年度末は三月だけど。
2012年2月26日 日常
いろいろあって、二月にだいたいの仕事のメドがついた。
今月はほんとに、ちーとも映画も見れてなかったけど、これでなんとか…(涙)
仕事の舵取り氏が何言い出すかワカランとこはあるけどもうそれはおいといて。
春にはまた異動の可能性だってあるから、そろそろ机の周囲も本気で片付けてねば。
今日はお休み、タップのレッスンに行って、ランチして、晩も家族と軽く外食して、ホッとできる一日でした。
このショッピング情報の写真は、たぶん自分の持ってるシューズと一緒だな。ふふふ。
タップシューズってこんなんなんですよ~
今月はほんとに、ちーとも映画も見れてなかったけど、これでなんとか…(涙)
仕事の舵取り氏が何言い出すかワカランとこはあるけどもうそれはおいといて。
春にはまた異動の可能性だってあるから、そろそろ机の周囲も本気で片付けてねば。
今日はお休み、タップのレッスンに行って、ランチして、晩も家族と軽く外食して、ホッとできる一日でした。
このショッピング情報の写真は、たぶん自分の持ってるシューズと一緒だな。ふふふ。
タップシューズってこんなんなんですよ~
刺客三人-大富豪同心(8) (双葉文庫)
2012年2月22日 読書
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バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
2012年2月21日 読書
井上 堅二著。
ついに本編10巻。
アマゾンではいつになく評価が低いんでどんなんかと思ったけど、別にそこまで怒ることもないんじゃない?
今回も戦闘(召喚獣の)また戦闘で、テンポよく読めた。ちょっと伏線回収してないとこも多いけど、脱力ぽいEDだけど(意外性はある)、別にフツーに楽しく読めたよ。
Aクラス戦にこれほどまでに読者が燃えてたかって話なのかな。
とりあえず11巻を待つ★10~11でひとつながりなのかな。とするとあまり評価も意味ないな。
ついに本編10巻。
アマゾンではいつになく評価が低いんでどんなんかと思ったけど、別にそこまで怒ることもないんじゃない?
今回も戦闘(召喚獣の)また戦闘で、テンポよく読めた。ちょっと伏線回収してないとこも多いけど、脱力ぽいEDだけど(意外性はある)、別にフツーに楽しく読めたよ。
Aクラス戦にこれほどまでに読者が燃えてたかって話なのかな。
とりあえず11巻を待つ★10~11でひとつながりなのかな。とするとあまり評価も意味ないな。
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休日だったけど、朝からぶっとおしで持ち帰りの報告書を書いていたから10時間近く働いたなぁ。
職場だとお客さんや他の職員と話したりこなしたりしないといけない事も多いからこうは進まない(涙)
最後にはPCまでフリーズしてきた。
誰か私にご褒美を…いや、ほんとはせめてあと三日は早くすませておかんといけなかったんだが。
眠い。
おやすみなさい。
職場だとお客さんや他の職員と話したりこなしたりしないといけない事も多いからこうは進まない(涙)
最後にはPCまでフリーズしてきた。
誰か私にご褒美を…いや、ほんとはせめてあと三日は早くすませておかんといけなかったんだが。
眠い。
おやすみなさい。
リヴァイアサン クジラと蒸気機関 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
2012年2月18日 読書
スコット・ウエスターフェルド著。
銀背のポケミス風造本の海外SFシリーズが復活しましたが、第一弾、読み始めて見るとほとんどラノベ、いやヤングアダルト向けだったのでびっくり。三巻まで出ているシリーズらしい。
第一次大戦前夜の少年と(両親を暗殺されたばかり!のオーストリアの公子)と少女(少年のふりをして英国空軍へもぐりこむ!)の冒険。ところが、これが凄い異世界で、機械文明のドイツ=オーストリアでは戦闘員がモビルスーツみたいなロボット兵器に乗り込むし、英国&その同盟国では遺伝子操作で生み出した改造生物兵器を駆使して闘う。タイトルの「リヴァイアサン」は、クジラもどきな生きた飛行船!
なんかアニメみたいな設定だけど、どこへ連れて行ってくれるのやら楽しみだ。
ある意味ドラゴンつきナポレオニック「テメレア戦記」にも通ずるものを感じる。
あっちは主人公がオトナだけど。
銀背のポケミス風造本の海外SFシリーズが復活しましたが、第一弾、読み始めて見るとほとんどラノベ、いやヤングアダルト向けだったのでびっくり。三巻まで出ているシリーズらしい。
第一次大戦前夜の少年と(両親を暗殺されたばかり!のオーストリアの公子)と少女(少年のふりをして英国空軍へもぐりこむ!)の冒険。ところが、これが凄い異世界で、機械文明のドイツ=オーストリアでは戦闘員がモビルスーツみたいなロボット兵器に乗り込むし、英国&その同盟国では遺伝子操作で生み出した改造生物兵器を駆使して闘う。タイトルの「リヴァイアサン」は、クジラもどきな生きた飛行船!
