ようやくココロに余裕が出てきたので見る。
(本当はまだまだ片付け切っていないのだが)

エロール・フリン!西洋アクション時代劇!
お城と騎士とお姫様と剣と弓。
いやースキだなあ。
そして、1938年製作というのが信じられないほど画面が美しい。
ビバ!カラー補正!だ。

華やかなテクニカラーは、最近の歴史映画の常識「時代の再現」ではなく、あくまでも理想化された「中世描写」をがんがん見せ付けてくれる。
でもロビン・フッドなんだもん。伝説を考証するのではなく、伝説をいかに楽しく見せるか…でも、オッケーな題材と思うよ。
美々しい衣装、中世の城と街と森、華やかなスターたちの競演を、なかばコドモにかえって、素直に楽しむ…うーん堪能しました。
まあ、今このスタンスで映画を作るのは難しいでしょうが。
こーゆーあたりはクラシック映画ならではの魅力ですな☆

一気に見てしまって、解説篇も見ていたら、最初はジェームズ・キャグニー主演の企画だった!とか、ロビンのオヒキ(違)のウィル・スカーレットはデヴィッド・ニーヴンが演じてたかもしれなかった!とか、思わずおおっと叫ぶ情報にも色々出あえました。
うーん、ニーヴン様好きなんですけど〜。なんでウィル役降りたんだ残念!
ロビンが変装して出場する有名な弓術大会シーンだけでなく、馬上槍試合も一時は撮る予定だったなんてのもちょっと残念(*^^*)
そういえば、英国旅行でヒーヴァー城まで馬上槍試合再現イベント見に行ったけど、同じお城で次の日には中世弓術大会イベントが予定されていたのだった。見れなかったけど、見たかったなあ…

それにしても、序盤で、緑の服のロビンと赤服のウィルが、並んで馬に乗って颯爽と登場する場面。
…ついついファイアーエムブレム・シリーズを思ってしまった私は腐ってますでしょうか?(爆)
…だって色目が、緑と赤、なんだもん〜(^^;)

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/12/03 ¥1,575

ビバ廉価版。

2004年12月3日 映画
今日発売のはずなんだけど、結局お店に見にいけなかった「ロビン・フッドの冒険 特別版」。

以前に見た情報、出た版だと、特典映像ディスクが余分に付いてそうだったけど、1500円ポッキリで二枚組ってのはさすがにないかな〜
すっごく心配だな〜
ううううう。
でも、荷物が増えるだけだから、どっちにしろ引越しがすむまでは買わないほうがいいのかもしれない。クスン。

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/12/03 ¥1,575
新聞で「80デイズ」という映画の記事を見る。
ふーんこれってヴェルヌの「80日間世界一周」のアレンジリメイクなのかー…
原作ならパスパルトゥーに当たる役をジャッキー・チェンにやらせて、しかも、旅行の陰で英国に流れていた仏像を中国に奪還するミッションを彼にさせるというアイデアはそれなりに楽しそうだ。
19世紀後半のファッションや風俗も当然楽しい筈だし。
珍しく気になる新作映画だ☆
フォッグ氏役の人はじぇんじぇん知らんが。

もちろん、昔デヴィッド・ニーヴンがフォッグ氏をやった「80日間世界一周」はちゃんと見ている。なにしろ私はニーヴンの大ファンであるし。背筋正した折り目正しい、あるいは洒脱な英国紳士となると、ほんとに彼ほどの役者はいない。
ただし、この映画の主役には彼が一番とは思うが、彼の出演作で一番彼の魅力が存分に発揮されているのはこの映画ではないと思う。
フォッグ氏の性格づけは必要以上に折り目正しすぎるので(笑)
コメディの文脈の中でこそ、あの背筋ピンの美しさ、洒脱な口ヒゲは最高の魅力を発揮するのである。
そーゆー意味では、彼の一番の快演は007パロディ「カジノ・ロワイヤル」ではないかとずっと思っている私であった。だいたいあの映画、あのピーター・セラーズ、あのウッディ・アレンと伍して結局一番冴えた印象を残すのはやはりニーヴン(の背筋)だ(断言)。
とうに滅びた種族なのだろうが(ダンディ英国紳士)、いつまでもビデオやDVDで愛でたい種族である。

