襲われた幌馬車 “The Last Wagon”(1956年)
2007年9月26日 映画 コメント (43)
日本盤がどうしても出ないので、ついに海外盤購入。
以前にTV放映されたものをビデオに録ってはあるのだが、やっぱりDVDのほうが綺麗だしノーカットだし!
西部劇だが、それほど有名な作品ではない。
まあ、デルマー・デイヴィス監督ですから(苦笑)
フォードやホークスのように、神様だの巨匠だのと奉られる存在ではない。
サミュエル・フラーのように、B級と思われてたのがヨーロッパで後にコアなファンがついて…なんてほどのこともない。…しかし!
ミーハー心だけで選ぶと、私のウィドマーク・ベストはサミュエル・フラーの「拾った女」。
彼の都会的なカッコよさが凝縮されてる。が、それを補完、というか、彼の魅力のうち「拾った女」にない要素を堪能しまくれるのが「襲われた幌馬車」ではないだろうか。
ファーストシーンは、ライフルを構え、彼方の敵に狙いを定める、鹿皮服に身を包んだウィドマークの後ろ姿だ。
銃声一発、河の中へと転げ落ちる敵の死亡を素早く確認すると、厳しい表情のまま再び走り去る彼。
そして、彼を追うのは保安官バッジを付けた男たち。
やがて、弾も体力も尽きたウィドマーク(3日も飲まず食わずらしい)が、追手側で一人だけ生き残った保安官に取り押さえられるまでの荒野の死闘が、ストイックかつ流れるような一連のアクションで描かれる。うーんイイ感じだ。
だがこれは、実は物語のプロローグに過ぎない。
丁度そこへ、西へ向かう幌馬車隊が通りかかる。
近くの町まで同道しようという話になり、保安官はウィドマークを馬車の車輪に縛り付けておいて、自分だけ幌馬車隊の夕食のご相伴に預かる。
が、善良な開拓者達は、護送中の犯人を扱う保安官の残忍さ、低劣な品性に鼻白む。
「自分の兄弟を四人も殺された」と言うが、殺人犯にも食べ物を運んでやろうとした善意の少年ビリーに、いきなり銃をぶっ放すのは人間としてアレだろう(威嚇射撃でも)。
保安官は咆える。「食い物など与えるな!こいつの名前はコマンチ・トッド。金髪や青い目に騙されるな。白人の癖にインディアン女を娶り、インディアンと暮らしてた。中身は腐ったコマンチ・インディアンそのものだ!」
暴虐な振舞は、やがて保安官の身を滅ぼす引金になるのだが…
ところがその夜、幌馬車隊のキャンプをアパッチが襲う!
生き残ったのは、悪戯心でこっそり夜中の水浴びに出かけていた若者たちとビリー、連れ戻しに行ったビリーの姉。そして、縛られたまま崖下に落ちたため、戦いも出来ないがトドメをさされるのを免れた「殺人犯」、その七人きり。
無知未経験なオンナコドモだけで、アパッチの跳梁する荒野を抜けて安全な土地まで辿りつけるわけがない。一縷の望みは、唯一のオトナであり、荒野とインディアンに詳しいコマンチ・トッドの経験と能力のみ――
実は保安官らを殺したのも、元々、保安官兄弟らが彼のインディアン妻と幼い息子たちを惨殺したのに対する復讐。根は決して悪人ではない彼は、親切にしてくれたビリーと姉のジェニーに、よければ自分が町の近くまで送り届けてやるが、と申し出る。
ヒール(悪役)が、一転してヒーローを演じる運命の逆転。
若者たち(の一部)の葛藤や反感をものともせず、厳しく、だが真摯にサバイバルな旅を指揮するウィドマークが、そらもー超カッコイイです。
結構若い頃でまだ40そこそこ、アクション・スターとしては最高のコンディションか。
ライフルありナイフあり斧あり弓あり手錠からジャランと垂れた鎖あり、とにかく矢鱈と色々な武器を駆使した戦闘場面がもうサービス満点て感じ。
「では偵察してくる」と、手錠をまだはめたまま、しゅた!と馬に飛び乗り駆け去る様など惚れ惚れするほどスマートですし。昔の雑誌記事読むと、ウィドマークは乗馬には結構自信持ってたそうなんですが無理もない(*^^*)とか思ったりして。
あまつさえ、素直に慕ってくるビリーへの態度に父性オーラ全開なのがまたオイシイ。
殺された息子たちの姿をビリーに重ねずにはおれないわけで、ここらの設定はベタだが説得力十分。
父性全開なウィドマークというのは割と珍しいが、いい味出てますよ〜☆
ビリーに兎罠の仕掛け方を教えたりする場面など、あぁぁなんて「カッコイイ父」なんだー、と溜め息がでます。やりかたをきちんと説明して、「さあまかせた」と信頼の後押しだけ与えてさっと離れる(勿論離れた所からちゃんと気を配ってもいる)。
くう〜、いいなあ〜(^^;)
同時進行のロマンスは、ビリーの姉ジェニー(フェリシア・ファー)がお相手。
他の四人が基本的にまだコドモなのに比べれば、両親のいないジェニーはビリーの親代わり。「ビリーをちゃんと育てるため」に特に愛もない相手の元へ嫁いでゆくべく幌馬車隊に加わったのだ。
おそらくその母性が、虐待されるコマンチ・トッドへの同情を生み、同時に、両親のいない彼女は彼の背後にある父性のオーラに惹かれたのだろう。また、野生と自由の体現者でもある彼は、彼女の思惑をいい意味で裏切る新鮮な部分も持っているわけだ。
恋には新鮮さが必須であるし♪
最初から何だかかなり積極的なジェニーに、擬似息子(ビリー)付きとあっては、「家族を失ったいたみ」を抱える孤独な男が、抵抗できるわけがないだろう。
とはいえ。
全編大好きなこの映画、しいて瑕疵をあげるとすれば、あとちょっと…あと、ちょっとだけ、ロマンス部分については更にセリフに一工夫欲しかった…
死んだ奥さんのことがある割には性急に進むから…(^^;)
他の登場人物(若者たち)の設定もバランスよくて巧いと思うので実に惜しいです。
タカビー美人で異母妹を厭うヴァル。インデイアンの母を持つその妹ジョリー(ヴァルとジョリーの父親は幌馬車隊のリーダー)。ヴァルに気があるカッコつけのクリント。気が優しく常識的なリッジ。
コマンチ・トッドとの旅を通じて成長してゆく彼らの姿も、ドラマにめりはりを添えます。
全体的に、ダレることなく、かなり練れてる脚本だと私は思う…(ラストは大甘だけど)。
出ずっぱりなのにウィドマークに冒頭から20分以上全くセリフなしというのも適切だよね(100分強の映画)。獣のように戦い、獣のように保安官に扱われるのが、幌馬車隊の善男善女の様子を見て初めてちらっと表情の変化を見せ(『こういう世界もあったか』という感じ)、姉弟に食物を運んでもらい落ち着いたところで漸く彼の声が聞ける(笑)
それに反比例して保安官のえげつなさが強調され、スムーズに主人公がヒール→ヒーローへの道筋へ滑り込めるわけですな。
インディアン絡みなテーマも良識的にいい感じで織り込まれていると思う。
キャスト等はこちら(http://www.imdb.com/title/tt0049434/)
しかしコレ、特典映像としてスチル写真やポスターギャラリーがついてるのだが、どーすればPC内に持ってこれるんだろうなあ…(T^T)
プレイヤーの説明書には、イマイチそーゆーファイルの扱いについて書いていない…
どうしたもんかな。くそー、負けないぞ〜
<追記>
その後、日本盤DVDも無事?出ました。画像ファイルも取り込みました。めでたしめでたし。
以前にTV放映されたものをビデオに録ってはあるのだが、やっぱりDVDのほうが綺麗だしノーカットだし!
