逢坂剛と川本三郎の対談形式。
逢坂さんはウィドマークファンだそうなことを知っているのでちょっと手に取る(この人の小説は約一冊しか読んだことないのだが)。
さて、西部劇は、私も好きだ。
荒野、銃、馬、西部をいろどる何もかもがステキに感じる。
だから、トシの割には結構見てる(昔のスターが好きだからだが)。
しかし、基本的には好きなスターの出てくるものや、評判が良くてキャストに納得のいくものをTVやビデオで追っかけてきたというスタンスなので、実際リアルタイムで青少年期から西部劇に浸ってきた、オジサマがたのノリにはついてゆききれない部分もある。
作品の発表からタイムラグがあるぶん、食わず嫌いがいろいろ生じてしまうんだよね。
たとえば、グレン・フォードってこんなにも西部劇を語るには外せない人だったのか〜!なのだが、なんとなく泥臭い雰囲気が私の好みでないので、思いっきり食わず嫌いしてるスターなのだ(あまり作品を見ずに言うのもなんだが…。こういう本とか読んでると、意外と幅広い役どころを演じてきているらしいのはわかった。分かったからと言って食わず嫌いが直るわけではないが)。
ちなみに西部劇気分が高まってるのは、ひとつには、今度は英国アマゾンをナニしようかな〜と、ここのところずっと軽く悩んでいるからである。
英国DVDなら、リージョン2だ。リーフリ機で見るだけでなく、PCで見るのも簡単♪
なんか英国版で、凄い渋くて素敵なジャケットの西部劇シリーズが出ているのである。しかも「悪の花園」のジャケットにピンの大アップであしらわれているのが何故かウィドマーク様だったりするので(普通ならトップ・ビリングのクーパーの筈)、もうクラクラ。
どうせならまとめて頼みたいかなあとか思うと、抱き合わせは多分「ワーロック」(これも同じシリーズ。大アップはフォンダだが格好いい!)、「馬上の二人」。西部劇じゃないが「暗黒の恐怖」もつけたっていい。四枚あわせて送料入れても30ポンド、つまり七千円そこそこ。金銭的にはこのくらい全然痛くないけど…
ただひとつ、どれも字幕の有無がわからないのが辛い。むしろなさそう?
「襲われた幌馬車」は、ないと思ってたら字幕ありでラッキー!だったが。
四本とも、一度は見たことある映画だから、何とかなるかとも思うけどね…
…うーん、そんなイタイ買い物し続けてていいのかワタシ?
http://www.amazon.co.uk/Garden-Evil-Gary-Cooper/dp/B0006M4S32/ref=wl_it_dp/026-0124329-7950074?ie=UTF8&;;coliid=IN56ZB3NNUKYG&colid=1NZ43C2ADDVBK
(追記)DVD beaver.com あたりで確認すると四枚中三枚まで字幕なしな模様。ジャケ買いしたいくらいな「悪の花園」が字幕無いのは非常に残念(リージョン違い発行元違いの米版にはちゃんと字幕あるようだが)。
しかし、映画の方が先だから映画に罪はないんだが、「悪の花園」って連発しているとマンガ「愛と誠」を思い出してしまって仕方がない私っていったい…
ISBN:4403210759 単行本 川本 三郎 新書館 2001/05 ¥2,415
逢坂さんはウィドマークファンだそうなことを知っているのでちょっと手に取る(この人の小説は約一冊しか読んだことないのだが)。
さて、西部劇は、私も好きだ。
荒野、銃、馬、西部をいろどる何もかもがステキに感じる。
だから、トシの割には結構見てる(昔のスターが好きだからだが)。
しかし、基本的には好きなスターの出てくるものや、評判が良くてキャストに納得のいくものをTVやビデオで追っかけてきたというスタンスなので、実際リアルタイムで青少年期から西部劇に浸ってきた、オジサマがたのノリにはついてゆききれない部分もある。
作品の発表からタイムラグがあるぶん、食わず嫌いがいろいろ生じてしまうんだよね。
たとえば、グレン・フォードってこんなにも西部劇を語るには外せない人だったのか〜!なのだが、なんとなく泥臭い雰囲気が私の好みでないので、思いっきり食わず嫌いしてるスターなのだ(あまり作品を見ずに言うのもなんだが…。こういう本とか読んでると、意外と幅広い役どころを演じてきているらしいのはわかった。分かったからと言って食わず嫌いが直るわけではないが)。
ちなみに西部劇気分が高まってるのは、ひとつには、今度は英国アマゾンをナニしようかな〜と、ここのところずっと軽く悩んでいるからである。
英国DVDなら、リージョン2だ。リーフリ機で見るだけでなく、PCで見るのも簡単♪
なんか英国版で、凄い渋くて素敵なジャケットの西部劇シリーズが出ているのである。しかも「悪の花園」のジャケットにピンの大アップであしらわれているのが何故かウィドマーク様だったりするので(普通ならトップ・ビリングのクーパーの筈)、もうクラクラ。
どうせならまとめて頼みたいかなあとか思うと、抱き合わせは多分「ワーロック」(これも同じシリーズ。大アップはフォンダだが格好いい!)、「馬上の二人」。西部劇じゃないが「暗黒の恐怖」もつけたっていい。四枚あわせて送料入れても30ポンド、つまり七千円そこそこ。金銭的にはこのくらい全然痛くないけど…
ただひとつ、どれも字幕の有無がわからないのが辛い。むしろなさそう?
「襲われた幌馬車」は、ないと思ってたら字幕ありでラッキー!だったが。
四本とも、一度は見たことある映画だから、何とかなるかとも思うけどね…
…うーん、そんなイタイ買い物し続けてていいのかワタシ?
http://www.amazon.co.uk/Garden-Evil-Gary-Cooper/dp/B0006M4S32/ref=wl_it_dp/026-0124329-7950074?ie=UTF8&;;coliid=IN56ZB3NNUKYG&colid=1NZ43C2ADDVBK
(追記)DVD beaver.com あたりで確認すると四枚中三枚まで字幕なしな模様。ジャケ買いしたいくらいな「悪の花園」が字幕無いのは非常に残念(リージョン違い発行元違いの米版にはちゃんと字幕あるようだが)。
しかし、映画の方が先だから映画に罪はないんだが、「悪の花園」って連発しているとマンガ「愛と誠」を思い出してしまって仕方がない私っていったい…
ISBN:4403210759 単行本 川本 三郎 新書館 2001/05 ¥2,415
これの続編「望郷篇」はだいぶ以前に読んだのだが、ウッカリ「正篇」読みそびれていたことに気付いて、図書館で見かけて借りた。
基本的に私のクラシック映画好きの引金は、六割和田さん、四割小林信彦さんて感じ。
「拾った女」のイラストがあった。嬉しいな〜
ISBN:4403210848 単行本 和田 誠 新書館 2004/01 ¥1,890
基本的に私のクラシック映画好きの引金は、六割和田さん、四割小林信彦さんて感じ。
「拾った女」のイラストがあった。嬉しいな〜
ISBN:4403210848 単行本 和田 誠 新書館 2004/01 ¥1,890
ニノチカ (1939年)
2007年10月19日 映画 コメント (2)
「ニノチカ」を鑑賞(初見)。「桃色の店〜街角」が良かったから。
これをリメイク&ミュージカル化した「絹の靴下」は既に見てる。
DVDも持ってる。私はフレッド・アステアのファンだから♪
でも、アステア(&シド・シャリース)の踊りと華やかなテクニカラーを差し引いても、さすがはルビッチ。堂々の見ごたえ!
セリフ回しや言葉遣いは「絹の靴下」って結構オリジナルからまんま引用してるものが多いけれど、諷刺的なギャグや人間関係の複雑微妙さは、オリジナルにこそ深みがあるなあ。
うーんなるほどー、なるほどー、と頷きながら笑っていました。
舞台は第一次大戦後のパリ。
ゴージャスな恋の都♪
そこへ見るからに不似合いでおマヌケなソ連の共産党員三人組がやってくる。
どうとかこうとか自分たちに言い訳しながら、政府指定の安宿でなく、高級ホテルのロイヤルスイートをとってしまうのは、人間のサガですわね(笑)
実は彼らは、政府が亡命貴族から没収した宝石類を「人民のため」売りさばくべくパリに来たのだが、ホテルから宝石商と電話でやりとりを始めると、それをホテルのウェイターの1人がみるからに怪しく盗み聞き!するりと職場を抜け出した彼が走った先は…(ここらの流れるような状況説明的展開は見事。すわ、何者!?とゾクゾクしました)
さて、今こそ素寒貧でウェイター稼業だが、実は、彼は元ロシアの亡命貴族だった!
