な…なんで…(封印7章)
2012年6月10日 ゲームなんでまた、10万ゴールド 稼いだところで、ノアが死ぬんですか…またノアですか…!
ゼッタイ!、間に合うように!!、Bボタン押した筈なのに!!!(号泣)
微妙に遅れたんだろうか…
正直結構時間かかるよ10万ゴールドは…うううううう…
さすがにちょっと間を空けようかな。しかし、間を空けすぎると闘技場までの道のりを忘れそうでよくないかも…(結構気を使う、手間ヒマな道のりである、このマップ)。
朝から疲れた。←自業自得…
ゼッタイ!、間に合うように!!、Bボタン押した筈なのに!!!(号泣)
微妙に遅れたんだろうか…
正直結構時間かかるよ10万ゴールドは…うううううう…
さすがにちょっと間を空けようかな。しかし、間を空けすぎると闘技場までの道のりを忘れそうでよくないかも…(結構気を使う、手間ヒマな道のりである、このマップ)。
朝から疲れた。←自業自得…
1965年、マーク・ロブスン監督作品。
多忙がいつまでたってもおさまらず、めっきり映画見ていなかった近頃の私。
ゲームの方が「ちょっとだけやって終われる」と思うせいです。ソレは大間違いなんですが…
久々の一本は、スカパーでやってた「脱走特急」!
ほんとはDVD買っちゃった「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」を見ようと思ったんだけど、見始めたらなんか画質が予想以下だったので、「この値段でコレか?」とショックを受けて一旦ストップ。ある意味、鉄道アクションという共通項のある「脱走特急」にチェンジ。
大昔にTVで見た筈なんだけど、ラストシーン以外ろくに覚えていなくて、でも多分面白かった筈、そしてラスト印象的だった…で、特別好きな人が出てるとかじゃないけど期待の再見。
1943年、とあるイタリアの捕虜収容所。捕虜は大半英国兵だけど、アメリカ兵も少しいる。飛行機が撃墜され、新たに放り込まれてきたライアン大佐(フランク・シナトラ)は、英国兵のリーダー・フィンチャム少佐(トレバー・ハワード)と何かと対立しながら捕虜全体の指揮をとることに。
イタリア降伏後収容所を逃げ出した捕虜たちは今度はドイツ軍につかまり、列車で護送されることになるが、逆に列車を乗っ取り集団脱走をはかるのだった…!
シナトラがいつもよりぐっと抑えて渋いカッコよさを見せてオイシイ役どころ。頑固かつ戦闘的すぎて血に飢えた感じ(笑)のトレバー・ハワードがうまく盛り上げてやっている。
列車はイタリアをどんどん北上してスイス方面へと進むがその間、脱走モノのつねで、工夫と機転と変装のいろいろがユーモアも交えて披露される。
楽しい戦争アクションだが、終盤に至るに従い、単なる戦場ホラ話ではなく、リアリズムのほろ苦さがしのび寄ってくる展開がイイ。
見てない人のために伏せるけど、あのラストシーンは、ちょっと忘れられないよね(笑)
ちょっとせつない、定石をはずしたエンディングだ。
イタリア軍の収容所長に、あーやっぱこういう役…のアドルフォ・チェリ、ドイツ軍将校に、あーやっぱり(以下略)のウォルフガング・プライスとキャスティングは地味ながらしっかりしてる。従軍神父役でユーモラスなエドワード・マルヘアーも楽しませてくれる。
拾い物?が、イタリア人ながらナチスドイツが嫌いで主人公らに協力するオリアニ大尉を演じたセルジオ・ファントーニ。
なぜか黒アイパッチのスマートで頭も切れるイタリア軍人。ドイツ軍人か?と思っちゃうほどカッコイイ(逝)。ひたすら渋めな映画の中では、なんだか目に優しい純二枚目系。よく見るとたいしたことないのかもしれないがアイパッチの威力か、このメンツの中では妙に華を感じるー。
ただ、見てるあいだじゅう、実はずーっと…
「ナンバー・ツー!」という叫びが私の脳内に響いてました(笑)
え?…もちろん、オースティン・パワーズのですよ(ワカル人には分かるだろう)。
★4はつけすぎかもだが終盤の手に汗握るサスペンスといい、途中うつりかわる風景の美しさといい、大変楽しめた映画であった。こういうエンタが見たい心境だったのでOK!
多忙がいつまでたってもおさまらず、めっきり映画見ていなかった近頃の私。
ゲームの方が「ちょっとだけやって終われる」と思うせいです。ソレは大間違いなんですが…
久々の一本は、スカパーでやってた「脱走特急」!
ほんとはDVD買っちゃった「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」を見ようと思ったんだけど、見始めたらなんか画質が予想以下だったので、「この値段でコレか?」とショックを受けて一旦ストップ。ある意味、鉄道アクションという共通項のある「脱走特急」にチェンジ。
大昔にTVで見た筈なんだけど、ラストシーン以外ろくに覚えていなくて、でも多分面白かった筈、そしてラスト印象的だった…で、特別好きな人が出てるとかじゃないけど期待の再見。
1943年、とあるイタリアの捕虜収容所。捕虜は大半英国兵だけど、アメリカ兵も少しいる。飛行機が撃墜され、新たに放り込まれてきたライアン大佐(フランク・シナトラ)は、英国兵のリーダー・フィンチャム少佐(トレバー・ハワード)と何かと対立しながら捕虜全体の指揮をとることに。
イタリア降伏後収容所を逃げ出した捕虜たちは今度はドイツ軍につかまり、列車で護送されることになるが、逆に列車を乗っ取り集団脱走をはかるのだった…!
シナトラがいつもよりぐっと抑えて渋いカッコよさを見せてオイシイ役どころ。頑固かつ戦闘的すぎて血に飢えた感じ(笑)のトレバー・ハワードがうまく盛り上げてやっている。
列車はイタリアをどんどん北上してスイス方面へと進むがその間、脱走モノのつねで、工夫と機転と変装のいろいろがユーモアも交えて披露される。
楽しい戦争アクションだが、終盤に至るに従い、単なる戦場ホラ話ではなく、リアリズムのほろ苦さがしのび寄ってくる展開がイイ。
見てない人のために伏せるけど、あのラストシーンは、ちょっと忘れられないよね(笑)
ちょっとせつない、定石をはずしたエンディングだ。
イタリア軍の収容所長に、あーやっぱこういう役…のアドルフォ・チェリ、ドイツ軍将校に、あーやっぱり(以下略)のウォルフガング・プライスとキャスティングは地味ながらしっかりしてる。従軍神父役でユーモラスなエドワード・マルヘアーも楽しませてくれる。
拾い物?が、イタリア人ながらナチスドイツが嫌いで主人公らに協力するオリアニ大尉を演じたセルジオ・ファントーニ。
なぜか黒アイパッチのスマートで頭も切れるイタリア軍人。ドイツ軍人か?と思っちゃうほどカッコイイ(逝)。ひたすら渋めな映画の中では、なんだか目に優しい純二枚目系。よく見るとたいしたことないのかもしれないがアイパッチの威力か、このメンツの中では妙に華を感じるー。
ただ、見てるあいだじゅう、実はずーっと…
「ナンバー・ツー!」という叫びが私の脳内に響いてました(笑)
え?…もちろん、オースティン・パワーズのですよ(ワカル人には分かるだろう)。
★4はつけすぎかもだが終盤の手に汗握るサスペンスといい、途中うつりかわる風景の美しさといい、大変楽しめた映画であった。こういうエンタが見たい心境だったのでOK!
