読み始めたばかり。
「マルドゥック・スクランブル」のウフコックとボイルドの過去話。
「スク…」では激シブいハードボイルド口調のウフコックが…しゃべりが違う…ぎゃぼー!と叫びたくなるほどかわゆらしいです。
認めたくないものだな、若さゆえのむにゃ。

ISBN:4150308691 文庫 冲方 丁 早川書房 ¥714
思いがけず新たな(しかも厄介な)恋の予感に動揺しつつ、戦隊司令官として出撃したオナーの目的地は、偶然にも完璧この上ない罠と化していた!シリーズ最悪の絶望的状況に立たされた彼女の運命は?

うーむ、B級くさいぞ!と判断するのは私だけではないと思います(^^;)
人物描写とか悪の帝国(体裁は共和国だけど)の設定はベタでだらだら長くて連続TVドラマみたいなんだけど、それはそれで、読み続けてるとやみつきになるんだよね。
今回は宿敵ヘイヴンの凶悪な広報庁長官コーデリアと直接おめもじ。国内でも嫌われまくりのサド猛女とあって、恐怖政治に縮こまりつつも「軍人の誇り」を捨てきれないヘイヴンの「マトモな」軍人達の描写がめちゃくちゃ多いのがおかしい。かつてオナーに負けて人道的に扱われた面々は、いかにして政府からオナーを守ろうかと心を痛めまくり(笑)
広報庁あたりの眼をそらす自己演出ビンビンのトルヴィルなんか面白いキャラだ。

それにしても、片目に続いて今度は…
ほんと、この著者狙いすぎですよ(笑)

ISBN:4150115877 文庫 ディヴィッド・ウェーバー 早川書房 ¥861
なんと!三〜四年ぶりのオナー・ハリントン新作が!!
すっかり前の巻のこと忘れてるよ…(-"-;)
前までは年に一作は邦訳出てたからそんなに忘れなかったのだが…
うー、困った…

とりあえずまず冒頭は宿敵ヘイヴンの首脳達の悪だくみ。なんか古典的にベタに悪玉陣営を描くからなーこの著者。ロブ・ピエールだのサン・ジュストだのいるし、ひょっとしたらナポレオンもどきもそろそろ出るのかな〜?やれやれ、と思いながら舞台がオナー周辺にうつると、うわ!いきなりモリネコの育児風景かッ!
それもやたらとネコが増えている。生まれた仔だけでなく、仲間も何匹か連れてグレイソンに集団移住するつもりになっちゃったらしいヤツラにビックリ(モリネコが勝手に決めてるのである)。こんなにほのぼのでいーのか!
ちなみに新参のモリネコどもは、ネルソンだのトーゴーだのと名づけられちゃってます(一匹目のオナーの相方ネコはニミッツ)。うーんトーゴー、海外でも強いな…

ISBN:4150115869 文庫 デイヴィッド・ウェーバー 早川書房 ¥861
下巻読みながら実家から戻り、義姉夫婦や姪達と初詣&晩御飯(買ってきたお惣菜で)。
結構楽しくやれました。やっぱ食器洗い機があると違うな〜

下巻はいろいろ苦労の果て(一番悪いのはハート提督だよな)、最後にぶわーっと海戦でスカッと終わる(話はあまり終わってない気もするので早く続きが読みたいよ〜)。
ともかく、階級社会に負けるなトム・プリングズ!債権者に負けるなジャック・オーブリー!!

ISBN:4150411328 文庫 パトリック・オブライアン 早川書房 ¥777
実家で読んでいます。
いつもにも増して楽しい場面が多いです(笑)
牧師の大群とか詩人の大群とかウズラの雨とか。

ケータイでカキコテストしたけど失敗だったみたい。今家に戻って気が付き直す私。パケット代損したなあ…

ISBN:415041131X 文庫 パトリック・オブライアン 早川書房 ¥777
やっと仕事も終わったし…で、「剣嵐の大地」を少しずつ読んだり、やっとゲットした「吼えろペン(13)」を読んだり(さすがに最終巻は怒涛の展開)、ベルウィック・サーガ何度やっても誰か死ぬ6章15ターン以降にチャレンジしたり、正月向けにと取り込んだ下絵をふぉとしょでちょっと修正したり(まだ塗る段階にも達してない)…

でも、年賀状だけはやってないんだー!ヤバイー!

