惜別の賦 (創元推理文庫)
2017年7月3日 読書
ロバート ゴダード 著。
なるほど、それなりに人気があるらしいだけはある。一気読みされられた。
自殺した幼馴染の代わりに、過去を調べ始めた主人公に見えてきたのは、一族の秘密。
主人公は結構ダメな中年男だけど、根っこはまともだ。というか、あんなに家族がダメダメだなんてかわいそう・・・・
なるほど、それなりに人気があるらしいだけはある。一気読みされられた。
自殺した幼馴染の代わりに、過去を調べ始めた主人公に見えてきたのは、一族の秘密。
主人公は結構ダメな中年男だけど、根っこはまともだ。というか、あんなに家族がダメダメだなんてかわいそう・・・・
ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)
2017年7月1日 読書
柴田ヨクサル著。
大分前に一時話題になってたかなーと読んでみる。
将棋漫画だが、主人公は奨励会脱落の真剣師(賭け将棋指し)だった。
なぜ表紙がメイドさん?と思われるだろうが、このアツい荒唐無稽っぷりは凄いね。
話題になるものはやっぱりそれなりに面白い。
スマホで無料で読めた5巻まで読了(笑)
スマホで一定量無料で読めるマンガはいっぱいあるので有難い。
時々コレで自分のマンガ的教養?のすそ野を広げている。
「黒子のバスケ」とか「バクマン」とか「ボールルームへようこそ」とか「とめはねっ」とか「ハイキュー」とか「夏目友人帳」とか数えきれないが、うーむ少年漫画の方が多いなあ。
図書館にないからこのへん(結局それか)
大分前に一時話題になってたかなーと読んでみる。
将棋漫画だが、主人公は奨励会脱落の真剣師(賭け将棋指し)だった。
なぜ表紙がメイドさん?と思われるだろうが、このアツい荒唐無稽っぷりは凄いね。
話題になるものはやっぱりそれなりに面白い。
スマホで無料で読めた5巻まで読了(笑)
スマホで一定量無料で読めるマンガはいっぱいあるので有難い。
時々コレで自分のマンガ的教養?のすそ野を広げている。
「黒子のバスケ」とか「バクマン」とか「ボールルームへようこそ」とか「とめはねっ」とか「ハイキュー」とか「夏目友人帳」とか数えきれないが、うーむ少年漫画の方が多いなあ。
図書館にないからこのへん(結局それか)
大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)
2017年6月24日 読書ラスト・ウィンター・マーダー (創元推理文庫)
2017年6月10日 読書
バリー・ライガ著。
さあ完結編。
父との対決、そして行方知れずだった母との再会・・・・
あまりに残酷な展開に呆然としつつ、先の二巻にも勝るスピーディな物語展開にやっぱり一気読み。
ラスト、これで落ち着いたといっていいのか・・・・
・・・・というところが、ちょっとジュブナイル、YA向けなカラーなのでしょうか。
しかし面白かった(^^;)
寝不足になるわー・・・・
さあ完結編。
父との対決、そして行方知れずだった母との再会・・・・
あまりに残酷な展開に呆然としつつ、先の二巻にも勝るスピーディな物語展開にやっぱり一気読み。
ラスト、これで落ち着いたといっていいのか・・・・
・・・・というところが、ちょっとジュブナイル、YA向けなカラーなのでしょうか。
しかし面白かった(^^;)
寝不足になるわー・・・・
殺人者たちの王 (創元推理文庫)
2017年6月8日 読書
バリー・ライガ著。
「さよなら、シリアルキラー」の続編。
あいかわらず、“シリアルキラーの英才教育を受けた高校生”というハードな設定に、妙なユーモアをまじえた語り口で、ぐいぐい読まされてしまいます。
ニューヨークで起きている連続殺人の捜査を手伝うことになったジャズ、ところがこの事件にも、脱獄中の父ビリーとのつながりが見えてきて・・・・
ガールフレンド・コニーや親友ハウイーにも次々襲い掛かる危機。
全部「次巻へ続く」と放り投げたラストは実に凶悪(笑)
「さよなら、シリアルキラー」の続編。
