な、ナチュラリストだな〜
野鳥とのお付き合いを抜きにしても十分。

とても面白いけど、なかなか私と掛け離れた生活をしていらっしゃる(笑)
山菜は旅先でしか食べたことないですぅ(^^;)
東北なんだねぇ著者。なるほどこないだの東北旅行ではずいぶん山菜出たっけなあ。納得。

ISBN:4063375943 コミック とりの なん子 講談社 2006/03/23 ¥620
スーティ、出来杉。ちょっと気恥ずかしいくらいである。
そして、やはり著者がお祭り好きなせいか…長いなあ、タイス軟禁編…

ISBN:4150308977 文庫 栗本 薫 早川書房 2007/08 ¥567
京流(吉岡流)の達人・吉岡清三郎。
腕を売るのではなく「貸す」商売、つまり、一日貸すごとに「利息」を取る方式の素浪人。微妙にこだわってるなー。
いつも不機嫌、無頼で強くて、「二」という数字とお人よしが大嫌い。…の割に、たまにウッカリ情に流されてるぽい時もあって…。
そして実は、こんなにも強い清三郎が身すぎ世すぎにこんな商売を選ばざるを得ないのは、彼の生まれる前にとうに死んでる超有名な某剣客(二刀流)が、一門のイメージをはなはだしく汚してくれたからなのであった…(^^;)

キャラクター設定が結構面白い。
いかにも悪ぶった主人公の心肝を冷やす(笑)ちょー暗い下女(根は美少女なのに)のキャラも楽しい。あのダメダメ料理はわざとやってるのかしら。それとも、京料理で育った主人公に、江戸前な味付けが合わないってだけかしら。気になる〜!
意外と料理の味付けでよく怒ってるんだよね主人公(笑)
しかし、風呂吹き大根に味付けしちゃダメだよね!ほんとに!

続きも出そうな気配が嬉しい。
ただ一箇所だけ。時代小説に「悪ガキ」はないと思うよ。あそこだけはちょっと引っ掛かった。

ISBN:4062141795 単行本 犬飼 六岐 講談社 2007/08 ¥1,890

映画篇

2007年8月31日 読書
待ってました!です。

前々から、映画に造詣の深い人だと思っていましたし。
(親サイトに感想文かいたのでそっち参照(笑))
とても良かったデス。

ISBN:4087753808 単行本 金城 一紀 集英社 2007/07 ¥1,470
スーパー天使ズの人助け。女王と海賊は出てこない。

…ちょっと飽きます(^^;)
強すぎるしねこいつら。

ISBN:4125009910 単行本 茅田 砂胡 中央公論新社 2007/07 ¥945

帰阪。

2007年8月28日 読書
ふー、つかれたー。

3日目は田沢湖散策。
親子で足こぎ白鳥ボートに乗ったら、船の周囲の魚(ウグイ?)が、物凄い勢いで船につき従って泳ぐのがちょっとした衝撃。
水面のすぐそばを何十匹も一生懸命ついてくる。何故?
手を突っ込んだらすぐグニっと掴めそうなところを。掴めちゃってもヤだから実行はしなかったが。
日本一深く、透明度も上位の田沢湖だから浅く見えるのか?

とにかく景色より魚が気になって仕方のない田沢湖ボートだった。
田沢湖へ行ったら、ぜひ一度お試しあれ。

ちなみに旅行中、カバンに入れてた本は、「ディスパレイト!コンプ (1) 」。が。
…一冊で、終わってないし…

ISBN:4829119489 文庫 榊 一郎 富士見書房 2007/07 ¥609

平泉など

2007年8月27日
毛越寺も中尊寺も、なかなか良かった。
とにかく昨日より涼しいのがナイス。

朝は雨降ってたけど朝食食べ終える頃にはやんでた。ラッキィ☆

午後は小岩井農場に少し寄って、秋田へ抜ける。

秋田に抜けたらTBSが映らなくなって、世界陸上が見れなかった。
なんとなく寂しい…

ホテルはえらく部屋が広くて感動した。
しかし食事は老け好みというか、前日ほどの満足度はなかった(^^;)

そしてまた夜は雨…

東国へ

2007年8月26日コメント (2)
夏の家族サービス旅行…

初日は仙台へ飛んで松島へ。それからドライブして平泉泊。

この日最初の衝撃は、機内誌のどーでもいいコラムに載ってたスイスの街のウィリアム・テル像の写真。
えー、石弓(クロスボウ)!?弓じゃないのウィリアム・テルの得物って!?

