榊一郎著捨てプリ最新刊「路地裏の挽歌」を読む。いつも一緒の三兄妹がみんなばらけて珍しい組み合わせで話が進む。ここらあたり王都フューレ編と呼ばれるのもむべなるかな、フューレ君泣かせますね。

午後には「ワンダービット」全五巻も届いた。うー、なんて幸せなんだー(涙)
そんなこんなで、やっと描き始めたトップ絵もちっとも進んでないが(^^;)
だいぶ前に読んだ神坂一の日帰りクエストシリーズをふと読み返す。最初の二冊「なりゆきまかせの異邦人」「困ったもんだの囚われ人」…うーん、やはりこれってスレイヤーズと並べて著者の代表作にしたいくらいなんですけど。
ある意味最新のクロスカディア・シリーズともかなり近い要素を持ちながら、うまいぐあいにぱあっとハジけて楽しい出来だもんね(ああ、クロスカディア…もう少し盛り上がってくれるといいんだが。そろそろ次の巻は出ないのか?とはいえ最近の私はボケていてフルメタも捨てプリも新刊出てるの気付いてなかった)。
せっかく予想外の安値(無競争)で島本和彦の「ワンダービット」全五巻をせりおとせたというのに、振り込もうとしたらネット銀行のIDカード(キャッシュカード自体ではない)が行方不明になっていた!とりあえず再発行を依頼したら、手数料が800円超。あんなペライ紙のカードなのに…しくしく。安く落とせて信じられない状態だっただけに天国から地獄なショック(そんな凄い大金ではないのだが、でも…)。好事魔多しってやつか?(違)
リチャード三世ミステリ「時の娘」で有名なテイに、こんなサスペンス小説があったとわー!な一作、「魔性の馬」を読み始める。行方不明の小金持ちの息子になりすます青年…ネタは割ってあるのだが孤独な青年の描き方がいいカンジで、先が期待できそうだ☆
上遠野浩平の新作“ブギーポップ・スタッカート”。
複数のトンデモ能力保持者たち(世界の敵候補?)の悪だくみが交錯する中、最後は意外や意外のしんみりセンチな終わり方(珍しく?じわっときちゃった)。そうだねえ、特殊能力があってもああいう生き方もありだね。毎回同じ世界観から色んな風合いを出してくれる著者が嬉しい。

今日は借りてきたビデオも見る。
「オースティン・パワーズ・デラックス」!前作気に入ってたのだが、やっぱ続編はたいがい前作より落ちるんだよな。ロバート・ワグナー死んでなかったのは意外な驚きだが。ただ彼の若い頃をロブ・ロウが演ってるんだが、顔はまあいいが、どうも姿勢というか立ち姿がショボイ。やっぱり昔のスター(懐かしき「スパイのライセンス」!)の作りまくったスマートさは、イマドキの若者にはむつかしいか(笑)
エリザベス・ピーターズ著。リチャード三世マニアの歴史愛好家達がお屋敷で中世コスプレパーティを開くという、なんだかすっごく楽しげな設定から始まるのだが、なんかこうリズムにのれなかった。ホストのイギリス人たちがあまりイギリスくさくなくって、むしろアメリカ人みたいな感じがするのと(語り手と女性名探偵はアメリカ人)、探偵役のカノジョの性格や背景が全然よくわかんなかったこともイカンかな。とーとつに、実は大きい子供がいるとかわかったり。バツイチなの?未婚の母なの?それとも語り手は人妻を口説いているの?(まさかな)
シリーズの途中の巻なのかしら。残念。
木原敏江著。久々に再読の機会があった。
いやー今でも泣けるよなー。大昔に時代劇でアンケートも悪くて思うように自由に書けなかったとか作者はどっかに不満を書いていたような気がするのだが、“ドジさま”はやっぱり凄いよ。
全く思い通りに描いてたらどんなだったのかな?今なら新撰組好きの婦女子も腐女子もはいて捨てるほどいっぱいいるんだけどねえ。