西部劇だが、それほど有名な作品ではない。
まあ、デルマー・デイヴィス監督ですから(苦笑)
フォードやホークスのように、神様だの巨匠だのと奉られる存在ではない。
サミュエル・フラーのように、B級と思われてたのがヨーロッパで後にコアなファンがついて…なんてほどのこともない。…しかし!
ミーハー心だけで選ぶと、私のウィドマーク・ベストはサミュエル・フラーの「拾った女」。
彼の都会的なカッコよさが凝縮されてる。が、それを補完、というか、彼の魅力のうち「拾った女」にない要素を堪能しまくれるのが「襲われた幌馬車」ではないだろうか。
ファーストシーンは、ライフルを構え、彼方の敵に狙いを定める、鹿皮服に身を包んだウィドマークの後ろ姿だ。
銃声一発、河の中へと転げ落ちる敵の死亡を素早く確認すると、厳しい表情のまま再び走り去る彼。
そして、彼を追うのは保安官バッジを付けた男たち。
やがて、弾も体力も尽きたウィドマーク(3日も飲まず食わずらしい)が、追手側で一人だけ生き残った保安官に取り押さえられるまでの荒野の死闘が、ストイックかつ流れるような一連のアクションで描かれる。うーんイイ感じだ。
だがこれは、実は物語のプロローグに過ぎない。
丁度そこへ、西へ向かう幌馬車隊が通りかかる。
近くの町まで同道しようという話になり、保安官はウィドマークを馬車の車輪に縛り付けておいて、自分だけ幌馬車隊の夕食のご相伴に預かる。
が、善良な開拓者達は、護送中の犯人を扱う保安官の残忍さ、低劣な品性に鼻白む。
「自分の兄弟を四人も殺された」と言うが、殺人犯にも食べ物を運んでやろうとした善意の少年ビリーに、いきなり銃をぶっ放すのは人間としてアレだろう(威嚇射撃でも)。
保安官は咆える。「食い物など与えるな!こいつの名前はコマンチ・トッド。金髪や青い目に騙されるな。白人の癖にインディアン女を娶り、インディアンと暮らしてた。中身は腐ったコマンチ・インディアンそのものだ!」
暴虐な振舞は、やがて保安官の身を滅ぼす引金になるのだが…
ところがその夜、幌馬車隊のキャンプをアパッチが襲う!
生き残ったのは、悪戯心でこっそり夜中の水浴びに出かけていた若者たちとビリー、連れ戻しに行ったビリーの姉。そして、縛られたまま崖下に落ちたため、戦いも出来ないがトドメをさされるのを免れた「殺人犯」、その七人きり。
無知未経験なオンナコドモだけで、アパッチの跳梁する荒野を抜けて安全な土地まで辿りつけるわけがない。一縷の望みは、唯一のオトナであり、荒野とインディアンに詳しいコマンチ・トッドの経験と能力のみ――
実は保安官らを殺したのも、元々、保安官兄弟らが彼のインディアン妻と幼い息子たちを惨殺したのに対する復讐。根は決して悪人ではない彼は、親切にしてくれたビリーと姉のジェニーに、よければ自分が町の近くまで送り届けてやるが、と申し出る。
ヒール(悪役)が、一転してヒーローを演じる運命の逆転。
若者たち(の一部)の葛藤や反感をものともせず、厳しく、だが真摯にサバイバルな旅を指揮するウィドマークが、そらもー超カッコイイです。
結構若い頃でまだ40そこそこ、アクション・スターとしては最高のコンディションか。
ライフルありナイフあり斧あり弓あり手錠からジャランと垂れた鎖あり、とにかく矢鱈と色々な武器を駆使した戦闘場面がもうサービス満点て感じ。
「では偵察してくる」と、手錠をまだはめたまま、しゅた!と馬に飛び乗り駆け去る様など惚れ惚れするほどスマートですし。昔の雑誌記事読むと、ウィドマークは乗馬には結構自信持ってたそうなんですが無理もない(*^^*)とか思ったりして。
あまつさえ、素直に慕ってくるビリーへの態度に父性オーラ全開なのがまたオイシイ。
殺された息子たちの姿をビリーに重ねずにはおれないわけで、ここらの設定はベタだが説得力十分。
父性全開なウィドマークというのは割と珍しいが、いい味出てますよ〜☆
ビリーに兎罠の仕掛け方を教えたりする場面など、あぁぁなんて「カッコイイ父」なんだー、と溜め息がでます。やりかたをきちんと説明して、「さあまかせた」と信頼の後押しだけ与えてさっと離れる(勿論離れた所からちゃんと気を配ってもいる)。
くう〜、いいなあ〜(^^;)
同時進行のロマンスは、ビリーの姉ジェニー(フェリシア・ファー)がお相手。
他の四人が基本的にまだコドモなのに比べれば、両親のいないジェニーはビリーの親代わり。「ビリーをちゃんと育てるため」に特に愛もない相手の元へ嫁いでゆくべく幌馬車隊に加わったのだ。
おそらくその母性が、虐待されるコマンチ・トッドへの同情を生み、同時に、両親のいない彼女は彼の背後にある父性のオーラに惹かれたのだろう。また、野生と自由の体現者でもある彼は、彼女の思惑をいい意味で裏切る新鮮な部分も持っているわけだ。
恋には新鮮さが必須であるし♪
最初から何だかかなり積極的なジェニーに、擬似息子(ビリー)付きとあっては、「家族を失ったいたみ」を抱える孤独な男が、抵抗できるわけがないだろう。
とはいえ。
全編大好きなこの映画、しいて瑕疵をあげるとすれば、あとちょっと…あと、ちょっとだけ、ロマンス部分については更にセリフに一工夫欲しかった…
死んだ奥さんのことがある割には性急に進むから…(^^;)
他の登場人物(若者たち)の設定もバランスよくて巧いと思うので実に惜しいです。
タカビー美人で異母妹を厭うヴァル。インデイアンの母を持つその妹ジョリー(ヴァルとジョリーの父親は幌馬車隊のリーダー)。ヴァルに気があるカッコつけのクリント。気が優しく常識的なリッジ。
コマンチ・トッドとの旅を通じて成長してゆく彼らの姿も、ドラマにめりはりを添えます。
全体的に、ダレることなく、かなり練れてる脚本だと私は思う…(ラストは大甘だけど)。
出ずっぱりなのにウィドマークに冒頭から20分以上全くセリフなしというのも適切だよね(100分強の映画)。獣のように戦い、獣のように保安官に扱われるのが、幌馬車隊の善男善女の様子を見て初めてちらっと表情の変化を見せ(『こういう世界もあったか』という感じ)、姉弟に食物を運んでもらい落ち着いたところで漸く彼の声が聞ける(笑)
それに反比例して保安官のえげつなさが強調され、スムーズに主人公がヒール→ヒーローへの道筋へ滑り込めるわけですな。
インディアン絡みなテーマも良識的にいい感じで織り込まれていると思う。
キャスト等はこちら(http://www.imdb.com/title/tt0049434/)
しかしコレ、特典映像としてスチル写真やポスターギャラリーがついてるのだが、どーすればPC内に持ってこれるんだろうなあ…(T^T)
プレイヤーの説明書には、イマイチそーゆーファイルの扱いについて書いていない…
どうしたもんかな。くそー、負けないぞ〜
<追記>
その後、日本盤DVDも無事?出ました。画像ファイルも取り込みました。めでたしめでたし。
やたー!疲れて帰ると、待ちに待った米盤「襲われた幌馬車」が届いてた。
とりあえず動作確認!と、ディスクをリーフリ機に入れると、「海賊盤買うのは法律違反でっせ〜」というCMが流れ、それから突如。
画面に「パスワードを入れてください」との表示が!!
