ここ数日連絡とりたくてちーともちーともつながらなかったお仕事の関係者。今日やっとお話できて、夕刻もういちど電話しますね、と言ってたのだけど夕刻はまたつながらなかった。
そして、また明日だなー、今日も忙しかったなー、と職場を出て家まであと100メートル付近で。

…ばったりお会いできましたがな。ご本人さまと。

いや、実は結構ご近所に住んでいることを、互いに知ってはいたんですけどね(笑)
橘公司著、第三弾。
なんじゃこりゃ、の『学園篇』、しかし、なるほどね、こういう方向から学園篇にしちゃえるんだ。と。そういう構造的なアイデアは結構有る作者だ。…このオチから4冊目はいったいどこへ行くのかしらん。
日本語も少し落ち着いた。薄味だがそれなりには笑えるので四巻目も一応チェックしよう。

柳広司著。
D機関モノ第二弾!
やっぱり今回もスタイリッシュな締まった文体で読ませます。
うーん。そろそろ本編いってくれー。悪いとは言わないが…
なんとか、私、だけ、片付いた。あー死ぬかと思った。
(お受験て、…終わりよければ、すべてよし、だけど。みんなこんな大変なの?)
でも公のほうの忙しさは、まだまだピークはこれから…
来週の研修、勘弁してほし…(まだ言ってる)
ジャック・キャンベル著。四巻まで来ました。行ったり来たりしながら故郷を目指す艦隊。とりあえず艦隊戦はドキドキしながら読めるので満足。
小澤俊夫著。

講演の収録とテーマ別コラムとで、大変読みやすい。昔話は三回の繰り返しが大事な大事なお約束なのに、繰り返しを片っ端から省略してしまった!とディズニーを断罪しています。なんて下品かつエロティックな改変を!と「ほんとうは怖いグリム童話」も断罪しています。
お気楽に楽しく読めて、なんとなく元気の出る(著者が妙に元気がいいので)昔話入門書。
橘公司著。
一巻目はメタメタにけなした私。日本語があんまりだったから…ただ、物語の構成力があるのは認めてた。なので、一巻と同時予約してたのが届いたので念のため二巻目を読んでみると、多少は日本語も引っかかりにくくなっており、結構楽しめた。真面目に見せて外してくるお笑い展開だが、語り口はスムーズ。とにかく読み始めてしばらくの間は「へ?」と思うような熟語が出なかったので救われた(最後まで出なかったなどとは言わない!)。

でもやはり、お笑いでも、あとちょっとセカイ設定の描写が欲しいな。
なんで★は三つどまり。
このクソ忙しいのに、二日に三回ぶんもの研修の日程調整票が来る、半日ずつだけどそれが約ひと月に集中。かんべんして~!先週も一個行ったとこなのに(コレは割と面白かったが)。

ライフプランだとお?退職後の趣味はもー間に合いまくってますが。人権研修…に文句を言うと人間性を問われそうだから我慢して、あと「生活習慣改善指導」てのがめっちゃ腹がたつ!

私は、ぽっちゃりの割には健診行ってもずーっとメタボな数字は出てなかったんですよね。まあ、ちょっと貧血ではあるが。それが、今年初めて、悪玉コレステロールだけが、139までセーフなのに140ジャストだというので※マークがついた(ちっ)。他は中性脂肪も尿酸も腎機能も肝機能も血圧も(むしろ低血圧だ!)BMIも、ぜーーーーーんぶヨユウでクリアなのに、しかもお酒もタバコもやらないのに、この、たった1ポイントだけで、なんで生活習慣がどーたらだなんて話のために、半日もつぶしに出かけにゃならないんだーーーーー!(泣)

誰か私の代わりにシゴトやってくれるとでもいうのか!(まさか)
ストレスでもっと数値が悪くなりそうですよ。くぅ。
トミー・デ・パオラ著。

たまたま前日、リンク先秋林瑞佳さまの日記を通じてナショナル・ジオグラフィックの動画サイトへ行き、アイルランドの世界遺産『ジャイアンツ・コーズウェー』の石柱が立ち並ぶ不思議な海岸を見たばかりだったので、なにげなく手に取ったこの絵本に、まさにこの場所で石積んで道を作ってる巨人フィン・マックールの絵が登場したのには驚いた。

http://www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=3&embedCode=V5ZGUyOtGZIwTT2fOHniJhX5Y23dnAJD&theme=1024

気弱な巨人がおかみさんの知恵を借りて、より乱暴な巨人ククーリンの襲撃をいかにかわすか、というたいへん楽しい昔話。デ・パオラの様式的であたたかみのある絵も素敵です。この表紙絵、一番下部にはちっちゃな(巨人と比すとちっちゃいのだ)木がならんでいるのだが、よーく見るとさらに木の下にはもっとちっちゃい人間と羊がいてたりしてますます楽しいぞ!