なんかアニメみたいな設定だけど、どこへ連れて行ってくれるのやら楽しみだ。
ある意味ドラゴンつきナポレオニック「テメレア戦記」にも通ずるものを感じる。
あっちは主人公がオトナだけど。
今野敏著。
夢の任侠、正義の?ヤクザ屋さん『阿岐本組』シリーズ第三弾。
タイトル通り、今度救うのは病院だ。
相変わらず組長が飛ばす飛ばす。なんて器の大きい人なんだー。心配ばかりしている代貸日村は気の毒でしかたがないが。今回はいつもにもましてあまり活躍はしていないが、意外にウェットな彼の硬軟とりまぜな語り口が作品を支えているのは確か。
うっかり寝る前に手に取ったら、最後まで読んでしまったよー。何てことないオハナシなんだけど、なんだか癒される、ほのぼの地味めで渋めなユーモアがただよってるんだよなあ…。
ああ、明日も仕事がはかどらないかもしれん(爆)
夢の任侠、正義の?ヤクザ屋さん『阿岐本組』シリーズ第三弾。
タイトル通り、今度救うのは病院だ。
相変わらず組長が飛ばす飛ばす。なんて器の大きい人なんだー。心配ばかりしている代貸日村は気の毒でしかたがないが。今回はいつもにもましてあまり活躍はしていないが、意外にウェットな彼の硬軟とりまぜな語り口が作品を支えているのは確か。
うっかり寝る前に手に取ったら、最後まで読んでしまったよー。何てことないオハナシなんだけど、なんだか癒される、ほのぼの地味めで渋めなユーモアがただよってるんだよなあ…。
ああ、明日も仕事がはかどらないかもしれん(爆)
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Fnキーのばかやろーーーー!
2012年2月14日 コンピュータ コメント (2)けさ職場の私のPCが、Windows7にするからって、別のマシンに取り換えられてしまった。
職場のPCはお仕着せだから、いろいろ制限もかけられてるから、そりゃあ期待なんかしちゃだめだけど…。
タッチパッド殺されててマウスしか使えないのも前からイヤだったけど(私はパッド派)、これは諦める。
だけど、だけど、あんまりだ…。
ノートPCのキーボード最下段左端がFnキーって、誰だそんなデザインしたアホウは!
いや、たまに見かけるから、自分のPC買う時はいつも絶対に忌避するんだけど。
でもおかしいよそんなの。絶対、Ctrlキーのほうが使うんじゃないか。
私はキーボードショートカット派だから余計に使いまくる!
もはや死活問題だ。
ショートカット使わない人だって、Fnキーの方がよく使うなんてことは特段ない筈だ。
今日の午後、短時間でけっこうミスタッチをした。
世の中には、キーを入れ替えるユーティリティソフトがあるということは知っているが、職場のPCだからそんなソフトを勝手に入れることはできない。
とはいえ、さすがにPCのことはネットに聞け。
ぐぐってたら意外な、解決策になるかもしれない話を発見。なんと、FnキーとCtrlキーは…
1.FnキーとCtrlキーを同時に押しても、ショートカットとしてはCtrlだけ押したのと同じ状態になる
2.同時に押しながらFn用のキーを押すとFn機能は有効になる
3.FnとCtrlと別々に押して別々の機能割り当てのあるキーはない
…なのだそうです。
そうか、「キー2個同時押し」を簡単にできるような小ワザを開発すれば…
ちょっ、ちょっくら、最低限の改造(職場で怒られない程度の)を考えてみよう…
(参考)http://nyatto.seesaa.net/article/107275834.html
でもほんとに、小一時間問い詰めたい。
なんでだ、なんでFnキーが左端なんだーーーーー!(怒)
世の中にはたぶん、「Ctrlキーが端にあってほしい人(ショートカット派)」と「どっちでもいい人(ショートカットあまり使わない派)」しかないと思う。「Fnキーを使いまくる、Fnキーが目立つ左端にあってほしい人」というのは想像できない。
私の考えって間違ってます?PCに詳しいヒトがいたら教えて!
職場のPCはお仕着せだから、いろいろ制限もかけられてるから、そりゃあ期待なんかしちゃだめだけど…。
タッチパッド殺されててマウスしか使えないのも前からイヤだったけど(私はパッド派)、これは諦める。
だけど、だけど、あんまりだ…。
ノートPCのキーボード最下段左端がFnキーって、誰だそんなデザインしたアホウは!
いや、たまに見かけるから、自分のPC買う時はいつも絶対に忌避するんだけど。
でもおかしいよそんなの。絶対、Ctrlキーのほうが使うんじゃないか。
私はキーボードショートカット派だから余計に使いまくる!
もはや死活問題だ。
ショートカット使わない人だって、Fnキーの方がよく使うなんてことは特段ない筈だ。
今日の午後、短時間でけっこうミスタッチをした。
世の中には、キーを入れ替えるユーティリティソフトがあるということは知っているが、職場のPCだからそんなソフトを勝手に入れることはできない。
とはいえ、さすがにPCのことはネットに聞け。
ぐぐってたら意外な、解決策になるかもしれない話を発見。なんと、FnキーとCtrlキーは…
1.FnキーとCtrlキーを同時に押しても、ショートカットとしてはCtrlだけ押したのと同じ状態になる
2.同時に押しながらFn用のキーを押すとFn機能は有効になる
3.FnとCtrlと別々に押して別々の機能割り当てのあるキーはない
…なのだそうです。
そうか、「キー2個同時押し」を簡単にできるような小ワザを開発すれば…
ちょっ、ちょっくら、最低限の改造(職場で怒られない程度の)を考えてみよう…
(参考)http://nyatto.seesaa.net/article/107275834.html
でもほんとに、小一時間問い詰めたい。
なんでだ、なんでFnキーが左端なんだーーーーー!(怒)
世の中にはたぶん、「Ctrlキーが端にあってほしい人(ショートカット派)」と「どっちでもいい人(ショートカットあまり使わない派)」しかないと思う。「Fnキーを使いまくる、Fnキーが目立つ左端にあってほしい人」というのは想像できない。
私の考えって間違ってます?PCに詳しいヒトがいたら教えて!