!なにソレ!
海賊盤でないしるしのパスワードとかですかい!?
ちょっとビビりながらDVDのパッケージをあらため、それでも分からないのでプレイヤーの説明書をひっくり返してみた。
あら…
「過激な暴力シーンなどをお子様が目にすることのないよう」規制レベルを設定できるんですか。そして工場出荷時のパスワードが○○○○って…
そんなん出荷時に設定しなくていいって!(爆)あとでユルめとこ。
ビビりましたがなチョッピリ。リーフリ機って法律的にグレー臭げだしな…
そしてやっとこ再生開始。おお!映る映る(当たり前)。
そしてもう一つの驚きは…英語字幕がついていたこと!
うおおお、らっきぃ!字幕のないディスクだとばかり思ってたよ♪
とりあえず十分かそこら見て、いったんストップ。
休日にゆっくり見るべ。しかも、明日、休日♪ふっふっふっふっ…
とりあえず動作確認!と、ディスクをリーフリ機に入れると、「海賊盤買うのは法律違反でっせ〜」というCMが流れ、それから突如。
画面に「パスワードを入れてください」との表示が!!
!なにソレ!
海賊盤でないしるしのパスワードとかですかい!?
ちょっとビビりながらDVDのパッケージをあらため、それでも分からないのでプレイヤーの説明書をひっくり返してみた。
あら…
「過激な暴力シーンなどをお子様が目にすることのないよう」規制レベルを設定できるんですか。そして工場出荷時のパスワードが○○○○って…
そんなん出荷時に設定しなくていいって!(爆)あとでユルめとこ。
ビビりましたがなチョッピリ。リーフリ機って法律的にグレー臭げだしな…
そしてやっとこ再生開始。おお!映る映る(当たり前)。
そしてもう一つの驚きは…英語字幕がついていたこと!
うおおお、らっきぃ!字幕のないディスクだとばかり思ってたよ♪
とりあえず十分かそこら見て、いったんストップ。
休日にゆっくり見るべ。しかも、明日、休日♪ふっふっふっふっ…
太陽がイッパイいっぱい
2007年9月24日 読書“Once upon a Texas Train”(1988年)
2007年9月23日 映画 コメント (9)Captain Hayes of the mighty law enforcement squad named the Texas Rangers reached the pinnacle of his career when he captured the notorious John Henry, an outlaw cowboy, and put him behind bars. Twenty years later, upon his release, Henry is older but unrepentant. Within six hours after leaving his jail cell, he evens the score with Hayes by holding up the Bank of Texas for $20,000 in gold. Hayes, in his fury, gets himself out of retirement to take up the chase once more. (パッケージ)
休日とあって、一気に見てしまった。
一気と言っても英語なので繰り返し再生しまくりつつなのだが、まあ言葉で三割、映像で三割、音楽で一割。
もー聞き取れなくても「七割わかれば(わかったような気がすれば)、おっけー!」で妥協しながらどんどん進む(二時間もない映画だし)。
パッケージの文章の他、キャストやシノプシスは海外サイトである程度は調べた(http://www.imdb.com/title/tt0095781/fullcredits)。
やっぱりバート・ケネディだね。期待通り?コメディタッチの西部劇だ。
何せ老優大集合、アクション主体は難しかろう(笑)
開巻早々、荒野を走るSLに襲い掛かる強盗団。車掌を押さえつけ、搬送中の金を掴もうとしたとたん、待伏せていたテキサス・レンジャーたちが現われて一気に制圧!
そして、あっと言う間に(字幕一枚で)20年がたち、列車強盗一味のボス、ジョン・ヘンリー・リー(ウィリー・ネルソン)の出所シーンになる。眼鏡までかけて老いさらばえ感を強調し、ヨロヨロと出迎えの兄と去りゆく彼を、「長かったなあ、これからどーすんだ?やれやれ」な表情で見送る刑務所長たち。
…が。
次の瞬間、画面は大爆発!
炎上する銀行から金袋を掴んで走り出てくるジョン・ヘンリーと兄。
早い、早すぎるぞ(現役復帰が)!と笑わせてくれる。おお、テンポいいじゃん。
一方、事件を知った知事から呼び出されたのは、かつて彼らを逮捕したテキサス・レンジャー元隊長のヘイズ(リチャード・ウィドマーク)。ヤツを一番知ってるのはキミだからとか上手い事言われて、もうトシなのに(実年齢70代前半な筈)引っ張り出される。
まあ、色々因縁深い相手ではあり…
嫌がっていたはずが、知事と会話するうち、「ヤツならこう移動するだろう、ヤツの再結集するだろう仲間は…」と、滔々と鋭い推理を繰り広げ始めるヘイズ。
ただし、20年ぶりの仲間たちはやっぱりジーサン揃い。
「ダイナマイトのプロ○○、ガンマンの○○、ギャンブラーの○○、馬車を御するのはきっと兄貴の○○…」というヘイズの解説にかぶせて、「ライブ映像でお送り」されちゃう今の彼らのヘタれっぷりが大爆笑!中でもギャンブラーの鮮やかな落馬がお見事!
さて、ヘイズの方も昔の部下たち三人に召集をかける。
こっちの連中の老けぶりも、予想を裏切らず五十歩百歩でねえ(苦笑)。
まあ、巨体の“ライフルマン”チャック・コナーズ、トシはとってもオシャレなスチュアート・ホイットマンはまだしもなのだが、もう馬持ってなくて、自転車に乗ってやってくるビン底メガネなジャック・イーラム老が抜群に可笑しく可愛い。
キャサリン・ロス以来の感動だ(爆)
それでも着々と追跡を進め、ジョン・ヘンリー一味に迫っていくヘイズたち。
いいじゃん!楽しいじゃん!
