日曜はコドモの学童保育の卒・入所式。夕方からは日本橋へ・

初代のWin95マシンから数えて五台目になったわけなので、今書いてるコレの直前のは残して三台目は売り飛ばすことにしたのだ。
とはいえ七年は前の機種、最近異音もしてきてると思ったら、全付属物が揃っていても2000円にもならなんだ…まあ、PC捨てるにもお金がかかる時代だから、まあいいや。

そして屋根裏で箱とか付属物を探しているうち、うずもれていた大昔のTV録画テープを何本か発見した。

TV放映の映画を録ってたもので、三倍速でテープ一本に何作も入れてるので画質はお粗末だが、中には「おお!」というラインナップのものも。特に感動したのは、四本中二本がウィドマーク作品。「拳銃の罠」と「太陽に向って走れ」だ。残る二本はデヴィッド・ニーヴンの「好敵手」と、「ウィンチェスター銃73」。最後の一本など、一度見てみようと思いつつ未だに見てないし(笑)

凄いぞ。「拳銃の罠」は特に、海外でもDVD化されてないし、テープが切れる前にDVDにダビングしなきゃ!
ちらりと見るとCMが実に時代ががっている。
特に、若々しい千葉真一と野際陽子のおしどり夫婦ぶり(仲良くカレー食べてる)は懐かしくも笑えた。…20年以上たっていそうだな。
keine englischen Untertitel
「六番目の男」。未見のウィドマーク作品の中でも特に垂涎の一品。ジョン・スタージェス監督の西部劇で、悪役でなく主役である。サイコーじゃない?
英語字幕つきなら海外盤でも出たら即買い!と思っていたが、英語圏でもDVDは出ていなくて…ところが本日、ドイツとスペインでは2007年にそれぞれDVD化されていることに気がついた。

…しかし…どうも二枚とも、英語字幕はついてない模様。
スペイン語は論外として、…ドイツ語字幕ってどうかなあ…
大昔、大学で第二外国語でかじったので、独和辞典はまだ家にある。忘れ果てているとはいえ、keine englischen Untertitelなどと書いてあれば「英語字幕なし」なのが分かる程度には分かる。いや、こんなの分かる内に入らないか(泣)

日本盤を、とまでは贅沢言わない。英語字幕さえあれば!

http://www.amazon.de/Geheimnis-f%C3%BCnf-Gr%C3%A4ber-Richard-Widmark/dp/B000N3TXX4/ref=sr_1_13?ie=UTF8&s=dvd&qid=1208065758&sr=1-13

そういえばスペインでは、英語圏でも出ていない「太陽に向って走れ」「あしやからの飛行」もDVD化されてる。「太陽…」は学生時代の私を一躍彼のファンにした、魅力的なサスペンス・アクション映画なのだが、字幕なしなのがネックで買っていない(^^;)。
スペイン人てウィドマークファン多いのかな?
1954年、ウォルター・ラング監督作品。

「雨に唄えば」を見て以来、ぜひもう一本、なにかドナルド・オコナーを!と思っていたのだった…のでコレ。

物語は、ある芸人一家の年代記。(モンローは脇役!)
モリー(エセル・マーマン)とテリー(ダン・デイリー)夫婦はヴォードヴィルの旅芸人。子供たちが生まれると、小さい頃から当たり前のように歌や踊りを仕込み、やがて「ドナヒュー一家」として一緒に舞台に立つ。家族仲良く舞台をつとめることこそが夫婦の夢であり幸せだ…が、人生どこにも山あり谷あり。それをひたすらアーヴィング・バーリンの名曲とショー場面の連続で語ってゆくのだ。

子どもたちは、生真面目な長男スティーブ(ジョニー・レイ)、可愛くてしっかり者の長女ケイティ(ミッツィ・ゲイナー)、そしてお調子者の末っ子ティム(ドナルド・オコナー)。
全員が成人し、「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」を「ドナヒュー五人組」として舞台にかけるのが最初のクライマックスか。スイス風、スコットランド風、フレンチ風等とアレンジが楽しいナンバー。「ドナヒュー五人組」の前途は洋々、と思いきや、ある日長男が「芸人より神学校へ行って神父になりたい」と言い出して両親は大ショック。それでも、「立つ舞台が変わるだけ。神父こそ天職と思うんだ」と訴える長男を、一家はあたたかく送り出す。さよならパーティで、かつて両親の演じた「夜行列車はアラバマ行き」をケイティとティムが歌い踊るのも時の流れを感じさせてイイです。一方ティムが恋に落ちる相手が、歌手のビッキー(マリリン・モンロー)。巡業先で曲目がバッティングしたのを譲ってやったりするのだが、まもなく彼女はブロードウェイで主演のチャンスをゲット。彼女の口ききでケイティとティムも(両親と離れて)共演することに決まるものの、初主演のチャンスに必死なあまり恋人を顧みる間もないビッキーとティムは大ゲンカ。酔って事故を起こしたティムは初日に穴を開けてしまいます。