一瞬驚いたが、そういやこの時代、激動の20世紀前半、パリはまさに、亡命者たちの坩堝だったのだ!レマルクの小説「凱旋門」(イングリッド・バーグマンとシャルル・ボワイエで映画化もされた)などでも知られている歴史的事実である。
いわば亡命者仲間であるウェイターのご注進を受け、宝石の元の持ち主の大公妃(現パリ在住)は、元々私の物だったのよ!と、さっそく行動開始する。
何しろロイヤルスイートが気に入る連中ですからね、大公妃の代理人(兼恋人。ヒモかも?)レオン(メルヴィン・ダグラス)による資本主義的大攻勢=酒池肉林と可愛いメイドさんたちに、三人組はあっというまに篭絡され、当然、ソ連当局は怒って新たな監督官を三人組のもとへ派遣する。
それが、共産主義の理想に燃える冷厳かつ美貌の「同志」ニノチカ(グレタ・ガルボ)。
大公妃との全面対決に備えて法令を研究するかたわら、祖国のために公共施設や建築物の見学もしておこうというデキる女。
その彼女にたまたま道を聞かれたレオン、彼女の正体を知らぬまま、「なんて美しくなんて風変わりな女性なんだ!」と熱烈に口説き始めたのだが…?
カチコチの共産主義信奉者で、パリで見るもの全てが資本主義的堕落に見えて、恋なんて化学反応よ、と言ってはばからないニノチカと、軽薄そのもの(但し愛嬌はある)な遊び人レオンのロマンスはかなり笑える。ガルボの硬質な美貌が、チラとも笑顔を見せないトンデモ系美女としてピッタリで、そのくせ「化学的には共鳴している」とかいって満更ではないのか?な展開、「艶笑喜劇ならルビッチ」の評判に恥じず楽しいです。
そして、ソ連の代表者と大公妃の代理人という、「実は敵対関係」な二人だった、という仕掛けや、その敵対関係を乗り越えても大公妃との三角関係というもう一つのヤマが待っている。この人間関係、ドラマの力学の面白さはさすがだ。
ちなみに、駅へ顔も知らない「新たな上司」を迎えに出かけた三人組が、「あの人かな?」と思って追いかけた男が「ハイル・ヒトラー!」と挨拶して相手と抱き合って(あっ違った)、というシーンもあってたまげました。おかしくも怖い時代背景です。
ルビッチも確かユダヤ系だったはず。
社会へのシニカルで冷徹な目線とロマコメが共存している。凄い…
「絹の靴下」は、もっとお気楽だった。時代背景が50年代になってただけでなく…
まあアステアが踊るだけで一定の価値が生まれるのでそれはそれで良いのだが。
うーん、こりゃ12月発売予定の「生きるべかき死ぬべきか」も予約だな。幸いお安いみたいだし(爆)←1500円
実はニノチカも画像の版でなく500円DVDで見たワタシ(笑)
これをリメイク&ミュージカル化した「絹の靴下」は既に見てる。
DVDも持ってる。私はフレッド・アステアのファンだから♪
でも、アステア(&シド・シャリース)の踊りと華やかなテクニカラーを差し引いても、さすがはルビッチ。堂々の見ごたえ!
セリフ回しや言葉遣いは「絹の靴下」って結構オリジナルからまんま引用してるものが多いけれど、諷刺的なギャグや人間関係の複雑微妙さは、オリジナルにこそ深みがあるなあ。
うーんなるほどー、なるほどー、と頷きながら笑っていました。
舞台は第一次大戦後のパリ。
ゴージャスな恋の都♪
そこへ見るからに不似合いでおマヌケなソ連の共産党員三人組がやってくる。
どうとかこうとか自分たちに言い訳しながら、政府指定の安宿でなく、高級ホテルのロイヤルスイートをとってしまうのは、人間のサガですわね(笑)
実は彼らは、政府が亡命貴族から没収した宝石類を「人民のため」売りさばくべくパリに来たのだが、ホテルから宝石商と電話でやりとりを始めると、それをホテルのウェイターの1人がみるからに怪しく盗み聞き!するりと職場を抜け出した彼が走った先は…(ここらの流れるような状況説明的展開は見事。すわ、何者!?とゾクゾクしました)
さて、今こそ素寒貧でウェイター稼業だが、実は、彼は元ロシアの亡命貴族だった!
一瞬驚いたが、そういやこの時代、激動の20世紀前半、パリはまさに、亡命者たちの坩堝だったのだ!レマルクの小説「凱旋門」(イングリッド・バーグマンとシャルル・ボワイエで映画化もされた)などでも知られている歴史的事実である。
いわば亡命者仲間であるウェイターのご注進を受け、宝石の元の持ち主の大公妃(現パリ在住)は、元々私の物だったのよ!と、さっそく行動開始する。
何しろロイヤルスイートが気に入る連中ですからね、大公妃の代理人(兼恋人。ヒモかも?)レオン(メルヴィン・ダグラス)による資本主義的大攻勢=酒池肉林と可愛いメイドさんたちに、三人組はあっというまに篭絡され、当然、ソ連当局は怒って新たな監督官を三人組のもとへ派遣する。
それが、共産主義の理想に燃える冷厳かつ美貌の「同志」ニノチカ(グレタ・ガルボ)。
大公妃との全面対決に備えて法令を研究するかたわら、祖国のために公共施設や建築物の見学もしておこうというデキる女。
その彼女にたまたま道を聞かれたレオン、彼女の正体を知らぬまま、「なんて美しくなんて風変わりな女性なんだ!」と熱烈に口説き始めたのだが…?
カチコチの共産主義信奉者で、パリで見るもの全てが資本主義的堕落に見えて、恋なんて化学反応よ、と言ってはばからないニノチカと、軽薄そのもの(但し愛嬌はある)な遊び人レオンのロマンスはかなり笑える。ガルボの硬質な美貌が、チラとも笑顔を見せないトンデモ系美女としてピッタリで、そのくせ「化学的には共鳴している」とかいって満更ではないのか?な展開、「艶笑喜劇ならルビッチ」の評判に恥じず楽しいです。
そして、ソ連の代表者と大公妃の代理人という、「実は敵対関係」な二人だった、という仕掛けや、その敵対関係を乗り越えても大公妃との三角関係というもう一つのヤマが待っている。この人間関係、ドラマの力学の面白さはさすがだ。
ちなみに、駅へ顔も知らない「新たな上司」を迎えに出かけた三人組が、「あの人かな?」と思って追いかけた男が「ハイル・ヒトラー!」と挨拶して相手と抱き合って(あっ違った)、というシーンもあってたまげました。おかしくも怖い時代背景です。
ルビッチも確かユダヤ系だったはず。
社会へのシニカルで冷徹な目線とロマコメが共存している。凄い…
「絹の靴下」は、もっとお気楽だった。時代背景が50年代になってただけでなく…
まあアステアが踊るだけで一定の価値が生まれるのでそれはそれで良いのだが。
うーん、こりゃ12月発売予定の「生きるべかき死ぬべきか」も予約だな。幸いお安いみたいだし(爆)←1500円
実はニノチカも画像の版でなく500円DVDで見たワタシ(笑)
バージョンアップの美名のもと。
2007年10月17日 読書
読めば読むほど、Vistaって鬱陶しげだなあ。
だいたいウィンドウズキー+Eでエクスプローラを開くショートカットキーが消えたと聞くだけで激しく萎える。
エクスプローラを直接開くショートカットキーが存在しないなんて、そんな…(私はキーボード派ショートカット派だ!)