ジーサンばかりで、若い人はつまらんだろうが、オールド『西部劇』好きなら、それなりに楽しめる筈。
とかいう所で、漸く若い連中もヒョコッと出てくる。ショーン・キャシディ率いる、そこそこイケメン四人組。
往年のカンを取り戻し、お次は今度こそ列車強盗リターン・マッチだ!(でもイマイチ成功しそうに見えない(笑))と特訓中のジョン・ヘンリー達にいきなり銃を突きつけて、銀行から奪った金を横取りする。
ただ、さっさと殺さずそのままジーサン達を連れてゆくのは、さすがに老人を即射殺!は寝覚めが悪いというような“可愛い部分”がまだあったからなのか、それ以外にも企みがあったからなのか、それがわからない(爆)
聞き取れないんだよー…(前者な部分も確かにあったらしいのは、後のほうの会話でも分かるが。いや、クセの強いジーサンたちとならべちゃ、みんな見るからにボンボンだ。かわいらしすぎ←必ずしもホメてない)
主役のネルソンと若い衆らの英語が、一番聞き取りにくかったんだもん…
ウィドマーク様はもちろん、その部下たちや、老年強盗団の台詞もまあまあ分かる。
やはり年の功?(笑)
だがネルソンって、本来俳優じゃなくてカントリー・ウェスタン歌手だし。私は聞いたことないが有名らしいね(だから、パッとしないヒゲ面オッサンでも主役なのね)…映画内でも、少しだけノドを聞かせてくれる。
さて、若衆組と半捕虜な老年組、二組揃ってしけこんだ夜の酒場。
そこへ「テキサス・レンジャーだ!逮捕する!」と、踏み込まんとするヘイズ達。
つい浮き足だつ若衆組のスキをつき、老年組は一気に逆転、脱出をキメる。
…まあこのへんから、少しペースが落ちるんですけどね(^^;)
そしてやっぱり…って感じで、何故か?(聞き取りそこねたかなあ)、ヘイズ組と合流する老年強盗団。
宿敵なようで、ヘイズとジョン・ヘンリーは大昔は友人だったという…(部下達も皆知ってるし)。
宿敵の筈の昔馴染みが、より凶悪な新しい敵に対して共闘するてのは、バート・ケネディ監督のお約束だ(「悪党谷の二人」等)。
一夜明けて…、酒場の前の大通り(夜も朝も人気がないのは低予算ゆえか?)に、銀行の金袋を挟んで対峙する、若衆組VS老年×2組。手は各々ガンベルト付近、あるいはライフルを抱えたまま。
黄金の、集団決闘のパターンですな♪
ずらり並ぶと、それぞれ若衆組4人VS老年組9人。老年組、年も倍以上だが銃の数も倍以上、いいんか?とか思ったが、…正直まともに撃てそうなのは両リーダーとコナーズ、ホイットマンの4人くらいだから、まあいいのか(^^;)
当たるとは思えぬ他の5人も、態度だけは堂々たるもの。流石に場数が違うのね♪
そして、銃を手にズイっ、ズイっ、と足を進める老年組の迫力に、腰が引けるのはやはり若衆組。まあねえ、多少フケててもウィドマークやコナーズにガンつけられて迫って来られたら、腰引けて当然でしょ。
ネルソンと目が合って後ずさりする奴はちょっと?と思うけど、ネルソンがトップ・ビリングだから仕方ないのでしょうねえ(笑)
エンディングはえらく友好的にお気楽に(かつユーモラスに)終わり。
最後ヘイズの、女がらみでジョン・ヘンリーへ抱いていた拘りも、綺麗に解消されてゴキゲンになったせいか…
ヘイズ夫人にアンジー・ディキンソンをもってきたのは懐かしいね。
何と回想で皆で舞踏会(男は南軍の軍服姿)という大胆(笑)な場面もある!
つい「アルバレス・ケリー」を思い出しちゃいましたが、これ何十年前の回想なんだ。ちょっと苦しくないか?もっとボカさなくてよかったの?はっはっは。
まあ、後半ちょっとダレるとはいえ、それなりに楽しめた上、即日リーフリプレイヤーを試せたので、このDVD買ってみたのは成功だったと言えよう!
サイテックDVP-250CPも、つくりはちゃちィが、リモコンはまあ使いやすい。
いや、古いスゴ録3in1のリモコンよりは!ずっと使いやすい。
巻戻し再生がスピーディだし、…タマには役立つかなズーム機能も?
とにかく海外盤購入企画は成功だったと言える。よかったよかった♪
例のリーフリ機が今日家に届いたのだが、なんと!まさかの米アマゾン注文分DVDが、その数時間前に一枚だけだが先着していた。早くて月末だとばかり思ってたが、嬉しい驚き。
一番どーでもいいヤツ“Once upon a Texas Train”だったのだが、それでも届いたリーフリプレイヤーをソク動作確認できて、とても嬉しかった!
ただまあ、やっぱりあまり聞き取れんなあ英語は(苦笑)
さすが6.99ドルポッキリ。英語字幕もついてなかったし(^^;)
ウィドマーク様は既に金髪から完全に銀髪になってましたが滑舌は相変わらず鮮やかだし、ジックリ取り組めばも少し聞き取れるようになるかも。まあだいたいわかればそれでいい、文芸作品じゃなくて娯楽西部劇だし。
残る2枚は、TV放映を何度もビデオで見直した話と、初見だけど英語字幕があるらしい作品だから、この一枚目ほど困るこたないでしょう。あー早く来ないかな、残る2枚…
http://www.amazon.com/Once-Texas-Train-Willie-Nelson/dp/B00029NLLY/ref=pd_ys_iyr1/002-1081676-0586443
一番どーでもいいヤツ“Once upon a Texas Train”だったのだが、それでも届いたリーフリプレイヤーをソク動作確認できて、とても嬉しかった!
ただまあ、やっぱりあまり聞き取れんなあ英語は(苦笑)
さすが6.99ドルポッキリ。英語字幕もついてなかったし(^^;)
ウィドマーク様は既に金髪から完全に銀髪になってましたが滑舌は相変わらず鮮やかだし、ジックリ取り組めばも少し聞き取れるようになるかも。まあだいたいわかればそれでいい、文芸作品じゃなくて娯楽西部劇だし。
残る2枚は、TV放映を何度もビデオで見直した話と、初見だけど英語字幕があるらしい作品だから、この一枚目ほど困るこたないでしょう。あー早く来ないかな、残る2枚…
http://www.amazon.com/Once-Texas-Train-Willie-Nelson/dp/B00029NLLY/ref=pd_ys_iyr1/002-1081676-0586443
逆境ナイン (1) (サンデーGXコミックス)
2007年9月20日 読書 コメント (2)
ふぅ…
なんか信じられないようなミスを(仕事の段取りで)していた…
この春からいろんな自己嫌悪やってるけど中でも最強の部類だ…
ちょうどよく?ヤフオクで買ったコレが届いたので、とりあえずこれで落ち込みをなだめる。
どんな逆境でも、明日も仕事へいかなきゃいけないんだもんね(T^T)
しかしやっぱり傑作だわ「逆境ナイン」。
私が買ったのはこの版じゃなくても少し古い「ワイド版」なんで、思ったよりヤケも酷かったけど、作品そのものの輝きは消せない!
…でも、も少し新しい版にすればよかったかな?(爆)
ISBN:4091573312 コミック 島本 和彦 小学館 2005/04 ¥560
なんか信じられないようなミスを(仕事の段取りで)していた…
この春からいろんな自己嫌悪やってるけど中でも最強の部類だ…
ちょうどよく?ヤフオクで買ったコレが届いたので、とりあえずこれで落ち込みをなだめる。
どんな逆境でも、明日も仕事へいかなきゃいけないんだもんね(T^T)
しかしやっぱり傑作だわ「逆境ナイン」。
私が買ったのはこの版じゃなくても少し古い「ワイド版」なんで、思ったよりヤケも酷かったけど、作品そのものの輝きは消せない!
…でも、も少し新しい版にすればよかったかな?(爆)
ISBN:4091573312 コミック 島本 和彦 小学館 2005/04 ¥560
月蝕島の魔物 (ミステリーYA!)