「ヨランダと盗賊」ジュネス盤発売まであと二週間。海外盤を買い慣れると、27%引きの予約価格でもいい加減お高くて、ちょっとだけ迷ってしまうな(爆)
定価5000円超って、ねえ。
とはいえ、調べてみたらやっと去年出てたとわかった米ワーナーアーカイブ盤は、リージョンオールではあるが例によって字幕ない(英語字幕だけでもいいのに!)ようだしね…(^^;)
さてどうしよう。
http://www.wbshop.com/Yolanda-The-Thief/1000200276,default,pd.html
定価5000円超って、ねえ。
とはいえ、調べてみたらやっと去年出てたとわかった米ワーナーアーカイブ盤は、リージョンオールではあるが例によって字幕ない(英語字幕だけでもいいのに!)ようだしね…(^^;)
さてどうしよう。
http://www.wbshop.com/Yolanda-The-Thief/1000200276,default,pd.html
死者の短剣 遺産 (創元推理文庫)
2012年2月12日 読書
ロイス・マクマスター・ビジョルド著。
シリーズ二作目。三作目が出たのに気付いて、あ、二作目読んでない~っと読み始めた。
えらく分厚いし、一作目結構忘れてるんだけど、ディテールの細かさでついつい読まされてしまうなあ。結局深夜をたっぷり回ってヤバイくらいの時間まで読み進めてしまった。
お得意のビュジョルド流ハーレクイン・ファンタジーである。種族?の違いを超えて結ばれた男女が結婚に向けてえっちらおっちらする話だけど湖の民と地の民の風俗その他の違い(湖の民にのみ特殊な能力があったり寿命長めだったり)とか『悪鬼』との戦いとか嫁姑問題とかがガシガシ並列するあたり、ビジョルドならではの力技。
とはいえ、マイルズ・ヴォルコシガン・シリーズの方が本当は訳してほしいんだけどな。
シリーズ二作目。三作目が出たのに気付いて、あ、二作目読んでない~っと読み始めた。
えらく分厚いし、一作目結構忘れてるんだけど、ディテールの細かさでついつい読まされてしまうなあ。結局深夜をたっぷり回ってヤバイくらいの時間まで読み進めてしまった。
お得意のビュジョルド流ハーレクイン・ファンタジーである。種族?の違いを超えて結ばれた男女が結婚に向けてえっちらおっちらする話だけど湖の民と地の民の風俗その他の違い(湖の民にのみ特殊な能力があったり寿命長めだったり)とか『悪鬼』との戦いとか嫁姑問題とかがガシガシ並列するあたり、ビジョルドならではの力技。
とはいえ、マイルズ・ヴォルコシガン・シリーズの方が本当は訳してほしいんだけどな。
ズッコケ中年三人組age46
2012年2月11日 読書
1941年、H・ブルース・ハンバーストン監督作品。ネットレンタルで視聴。
「銀盤の女王」戦前のフィギュア金メダリスト、ソニア・ヘニー主演のミュージカル調ラブコメ。
ピアノ弾きテッド(ジョン・ペイン)は、所属するバンドが憧れの美人歌手ヴィヴィアン(リン・バリ)と共演できることになって有頂天。早速口説いていい感じになる。ところが、マネジャー(ミルトン・バール)の発案で話題作りのためにとバンドで世話することになったノルウェーからの難民の女の子を迎えに行くと、来たのは想像していたような子供ではなく妙齢の娘カレン(ヘニー)だった。カレンはテッドに一目ぼれして強引なアタックを重ねる。テッドらが演奏のため訪れたウィンターリゾート・サンバレーでは恋のさやあてが繰り広げられ…
ラブコメとしては、正直オソマツ。テッドと両想いのはずだったのにカレンに強引に割り込まれるヴィヴィアンが気の毒になってしまって仕方がない(爆)
ウィンタースポーツが苦手だっただけでこんな扱いなの?
天然小悪魔と言うには肉食系過ぎるぞソニア・ヘニー。
だが…
テッドのバンドのリーダー役がなんとグレン・ミラー本人!役名は変えてあるが、グレン・ミラー楽団が「ムーンライト・セレナーデ」、「イン・ザ゜・ムード」、「チャタヌガ・チューチュー」など、オハコをたっぷり聴かせてくれる。これがなかなか(流石ホンモノは違う)。しかも「チャタヌガ…」ではニコラス・ブラザーズが飛び出して来てタップの妙技を見せてくれる。スプリットかましまくりの身体能力は凄いねぇ。スキー場で能天気にガンガンかかる主題歌も結構ゴキゲン。
ジョン・ペインも、ピアノや歌までこなせるとは思わなかったよ…(まさか吹替えじゃないよね?)
音楽的には見所聴きどころ満載なのである。
ソニア・ヘニーの滑りは、さすがに半世紀以上前、戦前のスターとあって技術的には見劣りするが(ジャンプはほとんどないし、ビールマンどころかスピン時手足をあまり伸ばしていないので美的には物足りない)、スピンのスピードや最後のアイスショーでのゆったりした滑りの優雅さはやっぱり貫録、みごたえあり。
ストーリーはあくまでも添え物と開き直りましょう。
スイング・ジャズが好きならオススメ!
「銀盤の女王」戦前のフィギュア金メダリスト、ソニア・ヘニー主演のミュージカル調ラブコメ。
ピアノ弾きテッド(ジョン・ペイン)は、所属するバンドが憧れの美人歌手ヴィヴィアン(リン・バリ)と共演できることになって有頂天。早速口説いていい感じになる。ところが、マネジャー(ミルトン・バール)の発案で話題作りのためにとバンドで世話することになったノルウェーからの難民の女の子を迎えに行くと、来たのは想像していたような子供ではなく妙齢の娘カレン(ヘニー)だった。カレンはテッドに一目ぼれして強引なアタックを重ねる。テッドらが演奏のため訪れたウィンターリゾート・サンバレーでは恋のさやあてが繰り広げられ…
ラブコメとしては、正直オソマツ。テッドと両想いのはずだったのにカレンに強引に割り込まれるヴィヴィアンが気の毒になってしまって仕方がない(爆)
ウィンタースポーツが苦手だっただけでこんな扱いなの?
