完結しましたか月光界シリーズ。
「月光界・逢魔が時の聖地 (3)」はけっこうロマンチック路線でびっくり？
それにしても扉絵の二人の妖魔兄弟、「天界樹夢語り〈1〉妖魔の里」で出てから十年あまりたったんだねえ。
実に長いことかかりましたが、面白かった。伏線の数々は一部忘れていたよーな気もするけど…いやーよく付き合ったなあ私も(*^^*)

ISBN:4403540880 文庫 麻城 ゆう 新書館 2005/01 ￥662

「流血女神伝」の須賀しのぶによる、尾張柳生期待の剣の天才・柳生連也少年のハナシ。
当然最大の目標というかライバルは「あの」十兵衛(江戸柳生総帥宗矩の息子)。
シリアスながらやっぱり面白かったが、最後の対戦の時の「一瞬の躊躇」ってナニ？
続編が出て解説されるのか？されないのだったら…引っかかるけど私〜。
はてどうなるのかな。

ISBN:4086005352 文庫 須賀しのぶ　集英社 2004/12/25 ￥560

一巻目は設定を説明するだけに近かったけど、二巻目はそれなりにせーしゅんな盛り上がりがあって少し見直しました。
それでも軽い面白さ、なので、勝負は三巻目だけどさ。

それにしても眠いです。昨夜はドラクエ8の錬金釜であそんでたから。

ISBN:4840219761 文庫 水野 良 メディアワークス 2001/11 ￥599

ドラクエ8と同時に貸してもらった、「幻想水滸伝IV」も少し(一時間半ほど)やってみる。
人気シリーズなのは知ってるが、一つもプレイしたことがないのよね〜。
108人も入れなきゃいけないのかと思うと気が遠くなるし(笑)

こちらもポリゴンポリポリですね〜(^^;)
顔グラはマンガ絵でモンダイなしだけど。
セーブポイントがドラクエ8より多そうなのは救いと思ってはじめてみたけど、でもまあ結局、ドラクエのほうがまだいいかなあ。
アクションなどのグラフィックはドラクエのほうがずっと力が入っている。ポリゴン的な嫌味が少ない。
どっちにしたって、3Dで走り回るとすぐ方向が怪しくなるからストレスはあるんだけど…
やっぱりSRPGしかできない体質に堕ちたかな…ははははは。

Video Game コナミ 2004/08/19 ￥7，329

貸してもらえて最新RPGをかじってみることができました。
グラフィックは柔らかくて割といい感じ。
しかし、いまだに四文字名前なのか！(カナ使えるのは一応進歩？)

それはまあいいとして…、そしていまだに教会セーブなのね！(泣)
いつでも「中断」できるSRPGや、どこでもセーブ(or中断)が伝統のサガシリーズばっかりやっていた身にはちょっと辛い…

昔ながらのドラクエらしさを大切にしてるのはわかったけれど、教会は死守しなくてもいいのにと思うのは私の我儘でしょうか(爆)

Video Game スクウェア・エニックス 2004/11/27 ￥9，240

やっと回ってきた〜
予約してから結構長かったな(^^;)
でも前作「退屈姫君伝」からはほんの少ししか時間がたっていない模様。
先に「錦絵双花伝」(ン年後のお仙が主役な話)を読んだ身には、変わらず子供っぽくて色黒お転婆っ子なお仙を見るとちょっとせつない(←本編には全く無関係な感慨だが)。

さて本編。
面白かった！
今回、諏訪にくっついてきた無責任お邪魔ムシ…とおもいきや、意外な活躍を見せたのが大兵肥満の将棋の師範・天童小文吾。
艶笑ネタも含めての大活躍にはビックリでした(*^^*)。

とにかく、能天気なノリを正面に押し出してくれるほうが、やはりこの著者はいい。
シリアスな陰謀話や因縁話は誰でも書けるし？(笑)

ISBN:4101265348 文庫 米村 圭伍 新潮社 2004/09 ￥500

「文学賞メッタ斬り！」の大森望が三村美衣とコンビ組んでの、さらなるラノベ解説本。
とにかく色々色々と読書遍歴(まあエンタメが多いけど)した末に「ラノベも読む」というスタンスに自然と落ち着いた、いいトシこいてる自分には、非常にしっくりとなじむところがありますね。
ライトノベル前史とか特に。←だからトシだと(笑)
面白いです。

ISBN:4872339045 単行本 三村 美衣 太田出版 2004/12/07 ￥1，554

戦闘をTV中継してもらって戦費を稼ごうという、やわらかいのかかたいのかたいへん微妙なスペオペ。
なんとなく気になってた話なので読み始めました。
設定は面白いがまだ花開ききってないってかんじ？
まずは続きを予約だ。

