年内シゴトは今日まで。
仕事納めというが、私の机だけおさまっていない(号泣)
でもいいの、家へ帰るの…
冬休みにはいったら、年賀状書いて(遅い!)、ここんとこ日記に書けてなかったこと(文楽とか本とか)なんかも書こうっと。
仕事納めというが、私の机だけおさまっていない(号泣)
でもいいの、家へ帰るの…
冬休みにはいったら、年賀状書いて(遅い!)、ここんとこ日記に書けてなかったこと(文楽とか本とか)なんかも書こうっと。
あん (ポプラ文庫)
2017年12月3日 読書
ドリアン助川著。
どら焼き屋さんのおはなし。やる気のないどら焼き屋青年は、思い切り安くていいから、とバイトの貼り紙を見てやってきた老女に、おいしいあんの作り方を習い、店は突然繁盛し始める。しかし彼女は…
さらっと、でも重いテーマもはいってる。なんでもうまくいくような話ではない。どら焼きがおいしそうなのは良い。
でも感動作とかってあっさり言っちゃうのもやだな。
どら焼き屋さんのおはなし。やる気のないどら焼き屋青年は、思い切り安くていいから、とバイトの貼り紙を見てやってきた老女に、おいしいあんの作り方を習い、店は突然繁盛し始める。しかし彼女は…
さらっと、でも重いテーマもはいってる。なんでもうまくいくような話ではない。どら焼きがおいしそうなのは良い。
でも感動作とかってあっさり言っちゃうのもやだな。
木下昌輝著。
宇喜多直家というと、戦国武将の中でも毒殺とか権謀術数とかで梟雄のイメージが強いようだ。知り合いの「信長の野望」系ゲーマーたちが毒おじさん、とか呼んでたりする。
私自身もあまりちゃんと知ってたわけではなく、ちょっと歴史小説で新しい人開拓しようかな~と読んで見ました。
おお、なかなか良いではないか。
嫁ぎ先で「捨て嫁」とそしられた直家の娘視点を皮切りに、さまざまな視点から直家の人生が語られる。幼少期、青年期の直家視点もある。またこの若い頃の直家が、可愛い好青年なんだな~(泣)。
そして、修羅の戦国時代を生き抜きつつも、グロめの持病もあり、実に厳しい晩年を迎える直家、そして、伏線が最後にキレイにはまってどーんと胸に落ちるラストの昏~い感慨。
おすすめです。他の作品もこんど読んで見ようかな。
宇喜多直家というと、戦国武将の中でも毒殺とか権謀術数とかで梟雄のイメージが強いようだ。知り合いの「信長の野望」系ゲーマーたちが毒おじさん、とか呼んでたりする。
私自身もあまりちゃんと知ってたわけではなく、ちょっと歴史小説で新しい人開拓しようかな~と読んで見ました。
おお、なかなか良いではないか。
嫁ぎ先で「捨て嫁」とそしられた直家の娘視点を皮切りに、さまざまな視点から直家の人生が語られる。幼少期、青年期の直家視点もある。またこの若い頃の直家が、可愛い好青年なんだな~(泣)。
そして、修羅の戦国時代を生き抜きつつも、グロめの持病もあり、実に厳しい晩年を迎える直家、そして、伏線が最後にキレイにはまってどーんと胸に落ちるラストの昏~い感慨。
おすすめです。他の作品もこんど読んで見ようかな。
【文楽】11月文楽公演・第1部『八陣守護城』『鑓の権三重帷子』
2017年12月1日 文楽ほんとはは11/24にみに行ったんだけど、しばらく日記さぼっていたら11月の日付いれられなくなっていたので12/1付で書きます(汗)
『八陣守護城』の主人公は加藤正清、もちろんモデルは加藤清正。
毒を盛られたら、それを根性でこらえたり、えーと…
すいません、また半覚半睡で見ていたところがあるのでよくわかりません(泣)
もーやめとけ文楽ファン…とか言われてもしかたないか。
でもパンフのあらすじ読んでいても、やっぱりぐだぐだしてよくわかんないし。
『鑓の権三重帷子』は、前にも一度みた演目で、筋も面白く期待していました。休憩挟んでこちらは問題なく一気に鑑賞。いやー、やっぱり不条理でいい話です。