ティムの代役は母モリーが埋めたけれど、無責任さをテリーに一喝されたティムは、警察病院から失踪。なかなか見つからない末息子に、テリーもまた、あてもなく息子探しの旅に出てしまい…。

そんな中、伝統あるヒッポドローム劇場のサヨナラ公演が行われた。思い出多い劇場で、万感の思いを胸に「ショウほど素敵な商売はない」を熱唱するモリー。
「しまった、やられた…」歌の途中で既に泣かされてしまいましたよ〜(T^T)。しかしまだまだ!袖で見守るケイティとスティーブの背後から、そっと姿を現したのは…

わーん、まいりました(涙)ベタと言われてもどうにもならない。
エセル・マーマンのパワフルな歌にこちらのガードはボロボロで。さすが「ブロードウェイの女王」と称されただけのことはある。ほとんど、フツーのオバサンなのに。

久々に五人そろった一家は、思い出の曲「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」を披露して華麗なるフィナーレ!けれど、あくまでも明るく華やかなエンディングで、幸せに儚さが同居しているとのがさらに感興を深いものにしているのでした。実は戦争がはじまっていて、スティーブは従軍神父としてすぐ出征が決まっているし、ティムも何と水兵服姿。次に五人が揃う時は、いつ?
けれども家族の絆と舞台への愛は、きっと永遠…

元々ミュージカル大好き、それも古典的な「芸」を楽しむタイプのが好きなのですが、これは濃かった!一家五人とも実に芸人らしい芸人で。マーマンの主題歌は圧巻。
そしてミッツィ・ゲイナー。ドラマ的には優等生で一番見せ場がないのですが、スタイルも動きも良く、どのナンバーでも凄く魅力的で、見直しました〜。昔見た「南太平洋」はそんなに良く思わなかったんだけど。ま、ロジャース=ハマースタインのミュージカルは、私は大抵もったりと感じてあまり好きじゃないから…

ドナルド・オコナーも期待通りの楽しさ。舞台上のナンバーが多いこの映画で、唯一映画ならではの工夫のあるソロ「男というものは」を貰ってて素敵でした。恋しいモンローの部屋の外で歌い踊るうち、庭の噴水の彫像(女性像)たちが命を持って追いかけてくる、ファンタジックでユーモラスなもの。しかも声は案外美声のテナーだし〜(ちょっとびっくりした)。もっとこういうのがあると更にうれしかったな。カウチに寝そべるモンローの周囲でゲイナーと跳ねまわる「レイジー」のダンスもとてもキレがよくてオシャレ。ちょっと頼りなく情けない可愛らしさがあるのですが、プロフィールを調べると芸人一家の七人兄弟の末っ子だという…この映画のキャラとあまりにかぶってるので驚いた(笑)

ダン・デイリーの芸も手堅く、存在感のあるアメリカンなお父さんぶり良かったし(出来すぎお父さんじゃなくて、普通にいいお父さん♪)。歌メインのジョニー・レイは…私はR&Bはあまり知りませんのですが(エ?)、まあいいんじゃないですか。

そして、問題は、マリリン・モンロー、ですね…
3曲も披露してくれます。いかにもな「純血芸人一家」に伍して頑張ってます。モンローの好きな人なら満足できるでしょう。
でも、昔ながらのミュージカルを見たい人には「モンローだけ異質だなあ」と…。
まあ異質なのは一応正しいのですが。ケンカした時、「芸人一家に生まれて自然に舞台に立ってた貴方には、すべて自分一人でやってきて役を貰うのに必死な私の気持ちがわからないのよ!」とティムに言う所があります。これはティムにもちょっとコタえた模様…ただ、それを言うのがモンローじゃ、現実味がちょっと、その…(^^;)
あれほど強烈なスター性を持ちながら、心を病んでプロ意識どころじゃなかったヒトだしねえ…
それに、あんなにハリのない歌声でブロードウェイの主役を張れるのかしらん。
…映画なら大丈夫だけど。色っぽいのは認めるし。