ISBN:4091572936 コミック 島本 和彦 小学館 ¥560
よっしゃー、年末までに二巻目キター!(私の手元に)
アマゾンで最初に小さな表紙絵画像見たときには、ああ、ブキミワルク描かれてるなティリオン…と泣けましたが、実際に手に取ってみると思ったより可愛らしく描かれていてホッとしました。
この絵ハゲと思ってたらプラチナブロンドだったのね。
サンサも、顔は良くてもおバカ…とは言い過ぎかもしれんが、あまりにフツーの子だからなー(面食いで女の子らしい楽しみに目がなくて)。ティリオンの苦労はまだまだ続きそうです…

それにしても、なんか今年末は読みきれないほどたくさん、読みたいシリーズ最新刊が手元に集まってしまった。
オーブリー&マチュリン、女船長カイ、マルドゥック・ヴェロシティ、お久しぶりの(まだ続いていたんか?)のオナー・ハリントン。アルスラーンの最新刊。しかもアルスラーン以外全部ぶっといときてるし…
四日からはもう仕事。全部読めるのか?(^^;)

ISBN:415208782X 単行本 ジョージ・R.R.マーティン 早川書房 ¥2,940
グイン、なりゆきで突然、剣闘士デビュー!
しかしパロに着けるのはいつなのか。一行、ますます迷走中です。

ISBN:4150308721 文庫 栗本 薫 早川書房 ¥567
なんと、今度のBVは外伝でしたー。
ヴァルカーレ主教周辺の過去話?

まあ、前作は主人公、めっちゃナオザリ感あったもんな(笑)
メガネ君神父の過去話の比重が凄すぎて。
外伝でクッションはさんで丁度いいのかも。

それにしても、まるで主教連のこと忘れまくっていた私。
サンティス君、かわいい…そしてまさかのエイセル…
今度、旧作ぱらぱら見なおしてみよ…(^^;)

そろそろ次回作じゃヒロインと主教連がからんでくれるよう、期待します☆次の刊行は流血女神伝が先らしいけど(もちろん流血大歓迎ですが)。

ISBN:4086008513 文庫 須賀 しのぶ 集英社 ¥520
愛する父を、難しい心臓手術中に亡くした夕紀は、心臓外科医を志す。いよいよ研修医になった今は、かつて父の執刀医(!)でもあったゴッドハンドのもとで修行中。
そんな時、病院に奇妙な脅迫状が届く。犯人の真の狙いは?

登場人物たちの、蜘蛛の巣のようにもつれた因縁が、次第に明らかになってゆくスリルと、同時進行する「犯罪計画」のサスペンス。うーむ手練の筆致です。

ここのところ…
近年の東野圭吾は、書けばデカいけど(出来とか売り上げとか)、暗い!読後感が!
と偏見持っていた私。しかし、ふと手に取って、一気に読んじゃったのはヒロインのネーミングのせいかもしれません。
氷室夕紀。指導医に、姫、なんて呼ばれた日には、氷姫…なんか海堂尊の医学ミステリ・シリーズの、いまだ名のみしか窺えない美女を連想させるじゃありませんか(氷姫の話も最近出版されたらしいので、名のみしかってのは私だけかもしれませんが)。