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/08/06 ¥3,129
エロール・フリンの剣戟映画が好きだ(古いけど)。
だからオークションに出てないか、バーゲン品が出てないかと、時々検索をかける。
ロビン・フッドの冒険」もそうして色んな店での値段を見ちゃ迷っていた一作だ。ところがどうも、一軒だけみょーに安いところがあって…
よくよく見ると、なんだかまだ出てないぞ(2004年12月3日発売予定とある!)。

わお!ワーナーが定期的に出してる廉価版1500円ポッキリシリーズで出直してくれるのか?うわーらっきー!!

ひとわたり喜んだ後、12月発売分、ほかにはいいのはないかなあとさらにネットショップの店内を見て回ると、同日発売予定の廉価版(らしきもの)で見つかったのは…

ブレージング・サドル」!!わおっ☆

いや、エロール・フリンとは似ても似付かぬ、メル・ブルックスのパロディ西部劇なんだが、実は結構気に入って何度も見たのだった。
いや正確に言うと同監督の「ヤング・フランケンシュタイン」との二本立てに、何度も通ったものである(当時は学生でヒマがあったから)。さらに言うと、パロディとしても完成度はやはり「ヤング…」の方が上だから、「ブレージング」を買うなら「ヤング…」を先に買うべきであろうか、先日僅か999円で売られているのを見たのだが…
おっとまた物欲にかられている〜(^^;)

「ヤング…」のメインテーマもムダに美しいのだが、「ブレージング」の主題歌も実は凄い。
わざわざ「ローハイド」や「OK牧場の決闘」のフランキー・レインを引っ張り出して歌わせた、死ヌほど調子のいい『それっぽさ満載』の名曲なのだ。あの頃ブルックス映画は必ずジョン・モリスという人が音楽を担当していた。「メル・ブルックスの新サイコ」のサントラLPが出たときは、レコードの片面が『ジョン・モリス名曲集』となってて「ヤング…」も「ブレージング」もそれ以外の作品も入っていて飛びついて買ったっけ…。

レコードプレーヤーなどもう家にないんで、どうしたもんだか…よく考えると押入れの奥に、昔買ったサントラLPが百枚(!)近く残っているのだ。うーんもっと早いうちに複製手段を講じておくべきだったかなあ。押入れの中で歳月の重みに歪んでいるかもしれないなあ、いやマジで(涙)
CDに焼けると便利なのだが。ちなみに「ロビン・フッドの冒険」のサントラも全曲じゃないけど持ってるし(苦笑)
…やっぱりDVD購入か?(オイ)。
315円DVD「キリマンジャロの雪」、昨日からの続きを最後まで見る。
いやー映画ってほんとに、とかいう程の作品ではないけれど、かきくどくようなバーナード・ハーマン節(音楽)が雰囲気を盛り上げる。それに、やっぱりエヴァ・ガードナーは綺麗だ。久しぶりに見て、あれ、思ったほど顔キレイじゃないかも、と思ったのも一瞬で、実は顔以上にカラダつきがキレイなのだった。記憶には「ゴージャスな大型美女」の印象が残っていたのだが、大柄なグレゴリー・ペックと並ぶと、ドレスアップしても質素なブラウスでも常にスタイリッシュで繊細な美しさが漂う。性格的にも、主人公の作家(ペック)を愛しながらも、彼の大雑把さや男の狩猟本能に怖れと不安を覚えて懊悩する、傷つきやすい運命の恋人だから。
これに比べるとやっぱりスーザン・ヘイワードじゃ「普通の女」だなあ。まあ、普通だけど「より気丈でアフリカにも付き合えるけなげな女」という設定なのでまあいいけど。

年くったせいか、主人公の作家についてはワガママさが気になった(笑)
根っこはお坊ちゃんみたいだし?
なんか石原の慎ちゃんを思い出した(^^;) →10/6・7の日記参照。
これも時代のなせるわざ?

