ちょっとこわれてきているのかな
2013年1月10日 日常年末年始の休みでダラダラ変な時間に食べる癖がついて、なんか夜中に妙に食欲がわく。
これはやばい。
仕事が始まって、ばたばたばたばた走り回っているが、それで遅くなって帰宅してからズルズリとお菓子やパンや食べちゃだめでしょう。
正月太りが戻るどころか定着しそうだ。非常にやばい。
忙しさのストレスが食欲を感じる中枢神経を狂わせているんじゃないかと思えて仕方がない。
だってこんなに、目の前の忙しさに加えてヤなことばっかりだもんリアルは。
せっかくタップはじめてから数キロ痩せて定着していたのに…。
道を踏み外す前に戻ってこい自分!(涙)
…「新サイコ」の続きでも何でもみてストレスを散らすんだ!(T^T)
次の文楽は日曜、ちょっと先だから…
これはやばい。
仕事が始まって、ばたばたばたばた走り回っているが、それで遅くなって帰宅してからズルズリとお菓子やパンや食べちゃだめでしょう。
正月太りが戻るどころか定着しそうだ。非常にやばい。
忙しさのストレスが食欲を感じる中枢神経を狂わせているんじゃないかと思えて仕方がない。
だってこんなに、目の前の忙しさに加えてヤなことばっかりだもんリアルは。
せっかくタップはじめてから数キロ痩せて定着していたのに…。
道を踏み外す前に戻ってこい自分!(涙)
…「新サイコ」の続きでも何でもみてストレスを散らすんだ!(T^T)
次の文楽は日曜、ちょっと先だから…
幸せの文楽てぬぐい。
2013年1月7日 文楽 コメント (2)
夢見の悪い寝起きで、思っていたより着くのがギリギリになったけど(昼ごはんに難波で美味しいパン買って、一応10分前にはついたけどネ)、国立文楽劇場新春公演第一部。
約3時間、たのしかった~♪
満員御礼、補助席まで出てたようです。
しかも、まさかの捲き手ぬぐいゲット!
毎年、新春公演でやってるらしい「捲き手拭い」
取れたらいいなあ、でも難しいかなあと思ってましたが、少し前の列でひと跳ね(笑)してきた手拭いが、真ッ正面に飛んできて、すかさず掴んでモノにしました★
縁起ものなんだよね!
若い技芸員さん二人でまいてて、お名前まではわからないけど、ありがとーお兄さん!
めっちゃ嬉しかったので、つかまえた時の結んだ状態のと、絵柄全体と両方写真撮ってアップしてみました。
帰宅したら、Amazon.comが「11月に発送した」という癖届いてなくて、年末に英語サイト内をうろうろして色々調べ、なんとか配送会社に督促メールを送ってみたものの、かなり心配していた米国盤BDも届いていた!!
さすがは"縁起物"。なんて霊験あらたかなんだ!
ちなみに、届いたのは「今日だけ半額・約25ドルだよ」とのDMメールについ魔がさして頼んだ"Mel Brooks Collection"。メル・ブルックス作品のブルーレイ9枚組!日本語字幕はないのだが、ちょろっと「新サイコ」だけうつしてみた所、まあ英語字幕のみでも既に見たことある分なんかは結構ダイジョーブだね。未見の作品(「12の椅子」「ロビン・フッド~メン・イン・タイツ」の二枚)はちょっとあやしいが…
さて文楽に話を戻しますと。
なにせ去年生まれて初めて文楽を見たばかりのにわかファンです。しかも歌舞伎も全く見たことない伝統芸能不案内者です。見る演目(モノ)聴くもの(モノ)すべて新鮮。
最初の演目が「寿式三番叟」。
私が文楽初観賞に行く直前くらいに入院なさった、かの人間国宝・住大夫さんの声を、はじめてナマで聞けました。渋い声だなあ(*^^*)
戻ってきて下さってほんとによかった。
三番叟も全く知らずに初めて見たけど、後半はかなりコミカルな踊りなんですね~。
前の方の左よりの席だったので、二人の三番叟の、より三枚目ぽい方の人形を操る吉田幸助さんが、結構すぐ目の前で眼福。いっぱい笑わせてくれたけど、うーん、男前だなあこのかた…(*^^*)
私、人形遣いさんの顔出し全然OKですよ!うん。
幸助さんだけでなく、人形に全身全霊をこめるあまり厳かなポーカーフェイスになってる皆さん、とってもイイ顔になっていますから。人形遣いさんたちが一番、ブログラムやネットで見る写真と舞台上での顔が違う!と思うなあ…
二本目は「義経千本桜」の"すしやの段"。ある程度予習して、ただし予習しすぎない、ということにしている自分は、どんどん伏線が回収されてああそうだったのかー!と思いながら目をウルウル。語りの大夫さんは三人が順番に変わるようだけど、お一人目がこれも人間国宝な源大夫さんで、繊細な感じの語りだけど最初ちょっと聞こえにくかった。たしか新春公演の途中"体調により"休んでおられた日もあったはず(まだ7日なのに)。大丈夫かしら…なにせエース級は皆かなりのご高齢、な世界のようですし。
三本目は「増補大江山」一条戻り橋で、美女と見せかけた鬼女と戦う豪傑・渡辺綱。
美女がほんとに美女で見とれていたら、一瞬で鬼の顔に変化。技術力にビックリ!
宙乗りもあったり大道具の屋敷がぐわーとたちあがったり、いかにも「芝居見物」な感じでへぇぇぇ~って感じ。プログラムの第二部にある「本朝廿四孝」が仕掛けが派手で初心者にお勧めと聞いていたので、ある意味そっちが一番気になっていたけど、「大江山」も派手な演目だったんですね。ちょっとだけ木原敏江の「大江山花伝」とか思いだしながら、見てました(笑)
この鬼は茨木童子の化けた姿なのかな~
そして、文楽って和製ミュージカルだなあと、改めて思ったりして。
(私のミュージカル好きの資質が、今になって文楽と唱和しております)
歌舞伎も、そうなのかもしれないんだけど、今のところ、文楽だけで十分です。人形ならではの動きのメリハリに魅力を感じているもので…
登場人物の人形が「死んで」動かなくなると、いつのまにか遣い手さんもふうっと消えているんだけど、なぜかこれまで一度も彼らが「消える」瞬間を目にしたことがない!
