守銭奴少女第二弾。
いやーなかなかのハイテンションが持続してます。
お笑いも謀略&冒険も。
うーん全く先が読めんな。
一気に三冊目へGO!

ISBN:4044450099 文庫 高殿円 角川書店 2004/04/28 ¥500
ヒロインの守銭奴っぷりには大笑いできますが、結構ヘヴィな呪いをしょってしまう主人公たち。
愛する者から忘れられてしまう呪いって、凄いよね。ただ、その呪いの適用がちょっと今のところご都合主義的かな?
シリーズ一冊目で、まだまだわからない部分を多く残してるので、一見ご都合主義な部分や各種伏線が最終的にスッキリ落ち着いてくれれば構わないとは思いますが。

ギャグとシリアスのバランスが、今のところそんなにヘンじゃないので楽しく読めました。政略謀略とかはむしろ上手く書く著者なので、“守銭奴だからヒロインそういうのが得意”という展開は納得できるし(笑)
遠征王シリーズのミンチミンチミンチ軍団にちょっと似た男衆が出てくるのには…そうかいこの著者そういうのがよっぽど好きなんかい、と苦笑したけど。

ISBN:4044450080 文庫 高殿 円 角川書店 2003/09 ¥500
絵が出ない…

とりあえず、やっとこ11巻げっと。
今回も暴走しまくり痛快です☆
すでに時代は「新・吼えろペン」になってるのだが…

ISBN:409157291X コミック 島本 和彦 小学館 2004/07/16 ¥560
前回ナツメ・ホームズが面白かったのでこれにも手を出してみた。
シートン動物記子どもの頃さんざん読んだなあ面白かったなあ。

…だいぶ忘れてるけど(笑)

ISBN:4334924980 単行本 柳 広司 光文社 2006/05/20 ¥1,680

(読了後の追記)
ほのぼのとした、しかし野生動物と自然へのシートンの愛がじんと伝わってくるような、読後感のすっきりしたミステリ短編集でした。うん、なかなか(*^^*)。

管仲 下

2006年6月22日 読書
「管鮑の交」はきいたことがあっても、“敵対勢力にありながら固ーい友情が”という二人が、そもそもどことどこに属するのかなんてちっとも覚えていなかった私。
最後まで、どうなるんだ管仲!なんでそんなにいつでもどこでも運がないんだ!とハラハラ読みました(笑)

しかしこれって、ウラ主人公の鮑叔が、ついにねんがんの管仲を(主のために)ゲットするまでの物語だった…ような気もするのは私の勘違いか?
管鮑でBL展開する困ったちゃんはまさかいないだろう、…と、思いたい、思いたいけどねぇ(笑)
ああ、もちろん私もしませんよ。BLの人ぢゃないもん。

でも、色んな本を読んでいて「コレでBLするヤツいるかも」「こーゆーBLを誘うような表現はやめて〜」とか思う時ってあるよねホント(後者はたとえば「バッテリー」ですな。あさのあつこの。巧を『姫』呼ばわりは勘弁してよ〜!)。

ISBN:4048734482 単行本 宮城谷 昌光 角川書店 2003/04 ¥1,680

サトラレneo 1 (1)

2006年6月21日 読書
おおっ遂にサトラレ続編が!「管仲」中断して読みました。
ヒカルちゃん大きくなったのね。可愛い。

…でも、ちょっと読後感が以前のに比べるとイマイチかな。
やっば人権蹂躙はいかんでしょ。悪人というか人格的に問題のあるヤツが相手でも。

ISBN:4063521478 コミック 佐藤 マコト 講談社 2006/04/21 ¥540

管仲 上

2006年6月20日 読書
「管鮑の交(まじわり)」は私でも聞いたことのある故事だが、その管仲が若き日ここまで不運のズンドコに沈んでいたとは知りませんでした(^^;)→いや、作ってるんだけどさ作者が。古代もいいとこだもん。