ISBN:4840217629 文庫 水野 良 メディアワークス 2001/03 ￥536

すでに完結した遠征王シリーズの番外編(笑)
なかなか楽しくほっこりまとまっていたが、「ゲストキャラたち」はわかるようなわからぬようなだったので、この人のほかの作品も、もう少し読むかな〜。
おちゃらけとハードな部分(政争とか)のバランスが微妙な作者なので、百パーセント好き！と断言はできないが、やはり目を離すには惜しい人かな。

ISBN:4044450110 文庫 高殿 円 角川書店 2004/10/29 ￥480

半分ほど読んだところで、まだ判断にはむずかしいところだが…。
ここんとこ読みたい本が群れをなして届いてくる。
シゴトで読む本が回らなくなって、嬉しい悲鳴である。
(嬉しがってちゃイカーン〜！)

ISBN:406182404X 新書 上遠野 浩平 講談社 2005/01/14 ￥966

追記:わりと面白かった。推理は強引なとこもあるけどとりあえず異世界構築とEDの過去とかが。しかし、なかなか熱いぞED！

「犬は勘定に入れません」五分の三ほどまで来た。
最初はタイムラグ(タイムトラベルを間を空けずに頻繁にやりすぎると起こる強度の時差ボケ)で呆けていた主人公が、ヴィクトリア朝時代に保養？に来て少し目ががさめてくると、ぐんぐん面白くなってきた。
昨夜は二時までつい読んでしまって寝不足だ。
頭はぼうっと霞んでどうでもいいことばかりに気をとられ、眠気と音声識別の困難にムシバまれてヨレヨレ。うーんまさにタイムラグ症状だ私も(爆)
家でいいから保養がしたい〜(T^T)

ISBN:4152085533 単行本 コニー・ウィリス 早川書房 2004/04/17 ￥2，940

やっと休日。
お絵かきとパソコンとタクティクウオウガですごす。

結局一番元々のラックが低いからと、主人公のラックをムリヤリ下げて(そのためにランダムバトルを一件余計に発生させた。やれやれ…)アクアリングや大地の指輪を掘り出しに行く。
(ラックが低いからドラゴンステーキ等のステータスアップアイテムも掘り出せる♪)
まあ、主人公はウォーロックで滅多に直接攻撃とかしないし最前線にもあまりいかないから多少運が悪くても大丈夫でしょう。きっと。

さあ、あらためて死者の宮殿に向かうとするか…
今レベル24で、死者の宮殿の手前にマップ二枚。
…だったらもう、低レベル進行あまり気にしなくてもいいような気もしてきた、が…(レベル27か28で潜る予定だから)
それでもまあ、特殊技付きのアイテムは便利だから、やっぱり指輪は嬉しいね。
ふふふふふ。

…ところで@nifty！！！
いきなりメール設定(SMTPサーバー名とか)変更するのやめてくれませんか。
突然メールソフトがエラー連発しだして焦ったぞ。ぷんっ。

眼鏡のガユスと美貌の狂戦士ギギナ、仲は悪いが戦闘中だけはコンビネーション抜群の、攻性咒式士二人組。
今回は長編じゃなくてまた短編集です。
例によって暗めの展開をギャグまじりの語りで、という路線ですが、あのドツボに激暗な四・五巻を思うとよほど気楽。
そして最後のお話が、商売敵なようなお友達なようなの「ラルゴンキン咒式事務所」の面々のお話で。
この話が一種明るくさわやかなのが…いやー作者、こーゆーのもやれるんだね！とますます気に入りました。
まあ一番明るくさわやかなのは、何てったって巨大なオノ持った所長のおっさんなんだけどね。
この巨体＆剛力の中年で(しかも妻子もち)、こんなにまっとうに社会人しながらさわやかな攻性咒式士というのは偉い。
ファンになっちゃいそーです。

ISBN:4044289069 文庫 浅井 ラボ 角川書店 2004/12 ￥600

なんとかかんとかして、レベル23のチームで始めて24で越しました(笑)
やっぱプランタは柔らかい。連戦の中でも最終戦が一番の楽勝。
「タクティクスオウガ」、やっぱり面白いよなあこのシステム。
残るモンダイは、死者の宮殿にたどりつくまでにレベルどこまでどうなるかである…
レベル27くらいでもぐろうと思っているのだが、格上レベルの敵を「殲滅」で三マップいかなきゃいけない。
やっぱ黒竜の杖のアビスで削ってアースワンドのエイクオブソーンで相打ち自爆→リザレクションかな…(アイテム使用で削ると経験値が1ずつしか入らないから…)
とにかくマヒ追加効果ありのアースワンドってめちゃくちゃ便利で好きだ〜。
経験値もたまりにくくてありがたい(爆)
一本きりだから、アクアリングとか大地の指輪もあれば楽なのにと思うけど、ラックが十分低いキャラが作れなくて拾えない。しくしく…