まあ、それはどうでもいいとして(医学ミステリとはいえ作風違うしね。海堂尊の個性は、悪い意味でなくライトノベル的な華やぎではないかと思います)、今回の東野さん。

読後感おっけーです!!!!
ここちよい感動にひたれます。いやーよかったよかった。
終盤「彼」が入って来る場面は、ちょっと演出入ってる気もしますが(普通途中でとっ捕まりそうな気がするのだが)、じわーんとします。
いい意味で、映画にしたら映えるだろうなーという気がしました。今やってる手紙とか、暗そうだもんね〜(未読だけど)

ISBN:4103031719 単行本 東野 圭吾 新潮社 ¥1,680
新刊は何故だか女子高潜入作戦。
男三人が転校して、二人は女子高ってオイ(笑)
例によってなんでも出来ちゃう主人公たちの多才多芸はちょっぴり鼻につくけど、いつになくシビアなシェラの、「プロ意識」には爆笑させられます。

ISBN:4125009627 単行本 茅田 砂胡 中央公論新社 ¥945
職種がちょっと近いので、余計に楽しく読めるのだとは思いますが、う〜んノリがいいなあ。楽しいデス。

ISBN:4403670229 コミック 久世 番子 新書館 ¥672
ようやく読了。いや、読み出すと止められないのですが。
しかし、いくらなんでもスターク家の御子様方の家に着けないことといったらあんまりですなぁ。アリアちゃん、ついに!と思ったらやっぱりまた、ふりだしに戻る。
そして、デーナリス王女の意外なオトコマエっぷりにもびっくり。
ますます七王国の玉座に一番ふさわしいのが誰か、ナゾになってきました(笑)
年あまり違わない筈のロブ君が若さを露呈してるのと対照的。まあ、ヨメの性格良さそうなのは救いですが。さて、二巻今年中に届くかしらん…

ISBN:4152087722 単行本 ジョージ・R.R.マーティン 早川書房
¥2,940

それにしても、こんな時期になってからサイトのクリスマス用トップ絵描くのってバカ?バカだよね。はぁぁ…
男を(登場人物に)語らせたら、空前の熱さを誇る島本和彦!
その彼が、かの名作「あしたのジョー」を語りつくすのである。いやー堪能しました。

「あしたのジョー」、言われて見ると確かに!ナゾの多い作品である。
最終戦後、ジョーがどうなったのかが実はよくワカランことをはじめとして、ジョーはここぞという試合で大概負けてる。コミックス20巻も費やしたのに、人間的に成長があったかどうかもイマイチ定かではない。ジョーが目指していたのがそもそも何だったのか、実はこれもまた定かではない。

そんなあなたに、ステキにオススメの一冊〜☆

眼からウロコ飛び出しまくり。
めっちゃ盛り上がりますですよ、ええ。

九割はサカキバラ・ゴウ氏との対談?形式ですが、まえがきマンガとあとがきマンガもちょっとだけついてます。
炸裂する島本節…満腹です☆むふ。

ISBN:4778310365 単行本(ソフトカバー) 島本 和彦 太田出版 ¥1,365
こんなのも出てました。
大河内クンマンガがあったのにも笑った。やれやれ相変わらず困ったやっちゃ…

なぜか、夫がドラマもろくに見てなかったくせ(勿論マンガは完全に未読)に「のだめCD」を買ってきたので、ラプソディ・イン・ブルーだのベートーヴェンだののだめメドレーを聞きながら読めるのであった。それはそれでヨシ。

それにしてもラプソディ・イン・ブルーは“摩天楼の夜景”なイメージの曲だよな〜。「アメリカ交響楽」などの映画の影響もあるのかもしれませんが(ガーシュインの伝記映画です。念のため)。