読むほどに暗くなってゆきます、管仲。(まあ将来はちゃんと超有名人になる筈だが…)じりじりします、くぅぅ。
対する鮑叔は“ええしのボンボン”のいい面を体現したような青年。さして苦労もしたことない秀才(でも大秀才)だが、自信が爽やかさに繋がって、まわりからとんとんと引き立てられちゃう。そんな彼の管仲への心服と友愛が不運に潰されそうな管仲をガッツリ支えてゆく。
まだ上巻の三分の二だけど、いやーやっぱり面白いです宮城谷節。

ISBN:4048734474 単行本 宮城谷 昌光 角川書店 2003/04 ¥1,680

周公旦

2006年6月18日 読書
殷周革命の立役者はなんといっても太公望(次が武王ですかね)。
しかし、新王朝・周を確立させるのに意を尽くしたのは、王弟周公旦だった。…という話が前半で。

最初のうちはかなり読みにくくて、思わず昼休みに宮城谷昌光の本を図書館の書架から集めたりしたのですが(とにかく宮城谷氏の文章は実に読みやすく美しいので。とくにかなの使い方が)、まだまだヤマっけたっぷりな太公望との水面下の死闘あたりから面白くなりだした。まあこういう権謀術数は宮城谷氏のよりなじむ作風であろうという気がするし。
そして終盤、なんと蛮族の地へ亡命し、年に似合わぬ大冒険というか大ギャンブルというかにはビックリ仰天!…と、最後まで飽きさせず読めました♪

でも次はしばらく新作に手を出してなかった宮城谷本を読むのさ♪
で、「管仲」を借りてみました。
タイトルロール・管仲の素性の説明の中にいきなり“周公旦が成王(まだ幼君)をないがしろにして王のごとく専横を”とかいう文も登場する。
おっとっと、実は、こっちが一般的評価なのか?まさかな?(^^;)
これだから中国史は深いとゆーか…シロートなんだよワタクシは。
とにかく、時ならぬぷち中国史小説ブームである。

ISBN:4163187804 単行本 酒見 賢一 文藝春秋 1999/11 ¥1,400
若だんなと愉快な妖(あやかし)たちシリーズ第五弾。

珍しくも長編。しかも旅に出ちゃいましたよ湯治目的だけど。
はりきる若だんなだけど、話はあれよあれよと大きくなっていき、大アクション&大スペクタクル&大パニックへと…。

おいおい死ぬぞホントに。体弱いんだから〜
でも、結構皆の珍しい表情とか見られて楽しかったです。
けなげな異母兄松乃助の出番が結構多かったのも嬉しかった。
切ないっスよこのお兄さん。
そして、なんだかだ言っても芯はしっかりしてるよ若だんな。
何かってーと手代たちにかいまきに包み込まれて担いで運ばれちゃうとしても、やっぱり主役の貫禄ですね。

ISBN:4104507059 単行本 畠中 恵 新潮社 2006/05/30 ¥1,470
「大人と子供両方のために」を標榜するシリーズなので、字の大きめなとことか児童書風味です。

とある国、世間を騒がす怪盗ゴディバと、名探偵ロイズの知恵比べにドキドキワクワクの子供たち。
主人公・リンツ少年もそんな一人だった。それが、ひょんなことから名探偵の手伝いをすることになって天にも昇る心地。いじめっ子と呼ぶにも凶悪すぎる名うての不良に目をつけられている辛さにもこれなら平気!

っと、実にお約束な少年探偵ドリームで、物語はほっこりスタート。人名が片端からチョコレートブランド名なのも童話臭さを盛り上げます(しかし随分シブいよ。ゴディバにロイズにリンツはまだわかるけどドゥバイヨルとかは知らなかったな私も。母親の名がメリーさんなのは笑った)。
うーん意外と?古風なまでに純情少年の浪漫&冒険、と、思いきや。
やっぱ乙一ですねえ。少年探偵の天国はやがて一転して悪夢に…。

背景に身も蓋もないほどのリアリズム…現実の苦味は仕込まれてるし、キャラクター設定が結構とんでもない。ビターチョコレートです。
登場人物のひとり曰く「性格破綻者ばっかりだ」と…まあ、破綻してても子供向けにあやういところで踏みとどまって“でも憎めない”レベル、なような、いやいややっぱり憎めるぞ、とか、迷いますよ(笑)
とはいえ主人公は、文句なしに純情で可愛いし、どんでん返しは連発されるし、とりあえずはらはらと彼の冒険を追っていけば、楽しいのは確か!児童読み物にしてはシビアなヒネリがちょこちょこあるけれど(^^;)
だいたいあそこで本気でカマ(ナタだっけ?)をカマすかオイ。

