朝起きたら、というか朝起きて食洗機(ビルトイン)をカラにしたら、コワれてた。

いや、コワれてるというか、お弁当箱のプラスチックのパーツが、ヒーターの上の金網のスキマに端っこを突っ込んでて溶かされていたのだった。溶けて金網と一体化してかたまり、引っ張っても取れない。

ああ、修理にいくらかかるだろう。いや、それより共働きの我が家。いつ修理に来てもらえるか。
それよりなにより、修理すむまで使えないのが悲しい(泣)
プラスチックが溶け付いたままだもん。そういや少し妙なニオイがしたんだった昨夜…一度は食洗機止めて開けてみたのだが、暗い色のパーツなためわからなかった。不覚!

うーー、小さめのモノも一緒に洗う時はもっと気を使うべきだったー!
引っ越してからの付き合いだが、最初はこわごわで引っ越し後一か月たつまで使っていなかったのだが、もはや食洗機のない生活なんて、戻れないもんね(爆)

…うー、直るまでゴハン作りたくない、が…しくしく。
三巻から、VS桐青戦が終わるまで一気に読んでしまった。
…立ち読みで…(オイ)
すげー疲れました。一試合にこんだけ巻数使うとは。いやははは…

心理戦や読みあいの比重が大きいのが個性だけど、やっぱりエースに三橋というネコ目のキョド君を据えたのが最大のインパクトかな。こんな奴いない!と思うが、とにかくかわいーよ三橋。絵柄は、時々誰が誰かわかんなくなるけどサ。
それに、人間ドラマの伏線張ってから他チームとの試合が長引いてほっぽらかされてるのとかも気になるけどサ。
いくらなんでも一回戦負けはあるまいと思いつつも、どうにも止められなくて試合終了まで頑張りました。ああ、続き読みたい…
いろいろたまってたストレスをゲーム三昧で発散。

16話で、「衝撃の真実」に落ち込んだ主人公は仲間に相談する。私は即決レナードさんの所へ行ったのだが、一人選んで話相手になってもらうと、他のキャラに相談した場合のセリフは聞けない。セーブ残ってたので、17話開始前にリセットリロードで全員にひとわたり聞いてみた。

…うーん、やはりレナードさんのが一番だ(爆)

ムヤミにフリバやっててかなり経験値をためたので、レナードさんをLv.30にしてみた。クラスチェンジで狙いうちを覚えたので凄ーく使いやすさがアップ。ついでに、主人公マグナも調律師にクラスチェンジさせてみた(Lv.29)。あとの連中はLv.24どまりだけどAランクの術も増えたし、シナリオバトルは超楽勝、ついに無限回廊もいけるようになったゾ。無限回廊でレナードさんのアニメ設定画その2が取れるらしいので楽しみである。ギャラリーにはほとんど興味はないが、レナードさん設定画その1だけは召喚でちゃんと作ってあるのだった。

しかし、レナードさんEDを見るためだけにもう一周するのは面倒だなあ…でもどうせなら女主人公でしないと男主人公じゃヘンだろとか思ってると、ニコ動にもサモナイ2動画がいろいろあるのを見つけた(ここにリンクしたのは祭りの夜会話分)。ここの見てすまそうかな。
しかし、「お父さん代わり」的EDなんだと。なんでお父さんなんだー。多少の年の差が何だというんだー。元の世界に「別れた妻と娘がいる」という設定つきだとはいえ。
そんなに早く枯れさせないでほしい…
くすん。
欧米では有名なクラシック映画専門チャンネルの世界的大手『TCM』は、毎年末に、その年の映画関係物故者をしのぶビデオクリップを出しているらしい。
当然ウィドマーク様も登場する。ポール・ニューマンも登場する。意外や日本人の映画関係者も、二人も登場する。
命日順の登場ではない。どういう順番なのかは確言できない…
TCMの一存、か。
ひとりあたりごく短い場面しかないけど、私はそれなりに満足。
演出というか編集の関係でちょっとわかりにくいのだけど「街の野獣」かな?ウィド様は。

http://www.youtube.com/watch?v=OhFiMeMV4_M

YouTubeまでいって"TCM Remembers"で検索すれば、他の年のものもいくつか見れます(笑)
…クリスマスまで。

まあそれでも何とか今日中にサイトのクリスマス更新できたし、明日働いたら明後日はのんびりできそう♪
(家のほうはクリスマス準備はないのか、と、つっこまれそうだが。男ばかり多い家族構成だと、なんだかあまり飾り付けとかそういう方向に目がいかないんだよね。誰も特別やりたがらないから。ツリーくらい出そうか、と思ったりするのは私だけのようだ←まだ出してない…)

