古今東西の珠玉の名画を通して、多様な住まいと住まい方に触れる本。映画の中の素敵なインテリアやかっこいい住まい方などを、場面や状況の詳しい解説とともに紹介

DCPさま、素晴らしい本のご紹介ありがとうございました！

面白いです。
日本の住環境も、すっかり洋風になったように見えて、やっぱり抜きがたい違いがあるのは、あまりに当然のことですが、欧米と日本では伝統や生活習慣の細部がやっぱり大きく違うからなのだ。
玄関と鍵の構造から、扉の向きから、家具の集め方から、なにかと納得のいくオハナシばかりで、まだ半分ほどしか読んでませんがひじょーに楽しいです。

あまつさえ私も「私専用の素敵椅子が欲しい〜！」という気にさせられてしまいました。

ただ…よく考えると、専用の椅子、だと、あいにくとPCを触るのには向いていません。
今のところ、何かというととりあえずPCの前へ行っちゃう私は、PCの前のヘボ椅子(事務所の椅子みたいなえーかげんな奴です当然)が一番くつろげているような。

TVの前のソファも最近買ったので気に入ってはいるのですが、私はかなり目が悪いしで、良い映画だと、ついつい乗り出して画面を見てしまい、ゆったりもたれて見るというのが意外とできずにいます(したいのですが)。読書というのが一番my椅子には合う娯楽ぽいですが、本当にのめりこむほど面白い小説だと、気がつくと私は身を硬くして流し台の下扉に背を押し付けて床に三角座りでページを繰っていたりします。
デスノのLなみに、座る姿勢悪いです。ネットサーフ中も、たまに先に言った事務所椅子の上でL座りしてる時がありますし(頭の中身は別問題として)。

…やはり、インテリアは、住む人を如実に反映してしまうのですね。
「素敵な家」には縁遠い人間かもしれません…私。
くすん…

ISBN:4643970723 単行本 渡辺 武信 読売新聞社 1997/10 ￥1，785

今頃ですが読み始めてみた。

原作が鉄腕アトム。
それを料理しまくって、謎の犯人(犯ロボ？)に狙われるいろんな有名高性能ロボットの話がオムニバスみたいに進行中。今のところヨーロッパ舞台、ロボット刑事が主役なのでちょっと「Monster」風かな。ノース2号は泣けます。

ブラック・ジャックも実在する世界なのかも。それになんか「羊たちの沈黙」みたいな場面(笑)も。色々遊びもあるようで先行きますます楽しみ♪まるきり浦沢風にお色直しデザインなアトム君が出た所で1巻は終わってしまった…

私は勿論子どもの頃に「地上最大のロボット」を読んだ筈なのだが、細部はきれいに忘れてるなあ。めちゃくちゃ強いロボットとの対決ということでは、青騎士の方が印象は強いような。青騎士は変身するんだよね。少年バージョン美女バージョン…読み直したほうがいいかなあ、どうかなあ。これも迷います(笑)

ISBN:4091874312 コミック 浦沢 直樹 小学館 2004/09/30 ￥550

美術館で遭遇した、数百年前に描かれたルーファの絵(！)を、コレはオレに贈られたものだからオレのだ！と、リィ。
さる事情があり間違ってはいないがワガママだなあ相変わらず。
名画盗難事件に際して警察が無能すぎるのもどうかと思う(素人だって模写した人探すのくらい思いつくし、プロならなおさらだ)。

お父さん(ヴァレンタイン卿)が結構活躍？しているのだけは嬉しいです。活躍というより拉致られまくりなんですが、しかし、それなりに色々と事件解決には役立ってるし(笑)
がんばれお父さん！

ISBN:4125010013 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2007/11 ￥945

そして年越し準備。
ヘアカットは行った。おせちは品数減らして店買いを増やしたからまあなんとか…

筑前煮の煮上がりを確認しようと夜更かししながら、実はクリスマスムードたっぷりの本サイトトップ絵をなんとかしようといじってたらAM4:00。
いかんいかん…

二巻目で思ったよりスケールが大きくなってきたけど、…なんかびみょーに幼いというか物足りないというか。
どーんと引きを作りつつの最初の三部作終結だけど、続きはどうしようかな。もう読まなくてもいいか。うーん？

ISBN:4044257035 文庫 鷹見 一幸 角川書店 2001/08 ￥600

「任侠学園」。

…なんと。
「とせい」の苦労人代貸・日村と、おやっさんたちが帰ってきた！
今度は学校経営だ。うーむ…
カタギより礼を重んじ恥を知る、正義のレアやくざは教育問題に風穴を開けるか！