今連載中の渡辺多恵子の「風光る」(今一番メジャーな新撰組モノだよな)も好きだけど、木原節はほんとにほんとに…いまだにその輝きは褪せてないよ全然☆
結末はわりと見えてたけど一応面白かった。主人公達はすこし明るくなってきてよかった…が、小説中の世相は悪くなってるなあ。今後は話、どう進むのか。

晩、同著者のスクラップド・プリンセス・シリーズ(通称捨てプリ)がアニメ化されたので見てみる。
…がっかり。
原作の笑いを軽減して暗さとビンボーくささを強めたよーな出来だ。状況説明もザツだし。やれやれ。
しかし新聞のTV欄にも「捨てプリ」と書かれていたのは笑えた。

膝じゃなかった。

2003年4月7日
足腰よりも、腕と手がびんびん痛む。意外。よく考えると、転んだりスキー板が交差して転びそうになったりって時に、スティックでむりやり支えまくったからかなあ。

榊一郎のストレイト・ジャケット第五弾「ヨワムシのヤイバ」読み始める。

木曽福島にて。

2003年4月6日
春スキー。
名古屋からニ時間少々で、こんな季節でも立派にスキーができるのは偉いなあ。なかなか穴場かも。
久々のスキーだったがスクール受け直して、まあこわごわと滑ったり止まったり曲がったりはできた。
明日は膝が笑いまくるんだろうなあ(^^;)

帰りの車中で「砂漠の守護神」読了。はずみで喜劇を一作ものしてしまうファルコに大笑い。ハムレットもどきなその結末、知りたかったんだがなあ(苦笑)

もう春なのに(笑)

2003年4月4日
明日は夕方からスキー旅行。私はむちゃくちゃ久しぶりのことなので、ちゃんとすべれるかどうかギモンだ。それよりシゴトの都合で私だけあとから行って合流だ。
あーあ、家族サービスってめんどくさいな(苦笑)
やってみたらそれなりに楽しめるだろう、とは思うが…。
フレンチレストラン・パニック漫画(違)の新作、佐々木倫子著「Heaven!(5)」を読む。方向を見失って雪原に埋もれるシェフに爆笑。それより、キュウリが嫌い、ということで昔のお客さんを思い出すというくだりに「そんなにキュウリ嫌いな人間は珍しいんかいっ!」
…私も、サンドイッチからシコシコとキュウリ抜き取るヒトなんですが。

ロープレ小説?

2003年3月31日
宮部みゆき著「ブレイブ・ストーリー」読み始める。主人公が発売を楽しみにしているゲームの名前が「ロマンシングストーン・サーガ3」というのがグッと来た(笑)
FFもどきやDQもどきじゃなくてサガ系か〜?メジャーすぎないからか?それとも宮部サンもサガ好きなのか?(*^^*)主人公が気に入って育ててたキャラがラスボス寸前で離脱しちゃったなんて話もロマサガ3くさくてよろし(←肝心の物語内容はどうなんだ〜?)。
ようやく「アンリミテッド・サガ解体真書」ゲット!
いや、もともと今日発売予定だったのだが、数日前(23日)にesブックスで申し込めるようになっていたので予約を入れる気持ちで申し込んだら、26日に「入手できませんでした」とお断りのメールがきていて、がちょーん!まさか発売延期かよ、と心配していたのだった。esブックスもいーかげんなんだなもう。

本そのものは600ページを越える凄さ。ネットでかなりの攻略情報は出回っているのだが、こうしてまとめられると安心。小林智美さんの絵も未見のがイロイロあって嬉しかった。ああ、キャッシュ!小林版キャッシュって、なんて、なーんて、カッチョよすぎ〜!巷で「アゴ」と蔑称されるアレと同一人物とは思えん(^^;)
…二週目はキャッシュかな…(笑)