あいかわらず、“シリアルキラーの英才教育を受けた高校生”というハードな設定に、妙なユーモアをまじえた語り口で、ぐいぐい読まされてしまいます。
ニューヨークで起きている連続殺人の捜査を手伝うことになったジャズ、ところがこの事件にも、脱獄中の父ビリーとのつながりが見えてきて・・・・
ガールフレンド・コニーや親友ハウイーにも次々襲い掛かる危機。
全部「次巻へ続く」と放り投げたラストは実に凶悪(笑)
少年魔法士 (18) (ウィングス・コミックス)
2017年6月4日 読書
なるしまゆり著。
最終巻が出た、ときいて、あわてて・・・・その前の18巻も見落としていたのに気づいてチェック。
いやークライマックスらしくなってきましたね。とても静かだけどね(内臓とかはあいかわらず著者らしく散乱してるけどね)。
物語の展開は、かなりこっちから考えて読まないと読み取れないようなところも多い。
特にカルノとアークに何が起こっているのか…
言葉であまり説明されない、絵からちゃんと読み取れ!というような展開。そしてイブキは何考えてるのか。19巻刮目して待て。
しかし魔法使い大虐殺・・・・その真意に納得はいった・・・・とはいえラフィトウさんみたいな人は例外にしてほしかったな。
とりあえずレヴィさんが(一番好き。少年とはいえないが)しっかり出張っていてよかった(^^)/
最終巻が出た、ときいて、あわてて・・・・その前の18巻も見落としていたのに気づいてチェック。
いやークライマックスらしくなってきましたね。とても静かだけどね(内臓とかはあいかわらず著者らしく散乱してるけどね)。
物語の展開は、かなりこっちから考えて読まないと読み取れないようなところも多い。
特にカルノとアークに何が起こっているのか…
言葉であまり説明されない、絵からちゃんと読み取れ!というような展開。そしてイブキは何考えてるのか。19巻刮目して待て。
しかし魔法使い大虐殺・・・・その真意に納得はいった・・・・とはいえラフィトウさんみたいな人は例外にしてほしかったな。
とりあえずレヴィさんが(一番好き。少年とはいえないが)しっかり出張っていてよかった(^^)/
ライバル・オン・アイス 3
2017年6月3日 読書
吉野万里子著。
三巻目。
卓球の「チームふたり」のシリーズは良かったけど、ちょっとこのシリーズは内容ウスいかなあ(ヒロイン小5。小学生向けとはいえ)。
フィギュアスケート好きの人間は読むだろうけど。
タイトル通り?二巻までのけっこー厳しい人間関係からすると、三巻目ではライバルとはいえ良い友達になれる子たちとの出会い連発で、急に環境がなまあたたかくなった…あ、いや、ほっとさせられはするんだけど。一巻目なんかホント殺伐としてたから(^-^;)
でも人間関係のキツさがゆるむとあとは何でひっぱるか?
行方不明のお父さんについても、ううーむ…、という着地。
もうこれで終わるのかなあ。
あとすこししっかりしたものも書く人なんだがなあ。
三巻目。
卓球の「チームふたり」のシリーズは良かったけど、ちょっとこのシリーズは内容ウスいかなあ(ヒロイン小5。小学生向けとはいえ)。
フィギュアスケート好きの人間は読むだろうけど。
タイトル通り?二巻までのけっこー厳しい人間関係からすると、三巻目ではライバルとはいえ良い友達になれる子たちとの出会い連発で、急に環境がなまあたたかくなった…あ、いや、ほっとさせられはするんだけど。一巻目なんかホント殺伐としてたから(^-^;)
でも人間関係のキツさがゆるむとあとは何でひっぱるか?
行方不明のお父さんについても、ううーむ…、という着地。
もうこれで終わるのかなあ。
あとすこししっかりしたものも書く人なんだがなあ。
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 07 月号
2017年5月31日 読書ヴィンランド・サガ(19) (アフタヌーンKC)
2017年5月13日 読書
幸村誠著。
ヨーム戦士団編、風雲急をつげております。剣を捨てたトルフィンに戦いを迫る新たな敵、ガルム。そのスピードとテクニックはトルフィンをも凌ぐ…?