なんか凄くビックリしました。

第二の衝撃は、松島の観光船で「カモメのエサ100円」として売られていた、ミニサイズのかっぱえびせんでした。
うーん、そりゃまあ普通に菓子として売るよりは皆高くても買ってくれるかもと思うけど、うー…(年季の入ったかっぱえびせん食いとしては複雑なモノがある)

第三の、そしてふつーな衝撃は、平泉のホテルが、そう大きいところでもなさそうだったのに、やたら食事が良かったこと!
旅館の食事というと矢鱈めったら量が多くてあまり好きでない品は食べ残すのが普通だが、量が多いからというよりはどれも美味くて、全部食べてお腹がぱんぱんになりました。和食だけど小四の息子もほとんど皆食べたし。ごはんも雑穀と茸入りのさっぱりした釜飯仕立て、ゴマのポタージュもスキ焼きも茶碗蒸しも天ぷらも、なんかすっぱいゼリーのかかったホタテも美味。和食臭すぎないとてもよい和食でした。
最後に「デザートです」と持ってきてくれた杏仁豆腐がまたグレート!
グッジョブホテルM蔵坊!!

やはり旅は食事が良くなきゃなあ(*^^*)

や、やっぱり…

2007年8月24日 読書
終わんなかったですね(笑)
以前全七巻とか言ってた気がするんですが…
でもかけ足でフロシキたたまれてもヤなのでかえって嬉しい気がするのはワタシだけ?(*^^*)

グラーシカ姉様、かっこいいですー。
終盤、久々に突然戻ってきて場面さらっていった○○○も嬉しかったー。
なんか、相変わらずなヒトだ(*^^*)
しかしルトヴィアはホントにヤパイですね、この状況。
ここまできてもちっともラストが見えません。さすがや。

ISBN:4086010534 文庫 須賀 しのぶ 集英社 2007/08 ¥560
さくさくと下巻突入。
笑える「ハルマゲドン直前」。

しかし、「いつものプラチェット」より軽快さが下回る気がする。
最終的に、それに変わるナニカを準備してくれてるのだろうねゲイマンさんよ!

それにしても今朝の雷雨は凄かった。目がさめちゃった。
雷雨とは関係ないが、職場でも一人倒れて入院中(一週間くらいは休むようだ)。どうも職場状況も不安定(^^;)
自分疲れてる場合じゃないよー。
週末は旅行があるので体力温存しときたいのだが、なかなかうまく行きませんわ(T^T)

ISBN:4047915424 単行本 ニール・ゲイマン テリー・プラチェット 角川書店 2007/03 ¥1,890
読み始める。
軽快な、人を食ったところはプラチェットだな。
ゲイマンは…わからん。「アナンシの血族」も、気になったけど読みそびれてるし。

ISBN:4047915416 単行本 ニール・ゲイマン テリー・プラチェット 角川書店 2007/03 ¥1,890

幽霊と未亡人

2007年8月20日 映画
うわわ、これは…、ここまでとは。

ファンタジー風味のロマンチック・コメディとして良作ときいてはいたのだが、なんとも心の洗われるようなしみじみとした作品。

20世紀初頭の英国、海辺の町の、幽霊の出る館。
他人に住み着いてほしくない前住人=船長の幽霊と、格安なだけでなく「素敵!」と一目惚れした魅力的な館に住みたい綺麗な未亡人(子連れ)の、丁々発止のやりとりは笑えるが、やがて互いをよく知り、心を通じ合わせた始めた二人の、切なくもどかしい思いがたまらない。どんなに親しくなっても、生者と死者という、越えようのない壁が二人のあいだにはあるのだから。

やがてルーシーには、生身の求婚者マイルズ(ジョージ・サンダース)が現われる。船長だけでなく、視聴者だって「ジョージ・サンダースだしなあ、危ないよなあ」とか思うわけだが(オイ)、マイルズの時に強引、時に小洒落た口説きに揺れるのは、ルーシーに「このままじゃ船長に不毛な恋をしてしまいそう」という不安があるからこそ…と、きっちり分かるので、それを愚かと斬って捨てられない。

見ているうちに、いつしかロマンスだけでなく人生を語る作品となるこの映画。
終盤、「思い出や過去でなく、今現在を大事にして生きてゆかなくては」という、ルーシーの言葉が心にしみる。
そして、それでもなお、誠実に生きてこその良き思い出や過去や夢は、いつか素敵なエンディングを、あなたに連れてきてくれるかもしれない…。

