好きな作家さんのようだ。デビュー作「辺境警備」の主役からしてオジサンだったもんなぁ…)。
ラストがちょっと駆け足に思えたが一応楽しめた。アジンがお気に入り♪
出てきた時には腹黒商人のアホ息子かと思えるのだが、どーしてどーして締めるところは締めるしイイ奴だ。偉そ口調も可愛いよ。パタリロとか、こーゆー可笑しくて偉そ口調のキャラって好きなんだ。
ジョージ・R.R.マーティン著。ついに!シリーズ四作目。

三作目のラストで、盤石と思われたラニスター家の土台が激震。
それを受けて、必死になるクイーン・サーセイが、愚かななりに、卑怯ななりに、それでも何となく生きたキャラらしいパワーを見せていて意外でした。ほんと、イヤな女なんですけどねえ。弟ティリオンへの扱いと言ったらとんでもないもんだし。ただ、彼女なりに女ならではの一定の不遇に揉まれてはきたんだなというのはわかる…

タースの乙女のサンサ探し、アリアの流浪や北で異形と戦うジョン・スノウやサムなど、これまで通りに各方面で並行して進行するドラマの続きもぼちぼちみせてくれつつ、鉄諸島、ドーンなど、新しく光があたって個性的なお国ぶりや信仰が見えてきた地方もあり。広がるいっぽうの物語ですが、うーんティリオンはどこ行ったんだろうなあ(実はまだ上巻の三分の一しか読んでいない。だが相変わらず濃いです展開も描写も…)。
幸村誠著。

五巻目、珍しくアシェラッドおぢさん不調気味。主人公ら若い層少し目立ってきた(王子様そんな特技があったとわ!)。
しかし…しかし…モノ食べてる途中に読んだのは失敗だったよぅ(涙)←それで☆減少。
ゴーモン場面がありますのでご注意を…
はぁぁ、やっと出ました。ハードカバーで読んだ二冊が文庫で再刊されて、それから文庫版で出た三冊目(なぜ写真出ないのかなあ?Amazon.jpには写真あるのに…)。

さすがに細部を忘れていて、二巻も借りてぱらぱら再読しつつ、三巻に取りかかった。しかし…そう来るか!(涙)
三巻は主として、委員長の「他人と違う」"シフト"の話…時間軸、だまされました。うまいねやはり、うえお久光。それに結構熱いよねこのシリーズ。うじうじしていた委員長も、終盤では少しふっきれたみたい。
不幸な運命を押し付けられがちなヒーロー(アンチヒーロー?)、がんばれ~。次の巻では仮想ライバル?な鷹生側の話が読めるといいなと思うんだけど…
昨日の夜読んでたら二時になっちゃって、もう後半に入ってたけど涙のんで寝ました(^^;)読了は今日。

…眠い…
まあ、昨日今日と働いたから明日はヤスミだ!昼寝するだ!
上遠野浩平著、久々のブギーポップ♪(ブギーはまだ出ないが)

今回は凪とその周辺のみなさんメインみたいです。
「ビートのディシプリン」のラストでえらく切迫な予告編があったのだけど、合成人間でもないのにメチャ強い凪さんが、どうなるとあんなピンチにと思ったが。一冊では終わらなさげ。
楽しみ楽しみ〜

ラブコメ今昔

2008年9月7日 読書
有川浩著、自衛隊系ラブコメ集。

テンポは相変わらずとてもいいけど、ある意味かなり古いノリでもあるな。不思議な立ち位置の作家さんだ…
田中芳樹著。

シリーズだし一応読んでみたけど、うーん…
うーん度が上がってるなあ…

「マンガしか読まない」外務大臣が出てきたけど、島本和彦先生の凝った料理のしかたにくらべると天と地の…だし。
スティーヴ・ホッケンスミス著。

世紀の変わり目のアメリカ西部。
雑誌で出会ったホームズ物語に天啓を受け、みずからも“ホームズ流”の推理技術を磨かんとする文盲のカウボーイ“オールド・レッド”!そしてワトスン役は、弟の“ビッグ・レッド”。
天災で他の家族を全て失った、天涯孤独のふたりだが、ふたりとも「赤毛連盟」ばりのみごとな赤毛なんだそうだ☆

ウェスタン・ミステリであるにもかかわらず、悠揚迫らざる堂々たる探偵ぶりの兄と、兄たちの頑張りで一家で唯一多少の教育を受ける機会に恵まれた弟(ホームズ物語が載ってる雑誌も彼が兄に読んであげてるのだ!)との、ユーモラスで味わい深い絆がよろしい。まだ半分読んだきりだけど、最近じゃ出色の新シリーズな予感♪
栗本薫著グイン・サーガ最新刊。

うーん…
シルヴィアさんも困ったもんだが、ハゾスやグインも少々困った…という風に視点が少しまた動いてきた。優等生にも、優等生だからこその苦手はある。
それにしてもグイン、実はパリス(シルヴィアの従者)よりもまだ男女間の機微については精神年齢低かったのではないかと思えてきた。パリス、漢だよ結構…
喬林知のまるマシリーズ本篇最新刊(出てちょっとたつが…)。
もう惰性で読んでいるが、どんどん広がってくばかりの話に、一応ひと区切りついたようでホッとした。ヨザックの件とか、残る課題はあるにしろ…

しかし楽天リンク…
うーんむちゃくちゃ出にくかった。最近では、楽天ブックスにあるのを確認してからアレコレ試してリンクを見つけ出すのだが、書名でも著者でもヨミでもシリーズ名でもダメで、キーワードにすぎない「聖砂国編」で引いてやっとこ引っかかるってのは何なんだ。

だいありぃのーと新バージョン、うたわれている「写真関連機能の強化」の中に、商品写真リンクも含まれていることを切に願います。
いや、強化しなくても前のアマゾンリンクを再現してくれたらそれで十分なんですけど…ふぅ。
安孫子武丸著。

「愛される警察」を目指し、お偉方たちが(場当たり的に)考えた起死回生の一策。
それは、いまや幅広い世代に大人気となった特撮戦隊モノ(勿論、昨今の戦隊モノはイケメン俳優大量投入だからである)にあやかって、『警視庁戦隊』風広報班を結成することであった!