家中でも有名な文武両道かつ超男前、な青年権三。周囲の期待も高く、前途は洋々。それが、出世のためにすこーしばかり計算高い動きをしたのがあだになり?してもいない姦通を疑われ、女仇として討たれることに…
じっさい出てきたばかりの権三は二枚目二枚目と言われててもなんとなく魅力のもの足りない所謂のっぺり美男。だが、上司の奥さん・おさゐのちょっとしたヒステリーから起きた騒動で全てを失い、ハラをくくったとたんに、めっちゃ男の色気と悲哀のただようイイ男に変身する。なんなんだあれは…(うっとり)…
そして、実際には追ってきた上司などあっさり斬り捨てられるであろう剣豪なのだが、結局何の申し開きもせず命を投げ出す。あれはおさゐへの哀れみなのか。
愛してもいない、もちろん本当に愛されているわけでもない女のために、一切の弁明を諦める権三には、なんだか自己犠牲の美しい陰りがまとわりつき、忘れがたいキャラクターになっている。
まあ前回もあれこれ書いたので(http://13374.diarynote.jp/201407312356344328/)、今日はこのくらいで。とりあえず今日はヘンな所で笑うヘンな客がいなくて良かった。
劇場から出ようとすると、廊下で、知らないオッチャンが連れの女性に割と大きい声で「権三、可愛そうやったな」と喋りかけていた。
まあ、これに尽きますね。
よい芝居でした。権三は勘十郎さん、おさゐは和生さん。
『八陣守護城』の主人公は加藤正清、もちろんモデルは加藤清正。
毒を盛られたら、それを根性でこらえたり、えーと…
すいません、また半覚半睡で見ていたところがあるのでよくわかりません(泣)
もーやめとけ文楽ファン…とか言われてもしかたないか。
でもパンフのあらすじ読んでいても、やっぱりぐだぐだしてよくわかんないし。
『鑓の権三重帷子』は、前にも一度みた演目で、筋も面白く期待していました。休憩挟んでこちらは問題なく一気に鑑賞。いやー、やっぱり不条理でいい話です。
家中でも有名な文武両道かつ超男前、な青年権三。周囲の期待も高く、前途は洋々。それが、出世のためにすこーしばかり計算高い動きをしたのがあだになり?してもいない姦通を疑われ、女仇として討たれることに…
じっさい出てきたばかりの権三は二枚目二枚目と言われててもなんとなく魅力のもの足りない所謂のっぺり美男。だが、上司の奥さん・おさゐのちょっとしたヒステリーから起きた騒動で全てを失い、ハラをくくったとたんに、めっちゃ男の色気と悲哀のただようイイ男に変身する。なんなんだあれは…(うっとり)…
そして、実際には追ってきた上司などあっさり斬り捨てられるであろう剣豪なのだが、結局何の申し開きもせず命を投げ出す。あれはおさゐへの哀れみなのか。
愛してもいない、もちろん本当に愛されているわけでもない女のために、一切の弁明を諦める権三には、なんだか自己犠牲の美しい陰りがまとわりつき、忘れがたいキャラクターになっている。
まあ前回もあれこれ書いたので(http://13374.diarynote.jp/201407312356344328/)、今日はこのくらいで。とりあえず今日はヘンな所で笑うヘンな客がいなくて良かった。
劇場から出ようとすると、廊下で、知らないオッチャンが連れの女性に割と大きい声で「権三、可愛そうやったな」と喋りかけていた。
まあ、これに尽きますね。
よい芝居でした。権三は勘十郎さん、おさゐは和生さん。
高殿円著。
ラノベのあとは「トッカン!」のお仕事小説で『当てた』著者、これも高学歴ワーキングプア非常勤大学講師の主人公の悪戦苦闘を描くお仕事小説。もともと非常勤の低収入なのに、ネグレクトで母に置いていかれた小5の甥ッ子も養育してるので生活水準は最低限。授業を何コマ確保するかに明日の生活がかかっている…そのためには「マル合」と称される高ランクの有力な教授にコバンザメのようにくっつくしかないっ!