昨夜三時まで絵描いてたら、今日仕事のおわりがけ、イスから立ち上がると、腰がグネっと一瞬変な感じがした。やはりもう、無理のきかないトシかなぁ(涙)
さ、早く寝ないとヤバイかも…
映画鑑賞のあとはサイト更新の準備をがんばってた。テキストベースの準備は終えて、楽しくふぉとしょCS3で絵に色塗っていたら…

えええええ?
レイヤーの「グループ化」の意味が7.0と全く違っちゃってるよー?
あのー、グループ化機能でレイヤごとの疑似マスク使いまくりだったんですけど私(涙)
描き始めて間もないうちに、まるたぁアクション(フリーのアクションプラグイン)で、下絵から7.0風グループ化済自動レイヤわけをしたら普通にできたので、まさかこんなことが起こるとは…
クリッピングマスクってのが代替機能のつもりみたいだが、だいぶ使い勝手違うみたいだよ?

うーむ。どやって「まるたぁアクション」は7.0風グループ化をこなしているのであろうか。PCのすることはワカラン。
まあ、まるたぁアクションが動いてくれてるうちは何とかなるかな(グループ化レイヤ1セットでいいところで、何個もまとめて作ってから消すことになりそうだが)。

そんなこんなで、どうも今日中には新しいトップ絵は仕上がらなさそうな勢いである。映画レビューまで書き上げたのがイカンかったかしら。しくしく。
Thank you, Jeeves! (日本未公開)
1936年モノクロ作品。アーサー・グレヴィル・コリンズ監督。

「サンキュー・ジーヴス!」
そう、タイトルを見れば一目瞭然、かのP.G.ウッドハウスの万能無敵な従僕ジーヴス物語の映画化である。
ジーヴスを演じるのはアーサー・トリーチャー、あまり知りませんがとにかく銀幕では執事役でならしたそうな。そして、ご主人さまバーティ役がデヴィッド・ニーヴン(わお)!私の心のスイートスポット直撃である。そして、原作の出版が34年で映画化が36年。まさにリアルタイムウッドハウス映画化ということでもある。英語字幕はあるしと買ってみた。

最初の場面は、猛烈な勢いでドラムを叩きまくるバーティ(ニーヴン)の雄姿。勢いあまって時々スティックがどこかへ飛んでくように見えるが演奏が途切れることはない。
ややあってカメラが引くと、横でカゴ一杯のスティックを持ったジーヴスが待機しているのが判明する。…やっぱりな。
フレッド・アステアあたりならスティックを投げては受け止めつつの演奏すら可能だろうが、バーティ・ウースターですからねぇ。そして鳴り響くベルは隣近所からの騒音抗議の電話である(夜だし)。…やっぱりな。
原作では冒頭、バーティのド下手なバンジョレレ練習への抗議電話が殺到するのだが、見た目の派手さでドラムに脚色したんだね。なるほどー。

…しかし、原作の気配が残るのはかろうじてこのあたりまでだけ。

ドラム練習を一旦終え、退屈だなードーヴィルあたりへでも行こうか、ご主人さまは冒険心が旺盛すぎです私は長生きしたいんです、などと二人が言い合ってるところへ、雨にぬれ疲労困憊な様子の美女マージョリー(ヴァージニア・フィールド)が飛び込んでくる。以前お兄さんから紹介されたでしょ、覚えてないの、と、あからさまに怪しいのだが、「なんて可愛い娘だ!」とお気楽バーティはとりあえずフラットの一室に泊めちゃう(勿論バーティには兄弟などいない)。
ところが朝にはもう、彼女は勝手口から去っていた。未練なバーティは、ドーヴィルではなく昨夜彼女が落としたメモにあった、田舎の古城ホテルへドライブすることにする(当然ジーヴスも一緒。途中でヒッチハイクの変な黒人サックス吹きも拾う)。すると、何故か後をつけてくる男たちが…実は彼らは昨夜から彼女を張っていたのだ。
強盗に違いない、まいてやれ…と、バーティは意外なドライビングテク?を発揮して、しばし猛烈なカーチェイスが田舎道で展開されるが、追いついてきた男たちは「我々はヤードの刑事で、女泥棒を追っているのだ」と告げる。

