何度か見た映画だけど、やっぱり哀しいこのラスト。うう…
参考人として連行する筈だった男に銃を奪われ逃げられた刑事マディガン(リチャード・ウィドマーク)とボナロ(ハリー・ガーディノ)。敏腕刑事コンビとの呼び声も高い二人だったが、まさかの失態に、必死になって犯人を追う!
脇筋として潔癖症の警視総監(ヘンリー・フォンダ)と親友の本部長(ジェームズ・ホィットモア)のうだうだした人間模様をちりばめてヒラ刑事マディガンと対比させてる。清濁併せ呑むけど一線は譲らない(らしい)マディガンの人間性がいい味出てます。安月給3Kヒラ刑事という職業に不満気味な奥さん(彼がなかなか夜帰ってこないから余計かも)に辟易して、なじみのGFに癒してもらいに行ったりするけどやはり一線は譲らない…?(^^;)
困った奥さんだけどいかにもありそう。美人なのに、惜しいです。
ボナロんちは夫婦円満そうでいいねえ。まあ、子供もいるしなぁ。
刑事モノだけど、アクションそのものよりキャラクター描写に見ごたえあるオハナシ。フォンダも手堅いしね…出てくるとつい『マディガン出せよ』とは思うけど。
まあ、あの哀しいラストも、思い切りがいいといえばとてもいいのですが。
「ある刑事のスケッチ」として、密度の濃い映画だと思います。
とはいえ、ファンというのは、思い切りの悪いモノです(^^;)
最近、海外のウィドマーク・ファンクラブで、映画の少しあと、1972年に作られたTVシリーズ版マディガンのDVDを売り出してくれ〜とお頼みするサイトが紹介されていたので(「たのみcom」の海外・TVドラマ版ですね)、念のため私も登録&投票してきました(無料だし)。どうせリージョン1だろうけど、英語字幕付きで出てくれたら買ってもいいですよ。結構本気♪
興味があるかたは、こちらのリンクからご登録&投票を(笑)
タイトルは、“Madigan”でサーチして下さい♪
http://www.tvshowsondvd.com/
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/11/25 ¥980
参考人として連行する筈だった男に銃を奪われ逃げられた刑事マディガン(リチャード・ウィドマーク)とボナロ(ハリー・ガーディノ)。敏腕刑事コンビとの呼び声も高い二人だったが、まさかの失態に、必死になって犯人を追う!
脇筋として潔癖症の警視総監(ヘンリー・フォンダ)と親友の本部長(ジェームズ・ホィットモア)のうだうだした人間模様をちりばめてヒラ刑事マディガンと対比させてる。清濁併せ呑むけど一線は譲らない(らしい)マディガンの人間性がいい味出てます。安月給3Kヒラ刑事という職業に不満気味な奥さん(彼がなかなか夜帰ってこないから余計かも)に辟易して、なじみのGFに癒してもらいに行ったりするけどやはり一線は譲らない…?(^^;)
困った奥さんだけどいかにもありそう。美人なのに、惜しいです。
ボナロんちは夫婦円満そうでいいねえ。まあ、子供もいるしなぁ。
刑事モノだけど、アクションそのものよりキャラクター描写に見ごたえあるオハナシ。フォンダも手堅いしね…出てくるとつい『マディガン出せよ』とは思うけど。
まあ、あの哀しいラストも、思い切りがいいといえばとてもいいのですが。
「ある刑事のスケッチ」として、密度の濃い映画だと思います。
とはいえ、ファンというのは、思い切りの悪いモノです(^^;)
最近、海外のウィドマーク・ファンクラブで、映画の少しあと、1972年に作られたTVシリーズ版マディガンのDVDを売り出してくれ〜とお頼みするサイトが紹介されていたので(「たのみcom」の海外・TVドラマ版ですね)、念のため私も登録&投票してきました(無料だし)。どうせリージョン1だろうけど、英語字幕付きで出てくれたら買ってもいいですよ。結構本気♪
興味があるかたは、こちらのリンクからご登録&投票を(笑)
タイトルは、“Madigan”でサーチして下さい♪