ラスト、原作と違うのがやっぱりハリウッド製メロドラマ。
まあそんな調子でも、実は昔の映画のほうが楽しい私なのであった(^^;)
PCに入れた際あまりに映像がひどく見えた「恋愛準決勝戦」を、改めてTV画面(ドライブはPS2)に映してみる。
おお、TVでなら結構見れるじゃないか!!
PCでも、たまたま最初のナンバーが色目的に特に液晶映り(?)が悪かったようで…

喜んで一気に見る。
この映画だと、やっぱりジムで一人で踊るアステアが一番かな。ラフな稽古用普段着でメトロノームや帽子掛けやありとあらゆるモノと踊るアステアは、いつもの盛装とはまた違った魅力あり。ジェーン・パウエルとは、兄妹という設定なせいもあろうが、あまり「合う」って感じじゃないもの。兄妹があまりハート舞い散るようなロマンティックダンスをしてもアレだしね(笑)
それにしても兄妹のダンス・チームで妹がイギリス貴族と恋に落ちるって、まるで楽屋落ちのようなシナリオ(アステアはごく若い頃、姉とダンスのコンビを組んでいたのだが、姉が英国貴族と結婚したのを機に独立した)。わざとかねえやっぱり。

一方相手役のセアラ・チャーチルは、ショーに共演するダンサーの一人という設定だけどあまり踊らないし…なんかチャーチル首相の娘だか姪だかもっと遠かったか、とにかく縁のある人らしいが、あまり美人じゃない。いかにもイギリス女性っぽい面構えだからジェーン・パウエルとの対照としては納得いかなくもないが…。

とにかく廉価版DVDに対して少し気をよくしたので、やっぱり買ったままほうっておいたカバヤの315円DVDの残る一枚「キリマンジャロの雪」も半分見る。
おお、これはPCでも我慢できるゼ!同じくカバヤの「バリ島珍道中」と比べてもマシかも。もちろん…いや、思い入れが他の映画DVDほどじゃぁないからかもしれないが(笑)
オークションで狙っていたアステアDVD二枚目は結局、ライバルが多くてどんどん値が上がってゆくので諦めた。
パリの恋人」は、なまじオードリー・ヘップバーンとの共演なので、やっぱり他の作品よりハードル高いようです(笑)
日本じゃアステアのファンの数とオードリーのファンの数なんていったら…何ケタ違うのだろうか(^^;)
この映画は、私がアステアに初めて出会った思い出の映画(注:TV放映)だったんだけど、昔TVから録画したVHSは家にあるし、まあまたいつか…だな。

コレクター?

2004年9月22日 映画
またまたDVD熱が上がってきた。
YAHOO!アラート、罪なシステムである。(「踊るニューヨーク」の責任もあるが…)
入札して何日もじりじりと締め切りを待って、そろそろという頃、また別の欲しいDVDが手ごろな価格で登場する。ぐはぁ。
まあ、アステアの主な主演ミュージカルを全部手元に置いたらラクにはなれるのかもしれないが、でも好きなスターはアステアだけじゃぁないからな。私の好きな人でDVDがそれなりにたくさん出てる人はむしろ少ないが…昔の人ばかりだから。
フレッド・アステアとエリノア・パウエルの「踊るニューヨーク」をビデオで見る。
うーんアステア、もはや踊る以前、リズミカルにさっそうと画面に歩み出てくるだけで嬉しくなるなあ。
いや、踊るとすごいんです(顔がラッキョでも)ってのを知ってる期待もあるけれど、あらゆる動きが音楽的。

何年も何年も前に自主上映で見て以来なので細かいところは忘れていたが、エリノア・パウエルの最初のナンバー(ソロ)でもうむと唸る。どんなにスピーディに踊っていてもしゃきっと確かな安定感がある。タップの女王の名は伊達ではないか。
前見たときはアステア映画の自主上映ってだけで舞い上がっていてアステアしか見てなかった(多分)が、さすがだ。

これは借りたものだが、…うーんDVDほしいなあ…
DVDだとたぶんデジタル処理で画面もっとキレイにしてあるし(なんせ半世紀以上前の映画だから)。
我が家にはアステア主演作のDVDが、今年一気に集めてすでに九枚ある。が、いくら増えてもいいくらいだ☆
九枚のうち実はまだ一枚しか見ていないのだが(ビデオでなら以前に一度は皆見てるはず)、気が向いたときにいつでもアステアのダンスの妙技に触れられるというのはやはりサイコーだ(*^^*)
オークションチェック続けるぞ〜(←ケチ)