毒を吐き権謀術数を試みるも根っこが甘い(根はお人好し)主人公と、出来杉小学生との共同生活、テンポのいい会話がなんとも素敵で、心にしみる。
主人公が天敵視する同僚、ボンボンの薬膳センセイも実はずいぶん彼を助けてくれるんだけど、まあでも気を抜いたらヤバいかな。スキを見てお姫様だっこしたりしてるくらいだからな。
面白くて一気読みして次の日もまた読んでいた・・・・
そしてまたまた、いきなりの西宮市ワードに胸をズキュンとやられた。
(主人公の勤め先が“香櫨園女子大”、香櫨園はもちろん西宮なのだが自分の育ったあたりからは少し遠いので最初は油断していた…)
「トッカン」の“満池谷”にも呆然となったが、体調を崩した主人公が退院する“県立西宮病院”と阪神西宮駅。うーん、あのへんはね、こどものころそれなりにうろうろしてたのね。西宮市立図書館もたしか昔はあの近くにあったしね。小学生のころは、二日に一度は図書館に行ってました。
今では市立図書館、香櫨園のほうに引っ越してるらしいけど。
ラノベのあとは「トッカン!」のお仕事小説で『当てた』著者、これも高学歴ワーキングプア非常勤大学講師の主人公の悪戦苦闘を描くお仕事小説。もともと非常勤の低収入なのに、ネグレクトで母に置いていかれた小5の甥ッ子も養育してるので生活水準は最低限。授業を何コマ確保するかに明日の生活がかかっている…そのためには「マル合」と称される高ランクの有力な教授にコバンザメのようにくっつくしかないっ!
毒を吐き権謀術数を試みるも根っこが甘い(根はお人好し)主人公と、出来杉小学生との共同生活、テンポのいい会話がなんとも素敵で、心にしみる。
主人公が天敵視する同僚、ボンボンの薬膳センセイも実はずいぶん彼を助けてくれるんだけど、まあでも気を抜いたらヤバいかな。スキを見てお姫様だっこしたりしてるくらいだからな。
面白くて一気読みして次の日もまた読んでいた・・・・
そしてまたまた、いきなりの西宮市ワードに胸をズキュンとやられた。
(主人公の勤め先が“香櫨園女子大”、香櫨園はもちろん西宮なのだが自分の育ったあたりからは少し遠いので最初は油断していた…)
「トッカン」の“満池谷”にも呆然となったが、体調を崩した主人公が退院する“県立西宮病院”と阪神西宮駅。うーん、あのへんはね、こどものころそれなりにうろうろしてたのね。西宮市立図書館もたしか昔はあの近くにあったしね。小学生のころは、二日に一度は図書館に行ってました。
今では市立図書館、香櫨園のほうに引っ越してるらしいけど。
剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 (文春文庫)
2017年11月18日 読書
高殿円著。
直虎はちょっとばかり「人に見えないもの」が見えるんだけど、弱小井伊家を守ってと思ってもこれがなかなか・・・・
見えるから、というより生来の冷静さと怜悧さで女ながらに家を支える彼女。
女なればこそのネットワークを有効利用していくところとか、かなり渋め堅めに歴史小説として仕上がってる。
マグダミリアとか遠征王とか仮面夫婦読んできて、普通のラノベ作家とちょっと違うなーと思っていたので、そんなに不思議ではありませんが…
(昔の作品、ラノベ的な軽さや甘さをちりばめていても、みょーに政争部分に力入ってたから…)
許婚直親(アノ井伊直政の父)よりむしろ、井伊家獅子身中の虫ともいえる家老政次(これも政治的には婿候補)と直虎との関係の方が微妙で味のある描かれ方になっていて不思議だった。
直虎はちょっとばかり「人に見えないもの」が見えるんだけど、弱小井伊家を守ってと思ってもこれがなかなか・・・・
見えるから、というより生来の冷静さと怜悧さで女ながらに家を支える彼女。
女なればこそのネットワークを有効利用していくところとか、かなり渋め堅めに歴史小説として仕上がってる。
マグダミリアとか遠征王とか仮面夫婦読んできて、普通のラノベ作家とちょっと違うなーと思っていたので、そんなに不思議ではありませんが…
(昔の作品、ラノベ的な軽さや甘さをちりばめていても、みょーに政争部分に力入ってたから…)
