三日に分けて.

2010年5月7日 日常
678とまたお仕事。今日は久々に小学生の見学相手をこなした。あと何校来るかしらん?我慢できずに昨夜、今夜と"The West Point Story"を少しずつ見ながら頑張る。三日に分けてなんて我ながらどうかとは思うが…
でも来週は代休と、「ショウほど素敵な商売はない」がある!
がんばれワタシ。
1940年、サム・ウッド監督作品。モノクロ。
この「恋愛手帖」と、やはりジンジャー・ロジャースがケイリー・グラントと組んだ「恋の情報網」が二枚組500円でヤフオクに出ていたのを、ウッカリ落としてしまった。いや、何か忘れたが欲しいモノから目を離していたら最後の数分で他人に持ってかれたショックのあまりつい入札したのだったような気がする。
だってジンジャー・ロジャース、別に好きでもなんでもないんだもん(爆)…グラントは結構好きだけど。

とはいえ、アステアとコンビを組んで踊りまくった十作品はあるし、ビリー・ワイルダーの「少佐と少女」ではコメディエンヌとしての実力を十分に見せてくれた。その彼女がオスカーを獲った作品なんだから見ても損はあるまいと思ったのだったが…やはり、見せてくれましたね。ユーモラスなエピソードを交えながらも二人の男性に愛されて波乱万丈なワーキング・ガールの恋物語。まさに女性映画…このジャンルも私はあまり興味がないのだけれど、1時間48分、みっちり見てしまいました(笑)

映画の前フリは20世紀初頭の女性の姿。電車に乗れば男どもが先を争って席を譲り、控えめな求愛を受けただけで失神寸前。ければ今では参政権も勝ち取って(すると誰も席など譲らない)、バリバリ働き夜遊びにも励む。そんな「新しい女性」の恋物語ですよ、とわざわざ字幕が入るのである。当時はかなり新しっぽかったということだろうかこの話。

そして本題。NYのおしゃれな婦人雑貨店で働くキティ・フォイル(ロジャース)が付き合っているのは真面目な医師マイク(エドワード・クレイグ)。デートの筈が往診に付き合わされたりしながらも、彼のプロポーズに彼女の瞳は輝く。ところが、新生活へ向け荷物をまとめる彼女のもとへ現れたのは昔の恋人で大富豪の御曹司ウィン(デニス・モーガン)。「妻と別れて南米へ発つから一緒に来て」と口説くウィンに、キティの心はグラリと揺れる。病院で待つマイク、波止場で待つというウィン、彼女はどちらを選ぶのか?舞い上がるキティに向って、鏡の中からもう一人のキティが「ちょっと待って、しっかり考えるのよ。あなたはオトナでしょ」と声をかける。
…ここから先は怒涛の回想シーンになる。というか映画の大半が回想だ。

初めにキティに秘書として働く場をくれたのは雑誌社の社長ウィン。顔良し趣味良しお金持ちの彼はまさに『夢の王子様』だが、キティの父が心配した通り、自分の世界から飛び出すだけの気概は不足している。ヒロインは家柄の釣り合わなさに何度も心を打ち砕かれ、一時は未婚の母として強く生きようと決意もするが、死産の憂き目に合う。一方、根は理想主義者で仕事熱心なのだが、出会った時からどこかヘンな人、マイペースな医師マイクについては、「うーむ、あと少しロマンチックをあげればいいのに…」と思えるところがある。「いつ、自分が恋に落ちたって分かるの?」「僕はお金がないしね、この娘のために10ドル使ってもいいと思えた時かな」。…正直だが、正直すぎるゾ。女性にはなかなか厳しい二択かもしれない(笑)

メロドラマには違いないが、ロジャースのワーキングウーマンぶりには独特のリアルな手ごたえがある。思えばアステアとのコンビが見事にハマッたのも、この世のものとも思えぬアステアの踊りと、可愛いのだけど妙に地に足がついて現実家くさいロジャースの個性との、バランスが良かったからではないか。「少佐と少女」で、"12歳の少女に変装して、しかもなかなかバレない"というトンデモ展開も、序盤の「都会に幻滅して田舎に帰ろうとする"現実に負けちゃったワーキングガール"」ぶりが完璧だったから通じるのだと思う。
しかし、実は「恋愛手帖」でも、回想シーンで"恋に恋する15歳の少女"が出てくる。セーラー服姿だ。「モンキー・ビジネス」でも幼女に戻るらしいし…好きだったんだろか若作り演技…