ちなみに私がやってるのはSFC版なのでセーブ周りの難易度アップ☆である。念のため

あいかわらず伏線を回収しないまま風呂敷が広がる一方なので、ギャグ全開にもかかわらずちょっとワビしい。
ただ、外伝キャラが出てきたのには少しビックリ。
…まあそう言われれば、生きててもそんな不思議じゃないが。
だんだん惰性な読者になってきたなあ。

ISBN:4044452148 文庫 喬林知 角川書店 2004/12/25 ￥460

「野ブタ。をプロデュース」を読む。
読み出したらテンポのいい軽快な文章にぐんぐん引っ張られて笑いこけながら読んだ。だが…

外に見せる自分はすべて演技、と、自意識過剰なスマートな高校生修二が、いじめられっこな太っちょ転校生小谷信太(＝野ブタ)を「プロデュース」してやることになる。が、あれもこれもが図に当たって得意満面の彼(修二)を襲う暗転…

この終盤が、前半のノリが非常に軽快なだけに死ぬほど痛い。
ここまで気の毒なことにならなくても…と、とにかくはがゆい。
ヘンなプライドにこだわってないで、もっと真剣に謝ったり言い訳したり、ちゃんと足掻けばいいのに〜！！！！
しかも、ラストの彼の選択はどう考えてもハズレである。
空しく哀しい幕切れである。
この結末は、作者の計算かもしれないがちとかわいそすぎ(＆懲りなさすぎ)…
「外見」へのイジメよりも「中身」への嫌われのほうが対処が難しいんだよ？ほんとにそれでやり直せると思ってるの？
根はそこまで悪いヤツでもないのにぃ〜、と思うとちょっと泣ける(多少ワガママではあるが)。

………でもまあそんなふうに、プライドの張り方を間違えてぐちゃぐちゃに潰れていくのも、
…それもリアルなせーしゅんの一形態かも…(爆)
「イマドキの自意識過剰な高校生」の一描写としては、十分に鮮やかな痛さではある。
できれば次作はも少し前向きにまとめてくれたらもっといいなあ。
ギャグセンスなんかとてもいいもの持ってんだから。
そういう意味では芥川賞より直木賞狙ってエンタメって欲しいね。
たったの21才だそうだから、現在より将来を楽しみにしよう。

ISBN:4309016839 単行本 白岩 玄 河出書房新社 2004/11/20 ￥1，050

こんなふうに終わってしまったか「バッテリー〈6〉」(笑)
ぼかして突き放して、とんっ、と終わる。
(でも「回る」というからにはか○○○なんかな？)

いつのまにか、巧と豪のバッテリー中心というより、悩み多き三年生ズと個性豊かな同級生ズがそれぞれに美味しい場面を披露しまくる群像ドラマになっちゃってたこのシリーズ。
悩んだり、突き抜けたり、新しいコトに気づいたり…
それでも皆が、野球ってサイコーに面白いぜッ！という思いに盛り上がりまくっていい感じで終わったのは確かかも。
それにしても終盤、曲者瑞垣を悩ませる、海音寺のナチュラルな天敵ぶりは実におみごとでありました(笑)
ぜひとも外伝「高校篇」が読みたいものだ…(爆)

ずっとまってた完結編なんで「犬は勘定に入れません」はちょっとお休み(^^;)

ISBN:4774606367 単行本 あさのあつこ 教育画劇 2005/01/07 ￥1，680

「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」を読み始める。
とっつきは読みにくいけど過去に行ったら少し面白くなりかけてきた。
やっぱりコニー・ウィリスって、クラシック映画好きだなあ。
ま、先は長いが。

ISBN:4152085533 単行本 コニー・ウィリス 早川書房 2004/04/17 ￥2，940

気になりながらもまだ一冊もまともには読んでなかった『蹴りたい』田中啓文の「笑酔亭梅寿謎解噺」を読む。
キョーレツな師匠に呆然、謎解きに唖然。
でも結構しっとりした人情モノな味もある。
なかなかだあ(*^^*)

しかし…きみはコナン君か竜二？(読んだ人にはわかってもらえると思うが…)

ISBN:4087747239 単行本 田中 啓文 集英社 2004/12 ￥1，890