女王陛下の魔術師 (ハヤカワ文庫FT ロンドン警視庁特殊犯罪課 (1)
2013年11月20日 読書 コメント (2)
ベン・アーロノヴィッチ著。
訓練を終えたばかりの新米警官ピーターは、ある晩"タレコミ屋"な幽霊と会話したことから、配属先が一転事務方から最前線(第一希望の殺人課ではないが)へと変更になった。彼が着任した"特殊犯罪課"とは、各種超自然的な要素のからんだ事件を扱う部署であり、上司・ナイティンゲール警部は、ロンドン警視庁内で唯一の魔法使い。ピーターは警部の部下兼後継者として、捜査のかたわら魔法修行を始めることに…
現代ファンタジー×ミステリ。
英国製だが、移民も多くて混沌とした現代のロンドンらしいお話で、いわゆる"古き良き英国"ムードを楽しもうと思って読むと肩すかしを食うかも。
主人公からして、母親はシエラレオネ出身、ハーフでエキゾチック(!)な容姿の持ち主だし(ハンサムそうではあるが)、テムズ河系の(現)女神たちはなんとジンバブエ出身だ。
魔法がらみのスプラッタな連続殺人と、テムズの神々のモメゴト仲裁と、警部の屋敷での魔法修行(ピーターは修行のため住み込むことになる)などが、並行して、交互に描かれる。
そんなこんなもあってか読み始めはノリがちょっと悪かったが、三分の一くらいいったら面白くなってきて、最後の三分の一は一気に読んだ。
アマゾンでも評価は低いのだが、そんなに悪い小説じゃないよ。手に取った時の予想と結構違う方向へ流れてゆくので、読んでて戸惑うのか?(ただしコレは、長所でもあろう)
殺人事件はかなりスリリング、仲裁関連はマッタリ、修行はとぼけた感じと、いろいろなテンポがまじりあってるから読みにくいのかな?
訳文がイマイチと言ってる人が多いが、まあ翻訳ものは、多少はしかたないよねえ。
もってまわった感じの文体は、英国のユーモア小説にはよくあるパターンだ。
語り手でもあるピーターは、語り口はトボけているし、警官としてかくあるべき姿よりもぼーっとした感じ(同期の美人警官レスリー・談)なのだが、科学で単位がとれなくて大学に進まなかった、とかいう割に、上司から教わる魔法概論に、科学的・現代的な発想をどんどん持ち込んで意外とデキる魔法捜査官になってゆく。頼りなく見えても終盤はそれなりに大活躍。科学の単位がとれず大学に進めなかったとか言っているのにも何かウラがあるのかも…。
シリーズが進むともっと詳しく語られるのかな?ちょっと複雑な育ち方をしてそうだ。
ナイティンゲール警部についてもまだまだ謎が多い。見た目よりかなり年くってるらしいし。なるほどそれではデジタルには弱そうだ…(そこらへんは弟子任せ。逆に言うとうまく後継者を選んだということかも)
さっそく次の巻を予約してみました。
訓練を終えたばかりの新米警官ピーターは、ある晩"タレコミ屋"な幽霊と会話したことから、配属先が一転事務方から最前線(第一希望の殺人課ではないが)へと変更になった。彼が着任した"特殊犯罪課"とは、各種超自然的な要素のからんだ事件を扱う部署であり、上司・ナイティンゲール警部は、ロンドン警視庁内で唯一の魔法使い。ピーターは警部の部下兼後継者として、捜査のかたわら魔法修行を始めることに…
現代ファンタジー×ミステリ。
英国製だが、移民も多くて混沌とした現代のロンドンらしいお話で、いわゆる"古き良き英国"ムードを楽しもうと思って読むと肩すかしを食うかも。
主人公からして、母親はシエラレオネ出身、ハーフでエキゾチック(!)な容姿の持ち主だし(ハンサムそうではあるが)、テムズ河系の(現)女神たちはなんとジンバブエ出身だ。
魔法がらみのスプラッタな連続殺人と、テムズの神々のモメゴト仲裁と、警部の屋敷での魔法修行(ピーターは修行のため住み込むことになる)などが、並行して、交互に描かれる。
そんなこんなもあってか読み始めはノリがちょっと悪かったが、三分の一くらいいったら面白くなってきて、最後の三分の一は一気に読んだ。
アマゾンでも評価は低いのだが、そんなに悪い小説じゃないよ。手に取った時の予想と結構違う方向へ流れてゆくので、読んでて戸惑うのか?(ただしコレは、長所でもあろう)
殺人事件はかなりスリリング、仲裁関連はマッタリ、修行はとぼけた感じと、いろいろなテンポがまじりあってるから読みにくいのかな?
訳文がイマイチと言ってる人が多いが、まあ翻訳ものは、多少はしかたないよねえ。
もってまわった感じの文体は、英国のユーモア小説にはよくあるパターンだ。
語り手でもあるピーターは、語り口はトボけているし、警官としてかくあるべき姿よりもぼーっとした感じ(同期の美人警官レスリー・談)なのだが、科学で単位がとれなくて大学に進まなかった、とかいう割に、上司から教わる魔法概論に、科学的・現代的な発想をどんどん持ち込んで意外とデキる魔法捜査官になってゆく。頼りなく見えても終盤はそれなりに大活躍。科学の単位がとれず大学に進めなかったとか言っているのにも何かウラがあるのかも…。
シリーズが進むともっと詳しく語られるのかな?ちょっと複雑な育ち方をしてそうだ。
ナイティンゲール警部についてもまだまだ謎が多い。見た目よりかなり年くってるらしいし。なるほどそれではデジタルには弱そうだ…(そこらへんは弟子任せ。逆に言うとうまく後継者を選んだということかも)
さっそく次の巻を予約してみました。
つなのうえのミレット
2013年11月19日 読書
エミリー・アーノルド・マッカリー著。
19世紀のパリ。引退した綱渡り師ベリーニと知り合った少女ミレットは、綱渡りの技に魅せられ、弟子入りを志願するが…
19世紀っぽく、ドガとかロートレックとかの世界を連想させられるクラシックな美しい絵(…あ、私は別に美術に詳しいわけではないので画家名は話半分に聞いて下さい)。光と影のコントラストが鮮やかに効いてて、いい意味で映画のようでもある(これまでに見た、クラシック映画ただしカラー映画を思わせる場面多し)、美しい絵本。
ひたむきな少女の心が、道を見失った芸人の魂を再生させる。クライマックス、夜の綱渡りシーンの美しさといったら…。
絵本としては多少大人好みかもしれないが、ちょっと感動してしまった。
次のサイトに表紙以外の絵も何枚かのってます。
http://www.ehonnavi.net/ehon/89127/%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/
19世紀のパリ。引退した綱渡り師ベリーニと知り合った少女ミレットは、綱渡りの技に魅せられ、弟子入りを志願するが…
19世紀っぽく、ドガとかロートレックとかの世界を連想させられるクラシックな美しい絵(…あ、私は別に美術に詳しいわけではないので画家名は話半分に聞いて下さい)。光と影のコントラストが鮮やかに効いてて、いい意味で映画のようでもある(これまでに見た、クラシック映画ただしカラー映画を思わせる場面多し)、美しい絵本。
ひたむきな少女の心が、道を見失った芸人の魂を再生させる。クライマックス、夜の綱渡りシーンの美しさといったら…。
絵本としては多少大人好みかもしれないが、ちょっと感動してしまった。
次のサイトに表紙以外の絵も何枚かのってます。
