九巻目。楽しくちょっとずつ読み進む…忙しくて、ちょっとずつしか読めない(T^T)

まあ、なんとかかんとか四月からの新人さん用のマニュアルも間に合った?し。
はあ…
ドロナワドロナワ…
シリーズ完結。

のんびりした状況から急転直下で危機の真っただ中、というのは、うまいなあビジョルド。
ラストはちょっと地味に終わっちゃったけど…

早くマイルズこい~
R.M.ビュジョルド著。
シリーズ最終巻のもよう。地味だけど、読ませるファンタジーになってきました。
「若く見える若く見える」といわれながら、急にトシを気にしだすダグがおかしい(笑)

フォーンはすごく成長してしっかりした女性になってきてます。見習いたいものだ(爆)
7巻目。
あいかわらず、びみょーにのたくりしたペースで進んでいる。
ここんとこスマホの設定整えるのに忙しくてなかなか進まない、が…
なるしまゆり著。

やっとでたー、続き。
16巻でどんどん登場人物が退場してエライことになったのから反転?して、なんか反則的に再登場な人物も。

いや、うれしいんですけどさ(少年でない魔法士が一番スキ…)。

勇吹の共感せざるをえないヘタレと、カルノのはちゃめちゃなまでの男気が、心にしみます(とりあえず、ネタバレはさけておく)。
長嶋有著。

書評やエッセイ。
普段読まない純文学系の小説に、ウッカリ手を出させてしまいかねない。
長嶋さんの一見「フツー」めいてみずみずしい、読むヨロコビに満ちた言葉の奔流は基本コテコテのエンタメしか読んでいない私をも血迷わせる…

私が唯一愛読する芥川賞作家なだけはある…
おおおおおー!
この後光のさすイケメンは!

…と、つい、出たばかりのヴィンサガを定価で買ってしまいました(爆)
(持ってるヴィンサガの半分は、実は中古美品であった)

帯には「奴隷編、完結。」と。
いやー、期待にたがわず、良かった~。
ついに、覇道をひた走るクヌートとも再会したトルフィンの、器の大きくなってたことといったら。

…そして故郷のユルヴァねーちゃん(美人)の、剛力に育ってたことといったら…ははは…
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。


原田マハ著。

映画ハートウォーミングストーリーということで。
名画ブログを作る、というのが、うまく高齢の家族を巻き込む仕掛けとして機能している。

後半の勢いに身を任せればいいんだけど、ひねくれクラシックシネマ好きとしては、80才の父親の映画愛がちょっと若いなーと(笑)

まあ、80才の映画愛ブログをリアリズムでやると、作中に「ほとんどの人がわからない映画」率がもっと増えてしまって、成立しないのかしらね~(^^;)
名画座でやってるラインナップは、リアル21世紀の現在でやれる範囲内の懐かしの名画ということで、納得できますけど。

2007年に書かれた作品、その中でのネット状況描写がなんとなく引っかかる部分ありということもあり、80代にしてはおもに最近(爆)の映画を語ってることもあり、そして会社を辞めるくだりがあとひといきリアル感物足りないこともあり、一気に読んだのだけど、どこの惑星のキネマの神様かな~という気持ちも少しばかりあった。まあ、普通の人には普通におすすめできるのだろうかと思います。

スイマセン、奥歯にモノのはさまったような言い方ばっかりで。
私にとって80年代の映画は「古くない」、90年代以降の映画は「新しい」、という、一般的でない映画感覚のためでありんす。

心から映画への愛を表出することで、どんどん幸せになっていく、それはほんと、いいよね~、憧れですよねー。
私もいろいろ、観たもの読んだものへの愛を日記に書き殴ることで多幸感(レジェンドブロガーになっちゃう登場人物とは違って、主に自分の中どまりだけど)を増殖させて、とりあえず元気に明日を迎えることができる、そういうところがあります。


ここ一か月以上、全然映画見れてないけど。しくしく。

いいかげんに「常態」に戻ってくれよmy職場ぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!
えええええー。
ここに来てこんなに次々と、結構主要なキャラが(といっても大群像劇で、結構主要なキャラクターってン十人って話だけど)、グッサリやられるの…