人形と遣い手の不思議な力関係。この不思議さが、いいんだねきっと。
今日も、観賞後ちょっと職場に回ったけれども、手拭い効果で更に増幅された幸せ気分で、何とか今年もやっていけそうな気がしてきました。1/4からノンストップで職場いってますよ~(爆)もちろん、1/4・6・7は本当はお休みなんですよ~(涙)
まあさすがにお休みの日は数時間しかいてませんでしたが…次の休みは1/13(日)。
次の休みの1/13には、今度は家族も一緒に文楽の2プロに行くんだい。
こちらも楽しみです(*^^*)
約3時間、たのしかった~♪
満員御礼、補助席まで出てたようです。
しかも、まさかの捲き手ぬぐいゲット!
毎年、新春公演でやってるらしい「捲き手拭い」
取れたらいいなあ、でも難しいかなあと思ってましたが、少し前の列でひと跳ね(笑)してきた手拭いが、真ッ正面に飛んできて、すかさず掴んでモノにしました★
縁起ものなんだよね!
若い技芸員さん二人でまいてて、お名前まではわからないけど、ありがとーお兄さん!
めっちゃ嬉しかったので、つかまえた時の結んだ状態のと、絵柄全体と両方写真撮ってアップしてみました。
帰宅したら、Amazon.comが「11月に発送した」という癖届いてなくて、年末に英語サイト内をうろうろして色々調べ、なんとか配送会社に督促メールを送ってみたものの、かなり心配していた米国盤BDも届いていた!!
さすがは"縁起物"。なんて霊験あらたかなんだ!
ちなみに、届いたのは「今日だけ半額・約25ドルだよ」とのDMメールについ魔がさして頼んだ"Mel Brooks Collection"。メル・ブルックス作品のブルーレイ9枚組!日本語字幕はないのだが、ちょろっと「新サイコ」だけうつしてみた所、まあ英語字幕のみでも既に見たことある分なんかは結構ダイジョーブだね。未見の作品(「12の椅子」「ロビン・フッド~メン・イン・タイツ」の二枚)はちょっとあやしいが…
さて文楽に話を戻しますと。
なにせ去年生まれて初めて文楽を見たばかりのにわかファンです。しかも歌舞伎も全く見たことない伝統芸能不案内者です。見る演目(モノ)聴くもの(モノ)すべて新鮮。
最初の演目が「寿式三番叟」。
私が文楽初観賞に行く直前くらいに入院なさった、かの人間国宝・住大夫さんの声を、はじめてナマで聞けました。渋い声だなあ(*^^*)
戻ってきて下さってほんとによかった。
三番叟も全く知らずに初めて見たけど、後半はかなりコミカルな踊りなんですね~。
前の方の左よりの席だったので、二人の三番叟の、より三枚目ぽい方の人形を操る吉田幸助さんが、結構すぐ目の前で眼福。いっぱい笑わせてくれたけど、うーん、男前だなあこのかた…(*^^*)
私、人形遣いさんの顔出し全然OKですよ!うん。
幸助さんだけでなく、人形に全身全霊をこめるあまり厳かなポーカーフェイスになってる皆さん、とってもイイ顔になっていますから。人形遣いさんたちが一番、ブログラムやネットで見る写真と舞台上での顔が違う!と思うなあ…
二本目は「義経千本桜」の"すしやの段"。ある程度予習して、ただし予習しすぎない、ということにしている自分は、どんどん伏線が回収されてああそうだったのかー!と思いながら目をウルウル。語りの大夫さんは三人が順番に変わるようだけど、お一人目がこれも人間国宝な源大夫さんで、繊細な感じの語りだけど最初ちょっと聞こえにくかった。たしか新春公演の途中"体調により"休んでおられた日もあったはず(まだ7日なのに)。大丈夫かしら…なにせエース級は皆かなりのご高齢、な世界のようですし。
三本目は「増補大江山」一条戻り橋で、美女と見せかけた鬼女と戦う豪傑・渡辺綱。
美女がほんとに美女で見とれていたら、一瞬で鬼の顔に変化。技術力にビックリ!
宙乗りもあったり大道具の屋敷がぐわーとたちあがったり、いかにも「芝居見物」な感じでへぇぇぇ~って感じ。プログラムの第二部にある「本朝廿四孝」が仕掛けが派手で初心者にお勧めと聞いていたので、ある意味そっちが一番気になっていたけど、「大江山」も派手な演目だったんですね。ちょっとだけ木原敏江の「大江山花伝」とか思いだしながら、見てました(笑)
この鬼は茨木童子の化けた姿なのかな~
そして、文楽って和製ミュージカルだなあと、改めて思ったりして。
(私のミュージカル好きの資質が、今になって文楽と唱和しております)
歌舞伎も、そうなのかもしれないんだけど、今のところ、文楽だけで十分です。人形ならではの動きのメリハリに魅力を感じているもので…
登場人物の人形が「死んで」動かなくなると、いつのまにか遣い手さんもふうっと消えているんだけど、なぜかこれまで一度も彼らが「消える」瞬間を目にしたことがない!
人形と遣い手の不思議な力関係。この不思議さが、いいんだねきっと。
今日も、観賞後ちょっと職場に回ったけれども、手拭い効果で更に増幅された幸せ気分で、何とか今年もやっていけそうな気がしてきました。1/4からノンストップで職場いってますよ~(爆)もちろん、1/4・6・7は本当はお休みなんですよ~(涙)
まあさすがにお休みの日は数時間しかいてませんでしたが…次の休みは1/13(日)。
次の休みの1/13には、今度は家族も一緒に文楽の2プロに行くんだい。
こちらも楽しみです(*^^*)
2011年、グレッグ・モットーラ監督作品。カラー(あたりまえ)
アメリカの大自然って雄大だなー。←とりあえず序盤まっさきに感じた印象。
ひとつ仕事が(ジクジたる想いと共に)片付いたので、お気楽なモノを…と、ちょっと観る。
サイモン・ペッグ(&ニック・フロスト)、わりと気に入ってるので。
このダメダメ感には癒されるなぁ、ホント。
たぶん、私自身のメンタリティがかなり主人公たちに近い…非生産的なオタクだからかな(爆)
お話は簡単。
60年前、アメリカの片田舎に住む少女の目の前で、UFOが不時着する…というのがプロローグ。
そして現代。英国からアメリカへやってきたSFオタクのヘタレな仲良し二人組・グレアム(ペッグ)とクライヴ(フロスト)。オタクの大イベント"コミコン"ではしゃいで、レンタルしたキャンピングカーでUFOマニア向け聖地巡りをするうち、いかにもな見掛け(つまり"グレイ")のエイリアンを拾ってしまう。
ポール、と名乗るエイリアンは、そーとーぶっ飛んだ性格で二人を振りまわすが、ナゾの組織(いかにもメン・イン・ブラック)に追われている彼を助けて、グレアムたちは逃亡の旅に出ることに…
いかにもなエイリアン(ただ言動は全然「いかにも」ではない)、いかにもなメン・イン・ブラック、いかにもな最終目的地。スピルバーグ(声のみ?)やシガーニー・ウィーバーなど、カメオも結構派手。ペッグ&フロストのいつものダラダラ感は好感持てるし、毒舌で皮肉と悪ふざけが好きで、でも結構いいヤツ?なポールを交えた逃避行は、時々しみじみ映像になっちゃって、ロードムービーとしてのいかにもな楽しさがある。(軽いどんでん返しもあって、芸のないシナリオってわけでもない)
そういう意味では、ドタバタコメディながら意外とストレートなほのぼのした着地を見せる映画。ポールとの旅や新しい出会いを通してちょっぴり成長する主人公たち。まあ、成長してもラストはあれですが、幸せなんだからいいよね。
重ねて言うがアメリカの大自然も味わい深い。そのへんは英国人が作るアメリカUFOコメディゆえか?