なはずなんですが、なんでこんなに笑いも取りに来てるんでしょうね(^^;)
みなさん口調がもはや中世じゃないですよ。
やる気スイッチとかさらっと言ってんじゃないよー。
そして次の巻はまた半年とか先なんだろうな(泣)
ヨーム戦士団編、風雲急をつげております。剣を捨てたトルフィンに戦いを迫る新たな敵、ガルム。そのスピードとテクニックはトルフィンをも凌ぐ…?
なはずなんですが、なんでこんなに笑いも取りに来てるんでしょうね(^^;)
みなさん口調がもはや中世じゃないですよ。
やる気スイッチとかさらっと言ってんじゃないよー。
そして次の巻はまた半年とか先なんだろうな(泣)
近藤史恵著。
ジャーマンシェパードのシャルロットは引退した元警察犬。といっても老犬というわけではない。まだ4歳の女の子。
ひょんなことから彼女を飼うことになった若夫婦が出会う、ちょっとした事件の数々を描くコージー・ミステリ。…ミステリなのかな??
ミステリとしてはかなり薄いと思うのだが、シャルロットが可愛すぎる!!!!
憂鬱とかなんとかいっても、あくまでシャルロットは犬らしく行動するのみ。
お行儀がよくて賢くて、たまーにちょっとズルもする、でもそこがまた可愛くて…。主人公たちのシャルメットへのメロメロぶりの描写がなんだかもう、たまりません(^^;)
特別犬好きとかではないけど、これはなんだかズブズブにはまって一気に読んでしまいました(笑)
作者よっぽど犬好きなんだね。
以前に読んだこの著者の普通のミステリ(ノベルズ)で、犬たちにひどいことをする人間を断罪している話があって、それを思うとなるほど~だけど、甘々に書くとこうなるんだー。
ミステリ部分に期待しすぎず読むと吉。
ジャーマンシェパードのシャルロットは引退した元警察犬。といっても老犬というわけではない。まだ4歳の女の子。
ひょんなことから彼女を飼うことになった若夫婦が出会う、ちょっとした事件の数々を描くコージー・ミステリ。…ミステリなのかな??
ミステリとしてはかなり薄いと思うのだが、シャルロットが可愛すぎる!!!!
憂鬱とかなんとかいっても、あくまでシャルロットは犬らしく行動するのみ。
お行儀がよくて賢くて、たまーにちょっとズルもする、でもそこがまた可愛くて…。主人公たちのシャルメットへのメロメロぶりの描写がなんだかもう、たまりません(^^;)
特別犬好きとかではないけど、これはなんだかズブズブにはまって一気に読んでしまいました(笑)
作者よっぽど犬好きなんだね。
以前に読んだこの著者の普通のミステリ(ノベルズ)で、犬たちにひどいことをする人間を断罪している話があって、それを思うとなるほど~だけど、甘々に書くとこうなるんだー。
ミステリ部分に期待しすぎず読むと吉。
されど罪人は竜と踊る 19: 灰雪の蹉跌 (ガガガ文庫)
2017年5月6日 読書
浅井ラボ著。
中編集だが、これまでの伏線も拾いつつ、先へ進んでいく。
次の章への序章って感じか?
エリダナ最大手の「七門」と認められたものの、こんなに敵だらけで大丈夫か?
・・・・と、次へと引っ張ります。早く続き出ればいいんだけど。
中編集だが、これまでの伏線も拾いつつ、先へ進んでいく。
次の章への序章って感じか?
エリダナ最大手の「七門」と認められたものの、こんなに敵だらけで大丈夫か?