エンディングはちょっぴりイキナリ感があったが、それなりに面白く見れたので良しとしよう。
連休後半は例年通り実家。今日は出石にドライブしてきましたが、疲れたー(私は全く運転してないけど)。5月だってのに暑すぎ。
映画 視線のポリティクス―古典的ハリウッド映画の戦い
加藤幹郎著。
スタージェスと倫理規定(プロダクション・コード)、キャプラと戦時プロパガンダ、色々ありそで面白いが、15年ほど前のこの本のころは、なんかスタージェスってフツーの人がちっとも見れなかったのね。今はワンコインDVDが妙に色々出してるけど。サリヴァンの旅でもレディ・イヴでも楽勝な現代。
いいことなのだろうな。でも、VHSじゃ出てたのにちっともDVD化されないってケースもあるが…

まだ読み始めて三分の一なので、そんなしょーもない感想が先にきます(笑)

http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB-%E8%A6%96%E7%B7%9A%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9%E2%80%95%E5%8F%A4%E5%85%B8%E7%9A%84%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E5%B9%B9%E9%83%8E/dp/4480872833

<追記>
最後まで結構面白かった。四章は女性映画とノワールと時代性。形式と時代について考えながら映画を観るのも確かに面白そうだ。といってもたぶん自分は「論じる」などは二の次になってしまいそうだが(ミーハーだし)。次はジェローム・ロビンスの本が来てるので、映画系の読書はソレだな。
野村美月・井上堅二ほか著。
バカテスしか読んでないので多少困りつつも、やっぱり井上堅二はいいなあ。

…おシゴトで、なんか凄く「できなかった」感のある哀しい日だったので、逃避のネタはいくつでも歓迎です。くすん。
小川一水著。この人初読み。

ハネがあったり毛がもしゃもしゃはえてたりの亜人種もいる世界らしいけど、戦艦が帆走戦艦だってんで手を出した。
またこの世界には「メギオス驚異」なる不思議な事象や不思議な生き物があるらしい。人間の国どうしの戦争が一区切りついたタイミングで、それらを探検・調査、そして手に入れるために出航したアンヴェイル号の航海物語。でも戦争で負かした筈の敵国の軍艦が同じエモノを狙ってケンカをふっかけてきたり。

主人公は16歳の少女騎士テス(通訳の少年の護衛役として乗船)、アクションも担当するが、通訳ジャム君も一見ヘラヘラしてるようで実は頼もしい一行の要。でも貴族のボンボンで美形でキザで腰抜けで、でも苦難の中、次第に頼もしく成長し始める若き艦長アルの方が私はヒイキだね。こっちもまだ十代の少年なのだった。いきなりの重責にいかに耐えて成長するかって、こっちの方が帆船小説定番なテーマだしぃ。

主要キャラの年齢が低めで、かなりジュブナイルくさいのが惜しいが、作者に帆船小説への愛がしっかり感じられるので、もし続編が出たら読んでみるかな。
作者、帆船と騎士は時代的にズレがあるけど強引に一緒にした…とか書いてるけど、レパント海戦とかアルマダ艦隊にのってたスペイン軍はまだ結構鎧着てた筈だからそのへんは無問題。むしろ、あと少し、オトナキャラをしっかり書いてくれればなぁ…そっちの方が気になります。
うーん。なんか今日もボケボケドジドジを繰り広げた。
オトナとして問題あり。はぁ…