とにかく、ポールの造型もなかなかカワイイしね。巨大な目の愛くるしさ?と、クレしんかパタリロかってくらいの不条理やお下品を併せ持ってて、見てて飽きないよ~(笑)
映画内引用は一部しかわからないけど、かまわない(「未知との遭遇」はさすがに昔見た。面白いとは思わなかったけど…)。
そこに映画愛があるのはちゃんと伝わるから、とりあえずそれでいいです。
楽しかった。なまぬるいが楽しかった。
まさに、何も考えずにお気楽に見るのに適していた。
途中から、後ろで中三の息子もずっと立って見ていた(笑)
アメリカの大自然って雄大だなー。←とりあえず序盤まっさきに感じた印象。
ひとつ仕事が(ジクジたる想いと共に)片付いたので、お気楽なモノを…と、ちょっと観る。
サイモン・ペッグ(&ニック・フロスト)、わりと気に入ってるので。
このダメダメ感には癒されるなぁ、ホント。
たぶん、私自身のメンタリティがかなり主人公たちに近い…非生産的なオタクだからかな(爆)
お話は簡単。
60年前、アメリカの片田舎に住む少女の目の前で、UFOが不時着する…というのがプロローグ。
そして現代。英国からアメリカへやってきたSFオタクのヘタレな仲良し二人組・グレアム(ペッグ)とクライヴ(フロスト)。オタクの大イベント"コミコン"ではしゃいで、レンタルしたキャンピングカーでUFOマニア向け聖地巡りをするうち、いかにもな見掛け(つまり"グレイ")のエイリアンを拾ってしまう。
ポール、と名乗るエイリアンは、そーとーぶっ飛んだ性格で二人を振りまわすが、ナゾの組織(いかにもメン・イン・ブラック)に追われている彼を助けて、グレアムたちは逃亡の旅に出ることに…
いかにもなエイリアン(ただ言動は全然「いかにも」ではない)、いかにもなメン・イン・ブラック、いかにもな最終目的地。スピルバーグ(声のみ?)やシガーニー・ウィーバーなど、カメオも結構派手。ペッグ&フロストのいつものダラダラ感は好感持てるし、毒舌で皮肉と悪ふざけが好きで、でも結構いいヤツ?なポールを交えた逃避行は、時々しみじみ映像になっちゃって、ロードムービーとしてのいかにもな楽しさがある。(軽いどんでん返しもあって、芸のないシナリオってわけでもない)
そういう意味では、ドタバタコメディながら意外とストレートなほのぼのした着地を見せる映画。ポールとの旅や新しい出会いを通してちょっぴり成長する主人公たち。まあ、成長してもラストはあれですが、幸せなんだからいいよね。
重ねて言うがアメリカの大自然も味わい深い。そのへんは英国人が作るアメリカUFOコメディゆえか?
とにかく、ポールの造型もなかなかカワイイしね。巨大な目の愛くるしさ?と、クレしんかパタリロかってくらいの不条理やお下品を併せ持ってて、見てて飽きないよ~(笑)
映画内引用は一部しかわからないけど、かまわない(「未知との遭遇」はさすがに昔見た。面白いとは思わなかったけど…)。
そこに映画愛があるのはちゃんと伝わるから、とりあえずそれでいいです。
楽しかった。なまぬるいが楽しかった。
まさに、何も考えずにお気楽に見るのに適していた。
途中から、後ろで中三の息子もずっと立って見ていた(笑)
姫さま、お輿入れ―千両役者捕物帖 (時代小説文庫)
2013年1月5日 読書
幡大介著。
シリーズ二作目。千両役者の天才女形・ビボーの千代丸はそんなに活躍しないが、旅芝居一座の仲間たちがそれぞれの個性を発揮して活躍するのがいいね。剣各浪人"センセイ"、気のきく三枚目役者の"亀"、舞台度胸抜群の老け女形一助、まだまだ懐に何か隠してそうな座長の勘太郎、ヘタレな二枚目徳次ですらそれなりに役に立つ一幕あり。
楽しいがヌルい、評価はいまだにちょっと迷ってしまう…
三作目あたりが決めてになるかな?
ちょっと盛りだくさん過ぎる感もあるんだよね。
千代丸はひょんなことから同心・桜山家のあとつぎ役と、娘千代と、両方の替え玉をさせられるが、"千代丸とそっくり"な千代は美女なのにバリバリの武闘派隠密としてブイブイ言わせてる。千代丸をビビらせて男言葉でニヤリ、とか、かなり性格が歪んでいる(笑)
何かを思い出すなーと思ってたら…名香智子だ。名香智子のマンガだ!
おんなじよーに中世的な美貌で、女装男装自由自在で、ナヨナヨしとやかな美青年とキリっと凛々しい美女とって、こりゃ名香智子しかないよね、と、こういう時代小説文庫を読む人にはわからないかもしれないような感想をかみしめる私でした。
シリーズ二作目。千両役者の天才女形・ビボーの千代丸はそんなに活躍しないが、旅芝居一座の仲間たちがそれぞれの個性を発揮して活躍するのがいいね。剣各浪人"センセイ"、気のきく三枚目役者の"亀"、舞台度胸抜群の老け女形一助、まだまだ懐に何か隠してそうな座長の勘太郎、ヘタレな二枚目徳次ですらそれなりに役に立つ一幕あり。
楽しいがヌルい、評価はいまだにちょっと迷ってしまう…
三作目あたりが決めてになるかな?
ちょっと盛りだくさん過ぎる感もあるんだよね。
千代丸はひょんなことから同心・桜山家のあとつぎ役と、娘千代と、両方の替え玉をさせられるが、"千代丸とそっくり"な千代は美女なのにバリバリの武闘派隠密としてブイブイ言わせてる。千代丸をビビらせて男言葉でニヤリ、とか、かなり性格が歪んでいる(笑)
何かを思い出すなーと思ってたら…名香智子だ。名香智子のマンガだ!