・・・・と、次へと引っ張ります。早く続き出ればいいんだけど。
上流階級 富久丸百貨店外商部II
2017年5月1日 読書
高殿円著。
お仕事詳説、外商部第二弾。表紙は主人公じゃないけど…(笑)
二作目も面白くて一気読み。
ほれたはれたがほとんどない(ゼロとまではいわないが)。
まーラノベでファンタジシー書いてた時もほとんとん゛政治や軍事ばっかりだったもんねえ。
お仕事詳説、外商部第二弾。表紙は主人公じゃないけど…(笑)
二作目も面白くて一気読み。
ほれたはれたがほとんどない(ゼロとまではいわないが)。
まーラノベでファンタジシー書いてた時もほとんとん゛政治や軍事ばっかりだったもんねえ。
デート・ア・ライブ アンコール6 (ファンタジア文庫)
2017年4月29日 読書
橘公司著。
アンコールは短編集。
しかし精霊たちの中での危険人物は、折紙と思っていたら二亜と美久を合わせて危険人物トリオになってきたなー。
家で読んでたので、こころゆくまで人目を気にせず爆笑できました。はは。
アンコールは短編集。
しかし精霊たちの中での危険人物は、折紙と思っていたら二亜と美久を合わせて危険人物トリオになってきたなー。
家で読んでたので、こころゆくまで人目を気にせず爆笑できました。はは。
男装の令嬢は海風にのって (ラズベリーブックス)
2017年4月23日 読書
エリザベス・エセックス著。
ヒストリカル・ロマンスも、ときたま読む。ハーレクインだってそんなに偏見はもってない。
が、この本、実は、「男装の令嬢」くらいではすまない内容。ほんとに男と偽って海軍はいっちゃうんだもん。
帆船小説好きの私はとびついてしまいました。
舞台はナポレオン戦争期の英国。ヒロインは海軍一家の娘で、男兄弟の中の紅一点。子どものころから親や兄たちとともに海や船に親しんできた。ところが末の弟だけは、「海軍なんか入りたくない、聖職者になるんだー!」と、士官候補生としてのりくむ船まで段取りされているのに、逃亡してしまった・・・・
「そんなの我が家の不名誉になる!女の私は海軍に入りたくても入れないのに・・・・」とムラムラ来たヒロインは、なんと弟になりすまして、弟の乗るはずだった船に乗り込んでしまうのだ。
そして実際、船乗りとしての有能さを十二分に発揮するのだが、そのくせすぐハンサムで有能な副長コル(兄の友人でもあり、幼い頃に実は会ったことがある)の魅力にドキドキしはじめ、ロマンス小説とはいえ情けないぞ!副長のほうも、ちょっとこらえ性がなさすぎだぞ!
そんなに簡単にいちゃつくんじゃなーい!
とはいえ、海上、戦場でのアクションやその報い(怪我とか)はそれなりにハードなものが用意されている。士官候補生室にはびこるイジメ(ありがち)と戦うエピソードなんかも面白い。
終盤はトラファルガーですよ!
この著者、わりと本気で帆船小説とか好きなんだろうと思う。
しかし、ヒロインの父親がアレキサンダー・ケントって、やりすぎなことないですか。
家出した弟がリチャード・・・・ううむ・・・・
ヒロインの名はサリー。
なんか帆船小説の脇役にサリーさんていたような気がするんですが…主人公の妹とか、友人の妹とか、そういう立ち位置で。でも思い出せないなあ。最近ほんとにトシのせいか記憶がユルくなってしまって困っている。
誰か、ピンときたら教えて下さい。m(__)m
ヒストリカル・ロマンスも、ときたま読む。ハーレクインだってそんなに偏見はもってない。
が、この本、実は、「男装の令嬢」くらいではすまない内容。ほんとに男と偽って海軍はいっちゃうんだもん。
帆船小説好きの私はとびついてしまいました。
舞台はナポレオン戦争期の英国。ヒロインは海軍一家の娘で、男兄弟の中の紅一点。子どものころから親や兄たちとともに海や船に親しんできた。ところが末の弟だけは、「海軍なんか入りたくない、聖職者になるんだー!」と、士官候補生としてのりくむ船まで段取りされているのに、逃亡してしまった・・・・
「そんなの我が家の不名誉になる!女の私は海軍に入りたくても入れないのに・・・・」とムラムラ来たヒロインは、なんと弟になりすまして、弟の乗るはずだった船に乗り込んでしまうのだ。
そして実際、船乗りとしての有能さを十二分に発揮するのだが、そのくせすぐハンサムで有能な副長コル(兄の友人でもあり、幼い頃に実は会ったことがある)の魅力にドキドキしはじめ、ロマンス小説とはいえ情けないぞ!副長のほうも、ちょっとこらえ性がなさすぎだぞ!
