ハイ、本公演とは違うし~なんか演目少なそうだし~、と去年はスルーしてた「鑑賞教室」に行ってきました。とはいっても、短い目だから体力的にも気楽に見られていいかも。
家族が解説を見たいようなことを言ったのでその気になったのだけど、結局ひとりで行くことに。まあ基本的におひとりさまだから。
しかしびっくりするほどいい席が少なかったです。ボケてて朝イチで取らなかったせいもあるけど、住大夫さん効果の続きでしょうか。実際ほとんど満席みたいでした。週末だからか割と若い女性も多かった気がする。平日に行くのと平均年齢が全然違いますね。
以前お正月公演で見たことのある短い「団子売」からスタート。団子売りの夫婦の名前がお臼と杵造って、ほんとにまんまだわ。でも見目の良い夫婦なのよね♪
そして鑑賞教室。以前一度、以前子ども文化センターでの鑑賞教室を見たことがあったのだけど(その時の人形解説はお臼の一輔さん)、やっぱり今回は文楽劇場を使ってる分、なかなかみごたえ聞きごたえありました(子文では1000ポッキリでしたし)。しかし不思議なのは、語りの大夫さん以上に三味線弾きさんの方が流暢に立て板に水、ってところかな(笑)もちろんある程度前で話すのが得意な人を起用するのでしょうが…
「象牙100%」のお言葉は忘れがたいものがありました(笑)
とはいえ、お客さんに実演体験もしてもらう人形遣い解説が、鑑賞教室の一番濃い部分かも。人形のいろんな仕掛けも説明してくれるしね。簑紫郎さんがとつとつと…と思いきや、淡々とした中に意外や何ともいえないおかしみをにじませていい味だしてました。素人さん三人に具体的に動かす振付説明をして、「ホラ、簡単です♪」うそー!うそやー!会場大爆笑でした(簡単なワケないって…)。
そのあとは「三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」から「鷹狩の段」と「平太郎住家より木遣り音頭の段」。この鑑賞教室用?演目は、約二週間のうちに、演者は四種類の組み合わせがあったのですが、勘十郎さんが出てることもあって(あと、休めるかとか多少ともマシな席があるかとかで…)今日午後の部を選びました。そして玉志さんが出てるのもあったので…でも、玉志さんの出番ちょっとだけだったなあ(;-;)
三十三間堂建立にかかわる因縁や伝説のお話ということで、異種婚バナシでもありました。最初鷹狩の段では、エライさんの鷹が鷺を捕まえようと飛び回ったところで柳の大木の枝に足縄が引っかかってしまって…というのが始まり。ですが、なんと黒子さんが竿の先につけて飛ばしてるこの鷹が、柳でなく鷺に引っかかってしまって黒子さん大ピンチ!あやういところで何とか外して柳にからませなおしたものの…場内には一時、微妙な笑いが充満しました。
とはいえ舞台上では、あわてず騒がず着々と演技が進みます。(プロや…)
鷹を助けよ、柳の木なんか切ってしまえ!とキレるエライさんに対して、たまたま通りかかった主人公・平太郎が、立派な木を倒さずとも…と、サッと弓を構えてからまった足縄を切り、鷹を解放するのでした。(この出会いから、平太郎の父の仇が判明したりドラマが転がりだすというわけです)
これホントに人形で弓を射るのですが、それなりにちゃんと近くへ矢を当ててるのがエライ。平太郎は玉也さんですが、キリッとさわやかなモノノフぶりで恰好よかった。
さて、いろいろあって主人公が結婚するのが、柳の木の傍で出会った、緑の着物の美女お柳さん(by勘十郎さん)。
実は柳の木の精で、平太郎と子どもまでなした後、その木が三十三間堂を建てるのに使われるってんで切られてしまい、親子夫婦の別れとなります。この夫婦、前世も夫婦だったとか色々あるようなのですが、五段中の二段だけの上演とあって、もっと説明が欲しかったなあ。だいたい平太郎の父の仇うちはどうなったんだ…全五段通しで上演したら、そっちもちゃんと決着がつくのだろうか…
そういう意味では、やっぱり、しんどいけれども本公演の通し狂言がイイんですかねえ。
とはいえ、お柳さんはしっとりと美しく、しかも途中でいきなり早変わりもあってビックリしました。満足です。人形の早変わりはいつも、服(とか顔とか)だけ変わったのか人形ごと変わったのかさえ分からないくらい鮮やかで目を見張ります。
…そしてプログラム(いつもと違って簡単なもの、しかも人形浄瑠璃の基礎知識的なものをしっかり書いたものが、タダで配られていました)をつらつら見ると、ああっ玉志さんが平太郎を遣ってる日もあったのかー!これはちょっと見たかったかもしんない…多分席ない以上に私休めないけどさ…orz
毎日疲れて帰って夜中に大航海時代やってる人間が(後半「ちょっと違う」)、文楽まで時間を作るの、大変ざます…
家族が解説を見たいようなことを言ったのでその気になったのだけど、結局ひとりで行くことに。まあ基本的におひとりさまだから。
しかしびっくりするほどいい席が少なかったです。ボケてて朝イチで取らなかったせいもあるけど、住大夫さん効果の続きでしょうか。実際ほとんど満席みたいでした。週末だからか割と若い女性も多かった気がする。平日に行くのと平均年齢が全然違いますね。