おんなじよーに中世的な美貌で、女装男装自由自在で、ナヨナヨしとやかな美青年とキリっと凛々しい美女とって、こりゃ名香智子しかないよね、と、こういう時代小説文庫を読む人にはわからないかもしれないような感想をかみしめる私でした。
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三が日、終了…
実家にいくとき、仕事のモノも持って行ったんだけども、こわくて手に取れなかった。
やっぱり今年も逃げてる自分がいる。うううううう。
明日はギリギリ休みなので、明日なんとかしないとダメね、ダメよね(泣)
実家にいくとき、仕事のモノも持って行ったんだけども、こわくて手に取れなかった。
やっぱり今年も逃げてる自分がいる。うううううう。
明日はギリギリ休みなので、明日なんとかしないとダメね、ダメよね(泣)
昨夜から、実家でぼんやり。夏のドイツ・チェコ旅行の写真をWeb用に再整理したり、テレビ見たり。いい加減にアップしときたい。きちんとまとめると自分にも読み返して嬉しいコンテンツになるから…
しかし昨日やってた「格付け」の演出あて部門。テーマが「ボーイズラブ」とあったが、ちゃんとボーイズラブだったのは素人演出のほうだと思ったんだが、如何なものでしょうか。プロのアレはBLじゃなくて冷徹に演出されたホモドラマ。だいたい若い女の子回答者は皆素人演出分を支持して沈没してたもん。
しかし昨日やってた「格付け」の演出あて部門。テーマが「ボーイズラブ」とあったが、ちゃんとボーイズラブだったのは素人演出のほうだと思ったんだが、如何なものでしょうか。プロのアレはBLじゃなくて冷徹に演出されたホモドラマ。だいたい若い女の子回答者は皆素人演出分を支持して沈没してたもん。
あけましておめでとうございます。今年の目標も決まりました。
2013年1月1日 日常 コメント (4)恥の多い生涯を送って来ました。(←私だって、人並みに中学生の頃は太宰にハマりました。)
が、2012年は、特に多かったような気がします(爆)
反省点から、2013年の目標イロイロ。
一、ひとりごとを減らす。
一、口を開く前に、ひとわたりよく考える。
一、その日のことはその日に片付ける(なるべく…)。
一、9時半以降にお菓子を食べないようにする(なるべく…)。
一、早寝早起き。
…うーん…
…すでにして、目標、破れてますがな…(もう二時だ!)
多すぎるのかもしれん、目標…
まあ、努力します。
てなわけで皆さま、今年もよろしくお願いします。m(__)m
が、2012年は、特に多かったような気がします(爆)
反省点から、2013年の目標イロイロ。
一、ひとりごとを減らす。
一、口を開く前に、ひとわたりよく考える。
一、その日のことはその日に片付ける(なるべく…)。
一、9時半以降にお菓子を食べないようにする(なるべく…)。
一、早寝早起き。
…うーん…
…すでにして、目標、破れてますがな…(もう二時だ!)
多すぎるのかもしれん、目標…
まあ、努力します。
てなわけで皆さま、今年もよろしくお願いします。m(__)m
やっぱり大掃除終わりません。
でも、私の分担分(台所コンロまわり)は、分担分だけは、終わりましたから!
来年は、もう少し、マシな年になるといいな…
抱負というか、新年の目標は、また明日(笑)
一年間、たいへんお世話になりました…
みなさま、よいお年をお迎え下さいませ。
でも、私の分担分(台所コンロまわり)は、分担分だけは、終わりましたから!
来年は、もう少し、マシな年になるといいな…
抱負というか、新年の目標は、また明日(笑)
一年間、たいへんお世話になりました…
みなさま、よいお年をお迎え下さいませ。
おかしい。なんで大掃除が終わらないんだ?
2012年12月30日 読書答え:まだ始まっていないから。
…いやその…
全然始めてないってことは、ないですよ?
ところどころ、片付けたり拭いたりしました。
でも買い出しとかいろいろで疲れてしまったし…
掃除に必要な物品の買い物はすませました。
…まあ、おせちは今年はさぼることにした(百貨店で買ってきた)ぶん、明日掃除三昧にできるはず。
そのためにも早寝早起き。今日はもう寝ます。寝なきゃ。おやすみなさい。
ちなみに私は、四角い部屋を丸く掃くタイプですが、夫は、四角い部屋の隅っこに極限集中して片付け始めるタイプです(見ていてじりじりする~)。後者の場合、永遠に大掃除って終わらないような気がしますがどうでしょう。ちょっとばかし、暗雲たちこめる最終日です…
…いやその…
全然始めてないってことは、ないですよ?