元気を出すにはたまってるDVD鑑賞が一番なのだが、さすがにこのテを使いすぎていて寝不足がたまってきた。眠い…オヤスミナサイ…
ヤマザキマリ著。

ほんっとに、ききしにまさる、ひたすら風呂のマンガ。
表紙からしてこれですが、中にはフツーのおっちゃんたちの裸がもうゴマンと。

みょーに気合いの入った古代ローマ帝国風景がうれしいです。密偵ファルコとか好きな人はぜひ。
主人公(古代ローマの浴場設計技師)はトコトンマジメだし、げらげら笑えるってわけでもないマニアックなものなのですが、なんだか気持はほかほかしてきます。風呂だけに。
私自身はほんと言うと風呂よりシャワーが好きなんですけどさ(笑)

ただ、一番最初の主人公のタイムスリップ場面、彼の顔がなんか楳図かずお風になってると思うのは私の考えすぎだろうか(笑)
Time Limit
Time Limit
Time Limit
1957年、カール・マルデン監督作品。モノクロ。

朝鮮戦争時、収容所での反逆行為について調査する男が辿りついた、いっそう醜い真実とは。法廷ドラマではないがそれに近い雰囲気の、渋い社会派ミステリ?映画。主演のリチャード・ウィドマークは制作も兼ね、友人である俳優マルデンが珍しくもメガホンを取っている。気合いの感じられる作品だ。…地味だけど。
日本未公開だし(TV放映はあったらしいが。「祖国への反逆!第5捕虜収容所」)、今回、ストーリーはもうネタバレ全開とします。

北朝鮮の米軍捕虜収容所で、逃げようとした捕虜が射殺されるシーンから映画はスタート。
タイトルロールを挟み、舞台はNYに(多分)。隙のない態度、悠然たる足取りでオフィスへ向かう米軍の調査官エドワーズ大佐(ウィドマーク)をカメラは映し出す。彼の調査対象は、収容所内で様々な利敵行為を行ったとされるカーギル少佐(リチャード・ベースハート)。迅速に進めろと煩い上司コナーズ将軍(カール・ベントン・レイド)の圧力に悩まされながらも、エドワーズは「すべてを明らかにする」ことにこだわり、捕虜十数名の証言を慎重に吟味するが、カーギルは「真実に何の価値がある」と非協力的で、「自分は有罪だ」と言うのみで黙秘を続ける。

極寒と飢餓、不衛生な環境と懲罰。米軍捕虜たちは収容所の過酷な環境に屈せず、何ヶ月も耐えてきたという。それが、突然(誰もが「突然」と強調する)節をまげて収容所長の走狗となったカーギルの動機はやはり自己保身だったのか、洗脳か、それとも?…過去の記録や他の捕虜の印象では、カーギルは知的で誠実な人物と見えたのだが。一方、将軍の息子が同じ収容所内で病死していたということもあり、圧力は次第に強まる。
やがて、カーギルが「堕ちる」直前に病死した二人について、証言の中に奇妙な一致点がある事がわかる。捕虜たちが隠している何かがあるのでは、と考えたエドワーズは証人の一人ミラー少尉(リップ・トーン)とカーギルを対面させた。興奮したミラーは陰惨な「秘密」をぶちまける。

…脱走を目論んでいた仲間の一人が殺されたのは、密告者がいたせい。捕虜たちは密告者を裁くことを決め、殺害役を決めるべく籤を引く。唯一反対したのがカーギル、籤に当ったのがミラー。そして密告者とは、将軍の息子だった…

だがその秘密には、カーギルのみ知る「続き」があった。せっかくの勝利(密告者)を失った収容所長キム大佐は逆上し、彼にに「お前が協力しなければ捕虜全員を殺す」と密かに言い渡したのだ。これ以上仲間の死を見ることに耐えられないと感じたカーギルは遂に「堕ちた」。そして絶望と孤独に苛まれつつ裁きを待ち続けているのだった。

将軍の気持を思い顔色を失うエドワーズだが、真実は真実。
衝撃からある程度立ち直ると将軍は「息子がそんな臆病者だったとは」と失望の言葉を吐くとともに「そもそもキム大佐の提案は、軍人としては蹴るべきだった。何のための軍務規律(Code)だ」とカーギルに言い放つ。「我々将官はもっと大きな規模で、責任を持って部下の命について判断を下し続けているのだ」とも。
しかしここで、カーギルは逆に将軍に強く問いかける。「人に永遠に英雄であり続けることを要求していいのか。どれほど素晴らしい人間の勇気にも限りはあるだろう。最後の一瞬の転落でその人間の全てを否定するのは正しいことなのか?私はあなたの息子さんを否定してしまいたくない」