http://www.tvshowsondvd.com/
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/11/25 ¥980
コメント
ところでインガ・スティーブンスのその後は?。そして「銀幕のインテリア」で言ってるように内開きのドアを蹴り上げてますか?(笑)。
映画音楽も、オープニングの華麗なピアノアレンジがいいですね。ちょっと進むとテンポが早まっていかにも刑事ドラマぽくなるけれど…
二年ほど前に廉価版DVDが出ていたのですが、買いそびれてたらもうどこにも売ってない。買っておけばよかったかなー。いや、スカパーで録画はしたんですが、TVサイズでシネスコの筈の両端が切れてて。少々残念でした(笑)
悲しすぎるーーーーーーーー!!!!最後にマディガンが救急車の中で残した一言(もう体が)「もたない」を聞いたときは泣きそうでした。うううう。
もう少し、彼に救いをあたえてほしかったですね。
せめて、最後に、彼が思い残すことなく逝けるような・・・・・
ウィドマーク様はやっぱりどこか、哀感漂う役が(も)うまいです。たまりませんね。
「悪の花園」の最後は、浪花節が効いてましたが、こちらは、さっぱりしすぎて、
逆につらかった。この中のフォンだは、どことなく「ワーロック」テイストでしたね。
それだけに、ああ何とかあとちょっと…と後を引くカンジがTVシリーズを生んだのでしょうか。TVシリーズも、DVDになってくれないかなぁ。
確か大昔、日曜の昼間かなんかにやってたんですよね、「鬼刑事マディガン」。ロンドン篇のラストで何故か交通整理してたり、軽いけど楽しかった~
シーゲルは、センチメンタリズムとは徹底的に無縁ですね。
特に60年代は、乾いたタッチの作品が多いですね。
『殺人者たち』と本作は、シーゲルの60年代の代表作と言っていいでしょう。
ウィドマークは、フルスロットの演技ではないように思いますが最後の撃たれるシーンは、最良の演技の一つでしょう。
『突破口』ではユーモアのセンスを見せましたが主演がウォルター・マッソーだったからでしょうし、『マンハッタン無宿』あたりから単なる雇われ監督でなく、製作も兼任することになって自由度が増したせいかもしれません。
この作品公開時は名画座がまだいっぱい有った時代なのに名画座で上映されていた記憶が殆どありません。というわけで残念ながら映画館ではこの作品を見ていません。
最近、ウィドマークさんのファンになり、いろいろ検索していたらこちらにたどり着き、ついコメントさせていただく気になってしまいました。
ウィドマークさんのファンになったのは最近ですが、知っていたのは昔からです。「ジェット・ローラー・コースター」「オーロラ殺人事件」はリアルタイムで劇場で見ています。ただ、「ジェット・ローラー・コースター」の時はウィドマークが出てるという認識があったかどうか、覚えていないのですが。
中学時代にテレビで「大西部への道」「ワーロック」「襲われた幌馬車」などを見たりしているんですが、ウィドマークさんは“顔の怖い人”という印象は強烈だったものの、特に好きでも、苦手でもありませんでした。
それが最近、突然ファンになったのは、この「刑事マディガン」をたまたまレンタルショップで見かけ、「これは面白いに違いない」となぜか思ってしまい、そのまま見たからです。
そして見てみたら、そのカッコいい親父っぷりに、突然ファンになってしまったのです。情報を得るために机を持ち上げて秘書の女性を脅すところなんざ、そこだけ見れば刑事じゃなくてギャングです。容疑者だと思って近づいた男が別人と分かった時、その男がキレそうになるとここでもやはり脅しをかけて黙らせるところのカッコ良さったらありません。その一方で、パーティ会場で上司と鉢合わせしてしまった時のバツの悪そうな表情がなんとも言えません。
また、颯爽としたBGMもカッコ良すぎ。サントラあったらほしいです。