今度こそ封印7章(闘技場雑感)。
2012年6月7日 ゲーム「ファイアーエムブレム封印の剣」ハードモード7章。なんとか再び、玉座以外の敵を倒して、現在えんえん闘技場。
あいかわらず、ディークLv.11が全然避けない。勝ててもギリギリ。それでも傭兵かい!
ルトガーやチャドと大違いだ。支援もまだついてないからかなあ…この章は意識的にシャニーと並べているんだけど。
でも、今一番「力」が強いのは、実は主人公のロイLv.11(既に13。珍しいケースか?)。
HPこそ控えめだが、力技速守運とバランスよく成長中で、闘技場でも危なげない。
あと、唯一の支援Bを持つアレン&ランスも危なげない。
そしてノア、パラメータはそんなに光らないのに、やはり意外とよく避けるのはなぜ。
Sナイトだが軽量・高命中率の剣メインという設定が有利に働いているのか…?
ロットはピンで使ってるが、高いHPと意外な素早さで結構稼ぐ。
そのうち美形海賊が出るという噂なのでそうなったら二軍落ちかもしれないが。
怖くて闘技場に入れられないのがウォルト。ロイと支援Cなのであと少し使えるように育って欲しいんだけど、闘技場でグングン成長中のスーと使い勝手が大違い。
Lv.9目前までは育てたが、技も早さも低く、滅多に二回攻撃もできないのでは闘技場で勝てっこない。どーしたもんだろう(泣)
いきなり二回攻撃とか喰らいそうな、嫌な予感がしすぎる。
いっそアレンとも支援Cをつけるか…
回復役もガンガン育つが、サウルが前回ほどには魔力が伸びてくれてないなぁ~(涙)
それでもクラリーネよりは調子ヨシ。
5万ゴールドほど稼いだが、なるべく低い賭け金で安全に進めてるので、成長自体はゆっくりだ。
どのくらいまでやっとくといいのかなあ…
ハードモードだし。
あいかわらず、ディークLv.11が全然避けない。勝ててもギリギリ。それでも傭兵かい!
ルトガーやチャドと大違いだ。支援もまだついてないからかなあ…この章は意識的にシャニーと並べているんだけど。
でも、今一番「力」が強いのは、実は主人公のロイLv.11(既に13。珍しいケースか?)。
HPこそ控えめだが、力技速守運とバランスよく成長中で、闘技場でも危なげない。
あと、唯一の支援Bを持つアレン&ランスも危なげない。
そしてノア、パラメータはそんなに光らないのに、やはり意外とよく避けるのはなぜ。
Sナイトだが軽量・高命中率の剣メインという設定が有利に働いているのか…?
ロットはピンで使ってるが、高いHPと意外な素早さで結構稼ぐ。
そのうち美形海賊が出るという噂なのでそうなったら二軍落ちかもしれないが。
怖くて闘技場に入れられないのがウォルト。ロイと支援Cなのであと少し使えるように育って欲しいんだけど、闘技場でグングン成長中のスーと使い勝手が大違い。
Lv.9目前までは育てたが、技も早さも低く、滅多に二回攻撃もできないのでは闘技場で勝てっこない。どーしたもんだろう(泣)
いきなり二回攻撃とか喰らいそうな、嫌な予感がしすぎる。
いっそアレンとも支援Cをつけるか…
回復役もガンガン育つが、サウルが前回ほどには魔力が伸びてくれてないなぁ~(涙)
それでもクラリーネよりは調子ヨシ。
5万ゴールドほど稼いだが、なるべく低い賭け金で安全に進めてるので、成長自体はゆっくりだ。
どのくらいまでやっとくといいのかなあ…
ハードモードだし。
忍びの国 (新潮文庫)
2012年6月5日 読書
和田 竜著。
「のぼうの城」はけっこう面白かったから、ちょっと手を出してみました。
忍者だらけの伊賀の国を攻めようとする、隣国伊勢の織田信雄勢…
面白くないとは言いませんが、半分まで読んだ限りでは、いまのところ、誰に感情移入していいのかわかんないなー(笑)
<追記>
最後まで、誰に感情移入していいのかわかんないまま終わった(笑)
合戦シーンはスピーディで文句なく面白いんだけど、「のぼうの城」と違って、えばりんぼか守銭奴かリアリストの恥をしらない困った人が圧倒的に多い上群像ドラマだから、さすがにソレらを魅力的に描き分けるのはちょっと難しかったのであろうか。
「のぼう」は基本変人でもいいヤツが多いから。
ちょっとだけ成長した信雄クン…の場面が一番よかったかもしれん。
「のぼうの城」はけっこう面白かったから、ちょっと手を出してみました。
忍者だらけの伊賀の国を攻めようとする、隣国伊勢の織田信雄勢…
面白くないとは言いませんが、半分まで読んだ限りでは、いまのところ、誰に感情移入していいのかわかんないなー(笑)
<追記>
最後まで、誰に感情移入していいのかわかんないまま終わった(笑)
合戦シーンはスピーディで文句なく面白いんだけど、「のぼうの城」と違って、えばりんぼか守銭奴かリアリストの恥をしらない困った人が圧倒的に多い上群像ドラマだから、さすがにソレらを魅力的に描き分けるのはちょっと難しかったのであろうか。
「のぼう」は基本変人でもいいヤツが多いから。
ちょっとだけ成長した信雄クン…の場面が一番よかったかもしれん。
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今日はお休み。でも職場もいこうかなどうしようかなーと思いつつ、朝少しえっちらおっちらFEを進めて、午後は実家行って、昼寝は少ししかできなくて、晩にすこし持ち帰り仕事して。
明日はもうシゴトだな、ふう…。
木曜はまたまる一日休みだから、この日はずっと、家でだらだらするぞーきっと。
明日とあさっての連続遅番をこなしたら、明るい休日が待ってるはず…たぶん…
明日はもうシゴトだな、ふう…。
木曜はまたまる一日休みだから、この日はずっと、家でだらだらするぞーきっと。
明日とあさっての連続遅番をこなしたら、明るい休日が待ってるはず…たぶん…
さらばロンメル〈下〉 (扶桑社ミステリー)
2012年6月2日 読書 コメント (8)
ローレンス・ウェルズ著。
けっこう気に入ってたのに、ここんとこ泣くほど忙しくてなかなか読了しきれなかった。
後半は、WW2のアフリカ戦線で大活躍し名を成した将軍ロンメルと、アメリカ人将校スパイグナーの運命がふたたびからみあう。アメリカは参戦するかしないかくらいの時期だけど、戦争前からロンメルについて情報収集したり評価していたことが買われてアフリカの英軍基地へと招ばれたスパイグナーは、ロンメルの動きを誰よりも正確に予測するが、周囲はそうそう彼のいうとおりに動いてはくれない。偵察機で前線に飛び出したスパイグナーは、ロンメルと思わぬ再会に至るが…
ロンメルとスパイグナーの両者の視点が交互にうつりかわる。このめまぐるしさは、著者の処女作ならではかも?
ロンメルが魅力的に描かれていすぎる(笑)のが、長所でもあり欠点でもあり、かな。読んでるとだんだん主人公の筈のスパイグナーよりロンメルを応援しちゃうしなあ(^^;)。
「米国人のロンメル好きが我慢できなくなって書いてみた、第二次大戦秘話」ってところでした。
後半にはフォークナーは全く出ず。
1980年代に書かれた作品のようですが、1930年代アメリカの描写が、30年代ハリウッド映画内のイメージからのいただきっぽくて仕方がない。でもそれが、個人的には結構楽しめたりもして…(笑)
けっこう気に入ってたのに、ここんとこ泣くほど忙しくてなかなか読了しきれなかった。
後半は、WW2のアフリカ戦線で大活躍し名を成した将軍ロンメルと、アメリカ人将校スパイグナーの運命がふたたびからみあう。アメリカは参戦するかしないかくらいの時期だけど、戦争前からロンメルについて情報収集したり評価していたことが買われてアフリカの英軍基地へと招ばれたスパイグナーは、ロンメルの動きを誰よりも正確に予測するが、周囲はそうそう彼のいうとおりに動いてはくれない。偵察機で前線に飛び出したスパイグナーは、ロンメルと思わぬ再会に至るが…
ロンメルとスパイグナーの両者の視点が交互にうつりかわる。このめまぐるしさは、著者の処女作ならではかも?
