毎日毎日残業してると(しかも節電を意識して冷房は緩めだから頭が重い)、ストレスはたまる。
が、忙しいのに「ストレス状況調査」なんか送ってくんなよ総務よーーーー!
長たらしい説明書きと7月○日締切とかってつけて…!!!
私のストレスを減らすならそんなモンでなくシゴトの助っ人を送ってくれ。
私はストレス解消の達人なんだ。
趣味には心底から打ち込むし、明日悩めばいいことは今日悩まない主義。
その趣味に打ち込む時間を、しょーもないことで削らないでくれー(泣)
少人数職場で十分忙しいのに。
…ぜったいこの調査って、人員不足をどーとかする気がないから代わりに「職員のメンタルヘルスも気にしてますよ」ってフリするために企画してるだけなんだよ。ふん。
ほら!ストレス増えたじゃん。
が、忙しいのに「ストレス状況調査」なんか送ってくんなよ総務よーーーー!
長たらしい説明書きと7月○日締切とかってつけて…!!!
私のストレスを減らすならそんなモンでなくシゴトの助っ人を送ってくれ。
私はストレス解消の達人なんだ。
趣味には心底から打ち込むし、明日悩めばいいことは今日悩まない主義。
その趣味に打ち込む時間を、しょーもないことで削らないでくれー(泣)
少人数職場で十分忙しいのに。
…ぜったいこの調査って、人員不足をどーとかする気がないから代わりに「職員のメンタルヘルスも気にしてますよ」ってフリするために企画してるだけなんだよ。ふん。
ほら!ストレス増えたじゃん。
ローマ人の物語〈23〉危機と克服〈下〉 (新潮文庫)
2011年6月29日 読書
ヴェスパシアヌスの出来の悪い方の息子、と密偵ファルコに言われちゃったりする皇帝ドミティアヌス。しかし、思ったよりはがんばってたんだなあ。部分的にはへーっと感心するような積極的な君主ぶりを見せている。でも、当時のローマ人(特に元老院議員)には受けが悪かったようで…
皇帝って職業はやっぱりカンタンなものではないなあ。
皇帝って職業はやっぱりカンタンなものではないなあ。
1954年、ヴィンセント・ミネリ監督作品。
スコットランドを訪れたアメリカ人ハンターのトミー(ジーン・ケリー)とジェフ(ヴァン・ジョンスン)は道に迷い、地図にものっていない鄙びた村ブリガドーンに迷い込む。結婚式の朝とあって大賑わいの村で、トミーは花嫁の姉フィオナ(シド・チャリシー)に恋をする。が、実はここは、100年に一度しか現実世界とつながらない奇跡の村だった。明日には村はまるごと霧の中に消え、100年の眠りにつく。ここにとどまるには全てを捨てる必要が…
ファンタジー色&スコットランド色たっぷりのスーパーロマンチック・ミュージカル。
恋人たちの前に立ちはだかるハードルの高さが、乙女心(年齢は問わないように)の琴線に触れます。
終盤の、何をしていてもシドの歌声がかぶる(吹替えだけど)場面も悪くない…ラストはホロリ。
ですが、いいモノをもっていながら、私の好きな要素も持っていながら、もっともっと良くもなりえたんじゃないか…って所が、ちょっと残念でもある佳作。世間に出まわってるレビューも微妙なものが多いような(苦笑)
美しいけれど舞台そのまんま持ってきた感のあるこのミュージカル、キルトでの民族舞踊は売りのひとつだし素敵なんですが、同時にそのぶんタップはわずかだし、ジーン・ケリー主演なのになんだか歌の場面のほうがメインな感じで、ミネリ作品なのにどこかMGMミュージカル以後、の雰囲気が漂います。
MGMミュージカル好き、タップ大好き、の私には、そのへんはちょっと残念。
スコットランド舞踊はそれはそれでイイんですけどね。「剣の舞」が映画には未収録で、ボツ映像として特典でついてたけど入れればいいのに。
なので、ジーンとシドのロマンチックなバレエより、アメリカ人二人が村人と踊る"Go home with bonnie Jean"が一番好きなナンバーだったりします(笑)シドは綺麗なんだけど…(ほんのり野性味があるので田舎の綺麗な村娘ってのも合いますね)。
作中ほとんどぶすったれた顔のヴァン・ジョンスンもここでは楽しげにタップを踏んでるし。そういやミュージカルも何本かは出てたんだこの人。
ジョンスンの扱いも、このぶすったれてるのが面白い味出してる…と前半思っていたのですが("Almost in love"と歌いあげるケリーを、ぼけーと見上げている背中とか)、だんだんただの飲ん兵衛のヤな奴に堕してきたり。病める現代人代表としてももう少しなんとかトミーとうまい対比にできないものか。4~50年代の人気者だった筈にしては何か扱いが半端で気の毒でした。花嫁に失恋した村の青年の鬱屈にしても、ここも面白い要素なのに…人間ドラマをもうすこし上手く面白くできたろうにと思う部分が残りますね。
いや、素材が良いからこそシナリオについても色々思うんですけれどね(^^;)
スコットランドを訪れたアメリカ人ハンターのトミー(ジーン・ケリー)とジェフ(ヴァン・ジョンスン)は道に迷い、地図にものっていない鄙びた村ブリガドーンに迷い込む。結婚式の朝とあって大賑わいの村で、トミーは花嫁の姉フィオナ(シド・チャリシー)に恋をする。が、実はここは、100年に一度しか現実世界とつながらない奇跡の村だった。明日には村はまるごと霧の中に消え、100年の眠りにつく。ここにとどまるには全てを捨てる必要が…
ファンタジー色&スコットランド色たっぷりのスーパーロマンチック・ミュージカル。
恋人たちの前に立ちはだかるハードルの高さが、乙女心(年齢は問わないように)の琴線に触れます。
終盤の、何をしていてもシドの歌声がかぶる(吹替えだけど)場面も悪くない…ラストはホロリ。
ですが、いいモノをもっていながら、私の好きな要素も持っていながら、もっともっと良くもなりえたんじゃないか…って所が、ちょっと残念でもある佳作。世間に出まわってるレビューも微妙なものが多いような(苦笑)
美しいけれど舞台そのまんま持ってきた感のあるこのミュージカル、キルトでの民族舞踊は売りのひとつだし素敵なんですが、同時にそのぶんタップはわずかだし、ジーン・ケリー主演なのになんだか歌の場面のほうがメインな感じで、ミネリ作品なのにどこかMGMミュージカル以後、の雰囲気が漂います。
