ジェーン・オースティン著。

・・・・って必ずしも嘘じゃない・・・・
八割くらいは元の小説そのままらしいです(笑)

1古典的名作にセス・グレアム・スミスという人がゾンビを追加しただけで、まさにタイトルそのまま。ゾンビとの戦いが日常的にある中で、の、高慢と偏見、エリザベスとダーシーです。
大分前に評判になってたのは知ってたけど今頃読んでみました。
装丁や挿絵も世界観に合わせて丁寧でよろしい(笑)

元本読んだのだいぶ前だから結構忘れていた。二冊ならべて読むともっと良かったかもですが、それでも笑いながら一気読み。
元本を読んだことのある人(で、遊び心を解する人)にはおすすめです。
L.M.ビジョルド著。

マイルズ・ヴォルコシガン・シリーズ、ついに完結ー!
とあったので、いささかショックを受けた。まだもう少し残ってると思ったのに。
まあ後書き読んだら、少しは中編とか残ってるみたいなので少しほっとしたけれど。

えーと、あらためて、マイルズは重度ファザコンであることを痛感した。出木杉な両親のもとに生まれたら多少とも仕方がないことかもしれないが、たぶん障害を持って生まれた(しかも両親を標的としたテロによるせい)ことが、父親の誇れる息子になりたい…という思いに追い打ちをかけている。

無鉄砲ばかりしていた「提督」の時代は終わり、愛し愛される家族を得、足が地に着いた生活がマイルズを待っている。確かに完結するべきところまで来たのかもだけど・・・・

もしかしたら、マーク主役の外伝くらいはまだ長編が出るかもしれないな。マイルズに匹敵する素質を持ちつつ(クローンだもの)、なんだかだいっても愛情に満ちた家庭で育ったマイルズとは違う歪みを持たざるを得なかったマーク。

でもやはり、「戦士志願」からの一連の、デンダリィ傭兵隊時代のはねっかえりマイルズが一番輝いていたと思う。そんな彼も大人にならざるを得ない時が来たわけだけと・・・・
ありがとう、マイルズ。
四月、待ったなし!

ああ・・・・
あと一週間しかない(泣)
遅れている仕事がいっぱいあるのに・・・・うううう・・・・

わりといろんなことを思いつくのだけど、やりかけで次に移ったりしちゃうのがいかんのよね。
ADHD的脳ってやつかしらね(泣)

画像の本いわく『遅刻、先延ばし、忘れ物、汚部屋……
そんなADHDタイプが社会でラクにサバイブするコツを専門医がストーリー漫画と解説で解き明かす!
主人公は才能があるのに、低評価の編集者。現れた一人の精神科医が彼女の生活を激変させる……』

誰か、私の生活を激変させて・・・・
上橋菜穂子著。
守り人シリーズ2作目手を出してみた。

女用心棒バルサ、故郷へ帰る。
子どもの頃、命からがら父の友人ジグロに連れられて脱出した北の国。
そこにはかつて、父を殺し、ジグロを追いつめた、巨大な陰謀があった。
今はなき義父にして短槍の師・ジグロの真実を、彼に近かった人々にだけでも伝えて、自分の中のわだかまりをほぐすことができたらと、それだけしかバルサは思っていなかったのに、彼女は故国をゆるがす陰謀のどまん中に着地してしまう・・・・

・・・・いやーびっくり。
一作目よりさらにグッといいじゃないですか。

まあ、作者のあとがきにも、子どもは一作目、大人は二作目が好きらしいとありますから普通の反応なのかも。

いかにして無実の人々がハメられていったかの流れの自然さには感心するし、己の過去と向き合おうとするバルサ、そして彼女がすでにこの世にない人々とあらためて向き合う再生と浄化のクライマックスには、美しく心を打たれる。
ネタバレになってもいけないので細かくは書かないが、良かった・・・・
ジャック・キャンベル著。

主人公ギアリーの戦術を模した人工知能率いる悪『黒い艦隊』との戦いも大詰め。
狂ったロボット艦隊との(とっても不利な)戦闘は何ともキモチ悪い・・・・
最後で“あの人”が、思い切った決断でかっさらっていきます。予測できぬでもなかったけど…
長かったこのシリーズもついに一つのエンディングに至ったようです。ふぅ。

突然士官の1人の「俳句」の趣味が脚光を浴びたり、なかなか予断を許さぬ著者の日本好きのプチ爆発がこの巻でも発現しました。
まあなんというか、主人公たちの信仰のありかたなど含め、現実現在と微妙に違う世界をつくろうとした著者の頑張りなんだろうな。そうだよね(^^;)