ロンメルが魅力的に描かれていすぎる(笑)のが、長所でもあり欠点でもあり、かな。読んでるとだんだん主人公の筈のスパイグナーよりロンメルを応援しちゃうしなあ(^^;)。
「米国人のロンメル好きが我慢できなくなって書いてみた、第二次大戦秘話」ってところでした。
後半にはフォークナーは全く出ず。
1980年代に書かれた作品のようですが、1930年代アメリカの描写が、30年代ハリウッド映画内のイメージからのいただきっぽくて仕方がない。でもそれが、個人的には結構楽しめたりもして…(笑)
お休みなのに、とちゅうで職場にいってやり忘れたことやったり。
疲れた眠い、ううううう。(ムスコの体育祭にも行ったから…)
足もくたびれた。明日タップのレッスン、いけるかな?
疲れた眠い、ううううう。(ムスコの体育祭にも行ったから…)
足もくたびれた。明日タップのレッスン、いけるかな?
封印の剣・7章実質クリア!…?
2012年5月31日 ゲーム寝る間を削って、時々進めてるファイアーエムブレム。
こないだは10ターン目の反則増援Lv.15ソシアルナイトに沈んだが、このマップである村を訪問したらナイトキラーがもらえるのだった!
そうか、間に合うようにナイトキラーを取っててきたら…そして新加入バラディン・ゼロットに持たせる。これが正解だー!街並みというか細い路地にひっぱりこんで各個撃破。
Lv.15ソシアルナイトを三匹やっつけたから、玉座周辺にちょっぴり残ってるけどもう問題なし。あとはどこまで闘技場で稼ぐかだな。うんうん。
あんまり育てるとつまらないかもしれないが、ハードモードだからしっかり育ててやっとこ先に進めるような難度設定かもしれん。しばらくは闘技場を出られないかも…
しかし、闘技場もなんか、過去の他シリーズの記憶よりはハードモードだな…
710ゴールド程度でもヤバイと感じて途中キャンセル→賭け金もってかれる、で、期待ほどサクサクと貯金が貯まらないゾ(^^;)
<追記>
闘技場で3万ゴールドほど稼いだところで、ノアが死にました…(T^T)
それまでなんか、えらく避けまくって闘技場センスよし、と思わせられてたから…
でも根拠はたいしたことなかったなあ。シャーマンに二回攻撃できると信じてたらできなかった…「戦速」が確認できないのが、一番闘技場で危ない所かもしれない。
傭兵ディークが信じられないくらい避けなくて途中キャンセルが多かったり、斧使いのロットがワードの支援もないのに意外とよく避けてて安定感あったり(HP高いのも効いてるが)と、常識を超える印象がいろいろあって、やっぱ闘技場は魔物が棲んでます(爆)
まあ…どのFEも、闘技場で死者を出してリセットリスタートして『本当に』プレイしはじめたことになるのではあるまいか(爆)
こないだは10ターン目の反則増援Lv.15ソシアルナイトに沈んだが、このマップである村を訪問したらナイトキラーがもらえるのだった!
そうか、間に合うようにナイトキラーを取っててきたら…そして新加入バラディン・ゼロットに持たせる。これが正解だー!街並みというか細い路地にひっぱりこんで各個撃破。
Lv.15ソシアルナイトを三匹やっつけたから、玉座周辺にちょっぴり残ってるけどもう問題なし。あとはどこまで闘技場で稼ぐかだな。うんうん。
あんまり育てるとつまらないかもしれないが、ハードモードだからしっかり育ててやっとこ先に進めるような難度設定かもしれん。しばらくは闘技場を出られないかも…
しかし、闘技場もなんか、過去の他シリーズの記憶よりはハードモードだな…
710ゴールド程度でもヤバイと感じて途中キャンセル→賭け金もってかれる、で、期待ほどサクサクと貯金が貯まらないゾ(^^;)
<追記>
闘技場で3万ゴールドほど稼いだところで、ノアが死にました…(T^T)
それまでなんか、えらく避けまくって闘技場センスよし、と思わせられてたから…
でも根拠はたいしたことなかったなあ。シャーマンに二回攻撃できると信じてたらできなかった…「戦速」が確認できないのが、一番闘技場で危ない所かもしれない。
傭兵ディークが信じられないくらい避けなくて途中キャンセルが多かったり、斧使いのロットがワードの支援もないのに意外とよく避けてて安定感あったり(HP高いのも効いてるが)と、常識を超える印象がいろいろあって、やっぱ闘技場は魔物が棲んでます(爆)
まあ…どのFEも、闘技場で死者を出してリセットリスタートして『本当に』プレイしはじめたことになるのではあるまいか(爆)
よく考えたら、考えなくても、今の職場の共用のぱそにはいられが入ってるんだなあ。
そうか、お昼休みにこっそりさわることはできるかも。
とりあえず今度はいられの解説書を図書館で借りて読んでる私ってヘンかな…でも…
そうか、お昼休みにこっそりさわることはできるかも。
とりあえず今度はいられの解説書を図書館で借りて読んでる私ってヘンかな…でも…
職場の研修の計画を他の委員とたてなきゃなんない。
この委員会には今年はじめて入ったので、自分にはまだろくにアイデアはない。
「誰か職場で時間内にさくさくっと、いられ駆使できる特技のあるひといないかしら~」とリーダーがメールでのたまう。
(今は異動してしまったヒトが、Illustrator で展開してたかわいいゆるキャラを使った、えー、なんちゅーか、企画が案のひとつにあった)
…いられ…
ちょっと憧れがあるんだが。時間内にいられさわってみたい…なんて、それだけで、手をあげるわけにはいかないよなあ。
まだ一度もさわったことないんだもん(だからこそ、さわってみたいのだ)。
ふぉとしょとぺいんたーならある程度駆使したことがあるよ、とか言っても、畑違いのペイント系ソフトだからやっぱり全然意味ないかしら。基本的にはウチの職場は文系だから、PCに詳しい人や色んなソフト使える人って多分ごく一部な気がするけれど。
そもそもふぉとしょだって駆使するなんて域に達してるかどうか。CGイラスト自体、長い事新作描いてないよお…(涙)
なんて思いながら、ちょこっとinkspaceの入門書を借りて見たりする自分。←フリーのドローツール。
ばかかなあ…
この委員会には今年はじめて入ったので、自分にはまだろくにアイデアはない。
「誰か職場で時間内にさくさくっと、いられ駆使できる特技のあるひといないかしら~」とリーダーがメールでのたまう。
(今は異動してしまったヒトが、Illustrator で展開してたかわいいゆるキャラを使った、えー、なんちゅーか、企画が案のひとつにあった)
…いられ…
ちょっと憧れがあるんだが。時間内にいられさわってみたい…なんて、それだけで、手をあげるわけにはいかないよなあ。
まだ一度もさわったことないんだもん(だからこそ、さわってみたいのだ)。
ふぉとしょとぺいんたーならある程度駆使したことがあるよ、とか言っても、畑違いのペイント系ソフトだからやっぱり全然意味ないかしら。基本的にはウチの職場は文系だから、PCに詳しい人や色んなソフト使える人って多分ごく一部な気がするけれど。
そもそもふぉとしょだって駆使するなんて域に達してるかどうか。CGイラスト自体、長い事新作描いてないよお…(涙)
なんて思いながら、ちょこっとinkspaceの入門書を借りて見たりする自分。←フリーのドローツール。
ばかかなあ…
1964年、ジョン・フォード監督作品。カラー。
英語字幕のみの輸入盤を買ったまま放っていたが(近年、16ミリフィルムだが日本語字幕つき自主上映で観賞できたため)、ようやく観賞。
(自主上映見た時の印象は、http://13374.diarynote.jp/200910042236528181/参照)
リージョン1と思ってたが、実はリージョンオールだったらしい。
ラッキィ!!!