http://www.ehonnavi.net/ehon/89127/%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88/
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ぱそ立ち上がらない…(泣)
2013年11月19日 コンピュータ コメント (2)ウカツに電源切るとなかなかなかなかなかなか立ち上がらない、かなり虫の息なmyメインマシン。ここ数週間、一切電源断せず(たまに再起動のみ)、節電スリープも勝手に入ったりしないよう、電源管理設定も変えてあったのに…
次のマシン買うまで電源オンし続けるつもりだったのに…
ああそれなのにそれなのに(古い)
晩の9時半、疲れて家へ帰ったら、オットが勝手に「電気が勿体無い」と、スリープさせてしまってましたとさ。(>ε
次のマシン買うまで電源オンし続けるつもりだったのに…
ああそれなのにそれなのに(古い)
晩の9時半、疲れて家へ帰ったら、オットが勝手に「電気が勿体無い」と、スリープさせてしまってましたとさ。(>ε
あと2~3日が今月のヤマか
2013年11月16日 日常あさってのカイギの準備をほとんどしてないぞ。OH NO…
しあさってのリハーサルのための「練習」もまともにしてないぞ。NONONO…
今日は休みだったがあっというまだったな…少し朝寝はしたが、ろくに何もしていない…
明日日曜も仕事だし、ちょっとやさぐれ気味。
水曜に休みが入ることだけが心の支え。
しあさってのリハーサルのための「練習」もまともにしてないぞ。NONONO…
今日は休みだったがあっというまだったな…少し朝寝はしたが、ろくに何もしていない…
明日日曜も仕事だし、ちょっとやさぐれ気味。
水曜に休みが入ることだけが心の支え。
もやしもん(1) (イブニングKC (106))
2013年11月13日 読書 コメント (10)
石川 雅之著。
いやー知らなかった。
農業×学園モノとだけ聞いていたが、ファンタジーだったんかー…
(主人公、顕微鏡推奨極小サイズな筈の菌が「見え」て、つまんでポイと捨てられる…)
教授は、ソコハカとなく水木しげるっぽさただようキャラクターだし…
面白いけど、わりと発酵系食物は、私は苦手なのだった(笑)
いやー知らなかった。
農業×学園モノとだけ聞いていたが、ファンタジーだったんかー…
(主人公、顕微鏡推奨極小サイズな筈の菌が「見え」て、つまんでポイと捨てられる…)
教授は、ソコハカとなく水木しげるっぽさただようキャラクターだし…
面白いけど、わりと発酵系食物は、私は苦手なのだった(笑)
【文楽】通し狂言・伊賀越道中双六 第二部
2013年11月12日 文楽
行って来ました。仕事もぶんなげて(赤子のごとく)。ひーはー…
一部よりほんの少しお客は少なめだったかなあ。8割くらいか。先日私が座って気に入った席が、なぜか空いていて悔しかった。その辺がとれなくて、すこし端寄りの席で我慢したんだもん。キャンセルか。くー。
とはいえこれまでになく語りと三味線の大夫さんたちに近いところだったので、音響的にはすごく迫力ありました♪
第二部は、仇討という大義のために、第一部で離縁されたお谷さんが更に更に不幸に突き落とされる話。
だもんだから、最大の盛り上がりの(筈の)「岡崎」の段、理不尽さが少々激しすぎて、全体としては第一部のほうが好きだったかなー。第一部のクライマックス沼津~千本松原のほうが。平作老人(by勘十郎さん)のかもす笑いもあったし…
もちろん、ふるふるふると泣きぬれるお谷さん(by和生さん)には見とれてしまったけど…
それじゃどこが特に楽しめたかというと、最初のところの引き抜きの劇中劇というか劇中万歳(漫才にあらず)、あれはカラフルでよかった。
「岡崎」も素性を隠したり他人にばけたりと複雑な面白みはあるのだが、そのあとの伏見北国屋の段も、仇のいどころを突きとめるためのミッション・インポッシブルだったりして、なんというか技巧的な話ですね。北国屋では、珍しくも、頼りなきイケメン志津馬の活躍が見られます。しかし、終盤、この話一番イイ男な(個人的見解)呉服屋十兵衛が久しぶりに飛び出して来て、しかしあっというまに退場となり、ヒジョーに残念な思いをさせられました(もうちょっと彼のイイ男ぶりを楽しみたかった…)。
いやー、資料を見ると、志津馬の「首(かしら)」も十兵衛の「首」も同じ“源太”の筈なんですが、どんだけ違うんだキサマら、という感じで人形(と人形遣いさん)の演技も実にあなどれないなーです。
白状すると岡崎の最初のほうでは、日ごろの疲労のあまり少し気が遠くなりかけていたので、もういちど見直したい聞き直したい気もするのですが…でも幕見席なんか、すごく後ろの端の方だけだからなあ。
そもそも幕見だけでも行ける日なんかなさそうだ。
先月見逃した「パリの恋人」だってどうすりゃいいんだと困っているし。
ほんと、ぜんぜん仕事片付かないし。死ぬよ、もー…
職場全体が欠員だらけで、片付かないからといって仕事を人に振ることもできないしさ。
ふん。
一部よりほんの少しお客は少なめだったかなあ。8割くらいか。先日私が座って気に入った席が、なぜか空いていて悔しかった。その辺がとれなくて、すこし端寄りの席で我慢したんだもん。キャンセルか。くー。
とはいえこれまでになく語りと三味線の大夫さんたちに近いところだったので、音響的にはすごく迫力ありました♪
第二部は、仇討という大義のために、第一部で離縁されたお谷さんが更に更に不幸に突き落とされる話。
だもんだから、最大の盛り上がりの(筈の)「岡崎」の段、理不尽さが少々激しすぎて、全体としては第一部のほうが好きだったかなー。第一部のクライマックス沼津~千本松原のほうが。平作老人(by勘十郎さん)のかもす笑いもあったし…
もちろん、ふるふるふると泣きぬれるお谷さん(by和生さん)には見とれてしまったけど…
それじゃどこが特に楽しめたかというと、最初のところの引き抜きの劇中劇というか劇中万歳(漫才にあらず)、あれはカラフルでよかった。
「岡崎」も素性を隠したり他人にばけたりと複雑な面白みはあるのだが、そのあとの伏見北国屋の段も、仇のいどころを突きとめるためのミッション・インポッシブルだったりして、なんというか技巧的な話ですね。北国屋では、珍しくも、頼りなきイケメン志津馬の活躍が見られます。しかし、終盤、この話一番イイ男な(個人的見解)呉服屋十兵衛が久しぶりに飛び出して来て、しかしあっというまに退場となり、ヒジョーに残念な思いをさせられました(もうちょっと彼のイイ男ぶりを楽しみたかった…)。
いやー、資料を見ると、志津馬の「首(かしら)」も十兵衛の「首」も同じ“源太”の筈なんですが、どんだけ違うんだキサマら、という感じで人形(と人形遣いさん)の演技も実にあなどれないなーです。
白状すると岡崎の最初のほうでは、日ごろの疲労のあまり少し気が遠くなりかけていたので、もういちど見直したい聞き直したい気もするのですが…でも幕見席なんか、すごく後ろの端の方だけだからなあ。
そもそも幕見だけでも行ける日なんかなさそうだ。
先月見逃した「パリの恋人」だってどうすりゃいいんだと困っているし。
ほんと、ぜんぜん仕事片付かないし。死ぬよ、もー…