ISBN:4408535109 単行本 今野 敏 実業之日本社 2007/09/19 ￥1，785

バカは止まらない(←ホメてる)。
一巻のテンションを保って、いや、ますます元気ですばらしい。
さあ三巻目を探せ！

ISBN:4757735057 文庫 井上堅一 エンターブレイン 2007/04/28 ￥609

6巻まで読了し、ちょっと悩んだけど結局近くのブックオフで7巻〜12巻を買ってしまった。

こらえ性がない私…
これが大人か？

しかし。
大人買い、できてしまうのが大人だ！
気にせず読むことに。

さらに夕刻、銀行に行った際、昨日六冊買った本屋の古本ワゴンを覗くと、なんと！
かなり美品の、海の風雲児FOXシリーズ(三崎書房、絶版)が9冊揃いで乗っかっていた。実は私の所蔵分は、そーとー茶色くなってる上、しばらく前から9巻目が行方不明！9巻目だけ買うか。あるいはいっそ大人買いで、まるっぽ買い換えるか！
数ある帆船小説ヒーローの中でも、FOXは三本の指に入る程のお気に入りである(残りはホーンブロワーとオーブリー。次点はラミジとオークショット)。
一度家へ帰って茶色さ加減を確認し(五巻目以降は思ったほど茶色くなかった…)、後刻もう一度買い物がてらその本屋へ戻る。最初の数冊だけ買おうか？と悩んでいると、ワゴンの逆の端に、今度はまたまた！
結構美品なドリンクウォーター四巻組(絶版)発見！！！

FOXは9巻と変色の一番酷い1巻だけ買って(悪い客だ…、スマン、FOX！)、あとコレクションとしてドリンクウォーター、あわせて六冊だけ買って帰った(ケチ。でも昨日から色々買ってるし)。一冊僅か200円。すばらしい。
この天○堺書店のワゴンは、時々、帆船な出物があるのだ。デランシーセットや「ホレーショ・ホーンブロワーの生涯とその時代」もここ数年でここでゲットした。なぜだろ？

いつまでと？店員にきくと、このワゴンは、今日一日で終了総入替だとのこと。
ああ、一期一会…♪

ちなみに今日は、ついにスカパーのアンテナも買ってしまった。工事は週末。
大人だな〜(逝)

ISBN:4088741315 コミック 小畑 健 集英社 2006/07/04 ￥410

ふと魔が差して、ちょっと安かったから古本屋で六巻までのカタマリを買ってしまった。二巻までだけ、以前どこぞで読んだのだが、軽く気になってて…
ばりばりの頭脳戦心理戦でたいそうおもしろいです。今更だが。

…ただ、全巻揃ってるときまで待つべきだったかなあ。

ISBN:4088736214 コミック 小畑 健 集英社 2004/04/02 ￥410

久々のローマ。ヨメの実家ほとんど動因して捜査開始？
相変わらずの語り口が楽しい(まだ半分足らず…)。

ISBN:4334761836 文庫 リンゼイ・デイヴィス 光文社 2007/11/08 ￥760

ようやくタイス篇終了。
しかしマリウス君…ほんと、こーゆーキャラになるとはね。
かつてあんなにイヤがっていたのに、カラダもはって血も涙もない男マタハリ＝間諜そのものじゃないか(苦笑)

ISBN:415030906X 文庫 栗本 薫 早川書房 2007/11 ￥567

「総員ペンを執れ！」　テストで召喚戦争!?　恋ありバカあり破壊度満点の新・学園コメディ！
「こんな教室は嫌じゃああっ!!」　アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
　明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、クラス代表の雄二をたきつけて戦争を始める。それは、学園が開発した試験召喚獣を使い上位組の教室を奪うという危険な賭けだった!?

タイトルどおりの、徹頭徹尾、おみごとなバカ話です。
何も考えずに笑いたい時にはオススメ。電車で読むには向かないかも…

ISBN:4757733291 文庫 井上堅二 エンターブレイン 2007/01/29 ￥609

実家から直接職場へ。疲れた(爆)

コンタクトの調子が悪いので、面白い(というよりムチャクチャ先が読めない展開)本もなかなか進まなくて哀しいです。

ISBN:4044267081 文庫 長谷 敏司 角川書店 2007/11/01 ￥660

(追記)翌日読了。いやー濃かった。面白かったです！
4・5巻を受けての一旦中団円というか。この巻はかなり序盤に「こりゃソク死ぬんじゃ」というくらいのダメージを受けた癖によくまあこんな風に引っ張ってこれまでのどの巻より強敵連発で、しかも主人公だけでなくテロリストとかいろんなヒトの心情にまで踏み込んで、いつものメイゼルの嗜虐的ギャグ？も冴え、とにかく各方面満腹できました☆
七巻以降の仁はいったいどーなるのかわからないけど、それなのにあのラストシーンですか…(笑)
まあ、今後とも寒川さんにもがんばってほしいし？私はいいけど(^^;)