職場でもOfficeがバージョンアッブするときいたのでちょっと喜んだら、2003の端末が2007になるのではなく、一部2000だった端末(忘れてた)が2003になっただけだった。
職場が2003メインだから、家のPC買い換えたいのに買い換えられない。何でかというと今新PC買うとどうせVista+2007入りのしかないからだ…
それが、職場が2007になるなら新PCの決断も、と思ったのに(-"-;)
そして…2003になった端末で文章書こうとすると、IMEがアホになっていた(泣)
そういや家のPC、2002まではPC買い換えてもそれまでのIMEをまるごとコピーしながら快適に文章入力していたのに、2003になったらこれまでのような「前からのIMEをそのまんま使う」テが使えなくなってて、IME馬鹿になりやがって〜!!と激怒したことがあったっけ。
…あれの再現かい(T^T)
ほんと、Microsoftって馬鹿だよ…
ISBN:4896273516 単行本 飯島 弘文 メディア・テック出版 2007/05 ¥1,764
だいたいウィンドウズキー+Eでエクスプローラを開くショートカットキーが消えたと聞くだけで激しく萎える。
エクスプローラを直接開くショートカットキーが存在しないなんて、そんな…(私はキーボード派ショートカット派だ!)
職場でもOfficeがバージョンアッブするときいたのでちょっと喜んだら、2003の端末が2007になるのではなく、一部2000だった端末(忘れてた)が2003になっただけだった。
職場が2003メインだから、家のPC買い換えたいのに買い換えられない。何でかというと今新PC買うとどうせVista+2007入りのしかないからだ…
それが、職場が2007になるなら新PCの決断も、と思ったのに(-"-;)
そして…2003になった端末で文章書こうとすると、IMEがアホになっていた(泣)
そういや家のPC、2002まではPC買い換えてもそれまでのIMEをまるごとコピーしながら快適に文章入力していたのに、2003になったらこれまでのような「前からのIMEをそのまんま使う」テが使えなくなってて、IME馬鹿になりやがって〜!!と激怒したことがあったっけ。
…あれの再現かい(T^T)
ほんと、Microsoftって馬鹿だよ…
ISBN:4896273516 単行本 飯島 弘文 メディア・テック出版 2007/05 ¥1,764
ディスパレイト!コンプ (02) (富士見ファンタジア文庫 (88-36))
2007年10月16日 読書
シリアス外伝終了。
うーん…
でも、「ストレイト・ジャケット」も、面白い!と思え始めたのは三、四冊いってからだったしなあ。
まあギャグ本篇の刊行も待って、それから…
ISBN:4829119624 文庫 榊 一郎 富士見書房 2007/09/20 ¥609
うーん…
でも、「ストレイト・ジャケット」も、面白い!と思え始めたのは三、四冊いってからだったしなあ。
まあギャグ本篇の刊行も待って、それから…
ISBN:4829119624 文庫 榊 一郎 富士見書房 2007/09/20 ¥609
「騎士の誇り」から「奪われた宝剣」。(ベルウィックサーガ)
2007年10月15日 ベルウィックサーガ「騎士の誇り」多少大変なのは最初のうち、山賊の相手しながら、横を通過しようとする帝国補給部隊をいかに逃さず捕獲しまくるか、だけ。離脱ポイントを自軍で塞ぐと、丘の上から他の帝国兵が駆け下りてくるので、ルヴィをポイントの横に置いて、山賊に囲ませる。山賊が塞ぐぶんには大丈夫なので(*^^*)
山賊ども、倒しすぎてもポイントが空くし、帝国兵を刺激しないように、山賊がルヴィから気を逸らせないように、森を抜けてそうっと近づくリース軍(リースはいないが)。
かなり気を使いましたが、何度もリセットしつつ、補給部隊五体とも捕獲〜♪
それから山賊を殲滅し、いよいよ丘の上の連中捕獲作戦だ。
離脱ポイント踏むと、帝国兵が五体とも突撃してくる。
それを時間差つくように、セディとエルバートで挑発しまくる!
引きつけちゃ森を利用して分断し、五体がバラけるように逃げ回る♪
足の遅い敵が多いのが有難い。持ち物が一番ショボイ装甲兵のみアイギナの魔法で倒したが、あとは全員捕縛。丘の上に残ったバリスタと崖上弓兵は動こうともしないので、騎兵で一気に間をつめて、これも全員一方的に当て身&捕縛。
いやぁ大漁大漁♪
さて、次は「奪われた宝剣」である。
盗賊どもが森の中で実に足が速く、「潜み」つつ離脱ポイントへまっしぐら。
しかも離脱ポイントにはスリープ&ヘルウォームのラーズ神官とガトリングボウ持ちが。
これはなかなかやり辛い…(^^;)
騎馬で横の道から回り込みたくてもなかなか追いつけないし(しかも弓持った伏兵が…)、一気に森を踏破できるのは飛兵ラレンティアかセネ、セディくらいしか…。ラレ子はまだしも、盗賊2人は、一発で敵を倒すの難しい。
バリスタで狙撃も考えたけど、回頭で一ターン無駄になる。三ターン目には敵は絶対追いつけない所へ…
そんな時、やっと気が付いた。ファラミアがいたことを!
疾走があって弓が使える。簡単には引き離されない!\(^o^)/
精度最高の聖弓ロスヴァイセで、盗賊どもを一発撃沈。スナイプアロー使えばシャガール相手ですら命中100%!(でも、もったいないのでなるべく青銅の矢+(苦笑))
一ターンに1人ずつサクサク盗賊退治できちゃう。
ファラミア様様だ。こんなに役立つヤツとは気付いてなかった(^^;)
…ただ、盗賊四人倒すと、ガト兵や神官兵や、みんなこっちへ突撃してくるんだねえ。
それで再度作戦変更。
メンツは、クレイマー、ラレンティア、セディ、ファラミア、エルバート、ウォロー(ウォローでなくてもいいんだけど好感度稼ぎ)
まずクレイマーやエルバートが飛び出して潜んでる弓兵をおびき出す(ラレ子の方へ行かれるとややこしいので)。次に、盗賊のうち至近の1人を、最初のターンセディ&ラレ子で戦闘不能にする!
そいつをなるべく足止めしながら、ファラミアがどんどん残りを倒す。
二ターン目はセディがポルトナイフで弓兵を軽傷にし、捕縛!
四ターン目頃には、残る三人の盗賊は全部撃破済みなので、妖刀盗めるようセディが東方剣士に近づく。五ターン目にはファラミア、ラレンティア以外のメンバーもかなり追いついてくるので戦闘不能盗賊の移動を邪魔しつつ皆でマップ中央の敵を一掃。
あとは、戦闘不能盗賊を囲んで足止めしてから、離脱ポイント付近の敵を1人ずつ挑発で引き付けて各個撃破。ガト兵は勿論捕縛♪
成長吟味しながらじっくり捕縛したけど、それでも25ターンで実り多く終了。
勿論バルムンクはクレイマーにあげましたよ☆、めでたしめでたし。
…しかし妖刀…エルスハイマーがまたひとさわぎ。楽しい人だ♪
山賊ども、倒しすぎてもポイントが空くし、帝国兵を刺激しないように、山賊がルヴィから気を逸らせないように、森を抜けてそうっと近づくリース軍(リースはいないが)。
かなり気を使いましたが、何度もリセットしつつ、補給部隊五体とも捕獲〜♪
それから山賊を殲滅し、いよいよ丘の上の連中捕獲作戦だ。
離脱ポイント踏むと、帝国兵が五体とも突撃してくる。
それを時間差つくように、セディとエルバートで挑発しまくる!
引きつけちゃ森を利用して分断し、五体がバラけるように逃げ回る♪
足の遅い敵が多いのが有難い。持ち物が一番ショボイ装甲兵のみアイギナの魔法で倒したが、あとは全員捕縛。丘の上に残ったバリスタと崖上弓兵は動こうともしないので、騎兵で一気に間をつめて、これも全員一方的に当て身&捕縛。
いやぁ大漁大漁♪
さて、次は「奪われた宝剣」である。
盗賊どもが森の中で実に足が速く、「潜み」つつ離脱ポイントへまっしぐら。
しかも離脱ポイントにはスリープ&ヘルウォームのラーズ神官とガトリングボウ持ちが。
これはなかなかやり辛い…(^^;)
騎馬で横の道から回り込みたくてもなかなか追いつけないし(しかも弓持った伏兵が…)、一気に森を踏破できるのは飛兵ラレンティアかセネ、セディくらいしか…。ラレ子はまだしも、盗賊2人は、一発で敵を倒すの難しい。
バリスタで狙撃も考えたけど、回頭で一ターン無駄になる。三ターン目には敵は絶対追いつけない所へ…
そんな時、やっと気が付いた。ファラミアがいたことを!
