戦争映画 パーフェクトコレクション DVD10枚組
2015年4月14日 映画
さて、見る時間はないのに、またまた物欲を刺激されている。
廉価版10枚組。10枚で2000円切ってる。それが
10作品のうち見たいものは1つか2つでも、この値段ならアリかもしれないが…
7種類もあるうえ、みごとなまでに、私の気になる作品はバラバラにちりばめられている(苦笑)散りすぎ…
そしてどのボックスにも、私の持ってる作品が何かひとつふたつは入ってる…(更に苦笑)
「ハリウッド航空戦争映画名作BOX」なんか買ったからなー…
各巻タイトルは
「戦場」「激戦」「突撃」「血戦」「総攻撃」「攻防戦」「爆撃隊」。(写真は「地獄の戦場」のリチャード・ウィドマーク様がケースに出てる「総攻撃」をあしらってみました)
まず、エロール・フリン作品の入ってる「激戦」「総攻撃」「攻防戦」が気になりますね。
ほかにも「突撃」には珍しいプレストン・スタージェスの戦争コメディが入っているし、「血戦」には「老兵は死なず」「潜水艦轟沈す」などパウエル&プレスバーガー作品が複数。
どのボックスにも、オスカーを何個もとるようなハリウッドの名作大作と、B級に近いアクション戦争映画がごっちゃに入っていて、かつ、英国映画が結構たくさん混じってるのがなかなかイイかんじです。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Ddvd&field-keywords=%E6%88%A6%E4%BA%89%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&rh=n%3A561958%2Ck%3A%E6%88%A6%E4%BA%89%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
ついでに「突撃」にはウィドマーク様の「あの高地を取れ」も入ってます。ウィドマーク好きで、買いモレてた人にはお安くゲットのチャンス(笑)
廉価版10枚組。10枚で2000円切ってる。それが
10作品のうち見たいものは1つか2つでも、この値段ならアリかもしれないが…
7種類もあるうえ、みごとなまでに、私の気になる作品はバラバラにちりばめられている(苦笑)散りすぎ…
そしてどのボックスにも、私の持ってる作品が何かひとつふたつは入ってる…(更に苦笑)
「ハリウッド航空戦争映画名作BOX」なんか買ったからなー…
各巻タイトルは
「戦場」「激戦」「突撃」「血戦」「総攻撃」「攻防戦」「爆撃隊」。(写真は「地獄の戦場」のリチャード・ウィドマーク様がケースに出てる「総攻撃」をあしらってみました)
まず、エロール・フリン作品の入ってる「激戦」「総攻撃」「攻防戦」が気になりますね。
ほかにも「突撃」には珍しいプレストン・スタージェスの戦争コメディが入っているし、「血戦」には「老兵は死なず」「潜水艦轟沈す」などパウエル&プレスバーガー作品が複数。
どのボックスにも、オスカーを何個もとるようなハリウッドの名作大作と、B級に近いアクション戦争映画がごっちゃに入っていて、かつ、英国映画が結構たくさん混じってるのがなかなかイイかんじです。
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ついでに「突撃」にはウィドマーク様の「あの高地を取れ」も入ってます。ウィドマーク好きで、買いモレてた人にはお安くゲットのチャンス(笑)
尼僧とキューピッドの弓 (講談社文庫)
2015年4月13日 読書
多和田葉子著。
プロテスタントの、なんだかあまりシューキョーくさくない尼僧院に取材?で滞在する日本人女性。個性豊かな中高年の尼僧たちとのやりとりは不思議に魅力的な時空を編み上げる。時にユーモラスで時にファンタジック。院長は不在…どうやら駆け落ち失踪したようなのだが?
後半第二部に入ると突然話の勢いが変わって、失踪した院長が己(とその恋)を語る。
面白かった。
プロテスタントの、なんだかあまりシューキョーくさくない尼僧院に取材?で滞在する日本人女性。個性豊かな中高年の尼僧たちとのやりとりは不思議に魅力的な時空を編み上げる。時にユーモラスで時にファンタジック。院長は不在…どうやら駆け落ち失踪したようなのだが?