でも、モンローを差し引いても、十分に感動してしまいましたし、好きな人も一層感動できるだろうから、とにかく誰にでもオススメ(ミュージカル嫌い以外には)。なんと、即日DVDも購入してしまいました。実は、図書館で古いビデオタダで借りて見てたから、凄く画質悪かったし。それに、見たいナンバーをとばし見しやすいから、ミュージカルは最もDVD向けなジャンルなんですよね。
はぁ、やっぱり、いいミュージカルはいいなあ♪
さすがに、夫婦で二月三月と一台ずつノートPCを買うとポイントがムチャクチャたまった。Vista対応のフォトショ最新版購入にあてさせて頂く♪
アップグレード版を買ってもまだ一万ポイント以上残ってるので、うーんコレはフラットベッドスキャナ買うしかないかなあ。
昨日、新パソに今使ってるスキャナのドライバインストールしようと思ったら、この機種Vista対応のドライバ作ってませんとメーカーサイトに書いてあって大ショック。全然コワれてないのに…とはいえ、確認すると2000年発売機種だったのね。意外と丈夫で長持ちしてたのね、8年も…。と同時に、Windows95から数えたらもう13年もたつんだね(95からパソ使い始めた私であった)。
光陰矢の如し。呆然としました。
先月末から読んでたL.M.ビュジョルド「影の棲む城」下巻を読了。いや、長くかかったからといって面白くなかったわけでは全然ないですよ。ファンタジー、というよりsfに近いようなキレのよい確固たる世界観の中、同著者の「名誉のかけら」をちょっと思わせるような、オトナの女性の冒険と恋、オトナハーレクインな要素がさらに楽しめました。(しかし画像出ないのは淋しい。早くアマゾンに再対応してください〜)
眼科の定期検診や郵便局へカードにEdy付加しに行ったりしてるうち(新PCはFelicaポートがあるので試すことにした。ただしケータイにEdyつけるのは怖いのでゆうちょカードに付加)、あとは、PC調教と追悼の続きだけで、さして昼寝もしないうち休日が終わってしまった。あーあ。

PC調教はもう仕上げ段階だ。HP作成関連のソフトも全部設定したのでサイト更新もできる(映画索引のみ更新してみた)。あとはプリンタ・タブレット等の周辺機器設定と(使う時でいいさ)、Vista対応のPhotoshopCS3を買ってくるくらいだ(Ver.7でも動くという説も聞いたが、この機会にアップグレード♪)。

リチャード・ウィドマーク様追悼は、BSが見れれば、明日の「ワーロック」を録画して打ち止めって所でしょうが、まあ仕方がない(ウチは見れない)。
そこで今日は、YouTubeに雨後のタケノコのように増えていたウィドマーク様追悼系動画を片っ端からDL保存&整理していたのだった。

お勧めは次の三つ。

(1)「Richard Widmark - 2005 LAFCA Tribute」…正統派といえばコレ。出演映画のミニクリップ集で量的にも充実、動画もキレイ(特に保存しなおしてRealPlayer等で等倍サイズで見るとキレイだ)。2005年にロサンゼルス映画評論家協会 (LAFCA) の生涯功労賞を受けた時のモノらしい。

http://jp.youtube.com/watch?v=YW5xBPIoEQw

(2)「HOMMAGE A RICHARD WIDMARK」…YouTubeによくある静止画像のコラージュBGM付き。BGMは個人的にはなくてもいいと思うが(英語が聞き取れない〜)、なんだか構成にを感じる!普通なら(1)のように「死の接吻」等、彼をスターダムに押し上げた悪役デビューっぷりを持ってきそうな所が、デビューから4作目で初の純・善人役「海の男」からスタートし、オフスクリーン画像やブロマイド系もあり。あるいはミーハー心か(笑)。意外にフランス製みたい。

http://jp.youtube.com/watch?v=LJiHGIcoYJQ

(3)「Richard Widmark」…これも静止画像コラージュ。BGMに「遙かなるアラモ」を使っているのが気が利いてる。編集ミスか、3分半と表示されるクリップの最後1分は無音無映像なのだが、その点以外は、映画の画像のみに絞ってスッキリした仕上がりだ。

http://jp.youtube.com/watch?v=qDGUbQwK60c

そして、こうしてまとめるとやっぱり、ウィドマークは体格控え目だなあ。中背だし若い頃は結構やせぎす。個性派とかいうけど、あくまでも演技力で彼独特のタフガイを作り上げていたのが実感される…。