びっくりしたー。
しかし、次出るのいつかしら。(また、色々忘れてしまいそうな…)
ジョージ・R・R・マーティン著。

ああああっ…長いっ…

面白い、面白いんだけど、なんか前の方の巻のことだいぶ忘れてるよー…

そして、何人もの登場人物ごと、並行して章も別れて話が進むので、ティリオンの章だけ最後まで先にいっちゃってる私はバカだろうか。やれやれ。

だって容貌がとってもアレで、皮肉屋だけど頭が良くて、周囲があんなんじゃなければ根は誠実な努力家だとしか思えなくて、生まれてこのかたあんな目にあい続けていてもロマンチストの片鱗が残ってるって、もう応援するしかないしね。先はキツそうだけど…
出ました第五弾!
待ちかねましたよ。そして結構細部忘れてましたよ(T^T)
それでもやっぱり結構引き込まれちゃってこまります。
実家の母のところへ行く時読んでたら、あやうく駅を乗り過ごしかけた。
まだ最初の100Pくらいしかいってないのに。
そして予約がついていて期限延ばせないのに、あと数日しか残ってないヤバイ…

ちなみにドラマは見ていません。スターチャンネル契約してないし。

…でも、公式サイトの動画見たら、ちょっと見てみたくなっちゃったな(爆)

私が好きなのはこびとのティリオン・ラニスターなのだけど、なんと、カッコいいじゃないですかこの男優!実際に小人症の男優さんらしいけどイイ顔している。エミー賞やゴールデングローブ賞までとったらしい。まあ、もともとすごくイイ役ではあるのだけどねティリオンは。

http://www.star-ch.jp/gameofthrones/


小椋春歌著。

シリーズ第六弾。えらく登場人物が増えてきたが、相変わらずなかなか楽しい。
変態とまで称される熱愛王子アレクはさておき、ヒロインのモニカからして何年か男の子やってたせいかかなり型破りな性格なのである。ギャグも毎回きちんと決まるし、ついつい読まされてしまう。
ラスボスも登場したようだし…
シリーズそのものはすでに完結しているらしい。第二作はまだ出さないのかなー著者。
キース・トムスン著。

カエルの子はカエル(笑)
認知症のためにその力を時たましか発揮できない元スーパー・スパイのドラモンド。ともに逃亡する息子チャーリーは、危機また危機の連続の中、意外な“素質”を開花させてゆき…
オフビートでドライなユーモアと、ちらちら見せる親子の絆の再生。父親が自分の正体を隠していたため、あたたかい親子関係など築けていなかったのだが、ここにきてドラモンドとチャーリーの関係は大きく変わってくる。そしてクライマックス、父親のフォロー役の域を越え、父親のために一人で反撃にうって出る「素人」チャーリーの頑張りには息をのまされる。

アクションもユーモアもたっぷり、痛快で、心あたたまるエンタティンメントでした~(^^♪

と思ったら、最近続編が邦訳されたみたい。よしっ、こちらもチェックだ~!
キース・トムスン著。ちょっとかわったスパイ?小説。

ラドラム「暗殺者」のボーンは、記憶喪失で、自分について何も思いだせないのだが、なぜかすぐれた戦闘&逃走スキルをもっていて、謎の追手から逃げ回りながら自分についての謎をといてゆく。

だが今度は、もっとすごい(^^;)
ドラモンド(64歳)は、アルツハイマーで、自分についてイマイチよく思いだせないのだが、なぜかすぐれた戦闘&逃走スキルを持っていて、謎の追手から脊髄反射的に以下略(爆)

さすがに、主人公はドラモンド自身ではなく息子のチャーリー。競馬狂いで大学もドロップアウトしたようなダメんずだが、この親にしてこの子あり。久しぶりに会ってみたらまだらボケになっていた父親とともに、謎の追手から逃げ回る。
ときどき反射的にヒーローじみた反応をみせる父親に、「もしや、凄腕スパイなのか???」と、父親の正体を含めて謎を追っていくわけなのであるが、その気になれば彼も案外スパイの素質があるのかも、な、意外な頑張りをみせてくれる。
ちょっとトボけた語り口とともに、この妙なタッグチームの行方からは目が離せない。拾い物くさい。


しかしさすがに、この年(64歳)ではちょっと早すぎるよなあ。なんとかならないかなあ。
実家に帰ると、青池保子先生の「Z」も本棚に残っていた(1・2巻のみだが)。ついついこちらも読み返す。