以前お正月公演で見たことのある短い「団子売」からスタート。団子売りの夫婦の名前がお臼と杵造って、ほんとにまんまだわ。でも見目の良い夫婦なのよね♪
そして鑑賞教室。以前一度、以前子ども文化センターでの鑑賞教室を見たことがあったのだけど(その時の人形解説はお臼の一輔さん)、やっぱり今回は文楽劇場を使ってる分、なかなかみごたえ聞きごたえありました(子文では1000ポッキリでしたし)。しかし不思議なのは、語りの大夫さん以上に三味線弾きさんの方が流暢に立て板に水、ってところかな(笑)もちろんある程度前で話すのが得意な人を起用するのでしょうが…
「象牙100%」のお言葉は忘れがたいものがありました(笑)
とはいえ、お客さんに実演体験もしてもらう人形遣い解説が、鑑賞教室の一番濃い部分かも。人形のいろんな仕掛けも説明してくれるしね。簑紫郎さんがとつとつと…と思いきや、淡々とした中に意外や何ともいえないおかしみをにじませていい味だしてました。素人さん三人に具体的に動かす振付説明をして、「ホラ、簡単です♪」うそー!うそやー!会場大爆笑でした(簡単なワケないって…)。
そのあとは「三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」から「鷹狩の段」と「平太郎住家より木遣り音頭の段」。この鑑賞教室用?演目は、約二週間のうちに、演者は四種類の組み合わせがあったのですが、勘十郎さんが出てることもあって(あと、休めるかとか多少ともマシな席があるかとかで…)今日午後の部を選びました。そして玉志さんが出てるのもあったので…でも、玉志さんの出番ちょっとだけだったなあ(;-;)
三十三間堂建立にかかわる因縁や伝説のお話ということで、異種婚バナシでもありました。最初鷹狩の段では、エライさんの鷹が鷺を捕まえようと飛び回ったところで柳の大木の枝に足縄が引っかかってしまって…というのが始まり。ですが、なんと黒子さんが竿の先につけて飛ばしてるこの鷹が、柳でなく鷺に引っかかってしまって黒子さん大ピンチ!あやういところで何とか外して柳にからませなおしたものの…場内には一時、微妙な笑いが充満しました。
とはいえ舞台上では、あわてず騒がず着々と演技が進みます。(プロや…)
鷹を助けよ、柳の木なんか切ってしまえ!とキレるエライさんに対して、たまたま通りかかった主人公・平太郎が、立派な木を倒さずとも…と、サッと弓を構えてからまった足縄を切り、鷹を解放するのでした。(この出会いから、平太郎の父の仇が判明したりドラマが転がりだすというわけです)
これホントに人形で弓を射るのですが、それなりにちゃんと近くへ矢を当ててるのがエライ。平太郎は玉也さんですが、キリッとさわやかなモノノフぶりで恰好よかった。
さて、いろいろあって主人公が結婚するのが、柳の木の傍で出会った、緑の着物の美女お柳さん(by勘十郎さん)。
実は柳の木の精で、平太郎と子どもまでなした後、その木が三十三間堂を建てるのに使われるってんで切られてしまい、親子夫婦の別れとなります。この夫婦、前世も夫婦だったとか色々あるようなのですが、五段中の二段だけの上演とあって、もっと説明が欲しかったなあ。だいたい平太郎の父の仇うちはどうなったんだ…全五段通しで上演したら、そっちもちゃんと決着がつくのだろうか…
そういう意味では、やっぱり、しんどいけれども本公演の通し狂言がイイんですかねえ。
とはいえ、お柳さんはしっとりと美しく、しかも途中でいきなり早変わりもあってビックリしました。満足です。人形の早変わりはいつも、服(とか顔とか)だけ変わったのか人形ごと変わったのかさえ分からないくらい鮮やかで目を見張ります。
…そしてプログラム(いつもと違って簡単なもの、しかも人形浄瑠璃の基礎知識的なものをしっかり書いたものが、タダで配られていました)をつらつら見ると、ああっ玉志さんが平太郎を遣ってる日もあったのかー!これはちょっと見たかったかもしんない…多分席ない以上に私休めないけどさ…orz
毎日疲れて帰って夜中に大航海時代やってる人間が(後半「ちょっと違う」)、文楽まで時間を作るの、大変ざます…
ノルマンディ沖の陰謀 (ハヤカワ文庫 NV 海の覇者トマス・キッド〈9〉)
2014年6月5日 読書
ジュリアン・ストックウィン著。
ついに続きが出ました9巻目。
前巻で怒涛の恋愛の果て、好意的だった提督令嬢ではなく、田舎娘と電撃婚約してしまった、なのに…で、どん底状態のスタートをきるキッド。傷心に加えて提督からは睨まれるし、親友レンジの励ましや忠告も耳に入らず迷走する。
せめて任務にハードに打ち込むことで乗り切ろうとするが、「傷心のため人が変わって人間味もなくなってしまった」と水夫たちの信頼も急降下し…
しかもタイトルをごろうじろ。とんでもない陰謀まで降りかかってくるのである。
いやー面白かった。シリーズ中でも波乱万丈度はトップクラスで、一気読み。海尉艦長として頼もしい限りだったキッドの意外なモロさに目が離せない。後半、レンジと一時離れてそれぞれに意外な道をたどるのだが、終盤ちょっと駆け足なものの、必要な回り道だったとわかり、次巻が景気よく盛り上がってくれるだろうという期待で気持ちよく終わる。
うーんやっぱり、書くほどにうまくなっていってる気がしますよこの人。最初の数巻はちょっとビミョーだったが、しりあがりにどんどん面白く読ませてくれるようになった。。