2007年9月19日 読書 コメント (2)
著者お得意の叔父・姪コンビ(+19世紀後半の有名人多数)の遭遇する怪奇冒険譚。
「ラインの虜囚」がよかったから期待したけど(「ライン…」ほどのデキとは思わないけど)、やはりお涼サマよりこういうのの方が充実してるよね。まあ、「ライン」の時は意外さもあって得点がはね上がったのもあるかも。
あとがきには、子供向けって考えずに書いたとかあるけど、とても自然に子供向けになってるとおもいマス。いや、子供に読ますと適度に歴史観とか伝えられていいなーと思った。
「ライン」にはデュマが出てたけど、ここで出張る実在人物で一番出張ってるのは、ディケンズとアンデルセン。そのへんはちゃぁんとオトナも楽しめますな。
あと二作、シリーズで続くらしいです。
ISBN:4652086105 単行本 田中 芳樹 理論社 2007/07 ¥1,470
「ラインの虜囚」がよかったから期待したけど(「ライン…」ほどのデキとは思わないけど)、やはりお涼サマよりこういうのの方が充実してるよね。まあ、「ライン」の時は意外さもあって得点がはね上がったのもあるかも。
あとがきには、子供向けって考えずに書いたとかあるけど、とても自然に子供向けになってるとおもいマス。いや、子供に読ますと適度に歴史観とか伝えられていいなーと思った。
「ライン」にはデュマが出てたけど、ここで出張る実在人物で一番出張ってるのは、ディケンズとアンデルセン。そのへんはちゃぁんとオトナも楽しめますな。
あと二作、シリーズで続くらしいです。
ISBN:4652086105 単行本 田中 芳樹 理論社 2007/07 ¥1,470
ほんとはこの映画、月曜に見に行った。
家族が「見たいよ見たいよ、キミもこういうの見たくないのか?」とねだったからである。
英国&クラシック風俗、しかもピーターラビットだからか…
私は「いや見たくない」と言ったのだが、結局付き合った。
なぜ見たくなかったのか?というと、うーん…
確かにこの三要素は好きだったからビアトリクス・ポターの人生を扱ったドキュメンタリーとか世界ふしぎ発見とか何度も見たことがある。それだけに、それ以上ナニを?と思ったことがひとつ。
映画の中でビアトリクス・ポターの想像力に応じて描いた絵がアニメで動くところがあるらしいと聞いたのがふたつ。
そんなモンは味の素CMにまかせておけい!ヘタに動かさないほうが綺麗だろあの絵。いや、アニメになって既に売られてるのもある、それも知ってる。いまさらでは?
私が今の俳優さんたちを知らないのはイマに始まったことではないので、もはやマイナス点ですらないが、とにかくどーでもいいと思った。そもそも日曜の晩から祝日の午前中にかけて、すでに◎なすばらしい映画と、まあまあの映画を続けざまにみているんだ。おなかいっぱいだ。
行ってみた感想はというと「100%予想通り」。ここまで完全予想通りとは…
映像は渋くて綺麗だけど、ポターをあまり知らない人(特に女性)だと楽しめるでしょう、としか…(苦笑)
そしてアニメはやはり動かないほうが私は好き、としか…
丁寧に作られて上品で優しい感じの映画に仕上がってはいましたので(意外な解釈などは皆無)、酷評する気はないですが。まあ「見たいな」と思う人は楽しめる筈。
女優さんのルックスには、何となく八千草薫を連想しました。身分違い?の恋の相手な編集者は、えーと、ヨアン・マグレガー?えーとそれホーンブロワー君だっけ?でもこの映画じゃ逆にホイスト苦手なのね、とかしょーもないことだけ考えつつ見ていた私はダメ観客(注:ホーンブロワー君はヨアン・マグレガーではなくヨアン・グリフィスでした。ははははは(苦笑))。
家族が「見たいよ見たいよ、キミもこういうの見たくないのか?」とねだったからである。
英国&クラシック風俗、しかもピーターラビットだからか…
私は「いや見たくない」と言ったのだが、結局付き合った。
なぜ見たくなかったのか?というと、うーん…
確かにこの三要素は好きだったからビアトリクス・ポターの人生を扱ったドキュメンタリーとか世界ふしぎ発見とか何度も見たことがある。それだけに、それ以上ナニを?と思ったことがひとつ。
映画の中でビアトリクス・ポターの想像力に応じて描いた絵がアニメで動くところがあるらしいと聞いたのがふたつ。
そんなモンは味の素CMにまかせておけい!ヘタに動かさないほうが綺麗だろあの絵。いや、アニメになって既に売られてるのもある、それも知ってる。いまさらでは?
私が今の俳優さんたちを知らないのはイマに始まったことではないので、もはやマイナス点ですらないが、とにかくどーでもいいと思った。そもそも日曜の晩から祝日の午前中にかけて、すでに◎なすばらしい映画と、まあまあの映画を続けざまにみているんだ。おなかいっぱいだ。
行ってみた感想はというと「100%予想通り」。ここまで完全予想通りとは…
映像は渋くて綺麗だけど、ポターをあまり知らない人(特に女性)だと楽しめるでしょう、としか…(苦笑)
そしてアニメはやはり動かないほうが私は好き、としか…
丁寧に作られて上品で優しい感じの映画に仕上がってはいましたので(意外な解釈などは皆無)、酷評する気はないですが。まあ「見たいな」と思う人は楽しめる筈。
女優さんのルックスには、何となく八千草薫を連想しました。身分違い?の恋の相手な編集者は、えーと、ヨアン・マグレガー?えーとそれホーンブロワー君だっけ?でもこの映画じゃ逆にホイスト苦手なのね、とかしょーもないことだけ考えつつ見ていた私はダメ観客(注:ホーンブロワー君はヨアン・マグレガーではなくヨアン・グリフィスでした。ははははは(苦笑))。
ユー・ガット・メール 特別版
2007年9月17日 映画DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2005/11/18 ¥980 『めぐり逢えたら』の主演トム・ハンクス&メグ・ライアンに、監督ノーラ・エフロンが再び組んだロマンチックコメディ。小さな絵本の店を経営しているキャスリーンは、メールで知り合った顔も知らない相手「NY152」に恋をしていた。実はその相手は彼女の店の近くにオープンした大型書店チェーンの御曹司ジョーだった…。
昨日の「街角 桃色の店」のリメイクと聞いていたので、GyaOの無料動画で鑑賞。
一気に見たのは見たのだが、…えーと…
絶対ルビッチのオリジナルの方が上だなあ(^^;)
文通をメールに置き換えるのはうまいアイデアと思うし、ヒロインの店が老舗の児童書専門店ということで、私自身のシゴトからしても興味深かったのだが。
「見比べ」自体は興味深く楽しめた。ヒーローがヒロインの「正体」を知る場面など、意外なくらい「街角」そのまんまで驚いたり。しかしメール相手とは別に二人ともステディな恋人がベッドにいるのは今風なんですねい。
終盤「調整しないと」という、トム・ハンクスの行動は納得がいった。ケンカ相手どころか、「敵」として出会ってしまっているのだから、「敵でない自分」に慣れてもらわなくちゃどうにもなるまい。
彼の必死さも、伝わってくる。…恋の力でやっと人間らしくなれたのね。はは。
ただ、やはり気になる点がふたつ。
たわいないケンカにすぎなかった「街角」と違って、この話で、ヒロインが失うものはちょっと大きすぎる気がする。現実の二人の力関係に差、ありすぎ。
お洒落なニューヨーク・ロケや音楽やで誤魔化しているけれど、これホントに許せるのか?仕事はまだしも(本を執筆し始めてソレはソレでやりがい感じてるようだから)、母譲りの思い出の店って、ホントに未練はないのか?メグ・ライアンさんよー!
信念の本屋さんなら結構プライド高い筈なんだが。本を金儲けの、ビジネスのパーツとしてしか思ってない相手は見下すよね。実際見下してるのだが終盤、優しく遇されただけでそれが消えるのが少し…。本とオリーブと同列(安売りという点で)に考えてるだなんて誤解だ、と、御曹司ジョーは言うけれど、あまり納得のいく言い訳は聞いた覚えないんですが私…。
あとひとつは、メールのやりとりで相手の正体を知らぬまま恋に落ちる二人だが、メールの文章だけでは、二人が相手にどんな魅力を感じているのかが「街角」ほどには説得力がないと思う。「苦しい時励ましてもらったから」だけではなあ…(相手の罵り言葉にウットリするジェームズ・スチュアートの病膏肓ぶりを見よ!)