職場全体が欠員だらけで、片付かないからといって仕事を人に振ることもできないしさ。
ふん。
引っ越してからはじめてやっとこ実家の母を新居にご招待できました。
まだダンボールがけっこう部屋に残ってるんだけど(爆)
でも、片付けがすんだらすんだらと言ってる間に何カ月もたったから、寒くならないうちにてことで。
しかし眠い。明日は仕事の帰りに文楽へ行く。いいトコで船こがないように早く寝なくては…
ちょこっと見始めた「三十六人の乗客」も気になるが、明日以降にすべきかなあ(^^;)
まだダンボールがけっこう部屋に残ってるんだけど(爆)
でも、片付けがすんだらすんだらと言ってる間に何カ月もたったから、寒くならないうちにてことで。
しかし眠い。明日は仕事の帰りに文楽へ行く。いいトコで船こがないように早く寝なくては…
ちょこっと見始めた「三十六人の乗客」も気になるが、明日以降にすべきかなあ(^^;)
1999年、和田誠監督作品。
NHKBSで録画してたぶんを視聴。
都会の夜。ジャズ・トランペッター守山(真田広之)が、次の出番待ちの空き時間に屋上にあがると、すぐ隣のビルの駐車場では殺人事件が起こっていた。彼は、殺人を目撃してしまった外国籍ホステス、リンダ(ミッシェル・リー)の逃走を手助けするハメになる。次のライブの時間(真夜中)には、NYから憧れのジャズマンが来店する筈とあって、守山は、なんとか時間までに店に戻ろうとあがきつつ、リンダと夜の繁華街を駆け回るが…
半日もない、ほんの数時間の逃避行+自分の身を助けるための「証拠」探し。全編ジャズが流れ、どこへいってもネオンや蛍光灯が幻惑的な、人工的な輝きに満ちた夜の町の描写がとにかくスタイリッシュ。小味な佳作、というのをあきらかに狙って、そしてちゃんと小味に仕上がってるところが万能の才人・和田カントクですね(^^;)
名作とか大傑作とか問題作とか狙ってコケるんじゃなく、あくまでも自分の「映画好き」ゴコロを満たす作品を自分で作ってみよう、という、内向きのスタンス(たぶん)だが、和田さんほどセンスが良い人にかかると見てソンはない作品に仕上がってしまうのがすごいなあ…
そして和田組映画の例にもれず、むやみにカメオ的出演メンバーが豪華。斎藤晴彦、大竹しのぶ、唐沢寿明、もたいまさこ、小松政夫、名古屋章、その他大勢…三谷幸喜までいた。ちなみに三谷が作中で見てるTVの白黒映画、あれは「素晴らしき哉人生」だと思うのだが如何。
もちろんメインキャストもちゃんと力のある人ばかりだから安心して見られるけどね(主演女優はよく知らないが)。
真田広之は、和田誠作品三本目の主役。長編は全部真田広之なの?そんなに評価してるの?(笑)
今や彼、ハリウッドでも評価されるくらいになってるし、無理ないのかもですけどね。
素顔は特別頼もしくも理想主義的でもない、フツーの、ボーッとしてすらいる男だけど、ペットを吹いてる時はガゼン格好良く見える。そして、ひたすら駆け回る運動神経の良さ。確かにキャスティングとしては正しいよね。追いかける岸辺一徳は、悪役やらせるとやっぱりうまいしね。柄本明は、私ならこういう設定にしとくな、と思いつつ見てたら和田カントクもその通りの設定にしていたので笑った(笑)
凄いアクションとか、凄いどんでん返しとか、凄い大ロマンスとか、凄い人間的成長とか、凄い出世物語とか、凄い特撮とかの「凄い」ものは入っていない、でも、なんだか楽しく見れてしまう…派手ではないけど、まさに「小味な佳作」でした(笑)
サスペンスに適度なユーモアきっちりはさんで、男女のちょっとした心のふれあいとかあって。
ジャズ好きなら、特に楽しめたりするのかなーとも思います。
NHKBSで録画してたぶんを視聴。
都会の夜。ジャズ・トランペッター守山(真田広之)が、次の出番待ちの空き時間に屋上にあがると、すぐ隣のビルの駐車場では殺人事件が起こっていた。彼は、殺人を目撃してしまった外国籍ホステス、リンダ(ミッシェル・リー)の逃走を手助けするハメになる。次のライブの時間(真夜中)には、NYから憧れのジャズマンが来店する筈とあって、守山は、なんとか時間までに店に戻ろうとあがきつつ、リンダと夜の繁華街を駆け回るが…
半日もない、ほんの数時間の逃避行+自分の身を助けるための「証拠」探し。全編ジャズが流れ、どこへいってもネオンや蛍光灯が幻惑的な、人工的な輝きに満ちた夜の町の描写がとにかくスタイリッシュ。小味な佳作、というのをあきらかに狙って、そしてちゃんと小味に仕上がってるところが万能の才人・和田カントクですね(^^;)
名作とか大傑作とか問題作とか狙ってコケるんじゃなく、あくまでも自分の「映画好き」ゴコロを満たす作品を自分で作ってみよう、という、内向きのスタンス(たぶん)だが、和田さんほどセンスが良い人にかかると見てソンはない作品に仕上がってしまうのがすごいなあ…
そして和田組映画の例にもれず、むやみにカメオ的出演メンバーが豪華。斎藤晴彦、大竹しのぶ、唐沢寿明、もたいまさこ、小松政夫、名古屋章、その他大勢…三谷幸喜までいた。ちなみに三谷が作中で見てるTVの白黒映画、あれは「素晴らしき哉人生」だと思うのだが如何。
もちろんメインキャストもちゃんと力のある人ばかりだから安心して見られるけどね(主演女優はよく知らないが)。
真田広之は、和田誠作品三本目の主役。長編は全部真田広之なの?そんなに評価してるの?(笑)
今や彼、ハリウッドでも評価されるくらいになってるし、無理ないのかもですけどね。
素顔は特別頼もしくも理想主義的でもない、フツーの、ボーッとしてすらいる男だけど、ペットを吹いてる時はガゼン格好良く見える。そして、ひたすら駆け回る運動神経の良さ。確かにキャスティングとしては正しいよね。追いかける岸辺一徳は、悪役やらせるとやっぱりうまいしね。柄本明は、私ならこういう設定にしとくな、と思いつつ見てたら和田カントクもその通りの設定にしていたので笑った(笑)
凄いアクションとか、凄いどんでん返しとか、凄い大ロマンスとか、凄い人間的成長とか、凄い出世物語とか、凄い特撮とかの「凄い」ものは入っていない、でも、なんだか楽しく見れてしまう…派手ではないけど、まさに「小味な佳作」でした(笑)
サスペンスに適度なユーモアきっちりはさんで、男女のちょっとした心のふれあいとかあって。
ジャズ好きなら、特に楽しめたりするのかなーとも思います。
やっぱりユーレイ出勤して、どうにかこうにか提出してきた。
これで、12日の文楽第二部にむかって心身を整える!!!
それに11日もいろいろある予定を、余裕をもってこなせる(はず)。
とにかく寝不足をなんとかせにゃ。
とかいいつつ、昨日は、いま見なくて良い映画を、夜中の1時前から見てしまったが。
とにかくいつでも、わたしのバカバカ。
今日午前中はタップダンスのレッスンにいったから、朝寝も昼寝もしていないしね。やれやれ。
(でもタップは楽しいし、心身に良い、と感じるんだよ~、これはこれで。3年ほど前にタップはじめてから、確実に体調が良い。体力少しアップした気がするし、消化器系の調子も絶好調!健康のためにやる、というのではなく、気に入ったからやると健康がアップするものなのだと思う)
これで、12日の文楽第二部にむかって心身を整える!!!