天然小悪魔と言うには肉食系過ぎるぞソニア・ヘニー。
だが…
テッドのバンドのリーダー役がなんとグレン・ミラー本人!役名は変えてあるが、グレン・ミラー楽団が「ムーンライト・セレナーデ」、「イン・ザ゜・ムード」、「チャタヌガ・チューチュー」など、オハコをたっぷり聴かせてくれる。これがなかなか(流石ホンモノは違う)。しかも「チャタヌガ…」ではニコラス・ブラザーズが飛び出して来てタップの妙技を見せてくれる。スプリットかましまくりの身体能力は凄いねぇ。スキー場で能天気にガンガンかかる主題歌も結構ゴキゲン。
ジョン・ペインも、ピアノや歌までこなせるとは思わなかったよ…(まさか吹替えじゃないよね?)
音楽的には見所聴きどころ満載なのである。
ソニア・ヘニーの滑りは、さすがに半世紀以上前、戦前のスターとあって技術的には見劣りするが(ジャンプはほとんどないし、ビールマンどころかスピン時手足をあまり伸ばしていないので美的には物足りない)、スピンのスピードや最後のアイスショーでのゆったりした滑りの優雅さはやっぱり貫録、みごたえあり。
ストーリーはあくまでも添え物と開き直りましょう。
スイング・ジャズが好きならオススメ!
激闘インド洋 (1979年) (海洋冒険小説シリーズ〈12〉)
2012年2月8日 読書
D・A・レイナー著。けいじばんで話が出たので図書館で借りて読み返し始めてしまった。ン十年ぶりの再読だが、おもしろい。でも画像は出ないのね、やっぱり…絶版だしなあ。
まあ同じような再読が出来る帆船小説は他にもいくつか手元にあるが。ドリンクウォーターとかね。まあそのうちいつか…
それより、マズい。眠くて何もできない。せめて寝よう…
まあ同じような再読が出来る帆船小説は他にもいくつか手元にあるが。ドリンクウォーターとかね。まあそのうちいつか…
それより、マズい。眠くて何もできない。せめて寝よう…
1950年、チャールズ・ウォルターズ監督作品。カラー。
ひなびた田舎町で、女手ひとつで経営の苦しい農場を切り盛りするジェーン(ジュディ・ガーランド)。ある日突然、都会で女優になった妹アビゲール(グロリア・デ・ヘイヴン)が、恋人ジョー(ジーン・ケリー)が率いる劇団のショー上演のため納屋をつかわせてほしいと大人数で押しかけてくる。気が進まないながらも「農場を手伝ってくれるなら」とOKするジェーン。が、練習が進むにつれて主役のアビゲールは高慢でだらけた態度をとり始め、ジョーとジェーンは互いに惹かれてゆく。が、ジェーンは、農場のため借金を重ねた大店の息子と婚約していた…
田舎の農場が舞台てんで、かなり地味なミュージカル。ジュディもだいぶ太ってきてるし。
体調もだいぶ悪かったらしい…とはいっても地力が違う。共演ジーン・ケリーも、今回はモダンバレエ的な振付でなく素朴なタップを中心に踊ってくれるので、そこそこ満足でした。
地味な中にも、それぞれ別の相手がいる同士のしっとりした大人の恋情を、歌とダンスで魅せてくれます。強気能天気なイメージの強いジーンには珍しいかな?
キャッチーな歌が少ないのは惜しいけど、揺れる心を歌うジュディの"Friendly Star"は聞きモノだし、"You Wonderful You"で新聞紙やきしむ床を相手にひとりタップを踏むジーンの場面は「ザッツ・エンタティンメントPart3」にも収録されたナンバー。こんなのの方が好きです、バレエ的なのより。楽しい踊りかと思ってたら、こんな微妙な思いで踊っていたんですねぇ(*^^*)
「ザッツ…」一作目に収録されたジュディの"Get Happy"は勿論素晴らしいし。撮ったタイミングが違うようで映画中でもここのジュディが一番痩せてて見た目的にも魅力たっぷりです。
ワキを固めるのはジュディの片腕の料理人マージョリー・メイン(この人も結構いろんな映画で見かける、逞しいオバちゃんですね)、ジーンの片腕(ドジばかりだが)のフィル・シルバースやカールトン・カーペンター。イマイチ頼りなく情けない婚約者にエディ・ブラッケン。妹のグロリア・デ・ヘイヴンはちょっと「引き立て役」で気の毒だったかも。劇団がまるごと転がり込んできたため、ヒロインは相当苦労しますから…(^^;)
ひなびた田舎町で、女手ひとつで経営の苦しい農場を切り盛りするジェーン(ジュディ・ガーランド)。ある日突然、都会で女優になった妹アビゲール(グロリア・デ・ヘイヴン)が、恋人ジョー(ジーン・ケリー)が率いる劇団のショー上演のため納屋をつかわせてほしいと大人数で押しかけてくる。気が進まないながらも「農場を手伝ってくれるなら」とOKするジェーン。が、練習が進むにつれて主役のアビゲールは高慢でだらけた態度をとり始め、ジョーとジェーンは互いに惹かれてゆく。が、ジェーンは、農場のため借金を重ねた大店の息子と婚約していた…
田舎の農場が舞台てんで、かなり地味なミュージカル。ジュディもだいぶ太ってきてるし。
体調もだいぶ悪かったらしい…とはいっても地力が違う。共演ジーン・ケリーも、今回はモダンバレエ的な振付でなく素朴なタップを中心に踊ってくれるので、そこそこ満足でした。
地味な中にも、それぞれ別の相手がいる同士のしっとりした大人の恋情を、歌とダンスで魅せてくれます。強気能天気なイメージの強いジーンには珍しいかな?