いいなあ、アイルランド…行ってみたいなあ…
イングランドとスコットランドとウェールズはちょっとずつ行ったことがあるのだが、さすがにアイルランドは未踏破であります。
オフタイム。おひるね。何通かメールかいて、もうおわってしまいました。
ふう。
ここから二週間が、いちばんイソガシイからなぁ…
もちろん明日はシゴトです。おやすみなさい。
犬飼六岐著。待ちに待った吉岡清三郎第二弾。

いやー、すばらしいね~。
確実にウデを上げている著者。
ちょこちょこっと出てくる新キャラもイイ(富井由道さんも再登場、でもたとえ彼がいなくても十二分の出来栄え!)。
はすに構えた主人公の描写ににじむユーモアと、ハードボイルド⇔人情のさじ加減と、凄絶な剣戟描写と。
連作短編集、全ての話がそれぞれに面白いが、最終話の決闘は特に凄い。
しかし、続編。続編!出てくれるよね!!!(絶叫)

一作目だって、別にここで終わってもおかしくないかも?な感じだけど続いたんだし。
こんなに魅力的なふてくされヒーロー(アンチヒーロー?)が、たったの二冊で終わっていいわけがない。
続刊熱烈希望!!!!!!!
Destination Gobi
Destination Gobi
Destination Gobi
1953年ロバート・ワイズ監督作品。日本未公開。
でも『モンゴル第一騎兵隊』というタイトルでTV放映されたことはあるようです。主としてIMDbのデータや英語圏での情報をたよりに字幕なし録画で視聴。どーして普通の海軍さんな主人公(CPOというと兵曹長?下士官クラスのようです)が、突然引き抜かれてモンゴルの奥地にある米海軍の気象観測隊基地に行かされるのかだけはよくわかりませんが、だいたいにおいてあまり英語がわからなくても何とかなるようなご都合主義お気楽展開です。なんでネタバレ全開で。
もちろんリチャード・ウィドマーク目当てです。

太平洋戦争末期のお話。主人公マクヘイル(リチャード・ウィドマーク)は、はえぬきの海の男なのにゴビ砂漠の真ん中に派遣されてしまい、ちょっとクサりつつ任務をこなしている。だが、日本軍の爆撃で上官(階級は高いが気象観測官)は死亡、無線やラジオも破壊されて本部と連絡もとれなくなり、一応最先任の彼は僅かな可能性に賭け、残りの隊員を率いて強引に海を目指そうと決める。海辺にさえ出ればどうとでもなる(そのへんの船を奪えばいいし)!という安直な発想は、海軍さんには定番ですね。定番すぎて仕方がないです。あのホーンブロワー艦長だって、とりあえず「海にさえ出たら…」ではるばるフランスから英国まで脱走しますし。

知り合いの遊牧民の部族に米軍製の鞍をやるからと協力をとりつけ、まずラクダ、やがて馬に乗ってひたすら海を目指すのですが、さすがに街に立ち寄ったところで日本軍に捕まってしまう。とはいえ捕虜収容所は海の近くで、裏切ったかと見せて後から助けに来てくれた遊牧民のリーダー(マーヴィン・ヴァイ)たちの手を借りてアッサリと脱走し、日本軍の追撃を振り切り奪ったジャンクで、目指せオキナワ!

設定はちょっと個性的なのだが、とにかく大変ご都合主義的で、モンゴル人コレ見たら怒るんじゃないかというくらい遊牧民の描写も適当で、これでウィドマーク様がカッコよくなければ全く何の価値もない、しかしカッコイイのはカッコイイんですね。いや、スカな映画でも必ずいい仕事してくれますよウィドマーク様。★三つもつく映画ではないけど欲目という奴で。