それに11日もいろいろある予定を、余裕をもってこなせる(はず)。
とにかく寝不足をなんとかせにゃ。
とかいいつつ、昨日は、いま見なくて良い映画を、夜中の1時前から見てしまったが。
とにかくいつでも、わたしのバカバカ。
今日午前中はタップダンスのレッスンにいったから、朝寝も昼寝もしていないしね。やれやれ。
(でもタップは楽しいし、心身に良い、と感じるんだよ~、これはこれで。3年ほど前にタップはじめてから、確実に体調が良い。体力少しアップした気がするし、消化器系の調子も絶好調!健康のためにやる、というのではなく、気に入ったからやると健康がアップするものなのだと思う)
仕事がおわらない…
出さないといけない仕事がたくさんありすぎ…
7日までの筈の仕事をまだ抱えてるのだが、今日9時半まで仕事してたけどできなかった。
10日までの仕事を先にしていたから…(逝)
7日までの仕事の提出先上司が今日昼からどっか出張にいっちゃったからー…
明日は休みなので、今夜中にぜんぶやっときたかったのだが。
明日ユーレイ出勤するのはイヤだなあ…
どうでもいいけど、せっかく今度できたエキモのクレバーが11時まで開いているので喜んで入ってみたが、パスタ頼んでみたのが間違いだった。あんな不味いパスタいつ以来だろう…(泣)
エビ&ホタテクリームがなまぐさくてメンはゆるゆるのぐにゃぐにゃ…
ショコララテは美味しかったのに、残念だった。もし次入ったら、サンドイッチ系を頼もう。かなり迷ってから「パスタも試しておこう」と考えたのが失敗だった。パスタはなかなか難しい、当たり外れ激しい料理だもんなあ。それに私はアルデンテ派。
三分の一くらい残して店を出た。お金を払ってマズイモノ最後まで無理して食べるのは、理屈に合わないよね。もったいないバアサンが怒っても、ね(^^;)
…あー…
家で仕事進めるべきなんだろうけど、家に帰りつくとさすがにもう気持ちが折れてるな。
ちょっと今日は、愚痴日記。
出さないといけない仕事がたくさんありすぎ…
7日までの筈の仕事をまだ抱えてるのだが、今日9時半まで仕事してたけどできなかった。
10日までの仕事を先にしていたから…(逝)
7日までの仕事の提出先上司が今日昼からどっか出張にいっちゃったからー…
明日は休みなので、今夜中にぜんぶやっときたかったのだが。
明日ユーレイ出勤するのはイヤだなあ…
どうでもいいけど、せっかく今度できたエキモのクレバーが11時まで開いているので喜んで入ってみたが、パスタ頼んでみたのが間違いだった。あんな不味いパスタいつ以来だろう…(泣)
エビ&ホタテクリームがなまぐさくてメンはゆるゆるのぐにゃぐにゃ…
ショコララテは美味しかったのに、残念だった。もし次入ったら、サンドイッチ系を頼もう。かなり迷ってから「パスタも試しておこう」と考えたのが失敗だった。パスタはなかなか難しい、当たり外れ激しい料理だもんなあ。それに私はアルデンテ派。
三分の一くらい残して店を出た。お金を払ってマズイモノ最後まで無理して食べるのは、理屈に合わないよね。もったいないバアサンが怒っても、ね(^^;)
…あー…
家で仕事進めるべきなんだろうけど、家に帰りつくとさすがにもう気持ちが折れてるな。
ちょっと今日は、愚痴日記。
湯船盗人-大富豪同心(11) (双葉文庫)
2013年11月7日 読書
幡大介著。
めずらしく割と積極的に謎解きに挑む大富豪同心・卯之吉。
その気になれば(まあこの人にしては積極的という程度だけど)、少しは名探偵、腕きき同心となれる素質がある主人公なんだよね(笑)
今回特に、事件に対する「遊び人トリオ」の突破力がすごい。
ちょっと次巻へのヒキはあるけど、一応事件のひとくぎりはついてるし、マンネリなりにいい感じにまとまっていました。
しかし、本当に美鈴さん、道は遠いな…(爆)
めずらしく割と積極的に謎解きに挑む大富豪同心・卯之吉。
その気になれば(まあこの人にしては積極的という程度だけど)、少しは名探偵、腕きき同心となれる素質がある主人公なんだよね(笑)
今回特に、事件に対する「遊び人トリオ」の突破力がすごい。
ちょっと次巻へのヒキはあるけど、一応事件のひとくぎりはついてるし、マンネリなりにいい感じにまとまっていました。
しかし、本当に美鈴さん、道は遠いな…(爆)
【文楽】通し狂言・伊賀越道中双六 第一部
2013年11月6日 文楽 コメント (2)
久々に、めぐってきました秋の文楽シーズン。
今回も通し狂言を、一日通しで見る勇気(体力的に)がなくて、二日に分けての観賞です。
昨日終われなかったシゴトがあって、職場にちょっと行ってから、大慌てで日本橋へ。
職場、千日前線沿いなので(^^;)
荒木又右衛門で有名な“鍵屋ノ辻”の仇討を元ネタにした物語という。荒木又右衛門の名はさすがに知ってるが仇討内容までは実はよく知らない。そして、あまり予習しすぎても驚けないから~、と、ユルい気分で席に着く。ド近眼な私は今回も2列目、少し床寄りというところ。
このへんだとホントに人形が表情まで良く見える♪
さて、幕が開くと、とざいとーざいがなくていきなり話が始まっていてびっくり。冒頭の段は顔も見えない(2Fすだれの向こう?)若手オンパレードで、物足りなさはあるが、腰元たちのキャッキャ下ネタ雑談は、妙にハマっている…若くてまだ声のトーンが高いから。
美青年だが正直頼りない青年和田志津馬が、悪人面の沢井股五郎にハメられる。色男、○と○はなかりけりとか言われるが、足りないもの多すぎるんじゃないのコイツ。志津馬の父行家をバッサリ斬っちゃう大悪党股五郎の図々しさ図太さのほうがいっそすがすがしいくらい(爆)
とはいえ文楽人形の美男美女はほんとに美男美女だよなあ。クールジャパンは江戸時代既に始まっていたんだなと思う。だってアメコミとか外国のアニメとか外国の人形劇の人形のカオって、全然美男美女かわいこちゃんなんていないもんなぁ。一方、それを操る人形遣いさんたちは、ロマンスグレイ・オンパレードですけどね。和正装のロマンスグレイがたくさん、私には目の保養です。
歌舞伎には今のところ興味が全くないのは、浄瑠璃という以上に人形と人形遣いさんの魅力にハマっているからなんでしょう。
そして、頼りない志津馬をたしなめ励まし、股五郎と正面切って戦うのは、行家の弟子、丹右衛門(玉志さんロマンスグレイ)。人質交換で股五郎の老母鳴海とのやりとりは泣かせます。前半、いや前座のヒーローは丹右衛門ですな。そして三つ目の「段」でやっと出てくる荒木ならぬ唐木政右衛門は、やっぱりという感じでこれもロマンスグレイ玉女さん(去年は大石内蔵助だった)。柄が大きくていかにも豪傑。だけど江戸時代的に無茶(それもこれも仇討のためではあるが)ばかり言う困った人。
まあ、人が良くノリの軽い老武士て感じの五右衛門(政右衛門やお谷が世話になった人)だって、政右衛門に「明日腹を切ってくれ」と頼まれたら急にシャキーン!と姿勢を正してしまうからなあ。まあ時代もあるし、浄瑠璃台本って書いてるのは町人だから、理想化して拡大解釈したブシドーを描いていて、当時でも既にファンタジーだったのかなとか思ったりすると面白い。
一番困らされるのは妻のお谷さん=和生さん。私にとっては「大人の女」役のイメージが強い吉田和生さんは今回、もう一人の二枚目代表(ただし骨あり)呉服屋十兵衛も演ってて大活躍でした。「おきゃんな可愛い娘役」のイメージが強かった勘十郎さんは十兵衛の生き別れの老父平作で、笑わせたり泣かせたり…第一部最後の千本松原の段も泣けたなあ。前半の老いぼれヨロヨロ人足っぷりがとても可笑しくて、そのぶん後半が…
ここは語りも人間国宝住大夫さん。リハビリはまだされているらしくて、パワフルとはいえないけれど、お念仏のところなんか静まり返って、しんしんと心にしみました。
なんだかだいって老母と老父が印象的な第一部でした。
まああと蓑助さんのお米も、やっぱりこの人の美女は貧しくても気品が隠せないねぇ…
うふふうふふと夢心地で帰ってきました。
もう一度職場へ戻ったほうがいいかもしれなかったけど、それはもうヤだって思ったし(爆)
第二部は来週行きます。楽しみだ~♪
今回も通し狂言を、一日通しで見る勇気(体力的に)がなくて、二日に分けての観賞です。
昨日終われなかったシゴトがあって、職場にちょっと行ってから、大慌てで日本橋へ。
職場、千日前線沿いなので(^^;)
荒木又右衛門で有名な“鍵屋ノ辻”の仇討を元ネタにした物語という。荒木又右衛門の名はさすがに知ってるが仇討内容までは実はよく知らない。そして、あまり予習しすぎても驚けないから~、と、ユルい気分で席に着く。ド近眼な私は今回も2列目、少し床寄りというところ。