ただひとつ、個人的にマイナスと思ってしまうのは、ヘンリー・フォンダのファンには申し訳ないですが、フォンダの出番が多いことですかね、原作通りらしいので仕方ないですが。
それとDVDは吹き替えも収録されていましたが、大塚周夫さんじゃなかったのも残念。菅生隆之さんだったと思うのですが、この人の吹き替えは決して嫌いではないのですが、この作品は大塚さんで聞きたかったです。
テレビシリーズ化され、それが日本でも放送されていた、ということも知りませんでしたが、海外でもいいのでDVD化されてほしいです。
リチャード・ウィドマーク、素晴らしい俳優さんですよね~!“顔の怖い人”と言ってしまうとそれでおしまいなんですが、美男でなくともとにかく大変にカッコイイです。しかもニヤリ、クスリと笑わせるような小芝居もウマいですし。私は「太陽に向かって走れ」を見てこのかたにホレました。
>海外でもいいのでDVD化されてほしいです。
テレビシリーズは、私もDVD出たら絶対欲しいです~。全話合わせても十指に満たないのですが、幻の作品です。気が向いたら、本文中のアドレスからDVD化投票してあげて下さいね。海外サイトだし、道は遠そうですが…
見たい作品があれば海外盤でも強引に字幕なしに見るくせに、英語力はまったく自信ないですが、試してみます。
「マディガン」で目覚めてからは「襲われた幌馬車」DVDを購入し、さらに「駆逐艦ベッドフォード作戦」「長い船団」「アルバレスケリー」「ノックは無用」と借りまくり、完全にハマッて「ジェットローラーコースター」「情無用の街」のDVD、「秘密諜報機関」「死の接吻」「ゴースタウンの決闘」の中古ビデオ、「シャイアン」の中古LD、「Once upon a Texas Train」「拾った女」の海外盤DVD(「拾った女」はもちろん国内盤がほしかったので、高いのでまずはUK盤にしました)を購入。本当にハマッています。
女性ではないので、ボースンさんとは見方が違うかもしれませんが、いろいろな年代のウィドマークさんがそれぞれの年代でカッコいいと思います。
ボースンさんはお詳しいので、またいろいろ教えていただければと思います。よろしくお願いします。
同好の士大歓迎。
DVDのみならずLDもお持ちなのはいいですねぇ。たとえば「アラモ」のノーカット版はDVDは出てないけどVHSとLDにはあるんですよ(私はLD持ってないのでVHS、その後スカパー録画をようやく入手しました)。長すぎ、との説もありますが、ちょっとでもジム・ボウイの出演場面が長くなるのでファンには嬉しいですよ。
たまたま上にはフランス人の名前を多く挙げていますが、イギリス、ハリウッド、香港などにも好きな俳優はいます。
「シャイアン」のLDは、中古ショップでたまたま見つけました。うれしかったです。定価の10分の1くらいでした。
「アラモ」は深夜放送したものをビデオ録画してありました。ウィドマークにハマッてからDVD-Rに焼いたのですが、160分くらいのヴァージョンでした。大塚周夫さん吹き替えがうれしかったです。ゆくゆくはノーカット版も見てみたいですね。
ちなみにファンとして覚醒する以前に持っていたウィドマーク作品は他に「悪魔の性キャサリン」(クリストファー・リーのファンなので)DVD、「オーロラ殺人事件」の中古ビデオとテレビ録画くらいでした。
今後は、「コーマ」「西部開拓史」「オリエント急行殺人事件」がレンタルショップにあったので狙っています。また、「六番目の男」はボースンさんが誉めてらっしゃったので、某輸入DVDショップサイトででも注文しようかと思っています。ちなみに「太陽に向かって走れ」はヤフー動画で吹き替え版がアップされていたので見てみました。大型犬と素手で戦うウィドマークがツボでした。
横レスで失礼します。
なんだか強力な助っ人が現れた感じですね。
それにしても「させていただく」は、ついに中年層にも広がってきたのですか?
私はサラリーマンではないのでよくわからないのですが、「させていただく」は社内で教育される言葉遣いなんですか?