キャッチーな歌が少ないのは惜しいけど、揺れる心を歌うジュディの"Friendly Star"は聞きモノだし、"You Wonderful You"で新聞紙やきしむ床を相手にひとりタップを踏むジーンの場面は「ザッツ・エンタティンメントPart3」にも収録されたナンバー。こんなのの方が好きです、バレエ的なのより。楽しい踊りかと思ってたら、こんな微妙な思いで踊っていたんですねぇ(*^^*)
「ザッツ…」一作目に収録されたジュディの"Get Happy"は勿論素晴らしいし。撮ったタイミングが違うようで映画中でもここのジュディが一番痩せてて見た目的にも魅力たっぷりです。
ワキを固めるのはジュディの片腕の料理人マージョリー・メイン(この人も結構いろんな映画で見かける、逞しいオバちゃんですね)、ジーンの片腕(ドジばかりだが)のフィル・シルバースやカールトン・カーペンター。イマイチ頼りなく情けない婚約者にエディ・ブラッケン。妹のグロリア・デ・ヘイヴンはちょっと「引き立て役」で気の毒だったかも。劇団がまるごと転がり込んできたため、ヒロインは相当苦労しますから…(^^;)
長男が明日から卒業旅行として、一カ月間ヨーロッパ一人旅をやるってんであわててSkypeのインストール。彼はスマホにスカイプいれてあるらしい。しかし、ネットブックにプリインストールされていたソレを、もっと新しいバージョンがあるってんでアップグレードしたら、余計に使いにくくなったのには呆れた。
なぜ?なぜなの?
さて、明日はスペインに飛ぶという彼。ガッコではあんなに英語いやがってたのだが大丈夫か?(^^;)
まあオトコノコだしこのくらいの覇気があったというのはむしろ嬉しいけど、油断せずにがんばっておいでね。元気でね!
なぜ?なぜなの?
さて、明日はスペインに飛ぶという彼。ガッコではあんなに英語いやがってたのだが大丈夫か?(^^;)
まあオトコノコだしこのくらいの覇気があったというのはむしろ嬉しいけど、油断せずにがんばっておいでね。元気でね!
大魔王は笑わない!! -信じてください、聖女サマ- (ビーズログ文庫)
2012年2月4日 読書
甲斐田紫乃著、シリーズ第二弾。
内気で口下手、こわばる表情⇒顔がコワイ不気味悪いと人に誤解されまくっていた通称“呪殺令嬢”のベルナ。イキナリ登場した魔物たちに「アンタは魔王の生まれ変わり」だって言われて焦りまくっていた前巻よりは、「しっかりしなきゃ」の自覚が芽生えて来たり、「魔王を倒した聖女の生まれ変わり」らしい王子サマにドキドキしたり、じりじり話は進んでますね。
誤解のほうはまず解ける気づかいちーともないのが笑えます。
…実にもう、たいしたことのない話なんですが、このくらい意味なかったら疲れている時にはかえって多少癒しになるような。
内気で口下手、こわばる表情⇒顔がコワイ不気味悪いと人に誤解されまくっていた通称“呪殺令嬢”のベルナ。イキナリ登場した魔物たちに「アンタは魔王の生まれ変わり」だって言われて焦りまくっていた前巻よりは、「しっかりしなきゃ」の自覚が芽生えて来たり、「魔王を倒した聖女の生まれ変わり」らしい王子サマにドキドキしたり、じりじり話は進んでますね。
誤解のほうはまず解ける気づかいちーともないのが笑えます。
…実にもう、たいしたことのない話なんですが、このくらい意味なかったら疲れている時にはかえって多少癒しになるような。
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中田永一著。
長崎、五島列島のとある中学校の合唱部。女子ばかりだったのに、美人の臨時音楽教師が顧問になってから、男子部員も急に増えて、部内はちょっぴりぎくしゃく。コンクールに向けて練習を重ねる中、中学生らしくそれぞれに悩みを持つ彼らに、コンクール課題曲「手紙~十五歳の君へ」の心が分かるよう、自分たちでも未来の自分に手紙を書いてみなさい、という宿題が出されるのだが…
田舎の結構ソボクな中学生たちの群像ドラマ。先生も頼りないって所がまた新鮮(^^;)
主要登場人物たちどうしで、視点がちょくちょく切り替わるが、誰の視点に変わったかが少しわかりにくい時がある。もう少し書いてほしい(伏線回収してほしい)ってところもいくつかある。有名作家の別名という割にはなんだか素人くさいようにも思える。
とはいえ、中学生たちの立ち位置や悩みとその昇華は、さらりとしつつも重層的にからみあって、なかなかさわやかな読後感だ(文章が素人くさくてもある程度許せる雰囲気の物語だと言えよう)。一気に楽しく読めた。ほんとは★4はつけすぎだけどね。
誰なんですかね有名(ホントか?)作家って(笑)
長崎、五島列島のとある中学校の合唱部。女子ばかりだったのに、美人の臨時音楽教師が顧問になってから、男子部員も急に増えて、部内はちょっぴりぎくしゃく。コンクールに向けて練習を重ねる中、中学生らしくそれぞれに悩みを持つ彼らに、コンクール課題曲「手紙~十五歳の君へ」の心が分かるよう、自分たちでも未来の自分に手紙を書いてみなさい、という宿題が出されるのだが…