疾走があって弓が使える。簡単には引き離されない!\(^o^)/
精度最高の聖弓ロスヴァイセで、盗賊どもを一発撃沈。スナイプアロー使えばシャガール相手ですら命中100%!(でも、もったいないのでなるべく青銅の矢+(苦笑))
一ターンに1人ずつサクサク盗賊退治できちゃう。
ファラミア様様だ。こんなに役立つヤツとは気付いてなかった(^^;)
…ただ、盗賊四人倒すと、ガト兵や神官兵や、みんなこっちへ突撃してくるんだねえ。
それで再度作戦変更。
メンツは、クレイマー、ラレンティア、セディ、ファラミア、エルバート、ウォロー(ウォローでなくてもいいんだけど好感度稼ぎ)
まずクレイマーやエルバートが飛び出して潜んでる弓兵をおびき出す(ラレ子の方へ行かれるとややこしいので)。次に、盗賊のうち至近の1人を、最初のターンセディ&ラレ子で戦闘不能にする!
そいつをなるべく足止めしながら、ファラミアがどんどん残りを倒す。
二ターン目はセディがポルトナイフで弓兵を軽傷にし、捕縛!
四ターン目頃には、残る三人の盗賊は全部撃破済みなので、妖刀盗めるようセディが東方剣士に近づく。五ターン目にはファラミア、ラレンティア以外のメンバーもかなり追いついてくるので戦闘不能盗賊の移動を邪魔しつつ皆でマップ中央の敵を一掃。
あとは、戦闘不能盗賊を囲んで足止めしてから、離脱ポイント付近の敵を1人ずつ挑発で引き付けて各個撃破。ガト兵は勿論捕縛♪
成長吟味しながらじっくり捕縛したけど、それでも25ターンで実り多く終了。
勿論バルムンクはクレイマーにあげましたよ☆、めでたしめでたし。
…しかし妖刀…エルスハイマーがまたひとさわぎ。楽しい人だ♪
オリスルートの銀の小枝 [少年向け:コミックセット]
2007年10月15日 読書うーん…どのデータも画像なしなのか…(T^T)
久々に紫堂恭子作品を一気に読む。
ファンタジーなんだか近代なんだかよくわからん風俗ですが、この人の絵だと何でもありな感じでそれほど気にならない(笑)
学生トリオの中では、一番コドモっぽいアリアンがやっぱり楽しい。この元気さはすばらしいですよね。
ちっとも成長しないようでも、もともと実にいいモノ持ってるってか…
ISBN:B00006LNWI コミック 紫堂恭子 角川書店
久々に紫堂恭子作品を一気に読む。
ファンタジーなんだか近代なんだかよくわからん風俗ですが、この人の絵だと何でもありな感じでそれほど気にならない(笑)
学生トリオの中では、一番コドモっぽいアリアンがやっぱり楽しい。この元気さはすばらしいですよね。
ちっとも成長しないようでも、もともと実にいいモノ持ってるってか…
ISBN:B00006LNWI コミック 紫堂恭子 角川書店
「筋の通った話は虫が好かねえ」
反骨、偏屈のキャラを描かせては出色の著者ですな。
最新作「吉岡清三郎貸腕帳」が面白かったので、読んでみました。デビュー作。
短編集なので、主人公は剣豪や腕っ節の強いヤツとは限らず、かなりヘンな話もまじっている。癖の強いユーモアのセンスの持ち主なご様子。
私は表題作と、頑固ジジイ威風堂々の「女難街道」が気に入りました。
ISBN:4062133369 単行本 犬飼 六岐 講談社 2006/03 ¥1,890
反骨、偏屈のキャラを描かせては出色の著者ですな。
最新作「吉岡清三郎貸腕帳」が面白かったので、読んでみました。デビュー作。
短編集なので、主人公は剣豪や腕っ節の強いヤツとは限らず、かなりヘンな話もまじっている。癖の強いユーモアのセンスの持ち主なご様子。
私は表題作と、頑固ジジイ威風堂々の「女難街道」が気に入りました。
ISBN:4062133369 単行本 犬飼 六岐 講談社 2006/03 ¥1,890
9章依頼「兵站基地」から「騎士の誇り」へ。(ベルウィックサーガ)
2007年10月11日 ベルウィックサーガ別に全然やってなかったわけではないです。
時々ちょっとずつ進めてましたよ。「Red Stone」はメッキリやってないけど…
依頼「兵站基地」は、敵は弱いし、技能値上げにも使える柵や建造物がいっぱい。
ついつい捕縛に走ってトドメを刺せないでいるため入団しないディアンに、この章でこそ!健全に加入してもらいましょう!
てなわけで、メンツはディアン、フェイ、ルヴィ、クレイマー、バロウズ、ダウド、シルウィス、サフィア、そしてやはり捕縛の友アーサーとセディ(^^;)
セディは必殺出過ぎても困るから育たなくてもいいのだが…(苦笑)
とにかくひたすらじっくりとりくみ、増援全部出現させ、敵の半数以上は捕縛しました。ポルトナイフ結構使ったけど、意外にリペアストンの消費が1止まりなので有難い♪
ルヴィとクレイマーがLv.10に達して、入団試験マップ(嘘。特殊依頼と呼ぶ)のフラグ立ちました。あの矢鱈死ぬフェイが、何とかLv.9まで来ました。
暴発しがちな敵バリスタも無事三体まで出現させ、二体はバロウズに遠くから倒してもらいました。思いっきり北上するとギリギリ当てられるんですよね♪
南東の崖付近で他のユニットに戦わせるかたわら、ソレに反応して首振る敵バリスタを、隙を見て一体だけ狙い撃ちしては、またすぐ敵の射程外へ出る。意外とオイシイ。
三体目は他のユニットをあらかた撃破or捕縛したあと、一気に近づいて捕縛(残り二体はどーせ矢二本しか持ってないから撃破)。
バロウズ、Lv.7まで上がって狙撃も覚えたぞ!でも捕縛でゲットした軽バリスタ一台使い切っちゃった…やっぱり新品支払いもした方がいいかな?。矢は盗みでそれなりに稼いでるのだが。
ディアンもちゃんと入団しました!ふう、盛りだくさんだった…
100ターン近く使ったのでLv.は上がったけど皆の技能値の上がりはそこそこかも。
そして、「騎士の誇り」開始!
ここも是非捕縛しときたい帝国軍が少しいるので、出撃メンバーは、ルヴィ、アーサー、セディ、アイギナ、エルバート、イストバル、シルウィスでGO!
第二の目標はアイギナとエルバートの技能値上げ、イストバル・シルウィスのLv.上げ…。
ルヴィの技能値も、S盾がまだ11なのが気になるな…クラチェンできるか、一番ヤバイのは意外とこの娘かな?盾は武器より上げにくい気がする…
時々ちょっとずつ進めてましたよ。「Red Stone」はメッキリやってないけど…
依頼「兵站基地」は、敵は弱いし、技能値上げにも使える柵や建造物がいっぱい。
ついつい捕縛に走ってトドメを刺せないでいるため入団しないディアンに、この章でこそ!健全に加入してもらいましょう!
てなわけで、メンツはディアン、フェイ、ルヴィ、クレイマー、バロウズ、ダウド、シルウィス、サフィア、そしてやはり捕縛の友アーサーとセディ(^^;)
セディは必殺出過ぎても困るから育たなくてもいいのだが…(苦笑)
とにかくひたすらじっくりとりくみ、増援全部出現させ、敵の半数以上は捕縛しました。ポルトナイフ結構使ったけど、意外にリペアストンの消費が1止まりなので有難い♪
ルヴィとクレイマーがLv.10に達して、入団試験マップ(嘘。特殊依頼と呼ぶ)のフラグ立ちました。あの矢鱈死ぬフェイが、何とかLv.9まで来ました。
暴発しがちな敵バリスタも無事三体まで出現させ、二体はバロウズに遠くから倒してもらいました。思いっきり北上するとギリギリ当てられるんですよね♪
南東の崖付近で他のユニットに戦わせるかたわら、ソレに反応して首振る敵バリスタを、隙を見て一体だけ狙い撃ちしては、またすぐ敵の射程外へ出る。意外とオイシイ。
三体目は他のユニットをあらかた撃破or捕縛したあと、一気に近づいて捕縛(残り二体はどーせ矢二本しか持ってないから撃破)。
バロウズ、Lv.7まで上がって狙撃も覚えたぞ!でも捕縛でゲットした軽バリスタ一台使い切っちゃった…やっぱり新品支払いもした方がいいかな?。矢は盗みでそれなりに稼いでるのだが。
ディアンもちゃんと入団しました!ふう、盛りだくさんだった…
100ターン近く使ったのでLv.は上がったけど皆の技能値の上がりはそこそこかも。
そして、「騎士の誇り」開始!