遊牧民族服の借り着は似合わないけど、金髪のミスマッチ感が楽しい。部下の中には、またまた、ほえーとした顔のダメ弟役者アール・ホリマンもまじっていました(「折れた槍」「拳銃の罠」で二回もウィドマークのダメ弟役)が、今回はそんなにまずいこともせず。遊牧民リーダーが「拾った女」の警部補とかいう時点で既にモンゴル習俗については期待はできませんが、日本人同様小柄な筈のモンゴル人の乗る馬はもっと小さいのではないのか(日本の馬も小さいし)、とか、バリバリの誇り高き騎馬遊牧民族がほんとに外国製の鞍なんかほしがるのか(毛布はまだしも)、とか、ほんとにあの程度歩いたり馬乗ったりしただけでモンゴルの奥地から海に出られるのか、などと、考え出すとどうしょうもなくなる(=ウィドマーク様が見れなくなる)のでなるべく考えないことに(苦笑)あ、日本兵の日本語も、お約束通り変でした、やっぱり。

どう見ても西部劇のノリで作っている戦争映画でしたね(インディアンライクな遊牧民!)。

多分私大昔にTVで見ているようなんですが、今見ても全くなんにも思い出せず。ひょっとしたら前回も、本能的になるべく細部を気にしないようにしながら見たのかも(笑)…ありえる…
橘公司著。

「このラノベがすごい!」に、富士見期待の新シリーズ(既に三巻まで出てる)、大人気、とあったので手を出してみたが…

なにこの日本語。
凄く強くてクールな美形女戦士が、お気に入りの姪っ子の前ではへにゃへにゃ…という落差の笑いを狙ってるコミカル・アクション・ファンタジーのようだが、笑う以前に彼女のクールで無敵な活躍の描写に、著者としてはカッコつけた文体なのだろうが、変な語彙とビジュアライズ不能なテキトー描写がまじりこむため、読んでるとテンポが崩されまくり。

「轟声」ってナニ。轟音ならあるけど…
「大型バイクのような形をした天駆機関」てナニ。空中での戦闘シーンを支えるキモじゃないのかこのキカイ。そんな投げやりな描写でいいのか。そのくせヒロインは足に「天駆機関」とやらを装着しているらしい。説明もなく、天駆機関ごとキックしてるらしい(彼女の装着してる天空機関が鎧型だとの説明は数十ページ後にやっと出てきた)。わからなさすぎる…
「頭中に後悔を巡らせた」…頭中?…頭中を、後悔が、巡る?(胸中じゃないのね)

まだ笑いに到達しない、ヒロインすら登場するかしないかの最初のたった4ページで3回も脱力してしまうとは、ほんとにもう…
カルマたちの存在する異世界では普通に使われている語彙なのかもしれないが、辛いです。
カルマが痛い性格なのは狙ってのことですが、普段クールな彼女が溺愛してる姪がほんのちょっとしたケガをしたのを見ただけで笑えるほど動転する、というシーン。「指先に3センチほどの切り傷がある(だけ)」ということですが、少女の細い指に3センチは結構な流血の予想される、それなりに派手な怪我ではないのか。ここは3ミリが適正でしょう…じゃなくて、この著者、具体的に脳内でビジュアライズもしない(できない?)ままテキトーに文章を連ねているのか?

これは、久々に…最後までとても読めない作品になるかも。
笑える最強ヒロインてんで編集部が「スレイヤーズ」を引き合いにだしてたけど、神坂さんはもっとずっと日本語がうまかった!うまい上で崩しているからこそ、あのテンポの良さが生まれてるのだが!編集者は何やってるんだ。新人作家の日本語がヘンだったら突っ込むのが仕事じゃないのか。

…もう放っておいて、寝ます、この本。


<追記>
翌日、読了。
三章目あたりからの展開は多少予想外だったので最後まで読めた。が、もうちょっと世界設定ちゃんと描写入れてほしいなあ。だいたい空獣て何なのか結局きちんと書いてないし、だから騎士団て何のためにいるのかはっきりしない。「雰囲気だけ」にもほどがある。もちろん日本語も普通になってくれんとなあ。読了はできたので★はひとつだけ増やしたが。

初日は軽く。

2010年1月4日 日常
今日はそんなに仕事せず帰宅。あまり、あちこち連絡取ろうにも正月すぎるし。いつからならいいかしら。5日ならどうかしら。

休みが短く感じた以上に、月曜から仕事ちゅーのが、嫌かも>秋林瑞佳さま
思えばウチの職場は月曜が休館日なのでたいがいの月曜はお休みなんだな。土日の出勤日がある代わりになんだけど。
仕事がらみの本ばかり読んでて新刊読んでないなんて、自分じゃないわー(爆)