はあ、余計なもんはいってないラノベはいい。気楽に笑えるし。
というか橘公司化けたなあ。
一番楽しみにしているシリーズのひとつ。

いつもの天然とは真逆の「反転」十香すらトリコにしているのか士道くん。
ちょっと違う精霊たちも楽しめる15巻でした。
誉田哲也著。
シリーズ完結。だけど。
早苗がすっかり剣道から離れてしまったのはともかく…
…早苗…

いつのまにやら、遠い人になってたんだな…

香織は香織なりにがんばってるし割と一気に読んだけど、シリーズの最初の方はとても良かったのに、なんか余計な要素持ち込んだらダメじゃん、という好例か。
上橋菜穂子著。
話題のファンタジー、未読だったので読んでみました。児童向けで出てたけど少し漢字の多いらしい軽装版。
児童読物で主役が30歳の女用心棒ってなかなか珍しい。
奇妙な生きものに憑かれてるらしい皇子様を守って逃避行・・・・
前評判通り、読み始めると一気でした。シリーズの他の作品も読んでみようかな。

空飛ぶ広報室

2016年12月26日 読書
有川浩著。

久々に有川さん。
これもお仕事小説ですね。
ブルーインパルスのパイロットを、事故のため目前であきらめざるを得なかった青年と、自衛隊を取材に来た、仕事熱心をこじらせちゃってる女性プロデューサー(元記者)の一年。

あいかわらずテンポがいいです。
一気読みしちゃった。ちとマンネリでなくもないけど(笑)

これでまた寝不足が…
(ゲームもしてるのがもっと寝不足の原因な気もするが)
高殿円著。
お仕事小説。
お金持ちな方々にあの手この手と素敵なサービスを売りつける、頑張るヒロイン。
バツイチ三十代後半。
面白い~

しかしマグダミリアなどのラノベFTの続きはどうなるんだー。
藤本ひとみみたいにそれっきりになるのかな?

私は西宮生まれなのだが、高殿さんもそっち方向のようでたまにぐっと胸に来る。
冨久丸ってきっと大丸よね。

…寝不足が続く。
ジャック・キャンベル著。

外伝三巻目、思いのほか?面白いぞ。
しょっぱなから危機また危機戦闘また戦闘、のたたみかけがよろしいね。
パロすぎるネーミングでソンをしていたのがそろそろ本領発揮か(笑)

※主要登場人物、アーサー王ネタネーミングです。アルトゥール・ドレイコン(アーサー)、グウェン・イケニ(グェネヴィア)、モーガン、マーリン…
田中芳樹著。
なんか既にどっかで読んだような描写が続いてなかなか進まなかったが、終盤ばたばたっとハナシが進んで(つーか死屍累々で)、いよいよ終わりかーとしみじみした。フラグの数々がちょっとあからさまなのが残念だ・・・・

そんな中でひとつウレシイ驚きは、見返しで著者が西部劇「悪の花園」の、我が愛するリチャード・ウィドマーク様の名セリフを引用していたこと。
そーかそーか、田中センセーもあのセリフをねえ・・・・(^^
★をひとつおまけしてあげてもよいかと思った(←バカ)
鬱展開もここにきわまれり・・・・
ここまでせんと、主人公の立ち直りに出会えんのか読者は(苦笑)
うじうじイチャイチャ…
ほんとにめんどくさい関係になってるな。(^-^;)
5巻はちゃんとハードな事件で、良かった。6巻に期待。
ティラナ頑張ってるのにちゃかされてばっかでかわいそう・・・・(くすッ)
賀東招二著。

4いつのまにか出てたー!
意外や番外編のようなハナシでしたが。
コメディのみで、事件らしい事件なかったぞ。
柳公司著。
ストイックなSPの話。しかし女心をわからなさすぎ(苦笑)

小椋春歌著。
ひさしぶりに思い出して続き読みました。
たまに、少女マンガそのものーなビーズログ文庫を読む私。
「恋する王子」シリーズほどのインパクトはないけどそこそこ笑えて面白いですこの著者。

終盤のヒーロー大崩れには大爆笑。

スティグマータ

2016年10月12日 読書
近藤 史恵 著。

年を重ね、草食系マイベースの主人公も、「選手としてあとどのくらいやれるだろう」と考えては他の強豪(エース)とわが身を引き比べてちょっと凹んだりもするように。

とはいえ、そんなチカくんにもとうとう春が!?
禍福はあざなえる縄のごとし(笑)

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