ところどころ、片付けたり拭いたりしました。
でも買い出しとかいろいろで疲れてしまったし…
掃除に必要な物品の買い物はすませました。
…まあ、おせちは今年はさぼることにした(百貨店で買ってきた)ぶん、明日掃除三昧にできるはず。
そのためにも早寝早起き。今日はもう寝ます。寝なきゃ。おやすみなさい。
ちなみに私は、四角い部屋を丸く掃くタイプですが、夫は、四角い部屋の隅っこに極限集中して片付け始めるタイプです(見ていてじりじりする~)。後者の場合、永遠に大掃除って終わらないような気がしますがどうでしょう。ちょっとばかし、暗雲たちこめる最終日です…
年が変わるまで、あと三日。
仕事納めまで、へとへとになるまで働いたので、一日くらいのんびりしたかったがあんまり余裕ないな、と危惧していましたが。
今月中に行っとかないといけなかった、眼科の検診に年内最終日にかけこみ、のびすぎていた髪をカットし、商店街の衣料品店で1570円のカットソーを買おうとしたところで、長めのちゃんとしたコートand/or ダウンジャケットが最近欲しいなーと思ってたからついでに見ていたら、ン万円を一着ウッカリ買っちゃいました。(ウチの近所の商店街の衣料品の充実度は凄くて、安くて結構オシャレな店がいっぱいあるのです。ほんとだよ~)
まあ、こういうちゃんとした値段の服を買うのは久しぶりだから無問題、ということで、夕方からはタップダンスのレッスン納めにでかけた上、夕飯は九州から久々に帰ってきた長男をまじえてスキヤキ。明日のオデンの仕込みもやって、色々非常に充実した一日でした。ほんとはもっと寝たかったし、オデンの仕込みでこんなに遅くなったけど。でもまあ前夜から煮るのと当日だけ煮るのとでやっぱり味のレベルが変わってくるのよね。それに明日朝が、年内最終ゴミ出し日だから…
…ただ、年越し準備だけは全くやれてないなあ。まあ、仕方がないか。
明日は大掃除しないといけないかな。
それよりちょっと職場の机の中を大掃除に行きたいくらいなんだけど。
(こんな時期だけど一人は出ている筈なので。あーあ、困ったもんだ)
仕事納めまで、へとへとになるまで働いたので、一日くらいのんびりしたかったがあんまり余裕ないな、と危惧していましたが。
今月中に行っとかないといけなかった、眼科の検診に年内最終日にかけこみ、のびすぎていた髪をカットし、商店街の衣料品店で1570円のカットソーを買おうとしたところで、長めのちゃんとしたコートand/or ダウンジャケットが最近欲しいなーと思ってたからついでに見ていたら、ン万円を一着ウッカリ買っちゃいました。(ウチの近所の商店街の衣料品の充実度は凄くて、安くて結構オシャレな店がいっぱいあるのです。ほんとだよ~)
まあ、こういうちゃんとした値段の服を買うのは久しぶりだから無問題、ということで、夕方からはタップダンスのレッスン納めにでかけた上、夕飯は九州から久々に帰ってきた長男をまじえてスキヤキ。明日のオデンの仕込みもやって、色々非常に充実した一日でした。ほんとはもっと寝たかったし、オデンの仕込みでこんなに遅くなったけど。でもまあ前夜から煮るのと当日だけ煮るのとでやっぱり味のレベルが変わってくるのよね。それに明日朝が、年内最終ゴミ出し日だから…
…ただ、年越し準備だけは全くやれてないなあ。まあ、仕方がないか。
明日は大掃除しないといけないかな。
それよりちょっと職場の机の中を大掃除に行きたいくらいなんだけど。
(こんな時期だけど一人は出ている筈なので。あーあ、困ったもんだ)
橋下市長が指示、帆船「あこがれ」の運航廃止(読売新聞)
2012年12月28日 時事ニュース
くやしい。
金がないとか言われたら、そりゃ市民の生死にかかわるような事業にくらべれば弱いけど…
(でも病院や子育てや生保にだって明らかに冷たいぞ、市長)
何も、年度途中で、一旦発表されていた航海予定まで白紙にして打ち切ることないじゃないか。
3月のセイルトレーニング申込むつもりだった(12月のはどうしても仕事の都合がつかなかった)。
あぶないのは分かってたのに…どうして夏までに行っとかなかったんだろう。
悔やんでも悔やみきれない…
金がないとか言われたら、そりゃ市民の生死にかかわるような事業にくらべれば弱いけど…
(でも病院や子育てや生保にだって明らかに冷たいぞ、市長)
何も、年度途中で、一旦発表されていた航海予定まで白紙にして打ち切ることないじゃないか。
3月のセイルトレーニング申込むつもりだった(12月のはどうしても仕事の都合がつかなかった)。
あぶないのは分かってたのに…どうして夏までに行っとかなかったんだろう。
悔やんでも悔やみきれない…
1948年、ジョン・フォード監督作品。カラー。スカパー録画で視聴。
年賀状もやっとこ投函したし、クリスマス映画を見そびれてたし…だいぶ昔にTV放映を見たことがありましたが、やっぱジョン・フォードはいいですね、代表作ってまでのシャシンではないけど、楽しくてほろりとさせてくれる。午前十時の映画祭、何で一本もフォードが無かったの??
リーダー格のボブ(ジョン・ウェイン)、メキシコから来たピート(ペドロ・アルメンダリス)、若いキッド(ハリー・ケリー・ジュニア)の三人組は、銀行を襲うが追われて沙漠に逃げ込んだ。ところが彼らは、偶然瀕死の妊婦(ミルドレッド・ナトウィック)と出会い、生まれたての赤ん坊を預かることとなる…
ならず者たちが主人公だが、強盗とはいえ、元々なんだか家族的な絆を感じさせる三人組。年長の二人がつねに若いキッドを気遣っている。何気なくおしゃべりしていた気のいいオッサン(ワード・ボンド)が実は保安官とわかって愕然、という冒頭からして、コミカルで明るい描写であるし、男三人が慣れない育児に熱中するくだりは特に大笑いだが、馬も水も失い、キッドは負傷に苦しみ、彼らの旅は次第に過酷なものとなってゆく。乾きと疲労に朦朧とするボブが仲間の幻に励まされて進む場面など、ベタでも泣かされる、見ていて気持ちのいい映画。
赤ん坊の為に用意されていた衣装箱の中にあった聖書が、「奇跡」を呼ぶ展開で、灼熱の砂漠が舞台の西部劇なのに、さりげなくメルヘンでクリスマス映画!…という面白いネタ。何度も再映画化されたものらしいが、物語をとりまく西部の過酷な自然が、とても美しく印象的に撮られているのもイイ。
ラストはのんきでご都合主義的…と言えば言えるが、フォードらしい人情描写がたっぷり詰まった楽しい映画であった。ま、クリスマス(映画)なんだから、いいじゃん。ねっ。
★4はつけすぎかもしれないけど、いいのだいいのだ。
<追記>
あとから知ったけど、ハリー・ケリー・Jr. 今月亡くなってたんですねえ…
はからずも追悼してしまいました。
おとっつぁんのハリー・ケリーほどの存在感はなかったと思うけど、フォードがちょくちょく使っちゃJr.のキャリアを引き立ててやってたよねえ。
いつまでも、「とっぽい感じの青年」役ばっか振られていたけど(^^;)
年賀状もやっとこ投函したし、クリスマス映画を見そびれてたし…だいぶ昔にTV放映を見たことがありましたが、やっぱジョン・フォードはいいですね、代表作ってまでのシャシンではないけど、楽しくてほろりとさせてくれる。午前十時の映画祭、何で一本もフォードが無かったの??