明日は小説読も。

早い、早すぎる

2010年1月3日 日常
明日はもう仕事ですか。早い…
特に大晦日あたりからこっち、風邪でずっと半死半生だったから(熱はないが喉は死んでた)、よけいにむなしさが込み上げます。体調はだいぶ戻したけど…今年もこんなか。ふぅ。
とりあえず、また頑張っていろいろ逃避しちゃ日記書く予定です。

例年通り

2010年1月2日 日常
一、二と実家へ行って戻ってきました。珍しく車を使うと渋滞にまきこまれた。やれやれ。
吉野万理子著。
新年一冊目が児童書か、と言われそうだけど、シリーズの三作目。まさか三冊もいくとはね。前作に出てきたけれど印象薄かった広海(ふたごの片割れ君)が主役。お調子者だし計算高いところもあるし、まあ薄くても仕方ない性格なんだけど、計算する割に、決して悪いやつではない(最近は、こんなふうに計算する子のほうが普通なんだろうか…)。自信家に見えて、実は臆病なところ、意外に弱気で他人に依存しやすいところがあるだけなんだね。

ただ、それだけにその弱点は、前作の主役だった、控えめだけど一途な純の目には逆に入りにくいという展開が、ナルホド納得。まあ、登場人物がその弱点を克服して成長してゆくのは、物語の定番であり快感。

このぶんじゃ、四作目も出るかもという気が…そして四作目出るとしたら、私のカンでは初のヒロインかな。今頃大地の妹が出てくるとは思わなかったし(笑)
1949年、ジヨン・フォード監督作品。
本年のラスト観賞はコレ。

退役間近の老大尉(ジョン・ウェイン)の最後の日々と任務を描いて、アクションというよりも人情とユーモアの西部劇。騎兵隊といっても家族や親族も含めてそれなりに多彩な大所帯。いろんな立場の人々の、こまごましたやりとりがイチイチたまりません。
大昔、学生時代に見た時には、まだ米国史にも西部劇にも、今ほど経験値がなかったから、地味な映画だと思った記憶が。「スミス二等兵」の挿話なんかよくわからずに見過ごしたか、それともTV放映でカットされてたか。

西部の雄大な景観、人馬一体の騎兵隊の美しさ。色々言いつくされてる映画なので「観た。楽しかった」ですませておくことに。
フォードの「軍隊好き」を気にしすぎなければ、オススメの名作ですね。
血なまぐさい戦闘もほとんどないし。

さよなら2009年。2010年も、よろしくです。m(__)m
三角輸入?今年最後の衝動買い。
私は帆船好き。
帆船小説が好きだし、当然映画で帆船見るのも好き。
となると海賊映画も好き(でも今風アレンジ強いワンピースとかパイレーツオブカリビアンは勘弁して…)。

だから、しばらく前に「Pirates Of The Golden Age Movie Collection」なるDVDボックスがアメリカで出たのも一応アンテナに引っかかってはいた。一番のウリはエロール・フリンとモーリン・オハラの「すべての旗に背いて」収録。でものこる三作(「海の無法者」と未公開作?「Yankee Buccaneer」「Double Crossbones」)がイマイチ聞かんなあ、と、いったんスルーしていた。

「海の無法者」はヒロインのイヴォンヌ・デ・カーロのほうがヒーロー(Philip Friend。って聞いたことないぞ)よりメインみたい。うーん…
「Yankee Buccaneer」はジェフ・チャンドラー主演。好みじゃないよぉ。
ただ、今ふと調べ直してやっと気づいたのだが、「Double Crossbones」は何と、ドナルド・オコナー主演、それも海賊ミュージカル・コメディとな?!こっ、これは…

かなり地雷くさいが、ちょっと見たい。日本盤など30世紀になっても出まい。ミュージカル・スターとしてのオコナーは結構好きなんである。歌って踊ってくれるらしい。
「すべての…」+アルファ、と考えれば、字幕もあるしトライする価値あるかも!

ぽち。

ああ、やっちゃいました(笑)

それにしても…
アステア・ロジャースボックス買う時にも思ったのだが、「新品」を米国本家アマゾンで買うよりも、本家アマゾンマーケットプレイスで買うよりも、英国アマゾンマーケットプレイスに並んでるアメリカの店から買う方が安いのは何故。
二枚四作品入りボックス、送料込で13ポンド少々(約二千円)。

地雷でないようドキドキ祈りつつ待つ今日この頃です。

http://www.amazon.co.uk/gp/product/B000N3T0GO/sr=8-1/qid=1262190989/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1262190989&sr=8-1&seller=

http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDReviews30/pirates_of_the_golden_age.htm

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