このへんだとホントに人形が表情まで良く見える♪
さて、幕が開くと、とざいとーざいがなくていきなり話が始まっていてびっくり。冒頭の段は顔も見えない(2Fすだれの向こう?)若手オンパレードで、物足りなさはあるが、腰元たちのキャッキャ下ネタ雑談は、妙にハマっている…若くてまだ声のトーンが高いから。
美青年だが正直頼りない青年和田志津馬が、悪人面の沢井股五郎にハメられる。色男、○と○はなかりけりとか言われるが、足りないもの多すぎるんじゃないのコイツ。志津馬の父行家をバッサリ斬っちゃう大悪党股五郎の図々しさ図太さのほうがいっそすがすがしいくらい(爆)
とはいえ文楽人形の美男美女はほんとに美男美女だよなあ。クールジャパンは江戸時代既に始まっていたんだなと思う。だってアメコミとか外国のアニメとか外国の人形劇の人形のカオって、全然美男美女かわいこちゃんなんていないもんなぁ。一方、それを操る人形遣いさんたちは、ロマンスグレイ・オンパレードですけどね。和正装のロマンスグレイがたくさん、私には目の保養です。
歌舞伎には今のところ興味が全くないのは、浄瑠璃という以上に人形と人形遣いさんの魅力にハマっているからなんでしょう。
そして、頼りない志津馬をたしなめ励まし、股五郎と正面切って戦うのは、行家の弟子、丹右衛門(玉志さんロマンスグレイ)。人質交換で股五郎の老母鳴海とのやりとりは泣かせます。前半、いや前座のヒーローは丹右衛門ですな。そして三つ目の「段」でやっと出てくる荒木ならぬ唐木政右衛門は、やっぱりという感じでこれもロマンスグレイ玉女さん(去年は大石内蔵助だった)。柄が大きくていかにも豪傑。だけど江戸時代的に無茶(それもこれも仇討のためではあるが)ばかり言う困った人。
まあ、人が良くノリの軽い老武士て感じの五右衛門(政右衛門やお谷が世話になった人)だって、政右衛門に「明日腹を切ってくれ」と頼まれたら急にシャキーン!と姿勢を正してしまうからなあ。まあ時代もあるし、浄瑠璃台本って書いてるのは町人だから、理想化して拡大解釈したブシドーを描いていて、当時でも既にファンタジーだったのかなとか思ったりすると面白い。
一番困らされるのは妻のお谷さん=和生さん。私にとっては「大人の女」役のイメージが強い吉田和生さんは今回、もう一人の二枚目代表(ただし骨あり)呉服屋十兵衛も演ってて大活躍でした。「おきゃんな可愛い娘役」のイメージが強かった勘十郎さんは十兵衛の生き別れの老父平作で、笑わせたり泣かせたり…第一部最後の千本松原の段も泣けたなあ。前半の老いぼれヨロヨロ人足っぷりがとても可笑しくて、そのぶん後半が…
ここは語りも人間国宝住大夫さん。リハビリはまだされているらしくて、パワフルとはいえないけれど、お念仏のところなんか静まり返って、しんしんと心にしみました。
なんだかだいって老母と老父が印象的な第一部でした。
まああと蓑助さんのお米も、やっぱりこの人の美女は貧しくても気品が隠せないねぇ…
うふふうふふと夢心地で帰ってきました。
もう一度職場へ戻ったほうがいいかもしれなかったけど、それはもうヤだって思ったし(爆)
第二部は来週行きます。楽しみだ~♪
うぉぉぉぉぉぉぉ男シリーズが!
2013年11月1日 映画 コメント (5)
思わず夜中にオタケビをあげてしまいました。
どうしたんだイマジカ!
凄すぎる11月。
「リオの男」!
そして「カトマンズの男」!!
夢にまでみた男シリーズ、日本では未DVD化な、ジャン=ポール・ベルモンドのスーパーアクションコメディを、両方やってくれるというじゃないですか(涙)
フランス盤買おうかと何度も何度も思っては諦めつつ待ってたかいがありました。
さらについでに、「ファイナル・オプション」もやってくださるとな…
これはたいした映画じゃないんだけど、ウィドマーク様が素敵な国務長官役でカメオ出演してるのである。VHSで持ってるけど(DVDは一度出たが今は絶版)、綺麗な画像でBD録画できるとなるとそりゃもー嬉しいです♪
わーいわーいわーいわーいわーい♪
…しかし、ちかごろCSBSでちっともいいモノやらないので油断していました。寝る前に「そうだ時々チェックしないと…」と電子番組表を開けてみたら、1時間後に「リオの男」をやる!とわかった時の私のショックときたら…
ほんとあぶなかった…(まあ来週以降も再放送するけどさ)
http://www.imagica-bs.com/program/episode.php?prg_cd=CIID135263&episode_cd=0001&epg_ver_cd=06&epi_one_flg=index.php
どうしたんだイマジカ!
凄すぎる11月。
「リオの男」!
そして「カトマンズの男」!!
夢にまでみた男シリーズ、日本では未DVD化な、ジャン=ポール・ベルモンドのスーパーアクションコメディを、両方やってくれるというじゃないですか(涙)
フランス盤買おうかと何度も何度も思っては諦めつつ待ってたかいがありました。
さらについでに、「ファイナル・オプション」もやってくださるとな…
これはたいした映画じゃないんだけど、ウィドマーク様が素敵な国務長官役でカメオ出演してるのである。VHSで持ってるけど(DVDは一度出たが今は絶版)、綺麗な画像でBD録画できるとなるとそりゃもー嬉しいです♪
わーいわーいわーいわーいわーい♪
…しかし、ちかごろCSBSでちっともいいモノやらないので油断していました。寝る前に「そうだ時々チェックしないと…」と電子番組表を開けてみたら、1時間後に「リオの男」をやる!とわかった時の私のショックときたら…
ほんとあぶなかった…(まあ来週以降も再放送するけどさ)
http://www.imagica-bs.com/program/episode.php?prg_cd=CIID135263&episode_cd=0001&epg_ver_cd=06&epi_one_flg=index.php
世界の食卓から (キリンビバレッジじゃないよ)
2013年10月31日 日常 コメント (2)
昨日今日と平日2連休だった(昨日は職場も寄ったけど)。
かといってあまりお片づけとか掃除とかできないのが私の困ったところ(ルンバは少し走らせたが)。日ごろから、家事はそんなにマジメにやってない。
そもそも、一番好きな家事というと、やっぱりお料理がダントツですね。掃除も洗濯も、シジフォス的に、やってもやっても終わる日は来ないのであまり達成感は感じないが、料理は!ひとつ作れば、「食べる♪美味しい♪」という快感が得られる。外食大好きだが、たまには自分で初めてのモノにチャレンジしたいと思う事もある。
実は私は、結婚するまで一切(オイ)料理をしたことはなくて、結婚してからは料理の本の分量を真面目に守りながらこなしてきた。いや、ちゃんと本の通りに作れば、それなりに美味しくできるんですよね。そんな私でもさすがに主婦歴ンじ…(自粛!)年、ようやく『てきとうに』作ってみる、という余裕?を発揮できるようになったところです。
てんで、昨日は、昨年のチェコ旅行以来一度チャレンジしたいと思っていたハンガリー風グーラッシュを作ってみたぞ!家庭料理系なためか、レシピを探してもみんな色々微妙に違う。そこで、『てきとうに』、タマネギと赤パプリカ(今回初めて買いました)、ニンジンをきざんで、牛肉と牛脂でいためて、パプリカ(スパイス)を、中蓋をはずしてどさどさとかけて、紙パックのダイストマトと赤ワインで煮込んでみました。あと、スパイス関係は塩コショウにクミンを少しとマジックソルト。コンソメスープの素もちょっと振りこんで…
煮始めた時は「なんか辛くてとがったお味?」と思いましたが、1時間後、お皿によそって生クリームをちょっとかけたら、そこそこイケました。ビーフシチューとはちょっと違う、パプリカっぽいシチューになりました♪残念ながら写真を撮り忘れましたが。
ああ、東欧また行きたいな~
まあちょっと反省点はあるんだけど。味に少し奥行きが足りない気がするので、次は炒め合わせるところをもっとじっくりやって(今回時間がおしてていい加減に炒めちゃった)、タマネギのコクと甘みをしっかり出したい。キャラウェイ入れると甘さが出るとの記事もみつけたので、次はキャラウェイも使ってみよう。生クリームよりサワークリームが本格的かな♪
夢がひろがります。ヨダレも…
そして今日は、今度は、英国料理です!