MGMミュージカル好き、タップ大好き、の私には、そのへんはちょっと残念。
スコットランド舞踊はそれはそれでイイんですけどね。「剣の舞」が映画には未収録で、ボツ映像として特典でついてたけど入れればいいのに。
なので、ジーンとシドのロマンチックなバレエより、アメリカ人二人が村人と踊る"Go home with bonnie Jean"が一番好きなナンバーだったりします(笑)シドは綺麗なんだけど…(ほんのり野性味があるので田舎の綺麗な村娘ってのも合いますね)。
作中ほとんどぶすったれた顔のヴァン・ジョンスンもここでは楽しげにタップを踏んでるし。そういやミュージカルも何本かは出てたんだこの人。
ジョンスンの扱いも、このぶすったれてるのが面白い味出してる…と前半思っていたのですが("Almost in love"と歌いあげるケリーを、ぼけーと見上げている背中とか)、だんだんただの飲ん兵衛のヤな奴に堕してきたり。病める現代人代表としてももう少しなんとかトミーとうまい対比にできないものか。4~50年代の人気者だった筈にしては何か扱いが半端で気の毒でした。花嫁に失恋した村の青年の鬱屈にしても、ここも面白い要素なのに…人間ドラマをもうすこし上手く面白くできたろうにと思う部分が残りますね。
いや、素材が良いからこそシナリオについても色々思うんですけれどね(^^;)
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こころゆくまで休日。
2011年6月27日 日常
お昼寝時間は思ったより短めだったが…
久々に休日らしい休日(ヒッキー)できたかな。録画していた「アンディ・ウィリアムズ・ショー」見て「海賊戦隊ゴーカイジャー」見て「アイフル大作戦」見て。おまけに人から「ブリガドーン」まで。そして、YouTube録画を元に「あしやからの飛行」をDVD-VIDEOにしつらえた(ボケボケだが)。
あと、HP更新もしたかったが、まあいいや。
先週出てきたゴーカイシルバーは、「こんな暑苦しい奴ヤダ」と思っていたが、今日見た回でシルバーみずから自分の正体を「ボクはもともとは、自分で言うのもなんですが、ちょっと暑苦しいだけの普通の青年だったんです」と語り始めたので、まー自覚してるなら許すか、という気になった(笑)
「ブリガドーン」は別項にて…
あ、最後になりましたが、「ブリガドーン」ありがとうございました、なにわすずめ様!
久々に休日らしい休日(ヒッキー)できたかな。録画していた「アンディ・ウィリアムズ・ショー」見て「海賊戦隊ゴーカイジャー」見て「アイフル大作戦」見て。おまけに人から「ブリガドーン」まで。そして、YouTube録画を元に「あしやからの飛行」をDVD-VIDEOにしつらえた(ボケボケだが)。
あと、HP更新もしたかったが、まあいいや。
先週出てきたゴーカイシルバーは、「こんな暑苦しい奴ヤダ」と思っていたが、今日見た回でシルバーみずから自分の正体を「ボクはもともとは、自分で言うのもなんですが、ちょっと暑苦しいだけの普通の青年だったんです」と語り始めたので、まー自覚してるなら許すか、という気になった(笑)
「ブリガドーン」は別項にて…
あ、最後になりましたが、「ブリガドーン」ありがとうございました、なにわすずめ様!
ようやくようやくようやくお休み。
疲れにもめげず、いさんでタップのレッスンに行ったが、激しく手拍子を打ちつつリズムをとるステップを練習してたら、薬指の第二関節を捻挫したらしいという不思議ちゃんは私です(爆)
レッスン中、気がつくとメキメキと痛くなり始めており、関節付近が少し色が変わっているのを見て、あわてて無理やり指輪を抜く。これがまた死ぬほど痛かった…しかし、こういう場合に指輪のはずし時を逃がすとエライことになるんだよ。実は前にも、何かでいためて第二関節がふくれあがって抜けなくなった指輪に泣いた経験があるのでした(^^;)
加減と言う奴を知らないんだね。
不器用ですから。←高倉健風に…
でもまあ、明日も一日休み。ゆったりゆっくり休息しよ…
疲れにもめげず、いさんでタップのレッスンに行ったが、激しく手拍子を打ちつつリズムをとるステップを練習してたら、薬指の第二関節を捻挫したらしいという不思議ちゃんは私です(爆)
レッスン中、気がつくとメキメキと痛くなり始めており、関節付近が少し色が変わっているのを見て、あわてて無理やり指輪を抜く。これがまた死ぬほど痛かった…しかし、こういう場合に指輪のはずし時を逃がすとエライことになるんだよ。実は前にも、何かでいためて第二関節がふくれあがって抜けなくなった指輪に泣いた経験があるのでした(^^;)
加減と言う奴を知らないんだね。
不器用ですから。←高倉健風に…
でもまあ、明日も一日休み。ゆったりゆっくり休息しよ…
プリンセスハーツ〜今宵はせめて夫婦らしくの巻〜 (ルルル文庫)
2011年6月22日 読書
高殿円著。
さすがにこのタイトル…あまりにながかったヒロインの恋愛音痴がやっと治りかけたと思ったらこのラストですか。いやー引っ張る引っ張る。いやそれ以前に、八冊も引っ張りますか主人公たちの出会い状況を明らかにするまでに(^^;)
早く続きが読みたいよー(図書館で予約して順番待ってるので時間がかかる…)
ただ、この巻ジルが結構泣いたり笑ったりするので、ありゃりゃ?ミゼルコリドに笑顔も涙もとられたんじゃなかったのか?いいのかそれで?
さすがにこのタイトル…あまりにながかったヒロインの恋愛音痴がやっと治りかけたと思ったらこのラストですか。いやー引っ張る引っ張る。いやそれ以前に、八冊も引っ張りますか主人公たちの出会い状況を明らかにするまでに(^^;)
早く続きが読みたいよー(図書館で予約して順番待ってるので時間がかかる…)
ただ、この巻ジルが結構泣いたり笑ったりするので、ありゃりゃ?ミゼルコリドに笑顔も涙もとられたんじゃなかったのか?いいのかそれで?