かくして、警視庁きっての美男美女警官五人+ナイスミドルな『ボス』が選出された。それぞれタイプを違えてるのがポイント(モデル風スレンダーとロリ顔巨乳ちゃん、ワイルド&マッチョにハーフ美少年、メガネ男子も外せない!)。
が、天はそう簡単に二物を与えない。どのメンバーも見場の良さとはうらはらに、人には言えない趣味やら傍迷惑な性癖やらを秘めた困ったちゃんばかりだった…(笑)

ひじょーにお気楽に、笑いながら一気に読めるユーモア小説。いかにも今風の無責任なノリが疲れてる時にはピッタリです。
頑張ってるんだけど、彼らを陥れようとする敵サンがあまりにチンケな小物なのが、納得なような、淋しいような?

…続編出ないかなあ。←結構気に入ったらしい。たぶんメガネ君が(笑)
表紙からしてドラゴン(笑)

9・10巻続けて読む。いやー、今回もいろいろと…
「燃えよドラゴン」を見た人のほうが楽しめるかもしれないけど、見てない私でもかなりウケました、最強漫画家トーナメント篇(笑)
珍しく三話も使った連続モノになっている。いやー島本和彦さん、いつもホントにとんでもない発想できますなあ♪
山崎マキコの新作を読み始める。

ふとしたはずみから?盆栽師を目指す赤貧・繭子の前にあらわれて(だっていまだに徒弟制度な世界だし、実家からは勘当されてるし…)、彼女を磨きたて愛人にしようとする謎のお金持ち高野さん(30代そこそこイイ男)。
意外なくらい、磨かれるとキレイになっちゃった自分に驚きつつ(そしてやはりオンナノコだから、キレイになっちゃうこと自体には快感はある)、思いがけない流れにうろたえたり悩んだり。
強引なアプローチに、こちらは同じほどの気持ちを返せないのに、という素朴な困惑と、それでも反射的に「八方美人」せずにおれない自分を皮肉な眼で見る苦い自意識と。うーん、こういうコのが私の気持ちには近いなあ、ビンボ臭さも含めて(笑)

山崎さんらしい「育ちによって踏みつぶされた自分の確立を模索する娘」というテーマも入れつつ軽いテンポで進みます。
そして繭子に盆栽師の道を示し、「本音で対することができる唯一の人物」、松本センパイは…?
ふつーに落ち着くところに落ち着きそうな気もするけど、やっぱ、山崎さんは好きだな結構。
長嶋有の「青春小説」。
珍しくラノベ的にカワイイ絵の装丁だったりもして。
面白いです。

タイトル聞いた時からすごく、「自分になじむタイトルだ〜」と思っていましたが、読んでもそう。
のんびり文化系クラブのタラタラした日々(「図書部」である。「文芸部」とは違う、むしろ文芸部とは対立している)、そしてヒロイン(高校生)の、日々のつぶやきが、めちゃくちゃなじみ深いというか実感湧くというか、「泣かない女はいない」の時も思ったけどなんでこの作家の描く女性主人公は、こんなに親近感わくのかなー!(あんまり女くさくもオトナくさくもない所がいいんだね多分)

自然で軽い文章で、さらりと読めるのだが、さりげなくスミズミまで考え抜かれた気配が満ちていて、長嶋さん独特の読み応えありありです。
はぁー。やっぱり買ってしまった。
幸村誠の骨太ヴァイキングマンガ。古本屋のワゴンに最初の二冊綺麗なのがあったから。

…あと四冊集まるのはいつ?

序盤のメンツの中じゃアシェラッド贔屓な私ですが、二巻まで読んでも、まだ序盤のプロローグらしい。どう転んでいくのかな三巻から?
神坂一著。
何故かタイトルが改まったが、スレイヤーズすぺしゃるの31冊目と思ってよろしい。前巻はナゼか肌に合わなかったが、今回はふつーに面白い。ものすごく、とまではいかないが…。
敵の攻撃はいつもにもましてちまちまセコイが、食べ物がからむと面白いんだよねこのシリーズはたいてい。その点、煮こごりが食べたくなる一作かなコレは?

善良な男

2008年7月31日 読書
ディーン・クーンツ、ひさびさハヤカワ文庫での邦訳。

偶然殺し屋と依頼人のランデブー地点に居合わせて、殺人計画を知ってしまった男。殺される予定の女性に警告しに行くが、てきめんに巻き込まれて逃亡の旅へ。
唐突な出会いながら、オフビートな笑いをさそう会話で互いを探りつつ、ヒーローとヒロインの心は近づいて。
殺し屋もナルで変な奴だが、おとなしげなのにサクっとアクションをこなすヒーローや皮肉屋のヒロインにもなにやら過去がありそうで…

まだ100ページいってない(つまり二割もいってない)。しかし、コミカルな会話は「チックタック」を思わせつつ、コレはさらにバランスよくイイ線いきそうな滑り出しで期待〜♪

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