許婚直親(アノ井伊直政の父)よりむしろ、井伊家獅子身中の虫ともいえる家老政次(これも政治的には婿候補)と直虎との関係の方が微妙で味のある描かれ方になっていて不思議だった。
【文楽】11月文楽公演・第2部 心中宵庚申
2017年11月17日 文楽今回も、ちゃんと体調整えていくのに失敗した・・・・
なので眠気打破のカフェインドリンク剤持って行ったのに、開始前にロビーでシゴトの電話していてぎりぎりになっちゃって飲めなかったら、最初の段でやっぱ落ちた・・・・
もったいない・・・・( ノД`)シクシク…
なぜか義母に嫁との離縁を迫られている夫婦の心中。
なぜなのか最後まで釈然としない・・・・
親孝行のため?離縁を言い渡しておいても、そのあと結局二人で心中したらなぜ心中って、義母いい面の皮なんじゃないのかしら。
来週は前にも一回見た「鑓の権三」
これもかなり不条理ななりゆきで無理心中めいたかたちで女敵として討たれる話だしけどこっちはそれなりになるほどだった。今度はどんなかな(*^^*)
次は絶対に絶対に飲み損ねないぞ(オイ)
なので眠気打破のカフェインドリンク剤持って行ったのに、開始前にロビーでシゴトの電話していてぎりぎりになっちゃって飲めなかったら、最初の段でやっぱ落ちた・・・・
もったいない・・・・( ノД`)シクシク…
なぜか義母に嫁との離縁を迫られている夫婦の心中。
なぜなのか最後まで釈然としない・・・・
親孝行のため?離縁を言い渡しておいても、そのあと結局二人で心中したらなぜ心中って、義母いい面の皮なんじゃないのかしら。
来週は前にも一回見た「鑓の権三」
これもかなり不条理ななりゆきで無理心中めいたかたちで女敵として討たれる話だしけどこっちはそれなりになるほどだった。今度はどんなかな(*^^*)
次は絶対に絶対に飲み損ねないぞ(オイ)
自分の職場に、小学生の社会見学が。
二年生くらいだとなかなかカワイイ。
ひと手間かかるけど、癒しな部分もあるかな(^^♪
さらに、引率の先生が、学生時代からの友人の若い頃にクリソツな感じで、いろんな意味でほのぼのしました(*^^*)
二年生くらいだとなかなかカワイイ。
ひと手間かかるけど、癒しな部分もあるかな(^^♪
さらに、引率の先生が、学生時代からの友人の若い頃にクリソツな感じで、いろんな意味でほのぼのしました(*^^*)
この時期戻ってくるのが職場の健康診断結果。
うっしゃああああ!
アステリスクなしだ!
年の割に素晴らしいじゃないか!
健診の時、血圧が最高70台をたたき出したんでヤバイかなと思ったけど、貧血とか大丈夫だった。よかったよかった。
目はダメだけどね。(ド近眼と老眼に加えて、緑内障治療中だし)
アステリスク(*)は診断結果票の「要注意」のしるしで、反省房、いや反省のための生活習慣改善研修に半日行かされる。これがムカつくんだ。私は酒もたばこも生活習慣に無いし、不健康な生活習慣というと仕事忙しすぎて夕飯が九時回りがちという不幸くらいしかないのに反省しないといけないなんて納得いかないぞ!半日もシゴト抜けたらいっそう帰りが遅くなるじゃないか)
・・・・あと宵っ張りも不健康生活習慣だけど。
うっしゃああああ!
アステリスクなしだ!
年の割に素晴らしいじゃないか!
健診の時、血圧が最高70台をたたき出したんでヤバイかなと思ったけど、貧血とか大丈夫だった。よかったよかった。
目はダメだけどね。(ド近眼と老眼に加えて、緑内障治療中だし)
アステリスク(*)は診断結果票の「要注意」のしるしで、反省房、いや反省のための生活習慣改善研修に半日行かされる。これがムカつくんだ。私は酒もたばこも生活習慣に無いし、不健康な生活習慣というと仕事忙しすぎて夕飯が九時回りがちという不幸くらいしかないのに反省しないといけないなんて納得いかないぞ!半日もシゴト抜けたらいっそう帰りが遅くなるじゃないか)
・・・・あと宵っ張りも不健康生活習慣だけど。
イノセント・デイズ (新潮文庫)
2017年11月4日 読書
早見和真著。
昔の恋人の妻と幼い子どもたちを放火によって殺した罪に問われる若い女性。
彼女にかかわった様々な人物の思いや行動が、彼女の真実を明らかにしていく…のか?