「尾のない蠍」。

2003年3月27日
高殿円の遠征王シリーズは、巻を重ねるにしたがって尻上がりに面白さアップ中。次の巻で終わるらしいけど残念だな。
それにしてもやっぱりミルザよりナリスを応援したい私であった。
守護神カーン様CM発見!
もちろん、生命保険とかじゃないよ。守護神ったって。
なんとぉ、ブリジストンタイヤのCMに出てらしたのですね、オリヴァー・カーン様!
わーい、ベッカムだけじゃないぜぃっ☆

そして、貴子潤一郎著「12月のベロニカ」読む。
ファンタジア文庫の新人賞で大賞取ったというシリアス・ファンタジー。
しんきくさい話だと思いながら読んでたら、いやー、騙されたわこの構成(^^;)
こういうカタチの泣かせ話になるとは読めなんだ。
構成はお見事なんで、あともう少し、世界観に厚みがあって(中世風の国家や軍隊制度や貴族制度の描写はちょっとうすっぺらだった)、人物の心理にツッコミが深ければ完璧だったのだが。
だって、幼馴染のオンナノコが巫女“ベロニカ”になったら、もう何十年も会えないんでしょ?いくらすんごい努力を重ねて『ベロニカの騎士』に選ばれたとしても?そしてそれがすんごい栄誉であるとしても?
カノジョがベロニカに選ばれちゃうなんて、ヤだなーとか悔しいなーとか少しくらい思わんのかと気になっちゃうのよね私。どうだフレイル君っ!
デヴィッド・ファインタック著「襲撃!異星からの侵入者」を読み始める。銀河の荒鷲シーフォート・シリーズ最新作だが、…こいつら二世代目にはいって誰も彼もがますますホモくさくなってるの何とかならんか(-"-;)。
三世代目ってもはや、望むべくもないかもしれん(笑)
シゴトで郵便局へ行った帰り道、ポケットに入れていた略式の書類の控えの紙を、風にとばされてなくしてしまった。
…マンガじゃあるまいしと思いつつ…ほんとにあるんだなこんなこと(爆)
たいして重要なモノではなかったのでポケットだったんだけど、情けないよああ。

代名詞の迷宮(汗)

2003年3月15日
ボライソーシリーズ26巻「難攻不落、アルジェの要塞」読み始める。アレグザンダー・ケントさんの描写、ここ数巻ずっとだけれど、みんながみんな辛気臭く追想まみれな日常を送っていて、しかも「あのひと」とか彼とか彼女とか固有名詞を略しまくり。
…あのぅ…誰だか思い出せない私が悪いのかもしれないけど、ちと辛いんですけど。濃厚にハマってないと読みづらい世界になってきました(苦笑)

アンリミテッド・サガ。騎士団廟で取った魔道板を短めのサブシナリオ強行突破して確かめてみると(何枚取ったかすら記憶の中で怪しくなっていたので)、三枚のLv.が3(聖戦士),3(ドルイド),1。おお、思ったよりずっとマシじゃん、と浮かれてしまった。おーしこの調子ならサンダークラップやクリムゾンフレアが合成できる日も遠くないかも。やっぱり騎士団廟は良いのが出やすいのか。よし、騎士団廟後半は棚上げにしといて、魔道板出にくそうな他のシナリオを先にクリアしようっと。それにしても、魔道板確認用に最短シナリオ(「墓場」や「フーガ邸」)をひとつ残しておけばよかった…やっぱり最初の主人公はなあ。仕方がない。

日明恩って読める?

2003年3月12日
たちもり・めぐみって、読めないよな普通この名前。
でも作品は面白い。「それでも、警官は微笑う」…コワモテと超ボンボンの凸凹コンビの刑事に、わけありの新人麻薬取締官がからんで、とにかくぽんぽんと弾む会話が楽しい。まだやっと半分だけど、思わず最新作にも予約を入れてしまったよ。

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