聖なる暗号

2007年6月5日 読書
エリザベス朝時代に暗号で書かれた謎の手記。
主人公は、その解読を頼まれたとたんに、妙な連中に付けまわされるようになる。こりゃラチられるの時間の問題ね。
いかにも「ダ・ヴィンチ・コード」ブームにあやかって紹介されましたっぽいサスペンス小説です。

しかし、コレ予約したのは、手記を書いた人物は帆船に乗って新大陸へ向かったという話を聞いたから。てなわけで、帆船小説的要素が混じるらしいのが楽しみです。まだ序盤だけど…

ISBN:4150411115 文庫 ビル・ネイピア 早川書房 2006/03 ¥861

(追記)最終的には、期待したほどではなかった。現代の主人公より過去の手記の主人公のほうが気になるんじゃアレだよね。そして、最終的に、二人とも着地点がちょっと、う゛ーん…というカンジでしたし(爆)

ハズバンド

2007年6月3日 読書
読了。

いやーほんとになー、こんな「育児理論」を実践なんかすると、壊れるって当然…コドモが。

よく壊れなかったものですよ主人公。
最後までいい感じでハラハラ。夫婦愛サスペンス・アクションでした(*^^*)

ISBN:4150411409 文庫 ディーン・クーンツ 早川書房 2007/04 ¥882

ハズバンド

2007年5月30日 読書
わーお☆ひさびさのクーンツ新訳。
カリフォルニアの明るすぎる陽光のもと、愛妻誘拐の報に凍りつく主人公ミッチ…
つかみはOK!てなオープニングです。
ふふふふ、今度も期待できそうだ。

ISBN:4150411409 文庫 ディーン・クーンツ 早川書房 2007/04 ¥882
遅番のオシゴトの終わりがけ、昼には雨の中会議で出歩いたりしてくたびれてるのに、さあ閉館準備ってとこで火災警報が。

複合施設でして、こっちは3階だが鳴ってる大元は1階。しかも「火事です!」といったかと思うと「間違いでした」それからまた「火事です!」そして「間違いでした」それから以下略。
くそー絶対誤作動だが3階では簡単に止められないんだよ。

下の階の他施設の事務所に降りて聞きに行こうとしたら、エレベータまで止まってるし、階段では非常灯がペカペカ眩しい。
1階でも、止めるのに難渋したらしくて静かになるまてしばらくかかった。おかげで、今日は雨でお客も少ないからサクっと閉めていつもより早く帰れると思っていたのに、逆に予想より20分ばかり遅くなったよ。ちぇ。

疲れた心(とカラダ)には軽い読み物のほうがいい。
てんで、久々にハルヒの続き「涼宮ハルヒの動揺」を読み始める。
キョンの語りに癒しを求めてもいいじゃん。明日もシゴトだしさ…

ISBN:404429206X 文庫 谷川 流 角川書店 2005/03/31 ¥540
あいかわらず話が終わらないまま最終回になるなあ桑田乃梨子…
いや、別に構わないんだけど、それでも楽しいから。
コレは猫に変身しちゃう男の子のお話ですが、併録のスターライトプリンセスに変身しちゃう女の子の話のほう、悪役?が、なんかエドワード・エルリックにクリソツだったのはなんでかなー(笑)
タイトルそのまま、ほんとにひつじたちが、探偵するらしい。
すっとぼけた語り口調も楽しげな、ユーモア・ミステリである。

ので、とにかく、ひつじたちの個性が楽しい。
事件そのものより、ひつじたちの個性を楽しむべき本かな?
捜査に熱中するひつじたちにギョギョギョとなるニンゲンたちを楽しむとか…(これは笑えます実に。)
事件自体は、なんだか「動機」がよくわからんままだったような気もするのだが、はて…
意外と長い話なので、何日もかけて読みすぎてヒントを忘れてしまったのかなワタシ(爆)

ISBN:4152087897 単行本 レオニー・スヴァン 早川書房 2007/01 ¥1,785
命をかけて、ぬいぐるみが君を守る!糸ほつれ、綿もはみで、布やぶれ、体もげてさえ―綿いっぱいの愛と勇気を!ぬいぐるみのヒーロー、縫製人間ヌイグルマーが、プライドと友情をかけて今、巨大な敵に立ち向かう!大槻ケンヂが描く、かわいくって残酷な長編アクションファンタジー。