キャグニー、ベルモンドは趣味がかぶりますね(*^^*)
>たけださま
「させていただく」って、何か問題になってたのでしょうか…と、思わず検索しまくってしまいました(^^;)…へえー、そうなんだ…
私もいいトシですが、自分の周りでは違和感なく割と見かける気がします。「近江商人が使っていた」なんて情報も引っ掛かってきたから、関西ではあんまり何とも思われていないふつー表現なのかもしれません(笑)
大学時代に「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」が劇場公開されたので友達誘って見に行きました。「汚れた顔の天使」が一番好きですが「フットライトパレード」「いちごブロンド」も好きです。
ちなみに、そのころ買ったキャグニーのドキュメンタリービデオに、ボースンさんがお好きなドナルド・オコナーさんが「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」でのキャグニーの踊りを解説するシーンがあった、ような気がします。すみません、輸入版のベータビデオなんですが、今や押入れの奥に仕舞い込まれ、もう10年以上見ていませんし、記憶があやふやです。
ベルモンドはフィリップ・ド・ブロカの楽しい作品、特に「カトマンズの男」が好きですが、「冬の猿」も大好きです。
うーうー、でも喋って解説してくれるだけだと全然聞き取れなくて悲しいかもしれないなぁ。さすがに踊ったりはしませんよねオコナー…「主役」はキャグニーなんだし。「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」は私も昔名画座だか自主上映だかで一度はスクリーンで見ました。良かったです。
「カトマンズの男」…再見のチャンスがなくて日記には登場していませんが、気球で街中をフラフラ漂うシーンは爆笑でした。前髪が伸び始めてるオチも(笑)
おそらくコレです。ただ、私が購入したのはジャケットがカラーだったので同一商品ではないかもしれませんが、中身は同じだと思います。
根拠は、タイトルに「ヤンキー・ドゥートル」という言葉が入っていたのを覚えていることと、トリート・ウィリアムスの名前がクレジットされていますが、私が買ったのではトリート・ウィリアムスがナレーターを務めていたのをはっきり覚えていることです。
ちなみにドナルド・オコナーさんは「キャグニーはこうやって踊るんだ」とか言って「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」を口ずさみながら軽く踊ってみせます。いわく、「背筋を伸ばして体を緊張させているんだけど、手足はリラックスさせて」とかなんとか・・・だったと思います。もし間違ってたらごめんなさい、です。
ちなみに内容は「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」だけの回想ではなく、若いころから最後の映画「ラグタイム」までを紹介したものだったと思います。
最近やたら色々なものネットで買ってるんですよね。円高のせいか海外版は何でもえらく安いです。
でもキャグニーの名場面がいろいろ見られるので、キャグニー好きであれば見て損はないと思います。私も英語が分からないながら(分からないから・・・?)、結構何度も繰り返し見ていました。
私の手元にあれば、何かもっとスッキリお伝えできるし、なんだったら送って差し上げたりもできるんですが、どうも申し訳ありません。
情報を頂いただけで十二分です。m(__)m
ウィドマーク様は永遠です!
勇気を持って、次はできたら死なない映画を見てあげて下さい(笑)
20年前録画の刑事マディガン/マンハッタン事件を観ました。ストーリーはすっかり忘れていて(ファンなのに…)新鮮!TVドラマのため映画よりもウィドマーク様のUPが多くて良いです。「ガンファイターの最後」より確か少し前位?なのに、こちらはTV向けか?若々しくスマートな役作り。
いかにも夢破れそうな新米刑事の面倒見をさせられるベテラン刑事の役。荒々しいやり方だが、自分流を押し付けることを避ける清々しさもあり、例の口八丁、手八丁もあり。「ウィドマークな教育」がかっこいいです。新米刑事の親父さんとの短い語らいのシーンも良いです。フォード作品のようなユーモアなセリフもあって楽しめました。
最後死なないとこだけはしっかり覚えており終始安心して見れました!それと吹き替えは大塚さんで、懐かしかったです。ファンとしてマディガンBOX国内版リリースを呼び掛けたいくらいです…!(^^)!
見果てぬ夢です~。放映分はラッキーにも昔見てるのですが、ビデオなんぞもってない時代でしたので。しくしく…
世界的に待たれているはずなんですけどね。
どうもそのようです。とりあえずは安易に手元にあるものの見直しや、未見作品(愛のトンネルとか)を追うことに。
実はあの「死の接吻」も大昔にTVで終わりのとこを見たきりでそのまんまです、あまり気が進まずに月日が経ちました…
>世界的に待たれているはずなんですけどね。
と考えればいつの日かウィドマーク・ボックスなら有りですね(-_-)
そのお気持ちもわかります。私も結構引き延ばしました(笑)
カッコイイ!とかそっち方向(ミーハー向け)の名演とは、また違いますから…