ショックのバーティ。それでも古城ホテルで再会したマージョリーに、「泥棒だなんて危険な生き方はやめたほうがいい、更生するなら僕が力になるから」と口説くのだが、彼を軽く見ている彼女は全く取り合わない。ホテルで落ち合う筈だった男が行方不明なのでそっち方面しか考えてない。
…取り合ってちゃんと話をしといたほうがよかったんだけどねぇ。本当は、尾行者たちとホテルで彼女を待ち構えていたボスこそ泥棒(産業スパイ?)で、彼女は盗まれた図面を取り戻して逃げる途中だったのである。

誤解したまんまのバーティは、マージョリーと悪者たちの対決場面に何度も割って入っては事態を混乱させ、それでも真実がわかると、案外?勇敢に戦って彼女を助けるのだった。
ジーヴスもえらく腕っぷしの強いところを見せ、悪者たちはとうとうお縄に。先行きが心配されていたバーティの恋心も、彼女の探していた男が「従兄だった」ってんでハッピーエンド?

最後のドタバタ・大アクションは結構楽しめた。古典を引用しつつ、背と背を合わせて盾や剣(古城ホテルにあった)で戦うバーティ&ジーヴス、そして、その足元でコソコソ働く黒人サックス吹き(ウィリー・ベスト)が意外とイイ味出して笑かしてくれる。
このへんは軽いけど可愛い出来、といえなくもない。


とはいえ、これは脚本、オリジナルすぎである(てきとーすぎるし)。
何よりジーヴスに人が求めるものを、見誤っている。
アーサー・トリーチャーは、堂々たる体躯といい(186cmある筈のニーヴンが小さく見えます。まあ、役柄的にはそれで正解だけど)、悠揚迫らぬ物腰といい、ジーヴズとしての外観は合格点。ところが、一番大事な、脳ミソを使った活躍場面が、シナリオ上ほとんど無いではないですか!しかもやたら歌を歌ったり。そんなの私の知ってるジーヴスぢゃないよー。

ニーヴンのバーティが、結構イメージ合ってるだけに非常に惜しい。
原作のバーティは独身主義者のイメージが強いが、タマには恋に落ちて女の子のために右往左往する時もあるので、恋するバーティでもここはOKだし。
まだ若く、実に20代のニーヴンはなんとも頼りなく可愛らしい。後年洗練の極みに達する気品や風格が、手頃にまだ発展途上なところも、ちゃんとした演技の基礎もなく、キャラクターだけでとりあえずキャリアの序盤を切り開いたというニーヴンの、ほとんど初主演(ビリングはトリーチャー、フィールドに次ぐ3番目だが)であるがゆえの一種素人っぽい所も、「おバカで、お人よしのお坊ちゃんで、それでも騎士道精神に満ちている愛すべき青年」バーティ・ウースターという役柄には最高のマッチングだったのではないだろうか。
MGMから彼を借りてまでバーティ役に抜擢したザナックは流石だ。しかし、同じコンビのジーヴス2作目を撮ろうとしたら、今度はなぜかゴールドウィンが貸してくれなかったという(DVD付録のリーフレットによる。惜しくなったのか?)。
うーん、残念。
だもんで、ジーヴス映画を二本カップリングしたこの「ジーヴス・コレクション」DVD、あと一作はトリーチャー=ジーヴズしか出てこないそうだ。…がっかりである。それより次作では、腕っぷしばかりでなく頭のいいところをちゃんと見せてくれるのだろうか。
まあ、気が向いたらそのうち見よう(冷たい)。

http://www.amazon.com/Jeeves-Collection-Thank-Step-Lively/dp/B000O78KZ6/ref=wl_it_dp?ie=UTF8&coliid=IL052NAMJRCF2&colid=1OHHT0YPZPVWR