ここも是非捕縛しときたい帝国軍が少しいるので、出撃メンバーは、ルヴィ、アーサー、セディ、アイギナ、エルバート、イストバル、シルウィスでGO!
第二の目標はアイギナとエルバートの技能値上げ、イストバル・シルウィスのLv.上げ…。
ルヴィの技能値も、S盾がまだ11なのが気になるな…クラチェンできるか、一番ヤバイのは意外とこの娘かな?盾は武器より上げにくい気がする…
某所でワンコイン廉価版注文したら品切れと言われ、反射的にFOX正規版買ってしまった(オークションで割安、1000円台にはなったが)。FOX版はかなりフィルムの修復してるようだから、結果的にはこれでよかったのかも。1952年作。
マリリン・モンローの初主演てことでそれなりの知名度のサスペンス映画。兼アン・バンクロフトのデビュー作。私の目当てはどっちでもないが…
NYのホテルを舞台に、恋人に愛想づかしされかけた男(リチャード・ウィドマーク)が、鬱憤晴らしに向かいの部屋の美女(モンロー)に声を掛けたらば…というオハナシ。
彼女は嬉々として彼を部屋に招き入れるが、実は恋人を亡くして精神不安定。ホテルの客ですらなくてベビーシッター…まあそれはいいのだが(いや良くないか。次第に子供を邪魔者扱いし出すし…)、何気なく関わった彼にとっては、あれよあれよのうちに事態はどんどんヘンな方向に。
え?この女おかしいんじゃ?と思っても、やっぱり恋人(バンクロフト)の仕事が終わる時間には駆けつけて仲直りしたいと思っても、なかなか脱出がかなわない。
モンローは子供っぽいアブナさと哀れさをにじませて役には合ってると思う。あと少し、たまにでもシャープな所があればいいんだけどねぇ、一本調子になるから。
まぁそこは、今回あくまで「受け」の芝居なウィドマークを始め、脇役陣がしっかりしてるので、地味な展開ながら破綻なくサスペンスが続き、一気に見れましたが。舞台劇みたいなノリ。話も短いからね(77分)。
モンローの“過去”を知るエレベータボーイの叔父さん(エリシャ・クック・Jr)とか、何かあるとすぐ騒ぐ野次馬根性旺盛な奥様とか、普段は無言のそのダンナとか、バーテンとかホテル専属女性カメラマンとか、いい子だけど普通に我儘も言う小さな女の子とか、皆いかにもな存在感。
開巻早々の、さっきまでバーテンと喋っていたバンクロフトがクルリと振り向いた途端にスポットが当たり、ホテルのバー付き歌手とわかるあたりなんかスマートです。
50年代の、オシャレなホテルの様子が印象的♪(エレベータ手動だよ!)
とはいえ最終的には、モンローの狂気もそんなに大惨事を引き起こすことにはならず、やっぱりちょっと物足りなさが。
そして折角のウィドマーク、極悪激烈ワルから頼もしいヒーローまで、的確な演技で「何でもできる」人だと思うんですが、今回徹底的にニュートラル。「フツーの男」に徹しているので、手堅いんだけどなんか勿体無い気もするしねぇ(ミーハーな私…)。
最初はどの程度善人か否か不明な描かれ方。
結構女慣れはしてそうだが…。エレベータでのエピソード見ると機転はききそう。時にシニカルな物言いをすることがあるらしいのは、個人的にはむしろ好みだ(オイ)
しかしだいたい、気の毒ですよ、この「フツーの男」。
登場時から、一方的な「別れの手紙」を受け取ってるためちょっとイラついてる。
結婚とか永続的な事はまだ何も考えてなかったようだけど、別に恋人の歌手を殴ったとか二股かけたとか明確な問題おこしたわけでもないみたい。それまで気があって逢うたび楽しくやってた彼女なのに「あなたって冷たい所がある、人を上っ面で批判したり、人間的に何かが欠けているみたい、先が心配だし別れたい」って、イキナリ言う?
ついついウィドマーク側にヒイキしがちな私だけど、ここらは何でそこまでエスカレートしたのかもう少しシナリオに書いといてほしかったなー。
恋人に別れ話切り出されてる最中に売り込みにまとわりつかれたら、誰でも冷たく当たると思うけど(^^;)
それとも気の毒な境遇だからこそ、モンローにコナかけても同情の余地ありって計算?
なので、ベビーシッター事件に巻き込まれた彼の様子を見て、「別に心底冷たいわけでもなく(多少口が悪いとしても)、根はちゃんと他人に共感したり同情したりもできる普通の人間だ」とようやく納得し「やっぱり仲直りしよう」となるバンクロフトを見ると、「うーん、そういうアンタこそ上っ面で批判してたんでないかい」と、つい苦笑してしまう。
映画中でもぼやいてたけど、本当に女には振り回されまくり、この主人公(^^;)
あと、なんか微妙にウィドマークの顔つきがいつもと違う感じ。モノクロ映画だけど、金髪が普段より黒っぽく感じるし、メークが違うのかね。はて?
普通のヒーローは大概ダークヘアなのに、逆をついて明るい金髪な所がいいんだけどな彼…(tall,dark,and handsome というそうです、欧米では)。
実際、男で金髪のスター=ヒーローって少ないよね(昔は少なかった。今は…?)。
少女マンガだと、金髪美青年って、定番だけど。
マリリン・モンローの初主演てことでそれなりの知名度のサスペンス映画。兼アン・バンクロフトのデビュー作。私の目当てはどっちでもないが…
NYのホテルを舞台に、恋人に愛想づかしされかけた男(リチャード・ウィドマーク)が、鬱憤晴らしに向かいの部屋の美女(モンロー)に声を掛けたらば…というオハナシ。
彼女は嬉々として彼を部屋に招き入れるが、実は恋人を亡くして精神不安定。ホテルの客ですらなくてベビーシッター…まあそれはいいのだが(いや良くないか。次第に子供を邪魔者扱いし出すし…)、何気なく関わった彼にとっては、あれよあれよのうちに事態はどんどんヘンな方向に。
え?この女おかしいんじゃ?と思っても、やっぱり恋人(バンクロフト)の仕事が終わる時間には駆けつけて仲直りしたいと思っても、なかなか脱出がかなわない。
モンローは子供っぽいアブナさと哀れさをにじませて役には合ってると思う。あと少し、たまにでもシャープな所があればいいんだけどねぇ、一本調子になるから。
まぁそこは、今回あくまで「受け」の芝居なウィドマークを始め、脇役陣がしっかりしてるので、地味な展開ながら破綻なくサスペンスが続き、一気に見れましたが。舞台劇みたいなノリ。話も短いからね(77分)。
モンローの“過去”を知るエレベータボーイの叔父さん(エリシャ・クック・Jr)とか、何かあるとすぐ騒ぐ野次馬根性旺盛な奥様とか、普段は無言のそのダンナとか、バーテンとかホテル専属女性カメラマンとか、いい子だけど普通に我儘も言う小さな女の子とか、皆いかにもな存在感。
開巻早々の、さっきまでバーテンと喋っていたバンクロフトがクルリと振り向いた途端にスポットが当たり、ホテルのバー付き歌手とわかるあたりなんかスマートです。
50年代の、オシャレなホテルの様子が印象的♪(エレベータ手動だよ!)
とはいえ最終的には、モンローの狂気もそんなに大惨事を引き起こすことにはならず、やっぱりちょっと物足りなさが。
そして折角のウィドマーク、極悪激烈ワルから頼もしいヒーローまで、的確な演技で「何でもできる」人だと思うんですが、今回徹底的にニュートラル。「フツーの男」に徹しているので、手堅いんだけどなんか勿体無い気もするしねぇ(ミーハーな私…)。
最初はどの程度善人か否か不明な描かれ方。
結構女慣れはしてそうだが…。エレベータでのエピソード見ると機転はききそう。時にシニカルな物言いをすることがあるらしいのは、個人的にはむしろ好みだ(オイ)
しかしだいたい、気の毒ですよ、この「フツーの男」。
登場時から、一方的な「別れの手紙」を受け取ってるためちょっとイラついてる。
結婚とか永続的な事はまだ何も考えてなかったようだけど、別に恋人の歌手を殴ったとか二股かけたとか明確な問題おこしたわけでもないみたい。それまで気があって逢うたび楽しくやってた彼女なのに「あなたって冷たい所がある、人を上っ面で批判したり、人間的に何かが欠けているみたい、先が心配だし別れたい」って、イキナリ言う?