本のほうはここんとこずーっとウォリック・コリンズの「至高の銀杯」シリーズを少しずつ読んでいる。これは、多分そのうち親サイトで…

へそボタン。

2004年9月12日 映画
毎年某所でもらっているプール券の期限がきれかけていたので、日曜出勤のあとだが家族と浸かりに行く。
いつも、9月15日までなんだよね…
…ハッピーマンデー法案のばかやろー!
以前はたいがい、流しかけても15日が休めたのに。

更衣室で、身をかがめて水着に足を突っ込みながらふと横を見ると、隣の人のおへそが目に入った。すると…
おへそにはナニかが埋まってキラキラ輝いていた。
…へそピアスか何かなのか?

でも、心の中で反射的に「へそボタン!」とつぶやいてしまった私は懐シネ好きのビリー・ワイルダーファン。
「ねえ!キスしてよ」のキム・ノヴァクは、「へそボタン」という名のあやしげな店で働いていたのですが、全員へそ出しスタイルのウェイトレスさんたちのおへそには、ナニかが埋め込まれてキラキラ輝いていたのでした(笑)←モノクロ映画だったので材質や色は不確か。
ワイルダー映画にしてはあまり評判高くない作品ですが、私は結構好きでしたね(*^^*)
まあ腐ってもワイルダー、というか、まるで笑えもほくそえみもできないワイルダー映画はなかなかないんじゃないか。
セブンイレブンで、マスコマが売られているのを発見。
3680円だっけ?
これってメジャーに売れ筋になったってことかなあ…にっこり。
JAROが介入するようなむちゃくちゃな予告編つけられちゃったりで、映画館では不遇だったので、ちょっと意外です。
口コミで、映画自体の良さが、広まってきたのかなあ?
というか、気に入ると何度も見たくなるタイプの映画だから、特典映像てんこもりのこの二枚組DVDは、それなりに売れる筈なモノではあるのだけど。
私も予約購入したクチだし。
懸案のオークション、フレッド・アステアDVD8枚組。
どうにか勝ち抜いた。
あと一回競り上げられたらどうしようかと思うギリギリのラインになったが逃げ切れました、ふっ(汗)

はぁぁー、疲れた。でもこれは素直に嬉しいよ〜(*^^*)
待ちに待った「マスター・アンド・コマンダー」が届く。
発売日中に届いたな。ふっふっアマゾン君良い子だね。

本編はちらっとだけ見て、とりあえず特典映像ディスクのほうの数々の未公開映像とピーター・ウィアー監督の「原作へのアプローチ」を見る。
それだけで一時間近くもつぶれてしまった。
しかもなお、一時間以上メイキング等の特典映像が残っている。
うーん幸せだ。
なんてお安いんだこの値段でこんなに幸せになれるとは(予約割引で三千円台前半)。
ああウィアー監督、ますますファンになってしまいましたよ〜(*^^*)

DVDらいふ(涙)。

2004年7月22日 映画
むぅーん驚異。
ここ一ヶ月で、私は映画のDVDを四枚も買ってしまった。
(うち二枚は315円の食玩DVDだけど)
DVDが見れる環境になってから既にウン年、その間私の買った映画DVDは一枚ポッキリだというのに…(ちなみにそれは、エマ・ハミルトン&ネルソン提督の古いメロドラマ「美女ありき」だ)

しかも四枚とも1950年代作品(^^;)
今日「発送しました」メールが来た五枚目「マスター・アンド・コマンダー」だけは新しいが…

そんな私が狙っているのは、オークションに出てるやっぱり古いミュージカルの八枚組(競り負けたら類似BOX五枚組をと思ってる)。
さすがに八枚もあると値段もハンパじゃない。
どこまで上がる可能性があるのか、ドキドキしながら最終日を待つ今日この頃、に…「ホーンブロワー 海の勇者 DVD-BOX1」の予約申込期限が来てしまった!!!