結構一気読みさせられたけど、なんだかあんまりだよね、誰もかれもが彼女を追いつめていくの。
追いつめることになるほうも、自分が追いつめられてるから彼女に押し付けてしまうんだけど、そんな酷いことになってる人しかいないのかこの世の中。
そして自分が悪いって思いがあるならさっさと動きなさいよ。
でも、かならずしも追いつめたわけではない幼馴染が、一番ヤな感じ。
細かいこと書くとすぐネタバレになるから黙っておきます。
昔の恋人の妻と幼い子どもたちを放火によって殺した罪に問われる若い女性。
彼女にかかわった様々な人物の思いや行動が、彼女の真実を明らかにしていく…のか?
結構一気読みさせられたけど、なんだかあんまりだよね、誰もかれもが彼女を追いつめていくの。
追いつめることになるほうも、自分が追いつめられてるから彼女に押し付けてしまうんだけど、そんな酷いことになってる人しかいないのかこの世の中。
そして自分が悪いって思いがあるならさっさと動きなさいよ。
でも、かならずしも追いつめたわけではない幼馴染が、一番ヤな感じ。
細かいこと書くとすぐネタバレになるから黙っておきます。
レイモンド・チャンドラー
2017年11月1日 日常 コメント (2)もう11月か・・・・
右手首骨折から14か月過ぎたけど、いまだに週に2~3回リハビリに通っていて、指や手首を伸ばしたりほぐしたりの施術20分くらいの間、リハビリの先生(若い)とだらだらおしゃべりをしている。
(ほんとに不便なことはもうあまりないけど、本来の状態ほどには曲げたり反らしたりできなかったりするのでリハビリ継続)
仕事で忙しかった話をしていたら「いやー○○さんてタフですよねー」とか言われたので、「タフでなければ生きてゆけない」と言ってみたけど、特に反応はなかった…
チャンドラーは読んでないな。
いや、私も別に好きなわけでもないんだけど。
「優しくなければ生きてゆく資格がない」
って受けてくれたら100点満点(笑)。
右手首骨折から14か月過ぎたけど、いまだに週に2~3回リハビリに通っていて、指や手首を伸ばしたりほぐしたりの施術20分くらいの間、リハビリの先生(若い)とだらだらおしゃべりをしている。
(ほんとに不便なことはもうあまりないけど、本来の状態ほどには曲げたり反らしたりできなかったりするのでリハビリ継続)
仕事で忙しかった話をしていたら「いやー○○さんてタフですよねー」とか言われたので、「タフでなければ生きてゆけない」と言ってみたけど、特に反応はなかった…
チャンドラーは読んでないな。
いや、私も別に好きなわけでもないんだけど。
「優しくなければ生きてゆく資格がない」
って受けてくれたら100点満点(笑)。
執事たちの沈黙 1 (フラワーコミックス)
2017年10月24日 読書 コメント (2)
桜田雛著。
電子書籍ストアのおためしよみマンガで、休日をそこそこムダにしてる私。最近のヒットはこれだ!
ワガママ可愛い箱入り娘に仕えるクールで隙のない執事・和巳。
しかし休日は思い切り素に戻って楽しむ彼の趣味は、パチンコと女遊びだった。
ところがある日、勤務先にバレないよう「見るからにクズ」な恰好の休日バージョンの彼に偶然街で助けられることになったお嬢様は、年の差やクズっぷりにもかかわらず、自分の執事とは気づかぬまま彼に惚れ込み熱烈アプローチ!執事の高給をふいにしたくない和巳は、正体(笑)を隠したままお嬢様に「嫌われる」べく奮闘するのだが…
綺麗な絵柄でおバカなラブコメ。クズでも根っこはお嬢様を大事にしているのでギャグの底にちょっぴりほのぼの胸キュンが流れる(笑)
一巻目はまるまる無料で読んだ。
二巻目以降も気になるが、うーん、無料にならないかな~(買わないんかい!)