ついに続きが出ました9巻目。
前巻で怒涛の恋愛の果て、好意的だった提督令嬢ではなく、田舎娘と電撃婚約してしまった、なのに…で、どん底状態のスタートをきるキッド。傷心に加えて提督からは睨まれるし、親友レンジの励ましや忠告も耳に入らず迷走する。
せめて任務にハードに打ち込むことで乗り切ろうとするが、「傷心のため人が変わって人間味もなくなってしまった」と水夫たちの信頼も急降下し…
しかもタイトルをごろうじろ。とんでもない陰謀まで降りかかってくるのである。
いやー面白かった。シリーズ中でも波乱万丈度はトップクラスで、一気読み。海尉艦長として頼もしい限りだったキッドの意外なモロさに目が離せない。後半、レンジと一時離れてそれぞれに意外な道をたどるのだが、終盤ちょっと駆け足なものの、必要な回り道だったとわかり、次巻が景気よく盛り上がってくれるだろうという期待で気持ちよく終わる。
うーんやっぱり、書くほどにうまくなっていってる気がしますよこの人。最初の数巻はちょっとビミョーだったが、しりあがりにどんどん面白く読ませてくれるようになった。。
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テメレア戦記V 鷲の勝利
2014年6月3日 読書
ナオミ・ノヴィク著。
五巻目出てた!帆船小説×ドラゴンファンタジー。
ついにナポレオンが英国へ上陸!5巻は本土決戦だ。
結構巻を経るごとどんどん風呂敷が広がっていく(しかもしんどい方向に)、意外に重いシリーズになってきてた。しかしこの巻が最高潮というか最低潮というか。
世界的に広がりかけた竜疫の特効薬を、「英国以外の世界中のドラゴンを見殺しにするなんて!」と訴えるテメレアのためにフランスにまで届けたローレンスはついに国賊として死刑を宣告される。敗色濃厚な中、処刑するよりは戦えとなって、すぐに死ぬことはないんですが、分厚いハードカバー、ローレンスずーーーーーーーーっと鬱です。途中、鬱をさらにパワーアップさせる不運な事件もあり、ほんと著者、ドS…
次々と繰り出されるナポレオンと宿敵(ドラゴン)のリエン新戦術に対し、ちっともドラゴンの知性や人格?に理解を示さない英軍の動きは冴えず、それを覆すにはむしろナポレオンや中国のようにドラゴンを大事にして戦力アップにつなげるのがいいはずなんですが、ちっとも理解しない英国軍上層部なんてのは、水兵を最低限の待遇でこき使い「ノアの反乱」をまねいた史実をなぞってる感があって面白い。
実在人物では、ウェルズリー(後のウェリントン)が目立った活躍。冷徹でヤな奴だけれど陸軍の中では唯一デキる男として登場し、ローレンス(とテメレア)を利用します。ゲリラ戦をさせるあたりは半島戦争の史実を反映させているのか。
…次の巻では、なんとかもう少し、ローレンス君が幸せになってくれないものか…
…一気読みしたけど…
しくしく…
五巻目出てた!帆船小説×ドラゴンファンタジー。
ついにナポレオンが英国へ上陸!5巻は本土決戦だ。
結構巻を経るごとどんどん風呂敷が広がっていく(しかもしんどい方向に)、意外に重いシリーズになってきてた。しかしこの巻が最高潮というか最低潮というか。
世界的に広がりかけた竜疫の特効薬を、「英国以外の世界中のドラゴンを見殺しにするなんて!」と訴えるテメレアのためにフランスにまで届けたローレンスはついに国賊として死刑を宣告される。敗色濃厚な中、処刑するよりは戦えとなって、すぐに死ぬことはないんですが、分厚いハードカバー、ローレンスずーーーーーーーーっと鬱です。途中、鬱をさらにパワーアップさせる不運な事件もあり、ほんと著者、ドS…
次々と繰り出されるナポレオンと宿敵(ドラゴン)のリエン新戦術に対し、ちっともドラゴンの知性や人格?に理解を示さない英軍の動きは冴えず、それを覆すにはむしろナポレオンや中国のようにドラゴンを大事にして戦力アップにつなげるのがいいはずなんですが、ちっとも理解しない英国軍上層部なんてのは、水兵を最低限の待遇でこき使い「ノアの反乱」をまねいた史実をなぞってる感があって面白い。
実在人物では、ウェルズリー(後のウェリントン)が目立った活躍。冷徹でヤな奴だけれど陸軍の中では唯一デキる男として登場し、ローレンス(とテメレア)を利用します。ゲリラ戦をさせるあたりは半島戦争の史実を反映させているのか。
…次の巻では、なんとかもう少し、ローレンス君が幸せになってくれないものか…
…一気読みしたけど…
しくしく…
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老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)
2014年6月2日 読書
ジョン・スコルジー著。
トレッキー受けなユーモアSF「レッドスーツ」が面白かったので(しかもただのパロではなく構成がかなり凝っていた!)、このシリーズに手を出してみました。
宇宙軍モノというか宇宙兵モノ。
ただしフツーの新兵ではない。
この小説の世界では、75歳になると、コロニー宇宙軍に志願入隊ができる、という設定。なんじゃそりゃー!