1878年。
シャイアン族は、住み慣れた地域から1500マイルも離れた、アメリカ政府の指定した居留地に移転させられていた。政府の約束した支援物資は滞り、予定の会合に来る筈の政府要人たちも、一族総出で待ち構えるシャイアン族の前に姿を見せない。
政府(白人)の不誠実に絶望し、数百人にまで減ったシャイアン族は騎兵隊を振り切り、父祖の地へ帰ろうと過酷な旅に出る…
史実を基にし、西部開拓史の暗部をついたテーマだけに、楽しいものにはなりようがない話。それにいささか長い(3時間近い)。が、厳しく美しい西部の景観(真夏に始まった旅は、秋から厳冬へと長い長いものとなる)はフォードのオハコだし、端役に至るまでクスリとさせるような描写をこまめにはさむ語りのテクニックで、長いがそれなりに見せる。
個人的には、中盤のダッジ・シティのコミカルな一幕は少し浮いてると思うけど。ジェームズ・スチュアートとアーサー・ケネディがワイアット・アープとドク・ホリディとして登場し、ジョン・キャラダインとカードゲームに興じるのは確かにファンサービスだが、せめて室内のシーンまででとどめとけばよかったのになぁ。屋外でのドタバタは蛇足。
そして残念なのは、ラスト、せっかく内務長官E.G.ロビンソンを引っ張り出してきたのに、スクリーンプロセスまるわかり…なんであそこだけあんなに…うううう…
それ以外が美しい映像に満ちているだけにガックリする。追跡が続くうち、夏から秋に移り変わっていたところの風景など心にしみるし…。
アメリカにもちょっとは良心が残ってたかと、感動するところなんだけどな。
MYご贔屓リチャード・ウィドマーク様は、追跡隊の指揮官でありながらシャイアンの苦渋を理解し、多数の女子供を含む彼らを救えないものかと心を砕く“良心的”な白人。トップ・ビリングだが、群像劇っぽい構成と、上司も部下もやたら好戦的で彼の言う事を聞かないし、求婚している相手(キャロル・ベイカー)は逆に、シャイアンに同情的なあまり彼らの旅にくっついて行き姿を消してしまう、ひたすらソンな役回り。シャイアン族の人々(リカルド・モンタルバン、ギルバート・ローランド、ドロレス・デル・リオら)が非常に堂々と威厳に満ちた人々として描かれているぶん、存在感は弱く見えるかもしれない…が、コワモテでありつつ不思議に繊細な、独特の魅力を発揮していると思う。西部があんなに似合うのに根はインテリ、コワモテだけどマッチョじゃない、という、この人ならではの味わいですね。“理想主義的”で誠実な人物なせいか、なんだかモノすごくみずみずしく若く見える演技で、同じフォードの「馬上の二人」(これもインディアン問題がテーマ)の将校役ともクリソツである。
…実年齢は50歳くらいなのだが(爆)
いや、ラブリーチャーミーだから何でもいいです(^^;)
ナレーションも彼がつけてくれているのが、ちょっと嬉しい。
所謂二枚目声ではないが、歯切れがよく聞き取りやすい、知性を感じさせる声だと思う(*^^*)。
…結局は、ミーハーに堕ちてゆく私であった(笑)
とにかく、そこそこ安くて(日本のAmazonでも約1700円、直接海外から買うと更にお安い)、英語字幕つきでリージョンオール。
コレは意外とオイシイ買い物でした。
英語字幕のみの輸入盤を買ったまま放っていたが(近年、16ミリフィルムだが日本語字幕つき自主上映で観賞できたため)、ようやく観賞。
(自主上映見た時の印象は、http://13374.diarynote.jp/200910042236528181/参照)
リージョン1と思ってたが、実はリージョンオールだったらしい。
ラッキィ!!!
1878年。
シャイアン族は、住み慣れた地域から1500マイルも離れた、アメリカ政府の指定した居留地に移転させられていた。政府の約束した支援物資は滞り、予定の会合に来る筈の政府要人たちも、一族総出で待ち構えるシャイアン族の前に姿を見せない。
政府(白人)の不誠実に絶望し、数百人にまで減ったシャイアン族は騎兵隊を振り切り、父祖の地へ帰ろうと過酷な旅に出る…
史実を基にし、西部開拓史の暗部をついたテーマだけに、楽しいものにはなりようがない話。それにいささか長い(3時間近い)。が、厳しく美しい西部の景観(真夏に始まった旅は、秋から厳冬へと長い長いものとなる)はフォードのオハコだし、端役に至るまでクスリとさせるような描写をこまめにはさむ語りのテクニックで、長いがそれなりに見せる。
個人的には、中盤のダッジ・シティのコミカルな一幕は少し浮いてると思うけど。ジェームズ・スチュアートとアーサー・ケネディがワイアット・アープとドク・ホリディとして登場し、ジョン・キャラダインとカードゲームに興じるのは確かにファンサービスだが、せめて室内のシーンまででとどめとけばよかったのになぁ。屋外でのドタバタは蛇足。
そして残念なのは、ラスト、せっかく内務長官E.G.ロビンソンを引っ張り出してきたのに、スクリーンプロセスまるわかり…なんであそこだけあんなに…うううう…
それ以外が美しい映像に満ちているだけにガックリする。追跡が続くうち、夏から秋に移り変わっていたところの風景など心にしみるし…。
アメリカにもちょっとは良心が残ってたかと、感動するところなんだけどな。
MYご贔屓リチャード・ウィドマーク様は、追跡隊の指揮官でありながらシャイアンの苦渋を理解し、多数の女子供を含む彼らを救えないものかと心を砕く“良心的”な白人。トップ・ビリングだが、群像劇っぽい構成と、上司も部下もやたら好戦的で彼の言う事を聞かないし、求婚している相手(キャロル・ベイカー)は逆に、シャイアンに同情的なあまり彼らの旅にくっついて行き姿を消してしまう、ひたすらソンな役回り。シャイアン族の人々(リカルド・モンタルバン、ギルバート・ローランド、ドロレス・デル・リオら)が非常に堂々と威厳に満ちた人々として描かれているぶん、存在感は弱く見えるかもしれない…が、コワモテでありつつ不思議に繊細な、独特の魅力を発揮していると思う。西部があんなに似合うのに根はインテリ、コワモテだけどマッチョじゃない、という、この人ならではの味わいですね。“理想主義的”で誠実な人物なせいか、なんだかモノすごくみずみずしく若く見える演技で、同じフォードの「馬上の二人」(これもインディアン問題がテーマ)の将校役ともクリソツである。
…実年齢は50歳くらいなのだが(爆)
いや、ラブリーチャーミーだから何でもいいです(^^;)
ナレーションも彼がつけてくれているのが、ちょっと嬉しい。
所謂二枚目声ではないが、歯切れがよく聞き取りやすい、知性を感じさせる声だと思う(*^^*)。
…結局は、ミーハーに堕ちてゆく私であった(笑)
とにかく、そこそこ安くて(日本のAmazonでも約1700円、直接海外から買うと更にお安い)、英語字幕つきでリージョンオール。
コレは意外とオイシイ買い物でした。
誇り高き戦場DVD。
2012年5月24日 映画 コメント (4)
1967年、ラルフ・ネルソン監督作品。
アメリカ人指揮者チャールトン・ヘストンVSドイツの将軍マクシミリアン・シェルの熱き戦い(物理的ではなく精神的な、プライドの戦い)については、前にも熱く語っているので細かい事は抜きで。(http://13374.diarynote.jp/200909080047383316/参照)
遅番で11時近くなって帰宅して、でも明日休みだから何か見たい、名作でもしんきくさいのはこの状況ではさすがにヤだ、と思って、DVD買ったけどまだ見てなかった(見直してなかった)コレを見ました。
大昔のTV放映とその録画は何度も見ていたけど、DVDの綺麗画質はやっぱりいいねえ。DVDとして特に綺麗ってわけじゃないけどこれまでVHS画質だったから。
雪の中の機甲師団とお城とドイツ軍の軍服、と、妙に乙女心をくすぐる映画ですし(逝)。
いや、乙女心…ですよ…たぶん…
指揮者は裏が赤色の黒マントをひるがえしたりしてるし。