可愛いようでさりげにスプラッタな表紙絵が全てを語る!
アップテンポな語り、スピード出しすぎ感は意図的な感じ。
ベタとスプラッタとフリークスとオタクな笑いがてんこもりだし…
しかもミュージカルっぽいところすらあるし…(まあ本業はミュージシャンだし。小説もエッセイもかなりの冊数出してる人だとしてもね)

一見ラノベっぽい所もあるけど、ワイドスクリーン・バロックかなぁと私は思います。細かい仕掛けを意外とたくさん仕込んでるし。忘れてた頃に「あ、アレは伏線だったんかい」と。
面白いよー。
そしてラストはちょっと泣ける…。くすん。

ISBN:484011756X 単行本 大槻 ケンヂ メディアファクトリー 2006/11 ¥1,470
エマの新刊は外伝集〜!

ケリーさんがすごいクールビューティ(でも笑うと可愛い!)だったり、ターシャが相変わらず(笑)だったり、エレノアの新たな出会いにちょっとホッとしたり(まだお子ちゃま?な彼だけど初々しいカップルですな)。とても楽しい一冊でした☆
新聞を鍵にまとめた短編もいい感じ…
よかったよかった。

ISBN:4757734492 コミック 森 薫 エンターブレイン 2007/03/26 ¥651
子どもにもオトナにもと銘打たれた「ミステリランド」シリーズなのですが、…やっぱこのヒトはブギーポップ世界しか書かないのね〜(笑)
酸素って、オキシジェンじゃん。いろいろ聞いた名前も出るし。
さすがに今回はブギーや凪の出番はないけど。
ま、別にモンクはないのですが。そこそこ面白かった。

ISBN:4062705826 単行本 上遠野 浩平 講談社 2007/03/30 ¥2,100
断章ばっかでいいのかよ、オイ…新章はないのかー!
と思いつつ、読み始める。
結局は著者の掌の上か(^^;)

ISBN:4150308802 文庫 森岡 浩之 早川書房 2007/03 ¥609
3、4と実家に行ってました(今帰った)。
おともは、着々と出続けるウッドハウス・コレクション♪

しかし、オビを見てさらにびっくり!
なんと、新シリーズとしてウッドハウス・スペシャルってのが出る。
どうやらブランディングズ城モノ(エムズワース卿モノ)らしい。

文藝春秋の、体裁は堂々たるモノながら、ジーヴズの一巻、エムズワース卿の二巻が出たところでメッキリ続かない「ウッドハウス選集」とはえらい違いである(三巻目はマリナーものな筈なのだが…どーなってるんだ!)。
二社で出し方を変えて「棲み分け」するのかと思っていたのだが、うーん、わが道を行っとるなー、国書刊行会!!
二、三気になるところはあるが、ここは国書刊行会の元気さに一票を投じたいと思う。がんばれ国書刊行会。
ソフトカバーの割りに高いけど、それでも応援しています。

ISBN:4336047758 単行本 P.G.ウッドハウス 国書刊行会 2007/04 ¥2,310
上巻の半分くらいから面白くなってきました。
なんやねんこのオンナ?て感じだったヒロイン?にも一応人物設定ちゃんとあったと判明。といっても人物造型ではなく、奇想天外な物語展開のノリの良さが持ち味だな、この作品。
なんだかわからないなりに、なんだかわからないチカラに頼りつつ逃げ続ける主人公たち。
主人公の脳内に炸裂する、めくるめく可能性と確率の嵐は結構ビジュアル的に楽しそうです。ブライアン・デ・パルマあたりに映像化させるとイイのではないかと思う…

…しかし、連休とかいうけど、ちっともだなぁ。
今日は家族サービスや義理を果たすのでほぼ終わった。
明日は半日だけ出ないと…
いや、休めなくもない日なのだがここは出るしか…
くすん。

ISBN:4163253203 単行本 アダム・ファウアー 文藝春秋 2006/08 ¥2,200
サスペンス小説、らしい。
なんとなくソソられるものをタイトルに感じて読み始める。
陰謀とスパイ合戦と人体実験とギャンプラー魂の話なような…