もちろん老いさらばえた75歳が兵役なんて、という肉体的な部分は、地球人には秘密にされている宇宙軍ハイテクで乗り切らせてくれるらしい(最初は主人公にもどうここをクリアさせてくれるのか知らされておらず、少しずつ宇宙軍ハイテクを知ってゆく序盤の描写が面白い)。ただし、地球のこれまでの人生とは縁を切って…
宇宙兵というとハインラインの「宇宙の戦士」がつねに対比されるようだが(ちなみに私は「宇宙の戦士」は未読。そのかわりハリイ・ハリスンの「宇宙兵ブルース」は読んでいるので、まあだいたいの感じの想像はつく)、もと老人の改造兵てんで、それなりに一生分の経験を越えてきた主人公やその仲間たちのスタンスが、結構冷静で知的レベル高め。そのぶん読者にも、過酷な環境転変のなかでも必ずしも自分を失わずに踏みとどまれる主人公の言動は、気持ちよくついていけるものになっている。ちょっと皮肉まじりなユーモアをたたえた語り口は魅力的でよみやすい。
人死にはバタバタとすごい勢いだが、基本的にはエンタメ。終盤はちょっとロマンティックな要素が入って、そこらは「レッドスーツ」からしても納得できますね。よしスコルジー、他の作品もどんどんとりかかるぞ!
トレッキー受けなユーモアSF「レッドスーツ」が面白かったので(しかもただのパロではなく構成がかなり凝っていた!)、このシリーズに手を出してみました。
宇宙軍モノというか宇宙兵モノ。
ただしフツーの新兵ではない。
この小説の世界では、75歳になると、コロニー宇宙軍に志願入隊ができる、という設定。なんじゃそりゃー!
もちろん老いさらばえた75歳が兵役なんて、という肉体的な部分は、地球人には秘密にされている宇宙軍ハイテクで乗り切らせてくれるらしい(最初は主人公にもどうここをクリアさせてくれるのか知らされておらず、少しずつ宇宙軍ハイテクを知ってゆく序盤の描写が面白い)。ただし、地球のこれまでの人生とは縁を切って…
宇宙兵というとハインラインの「宇宙の戦士」がつねに対比されるようだが(ちなみに私は「宇宙の戦士」は未読。そのかわりハリイ・ハリスンの「宇宙兵ブルース」は読んでいるので、まあだいたいの感じの想像はつく)、もと老人の改造兵てんで、それなりに一生分の経験を越えてきた主人公やその仲間たちのスタンスが、結構冷静で知的レベル高め。そのぶん読者にも、過酷な環境転変のなかでも必ずしも自分を失わずに踏みとどまれる主人公の言動は、気持ちよくついていけるものになっている。ちょっと皮肉まじりなユーモアをたたえた語り口は魅力的でよみやすい。
人死にはバタバタとすごい勢いだが、基本的にはエンタメ。終盤はちょっとロマンティックな要素が入って、そこらは「レッドスーツ」からしても納得できますね。よしスコルジー、他の作品もどんどんとりかかるぞ!
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毎日暑すぎる…
毎日仕事が終わらなさすぎるのは、暑さのせいもあると思う…
事務室が暑すぎてしばらくいるともう頭がうだって考えがとろけてやる気が流れてゆく。
お客の入るフロアはさすがに軽くエアコンがかかっているので、できるだけソコのカウンターバックで(カウンターで接客時間以外は)働きたいのだが、事務室のお仕着せPCでしかできない仕事もあってままならない。
ただ…口では暑いよーといいながら、私の周囲の人はなんで長袖の事務服ひっかけてたりするのかしら。私には理解できない…
真夏の強い冷房で冷えるからといって長袖着る人はまだ理解できなくもないが(私自身は生まれてこの方、冷房してるからといって長袖を着たことはほとんどない)、一番辛いのは、ちゃんとエアコンをかけてもらえない、ちゅーとはんぱな今くらいの時期なのかも…
はああああ…早く真夏になれと願うべきなのかな(爆)
毎日仕事が終わらなさすぎるのは、暑さのせいもあると思う…
事務室が暑すぎてしばらくいるともう頭がうだって考えがとろけてやる気が流れてゆく。
お客の入るフロアはさすがに軽くエアコンがかかっているので、できるだけソコのカウンターバックで(カウンターで接客時間以外は)働きたいのだが、事務室のお仕着せPCでしかできない仕事もあってままならない。
ただ…口では暑いよーといいながら、私の周囲の人はなんで長袖の事務服ひっかけてたりするのかしら。私には理解できない…
真夏の強い冷房で冷えるからといって長袖着る人はまだ理解できなくもないが(私自身は生まれてこの方、冷房してるからといって長袖を着たことはほとんどない)、一番辛いのは、ちゃんとエアコンをかけてもらえない、ちゅーとはんぱな今くらいの時期なのかも…
はああああ…早く真夏になれと願うべきなのかな(爆)
大航海時代V、連動ミッション
2014年5月26日 ゲーム相変わらず結構深夜まで、時々ウトウトと船をこぎかけながら、ネットの大航海へ仕事のストレスをぶつけている。
といっても、まだヨーロッパとアフリカ北部しか実装されてないんだけど。まあそれはいい。
最近ではKoeiGameCityの他のゲームにトライしたら特典(本家「大航海時代2」由来のSRキャラ)がってんで、全然キョーミがない信長の野望とかのぶニャがの野望とか競馬とか三国志とかむりくりにチュートリアルだけやったりも…