後半第二部に入ると突然話の勢いが変わって、失踪した院長が己(とその恋)を語る。
面白かった。
多和田葉子著。
時々詩のようになる、幻想的な小品集。
なんとなく心にかかって、次々と読み進めた。アマゾンの評価がえらく悪いので意外…
そういう自分も、純文学を評価できるタマではないが、イメージ的には好みなような。
人魚に書いたような詩ってどんな。
水の中の月に抱き抱かれ沈んだ僧侶って。
この著者、あとすこし現実らしい所からスタートしてもの狂おしくなってゆくような話より(「かかとを失くして」とか「三人関係」とか)、ちょっと浮き世離れした寓話風の感じのもののほうが私の好みにあうようだ。
時々詩のようになる、幻想的な小品集。
なんとなく心にかかって、次々と読み進めた。アマゾンの評価がえらく悪いので意外…
そういう自分も、純文学を評価できるタマではないが、イメージ的には好みなような。
人魚に書いたような詩ってどんな。
水の中の月に抱き抱かれ沈んだ僧侶って。
この著者、あとすこし現実らしい所からスタートしてもの狂おしくなってゆくような話より(「かかとを失くして」とか「三人関係」とか)、ちょっと浮き世離れした寓話風の感じのもののほうが私の好みにあうようだ。
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2013年、ギャヴィン・フッド監督作品。
もちろん、原作はだいぶ前に読んでいる。
宇宙を舞台のSF映画、ほんとにチープさ感じさせないキレイなものが作れる時代になったなあ…
違和感ないもんなあ…
だいたいちゃんと原作通りにまとまっている。
…しかし…最初から最後まで鬱だー。
まあ原作も暗いっちゃ暗い話なんだけど。
不満はあまりなかったけど、これで二時間消費したのはもったいなかったかもしれない…
(原作はもちろん面白かったんですが)
いいとこ探そうと思うと、そうだな、ビーンを演じた子(アラミス・ナイト)がちょっとかわいかったな。
ビーン視点で描いた姉妹編も書かれているらしいから、今度読んでみようかな。
曰く「エンダーズ・シャドウ」byオーソン・スコット・カード。
もちろん、原作はだいぶ前に読んでいる。
宇宙を舞台のSF映画、ほんとにチープさ感じさせないキレイなものが作れる時代になったなあ…
違和感ないもんなあ…
だいたいちゃんと原作通りにまとまっている。
…しかし…最初から最後まで鬱だー。
まあ原作も暗いっちゃ暗い話なんだけど。
不満はあまりなかったけど、これで二時間消費したのはもったいなかったかもしれない…
(原作はもちろん面白かったんですが)
いいとこ探そうと思うと、そうだな、ビーンを演じた子(アラミス・ナイト)がちょっとかわいかったな。
ビーン視点で描いた姉妹編も書かれているらしいから、今度読んでみようかな。
曰く「エンダーズ・シャドウ」byオーソン・スコット・カード。
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【文楽】4月文楽公演・第1部
2015年4月6日 文楽やっとオフタイム!