最後に、エドワーズは調査報告書を読みあげる。曰く「利己的動機によるものではない、軍法会議は不要」。初めての理解者を得て救われた表情を見せるカーギルに、エドワーズは釘をさす。「それでもおそらく軍法会議は開かれるだろう」…だが少なくとも、カーギルの問いを、人々に投げかけることはできる。
エドワーズは、もしも軍法会議が開かれた暁には、カーギルの弁護を引き受けようと決意していた。


…うーーーーん。
50年代後半の映画でこの展開、このテーマには驚かされた。
世界の憲兵を気取っていた冷戦時代の米国において、しかも民間人がでなく、軍隊という組織の内部でこのような問いを放つというのは。

捨て鉢な表情のベースハート、一見好青年だが落ち着かないリップ・トーン、お節介だが上司思いの軍曹マーティン・バルサム、不幸なカーギル夫人ジューン・ロックハート、みな熱演だ。
あまりにも舞台劇臭い演出は面白味があるとは言えないが、テーマがテーマだけに仕方がないかもしれない。

わがご贔屓ウィドマーク様も勿論好演だが、ベースハートとは好対照に、抑えたソフトな演技を見せてくれる。ピシリとカッコよく軍服を着こなしているが、しゃべり方からして普段よりぐっと柔らかい(今回ばかりは大塚周夫さんのアテレコは合わない気がする)。調査官だから舌鋒鋭く迫る場面はあるが、エドワーズ大佐という人物は能弁や鋭さよりも、誠実さと理想主義が基本の持ち味なのだ。証言十ン人分の中から手がかりを見つける時も、自分一人でバリバリと、というのでなく秘書役エヴァンス伍長(ドロレス・マイケルズ)のヒラメキが大きな助けになる。
ドロレス・マイケルズは「ワーロック」にも出ていた筈だが、今回とても可愛いと思った。彼女とのやりとりは、ユーモラスな中にも、呼吸の通い合う男女の(でも恋愛未満の)ふわっとした味わいがあってハードなドラマの一服の清涼剤。ステキな上司とこんなステキな関係だとイイなあ(*^^*)

…結局最後はミーハーな思いで見ている自分でした(笑)

http://www.amazon.com/Time-Limit-Richard-Widmark/dp/B001U6YIB0/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=dvd&qid=1271515502&sr=8-7


あ、念のため。過去の日記でも触れましたが、この北米版DVDには字幕が全くありません。英語字幕すらなし。ただ、クローズドキャプション(CC)字幕だけは入っています(もちろん英語のみ)。ヒアリングに自信があればいいのですが、CCが見れる環境でない方は、辛いかもしれません。私はリージョン1に設定変えたPCのWinDVDで、CC付き視聴しました。
「午前十時の映画祭」。オールドファン向けラインナップになると言ってたのがイマイチ新しめなもが多くなっちゃった分、私の見たいものはほとんどない…なかで、比較的見たいものが集中してるのがこの4~5月。「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」(私はビリー・ワイルダーファン)、「ショウほど素敵な商売はない」と三作連続つるべうち。

しかし、どうもワイルダーを見にいこうと思うとかなり無理しないといけなさそうだ…どうしよう。一番見たかった「ショウ…」の週は代休とか入れて余裕たっぷりだからいいが、…まあ、「アパート」「お熱いの」は昔名画座で見たからいいか。あきらめるか。
劇場で見ることなどありえまいと思ってた「ショウ」さえ見れれば…。キャスト的にはやっとこドナルド・オコナーが「やや好き」程度のものなのだが、ただし音楽は、文句なく好きだ。アーヴィング・バーリン大好きだ!!!