三分の一まで読んだ限りでは、なんか話がウスィ〜ような気もするが、とりあえず展開がスピーディなのと、主人公が確率論の講師をやってた過去場面が割と魅力的だったのでもう少し諦めずに続けようと思う。

ISBN:4163253106 単行本 アダム・ファウアー 文藝春秋 2006/08 ¥2,200

もう一つの王国

2007年4月25日 読書
八方ふさがりな割りに、不思議に暗くならないグイン。
ここへきて、なんか主役としての魅力が増してきた気がします。
記憶に難ありなくせにやたら頼れるぶん、最初の百冊ほどの間ずーっと、私にとってはあまり色のないキャラだったのだが、最近のグインはむしろイイ感じかも。

ISBN:4150308845 文庫 栗本 薫 早川書房 2007/04 ¥567
天使たちはお休み。女王と海賊の独壇場。特に前者。
正直、そのほうが好みです(笑)

女王様、辺境星域で盗まれたクインビーを追って、峡谷レースに殴りこみ!
珍しく、ちょっと美味しい役回りを貰ってるダン船長の姿にもほっこり(笑)

ISBN:4125009783 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2007/03 ¥945

オリュンポス 下

2007年4月23日 読書
下巻はがんばって、一気読みしました。
おかげで?オフ日なのにベルサガも進めず仕舞い。まあまだ余裕ないし。こっそりウィドマーク様のビデオ再見もしたしな。

上巻以上に、なんか凄く遊び倒してます、シモンズさん。
ますます増えるトレッキーとか。
そして、「ハイペリオン」シリーズよりも、お気楽に明るい大団円度アップ。ほのぼのラストシーンはホッコリする。
でもさりげなく、なぜあの人がアレを口説くとすべてまるくおさまったかとか、色々はっきりしないまま残ってるよーな。
彼とアレの決着とか、いつでも次を書き始められちゃいそうなよーな。
やはり!最低もう一冊は後から姉妹編が出るのでしょうか。ははははは。

それにしても右上のリンク表記になんで(3)て付くの?上下巻ですぜコレ。

ISBN:4152088044 単行本 ダン・シモンズ 早川書房 2007/03 ¥2,310
「オリュンポス 上」を、のたのたと読み進む。
いや、面白いんですよ。「イリアム」以上にしょっぱなからハイテンション。私が忙しくて読む暇がアレなだけで。
しかも、モラヴェックたちが楽しすぎる!
文学オタクだけでなくて腐女子もいるのか!!!
(スタトレの話題が出た時は、主人公の一人ホッケンベリーと同様、私もノケぞりましたよ)
いや、彼らには性別はない(っぽい)から、腐モ子とか言ったほうがいいのかもしれないが…

ISBN:4152088036 単行本 ダン・シモンズ 早川書房 2007/03 ¥2,310
そこそこ予約も続いてるようなので、ナポレオニックは中断してこっちにかかる。しかし分厚いな〜。
いきなり九ヶ月もたっているのは意外。
しかも九ヶ月ももっている(戦いが)のも意外?(笑)

ISBN:4152088036 単行本 ダン・シモンズ 早川書房 2007/03 ¥2,310
一度読んでみようと思ってた…ナポレオニック。
オリキャラの武闘派美少女二人(一人は東欧の小国の公女、一人は英国海軍提督とロシアのプリンセスの間に出来た娘)を配してスタート、でも半分読んだだけだと、美少女たちいったん退場しちゃってて、今はまだフツーのナポレオン譚かな。
今後どうからめていくのか(二人の再登場は何時?)、先が楽しみです。

ISBN:4054006795 新書 中里 融司 学習研究社 1996/03 ¥846
一冊使った大佐達の話が終わって、エルリック兄弟再登場+新キャラ続出、舞台を新天地に移して新展開の予感。
四コマとかオマケも笑えました。
ビフォー&アフターさいこー♪

ISBN:4757519656 コミック 荒川 弘 スクウェア・エニックス 2007/03/22 ¥410

< 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 >

 

お気に入り日記の更新

日記内を検索