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彷徨える艦隊〈6〉巡航戦艦ヴィクトリアス (ハヤカワ文庫SF)
2011年6月21日 読書
ジャック・キャンベル著。
彷徨える艦隊、ついに完結!でも、悪くない意味で「俺たちの戦いはこれからだ!」ちゃんと続編も本国では出ているようなので邦訳が待たれます。
100年の人工冬眠からさめたとたんに、艦隊指揮権がふりかかってきて、罠にかかってボロボロの艦隊をえっちらおっちら故郷へと導いてきたギアリー。故郷星系に着いたらとんぼ返りにシンディック本拠星系へなぐりこみ、力ずくでも平和を掴むためだ。。ハラハラの艦隊戦を繰り返した末のラストは、有川浩もビックリのベタ甘ロマコメで吹きましたが悪くない。逆に、ズッシリ読み応えのあるバトルの最後にアレを持ってきた作者のセンスに快哉です。ドゥエロス、グッジョブ!ギアリーも公衆の面前であそこまでちゃんと言えたらオトコの鑑ですな。
楽しく夢中で読めました(*^^*)
彷徨える艦隊、ついに完結!でも、悪くない意味で「俺たちの戦いはこれからだ!」ちゃんと続編も本国では出ているようなので邦訳が待たれます。
100年の人工冬眠からさめたとたんに、艦隊指揮権がふりかかってきて、罠にかかってボロボロの艦隊をえっちらおっちら故郷へと導いてきたギアリー。故郷星系に着いたらとんぼ返りにシンディック本拠星系へなぐりこみ、力ずくでも平和を掴むためだ。。ハラハラの艦隊戦を繰り返した末のラストは、有川浩もビックリのベタ甘ロマコメで吹きましたが悪くない。逆に、ズッシリ読み応えのあるバトルの最後にアレを持ってきた作者のセンスに快哉です。ドゥエロス、グッジョブ!ギアリーも公衆の面前であそこまでちゃんと言えたらオトコの鑑ですな。
楽しく夢中で読めました(*^^*)
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今度は「アイフル大作戦」を見てみた。これもコメディ調探偵ドラマ。
うーんなつかしいね。しかし、やっぱり「俺たちは天使だ!」に比べると、より時代を感じちゃうね。まあこっちの方が70年代でも最初のほうのはずだから。
http://www.youtube.com/watch?v=IcwYzpaPCNk
しかし、丹波哲郎が、イイ。
女探偵学校長・小川真由美との、オトナ男女なビミョーなやりとりが何とも素晴らしい。
キザさとオヤジさの絶妙ブレンド!クサいセリフをあえてぬけぬけと棒読み調でかますコメディセンスには惚れます。
日本人としては破格にソフト帽がお似合いだが、後年のトレードマーク・トレンチコートは必ずしも着ていなくて、軽やかにアクションしている。
これに比べると、Gメン75あたりのハードボイルドな役どころなど、結構誰にでもできると思うんだがなー…。
うーんなつかしいね。しかし、やっぱり「俺たちは天使だ!」に比べると、より時代を感じちゃうね。まあこっちの方が70年代でも最初のほうのはずだから。
http://www.youtube.com/watch?v=IcwYzpaPCNk
しかし、丹波哲郎が、イイ。
女探偵学校長・小川真由美との、オトナ男女なビミョーなやりとりが何とも素晴らしい。
キザさとオヤジさの絶妙ブレンド!クサいセリフをあえてぬけぬけと棒読み調でかますコメディセンスには惚れます。
日本人としては破格にソフト帽がお似合いだが、後年のトレードマーク・トレンチコートは必ずしも着ていなくて、軽やかにアクションしている。
これに比べると、Gメン75あたりのハードボイルドな役どころなど、結構誰にでもできると思うんだがなー…。
スカパーで、第一回を見てみた。主題歌からして懐かしい…1979年放映のTVドラマだ。
くうー!
面白さが色あせてないじゃないか。
画面は色あせてるけど。
なんか脇が「太陽にほえろ!」と俳優陣がかなりかぶっていて(小野寺昭、勝野洋、下川辰平etc.)、なおかつお気楽探偵アクションコメディというのがいかにも遊び心全開って感じで好きだった。探偵事務所の壁に「悪い奴ほどよく払う」とか張り紙してあるのだ。そして、バイト探偵の柴田恭平・神田正輝の信じられないほどの若々しさ、秘書・多岐川裕美のお嬢様ファッションの可愛さ。あーまあ渡辺篤史だって若いし、江守徹(地元警察署のボス)ですら若い。
しかしなんてったって、探偵所長の沖雅也だ。かなりキザでちょっと変。実にラヴリィだ。
「太陽にほえろ!」のクールなスコッチ刑事とは一転して、かなりコミカルな役どころである。そんなに演技がうまいとは思わない、コメディのセンスもそんなにあるとは思わない、私生活については追及する気もない、だが、今見てもなんちゅー「華」のある男だったんだろう…
コメディセンスは…と書いたが、それでも見ていて、とーっても楽しい。
とてもそこまで粋ではない、ない筈なのだがなんだか、ケイリー・グラントをすら思い起こさせる。
ルックスだって、完璧に私好みだとは言い切れないのだが、こんなにキザな格好をして、しかも似合うなんて日本男児はそんなにいるまい。
…おしい人をなくしたもんだ…しかもあまりに早く。
くうー!
面白さが色あせてないじゃないか。
画面は色あせてるけど。
なんか脇が「太陽にほえろ!」と俳優陣がかなりかぶっていて(小野寺昭、勝野洋、下川辰平etc.)、なおかつお気楽探偵アクションコメディというのがいかにも遊び心全開って感じで好きだった。探偵事務所の壁に「悪い奴ほどよく払う」とか張り紙してあるのだ。そして、バイト探偵の柴田恭平・神田正輝の信じられないほどの若々しさ、秘書・多岐川裕美のお嬢様ファッションの可愛さ。あーまあ渡辺篤史だって若いし、江守徹(地元警察署のボス)ですら若い。
しかしなんてったって、探偵所長の沖雅也だ。かなりキザでちょっと変。実にラヴリィだ。
「太陽にほえろ!」のクールなスコッチ刑事とは一転して、かなりコミカルな役どころである。そんなに演技がうまいとは思わない、コメディのセンスもそんなにあるとは思わない、私生活については追及する気もない、だが、今見てもなんちゅー「華」のある男だったんだろう…
コメディセンスは…と書いたが、それでも見ていて、とーっても楽しい。
とてもそこまで粋ではない、ない筈なのだがなんだか、ケイリー・グラントをすら思い起こさせる。
ルックスだって、完璧に私好みだとは言い切れないのだが、こんなにキザな格好をして、しかも似合うなんて日本男児はそんなにいるまい。
…おしい人をなくしたもんだ…しかもあまりに早く。
アンディ・ウィリアムス・ショー(シーズン2)
2011年6月15日 TVスカパー(チャンネル銀河)でやってたのを録ってみた。ゲストはボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンとリベラーチェ、あとフィル・ハリス(映画「夜は夜もすがら」に出てたのを見た事がある。映画では歌わなかったが)。
毎回見ることもないが、当分出演者チェックはきちんとしようっと。
http://www.ch-ginga.jp/special/andy2_01.html
ナビゲーターのグッチ裕三はいなくてもいいけど…古い番組は素では放映できないのかしら。
ハリウッド・パレスとかもやればいいのに~
毎回見ることもないが、当分出演者チェックはきちんとしようっと。
http://www.ch-ginga.jp/special/andy2_01.html
ナビゲーターのグッチ裕三はいなくてもいいけど…古い番組は素では放映できないのかしら。
ハリウッド・パレスとかもやればいいのに~
マイナーにオコナー、そして…
2011年6月13日 映画 コメント (2)恒例の?実家行きの前に西宮北口に寄り「バンド・ワゴン」を見る。今年三回目だ。目出度い。
あとは秋冬に去年もやった「雨に唄えば」「ショウほど素敵な商売はない」が関西に来るまで静観の構えかなあ。次週は「素晴らしき哉人生」、イイ映画だができれば冬に観たい(^^;)
もしかするとビリー・ワイルダー映画くらいなら行くかもしれないが。
帰宅後ネットサーフしてるうちに、「ジェシカおばさんの事件簿」にドナルド・オコナーがゲスト出演していたことに気づく。いや、原題の"Murder, She Wrote"がジェシカおばさんだとは知らなかったからー。しかもスカパーがやってたりするじゃないか。長寿番組なのでとても肝心の回など回ってこないかもしれないが(シーズン6だそうな)、…要チェックや!