電子書籍ストアのおためしよみマンガで、休日をそこそこムダにしてる私。最近のヒットはこれだ!
ワガママ可愛い箱入り娘に仕えるクールで隙のない執事・和巳。
しかし休日は思い切り素に戻って楽しむ彼の趣味は、パチンコと女遊びだった。
ところがある日、勤務先にバレないよう「見るからにクズ」な恰好の休日バージョンの彼に偶然街で助けられることになったお嬢様は、年の差やクズっぷりにもかかわらず、自分の執事とは気づかぬまま彼に惚れ込み熱烈アプローチ!執事の高給をふいにしたくない和巳は、正体(笑)を隠したままお嬢様に「嫌われる」べく奮闘するのだが…
綺麗な絵柄でおバカなラブコメ。クズでも根っこはお嬢様を大事にしているのでギャグの底にちょっぴりほのぼの胸キュンが流れる(笑)
一巻目はまるまる無料で読んだ。
二巻目以降も気になるが、うーん、無料にならないかな~(買わないんかい!)
零戦少年 (ヤングチャンピオンコミックス)
2017年10月14日 読書
葛西りいち著。
零戦パイロットで特攻隊の生き残りだった祖父にきいた戦時中の話から書き上げたフィクション(マンガ)、だそう。フツーの農家の大家族の末っ子が、家にいるより、と志願した軍隊で見てきたものは…
アマゾンの評価がばかに良いと思って手に取ったが、なかなか。
絵がなんか気になりつつ読んだんだが(決して絵が悪いわけではない)、あとから考えると、いしかわじゅんに似てたからだな。頭身はあんなに極端じゃないけど、上司の清水小隊長(印象的なキャラです!)、なんか「うえぽん」の上司に似てる(笑)
・・・・と思ったところで電子書籍サイトのおためし版で「うえぽん」最初の二話を読んできた。すばらしい。なつかしい。
しかし今から初めて読む人にはこれが青池保子「Z(ツェット)」のシューイツなパロだということが分かるのだろうか・・・・
(パロだから2倍なつかしいのである)
零戦パイロットで特攻隊の生き残りだった祖父にきいた戦時中の話から書き上げたフィクション(マンガ)、だそう。フツーの農家の大家族の末っ子が、家にいるより、と志願した軍隊で見てきたものは…
アマゾンの評価がばかに良いと思って手に取ったが、なかなか。
絵がなんか気になりつつ読んだんだが(決して絵が悪いわけではない)、あとから考えると、いしかわじゅんに似てたからだな。頭身はあんなに極端じゃないけど、上司の清水小隊長(印象的なキャラです!)、なんか「うえぽん」の上司に似てる(笑)
・・・・と思ったところで電子書籍サイトのおためし版で「うえぽん」最初の二話を読んできた。すばらしい。なつかしい。
しかし今から初めて読む人にはこれが青池保子「Z(ツェット)」のシューイツなパロだということが分かるのだろうか・・・・
(パロだから2倍なつかしいのである)
炎の蜃気楼昭和編 涅槃月ブルース (コバルト文庫)
2017年10月10日 読書
朝井まかて著。
まだおさない、西鶴の娘が、おとなから台所道具をとりあげられるところから始まる。
母親に仕込まれて自信も十分そうなのに…
というところで、彼女が盲目だったから、というのが分かるのが虚をついてうまい。
井原西鶴には実際に盲目の娘がいたそうで、そこから書き上げた時代小説とのこと。
父と娘の心のすれ違いやふれあいをじっくり描いた人間ドラマだが、美味しそうな香りのただよってきそうな料理シーンもよろしい。
まだおさない、西鶴の娘が、おとなから台所道具をとりあげられるところから始まる。
母親に仕込まれて自信も十分そうなのに…
というところで、彼女が盲目だったから、というのが分かるのが虚をついてうまい。
井原西鶴には実際に盲目の娘がいたそうで、そこから書き上げた時代小説とのこと。
父と娘の心のすれ違いやふれあいをじっくり描いた人間ドラマだが、美味しそうな香りのただよってきそうな料理シーンもよろしい。
冲方 丁著。
語り手が清少納言。
期待したほどではなく・・・・うーん・・・・
読みそびれているマルドゥック・シリーズの方を借りた方がよかったかな。
タイトルが少女漫画雑誌とおなじすぎるのももしかしたらよくなかったかも(^^;)
語り手が清少納言。
期待したほどではなく・・・・うーん・・・・
読みそびれているマルドゥック・シリーズの方を借りた方がよかったかな。
タイトルが少女漫画雑誌とおなじすぎるのももしかしたらよくなかったかも(^^;)
怨讐星域Ⅲ 約束の地 (ハヤカワ文庫 JA カ 2-16)
2017年9月22日 読書
シリーズ最終巻。
いよいよ世代間宇宙船が近づいてきた。
しかし宇宙船はかなり不安定になっていた(物理的に)
地上のサバイバル民も、文明は結構すすんだものの、宇宙船への恨み骨髄党の独裁とかなりあぶなっかしい状態になっていた(政治的に)
ファースト・コンタクトはいかにー!