ひき肉にマッシュポテトでふたをした、コテージパイに挑戦だ!
で、今回も『てきとう』力を発揮してみました。
肉とジャガイモとトマトの量のバランスがちょっとだけレシピと違ってる…(笑)
肉やや多め、ジャガイモやや少なめ、トマト少なめ。トマトがプチトマト二個(笑)しか残ってなかったので、少しだけ、ドライトマトをみじん切りにして追加でまぜこみました。たぶん普通のトマトを入れるのとはまた違って、風味にパンチを加えてくれるのではとも期待して。
⇒大正解。ソースやケチャップなど何も添えなくてもこのままでバッチリ美味しかったです。
ふだんまじめにマッシュポテトなんて作らないので、そこで少し手間取りましたが、美味しかった~!
自分でもびっくりするくらい美味しく出来ました。幸せ~☆
カルボナーラに何か一品足そうと思ってコレにしたのですが、英&伊、不思議な組み合わせ?
でも結構よく合いました。「好敵手」デヴィッド・ニーヴン&アルベルト・ソルディです(謎)
カルボは長年色々工夫して作ってきてるので、結構得意なパスタです。薄切りじゃなく厚切りのベーコンを使ってじっくり炒めとくと、塩味がよくきいて美味しくできます。
コテージパイは、ここのブログサイト(↓)のレシピで興奮して作りました。
http://plaza.rakuten.co.jp/yohhohho2006/diary/200802180000/
さまざまな各国料理のレシピをのせていらっしゃるのですが、どこの国のもすごく美味しそうだし、テンポのよい語り口(と旦那様も合わせての美味しいモノ好きっぷり!)がいっそう、「食べたい心」をそそります。
グーラッシュについては、二回分も記事がありました。
次はアボカドのオムレツをマネしてみたいな~(これは、食材さえあればカンタンそうです)
かといってあまりお片づけとか掃除とかできないのが私の困ったところ(ルンバは少し走らせたが)。日ごろから、家事はそんなにマジメにやってない。
そもそも、一番好きな家事というと、やっぱりお料理がダントツですね。掃除も洗濯も、シジフォス的に、やってもやっても終わる日は来ないのであまり達成感は感じないが、料理は!ひとつ作れば、「食べる♪美味しい♪」という快感が得られる。外食大好きだが、たまには自分で初めてのモノにチャレンジしたいと思う事もある。
実は私は、結婚するまで一切(オイ)料理をしたことはなくて、結婚してからは料理の本の分量を真面目に守りながらこなしてきた。いや、ちゃんと本の通りに作れば、それなりに美味しくできるんですよね。そんな私でもさすがに主婦歴ンじ…(自粛!)年、ようやく『てきとうに』作ってみる、という余裕?を発揮できるようになったところです。
てんで、昨日は、昨年のチェコ旅行以来一度チャレンジしたいと思っていたハンガリー風グーラッシュを作ってみたぞ!家庭料理系なためか、レシピを探してもみんな色々微妙に違う。そこで、『てきとうに』、タマネギと赤パプリカ(今回初めて買いました)、ニンジンをきざんで、牛肉と牛脂でいためて、パプリカ(スパイス)を、中蓋をはずしてどさどさとかけて、紙パックのダイストマトと赤ワインで煮込んでみました。あと、スパイス関係は塩コショウにクミンを少しとマジックソルト。コンソメスープの素もちょっと振りこんで…
煮始めた時は「なんか辛くてとがったお味?」と思いましたが、1時間後、お皿によそって生クリームをちょっとかけたら、そこそこイケました。ビーフシチューとはちょっと違う、パプリカっぽいシチューになりました♪残念ながら写真を撮り忘れましたが。
ああ、東欧また行きたいな~
まあちょっと反省点はあるんだけど。味に少し奥行きが足りない気がするので、次は炒め合わせるところをもっとじっくりやって(今回時間がおしてていい加減に炒めちゃった)、タマネギのコクと甘みをしっかり出したい。キャラウェイ入れると甘さが出るとの記事もみつけたので、次はキャラウェイも使ってみよう。生クリームよりサワークリームが本格的かな♪
夢がひろがります。ヨダレも…
そして今日は、今度は、英国料理です!
ひき肉にマッシュポテトでふたをした、コテージパイに挑戦だ!
で、今回も『てきとう』力を発揮してみました。
肉とジャガイモとトマトの量のバランスがちょっとだけレシピと違ってる…(笑)
肉やや多め、ジャガイモやや少なめ、トマト少なめ。トマトがプチトマト二個(笑)しか残ってなかったので、少しだけ、ドライトマトをみじん切りにして追加でまぜこみました。たぶん普通のトマトを入れるのとはまた違って、風味にパンチを加えてくれるのではとも期待して。
⇒大正解。ソースやケチャップなど何も添えなくてもこのままでバッチリ美味しかったです。
ふだんまじめにマッシュポテトなんて作らないので、そこで少し手間取りましたが、美味しかった~!
自分でもびっくりするくらい美味しく出来ました。幸せ~☆
カルボナーラに何か一品足そうと思ってコレにしたのですが、英&伊、不思議な組み合わせ?