そういや、スカパーe2に変わってからチャンネル数が増えたのに映画以外はあまりちゃんとチェックしてなかったなと反省して他のジャンルもパラパラと見ていくと、え?「アンディ・ウィリアムズ・ショー」をやってるの???
おおお、これもドナルド・オコナーがゲスト出演した回があった筈。というか他にも結構大物ゲストが…6・7月の予定には彼は見当たらないが、ジュディ・ガーランドやボブ・ホープの出てる回がラインナップにあがってる。…要チェックや!
ドラマとかもやっぱりちゃんと一回りみてみた。うーん、今何世紀、というくらい昭和の番組がいっぱいあって感心するなあ。「アイフル大作戦」にはそそられた。この頃の丹波哲郎はかっこよかったんだよねえ(小川真由美がヒロインの女探偵所長だったが。「キイハンター」の後番組である。後のGメン75とかよりコメディタッチなのが好きだった)。
そしてそれよりも更にググっときたのが「俺たちは天使だ!」
知る人ぞ知る探偵コメディ。すっごくバカバカしくて楽しかった。この頃の沖雅也は以下略。
…とりあえず第1回から見れそうなのでまずはこっち予約。…観る時間あるんだろうか…
あとは秋冬に去年もやった「雨に唄えば」「ショウほど素敵な商売はない」が関西に来るまで静観の構えかなあ。次週は「素晴らしき哉人生」、イイ映画だができれば冬に観たい(^^;)
もしかするとビリー・ワイルダー映画くらいなら行くかもしれないが。
帰宅後ネットサーフしてるうちに、「ジェシカおばさんの事件簿」にドナルド・オコナーがゲスト出演していたことに気づく。いや、原題の"Murder, She Wrote"がジェシカおばさんだとは知らなかったからー。しかもスカパーがやってたりするじゃないか。長寿番組なのでとても肝心の回など回ってこないかもしれないが(シーズン6だそうな)、…要チェックや!
そういや、スカパーe2に変わってからチャンネル数が増えたのに映画以外はあまりちゃんとチェックしてなかったなと反省して他のジャンルもパラパラと見ていくと、え?「アンディ・ウィリアムズ・ショー」をやってるの???
おおお、これもドナルド・オコナーがゲスト出演した回があった筈。というか他にも結構大物ゲストが…6・7月の予定には彼は見当たらないが、ジュディ・ガーランドやボブ・ホープの出てる回がラインナップにあがってる。…要チェックや!
ドラマとかもやっぱりちゃんと一回りみてみた。うーん、今何世紀、というくらい昭和の番組がいっぱいあって感心するなあ。「アイフル大作戦」にはそそられた。この頃の丹波哲郎はかっこよかったんだよねえ(小川真由美がヒロインの女探偵所長だったが。「キイハンター」の後番組である。後のGメン75とかよりコメディタッチなのが好きだった)。
そしてそれよりも更にググっときたのが「俺たちは天使だ!」
知る人ぞ知る探偵コメディ。すっごくバカバカしくて楽しかった。この頃の沖雅也は以下略。
…とりあえず第1回から見れそうなのでまずはこっち予約。…観る時間あるんだろうか…
ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉 (新潮文庫)
2011年6月11日 読書
はあはあ…
PCのバックアップや環移行準備だけで一日が終わりそうな(涙)
今10時半。
ほかのことは全て終わったが、今から開腹手術(HDD換え)にチャレンジすべきか、どうすべきか…
今日は休めたが(でもいろいろあって、定例の眼科もいったしろくにやすんだ気がしない)、明日も仕事なんだよ。ううううう。
バックアップなどの下準備は、待ち時間がやたらかかるので、「ローマ人」のつづきも少し読む。ついにウェスパシアヌス、ファルコの食えない上司登場だ!
<追記>
やっちゃいました。今、今日作った起動ディスクからちゃくちゃくと立ち上がり環境等復元の途中。
…だが…
ココに残ってるネジは何。…あーあ、あとでまた開腹か(爆)
PCのバックアップや環移行準備だけで一日が終わりそうな(涙)
今10時半。
ほかのことは全て終わったが、今から開腹手術(HDD換え)にチャレンジすべきか、どうすべきか…
今日は休めたが(でもいろいろあって、定例の眼科もいったしろくにやすんだ気がしない)、明日も仕事なんだよ。ううううう。
バックアップなどの下準備は、待ち時間がやたらかかるので、「ローマ人」のつづきも少し読む。ついにウェスパシアヌス、ファルコの食えない上司登場だ!