ついついウィドマーク側にヒイキしがちな私だけど、ここらは何でそこまでエスカレートしたのかもう少しシナリオに書いといてほしかったなー。
恋人に別れ話切り出されてる最中に売り込みにまとわりつかれたら、誰でも冷たく当たると思うけど(^^;)
それとも気の毒な境遇だからこそ、モンローにコナかけても同情の余地ありって計算?
なので、ベビーシッター事件に巻き込まれた彼の様子を見て、「別に心底冷たいわけでもなく(多少口が悪いとしても)、根はちゃんと他人に共感したり同情したりもできる普通の人間だ」とようやく納得し「やっぱり仲直りしよう」となるバンクロフトを見ると、「うーん、そういうアンタこそ上っ面で批判してたんでないかい」と、つい苦笑してしまう。
映画中でもぼやいてたけど、本当に女には振り回されまくり、この主人公(^^;)
あと、なんか微妙にウィドマークの顔つきがいつもと違う感じ。モノクロ映画だけど、金髪が普段より黒っぽく感じるし、メークが違うのかね。はて?
普通のヒーローは大概ダークヘアなのに、逆をついて明るい金髪な所がいいんだけどな彼…(tall,dark,and handsome というそうです、欧米では)。
実際、男で金髪のスター=ヒーローって少ないよね(昔は少なかった。今は…?)。
少女マンガだと、金髪美青年って、定番だけど。
なんか昨日、アラン・ドロンがスマスマに出てたそうですね〜。
スマスマって何時にやってるんだっけ、と思ったけど二台のTVをそれぞれ別の家族が熱心に見てたので遠慮した(スマスマが何時か知らない時点で普通ではないかもしれん)。
…今になって、やっぱ見とけばよかったかな〜とちょっと残念。
今一番好きなスターは、別にいるけど(二番目も三番目も四番目もそれ以上も…)。
そもそも私は個性派好みだし(ウィドマークとか)。
それでも実は、私が洋画見始めたのは、結局「太陽がいっぱい」からですもんね。
中学生の頃、TVで見て、うお〜☆と思ったのだった!
ドロンといえば美男子の代名詞、というのは知ってた(それで見てみる気になった)。
だが、どんなかな?と、チャンネル合わせて見始めた最初は、「いうほど完璧美男子じゃないじゃん」と思っていた。私は「美男子でなきゃ」というのはないのだが、美男子度の判定については厳しい。
だが、一時間くらい見ていると、いつのまにか、うわ〜アラン・ドロン素敵すぎ〜!というような心境になっていた。ラストまでウットリ鑑賞すると、それから何年も、彼の映画を追いかけて見るようになった。
これは映画「太陽がいっぱい」全体の力ですな。あの音楽、あの映像、そしてドロン。
まあそれでも、「あと鼻先の線があと少し丸みがなければいいのに」と軽く不満は残していた(厳しいというか冷静というか)。目が凄く綺麗、というのはポイント高くて多少のことは妥協できるが、しかし百点満点の完璧美男なんてものは、やはり少女マンガの中にしかないと思う(それもどうかと思うぞ!とツッこまれるのは覚悟の上である)。
要するに彼は、洋画でミーハーすることを私に教えてくれた、最初の男優なわけだな。
私の一番、ではないけれど…
私の最初。
それは、やはり、ふと思い出して、突然気になりだしても仕方がないことだよね。
1980年代以降の作品は全く見ていないが、
70過ぎてからどんな顔になってたのかな…
どこかに番組写真くらいアップされてないのかしらん?
映画雑誌をチェックしてみようかな。
ちょっぴり、未練(^^;)
スマスマって何時にやってるんだっけ、と思ったけど二台のTVをそれぞれ別の家族が熱心に見てたので遠慮した(スマスマが何時か知らない時点で普通ではないかもしれん)。
…今になって、やっぱ見とけばよかったかな〜とちょっと残念。
今一番好きなスターは、別にいるけど(二番目も三番目も四番目もそれ以上も…)。
そもそも私は個性派好みだし(ウィドマークとか)。
それでも実は、私が洋画見始めたのは、結局「太陽がいっぱい」からですもんね。
中学生の頃、TVで見て、うお〜☆と思ったのだった!
ドロンといえば美男子の代名詞、というのは知ってた(それで見てみる気になった)。
だが、どんなかな?と、チャンネル合わせて見始めた最初は、「いうほど完璧美男子じゃないじゃん」と思っていた。私は「美男子でなきゃ」というのはないのだが、美男子度の判定については厳しい。
だが、一時間くらい見ていると、いつのまにか、うわ〜アラン・ドロン素敵すぎ〜!というような心境になっていた。ラストまでウットリ鑑賞すると、それから何年も、彼の映画を追いかけて見るようになった。
これは映画「太陽がいっぱい」全体の力ですな。あの音楽、あの映像、そしてドロン。
まあそれでも、「あと鼻先の線があと少し丸みがなければいいのに」と軽く不満は残していた(厳しいというか冷静というか)。目が凄く綺麗、というのはポイント高くて多少のことは妥協できるが、しかし百点満点の完璧美男なんてものは、やはり少女マンガの中にしかないと思う(それもどうかと思うぞ!とツッこまれるのは覚悟の上である)。
要するに彼は、洋画でミーハーすることを私に教えてくれた、最初の男優なわけだな。
私の一番、ではないけれど…
私の最初。
それは、やはり、ふと思い出して、突然気になりだしても仕方がないことだよね。
1980年代以降の作品は全く見ていないが、
70過ぎてからどんな顔になってたのかな…
どこかに番組写真くらいアップされてないのかしらん?
映画雑誌をチェックしてみようかな。
ちょっぴり、未練(^^;)
土・日・祝。
2007年10月8日3日とも仕事しましたよ、はっはっはー!くそ。
しかも代休は水曜までおあずけ。
負けるなワタシ。
たぶん明日は、ウィドマーク様のDVDがもう一枚届くハズ(爆)
しかも代休は水曜までおあずけ。
負けるなワタシ。
たぶん明日は、ウィドマーク様のDVDがもう一枚届くハズ(爆)
若だんなと愉快なアヤカシたち最新作。
だんだんミステリー風味が薄れてファンタジーな感じ。
いや、面白くないわけではないんですけども。
そろそろネタ尽きてきたかな(笑)
ISBN:4104507075 単行本 畠中 恵 新潮社 2007/06 ¥1,470
だんだんミステリー風味が薄れてファンタジーな感じ。
いや、面白くないわけではないんですけども。
そろそろネタ尽きてきたかな(笑)
ISBN:4104507075 単行本 畠中 恵 新潮社 2007/06 ¥1,470
レディ・イヴ(1941年)
2007年10月6日 映画
ようやく届きました(コンビニに取りに行きました)。
ヘンリー・フォンダもバーバラ・スタンウィックも、好きでもナンでもないのでしたが、ルビッチの「ニノチカ」を買うついでに、これも評判いいロマコメ(日本未公開だけど)と聞いてたので合わせ注文。
でももう楽天には複数注文出さないぞ。
「ニノチカ」より短かった(93分)ので先に見てみると…
うわー!楽しかったー!
いやぁ、こんなにおバカでお笑いに体を張ったヘンリー・フォンダって、初めて見た!コケてコケてコケまくる。特に後半、口があんぐり開きっぱなし。
タイトルからしてナンとアニメ仕立て。モノクロで古臭いけど意外!
ジーン(バーバラ・スタンウィック)と父親(チャールズ・コバーン)は詐欺師の父娘。豪華客船に乗り込んでカモを物色中、蛇の研究が趣味で見るからに世間知らずな社長令息チャーリー(ヘンリー・フォンダ)に狙いを定めます。彼女の大胆奔放な仕掛けや口説きに、チャーリーはあっという間に陥落。
ジーンもやがて、彼に本気になってしまうのですが、チャーリーのボディガード(ウィリアム・デマレスト)が詐欺師の正体に勘付いたため、結局2人は別れてしまう。
しかし、自分が真剣だったと信じてくれなかったチャーリーを恨めしく思うジーンは、詐欺師仲間のつてをたどって、大胆にもイギリスの貴族令嬢にバケてNYの彼のお屋敷へと乗りこむのでした。
まあここからの凄いこと(笑)
別れた彼女そっくりの「令嬢」を見て、呆けまくるフォンダと、また詐欺師娘か!見抜いてやる!と張り切るデマレストのズッコケ連携!