さみしいなあ。

2008年4月6日
アマゾンのレビュー用画像が出ないと、さみしいなあ。

「ハガレン」19巻目を借り、うわーメチャ話が進んでいる!過去とか伏線拾いまくり!と関心したのだが、この表紙の人がアノ人とはね。

そして仕事帰りにUSBの安い小型外付けスピーカーでも買おうかなあと思ったが、買いにいけず、設定を触ってるうち少しDVDの音はましになった模様。よかったよかった。よく調べてその内ちっこいのを買おうかな。どうもVista向けな商品はまだ少ないようだし。劇的向上までは全然期待してないから安物でいい。

混乱。

2008年4月5日 コンピュータ
引き続き、(シゴトから帰ってから)、ボチボチ調教を続ける。エディタ入れて圧縮解凍ソフト入れてTilemenuランチャ入れて(動きが少しヘンだが許せる程度)、iTune入れて旧PCから移した音楽ファイルを整理したら、…へ?

音楽は、別に違和感なく聴けちゃう?

???

昨日あんなに、DVD(映画)の声や音楽が変!と言って怒ってたのに。
ハードよりもソフト、WinDVDが悪いのかな?

謎は深まる…いやはや。引き続き、調査である。

陥穽。

2008年4月4日 コンピュータ
Vistaパソコン、少しずつ調教中である。何せ時間がない。それでも横浜から帰ってから少しずつ少しずつ…。

まあ、Vistaがダメダメなのは半ば予期、というか諦めている。何をしようとしても「○○しますがいいですか?」と聞いて来る馬鹿仕様も、図書館で借りたVista設定指南書を見てシャットダウンした。何がどこにいったやら、フォルダ構造がガンガン変わっているのも、フォルダのツリー構造が激見にくくなったのも、そのうち慣れるだろう。なるべくXPに近い状態に設定変えた。

まあ、やっと一昨日ノートン先生入れたとこだから、本気で使うのはこれからだ。ブラウザのお気に入りやCookieもコピーした。メーラEdMaxもテキトーにコピーしたが動くようだ。無線LAN内蔵も引越しには便利。
今日チューチューマウスやお気に入りのハムスターカーソルも入れたから、だいぶ「お馴染み」の状態になりつつある。
液晶はやはり前のPCより明らかに綺麗♪ワイド液晶になった割にサイズが前とあまり変わらないのもいい。15.4ワイドだから映画のDVDを見るにはかなり良い筈!!

…なのだが!(泣)

ここで愕然。…おもいがけない落とし穴が。

「ニュールンベルグ裁判」のDVDを放り込んでみて、ふむ綺麗にうつるなあ〜とニヤリとしたのもつかの間、ウィドマーク様の声が〜!
いつもと違う〜!

何コレ!ってほど、音質が悪い。ノートPCに高音質は期待しないし、前の機種、その前の機種でも不満は感じなかったのに。高音がびりびり響く。音割れ寸前?

私は「iPodで十分」と思う、音には全然ウルサくない人間。
しかし、リチャード・ウィドマークの声にかけてはウルさい。
彼の声は美声でも悪声でもないと思うが(しゃがれ声だと思っている人は、吹替えの大塚周夫さんの声とごっちゃにしているのだ)独特の個性があって好き。非常にクリアで滑舌が良いのだが、微かに金属的?な不思議な響きがあって素敵だ(知的に響く)。だいたい、俳優たちの台詞回しを楽しむ『法廷劇』でこの音質じゃあんまりでしょ。

ヘッドホン(安物)で聞くと普通に納得できるものになるのだが、毎回わざわざヘッドホンで聞けというのか。そりゃ間違ってるだろ…

これにはかなり脱力しました。同じ筐体で地デジ付き機種もあったし、まさかここまで音質が悪いとは予測できなかった。ガッカリです(-"-;)

…ヘッドホン以外の対応策がないか、もう少し調べよう。
PCは、えっちらおっちら、手塩にかけてカスタマイズで「いい関係」を築いてゆくものだから。(スピーカーのようなハード部分は、カスタマイズとかいうレベルじゃないのかもしれないが…)
ウィドマーク訃報後まもなく半分だけ見て時間切れとなっていた(再見ですよ念のため)、「街の野獣」の後半を見てジュールス・ダッシン追悼ということにする。