競馬が一番つらかった。一番長かったのはのぶニャが。
そして、結構しんどかったけどだんだん慣れてきたら結構その気でやってるのが「大航海時代Online」。ぐりぐりポリゴン3Dは嫌いだけど、やってることはまあそれなりには大航海時代。2~3週間程度は無料体験させてくれるようなのでしばらく遊ぼう…
続けたくなったら、おカネを払ってねという寸法である。
序盤、存外に不親切でわかりにくく、激略式のちっちゃなマップしかないのに、いきなりアントワープまでたどりつけ、と海に放り出されたのにはびびりました(笑)
ロンドンスタートにしてみたもんですからね…いや、放り出されたんじゃなく、乗り込んだら説明があるかと出航してみたら大した説明がなかったよ…ははははは。
エロール・フリンにちなんだ名前で出ています(*^^*)
まあとりあえず、ジョアン・フェレロとオットー・スピノーラを2枚ずつゲット。リルは要りません。
無課金でやってるとジョアンやオットーのようなSRカードなんか(しかも2枚)、まず集まりゃしないので、ありがたく使わせていただきます。Koeiの思うツボ、か…
しかしもともと少女マンガキャラ系なジョアンはともかくオットーはイマイチな絵だなあ。もっと渋くてカッコよかったのに。
といっても、まだヨーロッパとアフリカ北部しか実装されてないんだけど。まあそれはいい。
最近ではKoeiGameCityの他のゲームにトライしたら特典(本家「大航海時代2」由来のSRキャラ)がってんで、全然キョーミがない信長の野望とかのぶニャがの野望とか競馬とか三国志とかむりくりにチュートリアルだけやったりも…
競馬が一番つらかった。一番長かったのはのぶニャが。
そして、結構しんどかったけどだんだん慣れてきたら結構その気でやってるのが「大航海時代Online」。ぐりぐりポリゴン3Dは嫌いだけど、やってることはまあそれなりには大航海時代。2~3週間程度は無料体験させてくれるようなのでしばらく遊ぼう…
続けたくなったら、おカネを払ってねという寸法である。
序盤、存外に不親切でわかりにくく、激略式のちっちゃなマップしかないのに、いきなりアントワープまでたどりつけ、と海に放り出されたのにはびびりました(笑)
ロンドンスタートにしてみたもんですからね…いや、放り出されたんじゃなく、乗り込んだら説明があるかと出航してみたら大した説明がなかったよ…ははははは。
エロール・フリンにちなんだ名前で出ています(*^^*)
まあとりあえず、ジョアン・フェレロとオットー・スピノーラを2枚ずつゲット。リルは要りません。
無課金でやってるとジョアンやオットーのようなSRカードなんか(しかも2枚)、まず集まりゃしないので、ありがたく使わせていただきます。Koeiの思うツボ、か…
しかしもともと少女マンガキャラ系なジョアンはともかくオットーはイマイチな絵だなあ。もっと渋くてカッコよかったのに。
六花の勇者 4 (スーパーダッシュ文庫)
2014年5月25日 読書
山形石雄著。
あいかわらず、七人目ははっきりしないまま四巻目。
今回はアドレットの過去、彼に生きる力をもらったロロニアの思い、アドレットにつながる「もうひとりの主人公」と、これまでにも増して熱く泣かせるスリリング展開。とんでもない布石があらわになる終幕に、次巻がもう待ちきれないのなんの…
困ったもんだにゃあ。
あいかわらず、七人目ははっきりしないまま四巻目。
今回はアドレットの過去、彼に生きる力をもらったロロニアの思い、アドレットにつながる「もうひとりの主人公」と、これまでにも増して熱く泣かせるスリリング展開。とんでもない布石があらわになる終幕に、次巻がもう待ちきれないのなんの…
困ったもんだにゃあ。
ズッコケ中年三人組age48 (一般書)
2014年5月24日 読書
那須 正幹 著。
高校生の息子が所望するので図書館で借りてくると、私もつい読んじゃったりして。
するするすると読めるのはやはりベテランの味。
ハチベエチカン冤罪被害者になりかけるの巻。
小学生のころからエロオヤジだった彼には、なるべくして?な冤罪か?(笑)
三人組の娘と息子が大活躍するあたりに時の流れを感じますな…
もう反抗期を過ぎてちゃんと協力してくれる段階に入ってきたか。
夕方、新しいキッチンテーブルとイスが届くのを見届けてタップのレッスンへ…
高校生の息子が所望するので図書館で借りてくると、私もつい読んじゃったりして。
するするすると読めるのはやはりベテランの味。
ハチベエチカン冤罪被害者になりかけるの巻。
小学生のころからエロオヤジだった彼には、なるべくして?な冤罪か?(笑)
三人組の娘と息子が大活躍するあたりに時の流れを感じますな…
もう反抗期を過ぎてちゃんと協力してくれる段階に入ってきたか。
夕方、新しいキッチンテーブルとイスが届くのを見届けてタップのレッスンへ…
バカとテストと召喚獣12 (ファミ通文庫)
2014年5月22日 読書
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ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (4) (電撃文庫)