ISBN:4063720799 コミック 二ノ宮 知子 講談社 ¥680
ついに完結、銀盤カレイド♪

さすがにこの二冊は、一気読みでした。
「絶対、勝つ!」退路を断ってはみたものの、氷上の女帝・リアの存在は大きすぎて…
プリンセスタズサがプリンセスでいるのに苦労しまくる最終巻の展開は眼の離せない緊張感が持続する。基本的には自分に勝つ!のがメインのフィギュア競技。だけれどライバルが「あまりにも素晴らしい演技」をカマしてしまったら(しかも滑走順というラッキー&アンラッキーもある)、自己ベストをどんなに更新したって、絶対勝てるとは限らない。
そんな、特殊な競技に燃えるヒロインたちの、体力と精神力の限界に挑む美しき決闘!ああ、フィギュアスケートっていいなぁ。
ライバルたちのプログラム描写も、やっぱりどれもこれも面白いしね。

…とはいえ、シリーズ全体としては、「よーわからんなぁ」な部分もあるシリーズでした。私ってヒネクレ者?

たとえばタズサの“プリンセスモード”はちょっとしんどい。
タカビーを貫くことでメンタル強化!っていうにしては、最初の頃のタズサは「一億ドルの美貌」「神より美しいプリンセス」と口走りながら、実はまだ精神的に弱い所があって、あと一歩伸び悩んでいるところだった筈。
裏表がないのはいいけど、それじゃタダの「ヘンな人(顔は良くても)」だよなー、私みたいな年寄りにとっちゃ。

リアが「女子にはもはやライバルがいないから男子に行く」と宣言した話も、スピードスケートならわかるけど、フィギュアで男子?そりゃ、リアは四回転がバンバン飛べちゃうという点で“トップレベルな男子なみ”なわけだけど、単にジャンプがどーだとかそれだけの競技ではないのだし。伝統的にも、フィギュア四種目の競技会では、トリは女子シングルス…っていうところを考えると、なんだかね。まあ、この部分は、リアに対するタズサのキモチを切羽詰まらせる小道具としては一応認めてもいいけどね。

まあそれでも、いくら不満が(部分的に)あっても、フィギュアスケートの魅力を、文章でこのように鮮やかにカタチにしてくれたという点では、もー完全に作者に脱帽!です。ありがたやありがたや…

ISBN:4086303310 文庫 海原 零 集英社 ¥680
最終章開幕…ぶっといなァ…(^^;)

リアの演技は赤い靴、かな?表紙から推理すると。

ISBN:4086303264 文庫 海原 零 集英社 ¥660
やっぱコレも少し読み直そう。飛ばし読みでいいけど。
オーブリーも届いちゃったしな。
表紙は10才のアリアちゃん。戦う少女続きです♪

ISBN:4152085975 単行本 ジョージ・R.R.マーティン 早川書房 ¥2,940
七王国の先を読む前に前の巻を読み直すべきか、悩みに悩んで、前の巻が届くの待つ間にこっち読むことにしました。
「天才ネコモーリスとその仲間たち」の姉妹編!

いきなりティファニーと、魔女のミス・ティックの会話が、とばすとばす!
出だしからして楽しげです。
ただ、タイトルは…もう少し芸のあるモノにできないのかね(^^;)

ISBN:475152352X 単行本 テリー・プラチェット あすなろ書房 ¥1,890

P.S. 最初から最後までティファニーちゃんは、おッとこまえ!でした。弟をさらったナゾの「女王」とその手下の、後半の敵の心理攻撃のスゴさはスリリングだし…「モーリス」よりストレートなノリの冒険物語ですが、やっぱり、オススメの面白さです。
数年ぶりのシリーズ続刊。
前作を読み直そうかなーと迷いつつちょこっと読み始める。

あぁうぅ、ティリオンが可哀想だよう。
剣を手に逃避行を続けるアリアちゃん、たったの10才だったのかまだ…

前作は貸し出し中だったので予約はつけたがまだ読めない。ああどうしよう。
それでなくともシリーズの久々な続刊てのが、最近多いんだよ…

オーブリーは割と早々の続刊だけど、女船長カイもやっとこ出たらしいし、女提督オナー・ハリントンも何年ぶりかでまた出たらしいし。記憶容量がもぉ大変です。

ISBN:4152087722 単行本 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房 ¥2,940

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