原題は“Night and the City”。
夜の中でうごめく人々の野心や欲望。口先三寸で「大物」を目指す破滅型の男をリチャード・ウィドマークが熱っぽく痛ましく演じて息もつかせない。主人公は勿論のこと、誰も彼もが何かを失いつつ朝を迎えるラストは暗いとしか言いようがない筈なのだが、あがき続ける個性豊かな登場人物たちの姿に(太ったクラブの店主フランシス・F・サリヴァン、彼の手から逃れたくてたまらない女主人グーギー・ウィザース、『伝説のレスラー』スタニスラウス・ズビスコ、実はその息子でレスリング興行界のボスのハーバート・ロム、そして貧しく怪しい職業の人々、端役の端々まで)なぜかしら共感と哀しみが漂う、不思議に静かなエンディングが印象的。
卑しく醜い、けれどもそれが人生というものか…と。

(追記)また、解釈のしようで変わってくるエンディングだと思う。
恋人にも裏切られたと誤解し走りながら絶叫するウィドマーク。しかしよく見て欲しい。その直前、スッとひと呼吸、息を吸いこんでから駆けだす彼の表情を見ると、それは彼の最後の「パフォーマンス」だったようにも思える。迷惑ばかりかけてきた彼女に、あえて「もう、ダメな自分を切り捨てて、忘れて欲しい」とでもいうことなのか。少し前に「いっそ自分を密告して、賞金を受け取ってくれ」と恋人に言ってたばかりだったし。ただ、彼としては精一杯の裏返しの誠意かもしれないが、それが「良い」判断だったのかどうかは疑問。その無様さ、哀しさはいやますばかりであるが…。
シゴト的には、…今後は最終の週末に両方休むのはもう止めよう。
(ムスコたちの全国大会という特殊事情はあったにせよ)
おウチに帰れないかと思った…駅から歩いたら死ぬんじゃないかという気がしてきたのでタクシーで帰った(ワガママ)。

実は、結局強引にシゴトを(こっそり)持って帰って、今やっと終わった。
セキュリティ的な理由から、シゴトを持って帰るのは今や悪である。しかし、超勤を縮小できないてのも悪である(人件費的に)。だが、人員を十分に確保することもまた悪である(やっぱり人件費的に)。そして書類の書式は朝令暮改、どんどん細かく細かくなってゆく…。
どーせいと言うんだ…

明日も長丁場なカイギが待っている。追悼もまだ追悼し足りないってのに。orz
悪くないけど出来杉でもないというか。ベスト16です。
おつかれさま>ムスコたち、そして自分ら(爆)
ふう疲れた。年度末だし。
疲れてるけど明日からムスコの試合応援ツアーに行かねば…
おかげで思うほどじっくりとは、ウィドマーク様のDVD追悼が出来ない(泣)…日本のTV局は追悼番組なんてしやしないし(期待もしてなかったが)。TCMはやってるのにな。ふん。

一応、この本持ってこう。読めないと思うが、「チャリオンの影」の続編。

ISBN:4488587046 文庫 L.M.ビュジョルド 東京創元社 2008/01 ¥1,008

訃報

2008年3月27日 映画 コメント (7)
リチャード・ウィドマーク死去(93才)、の報が入りました。海外からのお知らせで…

黙祷…

大好きなこの人については、普段からいっぱいいっぱい書いているので、今日はただ、黙祷。
NF75思い立ったが…
私は我慢をしない女。

とりあえず人事異動にアタらなかったのに気をよくして、とりあえずソ○マップへ直行、お仕事前に(遅番だったので)、ノートパソを購入してしまった。配送頼んだから届くのは明日だが。
今週末は息子の試合に付き合って関東行きだから、まともに調教できるのは一週間は先だろうけどね(笑)

