やー、面白かったー。
ばんばん人死に出しながらも、スピーディに強引に突っ走る。
ラスト、主役達は思ったよりストレートなハッピーエンドだが、続編もあるらしいので気になる。読んでみよっと。

ISBN:4041671167 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥680
はあああー。
一日職場に行かなかったのは久しぶり。三時間も昼寝したので、ゲームもしたかったけど諦めた。

寝てなかった時間はネットサーフしたり、既に見たねてDVDをちょこちょこ映しなおしたり、本を読んだり。

本はコレ、大沢在昌の旧作サスペンス。
ほとんど初読み作家なのだが(初めて読んだのが両さんパロ)、人格入れ替わりネタは好きなので、手を出して見ました(^^;)
ポケベル使ったりして時代の違いも感じざるを得ないが、予想以上にテンポよく逃亡劇が進行するので、結構一気に読み進めてしまった。
腕に覚えのコワモテ女刑事が、ヒヨワな美女の肉体に物足りなさを覚えつつ、仕方がないからもっぱら頭脳で頑張るところがなかなか面白い。入れ替わりによる人間ドラマはこれから、か?
ところが不覚にも、下巻を職場に忘れてきている…くすん。

ISBN:4041671159 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥600
な、ナチュラリストだな〜
野鳥とのお付き合いを抜きにしても十分。

とても面白いけど、なかなか私と掛け離れた生活をしていらっしゃる(笑)
山菜は旅先でしか食べたことないですぅ(^^;)
東北なんだねぇ著者。なるほどこないだの東北旅行ではずいぶん山菜出たっけなあ。納得。

ISBN:4063375943 コミック とりの なん子 講談社 2006/03/23 ¥620
スーティ、出来杉。ちょっと気恥ずかしいくらいである。
そして、やはり著者がお祭り好きなせいか…長いなあ、タイス軟禁編…

ISBN:4150308977 文庫 栗本 薫 早川書房 2007/08 ¥567
京流(吉岡流)の達人・吉岡清三郎。
腕を売るのではなく「貸す」商売、つまり、一日貸すごとに「利息」を取る方式の素浪人。微妙にこだわってるなー。
いつも不機嫌、無頼で強くて、「二」という数字とお人よしが大嫌い。…の割に、たまにウッカリ情に流されてるぽい時もあって…。
そして実は、こんなにも強い清三郎が身すぎ世すぎにこんな商売を選ばざるを得ないのは、彼の生まれる前にとうに死んでる超有名な某剣客(二刀流)が、一門のイメージをはなはだしく汚してくれたからなのであった…(^^;)

キャラクター設定が結構面白い。
いかにも悪ぶった主人公の心肝を冷やす(笑)ちょー暗い下女(根は美少女なのに)のキャラも楽しい。あのダメダメ料理はわざとやってるのかしら。それとも、京料理で育った主人公に、江戸前な味付けが合わないってだけかしら。気になる〜!
意外と料理の味付けでよく怒ってるんだよね主人公(笑)
しかし、風呂吹き大根に味付けしちゃダメだよね!ほんとに!

続きも出そうな気配が嬉しい。
ただ一箇所だけ。時代小説に「悪ガキ」はないと思うよ。あそこだけはちょっと引っ掛かった。

ISBN:4062141795 単行本 犬飼 六岐 講談社 2007/08 ¥1,890

映画篇

2007年8月31日 読書
待ってました!です。

前々から、映画に造詣の深い人だと思っていましたし。
(親サイトに感想文かいたのでそっち参照(笑))
とても良かったデス。

ISBN:4087753808 単行本 金城 一紀 集英社 2007/07 ¥1,470
スーパー天使ズの人助け。女王と海賊は出てこない。

…ちょっと飽きます(^^;)
強すぎるしねこいつら。

ISBN:4125009910 単行本 茅田 砂胡 中央公論新社 2007/07 ¥945

帰阪。

2007年8月28日 読書
ふー、つかれたー。

3日目は田沢湖散策。
親子で足こぎ白鳥ボートに乗ったら、船の周囲の魚(ウグイ?)が、物凄い勢いで船につき従って泳ぐのがちょっとした衝撃。
水面のすぐそばを何十匹も一生懸命ついてくる。何故?
手を突っ込んだらすぐグニっと掴めそうなところを。掴めちゃってもヤだから実行はしなかったが。
日本一深く、透明度も上位の田沢湖だから浅く見えるのか?