2014年5月19日 読書
うーん…
なんだかまたノリが変わってきた。
今回は妙に明るい。
が、そこがなんか信用できないなあ。ちょっとこの政・軍対立の構図は底が浅いような…
仲間の中で「比較的できないヤツ、性格も特に良いわけじゃない?」のマシュー君大いに株をあげるの巻。それはそれでいいんだけどねえ…
なんだかまたノリが変わってきた。
今回は妙に明るい。
が、そこがなんか信用できないなあ。ちょっとこの政・軍対立の構図は底が浅いような…
仲間の中で「比較的できないヤツ、性格も特に良いわけじゃない?」のマシュー君大いに株をあげるの巻。それはそれでいいんだけどねえ…
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3) (電撃文庫)
2014年5月18日 読書
宇野 朴人著。
引き続き北部山岳地帯での苦戦。たしかに奮戦中だが、「ねじ巻き精霊奮戦記」というユーモラスなタイトルとはいまいちあいいれなくなってきていますね。ねじまき精霊も天鏡もアルデラミンもろくに説明がないのがいっそいさぎよいといってよいのかどうか(爆)
序盤で主人公が見せる「ケジメ」はイマイチ心に響かない。ちょっとやりすぎじゃないのかコレ。
とか言いつつ、どこへ行くのかこの話…
どんどん読み進んでいる。
引き続き北部山岳地帯での苦戦。たしかに奮戦中だが、「ねじ巻き精霊奮戦記」というユーモラスなタイトルとはいまいちあいいれなくなってきていますね。ねじまき精霊も天鏡もアルデラミンもろくに説明がないのがいっそいさぎよいといってよいのかどうか(爆)
序盤で主人公が見せる「ケジメ」はイマイチ心に響かない。ちょっとやりすぎじゃないのかコレ。
とか言いつつ、どこへ行くのかこの話…
どんどん読み進んでいる。
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ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (2) (電撃文庫)
2014年5月16日 読書
宇野 朴人著。
性格がヘンな天才(+マジメな剣豪)に率いられて、あれよあれよと劣勢をひっくり返す爽快感があった前作からちょっと変わってきた。主人公たちは辺境の基地へおもむき、無能な将軍に弾圧されている山岳民族と戦ったりして、戦場の辛さ厳しさを味合わされる。自分らはともかく死ななくてもいい兵が無能な指揮官のためにバタバタ死ぬのはつらいね。
それにしても、ねじまきどころか、一般的な精霊を含む世界観がイマイチ説明されないのは残念。ピンチまたピンチの連続で一気に読めはするのだが。
精霊って、ひとりに一体といってたのに、妹に遺すとかできるのか?
性格がヘンな天才(+マジメな剣豪)に率いられて、あれよあれよと劣勢をひっくり返す爽快感があった前作からちょっと変わってきた。主人公たちは辺境の基地へおもむき、無能な将軍に弾圧されている山岳民族と戦ったりして、戦場の辛さ厳しさを味合わされる。自分らはともかく死ななくてもいい兵が無能な指揮官のためにバタバタ死ぬのはつらいね。
それにしても、ねじまきどころか、一般的な精霊を含む世界観がイマイチ説明されないのは残念。ピンチまたピンチの連続で一気に読めはするのだが。
精霊って、ひとりに一体といってたのに、妹に遺すとかできるのか?
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レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
2014年5月15日 読書
ジョン・スコルジー著。
銀河連邦宇宙艦隊の旗艦イントレピッド号は、さまざまな探査航宙ミッション遂行のために銀河のあちこちを飛び回っている。が、新任少尉としてこの艦に乗り組んだダールはやがて、この艦に妙なところがあると気づく。極端にクルーの死亡率が高い一方で、艦長をはじめとした特定の上級将校たちのみが、危機また危機を無事に(ご都合主義的に)くぐりぬけ、生き延びているのはなぜなのか?
命がけで真実をつきとめようとするダールと新人仲間たちの運命は…
SFファン、SFドラマファン向けユーモアSF。
しだいにメタに走りそうになったりもするわけだけど、ぴりっと薬味の効いた会話が魅力的なイントレピッド号パートの裏に、意外や、ホロリ、しっとり、な、いい意味で感傷的な要素も隠れてる。構成も凝ってて、すれっからしのファンにも、ベタな展開好きにもおなかいっぱいな、テクニカルで楽しい一作。
「スタートレック」を見てた人なんかは、ぜひ。
銀河連邦宇宙艦隊の旗艦イントレピッド号は、さまざまな探査航宙ミッション遂行のために銀河のあちこちを飛び回っている。が、新任少尉としてこの艦に乗り組んだダールはやがて、この艦に妙なところがあると気づく。極端にクルーの死亡率が高い一方で、艦長をはじめとした特定の上級将校たちのみが、危機また危機を無事に(ご都合主義的に)くぐりぬけ、生き延びているのはなぜなのか?