仕事が片付いてるワケではないが、チケット買ってあった文楽公演第一部へ。
玉女さんの二代目吉田玉男襲名公演てんでか、いつになく満員で後ろに補助いすも。
さて演目の一本目は「靭猿(うつぼざる)」。狂言の有名な演目とのことで、狂言は見たことないが「狂言えほん」のシリーズで読んだことはあります私(^^;)
http://www.ehonnavi.net/ehon/82308/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%BC%E3%81%96%E3%82%8B/
その猿の毛皮をくれ!いや、貸せ!(何年かしたら返すから)、言う事きかないなら射殺してやる、とご無体を言う大名に、猿回しは泣く泣く自分の猿を手にかけようとする。が、猿回しが振り上げた棒を、合図と思って無心に芸を披露する猿…。ほろりとする猿回し、それを見てようやく大名も自分の要求の酷さに気付き…。
お猿さんがとてもとてもキュート。文楽と猿、意外にも強力な組み合わせ。「近頃河原の達引」のパペット猿もちょー可愛かったよなあ。
玉翔さんの端正なポーカーフェイスと、天然~な猿の動きがミスマッチで何とも可笑しくハマっていました。
それから、二代目襲名のご挨拶あり。裃姿の技芸員さんたちがずらりと舞台に勢ぞろいして、玉女さん以外が次々とご挨拶を披露。
「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」
平家物語の豪傑、熊谷次郎直実と平家の公達敦盛。敦盛を助けるために(主君義経の意向もあって)、我が子を犠牲にする熊谷、ああまた我が子を犠牲にパターン…と思いつつ、クライマックスではやはりほろっとさせられてしまう。クライマックスでは石屋のオヤジが大クローズアップでそちらもビックリだが…
「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」
去年鑑賞教室で見た演目。ただし、その後ろ半分、柳の精であるヒロインお柳さんが、本体である木が切られるのでもう命が絶える、夫や息子ともう会えなくなる…としみじみと悲しむくだりから。
もう一つ前の段で披露される、夫平太郎のカッコイイ所が見れなくて残念でしたが、去年は勘十郎さんの割とキリッとしたお柳だったのが今回は蓑助さん。とことんフェミニンな、こぼれる色気とたおやかさにうっとりしていると…
はらはらと降りかかる柳の葉が、一枚…
なぜか蓑助さんの後頭部にピッと突き立った。
ピーターパンの帽子の羽飾りのよーに。
黙々と美女人形を遣い続ける蓑助さんが、どう動いてもぜんぜん落ちない。
さすがにちょっと笑いたくなり、まもなく黒子さんがさりげなく取り去ってくれたのでホッとした。
なんなんだ…
三十三間堂、前回も、小道具の鷹を長い棒で黒子さんが飛ばしていたら、同じく動かしていた鷺にひっかかって取れなくなって、ありゃりゃりゃりゃ、という、小さいアクシデントがあった。
三十三間堂、次に見る時が楽しみである(二度ある事は三度あるんでないかしら)。
第二部も当然キップは取ってある。
楽しみ楽しみ…
仕事が片付いてるワケではないが、チケット買ってあった文楽公演第一部へ。
玉女さんの二代目吉田玉男襲名公演てんでか、いつになく満員で後ろに補助いすも。
さて演目の一本目は「靭猿(うつぼざる)」。狂言の有名な演目とのことで、狂言は見たことないが「狂言えほん」のシリーズで読んだことはあります私(^^;)
http://www.ehonnavi.net/ehon/82308/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%BC%E3%81%96%E3%82%8B/
その猿の毛皮をくれ!いや、貸せ!(何年かしたら返すから)、言う事きかないなら射殺してやる、とご無体を言う大名に、猿回しは泣く泣く自分の猿を手にかけようとする。が、猿回しが振り上げた棒を、合図と思って無心に芸を披露する猿…。ほろりとする猿回し、それを見てようやく大名も自分の要求の酷さに気付き…。