うーん、Z君かわいすぎるー!
そしてやっぱり、この一生懸命さ。頼りないようであなどれない、期待の新人なんだよね。
そしてまた、彼をどなりまくって鍛える少佐の、「エロイカ」では見えないイイところが逆にあぶり出されてジーンと来る。
そして、冷戦時代のスパイものならではの、ハードな哀愁…なつかしい…

最初の二冊に載ってない部分、図書館にないかなー。
謹賀新年でございます。

新年恒例、実家に来ています。仕事の書類とエロイカ(と読みかけの「顔のない魔術師」も)を両方連れてきていますが、ちゃんとやるべきことをやれるのか、自分。

なにはともあれ、今夜は早寝したほうがいいかな。
ここのところ2時すぎないと寝る期になれないような日々を過ごしていたら、大晦日買い物に出たところでクラクラっときてしばらく店内で低い棚を見るふりをしてしゃがんでました。(でもやはり寝るのは2時回った…)

仕事も読書も、とにかくちょっとちゃんと寝てからにしよう!(今朝は9時過ぎにおきましたから、7時間くらいは寝てるんだけど…)
ベン・アーロノヴィッチ著。

英国魔法警察の一見エスニックな新米刑事ピーターのお話第二弾。

あれ?あれあれ?

評判はイマイチなようなのに、結構面白いぞ(爆)

訳文がたまに妙なところはあるが、独特の語り口が結構こちらの好みになじんでるような。
なんだかどこへいくやらよくわからない、マッタリした展開なのに一生懸命読んでおります。
事件の全貌はなかなか見えてこないが、今回は序盤のうちからウワサのジャズメン=お父さんも登場したし、先が楽しみです。

こんな調子じゃ、冬休みに読む本が足りなくなるかも…

まあ、なかなか冬休みに入れないのが辛いところですが(涙)
幡大介著。

猫間藩江戸屋敷で起った1つの死。
切腹では困る(非常に外聞が悪い)、他殺として証明せい!と、上から無理難題をおしつけられた主人公・皮肉屋の内侍之佑と助手につけられたカタブツ田舎侍・静馬。
いっぽう国元では、わらべ歌に奇妙に呼応する連続殺人?が…
皮肉でユーモラスな展開の時代ミステリは、時々暴走しつつ、意外な大団円?へとなだれこむ。

大富豪同心のほかにも色々シリーズを書いてるが、この作品が「このミス」の十何位かにはいってたとかいうので手を出してみました。
もちろん舞台は江戸時代ですが、密室殺人だの見立て殺人だの、うわーこりゃバカミスだかメタミスだか、かなりぶっとんでますな!(ホメてる)
大富豪同心もいい加減ノリが妙なところが好きだったのだが、これはなかなか♪

まだ三章までしか読んでいないが、なかなか楽しめます。
ワタシは、誰の挑戦でも受ける!(←読めばわかります。プロレスじゃない)

しかし、年賀状、はやく印刷すませないと…(デザインは決めた)


<追記>
面白かった!
著者の、もうひとつの一面を見た!

○○トリックは一個すでに入っていたので、もうひとつあったとは気づかなかった。
もう一度最初からパラパラ読み返してみたくなる素敵な珍作です。
穂村弘著。

ひさびさにホムラさんのエッセイ集を手に取りました。
いやー期待にたがわず、電車の中でも笑わせてくれます。
著者はひたすら、純粋に、日常を突き抜けるパワフルで印象的なコトバを探し歩いているだけなのですが…(笑)

ま、ゲラゲラ笑うだけでなく、ぐっと胸を突かれるようなコトバにもいろいろ出会えます。
面白い。
幡 大介著。

大富豪同心卯之吉、あいかわらず飄々と無欲で無責任で、でも強運と人脈でどうにかなってしまいます。まあたまにはちゃんと敵のたくらみを見抜いたり、呆れるばかりの言動が敵の油断や隙を呼びこんで、危機を脱する鍵になったりもする。とにかくこの肩の力の尋常ならぬ抜けっぷりや、脱力系のユーモラスな展開が、何となく楽しく読めて飽きさせない。結構オールスターキャストで、しかも江戸の外まで出張ってゆくサービスぶりですが、久々登場の陰間好き剣豪水谷氏より、女剣士美鈴が今回かなりの大活躍。がんばれ美鈴さん。
美女慣れしすぎてる卯之吉をなびかせるのは、なかなか大変そうだけど…

お気楽捕物帳、まだしばらくは続いてほしいです。

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