命がけで真実をつきとめようとするダールと新人仲間たちの運命は…
SFファン、SFドラマファン向けユーモアSF。
しだいにメタに走りそうになったりもするわけだけど、ぴりっと薬味の効いた会話が魅力的なイントレピッド号パートの裏に、意外や、ホロリ、しっとり、な、いい意味で感傷的な要素も隠れてる。構成も凝ってて、すれっからしのファンにも、ベタな展開好きにもおなかいっぱいな、テクニカルで楽しい一作。
「スタートレック」を見てた人なんかは、ぜひ。
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ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (1) (電撃文庫)
2014年5月14日 読書
宇野 朴人著。
アマゾンにもあるミリタリー色のあるファンタジー(ラノベ)、との評が適切ですね。私はけっこう面白く読んだけど、アマゾン評価は割れ気味かな。
ラストの「これはこういう話です宣言」がマイナスしてるのかな。まあ、どうせ一巻目だしどういうもっていき方するのかまだわからないけどねえ。
主人公が結構ひねくれ者の天才系なので(しかも熟女好き…)、そのへんも好き嫌いが分かれるのはしかたないかな。テンポはいいし、怠け者な主人公がスイッチが入るたび人が変わったようにサクサク事態をさばいて勝ち抜いていくところは痛快。とりあえず二巻目予約、と。期待で★は多めにつけてます。
アマゾンにもあるミリタリー色のあるファンタジー(ラノベ)、との評が適切ですね。私はけっこう面白く読んだけど、アマゾン評価は割れ気味かな。
ラストの「これはこういう話です宣言」がマイナスしてるのかな。まあ、どうせ一巻目だしどういうもっていき方するのかまだわからないけどねえ。
主人公が結構ひねくれ者の天才系なので(しかも熟女好き…)、そのへんも好き嫌いが分かれるのはしかたないかな。テンポはいいし、怠け者な主人公がスイッチが入るたび人が変わったようにサクサク事態をさばいて勝ち抜いていくところは痛快。とりあえず二巻目予約、と。期待で★は多めにつけてます。
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よかった終了、いちおう楽しく♪おわったかな。
どたんばで資料追加したこともあり睡眠三時間半だったが、その甲斐はあった。
…でもやっぱり、なんとかもっと、「人生前倒し」を習慣化しないといけないなあ…(-”-;)
「明日できる(ような気がする)ことを今日やらない」という人生態度はダメだ。
帰って、寝る前に映画見ようと思ったが途中で寝落ちしてしまった…
どたんばで資料追加したこともあり睡眠三時間半だったが、その甲斐はあった。
…でもやっぱり、なんとかもっと、「人生前倒し」を習慣化しないといけないなあ…(-”-;)
「明日できる(ような気がする)ことを今日やらない」という人生態度はダメだ。
帰って、寝る前に映画見ようと思ったが途中で寝落ちしてしまった…
だからアドレナリン頼りはだめだって…
2014年5月12日 日常わかってるけど、こんな時間(3時)まで明日のシゴトの準備中。
もっと早くやっとけって。
気合は入っているので、11時半すぎに帰宅してからがしがし進めて家でできることは終わったが、いくつか、出来てると思ったものが持ち帰ったものの中に入ってなくてちょっと泣いた。
だってさあ。
だって、職場じゃ全然集中できなくて、進まないんだもん!シゴトだけど!
さあ明日を無事乗り切ったら、五月の最大のヤマは越えたことになる。
がんばれ私の交感神経…
明後日は休みだし!!!
もっと早くやっとけって。
気合は入っているので、11時半すぎに帰宅してからがしがし進めて家でできることは終わったが、いくつか、出来てると思ったものが持ち帰ったものの中に入ってなくてちょっと泣いた。
だってさあ。
だって、職場じゃ全然集中できなくて、進まないんだもん!シゴトだけど!
さあ明日を無事乗り切ったら、五月の最大のヤマは越えたことになる。
がんばれ私の交感神経…
明後日は休みだし!!!
