二巻目だ!高瀬彼方著。
カラミティナイト」は勿論大好きだが、こちらのシリーズもなかなか捨てがたい。
前回はうじうじオンリーだった香奈ちゃんの大活躍も嬉しいけど、状況はハードさを増す一方…。
ページ数はスニーカーだから控えめだけど、手に汗握る熱い濃ゆいサバイバルバトル、若い彼らの明日はどっちだ!(ギャグでなく言いたいですウン。マジで明日の見えない状況だもん)

それにしてもハルキ文庫ではもう出ないらしい「カラミティナイト」の続きを引き取ってくれるのは(くれよ!)どこだろうか…
電撃文庫あたりか?(←全くのあてずっぽ)
なにせ今日、X文庫で二冊でたきり止まっていた高瀬美恵の「東都幻沫録」の続きが電撃文庫から出て本屋に並んでいるのを見たからね。嬉しいな〜っ♪
カンケイないけどどっちも高瀬で、どっちも好きな作家さん☆

ISBN:4044293023 文庫 角川書店 2004/04/28 ¥680

我が道を行く。

2004年6月19日 読書
流血女神伝の続きが出た!「暗き神の鎖〈前編〉」。
いやーますますいわゆる少女小説ではないなあ(ホメ言葉)。
今回の新展開は特に非・少女小説的だった(笑)が、この波乱万丈怒涛のスケールは、ほんとにどこへ行くのか、わくわくドキドキが止まらない(笑)
カツモクして待つ中篇。

ISBN:4086004283 須賀 しのぶ 集英社 2004/06 ¥500
あまり外伝なかんじもしないのだが…「舞闘会の華麗なる終演」。
すでにしてデルフィニアが外伝なような、暁の天使たちがデルフィニアの外伝なような。
なんだかなあ、と思いつつ読み続けている茅田砂湖のこのシリーズだが、後半の「宇宙一不幸な男」のタイトルには苦笑。一応、ダンがそりゃもー空前絶後の激しさで不運&不幸なのはわかってるんだなぁ作者も。
だからといって救われもすまいが(笑)

ISBN:4125008426 中央公論新社 2004/03/25 ¥945

幻の珍味。

2004年6月16日 ゲーム
「大航海時代IV with パワーアップキット」は、一週間程でだいぶ進んだ。主人公は、東アジアの「覇者の証」を取ったあと、アフリカの「証」をゲットし、新大陸の「証」を『あとは取りに行くだけ』にし、北海と地中海と東南アジアの「証」への鍵を半分ずつゲット。
…しかし一番難しいのは、東南アジアの「証」かなあ。
某所で頼まれてフカヒレを探しているのだが、原料(笑)になるサメがなかなか捕まらない。
二、三度出会ってはいるのだが、何故か必ず、他勢力との戦闘中にしゃしゃり出てきて、しかも、サメは倒したのに味方の艦が撃沈されたりするもんだからリセットしてしまった。

誰かサメとの手軽な遭遇法教えてください〜(泣)

古きよき…

2004年6月15日 読書
エドモンド・ハミルトン著「フェッセンデンの宇宙」。
“奇想コレクション”のシリーズ中ではダントツ?で古めかしいものがあるのだが一番気に入ってしまった。宇宙探査への畏怖や憧れが鮮やかなのも時代を感じさせるが、かえって新鮮だったりして。
「翼を持つ男」のロマンティシズム(キビしめだが)も鮮烈、「夢見る者の世界」は、異世界との距離の取り方?で「スター・キング」を思い出してしまった。
ううむ、古きことは楽しきことでもあり…
しかし、収録作品、あとがきを見ると1920年代から60年代までかなり新旧の広がりを持つのだが、案外と、どれが特に古いのかはちょっと見分からない。まあ、私がSF考証の不備など気がつかない純・文系だからかもしれないが。不思議だ。

ISBN:4309621848 河出書房新社 2004/04/15 ¥1,995
ウィドマーク関連の海外サイトをさまよったあげく、やっぱり結局予約していましました「拾った女」。
ちきしょー、ばかやろー、大好きだー!