リーダー格のボブ(ジョン・ウェイン)、メキシコから来たピート(ペドロ・アルメンダリス)、若いキッド(ハリー・ケリー・ジュニア)の三人組は、銀行を襲うが追われて沙漠に逃げ込んだ。ところが彼らは、偶然瀕死の妊婦(ミルドレッド・ナトウィック)と出会い、生まれたての赤ん坊を預かることとなる…
ならず者たちが主人公だが、強盗とはいえ、元々なんだか家族的な絆を感じさせる三人組。年長の二人がつねに若いキッドを気遣っている。何気なくおしゃべりしていた気のいいオッサン(ワード・ボンド)が実は保安官とわかって愕然、という冒頭からして、コミカルで明るい描写であるし、男三人が慣れない育児に熱中するくだりは特に大笑いだが、馬も水も失い、キッドは負傷に苦しみ、彼らの旅は次第に過酷なものとなってゆく。乾きと疲労に朦朧とするボブが仲間の幻に励まされて進む場面など、ベタでも泣かされる、見ていて気持ちのいい映画。
赤ん坊の為に用意されていた衣装箱の中にあった聖書が、「奇跡」を呼ぶ展開で、灼熱の砂漠が舞台の西部劇なのに、さりげなくメルヘンでクリスマス映画!…という面白いネタ。何度も再映画化されたものらしいが、物語をとりまく西部の過酷な自然が、とても美しく印象的に撮られているのもイイ。
ラストはのんきでご都合主義的…と言えば言えるが、フォードらしい人情描写がたっぷり詰まった楽しい映画であった。ま、クリスマス(映画)なんだから、いいじゃん。ねっ。
★4はつけすぎかもしれないけど、いいのだいいのだ。
<追記>
あとから知ったけど、ハリー・ケリー・Jr. 今月亡くなってたんですねえ…
はからずも追悼してしまいました。
おとっつぁんのハリー・ケリーほどの存在感はなかったと思うけど、フォードがちょくちょく使っちゃJr.のキャリアを引き立ててやってたよねえ。
いつまでも、「とっぽい感じの青年」役ばっか振られていたけど(^^;)
夜のピクニック (新潮文庫)
2012年12月24日 読書 コメント (6)
恩田陸著。
一晩ただただ歩き続ける、高校行事「歩行祭」。
地味に、だらだら会話や黙想を交わし合う高校生たちのオハナシが、今うじうじクヨクヨムードに入っている私のバイオリズムに合うようなので他の本をおいといて読み始めた。
自分がオトナげなく頼りないのは、わかってる、残念ながら…
精神年齢低いかなあ、…この高校生たちのほうがよほど大人かもしれん(爆)
次の日に突入つつ読了。やれやれ、疲れているのに一気読みはイカンなぁ。
仕事帰りに家族で待ち合わせて軽く外食して、帰ってからシュトーレンちょっと食べたけど、クリスマス映画は、今年は見そびれた…明日もどうも無理そうな…(T^T)
年賀状もできていないし。
いかんなー悲しいなー。
一晩ただただ歩き続ける、高校行事「歩行祭」。
地味に、だらだら会話や黙想を交わし合う高校生たちのオハナシが、今うじうじクヨクヨムードに入っている私のバイオリズムに合うようなので他の本をおいといて読み始めた。
自分がオトナげなく頼りないのは、わかってる、残念ながら…
精神年齢低いかなあ、…この高校生たちのほうがよほど大人かもしれん(爆)
次の日に突入つつ読了。やれやれ、疲れているのに一気読みはイカンなぁ。
仕事帰りに家族で待ち合わせて軽く外食して、帰ってからシュトーレンちょっと食べたけど、クリスマス映画は、今年は見そびれた…明日もどうも無理そうな…(T^T)
年賀状もできていないし。
いかんなー悲しいなー。
ドゥームズデイ・ブック〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
2012年12月23日 読書
岡本喜八エッセイを読みながら、並行してこちらも少しずつ読み進む。
両方持ち歩いてると、文庫本とはいえ、ぶ厚めのペアで、重いなー…
まぁ、単行本二冊(読んでる最中のと、その次の本と)持ち歩く時すらあるから、慣れてるっちゃ慣れてるけど
シュトーレンは買ってきた。
海外サイトで自分へのプレゼント(DVD)を何か買いたくてうろうろしたが、届くのは旧暦のクリスマスか?(爆)
そろそろ逃避はおしまいにして、たまった仕事を少しでも進めたほうがいいんだろうな。
それと、寝不足を解消するべく早寝しないとね。ネットなんか彷徨っていると何時になっても終わりゃしないんだから~
両方持ち歩いてると、文庫本とはいえ、ぶ厚めのペアで、重いなー…
まぁ、単行本二冊(読んでる最中のと、その次の本と)持ち歩く時すらあるから、慣れてるっちゃ慣れてるけど
シュトーレンは買ってきた。
海外サイトで自分へのプレゼント(DVD)を何か買いたくてうろうろしたが、届くのは旧暦のクリスマスか?(爆)
そろそろ逃避はおしまいにして、たまった仕事を少しでも進めたほうがいいんだろうな。
それと、寝不足を解消するべく早寝しないとね。ネットなんか彷徨っていると何時になっても終わりゃしないんだから~
くじけちゃダメだ(謎)
2012年12月22日 日常世間様はいよいよクリスマスだってのに、気勢のあがらない毎日。
準備もできてないし、心の余裕もない。
せっかく「サンセット大通り」で充電したのに、またアッサリとミスってへこんできた。
だがさすがに今日はもう映画見る体力はない(私にしては珍しい)。
明日は一応おやすみだけど、あさってはまた仕事だし。
ちゃんと年越し、できるかなー(棒読み)。
とりあえず、あと少しだけ岡本喜八を拾い読みしてから寝よう。
明日は、買いそびれてたシュトーレンも買ってこよう。
明日か明後日は、寝る前にクリスマス映画も見たいな。
マッチをすったら、クリスマスのディナーが、出てくるといいな…(ってソレ少し危ないぞ)
まあ、ヨーロッパ風に考えりゃ、1/6くらいまではクリスマスだしなぁ。気長に取り組むか(爆)
準備もできてないし、心の余裕もない。
せっかく「サンセット大通り」で充電したのに、またアッサリとミスってへこんできた。
だがさすがに今日はもう映画見る体力はない(私にしては珍しい)。
明日は一応おやすみだけど、あさってはまた仕事だし。
ちゃんと年越し、できるかなー(棒読み)。
とりあえず、あと少しだけ岡本喜八を拾い読みしてから寝よう。
明日は、買いそびれてたシュトーレンも買ってこよう。
明日か明後日は、寝る前にクリスマス映画も見たいな。
マッチをすったら、クリスマスのディナーが、出てくるといいな…(ってソレ少し危ないぞ)
まあ、ヨーロッパ風に考えりゃ、1/6くらいまではクリスマスだしなぁ。気長に取り組むか(爆)
1950年、ビリー・ワイルダー監督作品。モノクロ。
アサイチで朝十に行ってきました。遅番だったので。
