襲われた幌馬車 “The Last Wagon”(1956年)
2007年9月26日 映画 コメント (43)
日本盤がどうしても出ないので、ついに海外盤購入。
以前にTV放映されたものをビデオに録ってはあるのだが、やっぱりDVDのほうが綺麗だしノーカットだし!
西部劇だが、それほど有名な作品ではない。
まあ、デルマー・デイヴィス監督ですから(苦笑)
フォードやホークスのように、神様だの巨匠だのと奉られる存在ではない。
サミュエル・フラーのように、B級と思われてたのがヨーロッパで後にコアなファンがついて…なんてほどのこともない。…しかし!
ミーハー心だけで選ぶと、私のウィドマーク・ベストはサミュエル・フラーの「拾った女」。
彼の都会的なカッコよさが凝縮されてる。が、それを補完、というか、彼の魅力のうち「拾った女」にない要素を堪能しまくれるのが「襲われた幌馬車」ではないだろうか。
ファーストシーンは、ライフルを構え、彼方の敵に狙いを定める、鹿皮服に身を包んだウィドマークの後ろ姿だ。
銃声一発、河の中へと転げ落ちる敵の死亡を素早く確認すると、厳しい表情のまま再び走り去る彼。
そして、彼を追うのは保安官バッジを付けた男たち。
やがて、弾も体力も尽きたウィドマーク(3日も飲まず食わずらしい)が、追手側で一人だけ生き残った保安官に取り押さえられるまでの荒野の死闘が、ストイックかつ流れるような一連のアクションで描かれる。うーんイイ感じだ。
だがこれは、実は物語のプロローグに過ぎない。
丁度そこへ、西へ向かう幌馬車隊が通りかかる。
近くの町まで同道しようという話になり、保安官はウィドマークを馬車の車輪に縛り付けておいて、自分だけ幌馬車隊の夕食のご相伴に預かる。
が、善良な開拓者達は、護送中の犯人を扱う保安官の残忍さ、低劣な品性に鼻白む。
「自分の兄弟を四人も殺された」と言うが、殺人犯にも食べ物を運んでやろうとした善意の少年ビリーに、いきなり銃をぶっ放すのは人間としてアレだろう(威嚇射撃でも)。
保安官は咆える。「食い物など与えるな!こいつの名前はコマンチ・トッド。金髪や青い目に騙されるな。白人の癖にインディアン女を娶り、インディアンと暮らしてた。中身は腐ったコマンチ・インディアンそのものだ!」
暴虐な振舞は、やがて保安官の身を滅ぼす引金になるのだが…
ところがその夜、幌馬車隊のキャンプをアパッチが襲う!
生き残ったのは、悪戯心でこっそり夜中の水浴びに出かけていた若者たちとビリー、連れ戻しに行ったビリーの姉。そして、縛られたまま崖下に落ちたため、戦いも出来ないがトドメをさされるのを免れた「殺人犯」、その七人きり。
無知未経験なオンナコドモだけで、アパッチの跳梁する荒野を抜けて安全な土地まで辿りつけるわけがない。一縷の望みは、唯一のオトナであり、荒野とインディアンに詳しいコマンチ・トッドの経験と能力のみ――
実は保安官らを殺したのも、元々、保安官兄弟らが彼のインディアン妻と幼い息子たちを惨殺したのに対する復讐。根は決して悪人ではない彼は、親切にしてくれたビリーと姉のジェニーに、よければ自分が町の近くまで送り届けてやるが、と申し出る。
ヒール(悪役)が、一転してヒーローを演じる運命の逆転。
若者たち(の一部)の葛藤や反感をものともせず、厳しく、だが真摯にサバイバルな旅を指揮するウィドマークが、そらもー超カッコイイです。
結構若い頃でまだ40そこそこ、アクション・スターとしては最高のコンディションか。
ライフルありナイフあり斧あり弓あり手錠からジャランと垂れた鎖あり、とにかく矢鱈と色々な武器を駆使した戦闘場面がもうサービス満点て感じ。
「では偵察してくる」と、手錠をまだはめたまま、しゅた!と馬に飛び乗り駆け去る様など惚れ惚れするほどスマートですし。昔の雑誌記事読むと、ウィドマークは乗馬には結構自信持ってたそうなんですが無理もない(*^^*)とか思ったりして。
あまつさえ、素直に慕ってくるビリーへの態度に父性オーラ全開なのがまたオイシイ。
殺された息子たちの姿をビリーに重ねずにはおれないわけで、ここらの設定はベタだが説得力十分。
父性全開なウィドマークというのは割と珍しいが、いい味出てますよ〜☆
ビリーに兎罠の仕掛け方を教えたりする場面など、あぁぁなんて「カッコイイ父」なんだー、と溜め息がでます。やりかたをきちんと説明して、「さあまかせた」と信頼の後押しだけ与えてさっと離れる(勿論離れた所からちゃんと気を配ってもいる)。
くう〜、いいなあ〜(^^;)
同時進行のロマンスは、ビリーの姉ジェニー(フェリシア・ファー)がお相手。
他の四人が基本的にまだコドモなのに比べれば、両親のいないジェニーはビリーの親代わり。「ビリーをちゃんと育てるため」に特に愛もない相手の元へ嫁いでゆくべく幌馬車隊に加わったのだ。
おそらくその母性が、虐待されるコマンチ・トッドへの同情を生み、同時に、両親のいない彼女は彼の背後にある父性のオーラに惹かれたのだろう。また、野生と自由の体現者でもある彼は、彼女の思惑をいい意味で裏切る新鮮な部分も持っているわけだ。
恋には新鮮さが必須であるし♪