外交特例 (創元SF文庫)
2014年5月4日 読書 コメント (2)
L.M.ビジョルド著。
わーいわーいマイルズだー(^^♪
読み始めたばかりだがとりあえず嬉しくて嬉しくて…
朝から実家発で出勤したので寝不足、本腰入れて読むのはこれから。
<追記>
いやー面白かった。懐かしいキャラの再登場でほっこりする中盤から一転、後半、事件の裏が見え始めてからの疾走感はやっぱりさすが。しかし、いつでもどこでも先頭きって走っちゃうマイルズ、どんどん寿命縮めてないかー。シアワセな家庭築けてるからいいけど。
(エカテリン、さすが…マイルズママとはタイプが違って楚々としてるけど、ビジョルド世界でヒロインつとめるにはやっぱり肚が据わってないとね♪)
わーいわーいマイルズだー(^^♪
読み始めたばかりだがとりあえず嬉しくて嬉しくて…
朝から実家発で出勤したので寝不足、本腰入れて読むのはこれから。
<追記>
いやー面白かった。懐かしいキャラの再登場でほっこりする中盤から一転、後半、事件の裏が見え始めてからの疾走感はやっぱりさすが。しかし、いつでもどこでも先頭きって走っちゃうマイルズ、どんどん寿命縮めてないかー。シアワセな家庭築けてるからいいけど。
(エカテリン、さすが…マイルズママとはタイプが違って楚々としてるけど、ビジョルド世界でヒロインつとめるにはやっぱり肚が据わってないとね♪)
1941年、マイケル・カーティス監督作品。カラー。
日本未公開。「ハリウッド航空戦争映画DVD-Box」7枚組のうちの一枚。ブロードウェイ、なかなかいい仕事します。コレは画質も悪くない。
第二次大戦初期、英米空軍のパイロットを苦しめていたのは敵兵だけでなく、急降下中のブラックアウトや高所障害のリスクだった。空中で有利に戦うためには当然少しでも高い位置を確保したいわけなのだが、パイロットの自身の肉体がそれに耐えきれないのだ。軍医のリー大尉(エロール・フリン)は航空医官として、上司ロジャーズ少佐(ラルフ・ベラミー)、飛行隊長のジョー(フレッド・マクマレイ)らの協力を得て、高高度飛行の困難を乗り越えるための様々な工夫を編み出してゆく…
ハーバード出で若くて生意気で女にモテモテ…のフリン軍医は、上司からも飛行隊長からも最初は「ヤな奴」認定されかけるが(後者からは結構長いこと嫌われてる…)、やがて彼らは強い絆で結ばれる。
フリンのガールフレンドとしてアレクシス・スミスが登場するが、研究に没頭するフリンはほとんど彼女を気に留めない(信じられないかもしれないが)。フレッド・マクマレイだって、一時はフリンと三角関係になりかけるものの、いつのまにか女なんかほっぽらかして命がけで実験に協力する“盟友”となる。空から離れたくないパイロットの“業”の哀しさを隠し味にした、これはなんとも男臭い映画なのだった。戦意高揚映画ではあるが、敵はドイツ軍より、一万メートル上空の気圧とか生理学とかで、案外となまぐさくない。(それでも十分スリリングではある。実験室内でのシミュレーションのあとは、危険な飛行を実際に行い、死にそうになりながら改良を進めてゆくので…)
戦争映画好き、ヒコーキ好きならどんどこ登場するヒコーキ群にかなり盛り上がるのだろう。
私はそっちにはあまり興味もないので、もっぱらフリンの颯爽とした軍服姿を楽しむのでした。いやー男前だよねフリン。甘いマスクにスポーツマン体型だから何着ても颯爽としてますよ☆
1941年というと、まだまだ結構若いしね(^^♪
上司のラルフ・ベラミーもなかなかいい味出してました。
それに比べると、コミックリリーフの従兵のエピソードは、なんか邪魔かな~
日本未公開。「ハリウッド航空戦争映画DVD-Box」7枚組のうちの一枚。ブロードウェイ、なかなかいい仕事します。コレは画質も悪くない。
第二次大戦初期、英米空軍のパイロットを苦しめていたのは敵兵だけでなく、急降下中のブラックアウトや高所障害のリスクだった。空中で有利に戦うためには当然少しでも高い位置を確保したいわけなのだが、パイロットの自身の肉体がそれに耐えきれないのだ。軍医のリー大尉(エロール・フリン)は航空医官として、上司ロジャーズ少佐(ラルフ・ベラミー)、飛行隊長のジョー(フレッド・マクマレイ)らの協力を得て、高高度飛行の困難を乗り越えるための様々な工夫を編み出してゆく…
ハーバード出で若くて生意気で女にモテモテ…のフリン軍医は、上司からも飛行隊長からも最初は「ヤな奴」認定されかけるが(後者からは結構長いこと嫌われてる…)、やがて彼らは強い絆で結ばれる。
フリンのガールフレンドとしてアレクシス・スミスが登場するが、研究に没頭するフリンはほとんど彼女を気に留めない(信じられないかもしれないが)。フレッド・マクマレイだって、一時はフリンと三角関係になりかけるものの、いつのまにか女なんかほっぽらかして命がけで実験に協力する“盟友”となる。空から離れたくないパイロットの“業”の哀しさを隠し味にした、これはなんとも男臭い映画なのだった。戦意高揚映画ではあるが、敵はドイツ軍より、一万メートル上空の気圧とか生理学とかで、案外となまぐさくない。(それでも十分スリリングではある。実験室内でのシミュレーションのあとは、危険な飛行を実際に行い、死にそうになりながら改良を進めてゆくので…)
戦争映画好き、ヒコーキ好きならどんどこ登場するヒコーキ群にかなり盛り上がるのだろう。
私はそっちにはあまり興味もないので、もっぱらフリンの颯爽とした軍服姿を楽しむのでした。いやー男前だよねフリン。甘いマスクにスポーツマン体型だから何着ても颯爽としてますよ☆
1941年というと、まだまだ結構若いしね(^^♪
上司のラルフ・ベラミーもなかなかいい味出してました。
それに比べると、コミックリリーフの従兵のエピソードは、なんか邪魔かな~
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