脚本はともかく、キャスティングに限っていえば、これならウッドハウスも満足したのでは。
だって最近届いた「ジーヴスと封建精神」(1954年の作品)には、開幕そうそう、ジーヴスの留守中に口髭をはやしてみたバーティが「だがこれはデイヴィッド・ニーヴンが長年幾百万の人々の喝采を勝ち得てきたのとおなじ、繊細で楚々たる植生にすぎない」とジーヴスの冷たい視線に対して自己弁護を行う場面があるのだ(ニーヴン氏に口髭はよくお似合いでございます、と、その点はジーヴスも認める)。
ただ、50年代にはスターとして認められていたニーヴンだが、彼が真に「大スター」としての立場を確立するのは、1956年の「八十日間世界一周」からではないかと思う。

…若かりし日のバーティ役を、そしてその後の成長を、ウッドハウス自身も好意的な眼で見続けていたゆえの楽屋落ちとしか考えられませんねコレは(笑)

★三つは、ニーヴン=バーティが可愛かったがゆえのゲタ履き数字です。

出版せよ!

2008年12月11日 読書
「ミステリマガジン」2008年12月号の特集は、「出帆せよ!英国帆船小説」。
これは要チェックや!と図書館で借りてきました。

最近はトマス・キッドの続きが…とか、オーブリーの次巻の訳出もあぶないとか色々言われてるけど、「出版せよ!」この一語につきます。特にオーブリー!せっかく10巻まで来てるのに、三度めのザセツは勘弁してください~(涙)

中身は帆船小説な短編(片方は殺人事件ありのもろミステリ)二編に、英国帆船関係旅行記や帆船年表やブックリストなどなど。

ポーツマスもプリマスもちょこっとだが私も行った!行ってるぞ!
ファルマスやノアやランズ・エンドはさすがに行けてないが…
…時間にユトリのあった、大昔のことであるが…
あのユトリ、いまいずこ…

とにかく、英国は、古いモノ古い光景をかなりキッチリ残し続けてくれる素敵な国。また行きたいなあ…はぁぁ…
とうの昔に買ったのに、うっかり読みそびれていたコレを読了。
「恋の季節」のタイトルにふさわしく、いつもの倍増し大量の決裂カップルたちが編み上げる人間関係の迷路を、ジーヴズの頭脳とバーティの騎士道精神が解きほぐす!

「おバカ」という評価を覆す日はなかなか来ないだろうけれど、バーティってほんとにイイ奴だよねー☆

読み終えたとたんに、アマゾンに注文していた「ジーヴスと封建精神」も届きました。でも、手元には、予約者に待たれている図書館で借りた本が他にもあるから後回しかなぁ。自腹で買うと逆に後回しになりがちなのはコレいかに。

本気。

2008年12月9日 コンピュータ
お絵かきのため、PhotoshopCS3に、旧マシンの旧版に入れてたフリーのアクションファイルとかフリーのブラシとかを入れ直す。新しいブラシも発見したんで使ってやろう♪
しかし世の中、探せばいろんな便利モノがあるもんだなぁ。すごいなぁ。
クリスマスまであと二週間!キビしいけど今年こそ何とかするぞー★
だいたい読書感想文コーナーまで更新遅れてるんだし。とにかく本気でがんばらねば。
14話はサブシナリオもあったので一話でバトル二回。でも連続ではないし楽なもの。モーリンは全く育ててないが(リューグももはや育ててないが)どうとでもなった。マジ銃と弓強すぎ。新加入のパッフェルさんも銃は持てるわ四歩も歩くわで使えすぎ(しかもお宝発見スキル!)。…でもあくまでも、レナードさんをスタメンに残したままで使う私。銃2弓1魔法系4壁1のラインナップでどこが悪いんだー。(…でも、サモナイ1で最後に痛い目を見たので、念のため経験値はそれなりにプールしている。ま、ラスボス戦はお宝ないだろうからパッフェルさん要らんし)
15話は店長さん加入のサブシナリオがあったが、ここ数日眩暈がするほどローウェン砦でフリバやっていてあまり覚えていない。十分成長してるのだがブラックコート取ってレナードさんに着せたい!と…何十回やったのかなあ…(T^T)経験値ならフロド湿原でやるほうが得なのだが、スタメン平均Lv.は既に24(貯金も残しつつだ)。
それでもついに諦めて、『衝撃の真実』(ありがち)とともにセカンドディスクへGO。
「ファンタジーの次はSFかよ?」と叫ぶレナードさんが好きです。
16話でバッドED分岐はしなかった。15話データをとっておいて後日試すかな?
二巻目がもうすぐ出るそうです♪
もちろんまだ読んでませんよ私も。ホントは今日は、ジーヴズものをぼちぼち読んだだけ。