田舎の結構ソボクな中学生たちの群像ドラマ。先生も頼りないって所がまた新鮮(^^;)
主要登場人物たちどうしで、視点がちょくちょく切り替わるが、誰の視点に変わったかが少しわかりにくい時がある。もう少し書いてほしい(伏線回収してほしい)ってところもいくつかある。有名作家の別名という割にはなんだか素人くさいようにも思える。
とはいえ、中学生たちの立ち位置や悩みとその昇華は、さらりとしつつも重層的にからみあって、なかなかさわやかな読後感だ(文章が素人くさくてもある程度許せる雰囲気の物語だと言えよう)。一気に楽しく読めた。ほんとは★4はつけすぎだけどね。
誰なんですかね有名(ホントか?)作家って(笑)
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踊る騎士 (A Damsel in Distress)
2012年2月1日 映画 コメント (2)
1937年、ジョージ・スティーブンス監督作品。モノクロ。
フランス盤DVD(フランス語字幕!のみ)にて視聴。安さに負けて私が買ったあと後米盤や英盤も出たようだが(写真は米盤)、どうせどれも英語字幕がないのは同じだ。ちぇ。なにせ日本盤は昔VHSとLDが出たようだがそれっきり。一度ヤフオクにVHSが7000円で出たのを見たが、半日もしないうち即決落札されていた。うーん…
ちなみにこの「踊る騎士」の原作は、あのP・G・ウッドハウス。なんとエムズワース卿&ブランディングス城モノのひとつらしい。買ってから一年もおいていた理由(のひとつ)は、ここ数年国書刊行会が着実にウッドハウス作品の邦訳をガシガシ進めてくれているので、邦訳が出ないかなーと期待していたため(シリーズの前作までは邦訳出てる)。でも。ジーヴスものが優先みたいだなあ…ジーヴスも、大好きだけどね。
さて物語は。
英国のカントリーサイド、トトレイ城。アリス(ジョーン・フォンティン)と父のマシュモートン侯爵(モンタギュー・ラヴ)、おばのキャロライン(コンスタンス・コリア)とその息子レジー(レイ・ノーブル)らが住んでいる。使用人たちは「アリスお嬢様の結婚相手は誰になるか」を賭けのネタにして楽しんでいた。アメリカの人気ダンサー・ジェリー(アステア)はロンドンを訪れた際、厳格なおばの妨害を逃れて街へ出てきたアリスと知りあう。「お嬢様の本命はバカンスで出会ったアメリカ人らしい」と聞きつけた城のボーイは自分が賭けたこの本命=ジェリーだと思いこみ、助けを求めるアリスのラブレターを偽造してジェリーを城に招く。気をそそられたジェリーは宣伝マン・ジョージ(ジョージ・バーンズ)やその秘書グレイシー(グレイシー・アレン)を連れ、三人で城にのりこむが…
ストーリーが能天気なのは、ウッドハウスがかんでなくても昔のミュージカルには普通のこと。一連のアステア=ロジャース映画の途中にポツンと生まれたこの映画の扱いが昔も今もビミョーな理由は、別の所にある。製作当時は、観客がアステア=ロジャース映画を熱狂的に求める中、アステアの「ロジャース以外の相手とも映画を作りたい」強い要望で生まれた企画だったというのが不遇の原因でしょう。そして、若いジョーン・フォンティンが…踊れないし歌わないし綺麗だけどいささかデクノボウ状態、というのが、今見ても痛いから。
でも!
ミュージカルシーンと、ジョージ・バーンズ&グレイシー・アレンの夫婦漫才コンビはなかなかよろしいです♪ガミガミ屋バーンズと天然ボケ娘アレン、でもアレンは結構バーンズにラブみたいなキャラ設定ね。
そして、ヒロインが踊れないぶん、ロマンチックなナンバーは少ない(というかアステアが一人でやってる!)。が、コミカルなナンバーは結構見ごたえありで良かった!!!
アステア最初のナンバーは、往来で踊りまくるソロ“I can’t be bothered now”。強い陽差し、車がばんばん通る背景も新鮮で楽しい。
恋の先行き上々、と、アステア&アレン&バーンズで盛り上がる"Put Me to the Test"は、コミカルナンバーにお約束の足の蹴り合い踏みあいもたっぷりで笑える。
圧巻は遊園地での三人が、滑り台や動く床やグニャグニャ鏡を使って大騒ぎの"Stiff Upper Lip"。アステアとアレンが手を携えてぐるぐる駆け回り『ランアラウンド』(舞台時代にお姉さんのアデールとやってた十八番…らしい)!グニャグニャ鏡ダンスは他の映画でもやってるけど一番強烈だった。途中からモブもがんがん踊り始め、名もなき?英国紳士たちのかなりヘンな踊りも楽しめちゃう。最後には「吉本新喜劇か!」とツッこんだが、これは関西人にしか分かるまい(笑)
その他、“Things Are Looking Up”“A Foggy Day”“Nice Work If You Can Get It”など、ガーシュインの曲はみんな魅力的だしね。
バーンズもアレンも、大アステアと一緒に踊るってんで最初はビビってたそうですが、イイ味だしてますよ。バーンズはまだしもアレンはかなり「踊れない」ぽいけど、そこはそれ、コメディアンの個性でコミカルに。