そして、いけしゃあしゃあ演技の冴え渡るスタンウィック、またまた彼を夢中にさせたところでデマカセな過去話で痛めつける(バックに切々と流れるタンホイザー序曲がまた笑える!)、でも本当は、本気で好きだったからこそイジメに来たんですよね。
んなアホな、という笑いとドタバタ、ロマンチック要素が絶妙にからみあって、素敵なエンディングへ一気になだれ込み、あー見てヨカッタ(*^^*)と、ホンワカいい気分で見終われます。噂に聞くプレストン・スタージェス監督、初見ですが、流石。
しかし最後までホントにおバカ…フォンダの役…(笑)その父=社長もおバカだが。
やはり名優と言われる人は、どんな役でもこなしきっちゃうんですね☆
待たされたけど、買ってヨカッタ(*^^*)
DVD ファーストトレーディング 2006/12/14 ¥500
ヘンリー・フォンダもバーバラ・スタンウィックも、好きでもナンでもないのでしたが、ルビッチの「ニノチカ」を買うついでに、これも評判いいロマコメ(日本未公開だけど)と聞いてたので合わせ注文。
でももう楽天には複数注文出さないぞ。
「ニノチカ」より短かった(93分)ので先に見てみると…
うわー!楽しかったー!
いやぁ、こんなにおバカでお笑いに体を張ったヘンリー・フォンダって、初めて見た!コケてコケてコケまくる。特に後半、口があんぐり開きっぱなし。
タイトルからしてナンとアニメ仕立て。モノクロで古臭いけど意外!
ジーン(バーバラ・スタンウィック)と父親(チャールズ・コバーン)は詐欺師の父娘。豪華客船に乗り込んでカモを物色中、蛇の研究が趣味で見るからに世間知らずな社長令息チャーリー(ヘンリー・フォンダ)に狙いを定めます。彼女の大胆奔放な仕掛けや口説きに、チャーリーはあっという間に陥落。
ジーンもやがて、彼に本気になってしまうのですが、チャーリーのボディガード(ウィリアム・デマレスト)が詐欺師の正体に勘付いたため、結局2人は別れてしまう。
しかし、自分が真剣だったと信じてくれなかったチャーリーを恨めしく思うジーンは、詐欺師仲間のつてをたどって、大胆にもイギリスの貴族令嬢にバケてNYの彼のお屋敷へと乗りこむのでした。
まあここからの凄いこと(笑)
別れた彼女そっくりの「令嬢」を見て、呆けまくるフォンダと、また詐欺師娘か!見抜いてやる!と張り切るデマレストのズッコケ連携!
そして、いけしゃあしゃあ演技の冴え渡るスタンウィック、またまた彼を夢中にさせたところでデマカセな過去話で痛めつける(バックに切々と流れるタンホイザー序曲がまた笑える!)、でも本当は、本気で好きだったからこそイジメに来たんですよね。
んなアホな、という笑いとドタバタ、ロマンチック要素が絶妙にからみあって、素敵なエンディングへ一気になだれ込み、あー見てヨカッタ(*^^*)と、ホンワカいい気分で見終われます。噂に聞くプレストン・スタージェス監督、初見ですが、流石。
しかし最後までホントにおバカ…フォンダの役…(笑)その父=社長もおバカだが。
やはり名優と言われる人は、どんな役でもこなしきっちゃうんですね☆
待たされたけど、買ってヨカッタ(*^^*)
DVD ファーストトレーディング 2006/12/14 ¥500
炎の蜃気楼赤い鯨とびいどろ童子 (コバルト文庫 く 5-82)
2007年10月4日 読書 コメント (2)
ふーんまだ外伝出るんだね〜
いちお、お付き合い(普通に面白かった。いつもより軽い感じだけど)。
タイトル通り赤鯨衆誕生の話です。あとは高耶の出る短編。
これを読みつつ、ガン検診へ。
疲れた。バリウム飲むのは十年ぶりくらいだが、バリウム飲むと動く検査台の上でずいぶんジタバタとカラダを動かさせられるのは知らなかった(忘れてたのか?いやしかし…)。
帰宅すると、先日注文したDVD三枚のうち一枚が在庫切れというメールが届いてさらに疲れた。
いや、別にその在庫切れ映画は複数の版が出てるのでまあいい、他所で他の版を買えばいいのだが、申しこんでから二週間以上音沙汰がなくイライラしたのが悔しい…
三枚頼んだうちの別の一枚は、在庫あり1〜3日以内に発送とか書いていたのに、時間がかかるぶんに全部まとめて扱われたのか?あーもうヤダヤダ…
もう、楽天ブックスのコンビニ店頭受け取りなんかやめよう(初めてトライしたのだが)。
ISBN:4086010488 文庫 桑原 水菜 集英社 2007/08 ¥500
いちお、お付き合い(普通に面白かった。いつもより軽い感じだけど)。
タイトル通り赤鯨衆誕生の話です。あとは高耶の出る短編。
これを読みつつ、ガン検診へ。
疲れた。バリウム飲むのは十年ぶりくらいだが、バリウム飲むと動く検査台の上でずいぶんジタバタとカラダを動かさせられるのは知らなかった(忘れてたのか?いやしかし…)。
帰宅すると、先日注文したDVD三枚のうち一枚が在庫切れというメールが届いてさらに疲れた。
いや、別にその在庫切れ映画は複数の版が出てるのでまあいい、他所で他の版を買えばいいのだが、申しこんでから二週間以上音沙汰がなくイライラしたのが悔しい…
三枚頼んだうちの別の一枚は、在庫あり1〜3日以内に発送とか書いていたのに、時間がかかるぶんに全部まとめて扱われたのか?あーもうヤダヤダ…
もう、楽天ブックスのコンビニ店頭受け取りなんかやめよう(初めてトライしたのだが)。
ISBN:4086010488 文庫 桑原 水菜 集英社 2007/08 ¥500
ひさびさに「拾った女」(1953年)を再見。
ここんとこウィドマーク熱更に上がってるし(笑)
とにかく、モノクロ。フィルム・ノワール!(ただし一応ハッピーエンド)。
東洋的にすら感じる、人工的なモダン・ジャズの旋律にのせて浮かび上がる夜のNY!