とにかく景色より魚が気になって仕方のない田沢湖ボートだった。
田沢湖へ行ったら、ぜひ一度お試しあれ。

ちなみに旅行中、カバンに入れてた本は、「ディスパレイト!コンプ (1) 」。が。
…一冊で、終わってないし…

ISBN:4829119489 文庫 榊 一郎 富士見書房 2007/07 ¥609

や、やっぱり…

2007年8月24日 読書
終わんなかったですね(笑)
以前全七巻とか言ってた気がするんですが…
でもかけ足でフロシキたたまれてもヤなのでかえって嬉しい気がするのはワタシだけ?(*^^*)

グラーシカ姉様、かっこいいですー。
終盤、久々に突然戻ってきて場面さらっていった○○○も嬉しかったー。
なんか、相変わらずなヒトだ(*^^*)
しかしルトヴィアはホントにヤパイですね、この状況。
ここまできてもちっともラストが見えません。さすがや。

ISBN:4086010534 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2007/08 ¥560
さくさくと下巻突入。
笑える「ハルマゲドン直前」。

しかし、「いつものプラチェット」より軽快さが下回る気がする。
最終的に、それに変わるナニカを準備してくれてるのだろうねゲイマンさんよ!

それにしても今朝の雷雨は凄かった。目がさめちゃった。
雷雨とは関係ないが、職場でも一人倒れて入院中(一週間くらいは休むようだ)。どうも職場状況も不安定(^^;)
自分疲れてる場合じゃないよー。
週末は旅行があるので体力温存しときたいのだが、なかなかうまく行きませんわ(T^T)

ISBN:4047915424 単行本 ニール・ゲイマン テリー・プラチェット 角川書店 2007/03 ¥1,890
読み始める。
軽快な、人を食ったところはプラチェットだな。
ゲイマンは…わからん。「アナンシの血族」も、気になったけど読みそびれてるし。

ISBN:4047915416 単行本 ニール・ゲイマン テリー・プラチェット 角川書店 2007/03 ¥1,890
「ダヴィンチ」連載中、途中から読んでた。六花がもう中学になったあたりからあの衝撃の第一部エンディングまで…

今あらためて最初から、未読だった前半コミックスで読もうとしてるけど、凄いなあ…
あの千花ちゃんの伏線て、こんなに早くから(この四巻ではない、もう二巻かそこらから!)、じわじわじわじわと進んでいたのね!山岸さん、こわ…(ホメ言葉です)

ISBN:4840104913 コミック 山岸 凉子 メディアファクトリー 2003/06/23 ¥620
やっと読み始めた。
そして読む前、オビを見ると、なんと文藝春秋も、選集をあと二冊続巻決定とある。遅い やたー!
ユークリッジと、「その他」なドローンズクラブで一冊ずつらしい。

そこんとこは、偉いぞ編集部。

しかし!!

この三巻・マリナー選集については少々、モノ申したい。

アンタら、ちょっと、間違ってる!

17作入りで、80年代に私が買った筑摩書房の邦訳マリナー「マリナー氏ご紹介/トッパー氏の冒険」と、ほとんど内容がかぶってないこと自体は、いいことなのかもしれない(実はマリナーものはもっともっとあるらしい)。

しかし、構成が、こりゃマズイよ。
最初の一本はマリナー初登場作らしいからまあ正道。だがその次!
いきなり、ロバータ・ウィッカムものを三本続けるか?
いきなり、困ったカワイコちゃんに酷い目に会う話を三本続けるのか?
(そもそもこの三本は、最初は「マリナーもの」として発表されたものではないと解説にもある)
笑えないとは言わんけど、三本連続酷い目にあったら疲れますよ。
さすがにどうしても多少展開が似てくるし。

そのあと、ウィルフレッド・マリナーの新薬関係で三本続けるのもなー。
これはまだしも各話のヒーローが元気に活躍して難局を乗り切ったり解決したりだから爽やかだけど(特に最初の「人生の一断面」は傑作だし)、やっぱどうだかと思う。
せめてロバータ三連発がなければ…!