誰でも、自分のことでなければ、いくらでもイイ人になれますよ。
相手が自分だと知っていたら「戦え!」って言えるか?トム・ハンクスさんよー。
先にこっちを見てたら、どうだったかな?とも思うけどね(^^;)
悪くない♪とだけ思ったかもしれない(店についてはともかく)。
今週はキツかったので、仕事帰りにちょこっと買ってみた。
疲れた心を癒してくれるお手ごろなクラシック映画でも…と、前から少し気になってたコレを購入。
なんたって監督がエルンスト・ルビッチ!ビリイ・ワイルダーの師匠格というだけで、期待は十分!(まだほとんど見たことないのだルビッチ作品…)
さてこの映画、1940年の作。そして舞台はなぜかハンガリーの都ブダペスト(これはどうも原作者が東欧の人らしい)。桃色の店なんてタイトルをつけられて、何事かと思うがコレは普通の雑貨店なので誤解のなきよう(鞄や小物類を色々置いてて、イメージは小型の百貨店に近い)。
その店の販売主任クラリックを演じるのは、若き日のジェームズ・スチュワート。店主の信頼も篤い、使い走りから始めて主任にまで昇進した腕利きだが、新聞広告で知り合った、顔も知らない文通相手の手紙にウットリする様がなんともカワイイ。「つまらない実生活の苦労なんかじゃなくて、芸術や文化、美しいものについてこそ語り合いましょ」という「高尚な彼女」に惚れこんじゃったのである。
彼女のほうも、手紙でのみ知るクラリックがすっかり気に入った様子で、ノリノリ楽しげな手紙をどんどん送ってきてくれる。
ところがその彼女の正体とは、最近同じ店に勤め始めた、ルックスはいいけど何故か彼とはケンカのたえない、気の合わない女店員クララ(マーガレット・サラヴァン)なのであった!…ま、ケンカになり易いのも、どうも陰で悪影響及ぼしてたヤツがいたらしいのが後から見えてくるんだけど。
そして、互いが互いに気付かぬまま、直接会って初デートしよう、と約束した日、なんとクラリックは突然店をクビになってしまう(これも陰で以下略)。せっかくの初デート、風向き次第では一気にプロポーズとすら考えていたのが、この不況下に失業者だなんて!
それでも約束の店まで、重い足を運んだ彼、窓から覗き見た文通相手の正体に愕然。
迷いに迷いつつ、ふらふらと彼女のテーブルに近寄って見るのだが、「こんな邪魔者がいたら、約束の彼が現われないかも」と焦るクララにガンガン罵られる。そして、何がイイって、「自分今メチャクチャ酷いこと言われてるけどこのコの何と気の利いた表現力、稀有な個性、やっぱりすごいよなあ」とか呟きつつ目を泳がせる泣き笑いのジミーが素晴らしいデス。元々、浮き世離れしたピュアな男を演じさせれば抜群との評判高い彼だけれど、こんなにステキに感じたのは初めて。
嫌われてる上に失業中じゃ、余計に「自分が…」と告白もできないよね。
何という完璧なる逆境。
ルビッチ、凄いぞ!艶笑喜劇とばかり聞いていたけれど、とにかく人心の機微の描写が素晴らしいじゃないか。
後半、ネタを半分割ってからの展開がまたステキ。「文通の彼」からの手紙を読む時だけドカンと素敵な笑顔になっちゃうクララに対して、一方的にヒミツを知ったクラリックの一挙一投足がコッテリ笑わせてくれます。オイオイ、いぢめちゃだめだろ〜なシーンもあるけど、ベタ惚れぶりが先に立つので微笑ましく、一場面たりとも無駄なくゆるぎない面白さ(序盤は、省略多すぎないか?と思ったこともあったけどダレるよりいいよ。序盤に?と思った事はあとで大体きちんと説明つくし)。
いやー、すんごい夢中で見れたロマンティック・コメディでした。勿論最後はハートウォーミングなクリスマスでハッピーエンド!
コレで500円は申し訳ないくらい。
うー、なるべく他の作品も探してみようルビッチ師匠!
DVD ファーストトレーディング 2006/12/14 ¥500
疲れた心を癒してくれるお手ごろなクラシック映画でも…と、前から少し気になってたコレを購入。
なんたって監督がエルンスト・ルビッチ!ビリイ・ワイルダーの師匠格というだけで、期待は十分!(まだほとんど見たことないのだルビッチ作品…)
さてこの映画、1940年の作。そして舞台はなぜかハンガリーの都ブダペスト(これはどうも原作者が東欧の人らしい)。桃色の店なんてタイトルをつけられて、何事かと思うがコレは普通の雑貨店なので誤解のなきよう(鞄や小物類を色々置いてて、イメージは小型の百貨店に近い)。
その店の販売主任クラリックを演じるのは、若き日のジェームズ・スチュワート。店主の信頼も篤い、使い走りから始めて主任にまで昇進した腕利きだが、新聞広告で知り合った、顔も知らない文通相手の手紙にウットリする様がなんともカワイイ。「つまらない実生活の苦労なんかじゃなくて、芸術や文化、美しいものについてこそ語り合いましょ」という「高尚な彼女」に惚れこんじゃったのである。
彼女のほうも、手紙でのみ知るクラリックがすっかり気に入った様子で、ノリノリ楽しげな手紙をどんどん送ってきてくれる。
ところがその彼女の正体とは、最近同じ店に勤め始めた、ルックスはいいけど何故か彼とはケンカのたえない、気の合わない女店員クララ(マーガレット・サラヴァン)なのであった!…ま、ケンカになり易いのも、どうも陰で悪影響及ぼしてたヤツがいたらしいのが後から見えてくるんだけど。
そして、互いが互いに気付かぬまま、直接会って初デートしよう、と約束した日、なんとクラリックは突然店をクビになってしまう(これも陰で以下略)。せっかくの初デート、風向き次第では一気にプロポーズとすら考えていたのが、この不況下に失業者だなんて!
それでも約束の店まで、重い足を運んだ彼、窓から覗き見た文通相手の正体に愕然。
迷いに迷いつつ、ふらふらと彼女のテーブルに近寄って見るのだが、「こんな邪魔者がいたら、約束の彼が現われないかも」と焦るクララにガンガン罵られる。そして、何がイイって、「自分今メチャクチャ酷いこと言われてるけどこのコの何と気の利いた表現力、稀有な個性、やっぱりすごいよなあ」とか呟きつつ目を泳がせる泣き笑いのジミーが素晴らしいデス。元々、浮き世離れしたピュアな男を演じさせれば抜群との評判高い彼だけれど、こんなにステキに感じたのは初めて。
嫌われてる上に失業中じゃ、余計に「自分が…」と告白もできないよね。
何という完璧なる逆境。
ルビッチ、凄いぞ!艶笑喜劇とばかり聞いていたけれど、とにかく人心の機微の描写が素晴らしいじゃないか。
後半、ネタを半分割ってからの展開がまたステキ。「文通の彼」からの手紙を読む時だけドカンと素敵な笑顔になっちゃうクララに対して、一方的にヒミツを知ったクラリックの一挙一投足がコッテリ笑わせてくれます。オイオイ、いぢめちゃだめだろ〜なシーンもあるけど、ベタ惚れぶりが先に立つので微笑ましく、一場面たりとも無駄なくゆるぎない面白さ(序盤は、省略多すぎないか?と思ったこともあったけどダレるよりいいよ。序盤に?と思った事はあとで大体きちんと説明つくし)。
いやー、すんごい夢中で見れたロマンティック・コメディでした。勿論最後はハートウォーミングなクリスマスでハッピーエンド!
コレで500円は申し訳ないくらい。
うー、なるべく他の作品も探してみようルビッチ師匠!