そんなに簡単にいちゃつくんじゃなーい!
とはいえ、海上、戦場でのアクションやその報い(怪我とか)はそれなりにハードなものが用意されている。士官候補生室にはびこるイジメ(ありがち)と戦うエピソードなんかも面白い。
終盤はトラファルガーですよ!
この著者、わりと本気で帆船小説とか好きなんだろうと思う。
しかし、ヒロインの父親がアレキサンダー・ケントって、やりすぎなことないですか。
家出した弟がリチャード・・・・ううむ・・・・
ヒロインの名はサリー。
なんか帆船小説の脇役にサリーさんていたような気がするんですが…主人公の妹とか、友人の妹とか、そういう立ち位置で。でも思い出せないなあ。最近ほんとにトシのせいか記憶がユルくなってしまって困っている。
誰か、ピンときたら教えて下さい。m(__)m
バクマン。 1 (ジャンプコミックス)
2017年4月18日 読書
大場つぐみ/小畑健 著。
ネットの無料版で3巻まで読んでみた(^^♪
「デスノート」の頃から大場つぐみ=ガモウひろし説ってあるらしいけど、確かに大場つぐみ製ネームってガモウひろしの絵に似てるーーー!
つーか主人公のおじさん(職業漫画家)ってめちゃ「とっても!ラッキーマン」のガモウひろしに似てるんですけど(笑)
何考えてるんだ作者・・・・
ラッキーマン、なつかしいなあ。
アニメ版もスッキリまとまって?て好きだったが、原作マンガのチープなところも捨てがたい個性だった。
ラッキー、クッキー、矢代亜紀~♪
ネットの無料版で3巻まで読んでみた(^^♪
「デスノート」の頃から大場つぐみ=ガモウひろし説ってあるらしいけど、確かに大場つぐみ製ネームってガモウひろしの絵に似てるーーー!
つーか主人公のおじさん(職業漫画家)ってめちゃ「とっても!ラッキーマン」のガモウひろしに似てるんですけど(笑)
何考えてるんだ作者・・・・
ラッキーマン、なつかしいなあ。
アニメ版もスッキリまとまって?て好きだったが、原作マンガのチープなところも捨てがたい個性だった。
ラッキー、クッキー、矢代亜紀~♪
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)
2017年4月17日 読書
ピエール・ルメートル著。
三部作の最終話。
孤独な男、カミーユ・ヴェルーヴェン警部にあらたに(奇跡的に)できた恋人が事件に巻き込まれた。彼女の命を救うため、二人の関係を隠して強引に自らの手で事件の捜査を進めようとするカミーユだが・・・・
あれだけの(「悲しみのイレーヌ」参照)事件を経て、長い鬱の期間をはさんだとはいえ、カミーユに恋人が出来ていたとは・・・・
そして、奥の手がまさかのアレとは・・・・
ちょっとそのへん、ちょっとどうだかなあと思うが、構成的にドカンとおどろかす仕掛けが入っているのは今度も同じ。ついついこれも一気読みしちゃった。
イレーヌほどグロくないのは救いか。そして、犯人のカミーユに対する感情も。
唯一残った信頼できる部下・ルイにすら嘘を重ねて、たったひとりで突っ走るカミーユ。
なんだか三部作、ヴェルーヴェン班解体の歴史だったなあ…ほろり。
昔見たイヴ・モンタンの「真夜中の刑事」をちょっとばかり思い出した。
おフランス人って、恋人がからむと何かすぐ常識かなぐりすてて逆上しちゃうもんなの?
やっぱそうなの?