お猿さんがとてもとてもキュート。文楽と猿、意外にも強力な組み合わせ。「近頃河原の達引」のパペット猿もちょー可愛かったよなあ。
玉翔さんの端正なポーカーフェイスと、天然~な猿の動きがミスマッチで何とも可笑しくハマっていました。
それから、二代目襲名のご挨拶あり。裃姿の技芸員さんたちがずらりと舞台に勢ぞろいして、玉女さん以外が次々とご挨拶を披露。
「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」
平家物語の豪傑、熊谷次郎直実と平家の公達敦盛。敦盛を助けるために(主君義経の意向もあって)、我が子を犠牲にする熊谷、ああまた我が子を犠牲にパターン…と思いつつ、クライマックスではやはりほろっとさせられてしまう。クライマックスでは石屋のオヤジが大クローズアップでそちらもビックリだが…
「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」
去年鑑賞教室で見た演目。ただし、その後ろ半分、柳の精であるヒロインお柳さんが、本体である木が切られるのでもう命が絶える、夫や息子ともう会えなくなる…としみじみと悲しむくだりから。
もう一つ前の段で披露される、夫平太郎のカッコイイ所が見れなくて残念でしたが、去年は勘十郎さんの割とキリッとしたお柳だったのが今回は蓑助さん。とことんフェミニンな、こぼれる色気とたおやかさにうっとりしていると…
はらはらと降りかかる柳の葉が、一枚…
なぜか蓑助さんの後頭部にピッと突き立った。
ピーターパンの帽子の羽飾りのよーに。
黙々と美女人形を遣い続ける蓑助さんが、どう動いてもぜんぜん落ちない。
さすがにちょっと笑いたくなり、まもなく黒子さんがさりげなく取り去ってくれたのでホッとした。
なんなんだ…
三十三間堂、前回も、小道具の鷹を長い棒で黒子さんが飛ばしていたら、同じく動かしていた鷺にひっかかって取れなくなって、ありゃりゃりゃりゃ、という、小さいアクシデントがあった。
三十三間堂、次に見る時が楽しみである(二度ある事は三度あるんでないかしら)。
第二部も当然キップは取ってある。
楽しみ楽しみ…
多和田葉子著。
夜行列車で、世界中あっちへこっちへ旅する“あなた”。
いつのまにか回想の中の「若い頃の」旅になってたりもする。
あまり純文学は読まないんだけど、夢幻的で、不安が渦巻いて、それでもユーモラスな、ぽんぽん言葉が浮遊する不思議空間は、結構楽しく読めました。
“理由はあとになってわかった”とか書いておきながら、なんだか忘れ去られてたりするあたりも、限りなくすべてが夢に近い。
夜行列車から落ちるあたりの描写のノリのよさは、夢だろ、夢だよな絶対夢いかにもな夢…
すごく納得した。
夜行列車で、世界中あっちへこっちへ旅する“あなた”。
いつのまにか回想の中の「若い頃の」旅になってたりもする。
あまり純文学は読まないんだけど、夢幻的で、不安が渦巻いて、それでもユーモラスな、ぽんぽん言葉が浮遊する不思議空間は、結構楽しく読めました。
“理由はあとになってわかった”とか書いておきながら、なんだか忘れ去られてたりするあたりも、限りなくすべてが夢に近い。
夜行列車から落ちるあたりの描写のノリのよさは、夢だろ、夢だよな絶対夢いかにもな夢…
すごく納得した。
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なんだかあまりなにもできなかった。
PCの設定、ちゃんと異動反映してくれよ(泣)
見れないと仕事できないフォルダが見れない…
総務のバカヤロー!
いくら人数おおいってったって。
シドイ…
古巣、施設的には覚えてることも結構あるが、それに足をすくわれないようにしないと。シゴトは増えてるとしか思えませんし。
あえてさっさと帰った。7時半に職場を出るなんていつ以来だ。
さあ、引継第二試合。明日が勝負か。
PCの設定、ちゃんと異動反映してくれよ(泣)
見れないと仕事できないフォルダが見れない…
総務のバカヤロー!