大昔に一回は名画座で見ていたと思うんですけどね、手ごろに細部は忘れていてウットリ。
半年くらい前にスカパーでもやってて録画したんだけど、10分少々見たあたりで、「うーむ…これは…映画館でやるんなら映画館で見ないともったいない」、と、感じてしまった。
そして半年封印した。なかなかそんな風に思うことってないんだけどね。
しかも、この映画、私が興味を抱くスターとか全然出てないんだけどね(←本来はミーハー)。
ハリウッドの夢と残酷を描いた名画としてもはや定番なこの映画。
売れない脚本家ジョー(ウィリアム・ホールデン)は借金取りに追われて古びた大邸宅へ迷い込んだ。そこには、今では老いた、サイレント映画の大女優ノーマ(グロリア・スワンソン)と執事マックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)が住んでいた。カムバックを夢見て主演映画の企画を考えるノーマは脚本の手直しの為ジョーを雇うが、やがて彼を愛人扱いし、束縛し始める…
ぞわぞわするほど退廃の香りにむせかえるような邸宅。いつまでも大女優のつもりなノーマは50代に入り明らかに老いはじめているが、ある意味「女」のカタマリみたいな存在でもある。醜悪だけど、妙に可愛らしいところも、なくもない(私だけか?そう思うの)。彼女への一抹の哀れみと、未来の見えない自暴自棄から、ジョーはジゴロへと身を堕とす。ハリウッドの夢に毒され、打ちのめされた同士という淡い共感もあったのだろう。そう、根は悪い奴ではないのだジョーは…。だが、若いモンより、年寄りの溜め込んだ毒のほうが、よりおぞましく強烈だった。
ジョーを失い、ノーマはあっというまに狂ってしまう。ハリウッドの“玉座”からとうの昔に滑り落ちているノーマに、何とかしてハリウッド式「幸せ」を浴びせ続けようと画策するマックスのほうが一層激しい歪みを抱いているといえようか。
正気のままで狂っている、というような最後の表情には哀しみがあふれている。
彼らにくらべれば、そりゃ若い連中なんぞ可愛らしいものである。世をすね、ノーマに飼われてみても、共同執筆を申し出てきた脚本家志望の娘(ナンシー・オルソン)との淡い恋には心が揺れる。けれども彼女は友人の婚約者でもある。若々しい、汚れのない夢はすぐ手が届きそうでいて、ジゴロに堕した男には容易く手に取ることはできない…。… 泣ける。
あの健康優良児みたいなホールデンを、ひとひねり強引に退廃させて使いこなすワイルダーのお手並みは凄いなあ…
好みのタイプじゃないけれど(マッチョは嫌)、この映画のホールデンはなんか切なくてイイ。
。
もちろんスワンソン、シュトロハイムらロートル組の迫力もすごいですが…
ただまあスワンソン、キレイだよね若い頃は。オバサンになっても結構整ってはいる。
誰もが不幸で誰もが一生懸命。映画界の特殊な世界観、価値観の中で歪められながらも、その必死さには心を揺さぶられます。
カムバックなんか実現不能だし、若い映画人には鼻もひっかけられなくても、「大女優ノーマ」を知っていた一定年齢以上の人々がノーマに抱く敬意や懐旧の情は、これまた決して嘘ではない。過去と未来の価値が、不思議なバランスで揺れ動く街ハリウッド。
ハリウッドの夢は思いっきり苦くて歪んで醜悪で、けれどもその甘い蜜も否定できない、そんな、えもいわれないアンビバレントな感覚に満ちているのが、この映画の素晴しいところ。歪みも甘さもちょうどいいころあいだ(私にとっては…)。
期待通り、ぼおっと酔わされて映画館を出ました。
…出たあと、いつものとおりオシゴトだったのが残念ですが(^^;)
アサイチで朝十に行ってきました。遅番だったので。
大昔に一回は名画座で見ていたと思うんですけどね、手ごろに細部は忘れていてウットリ。
半年くらい前にスカパーでもやってて録画したんだけど、10分少々見たあたりで、「うーむ…これは…映画館でやるんなら映画館で見ないともったいない」、と、感じてしまった。
そして半年封印した。なかなかそんな風に思うことってないんだけどね。
しかも、この映画、私が興味を抱くスターとか全然出てないんだけどね(←本来はミーハー)。
ハリウッドの夢と残酷を描いた名画としてもはや定番なこの映画。
売れない脚本家ジョー(ウィリアム・ホールデン)は借金取りに追われて古びた大邸宅へ迷い込んだ。そこには、今では老いた、サイレント映画の大女優ノーマ(グロリア・スワンソン)と執事マックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)が住んでいた。カムバックを夢見て主演映画の企画を考えるノーマは脚本の手直しの為ジョーを雇うが、やがて彼を愛人扱いし、束縛し始める…
ぞわぞわするほど退廃の香りにむせかえるような邸宅。いつまでも大女優のつもりなノーマは50代に入り明らかに老いはじめているが、ある意味「女」のカタマリみたいな存在でもある。醜悪だけど、妙に可愛らしいところも、なくもない(私だけか?そう思うの)。彼女への一抹の哀れみと、未来の見えない自暴自棄から、ジョーはジゴロへと身を堕とす。ハリウッドの夢に毒され、打ちのめされた同士という淡い共感もあったのだろう。そう、根は悪い奴ではないのだジョーは…。だが、若いモンより、年寄りの溜め込んだ毒のほうが、よりおぞましく強烈だった。
ジョーを失い、ノーマはあっというまに狂ってしまう。ハリウッドの“玉座”からとうの昔に滑り落ちているノーマに、何とかしてハリウッド式「幸せ」を浴びせ続けようと画策するマックスのほうが一層激しい歪みを抱いているといえようか。
正気のままで狂っている、というような最後の表情には哀しみがあふれている。
彼らにくらべれば、そりゃ若い連中なんぞ可愛らしいものである。世をすね、ノーマに飼われてみても、共同執筆を申し出てきた脚本家志望の娘(ナンシー・オルソン)との淡い恋には心が揺れる。けれども彼女は友人の婚約者でもある。若々しい、汚れのない夢はすぐ手が届きそうでいて、ジゴロに堕した男には容易く手に取ることはできない…。… 泣ける。
あの健康優良児みたいなホールデンを、ひとひねり強引に退廃させて使いこなすワイルダーのお手並みは凄いなあ…
好みのタイプじゃないけれど(マッチョは嫌)、この映画のホールデンはなんか切なくてイイ。
。
もちろんスワンソン、シュトロハイムらロートル組の迫力もすごいですが…
ただまあスワンソン、キレイだよね若い頃は。オバサンになっても結構整ってはいる。
誰もが不幸で誰もが一生懸命。映画界の特殊な世界観、価値観の中で歪められながらも、その必死さには心を揺さぶられます。