DVD ファーストトレーディング 2006/12/14 ¥500
サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ
2007年9月15日 読書
書店探偵シリーズ最新刊。
やっぱり短編のほうがいいねえ。
日常のささやかな謎を扱うほうがこの作者はイイよ。
小さい謎でも、各話のスリルの盛り上がりはなかなかだし。まあそのぅ、盛り上がりっぷりに比べると、解かれた謎が十分納得するかというと「そこまでせんでもなあ」だったり、細部で気になる瑕疵はなくもないのだが、とにかく「過程」は文句なしにイイ感じ。
「求められる本を、求める人に〜♪」なところ、ウチの職場ともかぶる部分が多く、しかも結構説得力のある描写がされてるので余計に面白いのか。
(カンケイないけど、小学生のインタビューで出た「一番人気のある直木賞作家」は宮部みゆきと思うなあ。時点東野圭吾。作中じゃちょっと書きづらいだろうけど(笑))
本屋限定で事件を考えるの大変でしょうが、更なる精進、期待しています♪
ISBN:4488017398 単行本 大崎 梢 東京創元社 2007/04 ¥1,575
やっぱり短編のほうがいいねえ。
日常のささやかな謎を扱うほうがこの作者はイイよ。
小さい謎でも、各話のスリルの盛り上がりはなかなかだし。まあそのぅ、盛り上がりっぷりに比べると、解かれた謎が十分納得するかというと「そこまでせんでもなあ」だったり、細部で気になる瑕疵はなくもないのだが、とにかく「過程」は文句なしにイイ感じ。
「求められる本を、求める人に〜♪」なところ、ウチの職場ともかぶる部分が多く、しかも結構説得力のある描写がされてるので余計に面白いのか。
(カンケイないけど、小学生のインタビューで出た「一番人気のある直木賞作家」は宮部みゆきと思うなあ。時点東野圭吾。作中じゃちょっと書きづらいだろうけど(笑))
本屋限定で事件を考えるの大変でしょうが、更なる精進、期待しています♪
ISBN:4488017398 単行本 大崎 梢 東京創元社 2007/04 ¥1,575
狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)
2007年9月13日 読書
五巻目の商売は、これまででも一番なんだかわからない終わり方をしましたが、とりあえずホロとロレンスが確かめ合ったものがあるからいいのかな?
会話が面白いから楽しめるが、ホロが言わなくても、大変だなあこの先(笑)
どうケリつけるんだろコイツらは(そして作者は)♪
ISBN:4840239339 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス 2007/08 ¥620
会話が面白いから楽しめるが、ホロが言わなくても、大変だなあこの先(笑)
どうケリつけるんだろコイツらは(そして作者は)♪
ISBN:4840239339 文庫 支倉 凍砂 メディアワークス 2007/08 ¥620
亜米利加密林からこんにちわ。
2007年9月12日 映画
つい…
前からチェックしていた米アマゾンの、ウィドマーク様DVDを三枚もポチってしまいました…
まあ、一枚買うだけより、どうせ輸入盤なら何枚かまとめたほうが、と魔が差してしまったわけで。
まずはずーっとうだうだ言ってた「襲われた幌馬車」。
ウイドマーク西部劇の中でも特にスキなんですよね。TV放映を何度もビデオで見たからきっと言葉が分からなくても無問題でしょう(爆)
そして未見作にまで挑戦してしまった。「地獄と高潮」。サミュエル・フラー監督だしそこそこ期待できると思うし。こちらには英語字幕があるらしいから、まあその、ナントカなるのではと期待して。
そしてたったの六ドル程で、何か安かったから(爆)…というだけで“Once Upon a Texas Train”という1988年の(だから流石のウィドマーク様もかなりジーサンに違いない)未公開西部劇まで買ってしまったのはやっぱり壊れてるなあ私の判断力。しかもTVムービーくさいし。でもでも、コレって監督がバート・ケネディなんだよ!
「戦う幌馬車」とか「夕陽に立つ保安官」とか、西部劇が下火になった筈な60年代後半、めげずにちょっと新味でユーモラスな西部劇を撮り続けていたバート・ケネディなんだし!
「戦う…」でジョン・ウェインとカーク・ダグラスという重量級ロートル大物コンビを、軽快な笑いでさばいたあの手腕が忘れられん。
彼のだったら、それなりに楽しい作品になってるんじゃないかと思う私の発想はそんなには間違っていないと思いたい!!
…とはいえ、80年代後半まで彼のセンスが保ったのかとあらためて問われると不安だ。不安だが…まあいいや。もう注文しちゃったし。
“ショッピングとは、決して、後悔しないこと…”(「ある通販の詩」)
そして、こうなったらいい加減に、リージョンフリーDVDプレーヤーのほうも決めなくては!買わなくては!(まあ海外便だから、今月中に決めれば十分だろうけど)
ここしばらく色んなサイトで勉強してたけど、リーフリ機といっても超ピンキリなので困ってしまいます。
でも、結局見るのはそんなにしょっちゅうじゃないだろうから(そんなにヒマがない(T^T))そう高いものでなくてよかろ。
ようやく二種類くらいまで候補を絞った。
画像のサイテックDVP-250CPと、EvergreenのEG-D2340X(五千円程度)と、どっちにしようかお悩み中。
ふう…
前からチェックしていた米アマゾンの、ウィドマーク様DVDを三枚もポチってしまいました…
まあ、一枚買うだけより、どうせ輸入盤なら何枚かまとめたほうが、と魔が差してしまったわけで。
まずはずーっとうだうだ言ってた「襲われた幌馬車」。
ウイドマーク西部劇の中でも特にスキなんですよね。TV放映を何度もビデオで見たからきっと言葉が分からなくても無問題でしょう(爆)
そして未見作にまで挑戦してしまった。「地獄と高潮」。サミュエル・フラー監督だしそこそこ期待できると思うし。こちらには英語字幕があるらしいから、まあその、ナントカなるのではと期待して。
そしてたったの六ドル程で、何か安かったから(爆)…というだけで“Once Upon a Texas Train”という1988年の(だから流石のウィドマーク様もかなりジーサンに違いない)未公開西部劇まで買ってしまったのはやっぱり壊れてるなあ私の判断力。しかもTVムービーくさいし。でもでも、コレって監督がバート・ケネディなんだよ!
「戦う幌馬車」とか「夕陽に立つ保安官」とか、西部劇が下火になった筈な60年代後半、めげずにちょっと新味でユーモラスな西部劇を撮り続けていたバート・ケネディなんだし!
「戦う…」でジョン・ウェインとカーク・ダグラスという重量級ロートル大物コンビを、軽快な笑いでさばいたあの手腕が忘れられん。
彼のだったら、それなりに楽しい作品になってるんじゃないかと思う私の発想はそんなには間違っていないと思いたい!!
…とはいえ、80年代後半まで彼のセンスが保ったのかとあらためて問われると不安だ。不安だが…まあいいや。もう注文しちゃったし。
“ショッピングとは、決して、後悔しないこと…”(「ある通販の詩」)
そして、こうなったらいい加減に、リージョンフリーDVDプレーヤーのほうも決めなくては!買わなくては!(まあ海外便だから、今月中に決めれば十分だろうけど)
ここしばらく色んなサイトで勉強してたけど、リーフリ機といっても超ピンキリなので困ってしまいます。
でも、結局見るのはそんなにしょっちゅうじゃないだろうから(そんなにヒマがない(T^T))そう高いものでなくてよかろ。
ようやく二種類くらいまで候補を絞った。
画像のサイテックDVP-250CPと、EvergreenのEG-D2340X(五千円程度)と、どっちにしようかお悩み中。
ふう…
舞姫(テレプシコーラ) 5 (5)
2007年9月11日 読書 コメント (2)
千花ちゃん最大の晴れ舞台、「くるみ割り人形」。アクシデント続きでスリリングに進行する舞台のかげで、六花ちゃんもひっそりと頑張ってイイとこ見せる(あの見開きグラン・ジュテはトリハダもの!)。ひとつの分野に、才能とか適性とかはひとつではない、いろいろな形が…という面白さ。
…しかし可愛そうだよー、千花ちゃん。あうあう。
ISBN:4840109230 コミック 山岸 凉子 メディアファクトリー 2003/12/22 ¥620
…しかし可愛そうだよー、千花ちゃん。あうあう。
ISBN:4840109230 コミック 山岸 凉子 メディアファクトリー 2003/12/22 ¥620
ちょっと疲れた胃腸を抱えて、幸い休日なのでひたすらだらだら。
さて、有川浩のラブコメ短編集!