<追記>
やっちゃいました。今、今日作った起動ディスクからちゃくちゃくと立ち上がり環境等復元の途中。
…だが…
ココに残ってるネジは何。…あーあ、あとでまた開腹か(爆)
遊里の旋風-大富豪同心(5) (双葉文庫)
2011年6月9日 読書
幡大介著、大富豪同心第5弾。
今度の事件の舞台は吉原。吉原でカオな若旦那・卯之吉イコール同心八巻だとバレないように、身代わりをたてるのが新味。もちろんおなじみの売れない役者兼ビボーを生かして陰間茶屋アルバイターの由利之丞くんなので、美男だけどいかにもたよりなさげなホンモノとイメージ的にはうまくかぶるがポイント。ノリの良い由利之丞、結構わらかしてくれます。でも一番笑ったのは前巻から登場の「鬼娘」美鈴の"抜刀"でしたね。なかなかむくわれないなー美鈴ちゃん。
いったん代役をたてちゃうと、なんだかすっかり人ごとモードに入っちゃう卯之吉が笑えます。最終的には「意外と頭も眼も鋭い」って所をみせてくれますが、この無責任さ、「いいひとすぎない」匙加減がこのシリーズのいいところな気が。今回は敵役でヒキを残して、まだまだ続刊が出そうなので楽しみだ~♪
今度の事件の舞台は吉原。吉原でカオな若旦那・卯之吉イコール同心八巻だとバレないように、身代わりをたてるのが新味。もちろんおなじみの売れない役者兼ビボーを生かして陰間茶屋アルバイターの由利之丞くんなので、美男だけどいかにもたよりなさげなホンモノとイメージ的にはうまくかぶるがポイント。ノリの良い由利之丞、結構わらかしてくれます。でも一番笑ったのは前巻から登場の「鬼娘」美鈴の"抜刀"でしたね。なかなかむくわれないなー美鈴ちゃん。
いったん代役をたてちゃうと、なんだかすっかり人ごとモードに入っちゃう卯之吉が笑えます。最終的には「意外と頭も眼も鋭い」って所をみせてくれますが、この無責任さ、「いいひとすぎない」匙加減がこのシリーズのいいところな気が。今回は敵役でヒキを残して、まだまだ続刊が出そうなので楽しみだ~♪
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PC関係は最近あんまりチャレンジャーやってなかった。何かにつけバージョンアップが早すぎるし、面倒くさくなったんだもん。まだXPで十分だと思うのに…
なんだけど、今使ってるPCのCドライブの残りが3GBを切って久しい。Dドライブは多少あいているが、動かせるものは出来るだけDに移しまくった末にコレなんでもう打つ手がない。どうせCドライブなんかWindowsUpdateで太る事はあっても減りやすまい。
でも新パソはまだ買いたくない(再調教がめんどくさい!)。
となると手はふたつ。内蔵HDD買って換装するか、HDDをイジるソフト買ってパーテーションの切り分けをするか。いつのまにか安くなってて、ポイントも使ったら5000円程度だったので、250GBのHDD(引っ越しソフトつき)を注文してみました。今はCD合わせて120GB足らずしかないからね。はてさてちゃんとできるだろうか(^^;)
Win95の時はずいぶんアグレッシブだったんだがなあ。ネットで調べてワクワクドキドキHDD換装やらかしたし。一度やったんだけから多分今度も何とかなるでしょう。ちなみに当時のPC(メビウスノートPC-A335)のHDDはデフォで800MB。1GBにも満たなかったのだ。時代を感じるわー。
ハードルは、面倒くささだけだ…やれやれ…
なんだけど、今使ってるPCのCドライブの残りが3GBを切って久しい。Dドライブは多少あいているが、動かせるものは出来るだけDに移しまくった末にコレなんでもう打つ手がない。どうせCドライブなんかWindowsUpdateで太る事はあっても減りやすまい。
でも新パソはまだ買いたくない(再調教がめんどくさい!)。
となると手はふたつ。内蔵HDD買って換装するか、HDDをイジるソフト買ってパーテーションの切り分けをするか。いつのまにか安くなってて、ポイントも使ったら5000円程度だったので、250GBのHDD(引っ越しソフトつき)を注文してみました。今はCD合わせて120GB足らずしかないからね。はてさてちゃんとできるだろうか(^^;)
Win95の時はずいぶんアグレッシブだったんだがなあ。ネットで調べてワクワクドキドキHDD換装やらかしたし。一度やったんだけから多分今度も何とかなるでしょう。ちなみに当時のPC(メビウスノートPC-A335)のHDDはデフォで800MB。1GBにも満たなかったのだ。時代を感じるわー。
ハードルは、面倒くささだけだ…やれやれ…
四月のパリ (April in Paris)
2011年6月6日 映画
1952年、デヴィッド・バトラー監督作品。日本未公開だがTV放映はされたことがあるそうな。勿論私は初見のミュージカル・コメディ。
「愛のトンネル」目当てに買ったドリス・デイ・ボックス(参照http://13374.diarynote.jp/200904181145018133/)収録作の一つ。ジュネス盤も出たことだしと?視聴。英語字幕のみだがリージョンオールなのが嬉しい。
外務省の職員サム(レイ・ボルジャー)はパリの国際芸術祭に大女優エセル・バリモアを派遣しようとしてコーラスガールのエセル(ドリス・デイ)に招請状を送ってしまう。間違いに気付き取り消そうとするが、周囲が「庶民代表の思い切った良い選択だ」と評価したので、結局代表団に彼女を加えてパリへ向かう。
船上、シャンペンで盛り上がったサムとエセルは恋に落ちるが、ドタバタの果てにたどりついたパリでは上司の娘でサムの婚約者のマーシャ(イヴ・ミラー)が待ち構えていて、恋はますます混線模様に…
モーニングに蝙蝠傘で決め、英国人のように堅苦しいサムと、陽気な踊り子エセルの仲をとりもつのが、洒落っ気たっぷりのフランス紳士フィリップ(クロード・ドーフィン)。うるさい上司も一緒だから余計に小さくなっているサムを尻目に、こんな可愛い女の子が4日も客船に乗ってて何にも起こらないなんて間違ってる!人生に、恋や美食や酒なくしてどうする!と吹きまくって映画の前半をさらう。こんな極端なフランス男なんてアメリカ人の夢にすぎないだろうけどやっぱり楽しいキャラ(笑)
そしてレイ・ボルジャー。最初はドリスの相手役にしては二枚目度が足りないかと思ったが、こんだけ踊れたら許す!ブラヴォ!(何だその上から目線…)もちろん、コミカルな演技も達者です。踊れる人は体の使い方、ボディ・ランゲージが上手いから、ラブコメ度が上がってくる後半は特に楽しい。
歴代大統領の絵のかかった執務室でタップ踏みまくったり、酔っぱらってキッチンでドリス・デイと踊りまくったり、あーやっぱりタップ好きだなあ私…
それにしても、オズのかかしですよね。いったい何才なんだと思いましたよ(調べると47~8?そうは見えないが、アステア様より5才しか下じゃないのね)。…やっぱりもっとボルジャーの映画(ミュージカル)も見ようっと。そのうち見ようと思いながら見ていなかったものが色々ある。まずは「ハーヴェイ・ガールズ」か。
えーとドリス・デイは…可愛かったです。スタイルもいいし。同ボックスにあった「二人でお茶を」より良かった!…ドリスちゃん、決して嫌いじゃない、好感もてる女優さんなのにいつも何も語ることがないのはなぜ…
ほんとに何てことのない軽ーいロマコメ・ミュージカルなんですが、それが結構好きなんですよね。★4にするのはためらわれるが、十分楽しかったです。
トレイラー⇒http://www.imdb.com/video/screenplay/vi1421279513/