皆がぶすっと無表情に揺られるラッシュの地下鉄、女タレこみ屋の小汚い部屋、ウォーターフロントのファンタジックな隠れ家(ハンモック吊ってたり、窓から箱に入れたビール瓶を海に沈めて冷蔵庫がわりにしたり、電気もなさげなくせ奇妙な魅力のある小屋だ)。
シャープなモノクロ映像の中に日常と非日常がクロスする…
うーん、先週「襲われた幌馬車」の時にも書いたが、アレの対極だなあ(大袈裟)
リチャード・ウィドマークが演じるのもそもそもプロの犯罪者(スリ)だし(笑)
スッた女の財布の中に共産スパイの盗み出した国家機密が入っていたことから、警察&FBI、スパイ組織の両方に追われながら旨い汁を吸おうと画策したりするのだが、最終的には正義(国家)の側につくのは50年代ならではですかね。いかにもな反共シナリオなんだけど(道義的にスリ>共産主義者w)、まあ気にしない。厳密には愛国心ではなく人情?による転向と言ってよさげだし。
殺し屋役で衝撃のデビューを飾っただけあって、ウィドマークのワルっぷりはいっそ颯爽たるもの。
口八丁と狡知のキレ味がなんとも無敵♪不敵笑いはいつもどおり。
職業柄、武器は一切使いませんけどね(アクション場面はちゃんとあるけど)。
そして財布を取り返しにきたジーン・ピータースとのハードボイルドな遣り取りがすばらしい。ボギーですら「古い」とか思えちゃうね♪
撫でたりドツイたり、硬軟バシバシ使い分け。さっき殴った所なのに(彼女が不法侵入してきたからだけど)「治してやろう」とか撫ぜ撫ぜするうち何故かキスしちゃったり。
色気で少しでも懐柔しようという気が彼女にもあるんだろうけど、そして据え膳は拒まないという彼なんだろうけど、頭より気持ちより、何か本能的な相性の良さがふぅっと湧き上がるようで、性急かつ唐突なくせ奇妙に魅惑的なロマンス場面になっている。
先にオチるのはむしろ彼女のほう。何で彼にホレちゃうのかよく分からないんだけど分かる、というのはこの二人のキャラクターと演技の呼吸がピッタリなのかな。
また、彼女は昔の彼氏に頼まれて共産スパイとは知らぬまま情報の受け渡しをさせられていたわけで。
まさにアレですね、所謂だめんずに引っかかりやすい性格なんですねきっと。根がMなんですね。今回ウィドマークもドSを通してるし。(「襲われた幌馬車」で馬車の車輪に縛られてたMな風情とも対極でありますな(笑))
ピータースがまた綺麗だし。キリっと勝気そうで、でも可愛くてセクシー。「お嬢さん」じゃなくて明らかにおミズ系なんでしょうが女の私から見ても魅力的。
まあ、だめんず・うぉーかーとはいえ、今回、ウィドマークの方は彼女の真心を受け入れて、何とか更正してくれそうです。
よかったねえ。(自虐の詩にはなるなよ〜(^^;))
そして中年の女タレこみ屋セルマ・リッターの演技がまたさらってくれます。
ミーハー心をさておいても、見所の多い作品ですよー(*^^*)
しかし、ジュネス企画ってまるきりDVD特典映像とかないよなあ。
米クライテリオン盤はいろいろついてるみたいなのに。
…しかし両方というのはあまりにアレかな…(リーフリ機買ったとはいえ)
DVD ジュネス企画 2004/06/25 ¥5,040
ここんとこウィドマーク熱更に上がってるし(笑)
とにかく、モノクロ。フィルム・ノワール!(ただし一応ハッピーエンド)。
東洋的にすら感じる、人工的なモダン・ジャズの旋律にのせて浮かび上がる夜のNY!
皆がぶすっと無表情に揺られるラッシュの地下鉄、女タレこみ屋の小汚い部屋、ウォーターフロントのファンタジックな隠れ家(ハンモック吊ってたり、窓から箱に入れたビール瓶を海に沈めて冷蔵庫がわりにしたり、電気もなさげなくせ奇妙な魅力のある小屋だ)。
シャープなモノクロ映像の中に日常と非日常がクロスする…
うーん、先週「襲われた幌馬車」の時にも書いたが、アレの対極だなあ(大袈裟)
リチャード・ウィドマークが演じるのもそもそもプロの犯罪者(スリ)だし(笑)
スッた女の財布の中に共産スパイの盗み出した国家機密が入っていたことから、警察&FBI、スパイ組織の両方に追われながら旨い汁を吸おうと画策したりするのだが、最終的には正義(国家)の側につくのは50年代ならではですかね。いかにもな反共シナリオなんだけど(道義的にスリ>共産主義者w)、まあ気にしない。厳密には愛国心ではなく人情?による転向と言ってよさげだし。
殺し屋役で衝撃のデビューを飾っただけあって、ウィドマークのワルっぷりはいっそ颯爽たるもの。
口八丁と狡知のキレ味がなんとも無敵♪不敵笑いはいつもどおり。
職業柄、武器は一切使いませんけどね(アクション場面はちゃんとあるけど)。
そして財布を取り返しにきたジーン・ピータースとのハードボイルドな遣り取りがすばらしい。ボギーですら「古い」とか思えちゃうね♪
撫でたりドツイたり、硬軟バシバシ使い分け。さっき殴った所なのに(彼女が不法侵入してきたからだけど)「治してやろう」とか撫ぜ撫ぜするうち何故かキスしちゃったり。
色気で少しでも懐柔しようという気が彼女にもあるんだろうけど、そして据え膳は拒まないという彼なんだろうけど、頭より気持ちより、何か本能的な相性の良さがふぅっと湧き上がるようで、性急かつ唐突なくせ奇妙に魅惑的なロマンス場面になっている。
先にオチるのはむしろ彼女のほう。何で彼にホレちゃうのかよく分からないんだけど分かる、というのはこの二人のキャラクターと演技の呼吸がピッタリなのかな。
また、彼女は昔の彼氏に頼まれて共産スパイとは知らぬまま情報の受け渡しをさせられていたわけで。
まさにアレですね、所謂だめんずに引っかかりやすい性格なんですねきっと。根がMなんですね。今回ウィドマークもドSを通してるし。(「襲われた幌馬車」で馬車の車輪に縛られてたMな風情とも対極でありますな(笑))
ピータースがまた綺麗だし。キリっと勝気そうで、でも可愛くてセクシー。「お嬢さん」じゃなくて明らかにおミズ系なんでしょうが女の私から見ても魅力的。
まあ、だめんず・うぉーかーとはいえ、今回、ウィドマークの方は彼女の真心を受け入れて、何とか更正してくれそうです。
よかったねえ。(自虐の詩にはなるなよ〜(^^;))
そして中年の女タレこみ屋セルマ・リッターの演技がまたさらってくれます。
ミーハー心をさておいても、見所の多い作品ですよー(*^^*)
しかし、ジュネス企画ってまるきりDVD特典映像とかないよなあ。
米クライテリオン盤はいろいろついてるみたいなのに。
…しかし両方というのはあまりにアレかな…(リーフリ機買ったとはいえ)
DVD ジュネス企画 2004/06/25 ¥5,040
天使の爪 (下) (カッパノベルス)
2007年10月2日 読書 コメント (4)
ロシアの殺し屋だけに…
なんか湯水のように人が死んでゆくのですが(苦笑)
いいんかこんなんで。でもテンポのよさで結構一気に読まされちゃった。
ISBN:4334076130 新書 大沢 在昌 光文社 2005/06/22 ¥1,000
なんか湯水のように人が死んでゆくのですが(苦笑)
いいんかこんなんで。でもテンポのよさで結構一気に読まされちゃった。
ISBN:4334076130 新書 大沢 在昌 光文社 2005/06/22 ¥1,000
なんと、弱いけれどもしつこい雨で、運動会は延期になってしまった。
体力的には、少し休まったが、どこまでも痛し痒し。
さて、「天使の牙」の続編である。
相変わらず、己の(本来のものではない)肉体に色々と苦労させられながら戦うヒロインが面白い。
今回は、アスカ同様脳移植を受け、本来は白人=ロシア人なのだが東洋系の肉体をまとっている殺し屋“狼”がラスボスになりそうだ。
「元は金髪と青い目」だったという一行で、反射的に、移植前ビジュアルにリチャード・ウィドマーク様をキャスティングしてしまう私はやっぱりバカでしょうね。だいたい移植前ビジュアルの話などは、どこまで読んでも二度と再び出てきそうにないし(笑)
ISBN:4334076122 新書 大沢 在昌 光文社 2005/06/22 ¥1,000
体力的には、少し休まったが、どこまでも痛し痒し。
さて、「天使の牙」の続編である。
相変わらず、己の(本来のものではない)肉体に色々と苦労させられながら戦うヒロインが面白い。
今回は、アスカ同様脳移植を受け、本来は白人=ロシア人なのだが東洋系の肉体をまとっている殺し屋“狼”がラスボスになりそうだ。
「元は金髪と青い目」だったという一行で、反射的に、移植前ビジュアルにリチャード・ウィドマーク様をキャスティングしてしまう私はやっぱりバカでしょうね。だいたい移植前ビジュアルの話などは、どこまで読んでも二度と再び出てきそうにないし(笑)
ISBN:4334076122 新書 大沢 在昌 光文社 2005/06/22 ¥1,000
づがれだ。
2007年9月29日よれよれのばてばて。
帰ったらすぐ「襲われた幌馬車」をもう一度見たいなーとか、有り得ないことを思いつつ、残業して帰る。
見られないのは明日は下の子の運動会だからだ。体力温存しないと…
明日はますます体力を失い、そして月曜日はキツい会議がまっている。火曜日は研修がまっている。
はははははは…(遠い目)
帰ったらすぐ「襲われた幌馬車」をもう一度見たいなーとか、有り得ないことを思いつつ、残業して帰る。
見られないのは明日は下の子の運動会だからだ。体力温存しないと…
明日はますます体力を失い、そして月曜日はキツい会議がまっている。火曜日は研修がまっている。
はははははは…(遠い目)