いくら人数おおいってったって。
シドイ…
古巣、施設的には覚えてることも結構あるが、それに足をすくわれないようにしないと。シゴトは増えてるとしか思えませんし。
あえてさっさと帰った。7時半に職場を出るなんていつ以来だ。
さあ、引継第二試合。明日が勝負か。
海堂尊著。いやー知らなかった、田口センセが戦車オタクだったとは…
なんだかわからないうちに話が進む。会話や独白が可笑しいのでそれでも読まされてしまうのだが。いや、読んでるどこじゃないのだが。
今日は、引継準備も荷づめも一日じゅうやっていたのだが、終電だった…
最後には机の中の残りをさかさにして箱に入れて新部署に送った。よりわけたらまた返そう(オイオイ…)
なんだかわからないうちに話が進む。会話や独白が可笑しいのでそれでも読まされてしまうのだが。いや、読んでるどこじゃないのだが。
今日は、引継準備も荷づめも一日じゅうやっていたのだが、終電だった…
最後には机の中の残りをさかさにして箱に入れて新部署に送った。よりわけたらまた返そう(オイオイ…)
タイタニア2 暴風篇 (講談社文庫)
2015年3月20日 読書昼まで起きれなかったけど、久しぶりに何とか時間を作ってタップのレッスンに行った。
三週間ぶりくらいにやったら、結構足がもつれた…
トシだなあ。
休みなのにシゴトもごそごそ…(あーやだやだ)
とにかく、宵っ張りを直さなきゃだめだな。
明日からまた金曜までずーとシゴトだし。
三週間ぶりくらいにやったら、結構足がもつれた…
トシだなあ。
休みなのにシゴトもごそごそ…(あーやだやだ)
とにかく、宵っ張りを直さなきゃだめだな。
明日からまた金曜までずーとシゴトだし。
機龍警察 火宅 (ハヤカワ・ミステリワールド)
2015年3月13日 読書
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1968年、ジョン・ギラーミン監督作品。カラー。
スカパー録画で視聴。戦争映画をナゼか録ってた(笑)
第二次大戦も終盤、ドイツ心臓部へと迫る米軍の足を止めるため、ライン川に架かるレマゲン橋を、ドイツ軍は自らの手で落とそうとしていた。しかし川の向こうにはまだまだ避難途中の兵士や民間人が多数残されていた。軍上層部はさっさと橋を爆破しろと命じるが、橋を守るクルーガー少佐(ロバート・ヴォーン)はギリギリまで橋を爆破するタイミングを遅らそうとする。一方、功名心にはやるバーンズ少佐(ブラッドフォード・ディルマン)の命礼で、繰り返し先鋒をつとめて疲労困憊のハートマン中尉(ジョージ・シーガル)の小隊は、爆破の邪魔をすべく決死隊として橋に突撃するが…
米独双方とも、直接激突する部隊は、それぞれ身勝手な上層部に苦しみながら戦う立場。ついついクルーガー少佐を結構応援してしまった(笑)
残念ながら、シナリオが後半に行くにしたがってぐだぐだになっていき、戦争のむなしさを訴えつつも「残念な作品」となっていた。ドイツ軍人の誇りをわかってらえない感ありありのクルーガーは気の毒だし、多くの戦友を失いヤケになるハートマンが、反目しあっていると見えた金の亡者エンジェル軍曹(ベン・ギャザラ)の生死にあれほど激動するなんて違和感ある。
みなさん熱演はしてるんだけど…
戦闘シーンは迫力があり、緑ゆたかなライン川(でもチェコロケらしい)沿いを爆走する戦車隊や、戦闘によりどんどんコワされていく小さな町の風情、橋の爆破シーンなど、素人目にもいい感じだ。
もーちょい、なんとか、シナリオがなあ…(^^;)
残念でしたー(笑)
スカパー録画で視聴。戦争映画をナゼか録ってた(笑)