その後の作品群にしろ、なぜ同一登場人物の出る話を集めたがるの?
マリナーものってのは、マリナー氏の舌のむくまま気のむくまま、毎回千変万化なシチュエーションと恋と冒険が展開するって所がうれしいんじゃないのか??

なんだか、各話の「珠玉の傑作」感が、シリーズの中でも近いモノ同士を並べたばかりに、かえって阻害されて感じるんですけどねえ(-"-;)

様々なアンソロジーに拾われてきた、名作中の名作「スープの中のストリキニーネ」がここにも入ってるのは当然だが(ちなみにダブリはコレと「人生の一断面」のみ)、つくづくと、筑摩版七作が、綺羅星の如く感じられてしまうのを、今回の選定を下手!と感じるのをどうすりゃいいんだー!

重なってもいい。ロバータの代わりに「忍冬が宿」や「名探偵マリナー」を入れれば、どんなにか多彩な印象になったことか。「厳格主義者」の肖像でもいい(ここらは全て筑摩所収分)。
特に「忍冬が宿」は、普段のマリナー節の逆をゆく展開が最高なのに!

大好きなウッドハウス。楽しいウッドハウス。なんだかんだ言っても、収録の物語自体に罪はない。特に、主役のかぶらない話、「一本目」な話は、ちゃんと面白い(オレンジジュースとかアーチボルドの一本目とか)。なのに、いささかムシャクシャする気分になっちゃったのは文春(&編訳者たち)が悪い!
この本で初めてマリナー氏におめもじする若い読者だっていっぱいいる筈。
彼らのためにムシャクシャするのだ。
マリナーものは、もっとイイんだよ、もっと万華鏡のように芳醇多彩な世界なんだよと。
バカヤロー文春!
せめて続巻はさっさと出せよー!!!

ISBN:416326180X 単行本 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 2007/07 ¥2,500

緋文字 (1956年)

2007年8月14日 読書
実家に帰ると、昔買い集めたエラリー・クイーンがひと山ある。
ファンなのだ。
しかし、読む前に既に名前にホレたようなところもある。
エラリー・クイーン。出版社によればエラリイ・クイーン。
どっちにしろ、まろやか&不思議な語感ではあるまいか☆

それも、当時は全部読むのは勿体無い(笑)気がしたため、一部は未読のままなのであった。…しかし、どれが未読だったかは少々記憶が不確かで…

とか思いつつ、コレ読んだかな?どうだかな?とか思いつつ、読む。
未読分だった。…多分…

中〜後期のクイーン作品は、ガクンと登場人物数が減って、謎解きそのものはやや物足りないのだが(著者が人物描写に力を入れたくなったからだろうが)、そしてコレも探偵と助手以外数人しか出なくてヤレヤレなのだが、タイトルそのまま、アブない逢引?を続ける人妻と女たらしの辿る道筋が、50年代ニューヨークの香りを届けてくれて、なんか良かった。
ここんとこDVD見るヒマないんだけど、50年代ハリウッド映画をまた見たいよー。

ISBN:B000JAZK7O − エラリー・クイーン 早川書房 1956/09/30
三巻のこと、思いだせん〜と思いつつ、読み進む。

それにしてもホントに。
宮部みゆきって、びみょーにSFマインドを感じさせないんだよね…(^^;)
それでも謎の時間鉱山の冒険は、まあまあハラハラと読み進められた(まだ読了まではいってない)。

また、頼もしいマエストロにも、ガキんちょなシェンにも、なんかイマイチぐっとくるキャラじゃないんだよね。宮部みゆきだからかな。「ブレイブストーリー」も、何かが好みと違う、と思いつつ読んでたもんなあ。ストーリーテラーとしての力は認めるけど。
SFでも、ファンタジーでもなく、ミヤベミユキ、なのか単に。

とはいえ、シリーズで四冊も読んだのはコレくらいである。
三巻あたりから、少しは読んでて物語に「ひきつけられなくもない」という気分になった。萌えポイント(違)は、漸く前面に登場してきたドレクスラー博士のキモカワイらしさ、なような気がする。
…私って壊れてますかねい。