・・・・やっぱり思ってたよりさらっとしていた(^^;)
まあいいか、あんまり暗くてもね。
竹槍部隊は太平洋戦争中のそれとか思わせる。
いよいよ世代間宇宙船が近づいてきた。
しかし宇宙船はかなり不安定になっていた(物理的に)
地上のサバイバル民も、文明は結構すすんだものの、宇宙船への恨み骨髄党の独裁とかなりあぶなっかしい状態になっていた(政治的に)
ファースト・コンタクトはいかにー!
・・・・やっぱり思ってたよりさらっとしていた(^^;)
まあいいか、あんまり暗くてもね。
竹槍部隊は太平洋戦争中のそれとか思わせる。
怨讐星域Ⅱ ニューエデン (ハヤカワ文庫JA)
2017年9月18日 読書
梶尾真治著。
ニューエデンもすっかり文明化された。
しかし、タイトルほど恨みが渦巻いてない・・・・
ぽろっと黒い話もあるけど、二巻目に入ってもさらっとしたのが多い。意外。
まさかのアノ人が生きていたのは嬉しかった。
ニューエデンもすっかり文明化された。
しかし、タイトルほど恨みが渦巻いてない・・・・
ぽろっと黒い話もあるけど、二巻目に入ってもさらっとしたのが多い。意外。
まさかのアノ人が生きていたのは嬉しかった。
怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫JA)
2017年9月15日 読書
梶尾真治著。
太陽のフレア化、これで数年以内に地球はほろぶ…
となった時に。
世代間宇宙船を開発して選ばれた3万人だけをのせ、こそっと172万光年先の居住可能惑星へと旅立ったアメリカ大統領ら。
が、ほうっていかれたとわかった大多数の地球人は、ぎりぎりの所で天才青年科学者により開発された『転送装置』で172万光年先へと決死の先回りをもくろむ。
ほとんど身一つでジャンプした、極限のサバイバル生活で、人種も信仰も違う地球人たちを結びつけたのは、いずれ到着するであろう世代間宇宙船の人々への恨みだった。
うーん、なかなか強烈な設定です(^^;
ぐんぐん読まされる…
そのわりには、少し“新生活”が落ち着いてからは危機感もあるけど思ったより淡々とした語り口。
いろんな時代と切り口での、連作短編集というかんじ。
172万光年先の星をどう選定したとかこまかいことはナシで(笑)
太陽のフレア化、これで数年以内に地球はほろぶ…
となった時に。
世代間宇宙船を開発して選ばれた3万人だけをのせ、こそっと172万光年先の居住可能惑星へと旅立ったアメリカ大統領ら。
が、ほうっていかれたとわかった大多数の地球人は、ぎりぎりの所で天才青年科学者により開発された『転送装置』で172万光年先へと決死の先回りをもくろむ。
ほとんど身一つでジャンプした、極限のサバイバル生活で、人種も信仰も違う地球人たちを結びつけたのは、いずれ到着するであろう世代間宇宙船の人々への恨みだった。
うーん、なかなか強烈な設定です(^^;
ぐんぐん読まされる…
そのわりには、少し“新生活”が落ち着いてからは危機感もあるけど思ったより淡々とした語り口。
いろんな時代と切り口での、連作短編集というかんじ。
172万光年先の星をどう選定したとかこまかいことはナシで(笑)