家事本。

2004年6月10日 読書
この世の中、家事の本は山ほど出ているし、収納カンケイは特に大人気だ。
自分自身じゃ、そんなもの一生読まないと思っていたけど(片付けは致命的に苦手だけれどね)、この本はちょっと良かった。
いかにして、家族に協力させて、「可能な程度に(だってお仕事してるんだもん)」片付けを改善するか、というスタンスが良いなと思ったからだ。

ユーモアたっぷりな語り口、著者は外国人だけど日本人が四コママンガを添えたりして、笑わせられつつ納得のいく部分が多い。
まあそう簡単に我が家のゴミタメ状態が直ることはなかろうが、とりあえず著者オススメの、クリップ付マグネット買って見よっかな〜♪

デビー・ウィリアムズ著。

ISBN:477550343X オークラ出版 2004/04 ¥1,400
むかむかすると、夜中にゲームをがんがん進めてしまったりする。
フルタイムの仕事も家族も持ってるんだから、自分のカラダにはね返ってくるのは分かっている。
半分楽しみ、半分自分をいじめているよーなもんだが…
「大航海時代4」が進みすぎるのはよくないな。
山崎 マキコ著「ためらいもイエス」。
男性とのお付き合い経験皆無なままに(当然バージン)28才になった、仕事人間なヒロイン・奈津美の恋愛音痴ぶりが可笑しい。
生まれて初めて、ちょっと「流れにまかせる」を試してみたら、なぜかあちこちからモテモテに、そしてこの胸苦しさはまさか初恋?

やはり、一度他人の「流れ」に添ってみないと体験できないことって世の中、いくらでもある。様々な「初めて」に舞い上がる奈津美はとても可愛い(これじゃモテてもしかたがないか)。だけど、どっからみてもやっぱり恋愛音痴だから、その不器用さにハラハラしたりせつなくなったり。
それにしても、ギンポ君のナイトっぷりは凄いよー。あとでちょっとしたオチはつくのだけど、こんなにも「支えて」くれる男性がいるって女の夢?
年下の女友達・青ちゃんだけでもすばらしい「守護神」で、マジうらやましいし。
いいなぁ、とか思いながら一気に読んじゃいました。

…なぜか田辺聖子の昔のOL恋愛小説を思い出した。「感傷旅行」とかあったよねえ。でも、大昔に二、三冊読んだだけだから、内容自体はほとんど忘れちゃってるんで、全然違っていたら恥ずかしいなあ(爆)
いや、単に、私がいまどきのOLが主人公な恋愛小説を読んでないだけか…?

ISBN:416322890X 文藝春秋 2004/04/21 ¥1,785
しばらく放っていた「大航海時代IV with パワーアップキット」を突然再開。
しかしこのゲーム、航海するとき、特に未踏の僻地を探索するとき、反射神経を必要とするのがやっぱりイヤだなあ。
だから、マリア編で東アジアの「覇者の証」を取りに行けばいいだけって所で、思いっくそ遠いの分かっていたせいで中断していたんだ多分…
だってファーストプレイのラファエルの時も一度取りに行ったから遠いの知ってたんだもん(-"-;)
まあ、マウスも付けず、ノートパソのタッチパッドで操船するから余計にムズイのだろうとは思うが。

一方、都市間の航海は、まるで手間要らずに航海することが出来る。但しそのためには、各地でライバルの悪い噂を振りまいたり土地の者を買収したり、悪徳商会になりきって暗躍しないといけないんだよね。これって…ふと我に返ると情けなくなるの私だけ?

海のロマンを追う趣旨のゲームで、航海に必要以上のストレスを感じさせるのは大きな欠点だと思うが?
やっぱりこのシリーズの最高作は2だと思うなあ。
(とか言いながら、最初の「証」探しをクリアした後は、インドアフリカ欧州と、人様のシマを荒らしまわっておりますが)
高森 直史著、「海軍料理おもしろ事典」をぱらぱらと読む。
もちろん日本海軍が基本だが、大航海時代にさかのぼり、海外もさらに陸軍も気軽に含めて糧食と兵站の歴史を語る本。
「語る」といっても、説明イラストを多用し、おしゃべり感覚だ。
戦国時代の携行食や、日本人と洋食との出会いの歴史など、まだ前半部分だけだがなかなか楽しく読める。

帆船時代の記述だけは、時々ツッコミを入れたくなるアヤしい部分があるけれど…(^^;)