明日は(今夜から)ちょっとだけ実家に出かける。持ってくのはコレ。やっと届いた…
でも土曜が出勤だからとんぼ帰り…(;-;)

(追記)図書館で借りた本だったが、読み始めてみるとそーぜつなまでに切り取りされまくり。
細部がなんだかわからないままに、我慢できずに読了してしまったが(とはいえラストページまで切り取られていた…)、ヤな気分…。
タダで貸してるのに、切るなんて恩を仇で返す行為だ。
いや、恩じゃないのだけど(税金だから)、他の納税者に仇なす行為。
ヒトって種に絶望するよ(でも、ちょくちょくあるんだよねマッタク…)。
郁ちゃんのような武闘派司書に現行犯逮捕して欲しいです。(-"-;)

ISBN:4829119373 文庫 榊 一郎 富士見書房 2007/06 ￥609

第二弾。

ローマの休日インド陰謀篇。
地雷も少なく楽しめてホロリと。
シャーロットも意外と悪知恵働かすのうまいんだね。
しかし、ここで終わって第二部はいつ出るんだー！
いろいろ楽しみだったり心配だったり。

ISBN:4757729111 文庫 高殿円 エンターブレイン 2006/09/30 ￥714

前からちょっと気になってた「カーリー」を読む。

時は第二次世界大戦前夜、ところはインドの藩王国の英国人居留地にある、寄宿制女学校。
謎めいた美しいルームメイトは、初恋？の少年になんだか似ていて…
風雲急を告げる時代、イギリスからきた引っ込み思案の少女の上に「運命の恋」は舞い降りる。

いやー、なかなか(*^^*)
時々、高殿さんらしい地雷が顔を出しそうになるのですが(メイドさんとか、盛りだくさんすぎないか？と不安になるスパイねたとか、関西弁とか)、よく踏みとどまって、あとがきで本人の言う王道胸キュン路線を立派に驀進しています。

ただ、あとがきでヴィクトリアンラブストーリーって書いちゃだめっしょ。
本文中では女王様じゃなくて王様だとちゃんと分かってるのに、なんでここだけ？(笑)

ISBN:4757726619 文庫 高殿円 エンターブレイン 2006/03/30 ￥630

読むものがない〜と、図書館の棚から、とりあえずばばっと拾ってきた一冊。
三浦しをんだから多分…ヒストリカルロマンスも嫌いではないから(そんなに読まないが)多分…、と。

ヒストリカルロマンスを訳してる最中の若い女性翻訳家の恋模様で、小説中の騎士と若い女領主の恋愛と現実の恋愛とが混線する話ときいて期待したのですが、思ったほど序盤のノリはよくなかったなぁ。
二章目に入ったけど、他の本の後回しになってしまいそうです(苦笑)

「風が強く吹いている」はスバラシカッタんですが。
三浦しをんなら、腐女子エッセイ拾ってきたほうが安全パイだったかも？

(追記)一応読了。
動揺のあまりヒロインが捏造したコロンバイン・ロマンスのほうがほろりとしました(芸細かいねコロンバインて。ハーレクインの恋人だよねコロンバイン)。
ヒロインのほうの恋愛模様はなんかピンとこないまま終了。一勝一敗か(爆)

ISBN:4043736010 文庫 三浦 しをん 角川書店 2003/11 ￥620

前作「大征服」で、剣と魔法のバーチャル・テーマ・パーク「バーバリアン・エイジ」へ潜入捜査し、捜査なんか忘れてるとしか思えんイキオイで「一国一城の主」へとのしあがったケイとユリ。
事件をほっぽらかしたまま、一冊終わってしまったのは大笑いしたが、ようやくその続編が。

捜査の対象、謎のハッカーがシステムに改造をかけてきて、フツーに剣と魔法の世界だったテーマ・パークは、ポケモンもどきのモンスター・バトルが幅をきかす世界へと書き換えられる。

うーん…
今風だが、個人的には前のテーマパークの方がいいなあ。まあ、ストーリー的にはよくわかるけど。
生身のからだとからだのぶつかりあい、直接戦闘のほうがいい、とちょっと不満げな“戦士”ケイに思わず賛同(^^;)

まあ、このシリーズは思いっきり軽めにのーてんきなぶつかりあいだけどね。

あと印象に残ったのは、珍しくユリがよく働いていたこと。
そして、串焼き屋のオヤジの名前がカバブって…
わざとか？

ISBN:4152088702 単行本（ソフトカバー） 高千穂　遥 早川書房 2007/10/24 ￥1，260