せっかく、珍しくも週末連休だったのに、疲れがたまっててさしてナニもできないまま、お休みはあと一日とあいなりました(昼寝の合間にサモナイ2のフリバは繰り返していたくせに)。明日はなんとか親サイトの更新したいが…がむばらねば。

サクリファイス

2008年12月6日 読書
近藤史恵著。

ロードレース。日本ではまだ結構マイナーな自転車レースだが、世界に出れば全く扱いは違う。世界への夢は遠く熱く、日本の選手たちの心を灼く。

主人公は、いいものを持ちつつ勝負に対してちょっと微妙な思いを捨てきれない繊細さを持つ若手選手。ただ、ロードレースとは、エースとアシスト、役割分担が非常に強烈なスポーツであるらしい。アシストの働きなしにはエースの、ひいてはチームの勝利などない。勝ちしか目に入らない選手は逆に、優れたアシストになることもできないのだ。そうした特殊な種目において、ある悲劇的な事件を通じて彼が知る、ロードレーサーの執念とは、覚悟とは、そして誇りとは…

ほろ苦さと爽やかさのないまぜになったラストまで、読み始めたら一気だった。
去年の本。気になっていながら読みそびれたままでいたのだったが…早く読めばよかったよ(爆)
なんと、近藤サン、スポーツ小説(スポーツ・ミステリ)を書かせてもこんなによいものを書くとはねぇ。南方署強行犯係シリーズは結構好きだけど、それ以外は微妙なところかなあと思ってた人なのだが。いい意味で驚かされました。
わーびっくりした。

夏の課題図書「チームふたり」(吉野真理子著)の、続編が出てたー!
表紙は純クンひとりなのね(六年生になって、純がキャプテンになったらしい)。あいかわらずカワイイ…

まだ読んでないけど、とりあえずツバつけだ!
前作のラストシーン、大会がどうだったかも序盤にちょこっと触れられているようなので、「試合結果を知りたかった」とか思ってるむきには朗報(笑)

前作を取り上げた日記は、http://13374.diarynote.jp/200806212247170000/
ハンキー・パンキー
1982年、シドニー・ポワチエ監督作品。

コレもワキで出てるリチャード・ウィドマーク様狙いで(笑)。
でもかなりの御歳になってからだし。悪役らしいし。
作品自体大した評判きかないし。そもそも日本盤DVD出てないし。

…なこの映画。それでも多少気になってはいた。たまたまビデオがオークションで100円で出ていたので、送料入れてもレンタルビデオ借りるのと変わらないしナーと、話のタネに落札してみました。

内容は、建築デザイナージーン・ワイルダーが、たまたまタクシーで相乗りした美女を口説こうと思ったら、彼女に投函を頼まれた封筒をめぐって、恐ろしげな謎の組織?に追われるわ、殺人犯の濡れ衣はきせられるわ、で、ドタバタジタバタと繰り広げるコミカル・サスペンス。
このテの作品は、「大陸横断超特急」などでイイ味出してたワイルダーには悪くないと思われるのですが、とにかく開幕30分ほどしないと本気で笑う場面に出会えなかったという時点で、やはり世評は無理もない、というか…。