押し寄せるDVD。

2004年6月3日 映画
予約開始。うぉぉぉ、やっぱ四枚組だと高価い(涙)。
それにこれだけでは前半だけだし…(第二弾は9月発売だっけ?)。
とはいえAmazonだと予約で20%オフだから、¥15,960が¥12,768 になる。
…三千円は大きいなあ(払う金のほうが大きいのだが)。
これで釣るんだよなあAmazon。
今月下旬発売の「拾った女」にもぐらぐらきてて潜在的金欠なのになあ。
ちなみにすでに予約済みの「マスター・アンド・コマンダー」。
Amazonはベストセラーランキングtop100に入ってるDVDも20%オフなのだが、なんと「マスコマ」、堂々二十位台にランクインしているのだった(それも映画に限らず、アニメ、音楽などを含めた全ジャンルでのDVDランキングだ)。
映画館のあの空き具合からすると、実に意外な大健闘!
嬉しい話である(*^^*)

海軍といえば…
かわぐちかいじ「ジパング」の14巻をやっと読む。
うーん昼行灯艦長、早く戻ってきてほしいねえ(外伝では大活躍だった)。
内憂外患、角松くんますます大変だし〜

薔薇の名前。

2004年6月1日 映画
某施設に上司のおともで見学に行ったダンナの話。
施設には美しい薔薇園が併設されていたらしいのだが、歩いていると、“ケーリー・グラント”という名の薔薇があったそうな。
「あれって『ローマの休日』の記者演じたヤツだったっけ?」
「違うー!『ローマの休日』はグレゴリー・ペック!」
「そうかー隣にあったのが“モナコ王妃”とかいう名前で、ああグレース・ケリーのことだなって、さすがにこっちは分かったんだけど」
「なるほど『泥棒成金』ってわけやね」
「?」
「グラントとグレース・ケリーの共演作。ヒッチコック監督の。ふむふむなるほどなぁ〜♪」
「…知らんぞ普通!(お年寄り以外は…)」
…50年前の映画だからな確かに…

どこの誰やら、気の利いたオールド映画ファンが作ったお庭らしい。
お近づきになりたいものです(笑)
それにしても、薔薇の名前にハリウッド・スターというのはお似合いですね(*^^*)
桑原水菜著。
本編40巻目が「千億の夜をこえて」。いや、評判はなかなかよさげだったですけど、確かに綺麗に終わっていて良かった。
しかし長かったなあ。忘れてるとこは相当忘れてるしぃ(笑)
最初の頃を思うと、こんなふうに終わるとは予想もつかなかった…
でもまぁ邂逅篇もまた出るんだよねどうせ。ふふ。

それにしてもほんとに暑かったよ今日は。完全に夏だよ〜

疲労と物欲。

2004年5月29日 映画
今日は死ヌほど忙しかった。
出勤前に三十分ほど見た「長い船団」の続きの余韻と、明日は休みだ「長い船団」があと二十分ほど残ってるゼ〜ということだけを支えに、夕刻までを耐え抜く。

帰宅して、クライマックスのバイキングVSムーア人の大乱戦を楽しんだ後、久々に見たラストはさすがにだいたい記憶の通りだった。
しかし、ウィドマークには合うから個人的には許すけど、やっぱりあまりバイキングらしくないよなぁこのラスト。
ウィドマーク・ファンでない人間の目にはどう映るんだろうコレ。

それはともかく…「拾った女」のDVDはたった80分なのになんで定価が五千円もするんだ…?
発売は六月下旬なので、Amazonで予約すれば二割引き、どうせ買うなら予約購入?だけどこれって特典映像つきのなのかどうか気になるよぉ。米国だと色々特典映像のついたDVDが出ているらしいけど(それでも多分DVD一枚には収まるんだけどね、もともとの映画が長くないから)。

そして炎の蜃気楼最終巻がやっと届いたので、アイルズはちょっとお休みにする予定。
少しだけ早めに起きて「長い船団」を更に30分ほど見て出勤。
わはは、昔のハリウッド史劇って実にてきとーだな(*^^*)←楽しんでいる。念のため。
ただし本来の伝統?の史劇のタイプをやや外れてる、コレは。
60年代から次第にすたれていくジャンルなのだ。