シナリオには、なにかとツッコミどころがあるのは認めますが、逆にいうとマンガチックな面白さがある異色戦争秘話って感じで、やっぱりなんか楽しかったー。
マクシミリアン・シェルのファンにはマストアイテムかも。かなり出ずっぱりでのキザキザな演技が楽しめます。ラストは絶対ヘストンよりシェルの方がカッコイイと思う。ただのドキザじゃなく知性がビームになって放たれそうな目ヂカラが素晴らしい。
また、軍服のコートもなぜか三種類くらい着替えてみせてくれているような。
さらに言いつのると、シェル、鋭い眼もとが最大のチャームポイントですが、口元からアゴのあたりがクドいので、第二のマストアイテムとしては、「ジャワの東」のDVD化を希望します。たしかこの映画ではアゴヒゲをたくわえていた筈で。
ビミョーな作品を色々出してくれる、キングレコードとかスティングレイあたりで何とかならんかしら。スティングレイの「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」もとうとう注文しちゃいましたもん。高価いけど。
さあ、明日はたっぷり昼寝をしないと。あさってのお仕事に備えて…
アメリカ人指揮者チャールトン・ヘストンVSドイツの将軍マクシミリアン・シェルの熱き戦い(物理的ではなく精神的な、プライドの戦い)については、前にも熱く語っているので細かい事は抜きで。(http://13374.diarynote.jp/200909080047383316/参照)
遅番で11時近くなって帰宅して、でも明日休みだから何か見たい、名作でもしんきくさいのはこの状況ではさすがにヤだ、と思って、DVD買ったけどまだ見てなかった(見直してなかった)コレを見ました。
大昔のTV放映とその録画は何度も見ていたけど、DVDの綺麗画質はやっぱりいいねえ。DVDとして特に綺麗ってわけじゃないけどこれまでVHS画質だったから。
雪の中の機甲師団とお城とドイツ軍の軍服、と、妙に乙女心をくすぐる映画ですし(逝)。
いや、乙女心…ですよ…たぶん…
指揮者は裏が赤色の黒マントをひるがえしたりしてるし。
シナリオには、なにかとツッコミどころがあるのは認めますが、逆にいうとマンガチックな面白さがある異色戦争秘話って感じで、やっぱりなんか楽しかったー。
マクシミリアン・シェルのファンにはマストアイテムかも。かなり出ずっぱりでのキザキザな演技が楽しめます。ラストは絶対ヘストンよりシェルの方がカッコイイと思う。ただのドキザじゃなく知性がビームになって放たれそうな目ヂカラが素晴らしい。
また、軍服のコートもなぜか三種類くらい着替えてみせてくれているような。
さらに言いつのると、シェル、鋭い眼もとが最大のチャームポイントですが、口元からアゴのあたりがクドいので、第二のマストアイテムとしては、「ジャワの東」のDVD化を希望します。たしかこの映画ではアゴヒゲをたくわえていた筈で。
ビミョーな作品を色々出してくれる、キングレコードとかスティングレイあたりで何とかならんかしら。スティングレイの「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」もとうとう注文しちゃいましたもん。高価いけど。
さあ、明日はたっぷり昼寝をしないと。あさってのお仕事に備えて…
さらばロンメル〈上〉 (扶桑社ミステリー)
2012年5月21日 読書 コメント (6)
うーみゅ、画像出ないな。これはdiarynoteでなくAmazonのせいだが。
ローレンス・ウェルズ著。
「壮烈第七騎兵隊」の感想を日記に書いた時に、「南北戦争時の戦闘描写があるよ~」と、オススメいただいたモノ。
南北戦争×ロンメル×フォークナー、という、けっこう珍しいとりあわせ。上巻をまだ読み切ってもいないのだが(今250ページあたり)、そして多分まだ全然本題にも入ってないのだが、なかなか面白い。
軍務なのだが朋輩の将校数名とともに偽名+平服で1937年のアメリカに旅したロンメル。通訳としてロンメルに接した米軍のスパイグナー中尉はロンメルの人間的魅力にひきつけられる…。(なんか萌えそうなイキオイすらある。ロンメルは45歳なのだが、なんだかけっこーピュア?で可愛いのだった。若いスパイグナーが一緒にバイクにタンデムするところで「ウィンブルドン」を思い出したのは私だけだろう(笑))
パーティで出会った作家ウィリアム・フォークナーもまじえての、南北戦争の古戦場めぐりを楽しむ彼らだが、たぶん戦争が始まってからまた運命がからまったりするのかな…
そもそもなぜアメリカへ派遣されたかもまだ明らかになっていない。
だが、ロンメルが目を見張る30年代後半のアメリカの姿は、いかにもだが楽しい。キャグニーだのジミー・スチュアートだのがカッポした、あの30年代アメリカだ!ワシントンの、あのリンカーン像の所にも行く場面がある。そして、南北戦争中の個々の戦闘についての記述というか描には結構引き込まれる。
下巻が、というか続きが楽しみだ。が同時にちょっと心配でもある(なまじ南北戦争話が面白いから、「本題」に入ってから物語の面白さが失速しやしないか、かえって不安(笑))。
ローレンス・ウェルズ著。
「壮烈第七騎兵隊」の感想を日記に書いた時に、「南北戦争時の戦闘描写があるよ~」と、オススメいただいたモノ。
南北戦争×ロンメル×フォークナー、という、けっこう珍しいとりあわせ。上巻をまだ読み切ってもいないのだが(今250ページあたり)、そして多分まだ全然本題にも入ってないのだが、なかなか面白い。
軍務なのだが朋輩の将校数名とともに偽名+平服で1937年のアメリカに旅したロンメル。通訳としてロンメルに接した米軍のスパイグナー中尉はロンメルの人間的魅力にひきつけられる…。(なんか萌えそうなイキオイすらある。ロンメルは45歳なのだが、なんだかけっこーピュア?で可愛いのだった。若いスパイグナーが一緒にバイクにタンデムするところで「ウィンブルドン」を思い出したのは私だけだろう(笑))
パーティで出会った作家ウィリアム・フォークナーもまじえての、南北戦争の古戦場めぐりを楽しむ彼らだが、たぶん戦争が始まってからまた運命がからまったりするのかな…
そもそもなぜアメリカへ派遣されたかもまだ明らかになっていない。
だが、ロンメルが目を見張る30年代後半のアメリカの姿は、いかにもだが楽しい。キャグニーだのジミー・スチュアートだのがカッポした、あの30年代アメリカだ!ワシントンの、あのリンカーン像の所にも行く場面がある。そして、南北戦争中の個々の戦闘についての記述というか描には結構引き込まれる。
下巻が、というか続きが楽しみだ。が同時にちょっと心配でもある(なまじ南北戦争話が面白いから、「本題」に入ってから物語の面白さが失速しやしないか、かえって不安(笑))。
千の風がきこえる (どうでもいい話)
2012年5月20日 お仕事どうって話でもないが、職場のエレベータの前になぜか貼ってある手書きメモ。
こう書いてある…
納品書を
ためないで
ください
毎日
もってあがって
ください
これを目にするたびに、脳内で「千の風になって」のメロディが流れて、つい笑ってしまうのは、私だけ…
なんでしょうけどねえ…(^^;)
こう書いてある…
納品書を
ためないで
ください
毎日
もってあがって
ください
これを目にするたびに、脳内で「千の風になって」のメロディが流れて、つい笑ってしまうのは、私だけ…
なんでしょうけどねえ…(^^;)
ミラー衛星衝突 下 (創元SF文庫)
2012年5月18日 読書 コメント (4)
やっと下巻ゲット。
視点がマイルズとエカテリン二人分なのは、エカテリンを書きたいきもちが強かったからみたいですね。終盤マイルズをさしおくほどに大活躍のエカテリン。
ラストの二人のやりとりもほのぼの可笑しくて素敵でした。あー、次の邦訳出るのはいつだ~!!
