あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

例年通りちょっと実家へ行くので、コメント返しとかメール返事とかは遅れるかも。そのへんもよろしくお願いいたします(笑)

しかし、四日にはもう仕事、朝イチでカイギだしな。
…ちっとも休んだ気になりゃしない(-"-;)

美術館で遭遇した、数百年前に描かれたルーファの絵(！)を、コレはオレに贈られたものだからオレのだ！と、リィ。
さる事情があり間違ってはいないがワガママだなあ相変わらず。
名画盗難事件に際して警察が無能すぎるのもどうかと思う(素人だって模写した人探すのくらい思いつくし、プロならなおさらだ)。

お父さん(ヴァレンタイン卿)が結構活躍？しているのだけは嬉しいです。活躍というより拉致られまくりなんですが、しかし、それなりに色々と事件解決には役立ってるし(笑)
がんばれお父さん！

ISBN:4125010013 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2007/11 ￥945

そして年越し準備。
ヘアカットは行った。おせちは品数減らして店買いを増やしたからまあなんとか…

筑前煮の煮上がりを確認しようと夜更かししながら、実はクリスマスムードたっぷりの本サイトトップ絵をなんとかしようといじってたらAM4:00。
いかんいかん…

先日注文した新しい洗濯機が届いたのでそのへんはお掃除しました。とりあえず洗面所のみ年末支度進んだかな？

そして晩には、ねんがんの機種更新♪
久々登場のジョグシャトル機！てんでニュースになってたソニー・エリクソンのW53Sです。ニュースに乗せられたのではなく、私の前のケイタイもジョグシャトル機だったから！
やっぱりこれが一番使いやすいだろうなということで。唯一の不満はWordExcelファイルが見れないことですが(まだ見れる機種の方が少なそうだ)、まあそんなものケイタイで見てるのも哀しいかもだし…

ピンクと迷ったけど(今までのもピンク)、気分一新トルコブルーに。キー部分は黒で、シックです☆
でも画面は初期設定から『Elegant』に変えたから待ち受け以外はやっぱりピンク(笑)

なかなか完全に納得の設定にしきれないけど…
EZニュースって無料って書いてあるけどホント？パケット代もタダなら本当に無料だけど、どーなるんだ。
いろいろコースや割引設定も変更した。成功だといいな…

二巻目で思ったよりスケールが大きくなってきたけど、…なんかびみょーに幼いというか物足りないというか。
どーんと引きを作りつつの最初の三部作終結だけど、続きはどうしようかな。もう読まなくてもいいか。うーん？

ISBN:4044257035 文庫 鷹見 一幸 角川書店 2001/08 ￥600

好きなスターの誕生日だからといって、特に何もしないんだけど(ケーキ買って自分で食ってもよかったんだけど残業でそれどこじゃなくなった)、とにかく追い詰められてるからな〜。
明日締め切りの、会議準備はイチオウ、した。
明後日夕締め切りの原稿は、まだ何も書いてない(オイ)。
明日の会議が早く終わればなんとかなるんだけどな〜
そして締め切りをやぶっても(こっそり仕事始めの日に出すというのも可能かも)、明後日が終わればもう年末休みさっ。
ある意味全ては済んだのさっ(オイ)。

…こうして、行き当たりばったりに日は過ぎてゆく。
オトナになれよ自分…
まあ、年賀状だけは、もう済ませたのが救いか？

とりあえず、93回目のお誕生日おめでとうごじゃります、リチャード・ウィドマーク様☆
明日は「ゴーストタウンの決斗」の放映日だしね(このためにスカパーに入ったようなもんだ)。ふふふのふ。

昨日の夜買ってきた安物のコンパクトプリンタで、一気に年賀状作り。
昼はランチバイキングでたらふく食べて、夜は…

クリスマスイブ。
となると勿論、クリスマス映画を見ねば！
で、「気まぐれ天使」です。1947年モノクロ作品。

クリスマス間近な街。
生真面目さがかえって後援者との軋轢を生んだのかして、大聖堂建設資金集めが難航してフウフウ、愛妻をかえりみる余裕も失くしてるプロウン主教(デヴィッド・ニーヴン)のもとへ、突然あらわれたナゾの色男ダドリー(ケイリー・グラント)。彼は主教を助けに来た天使だと自己紹介し、主教の見てないところでアレコレ小さな奇跡を起こしたり人々の心をほぐしたりするのだが…