本のほうは、グレッグ・アイルズの新刊サイコ・サスペンス「戦慄の眠り」を読み始める。やっぱり読ませるねアイルズ。家族の歴史と愛憎の絆を、ほんのり神話的な雰囲気込めて書くのがうまいです。
遅番だったので、出勤前に40分ほど「長い船団」(1963年製作・原題:Long Ships)を見る。

Long Shipってのはバイキング船のことである。
主人公(リチャード・ウィドマーク)はバイキングの冒険家。
ウィドマークの面構えって、よく考えるとドイツ風だ。金髪だしだだっ広いデコの下で目がくぼんでるし、となると北欧系まであとちょっとかなあと思いたいのだが、やはりバイキングには無理があるよーな…
体型もだけど、こーんな口八丁のヤマ師タイプのバイキングがどこにおんねんッ、と、ミスマッチ感にくすくす笑ってしまう。
それともウィドマークだからこーゆーキャラ設定になったのか??
そして彼には実に珍しい、二の腕太モモむき出しルックが実にもう新鮮というべきか似合わねー!の一歩手前(?)というべきか。コワモテだけど肉体派マッチョじゃないからなぁ。遭難した時短期間生えてたアゴひげの方はこりゃ完全に似合わねー!(ってバイキング失格じゃんアゴひげダメって。まあすぐ剃ったんでホッと安心しましたが)
あまりの楽しさにあやうく遅刻しそうになった…(^^;)

勤務中も心中ひそかに思い出し笑いをしたり小鼻をふくらませたり、近頃珍しいハイテンションで一日過ぎてしまいましたよ。ここんとこ体調イマイチだったんだけど。
しかも昼休みにバカみたく「リチャード・ウィドマーク」で検索かけると。
うわっ次は「拾った女」がDVD出るのかッ!
うぐぐ欲しいぞ。
「長い船団」はウィドマークのフィルモグラフィーの中では怪作だと思うが、「拾った女」は結構若い頃の快作だ(ちなみに役柄はハードボイルドな正義の?スリ…)。
うううお金がいくらあっても足りない…
って、三分の一も見てないのにこんなに浮かれている私って…
でもやっぱし女は恋してなきゃだめねー!(逝)
いや、決して、ぜーんぜん、美男じゃないヒトなんですけどね。
50年代はそれなりに人気もあったはずではあるが。
ああ、ディック様ラヴ〜(ボライソーに非ず、念のため)。
そして今日は、ヤフオクで165円で落とした(送料もあるんで実費は500円少々かかるが)ビデオもとうちゃ〜く♪
昔TVの一時間半枠で一度だけ見たことのある、やや古い映画だが、実は135分もあるらしい。
きっと新鮮に楽しめるわね(爆)
モンダイはいつ見るかだ。
積ン読ならぬ積ン録の多すぎる私のこととて、レンタルショップで探すかわりにヤフオクで買ったんだが…
それでも心はホノボノとあったかい。
長い船団」。
大好きなリチャード・ウィドマークの、でも決して代表作ではないなぁ。珍品といったほうがいいかも。
でもいいの。ふふふっ、楽しみっ!
意外に長く楽しんできた「ティル・ナ・ノーグ4DX」体験版だが、いよいよ体験版での限界にきちゃったようである。
異世界もクリア、異世界で取ってきた巻物の封印を解くのに「○の町」を探さないといけないのだが、どうも某攻略サイト(唯一のものみたいだ)の掲示板を見ると、Lv.15を超えないとこの町は出現しないらしい。
が、今使ってる「体験版データその2」は、Lv.15になったとたんに終了する仕様である。

てなわけで、今度こそ、ありがとう体験版。製品版は買わないけど…
さあ少しはホームページ更新にかからんと(^^;)
菅野 彰著。
タイトルから想像がつくであろうけど、笑えます。ナイスです。
小説はBL書いてるようだからこの著者には縁がなかったけど、エッセイはいけるなぁ。
占いだエステだブライダルだ健康法だ…と、いろいろいろいろ〜なとこへ編集者とコンビで取材に行って。
とにかくさばさばした笑いで楽しい。「…ってこんな仕事」の山崎マキコを少し思い出したが、あの雄々しい山崎氏とはまた違う味。編集者が女性なせいもあるか?いや、そもそもネタが女性向けなんだな、うん。

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