ジュネス企画の日本盤はこちら。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004NWLT42/
「愛のトンネル」目当てに買ったドリス・デイ・ボックス(参照http://13374.diarynote.jp/200904181145018133/)収録作の一つ。ジュネス盤も出たことだしと?視聴。英語字幕のみだがリージョンオールなのが嬉しい。
外務省の職員サム(レイ・ボルジャー)はパリの国際芸術祭に大女優エセル・バリモアを派遣しようとしてコーラスガールのエセル(ドリス・デイ)に招請状を送ってしまう。間違いに気付き取り消そうとするが、周囲が「庶民代表の思い切った良い選択だ」と評価したので、結局代表団に彼女を加えてパリへ向かう。
船上、シャンペンで盛り上がったサムとエセルは恋に落ちるが、ドタバタの果てにたどりついたパリでは上司の娘でサムの婚約者のマーシャ(イヴ・ミラー)が待ち構えていて、恋はますます混線模様に…
モーニングに蝙蝠傘で決め、英国人のように堅苦しいサムと、陽気な踊り子エセルの仲をとりもつのが、洒落っ気たっぷりのフランス紳士フィリップ(クロード・ドーフィン)。うるさい上司も一緒だから余計に小さくなっているサムを尻目に、こんな可愛い女の子が4日も客船に乗ってて何にも起こらないなんて間違ってる!人生に、恋や美食や酒なくしてどうする!と吹きまくって映画の前半をさらう。こんな極端なフランス男なんてアメリカ人の夢にすぎないだろうけどやっぱり楽しいキャラ(笑)
そしてレイ・ボルジャー。最初はドリスの相手役にしては二枚目度が足りないかと思ったが、こんだけ踊れたら許す!ブラヴォ!(何だその上から目線…)もちろん、コミカルな演技も達者です。踊れる人は体の使い方、ボディ・ランゲージが上手いから、ラブコメ度が上がってくる後半は特に楽しい。
歴代大統領の絵のかかった執務室でタップ踏みまくったり、酔っぱらってキッチンでドリス・デイと踊りまくったり、あーやっぱりタップ好きだなあ私…
それにしても、オズのかかしですよね。いったい何才なんだと思いましたよ(調べると47~8?そうは見えないが、アステア様より5才しか下じゃないのね)。…やっぱりもっとボルジャーの映画(ミュージカル)も見ようっと。そのうち見ようと思いながら見ていなかったものが色々ある。まずは「ハーヴェイ・ガールズ」か。
えーとドリス・デイは…可愛かったです。スタイルもいいし。同ボックスにあった「二人でお茶を」より良かった!…ドリスちゃん、決して嫌いじゃない、好感もてる女優さんなのにいつも何も語ることがないのはなぜ…
ほんとに何てことのない軽ーいロマコメ・ミュージカルなんですが、それが結構好きなんですよね。★4にするのはためらわれるが、十分楽しかったです。
トレイラー⇒http://www.imdb.com/video/screenplay/vi1421279513/
ジュネス企画の日本盤はこちら。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004NWLT42/
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プリンセスハーツ〜君は運命の人だからの巻〜 (ルルル文庫)
2011年6月5日 読書
高殿円著。
外伝短編集+ワールドガイド。
この人のシリーズはいろいろ伏線ふやしつづけながらどんどん進んでいくきらいがあるので、ガイドはいいね。そんなに続けて読めやしないので、ちらりとしか出なかった世界観は忘れやすいのだ。
外伝短編集+ワールドガイド。
この人のシリーズはいろいろ伏線ふやしつづけながらどんどん進んでいくきらいがあるので、ガイドはいいね。そんなに続けて読めやしないので、ちらりとしか出なかった世界観は忘れやすいのだ。
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カイウスはばかだ (福武文庫―JOYシリーズ)
2011年6月2日 読書 コメント (2)
ヘンリー・ウィンターフェルト著。
ドイツ児童文学の古典の一冊とは、以前から知っていた。
が、今ごろ手を出してみたのは、実はこのおハナシ、古代ローマ帝国を舞台にした少年探偵団モノだときいたからだ。いやービックリ。
カイウスの悪ふざけに悩まされた同級生のルーフスは、ついつい書字板に「カイウスはばかだ」と書いて、教室の壁にぶらさげた。ところがこの、ごくありがちな子どものケンカが、思いもよらない深刻な大事件に発展する。窮地に堕ちた友達を救うため、クラスの首席ムキウスをリーダーに、子どもたちはにわか探偵と冒険とをくりひろげるが…
いやー面白かったです。
結構帝政ローマの時代風俗にきっちりのっとった上で話が展開するし、こりゃ密偵ファルコ少年探偵団版だなあ(笑)
二転三転する事件の展開のなめらかさや、個性さまざまな子どもたちの言動がとても楽しい。ギリシャ人のクサンチップス先生の私塾に通う、ええとこの子どもたち7人が中心なのだが、この先生も、がみがみ屋だがなかなか味のある御仁。
ミステリとしてもそれなりによくまとまっていると思う。
絶版だったがなんと運よく、今月岩波少年文庫で出し直してくれるようだ。
ローマ帝国好きにはオススメだ!
続編も出ているようす。やっぱり絶版だけど(まあ図書館の書庫にはボロいのがちゃんとあるのだが)、これも岩波から出し直してくれないかなあ。
ドイツ児童文学の古典の一冊とは、以前から知っていた。
が、今ごろ手を出してみたのは、実はこのおハナシ、古代ローマ帝国を舞台にした少年探偵団モノだときいたからだ。いやービックリ。
カイウスの悪ふざけに悩まされた同級生のルーフスは、ついつい書字板に「カイウスはばかだ」と書いて、教室の壁にぶらさげた。ところがこの、ごくありがちな子どものケンカが、思いもよらない深刻な大事件に発展する。窮地に堕ちた友達を救うため、クラスの首席ムキウスをリーダーに、子どもたちはにわか探偵と冒険とをくりひろげるが…
いやー面白かったです。
結構帝政ローマの時代風俗にきっちりのっとった上で話が展開するし、こりゃ密偵ファルコ少年探偵団版だなあ(笑)
二転三転する事件の展開のなめらかさや、個性さまざまな子どもたちの言動がとても楽しい。ギリシャ人のクサンチップス先生の私塾に通う、ええとこの子どもたち7人が中心なのだが、この先生も、がみがみ屋だがなかなか味のある御仁。
ミステリとしてもそれなりによくまとまっていると思う。
絶版だったがなんと運よく、今月岩波少年文庫で出し直してくれるようだ。
ローマ帝国好きにはオススメだ!
続編も出ているようす。やっぱり絶版だけど(まあ図書館の書庫にはボロいのがちゃんとあるのだが)、これも岩波から出し直してくれないかなあ。
1946年、ハワード・ホークス監督作品。
降り続く雨で色々計画が狂ってしまい、ぽっかりと一日穴があいた。
…せっかくあいたので疲れをおして(笑)午前中はまた「バンド・ワゴン」へ。二週間後にまた行けるように予定くんであるといっても、何がどこでどうまた狂うかわかりませんからね(笑)
…うっとり。
帰宅後、今度はタフガイ探偵つながりで?、スカパーで録画してあった「三つ数えろ」を視聴。
富豪のスターンウッド家の次女カルメン(マーサ・ヴィッカーズ)は恐喝事件に巻き込まれている様子。父スターンウッド将軍に依頼を受けた私立探偵フィリップ・マーロウ(ハンフリー・ボガート)が捜査に乗り出すが、恐喝の黒幕はなかなか明らかにならない。カルメンの姉ヴイヴィアン(ローレン・バコール)も何かとマーロウに絡んでくるが、彼女の真意は…?