わーんどれだけオカネが要るんだよう。
本音を言うと、かなり迷った。
ホーンブロワーよりミュージカルなのか?と帆船者に詰め寄られると困るのだが、あまりに「マスター・アンド・コマンダー」が素晴らしすぎたので、ドラマ版ホーンブロワーの魅力が少し褪せてしまったのだ(TVで見てからだいぶたつせいもあるか?)。
しかもこのBOXは第一弾に過ぎない。第二弾は秋発売。第三弾もいずれ出る筈。
氷山の一角である。

それでも明日が発売日。明日になったら3000円がとこ価格が上がる。
うーうーうーと唸りながら、…夜中の11時、結局購入ボタンを押してしまった。
どうして欲しいものがこんなにも同じよーな時期にまとめて登場するのだ。
悪いことは重なるというが、良いことも重なりすぎると困るよう。
くすん。

そしてミルンの「四日間の不思議」読了。冒険好き演技好きのお友達が登場してから面白くなってきたが、それでも期待ほどじゃなかったかな?
今日は色々不幸が重なって忙しかったので(昼食は二時頃、夕食は九時半頃食べた)、寝る前に、見残していた「拾った女」の後半をじっくり見る。
うーんウィドマーク様格好良いっす。若いっす(といっても30代だが)。
セルマ・リッター(女情報屋)の演技も迫力だし。ちなみに菅井きんを見るとセルマ・リッターを思い出すのは、私だけか。

そして50年代って、道行く男性はみーんなソフト帽かぶっていたんだよね〜と、そういう当たり前なつまらないことも実は私好みだったり。昔の映画はいいな〜(爆)
そんなちいさな幸福感で、日々の苦労を乗り越えてゆくのさ。
ふう。
あ、画像出た。…ははは楽天で扱ってる店もあるんだね(笑)
本日発売水野晴郎懐かしシネマ食玩シリーズ。

いそいそと昼休み、職場の近くのコンビニに寄ったらバッチリ売ってました。
全部揃ってたし(笑)棚に並べたばかりかな?
一軒目でゲットとはラッキー〜!
一個315円ポッキリ☆の魅力で少し迷ったけど、やはり一番欲しいと思った二枚ぶんのみ購入。箱買いする人もいるかもしれんが…
つまり、「バリ島珍道中」&「キリマンジャロの雪」。
(ここに出せた画像は「キリマンジャロの雪」だ)

とりあえず「バリ島」を少し見る。
紙パッケージだけどそれなりの整ったデザインでGood。
画像はやや荒れてるけど、映画自体古いからなあ。
デジタルニューなんとか版とかそういうのだともう少し綺麗なのかもしれないが、まあ我慢できるレベル。
水野晴郎の解説はすっとばしてチャプター2の本編から…(笑)

いきなりボブ・ホープとビング・クロスビーの舞台(歌と踊り)から、映画は始まる。うむ、何もかも懐かしい。
って私の生まれる前の映画だが。

羊の大群を見て、ホープが「プードル!」と叫ぶギャグには笑ってしまった。
ふふふ、当分忙しくなってしまうなあ。
昨日DVD到着す。
やっぱり特典映像とか特典映像とか特典映像とか、なかったなあ…(;-;)
US版にはついてたらしいけど。まあいいや。
ちょっとずつ見る。
リチャード・ウィドマーク、めっちゃ若いよ〜!(1953年作だし)
きゅっと口元を引きゆがめた、独特のニヒル笑いがハートをわしづかみだ。
一匹狼なチンピラ(厳密にはスリだ)の、あぶない魅力全開である。

港のそばのフシギな隠れ家も、窓から箱をロープで海中につるして冷蔵庫代わりにしたり、ハンモック吊ってたりと…背景も妙にチャーミング。
うふふ、やっぱし買ってよかったです。
食玩もここまできたか…?
来月、カバヤが懐かし洋画DVD(12cm)付きのガムを出すらしい。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040625/kabaya.htm

水野晴郎の解説つきとはいえ?315円で映画一本ついてくるのは凄いと思う。

ラインナップは…

キリマンジャロの雪 (’52年/カラー/117分)
  出演:グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー

ふたりの女 (’60年/モノクロ/100分)
  出演:ソフィア・ローレン、ジャン=ポール・ベルモンド

マクリントック (’63年/カラー/127分)
  出演:ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ

愛のアルバム (’41年/モノクロ/119分)
  出演:ケイリー・グラント、アイリーン・ダン

片目のジャック (’61年/カラー/141分)
  出演:マーロン・ブランド、カール・マルデン

アンナ・カレニナ (’48年/モノクロ/111分)
  出演:ヴィヴィアン・リー、ラルフ・リチャードソン

バリ島珍道中 (’52年/カラー/91分)
  出演:ビング・クロスビー、ボブ・ホープ

キング・ソロモン (’37年/カラー/80分)
  出演:ポール・ロブソン、ジョン・ローダー

古城の亡霊 (’63年/カラー/81分)
  出演:ジャック・ニコルソン、ボリス・カーロフ

黄金の腕 (’55年/モノクロ/119分)
  出演:フランク・シナトラ、エリノア・パーカー

…それなりのラインナップだが(315円の割には!)、個人的には、ずばり直球ストライクはさすがにない。古めなのは好ましいが。まあ星の数ほども映画はあるしな。
第二弾を待ちたい(爆)

でも、…「バリ島珍道中」はかなり欲しいなあ。珍道中シリーズの中でも、これは見のがしてたような気がするし。是非ともコンビニ巡りをせねば。
二番手は「キリマンジャロの雪」か。エヴァ・ガードナーが格好良かったんだよコレ!グレゴリー・ペックよりも(笑)。
「愛のアルバム」でケイリー・グラントを賞味するのもいいかもしれない(ほんとはグラント、コメディのほうが希望だが)。
「ふたりの女」は、…ベルモンドは大好きなのだが、この映画はソフィア・ローレン中心の重ーい話の筈。やっぱりコメディのベベルがいいんだい〜!「リオの男」とか、男シリーズ入れてくれてたらなあ!
「マクリントック」も、315円なら許せるか…?(^^;)

ま、なんたって315円だし。何枚買おっかなっ。ビバ315円!
少しずつ見て、特典映像まで完了。特典映像、40分も付いていた。老いたシド・チャリッスが映画製作時のエピソードを回顧する映像は特に嬉しかったな。
あと、作曲者つながりで入っていた短編に、若き日のボブ・ホープが出ていたのにびっくり。30年代くらいの作みたい。えらく若くて、なんだかジゴロ次五郎(少年マガジン・加瀬あつし著)に似てるんですけど(笑)

DVDって、チャプターで選んで飛ばせるのも、ミュージカルに向いているかも…楽しいなあ。
映画は前にも見てるからいまさらだけど、アステアの身ごなしをみるたびに、やっぱり仕立ての良い紳士服って(ちゃんとしたスーツとか背広とかだよ!)、なーんて美しいのだろう!と思ってしまう。
フレッド・アステアは背も高くないし顔はラッキョウ型だが、その体型そのものは、全体としてバランスがとても良い。それが限りなく洒脱かつ品よく動くのだから無理もないのだが…

ちなみに、夜TVで、噂の(大げさ)パパイヤ鈴木たちのダンスを見かけた。きっちり踊ってると思うんだけど、カメラがやたら動き回るのがムカついた。かつてアステアが言ったことだが、「カメラはきちんと据えて全身を撮って欲しい」と、私もマジで思う(それだけ、何十年も前に、やたらカメラワークに凝ったりお洒落な映像にしようとカットをつぎはぎする風潮は始まっていたのだな)。
こちとら、カメラワークのテクを見たいのではなく、ダンスの妙技が見たいんだから!
これって凄く当たり前の感覚だと思うのに。ヘンですね。
約1500円だって…安いよな…期間限定特別版なんだって。
アステアの代表作とまではいかないまでも、この値段なら欲しいよな…
と、ソ○マップへいくと1300円ちょいで買えた。わーい。
999円のDVDとか500円のDVDもあった…凄いな最近は。
999円の「ヤング・フランケンシュタイン」にもちょっとグラグラ来たデスね。メル・ブルックスの代表作。ムダに美しいヴァイオリンの音色も忘れがたい、ナンセンス・パロディの傑作だ。下ネタも多いけどね…(^^;)

しかしどうして今月は、こんなにもこんなにも、欲しいDVDが連発なんだろ〜?(泣)

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