漫才チックなやりとりは、字幕がないので雰囲気しか分からないとこもあるけど笑える。
…ああ…字幕欲しかったな…
今度オークションに出てたら高くても落札しようかな。不要になったらすぐ高価で転売できそうだし。
誤解が誤解を呼び、人違いは頻発し、能天気な恋が大量発生するウッドハウス作品。最後にはお城の伝説にかこつけて強引に「まあいいじゃないか」になっちゃうけど(笑)、もはやロマンスはどっちでもよろしい。
アステア&バーンズ&アレンという素敵コラボと力の入ったコミカル・ダンスナンバーが楽しめて、十二分に満足しました(*^^*)
大昔、学生時代に輸入盤のサントラレコード(CDに非ず)を買って、音のみで映像をあれこれ想像したもんでしたが、ようやくちゃんと見れました。ふふふ。
視聴後ネットで、『私は誰でしょう』What’s My Line? のバーンズ&アレン篇動画を発見。
二人で出てきて、回答者(目隠ししてる)の質問にどう答えるのかと思ったら、司会者が「今日のゲストは声きいたらすぐわかっちゃうので、YesかNoをコンコンとノックで答えてもらいます」というので、エエエエエーーーーッ!?とのけぞり。いや、ほんと一発でわかるけど。
まあそのくらい一時はラジオ等で大人気のコンビだったと聞いています。
あの古典ミステリの大物ヴァン・ダイン(「グリーン家殺人事件」「僧正殺人事件」の)だって、何故か「グレイシー・アレン殺人事件」なんての書いてるし。
…さすがや。
映画のナンバーもWhat’s My Line?も、結構動画が上がってるのでリンクはっときます(笑)
http://www.tcm.com/mediaroom/video/374092/Damsel-In-Distress-A-Movie-Clip-I-Can-t-Be-Bothered-Now.html
http://www.youtube.com/watch?v=bYoZeYYHfPo ("Stiff Upper Lip")
http://www.youtube.com/watch?v=qLX0cBpvHHY&feature=related ("Put Me to the Test")
http://www.youtube.com/watch?v=q3vQpBLAS2Y What’s My Line? George Burns and Gracie Allen (1954)
フランス盤DVD(フランス語字幕!のみ)にて視聴。安さに負けて私が買ったあと後米盤や英盤も出たようだが(写真は米盤)、どうせどれも英語字幕がないのは同じだ。ちぇ。なにせ日本盤は昔VHSとLDが出たようだがそれっきり。一度ヤフオクにVHSが7000円で出たのを見たが、半日もしないうち即決落札されていた。うーん…
ちなみにこの「踊る騎士」の原作は、あのP・G・ウッドハウス。なんとエムズワース卿&ブランディングス城モノのひとつらしい。買ってから一年もおいていた理由(のひとつ)は、ここ数年国書刊行会が着実にウッドハウス作品の邦訳をガシガシ進めてくれているので、邦訳が出ないかなーと期待していたため(シリーズの前作までは邦訳出てる)。でも。ジーヴスものが優先みたいだなあ…ジーヴスも、大好きだけどね。
さて物語は。
英国のカントリーサイド、トトレイ城。アリス(ジョーン・フォンティン)と父のマシュモートン侯爵(モンタギュー・ラヴ)、おばのキャロライン(コンスタンス・コリア)とその息子レジー(レイ・ノーブル)らが住んでいる。使用人たちは「アリスお嬢様の結婚相手は誰になるか」を賭けのネタにして楽しんでいた。アメリカの人気ダンサー・ジェリー(アステア)はロンドンを訪れた際、厳格なおばの妨害を逃れて街へ出てきたアリスと知りあう。「お嬢様の本命はバカンスで出会ったアメリカ人らしい」と聞きつけた城のボーイは自分が賭けたこの本命=ジェリーだと思いこみ、助けを求めるアリスのラブレターを偽造してジェリーを城に招く。気をそそられたジェリーは宣伝マン・ジョージ(ジョージ・バーンズ)やその秘書グレイシー(グレイシー・アレン)を連れ、三人で城にのりこむが…
ストーリーが能天気なのは、ウッドハウスがかんでなくても昔のミュージカルには普通のこと。一連のアステア=ロジャース映画の途中にポツンと生まれたこの映画の扱いが昔も今もビミョーな理由は、別の所にある。製作当時は、観客がアステア=ロジャース映画を熱狂的に求める中、アステアの「ロジャース以外の相手とも映画を作りたい」強い要望で生まれた企画だったというのが不遇の原因でしょう。そして、若いジョーン・フォンティンが…踊れないし歌わないし綺麗だけどいささかデクノボウ状態、というのが、今見ても痛いから。
でも!
ミュージカルシーンと、ジョージ・バーンズ&グレイシー・アレンの夫婦漫才コンビはなかなかよろしいです♪ガミガミ屋バーンズと天然ボケ娘アレン、でもアレンは結構バーンズにラブみたいなキャラ設定ね。
そして、ヒロインが踊れないぶん、ロマンチックなナンバーは少ない(というかアステアが一人でやってる!)。が、コミカルなナンバーは結構見ごたえありで良かった!!!