http://asa10.eiga.com/
下の子とふらっとゲームショップへ入ると、中古ゲームキューブ単体が980円で売られていて衝撃を受けた。

うーーーん…

GCには興味はなかったが、ゲームボーイプレイヤーと組み合わせて、GBAで出たファイアーエムブレム「封印の剣」「烈火の剣」がプレイできたら素敵かも。出た当時もちょっと心が動いたが(定価2万円からするし断念した)、これほど値崩れしてるなら、ゲームボーイプレーヤーつきのパック中古に手を出してもいいやという気がしてきた…2000円台でヤフオクに出てるよ。(目も悪いし、携帯ゲーム機でなくあくまでTVでプレイしたいのである)
でもどうせ時間が…、ねえ。ふぅ。

まあそれよりまず、「サモンナイト2」番外編のあとベルウィックサーガをいい加減クリアせーよ、と己に言い聞かせる私でした(笑)
栗本薫(中島梓)著。グイン・サーガ最終巻(合掌)。

…なんたって、通常の半分の激薄がかなしいです…
グインの豹頭も永遠のナゾになるのか…


まちがって最後から二番目の本「運命の子」の画像とか出してたのに気付きました。コメントもいただいてますしもうそのままにしときます(爆)
しかしなんでだ…ボケてるなあ自分…
赤城毅著。

主人公はプロシアの軽騎兵。グナイゼナウの密命を受けて活躍する剣と馬術の達人でタラシ、ただし初恋の人である義姉には頭が上がらない。ナゾの結社の陰謀と戦う西洋チャンバラ系、しかもナポレオン戦争の頃が背景(クライマックスはワーテルロー!)ときいて、つい手を出してしまったが、文章がどこか軽すぎで…残念でした。
こーゆーのは、あとほんの少し、文章に典雅さや重厚さがほしい。作り話くさくなりがちなネタだからね。読みながらやたらと「自分だったらこういう言い回しで書くのに…」とムダなことを考えてしまった。
田中芳樹の洋モノが受けるのも、やはり文章力だよね。
土曜日から、ちょっとずつ“Time Limit”を視聴している。一日10分程度しか見てない。バテきってるせいもあるし、舞台劇臭い内容なのに英語字幕しかないから、繰り返し繰り返しじっくり見てるせいもあるし、しかもちゃんとした字幕ではなくクローズド・キャプション(CC)字幕しかない北米盤を、一階の押し入れにしまっていた先代予備PCをリージョン1に設定改変して見ているからだ。要するにこのPCのWinDVDでしか、字幕付きでは見れないのだ(リージョンフリープレイヤーはCC見れない仕様である)。

…しかしやっぱり、映画はできれば15インチノートよりTV画面で見たい。
でもこのPC赤白黄色のAVケーブル端子ついてないしなー、と思っていたが、未練がましく今日良く見ると、S端子だけならついてるじゃないか。
わくわくしながらTVにつなぐ。画面のプロパティを手探りで弄ってみる…やたー!
音声はPCからだけど(しかもこのPC、ノートの割に音はしっかりしてる)、TVモニタに映せるじゃないか字幕つきでー!!!!外部モニタ出力成功!

久々に高揚しました。パソコンはこういうちっちゃなブレイクスルーをちょくちょく味わえるのがいいんだよね♪

次は音声をなんとかできないか調べてみよう。CC字幕付きでDVD-Rに焼けないかな。ワックワク♪である。うおー、なんか元気出ちゃったよ。
田中啓文著。

謎って何?どこにあるの?それっておいしいの?…な状態になってきているなぁ。
しかし!
この疾走感。このぶっ飛び感。
大阪弁っていいなあ。
…もちろん爆笑青春上方落語ストーリーの方もあいかわらず、ピッチピチのイキの良さである。言うことなしの満足感。うーん堪能しました。
仕事帰りに百貨店へ行き、ひとさまへ送る出産祝いを選ぶ。女の子だし、しかも上のお姉ちゃんもいかにも女の子っぽい可愛い系の服着てるの見たしで、カワイイ系でGo!
いやー、カワイイのを選ぶっていいねえ。きゃー可愛い、きゃー可愛いといいながら、ついつい調子に乗って予算以上に詰めちゃったよ。でもまあこれだけ楽しめてほっこりしたからいいか。それにお買い上げ○○円以上で粗品(デジカメケース)差し上げますとあって、あっ可愛い欲しいな~と思って越えるようにしたらなんだかハネ上がったのだった。
ちなみに私はデジカメは使わないんだけどさ…
5,6年前に買ったexilimはあるんだが、あまり使わないからと息子にしばらく貸してたら、本体はあるんだけどいつの間にか充電器が行方不明に…うーん…
5,6年前ってだけで問題外か?