開巻早々、ストレスからつい奥さんにキツめの言葉をかけちゃうニーヴン主教にごく軽くビックリ。いや、すぐ反省して「明日時間取って出かけようか」と仲直り提案をするんですが結局仕事で提案もボツに…。精神的に追い詰められてるんだね〜。
グラント、ニーヴンともに洒脱とかスマートとかいうキャラを得意とするスターなのですが、今回はそういう部分はもっぱらグラントに集中させてます。加えて男の色気全開、タイピストも乳母もメイドさんも、主教夫人(ロレッタ・ヤング)までいささかダドリーにぼうっとなる始末。スケートリンクのシーンはジャンプや回転まで決めまくり、吹き替えなのかなどうなのかな(確認しきれなかった)。
終盤は主教がめちゃ気の毒とも言えます(笑)

実際、デヴィッド・ニーヴンの旬はむしろ50年代以降、厚顔無敵な洒脱オジサマ役がツボに入ってから。でもまあやっぱり、上品でイイな〜☆ニーヴン。
色気では負けているが、聖職者だから色気なんかモロ出しにしちゃダメだしね。ハンサム天使にすっかり負け犬気分の淋しげな風情がこれはこれで、激カワイイです。秀でた額、すんなりした鼻筋、小洒落た細い口ヒゲ、そして何より品良く伸びた長い首♪

時代も時代だしで、のんびりしたテンポのファンタジック・コメディ。
トボけた設定とあわやヨロメキ？という要素でクスッ＆ハラハラさせながら、グラント、ニーヴンの二人のパーソナリティで、しごく上品にまとまってました。
この季節にはオススメ(*^^*)

DVD ファーストトレーディング 2006/12/14 ￥500

「任侠学園」。

…なんと。
「とせい」の苦労人代貸・日村と、おやっさんたちが帰ってきた！
今度は学校経営だ。うーむ…
カタギより礼を重んじ恥を知る、正義のレアやくざは教育問題に風穴を開けるか！

ISBN:4408535109 単行本 今野 敏 実業之日本社 2007/09/19 ￥1，785

バカは止まらない(←ホメてる)。
一巻のテンションを保って、いや、ますます元気ですばらしい。
さあ三巻目を探せ！

ISBN:4757735057 文庫 井上堅一 エンターブレイン 2007/04/28 ￥609

6巻まで読了し、ちょっと悩んだけど結局近くのブックオフで7巻〜12巻を買ってしまった。

こらえ性がない私…
これが大人か？

しかし。
大人買い、できてしまうのが大人だ！
気にせず読むことに。

さらに夕刻、銀行に行った際、昨日六冊買った本屋の古本ワゴンを覗くと、なんと！
かなり美品の、海の風雲児FOXシリーズ(三崎書房、絶版)が9冊揃いで乗っかっていた。実は私の所蔵分は、そーとー茶色くなってる上、しばらく前から9巻目が行方不明！9巻目だけ買うか。あるいはいっそ大人買いで、まるっぽ買い換えるか！
数ある帆船小説ヒーローの中でも、FOXは三本の指に入る程のお気に入りである(残りはホーンブロワーとオーブリー。次点はラミジとオークショット)。
一度家へ帰って茶色さ加減を確認し(五巻目以降は思ったほど茶色くなかった…)、後刻もう一度買い物がてらその本屋へ戻る。最初の数冊だけ買おうか？と悩んでいると、ワゴンの逆の端に、今度はまたまた！
結構美品なドリンクウォーター四巻組(絶版)発見！！！

FOXは9巻と変色の一番酷い1巻だけ買って(悪い客だ…、スマン、FOX！)、あとコレクションとしてドリンクウォーター、あわせて六冊だけ買って帰った(ケチ。でも昨日から色々買ってるし)。一冊僅か200円。すばらしい。
この天○堺書店のワゴンは、時々、帆船な出物があるのだ。デランシーセットや「ホレーショ・ホーンブロワーの生涯とその時代」もここ数年でここでゲットした。なぜだろ？

いつまでと？店員にきくと、このワゴンは、今日一日で終了総入替だとのこと。
ああ、一期一会…♪

ちなみに今日は、ついにスカパーのアンテナも買ってしまった。工事は週末。
大人だな〜(逝)

ISBN:4088741315 コミック 小畑 健 集英社 2006/07/04 ￥410

ふと魔が差して、ちょっと安かったから古本屋で六巻までのカタマリを買ってしまった。二巻までだけ、以前どこぞで読んだのだが、軽く気になってて…
ばりばりの頭脳戦心理戦でたいそうおもしろいです。今更だが。