アステア最初のナンバーは、往来で踊りまくるソロ“I can’t be bothered now”。強い陽差し、車がばんばん通る背景も新鮮で楽しい。
恋の先行き上々、と、アステア&アレン&バーンズで盛り上がる"Put Me to the Test"は、コミカルナンバーにお約束の足の蹴り合い踏みあいもたっぷりで笑える。
圧巻は遊園地での三人が、滑り台や動く床やグニャグニャ鏡を使って大騒ぎの"Stiff Upper Lip"。アステアとアレンが手を携えてぐるぐる駆け回り『ランアラウンド』(舞台時代にお姉さんのアデールとやってた十八番…らしい)!グニャグニャ鏡ダンスは他の映画でもやってるけど一番強烈だった。途中からモブもがんがん踊り始め、名もなき?英国紳士たちのかなりヘンな踊りも楽しめちゃう。最後には「吉本新喜劇か!」とツッこんだが、これは関西人にしか分かるまい(笑)
その他、“Things Are Looking Up”“A Foggy Day”“Nice Work If You Can Get It”など、ガーシュインの曲はみんな魅力的だしね。
バーンズもアレンも、大アステアと一緒に踊るってんで最初はビビってたそうですが、イイ味だしてますよ。バーンズはまだしもアレンはかなり「踊れない」ぽいけど、そこはそれ、コメディアンの個性でコミカルに。
漫才チックなやりとりは、字幕がないので雰囲気しか分からないとこもあるけど笑える。
…ああ…字幕欲しかったな…
今度オークションに出てたら高くても落札しようかな。不要になったらすぐ高価で転売できそうだし。
誤解が誤解を呼び、人違いは頻発し、能天気な恋が大量発生するウッドハウス作品。最後にはお城の伝説にかこつけて強引に「まあいいじゃないか」になっちゃうけど(笑)、もはやロマンスはどっちでもよろしい。
アステア&バーンズ&アレンという素敵コラボと力の入ったコミカル・ダンスナンバーが楽しめて、十二分に満足しました(*^^*)
大昔、学生時代に輸入盤のサントラレコード(CDに非ず)を買って、音のみで映像をあれこれ想像したもんでしたが、ようやくちゃんと見れました。ふふふ。
視聴後ネットで、『私は誰でしょう』What’s My Line? のバーンズ&アレン篇動画を発見。
二人で出てきて、回答者(目隠ししてる)の質問にどう答えるのかと思ったら、司会者が「今日のゲストは声きいたらすぐわかっちゃうので、YesかNoをコンコンとノックで答えてもらいます」というので、エエエエエーーーーッ!?とのけぞり。いや、ほんと一発でわかるけど。
まあそのくらい一時はラジオ等で大人気のコンビだったと聞いています。
あの古典ミステリの大物ヴァン・ダイン(「グリーン家殺人事件」「僧正殺人事件」の)だって、何故か「グレイシー・アレン殺人事件」なんての書いてるし。
…さすがや。
映画のナンバーもWhat’s My Line?も、結構動画が上がってるのでリンクはっときます(笑)
http://www.tcm.com/mediaroom/video/374092/Damsel-In-Distress-A-Movie-Clip-I-Can-t-Be-Bothered-Now.html
http://www.youtube.com/watch?v=bYoZeYYHfPo ("Stiff Upper Lip")
http://www.youtube.com/watch?v=qLX0cBpvHHY&feature=related ("Put Me to the Test")
http://www.youtube.com/watch?v=q3vQpBLAS2Y What’s My Line? George Burns and Gracie Allen (1954)
ねむいのに椅子から立ち上がれないなんて…
今日はみっしりな日で疲れました。明日は久々に家でだらだらできるオフタイム。
さっさと寝て、遊ぶための体力を遺さねば(違)
ちょっぴり頭痛いし、歯もういて感じるし。…でも根が生えてうごけない~
今日はみっしりな日で疲れました。明日は久々に家でだらだらできるオフタイム。
さっさと寝て、遊ぶための体力を遺さねば(違)
ちょっぴり頭痛いし、歯もういて感じるし。…でも根が生えてうごけない~
あーまたアマゾンとのリンク…引きにくいなあ。変になってるかな。
綿矢りさ著。
「蹴りたい背中」とかも読んだけどあんまりピンときてなかった綿矢りさ。
今回の中編二作入りは妙に読みやすくて、一気にナナメ読みしてしまった(ナナメかい!)。
テンポがよくてユーモラスな描写も多いので、このように女子力十分なヒロインたちにもとりあえずついてゆける。三角関係の修羅場もあるけど(というか、一作目はほぼそれだけだ)、さいわいそれほどドロドロな描写にはならないし。…ワタシ、いわゆる女子力なるものはかなり希薄だ、トシのせいだけでなく若い頃から。
作中ではなんだかだで多少ひずんじゃった女子がいっぱいだが、その迷走を自分ではヘンだと思ってないさまがおもしろおかしく描かれていて、どーなるんだどーなるんだと下世話にページをめくってしまいました(笑)
ナナメ読みなんで評価はやめとこ(笑)
綿矢りさ著。
「蹴りたい背中」とかも読んだけどあんまりピンときてなかった綿矢りさ。
今回の中編二作入りは妙に読みやすくて、一気にナナメ読みしてしまった(ナナメかい!)。
テンポがよくてユーモラスな描写も多いので、このように女子力十分なヒロインたちにもとりあえずついてゆける。三角関係の修羅場もあるけど(というか、一作目はほぼそれだけだ)、さいわいそれほどドロドロな描写にはならないし。…ワタシ、いわゆる女子力なるものはかなり希薄だ、トシのせいだけでなく若い頃から。
作中ではなんだかだで多少ひずんじゃった女子がいっぱいだが、その迷走を自分ではヘンだと思ってないさまがおもしろおかしく描かれていて、どーなるんだどーなるんだと下世話にページをめくってしまいました(笑)
ナナメ読みなんで評価はやめとこ(笑)
紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)
2012年1月27日 読書
ジョージェット・ヘイヤー著。
黄金期英国製ユーモア・ミステリ。30年代の作品らしく、ぶっとんだ綺麗な娘さんたちが、マジメな警部さんたちをひっかきまわす。その兄貴もいいかげん変人で、容疑者たちは誰もかれも、被害者の死にカケラの同情も示さない(笑)
「ドロシイ・セイヤーズも認めた」との出版社のアオリも無理ないかな。
著者はロマンス小説の書き手としても有名で、今別のものも借りているのだが先にこっちを読み始めてしまった。なかなかよろしい(まだ途中)。
黄金期英国製ユーモア・ミステリ。30年代の作品らしく、ぶっとんだ綺麗な娘さんたちが、マジメな警部さんたちをひっかきまわす。その兄貴もいいかげん変人で、容疑者たちは誰もかれも、被害者の死にカケラの同情も示さない(笑)
「ドロシイ・セイヤーズも認めた」との出版社のアオリも無理ないかな。
著者はロマンス小説の書き手としても有名で、今別のものも借りているのだが先にこっちを読み始めてしまった。なかなかよろしい(まだ途中)。