Win95以来四台ずっとSHARPのメビウス続けてたけど、今回は富士通。BibloのNF75Y。
ワランティつけても15万切るというお手頃価格の品だが、思いがけずオマケに1GBのUSBメモリをくれた。さすが大手は太っ腹だ♪
私は512MBのしか持ってないから、ちょっと嬉しかった。(それも相方が買って「小さすぎて使いにくいから」と譲ってくれたもの。別に使いにくくないけどな…)。
ただ、小箱を空けたら、キャップが二つも余分に入ってた。予備?
メモリのキャップ失くすのって、そんなにデフォなんですかそうですか(笑)
超いぢめられっ子が一念発起して、これまでの知り合いの全くいない大学になんとか入った…はずが。
しかし、そこには伝統ある「正義の味方研究部」なるサークルも存在していた。

…青春だねえ。
正義の味方研究部に出あって初めて、「楽しい毎日」を知った主人公だが、一筋縄ではいかない「正義」と「現実」に、次第に「自分で納得のいく自分とは」を真剣に考え始める。彼の最後の選択とは?I’m a loser というサブタイトルがポイント。
面白かったです。かなりハラハラドキドキ飽きさせない展開だし。

ISBN:4575235814 単行本 本多 孝好 双葉社 2007/05 ¥1,575

P.S. ジブン的にも正義が…てのは嘘ですが、今年は異動しなくて済んで、ホッ。来年までにはどうされてもいいように頑張って準備しよう(来年動かないというのは有り得ないので)。しかし、まずはPCを買いにいく、か、なっ♪
「ワーロック」。
4月上旬にBSで放送するときいて、ちょっと本気でBS入ろうかなと思ってしまった。
…しかし…

スカパー見ててコピーワンス対応もしてるしまさかと思ったのだが…ウチのHDD&DVDレコーダ、タッチの差でBSデジタルや地デジに非対応な機種だったと判明…orz。
去年スカパー入ったため、BSアナログ用には二本目のアンテナが必要。それは犬小屋なウチにはキツいし、そもそもBSアナログってあとどんだけ。

そのうちコピーテン対応の新しいレコーダ買うとしますか、もうすぐ実現しそうだし。と言っても4月上旬までに買うのはムリだろう(苦笑)
先に自分のPCも買いたいし(最近ますます動きが重い一方、意中の機種の価格は急降下中)、それより何よりこの春、異動に当たったら…。(((;゜Д゜))))ガクガクプルプル

とりあえず、神頼み。
…ウチが新しいレコーダ買ったら、「ワーロック」再放送してね、NHKさん〜(汗)
それともこの輸入盤DVD買っちゃおうかしら。結構安いし(英語字幕もある筈)。

DVD 米盤 2005/05/24 ¥1,566

雨に唄えば

2008年3月23日 映画
1952年カラー作品。
監督はスタンリー・ドーネン&ジーン・ケリー。

スカパーでやってたので久々に見ました。
…しかしどうなってんだスカパー(シアター・テレビジョン)!OPの曲無いし人の顔は黄ばんでるしエンディングで暗転後の曲の最後の一音がちょん切れてるし。いくら私がアステア派で、ケリーは比較的どうでもよくったって(オイ)、…やっぱり怒るよ、もう。

とはいえ映画自体は、やはり傑作。
ダンスナンバーや歌をさておいても、サイレントからトーキーへの移行期のハリウッドを舞台にするというアイデアが素晴らしい。昔のミュージカルは「芸を見せる」ことが主眼だったこともあり、所謂バックステージ物が大半なのだが、「ミュージカル映画を作る」話というのはこれまで意外と無かった筈。
また、「ジャズ・シンガー」の成功にもあるように、実際トーキーは音楽の力を借りてこそ、こうも素早くサイレントを駆逐したのである。映画製作現場の混乱を面白おかしくストーリーに取り入れながら、根っこには映画史の真実を踏まえている。今見ても十分に面白い。
また、『サイレント映画のスター』役であることが、ジーン・ケリーのいつもちょっとクサめの演技を、かえって役柄に合ったものに感じさせてくれる効果も(笑)

もちろんミュージカル・ナンバーも傑作揃いです。「雨に唄えば」の底抜けの明るさは、ジーン・ケリーのベストパフォーマンスでしょう。終盤「ブロードウェイ・リズム」もドラマチックで(ちょっとバレエ志向だけど)、何よりこのナンバーのお相手シド・チャリースが素敵。ギャングの情婦?な危ない美女…しかし、「コインをもてあそぶポーズ」=「ギャング」というお約束は、今の若い人はご存知なのだろうか。