ウィドマークは案の定、謎の組織のボス格として、主人公たちに睨みをきかせる役どころ。ソフト帽かぶってる姿はちょっとマディガンばり。強そうデキそうな部下たちを常にゾロゾロ連れ歩いているのに、この御歳で何でいまさら自分の手で直接女を殴ったりしてるのかねぇと、演出にはイロイロ疑問山積。意外にもハイエナ笑いは割愛されてるが。
静かに凄味と貫録のみを魅せてくれるだけの方がいいと思うよ(そういう場面もあるが)。
終番ちょっとグランド・キャニオンの上を飛行機で飛んだりするのは楽しいが、五郎八航空みたいな素人操縦ギャグは不完全燃焼だし、全体にワイルダーの神経症的ギャグ演技も生かし切れてない気がする。
主人公たちを振り回す「謎」についても結局ボカしてしか明かさないので、コメディ部分がメインだからとしても(その割に導入部のシリアスが長すぎるが)、すっきり感のないシナリオだ。
名優の筈のポワチエだが、監督としてはイマイチセンスないんじゃないか。

唯一、雰囲気が盛り上がったのはワイルダーがピアノを弾いて、彼の逃亡を助けてくれたギルダ・ラドナーにちょこっと気持ちを通じさせる場面くらいかな。男も楽器が弾けるとこういう時強いね。うん。

なんでポワチエがこんなの監督してるのかよく分からないよ。…ウィドマークが出てあげてるのは、きっと「復讐鬼」以来の、長いお付き合いのよしみであろうと思うのだが。

…やはり、無理に海外盤DVDを買ったりとかしなくてよかった(爆)
なんか昨日も今日もヘンに忙しかった。本も読めない。
明日は高座に新ネタをあげるというのに…(いや高座じゃないって。でもネタ繰りするのはいっしょ)
だいじょうぶだろうか…

ってネットサーフしてるばやいではないのだが。
エラリー・クイーンのラジオドラマ集。
それも、単行本化されていないものを選んで集めているという丁寧な編集。実際にクイーン(ダネイ&リー)がシナリオにかかわってるという点でもクイーン・ファンには十分に意義ある本ですね。

ミステリとしては軽めだが、ラジオなぶん「一般受けお約束」が強化されているのもそれはそれで楽しい。美人秘書ニッキイ・ポーターの出番が増えてるとかそういうのね。
あと、検死医ドク・プラウティも出てるが、もう少しセリフが欲しいな。このヒトの毒舌好きだったんだけどな。

(追記)
軽めと書いたが読了してみるとそうでもなかった。コミカルな演出もミスディレクションに寄与するものが多く、意外性と鮮やかな謎解きがバッチリ決まる。後半に行くほど気に入りました。

ぶらんく。

2008年11月30日 日常
い、イカン…

レナードさんの絵を描こうかなと思ったのだが(From サモンナイト2)、なんか思うように描けない。
長いことイラスト新作描かずに本サイトほっといてたのがタタったかなー。
ツルンとした美形はフツー(私のレベルなりのフツー)に描けるんだけど、そんなのあんまり面白くないし。

しくしく。また修行しなおしです。

予知夢

2008年11月29日 読書
東野圭吾著、探偵ガリレオシリーズ第二弾。

あいかわらず理系なトリック理系な探偵に、二作目は、タイトル通り一見オカルト的な事件を組み合わせることが増えている。なかなか面白いね。一作目より、エンディングが複雑なものが増えたような。一作目の、予知夢を見て少女の寝室に突入した犯人なんか、ある意味非常に気の毒なものがある。
それにしても、草薙くん、なかなか女縁がうすいねぇ。湯川が応援してくれてもしんどいですか。ひょっとしたら物理学の助教授のくせに(←偏見)アルマーニとか着てお洒落な湯川にカスまされているのかもしれんけど。

★は4に近い3。
特典♪特典♪ジーヴズ
喪服のまま夕方職場に行って幽霊勤務を少々。昨日の残業とあわせて、これでなんとか明日は職場行かなくて済むぞー♪

…と、ホッとしつつ帰宅したら、いいモノが届いていた★

先日米密林に注文した米盤「街の野獣」と「ジーヴズ・コレクション」。
(11/17日記参照→ http://13374.diarynote.jp/200811172022144885/)
「街…」にも小さなリーフレットが入っていたが、ジーヴズ・コレクションのオマケにはちょっと感動した。三つ折りリーフレットに加えて、ロビーカード四枚組!
(無駄に紙箱までついてた。CDケースのジャケットと同じなのでこっちは要らないよ…)
こいつは楽しいね。三連休くらい欲しいねホント。
絵も描かなきゃって思ってるだけにね(激無理)。

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