今日は久々一日中家にいて、あそびまくって昼寝もしました。こうこなくちゃ。
土日とも出勤だし…(くすん)
視点がマイルズとエカテリン二人分なのは、エカテリンを書きたいきもちが強かったからみたいですね。終盤マイルズをさしおくほどに大活躍のエカテリン。
ラストの二人のやりとりもほのぼの可笑しくて素敵でした。あー、次の邦訳出るのはいつだ~!!
今日は久々一日中家にいて、あそびまくって昼寝もしました。こうこなくちゃ。
土日とも出勤だし…(くすん)
TRAFALGAR(トラファルガー) <宙組>
2012年5月17日 演劇
子供の頃、親が宝塚歌劇の招待券をもらってきたので何度か見に行ったことはある。(ある意味もったいない話かも)
そこから計算するとまことにン十年ぶりだが、スカパーでやってたので見た。
…DVDも売ってるんですねえ(画像リンク参照)。
宝塚どころか舞台も見慣れてない人間の感想なんであてにせず読むべし。
なぜ急にって? …もちろん、ネルソン&エマ話だからだ。
(帆船モノだとたしか青池保子さん原作の「エル・アルコン」も、宝塚はやったと思うが未見)
オープニングだけ見て、…ふーん…と思ってしばらく放っていた。
オープニング曲の「Victory」が、主役ネルソンの人があまりうまくない気がしたから。(ナポレオン(蘭寿とむ)の方が文句なくうまかった)
ただ、しばらくたって見直したら、なんか一気に見てしまったよ!
寝る前の歯磨きしながらちょっと再生スイッチを入れてみたら、一時間近く歯ブラシくわえてた(馬鹿)。
「Victory」はその後も何度か歌われるが、オープニング以外は、ネルソンいい感じで歌えてたしね。あと愛のテーマな「ぬくもりがどーたら」という歌も。
ビジュアルは全般的に、予想以上にいい感じ。ネルソン-ナポレオン時代の軍服いいなー。
しかも、女性(男役)が着てもかなりしっくり格好良い。たぶん胸元ががっちり平面的に飾る巨大なえりの折り返しとか華麗に張り渡される金色の飾り紐とか、派手な肩章とか、そしてしぼったウェストラインや、前だけブリーチ(半ズボン)がしっかり見え腰の後ろ側は裾が長めにカバーする独特のシルエットが、体型の男女差をめだたなくしてくれる。
昔より、若い人たちが全般的に背が高くなってるのもいいんだろうね。
…ネルソンとナポレオンはそう大きくなかったけど。(だが、それがいい。←史実だし)
女性陣のドレスもよかったけど、ナイルからのネルソン凱旋を迎える市民の踊りの所だけ時代考証変だったのが残念。18世紀末なのにメリー・ポピンズみたいな格好やめてほしい。
脚本は意外にフツーにネルソン伝だった。歴史的背景も歌と踊りの中、強引に解説が歌詞に入ってた。あれは元々世界史好きでないとちょっとつらいかもだが。ツーロンでネルソンの名を知るとか、バラスを放逐し第一執政の座に着く場面とか、ナポレオン側の描写が時々はさまるのもふーんなるほど、だった(元々世界史好きでないと…以下略)。
ネルソンとエマだけだと不倫話だけになっちゃうしまあこれでよかったんでは。
さて、不倫話だからとかいいつつも、恋愛描写も一応納得のデキと思う。ネルソン(大空祐飛)は冒頭の、不器用で堅い感じの「英雄的艦長」から恋を通じて乱れたり悟ったりと人間的な変化を見せる。天然なようでそれだけでもないエマ(野々すみ花)は歌の安定感も含めてちょっと子供っぽいけど良かった。ツンケンしたネルソン夫人(花影アリス)がちらりと心の揺らぎを見せるのも、エマと気持ちの齟齬はあるがソフトで優雅な感じのサー・ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉)も、四角関係のアンサンブルはきちんといけてた。
それにしても、もはや宝塚って、ヒゲいくらでもOKな時代なんだねえ。ハミルトンのほか何人かヒゲオジサマがいた。
あと、ネルソンの右腕ハーディ役(悠未ひろ)も、長身で適当にコミカルな息抜き的存在を好演し印象に残る。kiss me はなかったが。
フランス側では、ナポレオンは別格として、ちょっと出てやられるだけだがバラス役の人が印象的だった(鳳樹いち)。女性がやるだけに、総ての登場人物がそこそこイケメン(ハミルトン卿まで)という世界になるのだが、うさんくさいカッコよさが表現されてた!
弟リュシアン(春風弥里)は黒幕的でおいしい役なはずだがちょっと地味だったかも。
ネルソンとナポレオンが直接会わないため、舞台美術はシンプルで象徴的なものが多く興味深かった。私がミュージカル映画好きな為かもしれないが、結構楽しめたです。
「西洋史」をちゃんと意識したつくりだけど、ネルソンだから見る、という人は、ドラマにからめるためにネルソンの怪我などについて史実と多少変えているのは我慢しましょう。でも、「英国は…」の信号旗を『Z旗』と呼ぶのはやめて欲しかったぞ。
ついでにasahi.comニュースのリンクつけときます(写真とかあるし)。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201007160138.html
そこから計算するとまことにン十年ぶりだが、スカパーでやってたので見た。
…DVDも売ってるんですねえ(画像リンク参照)。
宝塚どころか舞台も見慣れてない人間の感想なんであてにせず読むべし。
なぜ急にって? …もちろん、ネルソン&エマ話だからだ。
(帆船モノだとたしか青池保子さん原作の「エル・アルコン」も、宝塚はやったと思うが未見)
オープニングだけ見て、…ふーん…と思ってしばらく放っていた。
オープニング曲の「Victory」が、主役ネルソンの人があまりうまくない気がしたから。(ナポレオン(蘭寿とむ)の方が文句なくうまかった)
ただ、しばらくたって見直したら、なんか一気に見てしまったよ!