ISBN:4198623279 単行本 宮部 みゆき 徳間書店 2007/05 ¥1,680

(追記)最後まで読んでマエストロ、ちょっと感心しました。ここまでデキるオッサンだったとは…
ちょっと照れてるところがまたかわいい。でもまだ博士のカワイサにはあと少し及ばないか…(違)
神坂氏このシリーズとしてはヌルめなほうだけど、こちらもへろへろだし、これでいい。表紙もいいよね。リナとナーガの衣装も「魔法少女」風アレンジ、可愛らしいめ(笑)に描いてある。
でもまだ疲れてる…

ソファ受け入れるために朝から大掃除していて、ソファ到着後は歯医者の予約もあってあまり昼寝できなかった。昨日は疲れたもんねー。

このソファで初DVD見れるはいつかな〜。
五分だけ、映してはみましたが。すわり心地がシネコン風(大げさ)になったから、も少し画面が大きいと更にいいなあ…ですが、そんな簡単に買い替えできんしね(苦笑)

ISBN:4829119446 文庫 神坂 一 富士見書房 2007/07 ¥546
前作「バルザックと小さな中国のお針子」が良かったので、手を出してみました。

…しかし…のっけから…
なんちゅー困った、ヘタレた主人公なんだ…

中国と精神分析・夢分析はそぐわない気がしますが(そこが狙いか?)、とにかくフロイトに夢中な中国人精神分析医の旅に、私最後まで付き合えるのかちょっと心配です。

万華鏡のような、きらきらしくも手の込んだ情景描写は楽しいけれど…いや、まだ旅自体も、まともに始まっていないな。
疲れてる時はもう少し違う本のほうがいいのかも。

帰宅して、アマゾンからまだ本が届いてないのがとても悔しかった(まあ昨日の今日というのは要求がキビシすぎるだろうけど)。ウッドハウスと新作スレイヤーズすぺしゃるの二本立てで頼んだのだ。とことんおバカな、脳ミソの楽園が期待されるカップリングなのだが…
なまじ注文しちゃったから近所で買うわけにもいかんし。
明日も家族の用事で出かける。鞄に入れてゆく本、どうしよう(涙)

ISBN:4152088230 単行本 ダイ・シージエ 早川書房 2007/05 ¥1,890
つ、ついに…
国書刊行会のウッドハウス訳出スピードの凄さとつい比較しちゃ、全三巻といいつつほんとに三巻目出るのか〜とあきらめ心配していた文藝春秋版「マリナー氏」がやっと出た!

珍しくアマゾンの「オススメ」メールがほんとに「当たり」だった♪さっそくポチりましたよ。楽しみだなあ〜
私が持ってる大昔の旧版(7作しか入ってない)と比べて、はたして何作未読が入ってるかな(^^;)
何作かは、初めてのものに出会えると…期待している!

ISBN:416326180X 単行本 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 2007/07 ¥2,500
今日も忙しかった。残業続き。くすん。

それにしても、まだ読了してないコレを(だって忙しいし…)ちまちま通勤時に読み続けていると、なんと、何十回目かの人命救助(またまた相手はスティーブン)で海に飛び込んだジャック・オーブリー、そのまま遭難しかけてるぢゃないか!
驚いた。あんな絵描いたからか?(爆)

ISBN:4150410577 文庫 パトリック・オブライアン 早川書房 2004/01 ¥735

(追記)遭難の次はスティーブン、不慮の事故でまたまた人事不省。いやー、映画とは全然違ったところでむちゃくちゃ色々起こる巻だなあ。やっぱりオブライエン先生面白すぎ(映画はあれでよかったけど)。参りました(笑)
だらだら読んでいたので、今頃下巻に。
いや、だらだらと言ってもすごく面白いんですよほんとです。
映画との違いも面白いし(ホラム君、悪いやっちゃないかい〜(笑))。

今日はやっとオフタイム。ベルサガはせずRedStone少しやって、そしていよいよ夏用トップ絵を八割くらい描きました!夏用って…8月が目の前ですが(爆)
今日中に完成できてないのが痛恨です。明日はまた仕事だし、7月中に仕上がるのか自分!(T^T)

まあその、一般ウケな絵ではなかろうですので良いのかもですがね…。
元々そんなに一般ウケなサイトじゃない。自分にウケるためにやってるコトばっかり詰め込んでる。でなきゃあ、続きませんけども(笑)

ISBN:4150410577 パトリック・オブライアン 早川書房 2004/01 ¥735

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