でも結構よく合いました。「好敵手」デヴィッド・ニーヴン&アルベルト・ソルディです(謎)
カルボは長年色々工夫して作ってきてるので、結構得意なパスタです。薄切りじゃなく厚切りのベーコンを使ってじっくり炒めとくと、塩味がよくきいて美味しくできます。
コテージパイは、ここのブログサイト(↓)のレシピで興奮して作りました。
http://plaza.rakuten.co.jp/yohhohho2006/diary/200802180000/
さまざまな各国料理のレシピをのせていらっしゃるのですが、どこの国のもすごく美味しそうだし、テンポのよい語り口(と旦那様も合わせての美味しいモノ好きっぷり!)がいっそう、「食べたい心」をそそります。
グーラッシュについては、二回分も記事がありました。
次はアボカドのオムレツをマネしてみたいな~(これは、食材さえあればカンタンそうです)
KGBから来た男 (ハヤカワ文庫NV)
2013年10月30日 読書 コメント (2)
デイヴィッド・ダフィ著。
ついこないだ読んだ「機龍警察 暗黒市場」がロシア人の元警官がメインだったため、ロシアンマフィアだの新生ロシアの新興財閥(オリガルヒ)だのと親しみ?の持てる言葉もちらちらするしと図書館で借りて読み始めた。伝統の“誘拐された娘を探せ”事件に、現代的(ハイテク)な手管と珍しい過去(元KGBエージェント!)を備えた主人公が取り組む。
おお、なかなか面白いじゃないか!…まだ5分の2くらいだけど足抜け出来ない。600ページからあるので今日中に読み終わるのは無理ですが(笑)
ついこないだ読んだ「機龍警察 暗黒市場」がロシア人の元警官がメインだったため、ロシアンマフィアだの新生ロシアの新興財閥(オリガルヒ)だのと親しみ?の持てる言葉もちらちらするしと図書館で借りて読み始めた。伝統の“誘拐された娘を探せ”事件に、現代的(ハイテク)な手管と珍しい過去(元KGBエージェント!)を備えた主人公が取り組む。
おお、なかなか面白いじゃないか!…まだ5分の2くらいだけど足抜け出来ない。600ページからあるので今日中に読み終わるのは無理ですが(笑)
XPネットブックサバイバル小作戦
2013年10月28日 コンピュータ
2009年に買ったXP搭載のネットブック、Asus Eee PC 1002HAの延命について悩んでいた。
なんせ来春にはXPのサポート終わるんだしねえ。
旅行や移動時の書きモノやネットサーフに使っていた。週イチくらいは使うし重宝だった。近頃ではムスコにまで(勝手に)使われていて、とはいえまあそんな重大なものは入っていないし、カスタマイズもメモリ増設もソフトの追加もあんまりしてない。さすがに近頃少し重く感じるようになったが、だからこそ不調になったことも全くなく、「買って良かった」マシンでもあった。
「XPサポート切れ」、ネットで調べる限りでは対策は以下の4つ。
1)新しいPCを買う。新しくタブレットを買う、も含む。
2)Windows7か8買ってOSをアップグレードする。(Vistaは非推奨なもよう)
3)思い切って別のOSに変更。Linux系…デュアルブートもあり(ネットする時だけLinux)。
4)いっさいネットには繋がないように注意しつつ使う。(⇒意味なし。なにせネットブックだもん)
1)が一番簡単だが、今、メインのVista機も調子が悪く、買換えを検討してるくらいである。両方買うとさすがに勿体ないような気がする。それにWin8がイヤで7マシンを探すとなると(探したが)、選択肢が限られるので意外にコスパがよくない…
タブレットは少しは安いのかな?でも、キーボード大好きっ子の私は自分ではタブレット欲しいと思わない。スマホだって持ってないくらいだ(爆)
ハッキリ言ってお得感があるのは、3)。基本無料だし(笑)
思わず、ちょっくら図書館のUbuntuの入門書に予約かけちゃったですよ!
とはいえ、近頃このネットブック、ムスコが学校指定のオンライン学習教材を見るのにも使っているようだ。どうもそれ用のソフトも勝手にいれてる様子(コラ!)。さすがにLinux系は冒険すぎるだろうか…
その次に安いのは2)ですな。
問題はスペック。まあ、メモリは何とか2GBまでは増やせるらしいから増やしてから7を買う?
とはいえOSのバージョンアップなどやったことがない(サービスパック導入など比べ物にならない)。調べるとこの機種、BIOSのバージョンアップも必要なようで…
BIOSどやってアップグレードするのかからスタート。正直まったくマニュアル見ず使ってたサブマシンだからなあ。マシン付属のアップグレードツールがあるのを見つけたが、なぜかビジーを連呼して動かない。ネットでしらべてメーカーサイトから自力DL。DLできたらあとはサクっといきました。まあBIOS、無事最新にできたらそれはそれで意義ありだし。
よし、あとはメモリとOS(Windows7)を入手するだけ。合わせて2万円もかからずいけそう。
そんなこんないってる間に、やはりXPマシンを使っている夫はどうする気なんだろうか。と、こないだ水をむけたが、「まーまだしばらくは使えるんじゃないの?」などとあまりにお気楽な態度。デジモノアレルギーのPC嫌いだからなあ…
…うーん…
そうだ。
色々とおどかして、タブレット買わせちゃろ…!
どーせヤツは家では、仕事がらみで気象庁サイトチェック、以外は発言小町見てる程度だし。
(自分では買いたくないが、家族が持ってて何かのおりに借りれるならOK♪)
なんせ来春にはXPのサポート終わるんだしねえ。
旅行や移動時の書きモノやネットサーフに使っていた。週イチくらいは使うし重宝だった。近頃ではムスコにまで(勝手に)使われていて、とはいえまあそんな重大なものは入っていないし、カスタマイズもメモリ増設もソフトの追加もあんまりしてない。さすがに近頃少し重く感じるようになったが、だからこそ不調になったことも全くなく、「買って良かった」マシンでもあった。
「XPサポート切れ」、ネットで調べる限りでは対策は以下の4つ。
1)新しいPCを買う。新しくタブレットを買う、も含む。
2)Windows7か8買ってOSをアップグレードする。(Vistaは非推奨なもよう)
3)思い切って別のOSに変更。Linux系…デュアルブートもあり(ネットする時だけLinux)。
4)いっさいネットには繋がないように注意しつつ使う。(⇒意味なし。なにせネットブックだもん)
1)が一番簡単だが、今、メインのVista機も調子が悪く、買換えを検討してるくらいである。両方買うとさすがに勿体ないような気がする。それにWin8がイヤで7マシンを探すとなると(探したが)、選択肢が限られるので意外にコスパがよくない…
タブレットは少しは安いのかな?でも、キーボード大好きっ子の私は自分ではタブレット欲しいと思わない。スマホだって持ってないくらいだ(爆)
ハッキリ言ってお得感があるのは、3)。基本無料だし(笑)
思わず、ちょっくら図書館のUbuntuの入門書に予約かけちゃったですよ!
とはいえ、近頃このネットブック、ムスコが学校指定のオンライン学習教材を見るのにも使っているようだ。どうもそれ用のソフトも勝手にいれてる様子(コラ!)。さすがにLinux系は冒険すぎるだろうか…
その次に安いのは2)ですな。
問題はスペック。まあ、メモリは何とか2GBまでは増やせるらしいから増やしてから7を買う?
とはいえOSのバージョンアップなどやったことがない(サービスパック導入など比べ物にならない)。調べるとこの機種、BIOSのバージョンアップも必要なようで…
BIOSどやってアップグレードするのかからスタート。正直まったくマニュアル見ず使ってたサブマシンだからなあ。マシン付属のアップグレードツールがあるのを見つけたが、なぜかビジーを連呼して動かない。ネットでしらべてメーカーサイトから自力DL。DLできたらあとはサクっといきました。まあBIOS、無事最新にできたらそれはそれで意義ありだし。
よし、あとはメモリとOS(Windows7)を入手するだけ。合わせて2万円もかからずいけそう。
そんなこんないってる間に、やはりXPマシンを使っている夫はどうする気なんだろうか。と、こないだ水をむけたが、「まーまだしばらくは使えるんじゃないの?」などとあまりにお気楽な態度。デジモノアレルギーのPC嫌いだからなあ…
…うーん…
そうだ。
色々とおどかして、タブレット買わせちゃろ…!