第二次大戦も終盤、ドイツ心臓部へと迫る米軍の足を止めるため、ライン川に架かるレマゲン橋を、ドイツ軍は自らの手で落とそうとしていた。しかし川の向こうにはまだまだ避難途中の兵士や民間人が多数残されていた。軍上層部はさっさと橋を爆破しろと命じるが、橋を守るクルーガー少佐(ロバート・ヴォーン)はギリギリまで橋を爆破するタイミングを遅らそうとする。一方、功名心にはやるバーンズ少佐(ブラッドフォード・ディルマン)の命礼で、繰り返し先鋒をつとめて疲労困憊のハートマン中尉(ジョージ・シーガル)の小隊は、爆破の邪魔をすべく決死隊として橋に突撃するが…
米独双方とも、直接激突する部隊は、それぞれ身勝手な上層部に苦しみながら戦う立場。ついついクルーガー少佐を結構応援してしまった(笑)
残念ながら、シナリオが後半に行くにしたがってぐだぐだになっていき、戦争のむなしさを訴えつつも「残念な作品」となっていた。ドイツ軍人の誇りをわかってらえない感ありありのクルーガーは気の毒だし、多くの戦友を失いヤケになるハートマンが、反目しあっていると見えた金の亡者エンジェル軍曹(ベン・ギャザラ)の生死にあれほど激動するなんて違和感ある。
みなさん熱演はしてるんだけど…
戦闘シーンは迫力があり、緑ゆたかなライン川(でもチェコロケらしい)沿いを爆走する戦車隊や、戦闘によりどんどんコワされていく小さな町の風情、橋の爆破シーンなど、素人目にもいい感じだ。
もーちょい、なんとか、シナリオがなあ…(^^;)
残念でしたー(笑)
1959年、ダグラス・サーク監督作品。カラー。
スカパー(スタチャン)録画で鑑賞。
なんと、「狩人の夜」とおなじBDに録画していたこれを、続けてみてしまいました。
見始めたら一気…やれやれ…
ビーチで出会い、親しくなった二組の母子。舞台女優を目指す未亡人のローラ(ラナ・ターナー)は、白人の夫に捨てられた黒人女性アニー(ファニタ・ムーア)と知り合い、住み込みのメイドとして娘ごと同居させることになる。彼らの共同生活は10年以上も続き、娘たちも大人になってゆくが…
舞台にかけるローラの情熱、彼女を支えるアニーとの友情、白人と見まがう白い肌のため余計に苦悩するアニーの娘サラジェーン(スーザン・コナー)、母の不在に素直に耐えつつ寂しさを禁じ得ないローラの娘スージー(サンドラ・ディー)。そして、ローラを愛し続ける年下の青年(ジョン・ギャヴィン)。
女優としてのローラのサクセス・ストーリーが物語の骨子といえようが、野心(夢)と愛情、人種問題、親子の相克など様々な要素が見事に絡み合って一刻も目が離せない濃厚な人間ドラマを織りなしている。
サーク監督は「メロドラマの大家」と評されているそうな。
「あっそこ、その選択でいいの…」と、登場人物たちのもがくさまを見ながら、こちらは何度も切歯扼腕するものの、誰もが自分に正直に生きようとしているので、責めて終わりにすることもできない。
どう見ても間違った選択であっても、一分の理、「無理もない」と思わせる背景がキッチリと描きこまれている。
ここぞという所で常に、つい自分の夢を最優先してしまうローラを誰が責められるだろう。虚栄心とかでなく、真摯に夢を追っている彼女を。
出口のない人種差別社会で、ついつい己の出生を隠す嘘をついてしまうサラジェーンを。
手練れのストーリーテラーの、タナゴコロの上で転がされて泣かされる快感。
幸せを求めて傷だらけになる登場人物たちへ惹きつけられる、共感。
いやー、見ごたえありました。
特に、アニーとサラジェーンの不幸な親子関係が強烈な印象。
アニー、あんなにもいいひとなのに。
演じた二人が両方ともゴールデングローブ助演女優賞をとったらしいというのも無理ない話。ラナ・ターナーも貫禄の美しさだけどね。
ちなみに、激しい性格の混血美少女を演じたスーザン・コナー、ウィドマークの西部劇「襲われた幌馬車」でもインディアンとの混血娘を演じていました。あちらはよっぽど大人しい性格でしたが…
スカパー(スタチャン)録画で鑑賞。
なんと、「狩人の夜」とおなじBDに録画していたこれを、続けてみてしまいました。
見始めたら一気…やれやれ…