寝る前の歯磨きしながらちょっと再生スイッチを入れてみたら、一時間近く歯ブラシくわえてた(馬鹿)。
「Victory」はその後も何度か歌われるが、オープニング以外は、ネルソンいい感じで歌えてたしね。あと愛のテーマな「ぬくもりがどーたら」という歌も。
ビジュアルは全般的に、予想以上にいい感じ。ネルソン-ナポレオン時代の軍服いいなー。
しかも、女性(男役)が着てもかなりしっくり格好良い。たぶん胸元ががっちり平面的に飾る巨大なえりの折り返しとか華麗に張り渡される金色の飾り紐とか、派手な肩章とか、そしてしぼったウェストラインや、前だけブリーチ(半ズボン)がしっかり見え腰の後ろ側は裾が長めにカバーする独特のシルエットが、体型の男女差をめだたなくしてくれる。
昔より、若い人たちが全般的に背が高くなってるのもいいんだろうね。
…ネルソンとナポレオンはそう大きくなかったけど。(だが、それがいい。←史実だし)
女性陣のドレスもよかったけど、ナイルからのネルソン凱旋を迎える市民の踊りの所だけ時代考証変だったのが残念。18世紀末なのにメリー・ポピンズみたいな格好やめてほしい。
脚本は意外にフツーにネルソン伝だった。歴史的背景も歌と踊りの中、強引に解説が歌詞に入ってた。あれは元々世界史好きでないとちょっとつらいかもだが。ツーロンでネルソンの名を知るとか、バラスを放逐し第一執政の座に着く場面とか、ナポレオン側の描写が時々はさまるのもふーんなるほど、だった(元々世界史好きでないと…以下略)。
ネルソンとエマだけだと不倫話だけになっちゃうしまあこれでよかったんでは。
さて、不倫話だからとかいいつつも、恋愛描写も一応納得のデキと思う。ネルソン(大空祐飛)は冒頭の、不器用で堅い感じの「英雄的艦長」から恋を通じて乱れたり悟ったりと人間的な変化を見せる。天然なようでそれだけでもないエマ(野々すみ花)は歌の安定感も含めてちょっと子供っぽいけど良かった。ツンケンしたネルソン夫人(花影アリス)がちらりと心の揺らぎを見せるのも、エマと気持ちの齟齬はあるがソフトで優雅な感じのサー・ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉)も、四角関係のアンサンブルはきちんといけてた。
それにしても、もはや宝塚って、ヒゲいくらでもOKな時代なんだねえ。ハミルトンのほか何人かヒゲオジサマがいた。
あと、ネルソンの右腕ハーディ役(悠未ひろ)も、長身で適当にコミカルな息抜き的存在を好演し印象に残る。kiss me はなかったが。
フランス側では、ナポレオンは別格として、ちょっと出てやられるだけだがバラス役の人が印象的だった(鳳樹いち)。女性がやるだけに、総ての登場人物がそこそこイケメン(ハミルトン卿まで)という世界になるのだが、うさんくさいカッコよさが表現されてた!
弟リュシアン(春風弥里)は黒幕的でおいしい役なはずだがちょっと地味だったかも。
ネルソンとナポレオンが直接会わないため、舞台美術はシンプルで象徴的なものが多く興味深かった。私がミュージカル映画好きな為かもしれないが、結構楽しめたです。
「西洋史」をちゃんと意識したつくりだけど、ネルソンだから見る、という人は、ドラマにからめるためにネルソンの怪我などについて史実と多少変えているのは我慢しましょう。でも、「英国は…」の信号旗を『Z旗』と呼ぶのはやめて欲しかったぞ。
ついでにasahi.comニュースのリンクつけときます(写真とかあるし)。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201007160138.html
あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)
2012年5月16日 読書
長谷敏司著。
人間の人格や経験をデータとして書き出し、それを他者が利用する新システムの開発を指揮していたサマンサは、余命数か月と宣告され、輝かしい未来を失ったまま、死の恐怖への抵抗として一人で研究を続ける。彼女の生み出した“物語を書く”実験体の仮想人格≪wanna be≫と、病による激痛、それだけが彼女のパートナー。
孤独で頑固な彼女が最後に見たものは…
天才的研究者なヒロインがひたすらひたすらひたすら死に向き合う話。同著者のラノベ「円環少女」と違ってギャグはない。ロマンチックもほとんどない。地味な話。だが、いろいろ考えさせられる。濃い話だった…
人間の人格や経験をデータとして書き出し、それを他者が利用する新システムの開発を指揮していたサマンサは、余命数か月と宣告され、輝かしい未来を失ったまま、死の恐怖への抵抗として一人で研究を続ける。彼女の生み出した“物語を書く”実験体の仮想人格≪wanna be≫と、病による激痛、それだけが彼女のパートナー。
孤独で頑固な彼女が最後に見たものは…
天才的研究者なヒロインがひたすらひたすらひたすら死に向き合う話。同著者のラノベ「円環少女」と違ってギャグはない。ロマンチックもほとんどない。地味な話。だが、いろいろ考えさせられる。濃い話だった…
昨夜は「封印の剣」、13ターンまでいったのに、一人死んだ。んー残念。
10ターン目に出てくる増援が反則。ここでLv.15のぎんのやり持ちSナイトって、なんだよもう。
(味方は最高でも12、攻撃陣の平均だと9か10くらい)
まあ、だいぶ序盤の要領はわかってきた気がするからまたやりなおそ。
まだ闘技場で稼いですらいないんだし(^^;)
10ターン目に出てくる増援が反則。ここでLv.15のぎんのやり持ちSナイトって、なんだよもう。
(味方は最高でも12、攻撃陣の平均だと9か10くらい)
まあ、だいぶ序盤の要領はわかってきた気がするからまたやりなおそ。
まだ闘技場で稼いですらいないんだし(^^;)
読んだかどうだか忘れて「ジーヴスと朝のよろこび」を読んでいた。読めば読むほど、「これ以前に読んでるなぁ」と思ったが、なんだかとまらなくて最後まで行った。
疲れには、じんわりと効くウッドハウス…
しかし、なんだかまた、diarynoteのAmazonリンクが変になってるような?
疲れには、じんわりと効くウッドハウス…
しかし、なんだかまた、diarynoteのAmazonリンクが変になってるような?
1978年、スタンリー・ドーネン監督作品。カラー(オマケ部分以外は)。
昔、映画館で見た、と思う(細部は忘れたが)。なんたって、「今ごろあのスタンリー・ドーネンで新作ミュージカルが観れるんか!」と当時は驚いた。既に「ザッツ・エンタティンメント」でクラシックミュージカル好きになってましたからね。
厳密には半分しかミュージカルではないけど。
1930年代、プログラム・ピクチャーってんですかね、お手軽で安価量産な短め映画の二本立て上映が普通だった時代を、あえて再現して見ました~っていうつくりなので、ボクシング映画「ダイナマイト・パンチ」とミュージカル「バクスター・レビュー1933」の二本立てで105分。更に前説にジョージ・バーンズ老が登場して一席ぶち、二本の間には「ゼロ・アワー」なるWWI戦争映画の予告編まではさまる。
ニッチなクラシック映画好きピンポイント狙いな作品ではある(笑)
同じよーな俳優さんたちが両方の映画に次々出てきてほぼ同じ役をやったり、正反対の役をやったりというのも見どころ、楽しみどころ。
主演はなんと、ジョージ・C・スコット。いやねー、こういうアクと押しの塊みたいな人は私とても苦手なんですよ、名優だけど。…とはいえ、この映画では珍しく、主演だしイイ人に徹していて、それもタイプの違うイイ人で、ちゃんとしみじみイイ人に見えるのはさすがです。この映画のスコットが、一番好きかもしれませんな私(←ヘタレ)。
最初のボクシング映画では、葉巻を口から離さない下町のジムの老オーナーで、眼鏡の奥の目がいかにも好々爺。一方、物語の主人公は法曹家志望の苦学生だが、妹の目の手術費を稼ぐためボクサーとしてデビューする青年で、当然悪女の誘惑とか八百長の誘いとかありそうなネタがキッチリ入ってきます。いかにもな人情スポーツ物。
難点はこの青年役、ハリー・ハムリンがとてもとても頭悪そーなことかなあ?(^^;)
モノクロの予告編「ゼロ・アワー」をはさんで、二本目が待望のミュージカル!
