刑事マディガン2008年2月20日 映画 コメント (5)

何度か見た映画だけど、やっぱり哀しいこのラスト。うう…

参考人として連行する筈だった男に銃を奪われ逃げられた刑事マディガン(リチャード・ウィドマーク)とボナロ(ハリー・ガーディノ)。敏腕刑事コンビとの呼び声も高い二人だったが、まさかの失態に、必死になって犯人を追う!

脇筋として潔癖症の警視総監(ヘンリー・フォンダ)と親友の本部長(ジェームズ・ホィットモア)のうだうだした人間模様をちりばめてヒラ刑事マディガンと対比させてる。清濁併せ呑むけど一線は譲らない(らしい)マディガンの人間性がいい味出てます。安月給3Kヒラ刑事という職業に不満気味な奥さん(彼がなかなか夜帰ってこないから余計かも)に辟易して、なじみのGFに癒してもらいに行ったりするけどやはり一線は譲らない…(^^;)
困った奥さんだけどいかにもありそう。美人なのに、惜しいです。
ボナロんちは夫婦円満そうでいいねえ。まあ、子供もいるしなぁ。
刑事モノだけど、アクションそのものよりキャラクター描写に見ごたえあるオハナシ。フォンダも手堅いしね…出てくるとつい『マディガン出せよ』とは思うけど。
まあ、あの哀しいラストも、思い切りがいいといえばとてもいいのですが。
「ある刑事のスケッチ」として、密度の濃い映画だと思います。

とはいえ、ファンというのは、思い切りの悪いモノです(^^;)

最近、海外のウィドマーク・ファンクラブで、映画の少しあと、1972年に作られたTVシリーズ版マディガンのDVDを売り出してくれ〜とお頼みするサイトが紹介されていたので(「たのみcom」の海外・TVドラマ版ですね)、念のため私も登録&投票してきました(無料だし)。どうせリージョン1だろうけど、英語字幕付きで出てくれたら買ってもいいですよ。結構本気♪

興味があるかたは、こちらのリンクからご登録&投票を(笑)
タイトルは、“Madigan”でサーチして下さい♪

http://www.tvshowsondvd.com/

DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/11/25 ¥980

コメント

nophoto
DCP
2008年3月4日11:33

「犯人追跡」、「上役との人間関係」、そして「家庭」との狭間で苦悩する安月給平刑事。これは単なるアクションではない男そのものの骨太ドラマ。後年創られた「ダーティー・ハリー」とは別次元の、同一監督の作品とは思えない刑事物の秀逸。監督もパッションがあったな。こんな刑事言っちゃー悪いが今の日本にはまずいないな。カメラも良かったし音楽も物憂い感じで良かった。と言っても段々忘却の彼方。
ところでインガ・スティーブンスのその後は?。そして「銀幕のインテリア」で言ってるように内開きのドアを蹴り上げてますか?(笑)。

ボースン
ボースン
2008年3月4日22:18

同感です、アクションよりは人間を描くドラマという感じで。
映画音楽も、オープニングの華麗なピアノアレンジがいいですね。ちょっと進むとテンポが早まっていかにも刑事ドラマぽくなるけれど…
二年ほど前に廉価版DVDが出ていたのですが、買いそびれてたらもうどこにも売ってない。買っておけばよかったかなー。いや、スカパーで録画はしたんですが、TVサイズでシネスコの筈の両端が切れてて。少々残念でした(笑)

nophoto
なにわすずめ
2009年11月25日23:35

マディガン、話には聞いてましたが、今日、初めて全編見ました。
悲しすぎるーーーーーーーー!!!!最後にマディガンが救急車の中で残した一言(もう体が)「もたない」を聞いたときは泣きそうでした。うううう。
もう少し、彼に救いをあたえてほしかったですね。
せめて、最後に、彼が思い残すことなく逝けるような・・・・・

ウィドマーク様はやっぱりどこか、哀感漂う役が(も)うまいです。たまりませんね。
「悪の花園」の最後は、浪花節が効いてましたが、こちらは、さっぱりしすぎて、
逆につらかった。この中のフォンだは、どことなく「ワーロック」テイストでしたね。

ボースン
2009年11月25日23:54

結構突き放した描写なんですよね~シーゲル監督。
それだけに、ああ何とかあとちょっと…と後を引くカンジがTVシリーズを生んだのでしょうか。TVシリーズも、DVDになってくれないかなぁ。

確か大昔、日曜の昼間かなんかにやってたんですよね、「鬼刑事マディガン」。ロンドン篇のラストで何故か交通整理してたり、軽いけど楽しかった~

nophoto
たけだ
2009年11月26日13:30

こんにちは
シーゲルは、センチメンタリズムとは徹底的に無縁ですね。
特に60年代は、乾いたタッチの作品が多いですね。
『殺人者たち』と本作は、シーゲルの60年代の代表作と言っていいでしょう。
ウィドマークは、フルスロットの演技ではないように思いますが最後の撃たれるシーンは、最良の演技の一つでしょう。
『突破口』ではユーモアのセンスを見せましたが主演がウォルター・マッソーだったからでしょうし、『マンハッタン無宿』あたりから単なる雇われ監督でなく、製作も兼任することになって自由度が増したせいかもしれません。

この作品公開時は名画座がまだいっぱい有った時代なのに名画座で上映されていた記憶が殆どありません。というわけで残念ながら映画館ではこの作品を見ていません。

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