だいぶ昔にTV(もしくはVHS)で見た筈だけどかなり細部は忘れていた。まあ、こういうハードボイルド探偵物語は、凝ったトリックだの大どんでん返しだのを見るものではないが、事件の全貌を忘れていたのでより面白く見れた。次々と怪しげな人物があらわれては殺され、二転三転する。複雑だがテンポはいい。ホークスのコメディは、ちょっとテンポが早すぎる気がすると私は感じるのだがここではそれがバッチリである。ボギーとバコールが電話で警察をけむにまく場面など、時々はさまるコミカルな場面はかえって大笑いだ。
余裕で中年男の渋さ全開のボギー(弱音を吐くことにも躊躇がないところはむしろタフガイとしての安定感に繋がる)、二十代前半とはとても思えぬこれまた枯れた?カッコよさのバコール、両者とも素敵だし楽しめる。バコールはモデル出身だったと思うが顔より長い手足の、体や動きの美しさがイイですね。
彼女以外にも、なんかそこらじゅうに「ちょっといい女」がいる。本屋の女店員(ドロシイ・マローン)、ギャンブラーの妻、タクシーの女性ドライバー、恐喝屋の手下?にも…。図書館のお姉さんだって捨てたもんではないような。マーロウ、モテモテである。男の夢ですか。
ボギーとバコールがお酒を飲む店で、アレ、と思ったのはかかっていた曲が"I guess I have to change my plan"だったこと。おやまあここでも「バンド・ワゴン」につながっちゃいました(笑)
降り続く雨で色々計画が狂ってしまい、ぽっかりと一日穴があいた。
…せっかくあいたので疲れをおして(笑)午前中はまた「バンド・ワゴン」へ。二週間後にまた行けるように予定くんであるといっても、何がどこでどうまた狂うかわかりませんからね(笑)
…うっとり。
帰宅後、今度はタフガイ探偵つながりで?、スカパーで録画してあった「三つ数えろ」を視聴。
富豪のスターンウッド家の次女カルメン(マーサ・ヴィッカーズ)は恐喝事件に巻き込まれている様子。父スターンウッド将軍に依頼を受けた私立探偵フィリップ・マーロウ(ハンフリー・ボガート)が捜査に乗り出すが、恐喝の黒幕はなかなか明らかにならない。カルメンの姉ヴイヴィアン(ローレン・バコール)も何かとマーロウに絡んでくるが、彼女の真意は…?
だいぶ昔にTV(もしくはVHS)で見た筈だけどかなり細部は忘れていた。まあ、こういうハードボイルド探偵物語は、凝ったトリックだの大どんでん返しだのを見るものではないが、事件の全貌を忘れていたのでより面白く見れた。次々と怪しげな人物があらわれては殺され、二転三転する。複雑だがテンポはいい。ホークスのコメディは、ちょっとテンポが早すぎる気がすると私は感じるのだがここではそれがバッチリである。ボギーとバコールが電話で警察をけむにまく場面など、時々はさまるコミカルな場面はかえって大笑いだ。
余裕で中年男の渋さ全開のボギー(弱音を吐くことにも躊躇がないところはむしろタフガイとしての安定感に繋がる)、二十代前半とはとても思えぬこれまた枯れた?カッコよさのバコール、両者とも素敵だし楽しめる。バコールはモデル出身だったと思うが顔より長い手足の、体や動きの美しさがイイですね。
彼女以外にも、なんかそこらじゅうに「ちょっといい女」がいる。本屋の女店員(ドロシイ・マローン)、ギャンブラーの妻、タクシーの女性ドライバー、恐喝屋の手下?にも…。図書館のお姉さんだって捨てたもんではないような。マーロウ、モテモテである。男の夢ですか。
ボギーとバコールがお酒を飲む店で、アレ、と思ったのはかかっていた曲が"I guess I have to change my plan"だったこと。おやまあここでも「バンド・ワゴン」につながっちゃいました(笑)
プリンセスハーツ―誰も代わりにはなれないの巻 (ルルル文庫)
2011年5月31日 読書
高殿円著。
挿絵の絵柄とはかけはなれてシビアに政争継続中。しかしリドリス君こんなに簡単に…びっくりしました。
ルシードの「兄上って言うな!」は可愛らし過ぎてジルがやくのも無理ないです。ほんとドンカン夫婦なんだから…
風呂敷はどんどん広がってくので、はやく続きが読みたいです。結構一気読み。
挿絵の絵柄とはかけはなれてシビアに政争継続中。しかしリドリス君こんなに簡単に…びっくりしました。
ルシードの「兄上って言うな!」は可愛らし過ぎてジルがやくのも無理ないです。ほんとドンカン夫婦なんだから…
風呂敷はどんどん広がってくので、はやく続きが読みたいです。結構一気読み。
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1953年、ヴィンセント・ミネリ監督作品。
「午前十時の映画祭」二年目にしてようやく念願の「バンド・ワゴン」!
チケットをネツト予約した時点では、月曜朝は台風が吹き荒れているはずだったので、嵐をついて見にいくんだ!と、「ガラスの仮面」の速水真澄さん一人しか観客がいない「忘れられた荒野」初演日を思い出して内心勝手に盛り上がっていたのだが、早々に熱低になってくれたから、まあ楽は楽でした(笑)…ちっ。←?