どーせヤツは家では、仕事がらみで気象庁サイトチェック、以外は発言小町見てる程度だし。
(自分では買いたくないが、家族が持ってて何かのおりに借りれるならOK♪)
1955年、アレクサンダー・マッケンドリック監督作品。カラー。
ブルーレイで観賞。1500円て、特典も満載なのにお買い得すぎ…
ひとり暮らしの老婦人(ケティ・ジョンソン)宅に下宿人としてやってきた、どこかアヤしいマーカス教授(アレック・ギネス)。友人たちを呼んで合奏の練習もしますが構いませんか?と礼儀正しく申し出るが、実は彼らはプロの強盗団だった。何も知らぬ老婦人をも利用して、見事に現金輸送車から大金を強奪したものの…ブラック風味な犯罪コメディの古典。
大昔、深夜のtv放映で見て以来。なぜかモノクロだと思い込んでいたが(後半の夜の場面が印象深かったためか??)、一応カラーでした。
ギネスはメイクにも凝る人だが、今回は特に変な髪型、変な口つき(ねずみ男のようだ)で頼れるような頼れないようなリーダーを演じる。黒スーツに白タイ、どうみても殺し屋スタイルなハーバート・ロムもとてつもなく濃くて笑わせる。バイオリンケースを小脇に抱えて登場するが、機関銃を抱えているようにしか見えない…。強盗団の残りのメンバーは退役軍人風の一見紳士なセシル・パーカー、まだ若くて軽薄そうなピーター・セラーズ、ちょっとニブそうな大男ダニー・グリーン。
てんでマイペースな可愛い(でも弱々しいくせ変に一徹なところもある…)、おばあちゃんに振りまわされつつも、5人組の巧妙な強奪計画は無事完了。ところが老婦人に犯罪を感づかれ、口をふさぐしか!というところで、英国映画ならではのトンデモ展開へ移行する。極悪人のくせして、5人とも、自分の手でおばあちゃんを殺すのは何かヤだ…と互いになすりつけあい、仲間割れが始まってしまうのだ。
血で血をあらう闘争の勝者ははたして!?
…やっぱりイギリス映画はいいなあ。
この色気のなさかげん、ありえないよ!他国では(笑)
おっさんたちとおばあちゃんたちしか出てこないよマジで。
抑制の効いた的確な語り口。ウィットと品と洒落っ気があり、ブラック以外の色気がない(笑)
すばらしい。
…久々の映画鑑賞でした(笑)
特典でイーリングスタジオ小史なんか見ると、ますます、もっとクラシック英国映画が見たくなります。
ブルーレイで観賞。1500円て、特典も満載なのにお買い得すぎ…
ひとり暮らしの老婦人(ケティ・ジョンソン)宅に下宿人としてやってきた、どこかアヤしいマーカス教授(アレック・ギネス)。友人たちを呼んで合奏の練習もしますが構いませんか?と礼儀正しく申し出るが、実は彼らはプロの強盗団だった。何も知らぬ老婦人をも利用して、見事に現金輸送車から大金を強奪したものの…ブラック風味な犯罪コメディの古典。
大昔、深夜のtv放映で見て以来。なぜかモノクロだと思い込んでいたが(後半の夜の場面が印象深かったためか??)、一応カラーでした。
ギネスはメイクにも凝る人だが、今回は特に変な髪型、変な口つき(ねずみ男のようだ)で頼れるような頼れないようなリーダーを演じる。黒スーツに白タイ、どうみても殺し屋スタイルなハーバート・ロムもとてつもなく濃くて笑わせる。バイオリンケースを小脇に抱えて登場するが、機関銃を抱えているようにしか見えない…。強盗団の残りのメンバーは退役軍人風の一見紳士なセシル・パーカー、まだ若くて軽薄そうなピーター・セラーズ、ちょっとニブそうな大男ダニー・グリーン。
てんでマイペースな可愛い(でも弱々しいくせ変に一徹なところもある…)、おばあちゃんに振りまわされつつも、5人組の巧妙な強奪計画は無事完了。ところが老婦人に犯罪を感づかれ、口をふさぐしか!というところで、英国映画ならではのトンデモ展開へ移行する。極悪人のくせして、5人とも、自分の手でおばあちゃんを殺すのは何かヤだ…と互いになすりつけあい、仲間割れが始まってしまうのだ。
血で血をあらう闘争の勝者ははたして!?
…やっぱりイギリス映画はいいなあ。
この色気のなさかげん、ありえないよ!他国では(笑)
おっさんたちとおばあちゃんたちしか出てこないよマジで。
抑制の効いた的確な語り口。ウィットと品と洒落っ気があり、ブラック以外の色気がない(笑)
すばらしい。
…久々の映画鑑賞でした(笑)
特典でイーリングスタジオ小史なんか見ると、ますます、もっとクラシック英国映画が見たくなります。
パタリロ! 45―選集 謎解きパタリロの巻 (白泉社文庫 ま 1-59)
2013年10月26日 読書 コメント (8)
魔夜峰央著。
ふと図書館の返却棚にあるのをみて、反射的にお持ち帰り(もちろんちゃんと借りてる)。
内容はいまさらいってもナニなので省略だが、うっかり寝しなに手にとって、…2時半回ってしまった。
いくら明日が休みといったって。
私のバカバカバカ…(T^T)
でもパタちゃん好きなんだよね。なんたって頭もいいし(天才級)。性格はよくないかも(かも?)しれないが、あの年であの上から口調がよろしい。
私は昔っから、バンコランよりマライヒよりパタリロが好きでした(笑)
ふと図書館の返却棚にあるのをみて、反射的にお持ち帰り(もちろんちゃんと借りてる)。
内容はいまさらいってもナニなので省略だが、うっかり寝しなに手にとって、…2時半回ってしまった。
いくら明日が休みといったって。
私のバカバカバカ…(T^T)
でもパタちゃん好きなんだよね。なんたって頭もいいし(天才級)。性格はよくないかも(かも?)しれないが、あの年であの上から口調がよろしい。
私は昔っから、バンコランよりマライヒよりパタリロが好きでした(笑)
黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)
2013年10月24日 読書
藤巻 忠俊著。
なんと現在1巻から5巻まで、ネット読み無料!(月末まで)
Yahoo!Books太っ腹♪
という情報をネットで見かけたんで試してみました(笑)
話題になってた作品なのは知ってるので…
あと「暗殺教室」もそうみたい。
そこそこ面白いので5巻分読んじゃった(*^^*)
主人公の黒子君が熱血じゃなくてひよわぽくて奇襲(存在感消しまくりで)とパス回し勝負というのが着眼点の珍しさですね。
適当にギャグもあります。
もちろんスラムダンクみたいな神レベルじゃないと思うけどね。
http://bookstore.yahoo.co.jp/promo/special/201309_12.html
でもそれより…
今週のマガジンの「神さまの言うとおり 弐」に、泣かされそうになった。おどろいた…
なんと現在1巻から5巻まで、ネット読み無料!(月末まで)
Yahoo!Books太っ腹♪
という情報をネットで見かけたんで試してみました(笑)
話題になってた作品なのは知ってるので…
あと「暗殺教室」もそうみたい。
そこそこ面白いので5巻分読んじゃった(*^^*)
主人公の黒子君が熱血じゃなくてひよわぽくて奇襲(存在感消しまくりで)とパス回し勝負というのが着眼点の珍しさですね。
適当にギャグもあります。
もちろんスラムダンクみたいな神レベルじゃないと思うけどね。
http://bookstore.yahoo.co.jp/promo/special/201309_12.html
でもそれより…
今週のマガジンの「神さまの言うとおり 弐」に、泣かされそうになった。おどろいた…
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UMAハンター馬子―完全版〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)
2013年10月23日 読書
田中啓文著。
なんかもう、二冊目になると、もうとまらなくなってしまった。
馬子はムチャだしイルカはふびんだが、それでも師弟愛は…(笑)
最後はもうモスラvsゴジラみたくなってしまってUMAですらないが、クライマックス大迫力!
なんかもう、二冊目になると、もうとまらなくなってしまった。
馬子はムチャだしイルカはふびんだが、それでも師弟愛は…(笑)
最後はもうモスラvsゴジラみたくなってしまってUMAですらないが、クライマックス大迫力!