さて二本目のスコットは、一転して全身ビシっとスタイリッシュに決めたブロードウェイのプロデューサー・“スパッツ”・バクスター。主治医に余命一カ月と宣告された彼は、生き別れの娘に遺すため是非あと一本ヒット作をと考えて奮闘する。ダンサー志望の娘(レベッカ・ヨーク)と音楽家志望の青年(バリー・ボストウィック)に、問題ばかり起こす傲慢な看板女優も絡んで、波乱の末に初日の幕は上がり…
お約束のバスビー・バークレー調(俯瞰で幾何学模様が楽しめる振付)はしっかり入ってるけど、そこはそれドーネンだしカラーから、4~50年代のMGMミュージカル爛熟期の気配もちらちら混じり、勿論おとなしめながらおおいに楽しめた。ボストウィックが売り込みでちょっとアクロバティックに歌い踊るところはMGMミュージカル色。舞台上でヒロインが「ダディ…!」と声をあげるシーンなど、ハッとするような映画的感興をそそる。ああ、やっぱりミュージカルって、音楽にのせての演出っていいなあ…。
ちなみに振付はあのマイケル・キッドらしい。ついでにキッドは、「一作目」のボクサーの父親役でちょこっと画面にも出てる。
他のキャストを振り返ると、二作とも似たような役のレッド・バトンズ(ボスの助手)とアート・カーニー(医師)、対称的な役で魅せるさトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー(地味な眼鏡の清純派⇔悪女と、鮮やかに化ける!)とイーライ・ウォラック(ギャングと好々爺と)。バーバラ・ハリスやアン・ラインキング(「オール・ザッツ・ジャズ」の)など一方だけの出演者にも興味深い顔ぶれが。
特に、チョイ役だがカーニーの威厳はよかったねえ。喋ってる医学的内容があやしげなだけに余計に(笑)
ボストウィック&ヨークも、ミュージカル最盛期みたいな圧倒的テクニックは感じられないけど雰囲気は出ていた。メイクのせいか馬顔のライザ・ミネリな感じだったぞ。
予告編の空の三勇士はスコット、バトンズ、ウォラック、って、平均年齢がハンパない(笑)
あえてちゃちい作り、ありがち展開や、今じゃありえまいなセリフと使い回し風キャスティングを強行してるけど、そこを楽しめるむきにはオススメです。
それと30年代のファッションが好きなかたにも。男がみんな帽子かぶってて、いいよねえ(笑)
昔、映画館で見た、と思う(細部は忘れたが)。なんたって、「今ごろあのスタンリー・ドーネンで新作ミュージカルが観れるんか!」と当時は驚いた。既に「ザッツ・エンタティンメント」でクラシックミュージカル好きになってましたからね。
厳密には半分しかミュージカルではないけど。
1930年代、プログラム・ピクチャーってんですかね、お手軽で安価量産な短め映画の二本立て上映が普通だった時代を、あえて再現して見ました~っていうつくりなので、ボクシング映画「ダイナマイト・パンチ」とミュージカル「バクスター・レビュー1933」の二本立てで105分。更に前説にジョージ・バーンズ老が登場して一席ぶち、二本の間には「ゼロ・アワー」なるWWI戦争映画の予告編まではさまる。
ニッチなクラシック映画好きピンポイント狙いな作品ではある(笑)
同じよーな俳優さんたちが両方の映画に次々出てきてほぼ同じ役をやったり、正反対の役をやったりというのも見どころ、楽しみどころ。
主演はなんと、ジョージ・C・スコット。いやねー、こういうアクと押しの塊みたいな人は私とても苦手なんですよ、名優だけど。…とはいえ、この映画では珍しく、主演だしイイ人に徹していて、それもタイプの違うイイ人で、ちゃんとしみじみイイ人に見えるのはさすがです。この映画のスコットが、一番好きかもしれませんな私(←ヘタレ)。
最初のボクシング映画では、葉巻を口から離さない下町のジムの老オーナーで、眼鏡の奥の目がいかにも好々爺。一方、物語の主人公は法曹家志望の苦学生だが、妹の目の手術費を稼ぐためボクサーとしてデビューする青年で、当然悪女の誘惑とか八百長の誘いとかありそうなネタがキッチリ入ってきます。いかにもな人情スポーツ物。
難点はこの青年役、ハリー・ハムリンがとてもとても頭悪そーなことかなあ?(^^;)
モノクロの予告編「ゼロ・アワー」をはさんで、二本目が待望のミュージカル!
さて二本目のスコットは、一転して全身ビシっとスタイリッシュに決めたブロードウェイのプロデューサー・“スパッツ”・バクスター。主治医に余命一カ月と宣告された彼は、生き別れの娘に遺すため是非あと一本ヒット作をと考えて奮闘する。ダンサー志望の娘(レベッカ・ヨーク)と音楽家志望の青年(バリー・ボストウィック)に、問題ばかり起こす傲慢な看板女優も絡んで、波乱の末に初日の幕は上がり…
お約束のバスビー・バークレー調(俯瞰で幾何学模様が楽しめる振付)はしっかり入ってるけど、そこはそれドーネンだしカラーから、4~50年代のMGMミュージカル爛熟期の気配もちらちら混じり、勿論おとなしめながらおおいに楽しめた。ボストウィックが売り込みでちょっとアクロバティックに歌い踊るところはMGMミュージカル色。舞台上でヒロインが「ダディ…!」と声をあげるシーンなど、ハッとするような映画的感興をそそる。ああ、やっぱりミュージカルって、音楽にのせての演出っていいなあ…。
ちなみに振付はあのマイケル・キッドらしい。ついでにキッドは、「一作目」のボクサーの父親役でちょこっと画面にも出てる。
他のキャストを振り返ると、二作とも似たような役のレッド・バトンズ(ボスの助手)とアート・カーニー(医師)、対称的な役で魅せるさトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー(地味な眼鏡の清純派⇔悪女と、鮮やかに化ける!)とイーライ・ウォラック(ギャングと好々爺と)。バーバラ・ハリスやアン・ラインキング(「オール・ザッツ・ジャズ」の)など一方だけの出演者にも興味深い顔ぶれが。
特に、チョイ役だがカーニーの威厳はよかったねえ。喋ってる医学的内容があやしげなだけに余計に(笑)
ボストウィック&ヨークも、ミュージカル最盛期みたいな圧倒的テクニックは感じられないけど雰囲気は出ていた。メイクのせいか馬顔のライザ・ミネリな感じだったぞ。
予告編の空の三勇士はスコット、バトンズ、ウォラック、って、平均年齢がハンパない(笑)
あえてちゃちい作り、ありがち展開や、今じゃありえまいなセリフと使い回し風キャスティングを強行してるけど、そこを楽しめるむきにはオススメです。
それと30年代のファッションが好きなかたにも。男がみんな帽子かぶってて、いいよねえ(笑)
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