…ただ、全巻揃ってるときまで待つべきだったかなあ。

ISBN:4088736214 コミック 小畑 健 集英社 2004/04/02 ￥410

郡立病院で刑務所病棟を担当する黒人医師ルーサーは、怪我をした強盗犯兄弟を診察する。一人は、銃創よりも脳溢血の疑いがあったため検査するが、その途中で患者は死んでしまう。兄である共犯者レイは、黒人のルーサーが弟を殺したと思い込み、復讐を指示、スラム街の白人が黒人街を襲おうとするが、情報を得た黒人たちは先回りして白人たちを袋叩きにしてしまう。怒ったレイは脱走し…。 1950年日本未公開作品。モノクロ

古いけど人種差別問題社会問題を真正面から扱って結構強烈な作品。
差別意識と逆恨みでベッドの上からムチャクチャをやるチンピラのレイ(リチャード・ウィドマーク)と、それに耐え、そしてあくまでも人道的(理想主義的)であろうとする若い黒人医師(シドニー・ポアチエ)の対決。

ひとつの街で結構簡単に人種暴動が起こったりするさまは呆然だ。白人社会の中でも、特に貧しい層こそが不満を黒人差別へ振り向けて過激になりがちというのは周知だがそのへんをもろに突いてる。しいていえば、もう少しレイたちの白人スラムの生活環境をセリフだけでなく絵で見せてほしかったなあ。あやしいビリヤード場だけでなく。ルーサーらの住む黒人街の様子は映るのだが、割と小奇麗。ただ大家族で一軒の家に住んでて就職がなかなかとか言って悩んでいるところはそれなりにしんどいものがあるのだろう。“ビーバー運河(白人スラム)”はもっと…どのくらい酷いのだろう？
外国人にはもう少し具体的なイメージがあると、もっと良かった(半世紀も前の映画だし、限度があるということかもしれないが…)。
まあ出演者たちの熱演である程度はそれも吹き飛ぶ。フィルム・ノワールのようなサスペンス調で話は進むし。

ウィドマークは最初から飛ばしまくりで、医師ルーサーに初対面ですぐ唾を吐きかけ、差別語をぶちまける。スラムのチンピラ連中の中でもボスクラスらしく、病院にいながらにして、死んだ弟の妻(リンダ・ダーネル)をたぶらかして暴動の引金を引く。果ては撃たれた足を引きずって脱走し、ルーサーに銃を突きつけながら痛みと高熱に半ば錯乱してゆくあたり凄い熱演である。
逆恨みは勿論だが、彼の黒人差別が自分の「不幸」な立場(スラムで育ってそのまま悪党になって…自分も悪いんだが)へのドロドロした不満と歪みがカタチを変えたものであることが、次第に乱れていく彼の言動からあふれてくる。
黒人看護婦の「殴るのは自分が偉いと感じるからよ」というセリフがあった。納得だ。
ラスト、身も世もなく子どものように嗚咽するレイは、「医師として、それでもレイを治療する」というルーサーに、完全に「負けた」という表現なのだろう。まあ、傷が治った頃にはあの涙はどこへやら、またただのワルに戻ってるかもしれないが、あの瞬間だけは。

リンダ・ダーネルもなかなかの印象。スラムを脱出しようと努力し、レイの歪んだ根性を知りつつも、幼馴染でもある彼の訴えにほだされかけたり懊悩する様がやっぱり熱演！
ポアチエは…いや、良いんだと思うのだけども昔から私この人苦手感があるんですね…なんだか行儀良すぎて面白みがないというか。いや、面白みがないくらい「ちゃんとした人物」なんだけどこの医師。ごめん。

…しかし、困ったものである。
ウィドマーク様、こーゆー救いようのない悪役でも、ホント真面目に熱演しちゃうから(しかも巧いから)、まーた余計に悪役の回ってくる度が上がるんですよね〜(涙)
ヒーローやっても十二分にカッコいいのに、しくしく。
特に日本じゃ、悪役やってる映画ばかりが次々DVD化されてゆくし。ううう。地でやってるとか誤解されてる、きっと。

聞いた裏話では、本来彼は生真面目な人で、撮影後「毎日謝ってた」んだそうですポワチエに。セリフとはいえ差別語ぶつけまくりだから。実質デビュー作だったポワチエはそれ以外にも何かと親切にしてもらったと(トップ・ビリングはウィドマーク。ポワチエは助演扱い)、インタビューでウィドマークを絶賛してました。すっかり仲良くなったらしく、FOXから独立してからも「長い船団」「駆逐艦ベッドフォード作戦」など共演作がいくつもあります。対立する役が多いけど…
「長い船団」は普段とは逆?に、ウィドマークがヒーロー役でポワチエが凶悪なイスラムの王様を演じたんだけど、やっぱりポワチエの悪役って面白みがなかったなあと、ヒソカに思う私でしたが(^^;)

DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007/03/02 ￥2，990