三部作の最終話。
孤独な男、カミーユ・ヴェルーヴェン警部にあらたに(奇跡的に)できた恋人が事件に巻き込まれた。彼女の命を救うため、二人の関係を隠して強引に自らの手で事件の捜査を進めようとするカミーユだが・・・・
あれだけの(「悲しみのイレーヌ」参照)事件を経て、長い鬱の期間をはさんだとはいえ、カミーユに恋人が出来ていたとは・・・・
そして、奥の手がまさかのアレとは・・・・
ちょっとそのへん、ちょっとどうだかなあと思うが、構成的にドカンとおどろかす仕掛けが入っているのは今度も同じ。ついついこれも一気読みしちゃった。
イレーヌほどグロくないのは救いか。そして、犯人のカミーユに対する感情も。
唯一残った信頼できる部下・ルイにすら嘘を重ねて、たったひとりで突っ走るカミーユ。
なんだか三部作、ヴェルーヴェン班解体の歴史だったなあ…ほろり。
昔見たイヴ・モンタンの「真夜中の刑事」をちょっとばかり思い出した。
おフランス人って、恋人がからむと何かすぐ常識かなぐりすてて逆上しちゃうもんなの?
やっぱそうなの?
悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
2017年4月16日 読書
ピエール・ルメートル著。
カミーユ・ヴェルーヴェン警部の最初の物語。
先に邦訳の出た「その女アレックス」は以前読んでいるから、残虐な事件や展開はある程度予想がついているけど、予想していなかったひとひねりもあった。ある意味、アレックスで覚悟してから読む方がいいかもしれません…
ヴェルーヴェン班の人物描写とかも面白いし一気読みしてしまいましたが。
ほんとうは時系列的(出版順)にイレーヌから読め、というべきところなんでしょうが、知らずに読む方がもっと読後感救いがないかもしれないしね。
三作目の「傷だらけのカミーユ」があるので、カミーユ…ハッピーエンドで終われればいいけど…おフランス人のやることだからなあ。また壮絶だったりして(タイトルもタイトルだし)
朝全然起きれなくて昼寝も夕方寝もする合間の読書。非生産的な一日であった。
カミーユ・ヴェルーヴェン警部の最初の物語。
先に邦訳の出た「その女アレックス」は以前読んでいるから、残虐な事件や展開はある程度予想がついているけど、予想していなかったひとひねりもあった。ある意味、アレックスで覚悟してから読む方がいいかもしれません…
ヴェルーヴェン班の人物描写とかも面白いし一気読みしてしまいましたが。
ほんとうは時系列的(出版順)にイレーヌから読め、というべきところなんでしょうが、知らずに読む方がもっと読後感救いがないかもしれないしね。
三作目の「傷だらけのカミーユ」があるので、カミーユ…ハッピーエンドで終われればいいけど…おフランス人のやることだからなあ。また壮絶だったりして(タイトルもタイトルだし)
朝全然起きれなくて昼寝も夕方寝もする合間の読書。非生産的な一日であった。
炎の蜃気楼昭和編 紅蓮坂ブルース (コバルト文庫)
2017年4月12日 読書さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)
2017年4月11日 読書
バリー・ライガ著。
史上最悪と言われた連続殺人犯(収監中)を父に持つ高校生、ジャス。
彼の住む町で、新たな殺人事件が起きた。
幼い頃から“連続殺人者になるための手ほどき”を父に受けて育ったジャスは、自分は父と同じ狂気の中にいるのではと悩みながら、自分の“知識”を捜査に役立ててられれば、と考えるが…
YA向けなサスペンスで、主人公の苦悩や、親友ハウイー、恋人のコニーとの関係に、一気読みさせられた。
強烈な設定の話だが、:血友病というハンデにもかかわらず明るく素直なハウイー、強い心の美少女コニーとのやりとりにはユーモアもあり救いもある。三部作らしいので続きも読もうかな。
史上最悪と言われた連続殺人犯(収監中)を父に持つ高校生、ジャス。
彼の住む町で、新たな殺人事件が起きた。
幼い頃から“連続殺人者になるための手ほどき”を父に受けて育ったジャスは、自分は父と同じ狂気の中にいるのではと悩みながら、自分の“知識”を捜査に役立ててられれば、と考えるが…
YA向けなサスペンスで、主人公の苦悩や、親友ハウイー、恋人のコニーとの関係に、一気読みさせられた。
強烈な設定の話だが、:血友病というハンデにもかかわらず明るく素直なハウイー、強い心の美少女コニーとのやりとりにはユーモアもあり救いもある。三部作らしいので続きも読もうかな。