古い映画なので(1947年)、CGだの特殊撮影だのには無縁。モノクロだし。
上品で隙のないシナリオと、役者の魅力でただただ引き込まれる。
ああ、やっぱりレックス・ハリスンは巧いなあ!渋いなあ!いや、今回はヒゲ面だけど比較的若いはずだから渋いという表現は合わないか?
傲岸不遜な海の男、それでいて、キスひとつない、手も握らない究極のロマンチックをビシリとキメてみせる。
ジーン・ティアニーも、華奢で頼りなさそうに見えて要所は頑固、という可愛らしい未亡人役にはまってる。
…よかった…

60年代に、なんとTVシリーズ化されてたそうな(ホープ・ラング主演)。
だけど、どうせそっちはファミリー向けに「永遠にエンディングの来ない軽いラブコメ」ということだろうから、TVを知ってる人にも(TV知ってる人だって年齢的にかなり限られてそうだが…)、別物として是非見てほしい逸品でした。

…ふぅ…(←遠い目。しかも潤んでる)

DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006/03/10 ¥4,179
(ほんとはもっと廉価な版もあります。レビューついてる方のリンク選んじゃった)

よれよれ。

2007年8月19日
コドモの試合の応援にでかけて一日すごく水分搾り出された気がするのだけど、体重変わってないなあ…
ちぇ。

ちなみに、パンフにのってた他チームの記事で、「オリジナル作戦」の欄に「分身の術」と書いてるのがあって笑えた。双子がいるチームらしい(笑)
幽体離脱はやらんの〜?
「シャイアン」。出張に行った先の図書館にあったのでとりあえずビデオ借りておいた(図書館ならタダだ)。

…いつ見れるかなあ…(明日も忙しい。私事でだが)

ちょっと辛気臭そうな気がして、いまだに未見だった(苦笑)
この映画もDVD日本版出てないようだ。いちおうジョン・フォードなのになあ。

ずーっとずーっと、リージョンフリーDVDプレイヤーを買おうかどうしようか迷い続けてる。そんなに高いものでもないが(ネット通販でよく見かける怪しい外国製…)。まあ、プレーヤー買ったら最初に海外からお取り寄せするディスクは「襲われた幌馬車」だと思うけどね(これも日本版が出ない〜(T^T))。
優柔不断を誘うのは、値段より語学の壁だ。
「襲われた…」は字幕なしなのよ。うーん。
英語字幕でも、あれば気休めにはなるんだが。でもまあ何度もTV(ビデオ)で見てるから買えばいいかなあとも思う…
未見な映画だとアレだけど。

VHS ワーナー・ホーム・ビデオ 1994/09/22 ¥2,604

(追記)ビデオデッキにセットしたら、出演者皆馬顔になってた。ワイドテレビでないときちんと映らない仕様なのか〜(涙)
もう返却しちゃいました。くすん。
「ダヴィンチ」連載中、途中から読んでた。六花がもう中学になったあたりからあの衝撃の第一部エンディングまで…

今あらためて最初から、未読だった前半コミックスで読もうとしてるけど、凄いなあ…
あの千花ちゃんの伏線て、こんなに早くから(この四巻ではない、もう二巻かそこらから!)、じわじわじわじわと進んでいたのね!山岸さん、こわ…(ホメ言葉です)

ISBN:4840104913 コミック 山岸 凉子 メディアファクトリー 2003/06/23 ¥620
やっと読み始めた。
そして読む前、オビを見ると、なんと文藝春秋も、選集をあと二冊続巻決定とある。遅い やたー!
ユークリッジと、「その他」なドローンズクラブで一冊ずつらしい。

そこんとこは、偉いぞ編集部。

しかし!!

この三巻・マリナー選集については少々、モノ申したい。

アンタら、ちょっと、間違ってる!

17作入りで、80年代に私が買った筑摩書房の邦訳マリナー「マリナー氏ご紹介/トッパー氏の冒険」と、ほとんど内容がかぶってないこと自体は、いいことなのかもしれない(実はマリナーものはもっともっとあるらしい)。

しかし、構成が、こりゃマズイよ。
最初の一本はマリナー初登場作らしいからまあ正道。だがその次!
いきなり、ロバータ・ウィッカムものを三本続けるか?
いきなり、困ったカワイコちゃんに酷い目に会う話を三本続けるのか?
(そもそもこの三本は、最初は「マリナーもの」として発表されたものではないと解説にもある)
笑えないとは言わんけど、三本連続酷い目にあったら疲れますよ。
さすがにどうしても多少展開が似てくるし。

そのあと、ウィルフレッド・マリナーの新薬関係で三本続けるのもなー。
これはまだしも各話のヒーローが元気に活躍して難局を乗り切ったり解決したりだから爽やかだけど(特に最初の「人生の一断面」は傑作だし)、やっぱどうだかと思う。
せめてロバータ三連発がなければ…!