カムバックなんか実現不能だし、若い映画人には鼻もひっかけられなくても、「大女優ノーマ」を知っていた一定年齢以上の人々がノーマに抱く敬意や懐旧の情は、これまた決して嘘ではない。過去と未来の価値が、不思議なバランスで揺れ動く街ハリウッド。
ハリウッドの夢は思いっきり苦くて歪んで醜悪で、けれどもその甘い蜜も否定できない、そんな、えもいわれないアンビバレントな感覚に満ちているのが、この映画の素晴しいところ。歪みも甘さもちょうどいいころあいだ(私にとっては…)。
期待通り、ぼおっと酔わされて映画館を出ました。
…出たあと、いつものとおりオシゴトだったのが残念ですが(^^;)
心が死にそうな時ほど…
2012年12月19日 日常 コメント (2)へこんでいる時は、大事なことじゃなく(シゴトとか家庭とか)、逃避的趣味でもって気を紛らせるほうが、心が長生きするんじゃないかなあ。
…と、勝手なことを考えて、あさっての映画館の予約を入れました。
遅番だから朝イチ見てこよう。
机の上が地獄のよーなんだけど。
しかも明日忘年会だから残業して片付けることすらできないんだけど。
…あーあ…
でも芸術は永遠だから、ヘタレな私を励ましてくれるさ、たぶん。
酔ってこよう…
…と、勝手なことを考えて、あさっての映画館の予約を入れました。
遅番だから朝イチ見てこよう。
机の上が地獄のよーなんだけど。
しかも明日忘年会だから残業して片付けることすらできないんだけど。
…あーあ…
でも芸術は永遠だから、ヘタレな私を励ましてくれるさ、たぶん。
酔ってこよう…
マジメとフマジメの間 (ちくま文庫)
2012年12月18日 読書
岡本喜八著。
岡本監督没後にまとめられたエッセイ集。なのでたぶん、同じような話が複数回出てくるようす…だが、小さいながら写真もちょこちょこ入ってるし、この監督らしい、照れや諧謔のにじんだテンポのよい文章で、気持ちよく読める。
学校でてすぐくらいに、この人のエッセイは何冊か図書館で借りて読んだが細かいところは覚えてないので、いい復習だ(笑)
しかし、BSで録った喜八映画がなかなか消化しきれない…忙しすぎる…ううううう…
岡本監督没後にまとめられたエッセイ集。なのでたぶん、同じような話が複数回出てくるようす…だが、小さいながら写真もちょこちょこ入ってるし、この監督らしい、照れや諧謔のにじんだテンポのよい文章で、気持ちよく読める。
学校でてすぐくらいに、この人のエッセイは何冊か図書館で借りて読んだが細かいところは覚えてないので、いい復習だ(笑)
しかし、BSで録った喜八映画がなかなか消化しきれない…忙しすぎる…ううううう…
1959年、マイケル・ゴードン監督作品。カラー。NHK-BS録画で視聴。
大昔にTVで見た事があったはず。てきとーに楽しい作品だった気がするので、なんか今日はなんにも考えないでいいような軽いものを見たかったからスイッチオン。
半世紀前とあって、あの豊か~っぽいアメリカでも、電話回線が他人様と共同だったりする時代。
インテリアデザイナーのジャン(ドリス・ディ)は、同じ回線を分け合う男ブラッド(ロック・ハドソン)が大のプレイボーイでしょっちゅう女性とのイチャイチャコールで電話回線を占有しているのにカリカリ来ている。だって仕事の電話もできないんだもん。と、顔を知らぬ同士でケンカ状態な二人だったが、ある日ブラッドは、旧友で富豪のジョナサン(トニー・ランドール)からジャンが求愛されているのを知って彼女に興味を持つ。別人のフリをしてジャンと親しくなりつつ、陰ではジャンの“恋愛”をからかう電話をかけたり、悪ふざけを楽しんでいたが…
なんちゅー悪い奴だ、いつジャンは気がつくんだ~、と見る方はジリジリ。総スカンを喰らいそうな所をギリギリもたせるのがロック・ハドソンの激甘なマスクと長身。ケイリー・グラントに比べればちょっとヌボーとしてますが、愛嬌のあるハンサムぶりでどこか憎めない。バレて彼女を泣かせたとたんに、逆に「しまった自分も好きになってた」と自覚して…というのはお約束。
しかしホントになんにもないような話ではありました。歌も入って明るくて、ドリス・デイのファッションやインテリア見てるだけでも豊かな気分にはなるけど。いいなあ一人暮らしなのにあんなに広いフラットで(爆)
あと、常に二日酔いのヘンな家政婦役で、セルマ・リッターが今回もいい味だしてます(笑)
さあ、明日はやっと休みだ。寝よ。
…といっても、センキョに間に合うように大慌てで職場飛び出したから、明日また職場にイカンとアカンかしら。まあ、締切過ぎててずっと懸案だった案件はとりあえず今日片付いたけど。…しくしく。
大昔にTVで見た事があったはず。てきとーに楽しい作品だった気がするので、なんか今日はなんにも考えないでいいような軽いものを見たかったからスイッチオン。
半世紀前とあって、あの豊か~っぽいアメリカでも、電話回線が他人様と共同だったりする時代。
インテリアデザイナーのジャン(ドリス・ディ)は、同じ回線を分け合う男ブラッド(ロック・ハドソン)が大のプレイボーイでしょっちゅう女性とのイチャイチャコールで電話回線を占有しているのにカリカリ来ている。だって仕事の電話もできないんだもん。と、顔を知らぬ同士でケンカ状態な二人だったが、ある日ブラッドは、旧友で富豪のジョナサン(トニー・ランドール)からジャンが求愛されているのを知って彼女に興味を持つ。別人のフリをしてジャンと親しくなりつつ、陰ではジャンの“恋愛”をからかう電話をかけたり、悪ふざけを楽しんでいたが…
なんちゅー悪い奴だ、いつジャンは気がつくんだ~、と見る方はジリジリ。総スカンを喰らいそうな所をギリギリもたせるのがロック・ハドソンの激甘なマスクと長身。ケイリー・グラントに比べればちょっとヌボーとしてますが、愛嬌のあるハンサムぶりでどこか憎めない。バレて彼女を泣かせたとたんに、逆に「しまった自分も好きになってた」と自覚して…というのはお約束。
しかしホントになんにもないような話ではありました。歌も入って明るくて、ドリス・デイのファッションやインテリア見てるだけでも豊かな気分にはなるけど。いいなあ一人暮らしなのにあんなに広いフラットで(爆)
あと、常に二日酔いのヘンな家政婦役で、セルマ・リッターが今回もいい味だしてます(笑)
さあ、明日はやっと休みだ。寝よ。
…といっても、センキョに間に合うように大慌てで職場飛び出したから、明日また職場にイカンとアカンかしら。まあ、締切過ぎててずっと懸案だった案件はとりあえず今日片付いたけど。…しくしく。
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