もちMGMミュージカルの中でもアステアの最高作とされるコレ。ジーン・ケリーの「雨に唄えば」と違ってちっとも大スクリーンで見る機会になど出会えなかったので本当にうれしかったです☆
同じバックステージ物でも「雨に…」がミュージカル映画裏話ならこちらは舞台の裏話。舞台人やマスコミへの皮肉も漂う、斜に構えた笑いはやっぱりオトナのアステア様作品ですな(「雨に…」も好きですけどね)。
映画界の大スター、もとい元大スターなトニー(アステア)。新規まき直しをはかって友人の脚本家夫婦と新たな舞台をかけようとするが、売れっ子の演出家(ジャック・ブキャナン)やバレエ出身の相手役ギャビー(シド・チャリシー)とギクシャク。自分などもう時代遅れなのではないか、という不安が彼をナーバスにさせるんですね。でもツンケンしてると見えたギャビーは実はキャリア十二分な大スター・トニーの目には自分が不釣合いに映っているのではと真逆の不安があってこじれてただけ…とわかりかえって意気投合。初演の失敗を乗り越えて再スタートさせた舞台を成功に導く。ある意味自虐的なネタまでやってのけちゃうアステア様のブロ根性が超素敵です。
トニーの"現状"を反映し渋いけどちょっと寂しい"By Myself"からスタート。賑やかな脚本家カップルに会ってからはちょっと気分も明るくなって"Shine on your shoes"でパンチのきいたタップを披露、パァッとはじけるアステア♪
そしてハイテンションなブキャナンらがアステアをあおるThat’s Entertainment"シド・チャリシーとの優雅な"Dancing in the dark"はこれは今さら言う事もない名曲ですね。圧巻です。
そして意外に心に残るのが"I love Luisa"。一転大コケに終わった舞台初日の愚痴パーティで歌い踊って盛り上がる。アステアは別に凄いステップも凄い美声も披露していないのだが、さらっとした味わいが逆にいぶし銀というか年季が光るというか。
盛り上がりきったところで、全員ふうっと押し黙ってしまう。そりゃそうだよ。でもこれがストーリーのひとつの転機にもなる。
「巻き返し」として連発されるナンバーもみんないい感じ。クライマックス、最大の呼び物としては"Girl Hunt ballet"かな?アステアがハードボイルドな探偵を、チャリシーが金髪と黒髪の二人のあぶない美女を演じるモダンバレエ調のナンバー。マイケル・キッドの振付の斬新さは「今見るとそうでもない」だの「タフな探偵てのはアステアには無理がある」とかビミョーな評も見掛けるけど私は結構好きだな。アステア様でハードボイルド探偵!というウルトラCな状況を、なんだかだ言ってもカタチにしちゃうアステア様が楽しくて仕方がない。なに、「タフな探偵=マッチョな探偵」ととると「無理がある」のかもしれないが、そもそも銀幕のA級ハードボイルド探偵(サム・スペード&フィリップ・マーロウ)は、体格的には全然ぱっとしないあのハンフリー・ボガードじゃあありませんか。よりマッチョ肉体派なマイク・ハマーあたりも映画化されてるけど結局B級ですもんね。
シド・チャリシーは、こういうハードな悪女とか踊らせると「向いてるなー」と思います。逆にいうと「普通の可愛いお嬢さん」として踊るにはちょっとカドが立つキャラなのではなかろうかとも。50年代ミュージカル界きっての美貌とみごとな肢体とダンステク(バレエ寄りだが)も持っているけれど、ジンジャー・ロジャースのような優しい女っぽさはちょっと不足している気がする。好みですけれど、ね…(だから「ニノチカ」のクールビューティなんてのは凄く合うと思う)。
辛口のユーモアをちらりちらりにじませながら、MGM最盛期の豪華さでアステア様の至芸をプッシュしたゴージャスな逸品。
あー、やっぱりもう一回行く。行きますよゼッタイ(笑)
「午前十時の映画祭」二年目にしてようやく念願の「バンド・ワゴン」!
チケットをネツト予約した時点では、月曜朝は台風が吹き荒れているはずだったので、嵐をついて見にいくんだ!と、「ガラスの仮面」の速水真澄さん一人しか観客がいない「忘れられた荒野」初演日を思い出して内心勝手に盛り上がっていたのだが、早々に熱低になってくれたから、まあ楽は楽でした(笑)…ちっ。←?
もちMGMミュージカルの中でもアステアの最高作とされるコレ。ジーン・ケリーの「雨に唄えば」と違ってちっとも大スクリーンで見る機会になど出会えなかったので本当にうれしかったです☆
同じバックステージ物でも「雨に…」がミュージカル映画裏話ならこちらは舞台の裏話。舞台人やマスコミへの皮肉も漂う、斜に構えた笑いはやっぱりオトナのアステア様作品ですな(「雨に…」も好きですけどね)。
映画界の大スター、もとい元大スターなトニー(アステア)。新規まき直しをはかって友人の脚本家夫婦と新たな舞台をかけようとするが、売れっ子の演出家(ジャック・ブキャナン)やバレエ出身の相手役ギャビー(シド・チャリシー)とギクシャク。自分などもう時代遅れなのではないか、という不安が彼をナーバスにさせるんですね。でもツンケンしてると見えたギャビーは実はキャリア十二分な大スター・トニーの目には自分が不釣合いに映っているのではと真逆の不安があってこじれてただけ…とわかりかえって意気投合。初演の失敗を乗り越えて再スタートさせた舞台を成功に導く。ある意味自虐的なネタまでやってのけちゃうアステア様のブロ根性が超素敵です。
トニーの"現状"を反映し渋いけどちょっと寂しい"By Myself"からスタート。賑やかな脚本家カップルに会ってからはちょっと気分も明るくなって"Shine on your shoes"でパンチのきいたタップを披露、パァッとはじけるアステア♪
そしてハイテンションなブキャナンらがアステアをあおるThat’s Entertainment"シド・チャリシーとの優雅な"Dancing in the dark"はこれは今さら言う事もない名曲ですね。圧巻です。
そして意外に心に残るのが"I love Luisa"。一転大コケに終わった舞台初日の愚痴パーティで歌い踊って盛り上がる。アステアは別に凄いステップも凄い美声も披露していないのだが、さらっとした味わいが逆にいぶし銀というか年季が光るというか。
盛り上がりきったところで、全員ふうっと押し黙ってしまう。そりゃそうだよ。でもこれがストーリーのひとつの転機にもなる。
「巻き返し」として連発されるナンバーもみんないい感じ。クライマックス、最大の呼び物としては"Girl Hunt ballet"かな?アステアがハードボイルドな探偵を、チャリシーが金髪と黒髪の二人のあぶない美女を演じるモダンバレエ調のナンバー。マイケル・キッドの振付の斬新さは「今見るとそうでもない」だの「タフな探偵てのはアステアには無理がある」とかビミョーな評も見掛けるけど私は結構好きだな。アステア様でハードボイルド探偵!というウルトラCな状況を、なんだかだ言ってもカタチにしちゃうアステア様が楽しくて仕方がない。なに、「タフな探偵=マッチョな探偵」ととると「無理がある」のかもしれないが、そもそも銀幕のA級ハードボイルド探偵(サム・スペード&フィリップ・マーロウ)は、体格的には全然ぱっとしないあのハンフリー・ボガードじゃあありませんか。よりマッチョ肉体派なマイク・ハマーあたりも映画化されてるけど結局B級ですもんね。
シド・チャリシーは、こういうハードな悪女とか踊らせると「向いてるなー」と思います。逆にいうと「普通の可愛いお嬢さん」として踊るにはちょっとカドが立つキャラなのではなかろうかとも。50年代ミュージカル界きっての美貌とみごとな肢体とダンステク(バレエ寄りだが)も持っているけれど、ジンジャー・ロジャースのような優しい女っぽさはちょっと不足している気がする。好みですけれど、ね…(だから「ニノチカ」のクールビューティなんてのは凄く合うと思う)。
辛口のユーモアをちらりちらりにじませながら、MGM最盛期の豪華さでアステア様の至芸をプッシュしたゴージャスな逸品。
あー、やっぱりもう一回行く。行きますよゼッタイ(笑)