久々の乙一。とにかく、面白かったです☆
子供にだけ独占させるのは惜しいですよ。

ISBN:406270580X 単行本 乙一 講談社 2006/05/31 ¥2,100

P.S. 私的にコダワリのブランドはリンツです(笑)ブランドって程お高くないが。
    リキュール入りの板チョコが最高。
   実質チョコボンボンなのに板状だからすぐ割れて大変でしたが(笑)

ツアー1989

2006年6月15日 読書
十五年前の香港ツアー。
参加者の中で、いなくなった、しかし忘れられた影の薄い青年をめぐって、かつての参加者や関係者たちが記憶を揺り起こそうとするが。

途中経過はおもしろいんだけど、こういう生の実感が無くてボーッとしたまま海外で流されちゃうような青年とかに共感がわかないので読後感はイマイチかなあ。

ISBN:408774812X 単行本 中島 京子 集英社 2006/05 ¥1,680
超破壊的トラブルコンサルタント・ダーティペアことケイとユリ。
久々の新作の舞台は、ヒロイックファンタジー体験が楽しめる大規模テーマパーク。
というか、これネトゲRPGを生身でやるってノリですね。
この手のは最近多いけど、楽しいのは楽しい。

後半ボスが出てきたらどうなるかはわからないけど、
…きっとまた、思い切り無責任に終わるんだろうなあ(^^;)

ISBN:4152087242 単行本 高千穂 遙 早川書房 2006/04 ¥1,260

図書館戦争

2006年6月11日 読書
正義の味方、図書館を駆ける!―公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。


いやー、なかなか爽快でしたな。
序盤の軍事訓練は「トッキュー!」を思い出したりして。“クマ殺し”か…ぶふふふふ。
あとがきにあった『月9連ドラ進行』ってのも言いえて妙。
体育会系のヒロイン(でも根っこは乙女)と、キビしくも楽しい上官たち。お約束もたっぷりで、楽しめました。

しかし、このくらいウソとホラをおッ広げて描かれた“近未来?”図書館のほうが、「れんげ野原なんたら」のリアル?な図書館より余程肌にしっくりくるのは何故だ。まあ「れんげ…」の図書館は立地が悪いとはいえ閑古鳥鳴きすぎてたせいかもしれないが…
資料を守るために軍事力を貯える図書館て、爆笑モノのウソ臭さですが、ヒロインが『資料の一部をこっそり切り取ろうとしていた利用者』を現行犯逮捕するくだりなどは、全世界の図書館員が溜飲を下げるのではという気が(笑)

ほんっとーに!図書館の資料を好き勝手にする凶悪なヤカラは多いのです。
号泣。(←これは脱線。事実ですが)

そして、章題の「図書館の自由に関する宣言」も、ちゃんと事実、なんですよ♪
(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/ziyuu.htm)

ISBN:4840233616 単行本 有川 浩 メディアワークス 2006/02 ¥1,680
ファンタジーノベル大賞の第一回を獲った時からずーっと、そのうちに読もう読もうと思ったまま、今まできました。…十何年たってるぞオイ。

なるほどなかなかに面白いです。
人を食ったような語り口がなんともはやです。
(通勤時に乗り換え駅を乗り過ごしました久々に…)
しかし、こんなモンどう改変してアニメ化したんだろなあ(しかも、ジブリみたいな絵のヒロインだし)。
良かった〜!と叫ぶには一種微妙すぎる結末を迎えますが、作者の手妻にもてあそばれるのを楽しむタイプの作品ですしねこれは。
…特に、渾沌はすごいよ。うん。

ISBN:4103751010 単行本 酒見 賢一 新潮社 1989/12 ¥1,223

ヴぁんぷ!〈3〉

2006年6月8日 読書
あれっ何で画像ないの?シリーズ中じゃ一番新しいのに。

面白いんだがめまぐるしすぎる、かもしれない。
微妙なんだが楽しめました。四巻目出るのかほんとに?