てんで、すっかりホッコリした気分で次は(家族との待ち合わせ時間まで余裕があったので)、ソコにあることは知ってたけどろくに入ったことのなかったブックオフに入ってみた。すると、同業者にバッタリ。やっぱり仕事帰りで「やっと一週間終わった、はぁぁぁぁ~…」っというココロに元気補給するために入ったらしい。もはや同僚とか同輩とかいうよりも「同類」だ(笑)

私も明日は休みだけど、出かけないといけない。宵っ張りはやめないとな…

Time Limit

2010年4月17日 映画
Time Limit
続きは明日。

http://www.amazon.com/Time-Limit-Richard-Widmark/dp/B001U6YIB0/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=dvd&qid=1271515502&sr=8-7



<追記>
明日といいながら一週間後になった。別だてにしますm(__)m
出勤して5分したら、なぜか右手の人差指の第一関節付近から血が出ていた。
あれあれ~どこで擦ったっけ、とバンドエイドを取り出す。10分もしないうちに、左手の平がチクチク…あれ?なんでこんな細いキリキズが出てるの?まあ、ただの白紙でも結構ハズミでキリキズは作るけど。

午後のカイギではいい年したオトナがスネ合うし(おかげでなんだか半時間ですむ内容が一時間半近くかかったような)、6時過ぎてからややこしい電話が二本もかかってきた。今日が〆切のシゴトをひとつギリギリまで手をつけていなかったせいで(でも昨日までに3回くらい「書式が間違っていましたので新しい書式に書いてください」ってメール来てたしナー)、職場を出たら9時だった。やれやれ…

明日こそは何かDVD見るぞ。
榊一郎著。

この分厚さに、「もうすぐ完結」感かアリアリと。
毎日眠くてなかなか読み進めません(^^;)
試写会の券が当たったので一足早く見てきました「後編」。
早めにいけばよかったのに、開場後についたら一番後ろの方の席しか残ってなくてがっかり。フツーの試写会と食いつきが違うのね(画像は前篇のものです)。

前篇はいうなれば「千秋篇」。若手指揮者としてパリに橋頭保を築きあげるまでのお話だ。のだめに振り回されつつも既に「自分のやりたいこと」が見えている千秋の物語は、自然サクセスストーリーとして盛り上がった。が、後編で焦点が当たるのだめは、才能がありながらも幼年期のトラウマゆえ音楽に対する姿勢が定まっていないし、それが彼女の立ち位置のポイントだ。千秋との関係、オクレール先生との関係、音楽学院の友人たちなどとの関係から、彼女がいかに「音楽と真摯に向き合うこと」を獲得してゆくか。ヒロイン自身がどうしたいのか十分にわかっていないのに、それを描かねば話が進まない…素人目にも、後編の方が描き方が難しいのはわかる。

実は、大好きな原作ですら、ラストはやや駆け足だった気がしている。
いわんや映画化をや。
孫Ruiのコンサートの演出(もう一工夫できないかな)、ミルヒーの“悪魔の誘い”の演出(これはやりすぎでないかい)、回想シーンの使い過ぎ(いくら最終楽章の後編とはいえ)など、前篇に比べるとどうしても不満点は増えた。
まあ、それでも…
映画館ならではの音響効果は音楽シーンをより味わい深いものにしてくれる。

とにかく今回千秋の指揮があまり見れなかったのは残念。シュトレーゼマン(竹中直人)の指揮も悪くはなかったが、あそこまで派手にはしてないしね。
このシリーズ、私にとっては「千秋の指揮」カンタービレの要素が強かったかも。

さりげに連載が始まってる姉妹編「のだめカンタービレ・オペラ篇」も、いつかドラマになるのかな?気になる~(笑)

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