あいかわらず、勢いあふれるヒロイン(もしくはヒーロー)のぶっとんだ心理描写が楽しいです。さっぱり笑って元気になれます。
既刊の長編「海の底」や「空の中」の登場人物たちの後日談というか恋愛譚も嬉しかったけど、トイレの戦い「ロールアウト」が壮絶でした(笑)
そしてポイント高いのが、なにげに皆「働くオンナ」のラブコメな点かも。説得力ありますよー。
ISBN:4048737430 単行本 有川 浩 角川書店 2007/02 ¥1,470
さて、有川浩のラブコメ短編集!
あいかわらず、勢いあふれるヒロイン(もしくはヒーロー)のぶっとんだ心理描写が楽しいです。さっぱり笑って元気になれます。
既刊の長編「海の底」や「空の中」の登場人物たちの後日談というか恋愛譚も嬉しかったけど、トイレの戦い「ロールアウト」が壮絶でした(笑)
そしてポイント高いのが、なにげに皆「働くオンナ」のラブコメな点かも。説得力ありますよー。
ISBN:4048737430 単行本 有川 浩 角川書店 2007/02 ¥1,470
むつかしござる。
2007年9月9日今日は、ケンタッキーおじさんことカーネル・サンダースの誕生日。
そんなことはともかく、下の子の誕生日でもあるので(笑)、晩は家族でバイキングを食べに行った。
…くるしー…
美味しいのだが、正しく効率よいペースで、制限時間内に数多い各種料理を食べ続けるのはなかなか難しい。おなかイタイ(^^;)
そんなことはともかく、下の子の誕生日でもあるので(笑)、晩は家族でバイキングを食べに行った。
…くるしー…
美味しいのだが、正しく効率よいペースで、制限時間内に数多い各種料理を食べ続けるのはなかなか難しい。おなかイタイ(^^;)
FEワールドツアー―ファイアーエムブレム・アンソロジィコミック (5)
2007年9月8日 ゲーム「聖戦の系譜」やってるムスコに、あれ、もう子世代に入ったの、と声を掛けると見せてくれた。
そして彼曰く。このマンガ家(と、ひとつの話を指差す)、名前違ってるけどマガジンで「KYO」連載してた人とちゃう?(このアンソロジーの方が古そうだしなあ)ということで、うーん似てるねそうかもね、だったんだけど、私としてはそれより別の書き手、嵩田イリヤの名に「えー!昔銀英伝ばっかり描いてた人じゃないかい?」とコーフンしました(笑)
屋根裏に一山あるよイリヤさんとあと二人のトリオ銀英伝本。
アレスがちょっとだけラインハルトさまみたいで笑った…金髪だもんねアレスも(笑)
ISBN:4896013719 単行本 ムービック 1998/07 ¥900
そして彼曰く。このマンガ家(と、ひとつの話を指差す)、名前違ってるけどマガジンで「KYO」連載してた人とちゃう?(このアンソロジーの方が古そうだしなあ)ということで、うーん似てるねそうかもね、だったんだけど、私としてはそれより別の書き手、嵩田イリヤの名に「えー!昔銀英伝ばっかり描いてた人じゃないかい?」とコーフンしました(笑)
屋根裏に一山あるよイリヤさんとあと二人のトリオ銀英伝本。
アレスがちょっとだけラインハルトさまみたいで笑った…金髪だもんねアレスも(笑)
ISBN:4896013719 単行本 ムービック 1998/07 ¥900
ついに…
Amazon.com(本国)のほうに、アカウントを作ってしまった。
いや、まだナニも買ってないけど、ウィッシュリストに何枚かDVD入れただけだけど、…
なんか時間の問題になってきたような。海外版DVDを輸入するの。
もちろんウィッシュリストにはウィドマーク様の日本版未発売なDVDが何枚も。
しかしその前に、リージョンフリープレイヤーも買わねばならないし…
うーん…(遠い目)
どっちを先に注文するべきか(爆)
Amazon.com(本国)のほうに、アカウントを作ってしまった。
いや、まだナニも買ってないけど、ウィッシュリストに何枚かDVD入れただけだけど、…
なんか時間の問題になってきたような。海外版DVDを輸入するの。
もちろんウィッシュリストにはウィドマーク様の日本版未発売なDVDが何枚も。
しかしその前に、リージョンフリープレイヤーも買わねばならないし…
うーん…(遠い目)
どっちを先に注文するべきか(爆)
天使の牙〈下〉 (角川文庫)
2007年9月6日 読書
やー、面白かったー。
ばんばん人死に出しながらも、スピーディに強引に突っ走る。
ラスト、主役達は思ったよりストレートなハッピーエンドだが、続編もあるらしいので気になる。読んでみよっと。
ISBN:4041671167 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥680
ばんばん人死に出しながらも、スピーディに強引に突っ走る。
ラスト、主役達は思ったよりストレートなハッピーエンドだが、続編もあるらしいので気になる。読んでみよっと。
ISBN:4041671167 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥680
天使の牙〈上〉 (角川文庫)
2007年9月5日 読書
はあああー。
一日職場に行かなかったのは久しぶり。三時間も昼寝したので、ゲームもしたかったけど諦めた。
寝てなかった時間はネットサーフしたり、既に見たねてDVDをちょこちょこ映しなおしたり、本を読んだり。
本はコレ、大沢在昌の旧作サスペンス。
ほとんど初読み作家なのだが(初めて読んだのが両さんパロ)、人格入れ替わりネタは好きなので、手を出して見ました(^^;)
ポケベル使ったりして時代の違いも感じざるを得ないが、予想以上にテンポよく逃亡劇が進行するので、結構一気に読み進めてしまった。
腕に覚えのコワモテ女刑事が、ヒヨワな美女の肉体に物足りなさを覚えつつ、仕方がないからもっぱら頭脳で頑張るところがなかなか面白い。入れ替わりによる人間ドラマはこれから、か?
ところが不覚にも、下巻を職場に忘れてきている…くすん。
ISBN:4041671159 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥600
一日職場に行かなかったのは久しぶり。三時間も昼寝したので、ゲームもしたかったけど諦めた。
寝てなかった時間はネットサーフしたり、既に見たねてDVDをちょこちょこ映しなおしたり、本を読んだり。
本はコレ、大沢在昌の旧作サスペンス。
ほとんど初読み作家なのだが(初めて読んだのが両さんパロ)、人格入れ替わりネタは好きなので、手を出して見ました(^^;)
ポケベル使ったりして時代の違いも感じざるを得ないが、予想以上にテンポよく逃亡劇が進行するので、結構一気に読み進めてしまった。
腕に覚えのコワモテ女刑事が、ヒヨワな美女の肉体に物足りなさを覚えつつ、仕方がないからもっぱら頭脳で頑張るところがなかなか面白い。入れ替わりによる人間ドラマはこれから、か?
ところが不覚にも、下巻を職場に忘れてきている…くすん。
ISBN:4041671159 文庫 大沢 在昌 角川書店 1998/11 ¥600