ISBN:4840231281 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2005/08 ¥662
うっかり買い忘れていたのに気がついて、慌ててアマゾって来ました。
相変わらず笑えるけど、なんかこの巻は妙に訳文に気になる部分が多いのは何故?
妙に固い直訳が多い気がするのだいつも以上に。
この訳者も五冊目なのに。だんだん慣れてくるのならわかるんだが。

「よしきた、ホーだ」なんてのがどうにもならないのは諦めてる。
(少々軽薄な主人公は、ちょくちょく“Right Ho!”と叫ぶのだ)
多分、たとえば普段我々が「よっしゃあ!」と気軽く呟いたり叫んだりしてるノリなのだろうと思うが、イギリス紳士に「よっしゃあ」と叫ばせるわけにもいかないですし。うん。
しかし、気合を入れる時に口元を引きしめる“stiff upper lip”を、そのまんま上唇を固くするとか書かれるとちょっと萎える。

とはいえ、ウッドハウスの文体の妙味を日本語に移すのが如何に難しいとしても、ウッドハウスの爆笑必至なストーリー展開や構成の妙は言語の壁を越えてきっちりしっかり伝わってくるので、やっぱり一定以上のお楽しみは確約されてるんですけどね。
ぶふふふふ。

ISBN:4336047618 単行本 P.J.ウッドハウス 国書刊行会 2006/03 ¥2,310
どうというほどのこともない、普通の人々の毎日や会話や気持ちの揺れを書くのが妙に上手くて唸らされるのが長嶋有。
文章の区切りとかも風変わりな時があるが、うんうん普段の会話って、こういうリズムになったりするなあと納得させられる。
なにげにとても細やかに気配りされ整えられた文なのだろう。
まだ三分の二しか読んでいないが(そしてさしたる事件も起こっていないが)、この本も地味に面白い(笑)

ISBN:4103022515 単行本 長嶋 有 新潮社 2006/04/27 ¥1,575
男女入れ替わりコメディ。
階段から落ちたら、性別が逆転して…
まあそれ内心嫌いではないネタ(笑)なので手に取ったのですが、おまけに高校生だった主人公(♂)は巨乳メイドさんになっていて(^^;)

お華族さま有効の世界でメイドさんはいいとして、意味も無くアチラの世界の人々の髪の毛や瞳は水色だったり紫だったり金色だったり…
並行世界にしても、むう…なぜアニメ調の彩色なんだ…

…萌えパーツがこんなに過剰だとしらけてしまう私は、ラノベ読み落第なのかもしれません(笑)

ISBN:4829163380 文庫 鷹野祐希 富士見書房 2006/01/07 ¥630

ヴぁんぷ!〈2〉

2006年5月28日 読書
…え゛…

終わってない。終わってないよ。
知らんかったー…(あわてて3巻予約!)

まだ、気に入ったのかそれほどでもないかがわからない微妙な作家である。
でも、笑えるとこがかなりあるのも確かだし。

ISBN:4840230609 文庫 成田 良悟 メディアワークス 2005/06 ¥599
家の近所のブックオフで500円で売っていたので、つい買ってしまった。ソフトはまだ買っていないのだが…(爆)

そして、よく見ると“ザ・ファースト”だから最終マップまでは載っていないのだった。心の迷いが招くミス?やれやれ(笑)
最近じゃネット上にも攻略情報多いし、まあいいか。予習用で。

SRPGの楽しさは、シミュレーション戦闘で敵を一ユニットずつ倒していくのが、梱包材のプチプチを潰す快感に似ているからではないか…と思う。誰でも子供の頃プチプチを潰したことはあると思うが…
そういう意味では、ある程度難易度の高いもののほうがいい。毀誉褒貶非常に激しそうなソフトなので、難易度の点では文句なさそうであります。クリアもおぼつかなかったらどうしよう(笑)どっちにしてもミンサガ8人クリア後だが。

ISBN:4757723377 単行本 ファミ通 エンターブレイン 2005/05/26 ¥1,050

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