その後の作品群にしろ、なぜ同一登場人物の出る話を集めたがるの?
マリナーものってのは、マリナー氏の舌のむくまま気のむくまま、毎回千変万化なシチュエーションと恋と冒険が展開するって所がうれしいんじゃないのか??

なんだか、各話の「珠玉の傑作」感が、シリーズの中でも近いモノ同士を並べたばかりに、かえって阻害されて感じるんですけどねえ(-"-;)

様々なアンソロジーに拾われてきた、名作中の名作「スープの中のストリキニーネ」がここにも入ってるのは当然だが(ちなみにダブリはコレと「人生の一断面」のみ)、つくづくと、筑摩版七作が、綺羅星の如く感じられてしまうのを、今回の選定を下手!と感じるのをどうすりゃいいんだー!

重なってもいい。ロバータの代わりに「忍冬が宿」や「名探偵マリナー」を入れれば、どんなにか多彩な印象になったことか。「厳格主義者」の肖像でもいい(ここらは全て筑摩所収分)。
特に「忍冬が宿」は、普段のマリナー節の逆をゆく展開が最高なのに!

大好きなウッドハウス。楽しいウッドハウス。なんだかんだ言っても、収録の物語自体に罪はない。特に、主役のかぶらない話、「一本目」な話は、ちゃんと面白い(オレンジジュースとかアーチボルドの一本目とか)。なのに、いささかムシャクシャする気分になっちゃったのは文春(&編訳者たち)が悪い!
この本で初めてマリナー氏におめもじする若い読者だっていっぱいいる筈。
彼らのためにムシャクシャするのだ。
マリナーものは、もっとイイんだよ、もっと万華鏡のように芳醇多彩な世界なんだよと。
バカヤロー文春!
せめて続巻はさっさと出せよー!!!

ISBN:416326180X 単行本 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 2007/07 ¥2,500

緋文字 (1956年)

2007年8月14日 読書
実家に帰ると、昔買い集めたエラリー・クイーンがひと山ある。
ファンなのだ。
しかし、読む前に既に名前にホレたようなところもある。
エラリー・クイーン。出版社によればエラリイ・クイーン。
どっちにしろ、まろやか&不思議な語感ではあるまいか☆

それも、当時は全部読むのは勿体無い(笑)気がしたため、一部は未読のままなのであった。…しかし、どれが未読だったかは少々記憶が不確かで…

とか思いつつ、コレ読んだかな?どうだかな?とか思いつつ、読む。
未読分だった。…多分…

中〜後期のクイーン作品は、ガクンと登場人物数が減って、謎解きそのものはやや物足りないのだが(著者が人物描写に力を入れたくなったからだろうが)、そしてコレも探偵と助手以外数人しか出なくてヤレヤレなのだが、タイトルそのまま、アブない逢引?を続ける人妻と女たらしの辿る道筋が、50年代ニューヨークの香りを届けてくれて、なんか良かった。
ここんとこDVD見るヒマないんだけど、50年代ハリウッド映画をまた見たいよー。

ISBN:B000JAZK7O − エラリー・クイーン 早川書房 1956/09/30
下の子の塾のカンケイで、今日はちょっと大阪へ出てきました。夕方にはまた実家へ戻る(^^;)

しかし、息子を塾に送り届けてから、待ち時間長いのでちょっと家へ戻ってみて、冷蔵庫あけてみてビックリ。
買ってあったお供え用果物セット(パック)が冷蔵庫に入ってる。
おいおいおい…
当然、バナナがまっ茶っ茶っ茶。

バナナは冷蔵庫に入れちゃだめだよマイハズバンド〜!(昨日、私だけ仕事で先家を出たから、後まで家にいた彼が行った愚行であろう)
バナナは冷蔵庫に入れたほうがスグ腐るよと、前にも言ってたのになあ、やれやれ。
彼はむしろマメな性格なのだが(だからこそ冷蔵庫入れたんだろうが)、その割に、こーゆー、家事関連な注意事項は右から左に受け流す耳持ってるんだよなあ彼は(ムーディー勝山かい!)。
実家でただただマターリ、へたーりしていました。
今週かなりキツかったし。

ありがとう両親…
もとい、明日も仕事で、仕事がすんだら、実家へ行く。

…ハードスケジュールかも(爆)

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