ビーチで出会い、親しくなった二組の母子。舞台女優を目指す未亡人のローラ(ラナ・ターナー)は、白人の夫に捨てられた黒人女性アニー(ファニタ・ムーア)と知り合い、住み込みのメイドとして娘ごと同居させることになる。彼らの共同生活は10年以上も続き、娘たちも大人になってゆくが…
舞台にかけるローラの情熱、彼女を支えるアニーとの友情、白人と見まがう白い肌のため余計に苦悩するアニーの娘サラジェーン(スーザン・コナー)、母の不在に素直に耐えつつ寂しさを禁じ得ないローラの娘スージー(サンドラ・ディー)。そして、ローラを愛し続ける年下の青年(ジョン・ギャヴィン)。
女優としてのローラのサクセス・ストーリーが物語の骨子といえようが、野心(夢)と愛情、人種問題、親子の相克など様々な要素が見事に絡み合って一刻も目が離せない濃厚な人間ドラマを織りなしている。
サーク監督は「メロドラマの大家」と評されているそうな。
「あっそこ、その選択でいいの…」と、登場人物たちのもがくさまを見ながら、こちらは何度も切歯扼腕するものの、誰もが自分に正直に生きようとしているので、責めて終わりにすることもできない。
どう見ても間違った選択であっても、一分の理、「無理もない」と思わせる背景がキッチリと描きこまれている。
ここぞという所で常に、つい自分の夢を最優先してしまうローラを誰が責められるだろう。虚栄心とかでなく、真摯に夢を追っている彼女を。
出口のない人種差別社会で、ついつい己の出生を隠す嘘をついてしまうサラジェーンを。
手練れのストーリーテラーの、タナゴコロの上で転がされて泣かされる快感。
幸せを求めて傷だらけになる登場人物たちへ惹きつけられる、共感。
いやー、見ごたえありました。
特に、アニーとサラジェーンの不幸な親子関係が強烈な印象。
アニー、あんなにもいいひとなのに。
演じた二人が両方ともゴールデングローブ助演女優賞をとったらしいというのも無理ない話。ラナ・ターナーも貫禄の美しさだけどね。
ちなみに、激しい性格の混血美少女を演じたスーザン・コナー、ウィドマークの西部劇「襲われた幌馬車」でもインディアンとの混血娘を演じていました。あちらはよっぽど大人しい性格でしたが…
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1955年、チャールス・ロートン監督作品。モノクロ。
スカパー録画で視聴。
大不況のさなか、南部の川沿いの小さな町。家族のために銀行強盗と殺人の罪を犯した若い父親(ピーター・グレイヴス)は、幼い息子ジョン(ビリー・チャピン)に1万ドルを託し「この金を隠し、妹パールを守れ」と誓わせて、官憲に連行されてゆく。父親は死刑になるが、たまたま同じ刑務所に収監されていた偽牧師ハリー(ロバート・ミッチャム)は、金の行方を探るべく、彼の家族のもとへ向かう。兄弟の母親ウィラ(シェリー・ウィンタース)はハリーに魅了され結婚するが殺される。兄妹はボートで川へと逃れるが…
異様な雰囲気と美しい映像に満ちた傑作スリラーときいていたが、そのとおり。
偽牧師はただの詐欺師・悪漢というのではなく"主の命により"穢れた女を殺し金を得ていると自ら信じこんでいる異常な人物。右手と左手に"Love"と"Hate"、愛と憎しみの文字を刺青して説教を語り、美しい声で聖歌を歌い女性たちの心を虜にする。幼いパールですら、あっという間に彼になつく。私も特にキリスト教に詳しいわけではないが、この映画には聖歌と子守唄が何度も流れ、寓話的な不思議な雰囲気を盛り上げている。
ミッチャム、驚くほど良い声で、歌の場面はみな忘れられない。
聖歌を歌いながら追ってくる彼の影は悪夢のように美しくおぞましい。
あてもなく逃亡の旅を続ける兄妹は、身寄りのない少女たちの世話をしている毅然とした老女クーパー夫人(リリアン・ギッシュ)に拾われる。彼女だけはハリーの異常さに騙されることなく、子どもたちを守って彼と対決する。このギッシュの恰好の良いこと!