そして、ケリーの親友役のドナルド・オコナー!
ケリーの体育会系の熱っぽさを実に天然な軽やかさで中和し、よりマイルドな口当たりに仕上げてくれるパートナー・オコナーに拍手!
デビー・レイノルズも加えて三人の「グッド・モーニング」も良いし、序盤のケリーとコンビでヴォードビル、もいいし。そして「メイク・ア・ラフ(笑わせろ!)」ソロでも素晴らしい。もう全身を使って飛んだりはねたり、さわやかでイヤ味のない大活躍ぶりに、正直ケリーより目が離せなかったです(笑)
…えーとこの人、あと何出てたっけ?…図書館に「ショウほど素敵な商売はない」があるのが分かったので、一応予約もつけてみました(笑)

画像は特典付き二枚組スペシャルバージョンのもの。500円DVDも出てますし、ピンキリです(笑)

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2002/11/08 ¥3,129
なんと続きがでましたねぇ。ビックリ。
景虎と直江、仲良し度はアップしたけど、なんかイマイチ活躍してないなあ。長秀ひたすらエラソウだし。
しかし妙に薄い…と思ったものの、後に引っ張ってる伏線も増えた?まあ続くのはそれでいいですが、終わらせてからまとめて出してくれてもよかったのにー。

ISBN:4086011212 文庫 桑原 水菜 集英社 2008/02 ¥480
1958年スタンリー・クレイマー監督作品。モノクロ。

雨の夜、囚人護送車が事故をおこし、その隙をついて手錠につながれた囚人二人が逃走した…。白人のジョニー(トニー・カーティス)と黒人カレン(シドニー・ポアチエ)だ。いがみあいつつも、逃げ続けるには呼吸を合わせて動くしかない二人。泥だらけになりながら森を抜け、川を越え…。

サスペンスフルな良作と聞いていたけど、スカパー録画分を何度も中断しながら見るハメになったせいもあり、中盤までは、「困った。なんでこうBLくさいのだ」と気になったりもして、なんか集中できませんでした(逝)

BGMも廃してひたすらリアリズム演出の中、色男トニー・カーティスも頑張っているんですが、色男だからいけないのか。いや、私の好みではないんですがこの人は、念の為。目元なんかアラン・ドロンばりに派手なんですけどねぇ(笑)
ポアチエの方も、私某日の日記で「なんか優等生的なのでイマイチ」とか書いたことがあり、たまには優等生的でないのを見てやらないと不公平かなあという気がしてきたのが、この映画に手を出したキッカケでした。
自分にとって興味のない同士が主演する映画というワケで。

また、字幕がどのくらい会話のニュアンスを伝えきっているのかもちょっと難しいところもありました。人種問題もからんでいるし、アメリカ人があの映画のあの演出や会話を見て「わかる」だけのものが、簡単に私に伝わりきったかどうか疑問です。

とはいえ、最後の三分の一くらいまで来て、子連れ未亡人宅に転がり込んだあたりからは素直に「良かった」ですが。犯罪者どうしのトゲトゲしい関係、偏見をぶつけあいつつの道行だったけれど、何十時間も苦難を共にするうち、ぽつりぽつりとお互いの過去や気持ちを語り合うようになっていた二人。気が付くといつしか互いが大事な「仲間」になってしまっていて…。カレンを犠牲にして助かるなんて我慢できない、と飛び出すジョニー。弱っているジョニーも共に乗せようとこだわらなかったら自分だけは汽車で逃げ切れていたかもしれないカレン…。定石かしれませんが、いいものですね、やはり。

そして最後、追手の接近を知りつつ歌いだすポアチエは、流石に良かったです。ええ。

…でもやっぱり、あまり犯罪者らしくなくて割と「いい子」だったよなあポアチエ。まあ、根っからの犯罪者というより、社会の偏見にさらされ貧乏と不幸から人に暴力をふるったぽい設定なようですが。ホントのワルの邪悪な闇とかの表現はなかったですね。「野のユリ」とか見たほうがいいのでしょうか。あれは無責任男と聞いたような気もします(いい加減な記憶だけど)。

トニー・カーティスも、偏見をもっと強烈に表明するのかと思ったら期待?した程ではなかったし(普通の市民のほうが酷い!)、そんなに悪人(犯罪者)としてもディープな二人ではなかったのね、という感じでもありました。
あまり長すぎないのも○(97分)。

DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007/02/02 ¥2,990

他のアマゾンレビューを見るなら画像のリンク(最新の版)より廃盤のこっち。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006G91C/glfclb-22/ref=nosim

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