ライフルを持ってるからってだけではない。
ハリーの歌の魔力にも堂々と歌い返して圧倒する…。
彼女以外の登場人物のほとんどは愚かで騙されやすい存在として描かれているのに。ダークな世界観と子ども視点のメルヘンなモチーフが交錯して、なんとも言えない強烈な後味を残す作品だった。
公開当時は大コケだったそうだが、時代に先駆けすぎたのだろうか。
スカパー録画で視聴。
大不況のさなか、南部の川沿いの小さな町。家族のために銀行強盗と殺人の罪を犯した若い父親(ピーター・グレイヴス)は、幼い息子ジョン(ビリー・チャピン)に1万ドルを託し「この金を隠し、妹パールを守れ」と誓わせて、官憲に連行されてゆく。父親は死刑になるが、たまたま同じ刑務所に収監されていた偽牧師ハリー(ロバート・ミッチャム)は、金の行方を探るべく、彼の家族のもとへ向かう。兄弟の母親ウィラ(シェリー・ウィンタース)はハリーに魅了され結婚するが殺される。兄妹はボートで川へと逃れるが…
異様な雰囲気と美しい映像に満ちた傑作スリラーときいていたが、そのとおり。
偽牧師はただの詐欺師・悪漢というのではなく"主の命により"穢れた女を殺し金を得ていると自ら信じこんでいる異常な人物。右手と左手に"Love"と"Hate"、愛と憎しみの文字を刺青して説教を語り、美しい声で聖歌を歌い女性たちの心を虜にする。幼いパールですら、あっという間に彼になつく。私も特にキリスト教に詳しいわけではないが、この映画には聖歌と子守唄が何度も流れ、寓話的な不思議な雰囲気を盛り上げている。
ミッチャム、驚くほど良い声で、歌の場面はみな忘れられない。
聖歌を歌いながら追ってくる彼の影は悪夢のように美しくおぞましい。
あてもなく逃亡の旅を続ける兄妹は、身寄りのない少女たちの世話をしている毅然とした老女クーパー夫人(リリアン・ギッシュ)に拾われる。彼女だけはハリーの異常さに騙されることなく、子どもたちを守って彼と対決する。このギッシュの恰好の良いこと!
ライフルを持ってるからってだけではない。
ハリーの歌の魔力にも堂々と歌い返して圧倒する…。
彼女以外の登場人物のほとんどは愚かで騙されやすい存在として描かれているのに。ダークな世界観と子ども視点のメルヘンなモチーフが交錯して、なんとも言えない強烈な後味を残す作品だった。
公開当時は大コケだったそうだが、時代に先駆けすぎたのだろうか。
おいしい古代ローマ物語―アピキウスの料理帖
2015年3月7日 読書 コメント (2)ひとシゴト終わった、年2回の疲れる(というか苦手な)分野だが、それに加えて、それ以外でもいろいろな失敗が発覚。
辛い一日だった。
自分ここまでダメ人間だったか…と、何度もくずおれる。
ポカなんて可愛いもんじゃない。
インフルで急に休んだりしてなかったらもう少し早く気づいて手が打てたろうか。どうか。
いやそんなこと考えても仕方がない。
毎日とても眠いのは、たるんでいるからだろうか。
ああああああああ…
辛い一日だった。
自分ここまでダメ人間だったか…と、何度もくずおれる。
ポカなんて可愛いもんじゃない。
インフルで急に休んだりしてなかったらもう少し早く気づいて手が打てたろうか。どうか。
いやそんなこと考えても仕方がない。
毎日とても眠いのは、たるんでいるからだろうか。
ああああああああ…