最初から何だかかなり積極的なジェニーに、擬似息子(ビリー)付きとあっては、「家族を失ったいたみ」を抱える孤独な男が、抵抗できるわけがないだろう。
とはいえ。
全編大好きなこの映画、しいて瑕疵をあげるとすれば、あとちょっと…あと、ちょっとだけ、ロマンス部分については更にセリフに一工夫欲しかった…
死んだ奥さんのことがある割には性急に進むから…(^^;)
他の登場人物(若者たち)の設定もバランスよくて巧いと思うので実に惜しいです。
タカビー美人で異母妹を厭うヴァル。インデイアンの母を持つその妹ジョリー(ヴァルとジョリーの父親は幌馬車隊のリーダー)。ヴァルに気があるカッコつけのクリント。気が優しく常識的なリッジ。
コマンチ・トッドとの旅を通じて成長してゆく彼らの姿も、ドラマにめりはりを添えます。
全体的に、ダレることなく、かなり練れてる脚本だと私は思う…(ラストは大甘だけど)。
出ずっぱりなのにウィドマークに冒頭から20分以上全くセリフなしというのも適切だよね(100分強の映画)。獣のように戦い、獣のように保安官に扱われるのが、幌馬車隊の善男善女の様子を見て初めてちらっと表情の変化を見せ(『こういう世界もあったか』という感じ)、姉弟に食物を運んでもらい落ち着いたところで漸く彼の声が聞ける(笑)
それに反比例して保安官のえげつなさが強調され、スムーズに主人公がヒール→ヒーローへの道筋へ滑り込めるわけですな。
インディアン絡みなテーマも良識的にいい感じで織り込まれていると思う。
キャスト等はこちら(http://www.imdb.com/title/tt0049434/)
しかしコレ、特典映像としてスチル写真やポスターギャラリーがついてるのだが、どーすればPC内に持ってこれるんだろうなあ…(T^T)
プレイヤーの説明書には、イマイチそーゆーファイルの扱いについて書いていない…
どうしたもんかな。くそー、負けないぞ〜
<追記>
その後、日本盤DVDも無事?出ました。画像ファイルも取り込みました。めでたしめでたし。
以前にTV放映されたものをビデオに録ってはあるのだが、やっぱりDVDのほうが綺麗だしノーカットだし!
西部劇だが、それほど有名な作品ではない。
まあ、デルマー・デイヴィス監督ですから(苦笑)
フォードやホークスのように、神様だの巨匠だのと奉られる存在ではない。
サミュエル・フラーのように、B級と思われてたのがヨーロッパで後にコアなファンがついて…なんてほどのこともない。…しかし!
ミーハー心だけで選ぶと、私のウィドマーク・ベストはサミュエル・フラーの「拾った女」。
彼の都会的なカッコよさが凝縮されてる。が、それを補完、というか、彼の魅力のうち「拾った女」にない要素を堪能しまくれるのが「襲われた幌馬車」ではないだろうか。
ファーストシーンは、ライフルを構え、彼方の敵に狙いを定める、鹿皮服に身を包んだウィドマークの後ろ姿だ。
銃声一発、河の中へと転げ落ちる敵の死亡を素早く確認すると、厳しい表情のまま再び走り去る彼。
そして、彼を追うのは保安官バッジを付けた男たち。
やがて、弾も体力も尽きたウィドマーク(3日も飲まず食わずらしい)が、追手側で一人だけ生き残った保安官に取り押さえられるまでの荒野の死闘が、ストイックかつ流れるような一連のアクションで描かれる。うーんイイ感じだ。
だがこれは、実は物語のプロローグに過ぎない。
丁度そこへ、西へ向かう幌馬車隊が通りかかる。
近くの町まで同道しようという話になり、保安官はウィドマークを馬車の車輪に縛り付けておいて、自分だけ幌馬車隊の夕食のご相伴に預かる。
が、善良な開拓者達は、護送中の犯人を扱う保安官の残忍さ、低劣な品性に鼻白む。
「自分の兄弟を四人も殺された」と言うが、殺人犯にも食べ物を運んでやろうとした善意の少年ビリーに、いきなり銃をぶっ放すのは人間としてアレだろう(威嚇射撃でも)。
保安官は咆える。「食い物など与えるな!こいつの名前はコマンチ・トッド。金髪や青い目に騙されるな。白人の癖にインディアン女を娶り、インディアンと暮らしてた。中身は腐ったコマンチ・インディアンそのものだ!」
暴虐な振舞は、やがて保安官の身を滅ぼす引金になるのだが…
ところがその夜、幌馬車隊のキャンプをアパッチが襲う!
生き残ったのは、悪戯心でこっそり夜中の水浴びに出かけていた若者たちとビリー、連れ戻しに行ったビリーの姉。そして、縛られたまま崖下に落ちたため、戦いも出来ないがトドメをさされるのを免れた「殺人犯」、その七人きり。
無知未経験なオンナコドモだけで、アパッチの跳梁する荒野を抜けて安全な土地まで辿りつけるわけがない。一縷の望みは、唯一のオトナであり、荒野とインディアンに詳しいコマンチ・トッドの経験と能力のみ――
実は保安官らを殺したのも、元々、保安官兄弟らが彼のインディアン妻と幼い息子たちを惨殺したのに対する復讐。根は決して悪人ではない彼は、親切にしてくれたビリーと姉のジェニーに、よければ自分が町の近くまで送り届けてやるが、と申し出る。
ヒール(悪役)が、一転してヒーローを演じる運命の逆転。
若者たち(の一部)の葛藤や反感をものともせず、厳しく、だが真摯にサバイバルな旅を指揮するウィドマークが、そらもー超カッコイイです。
結構若い頃でまだ40そこそこ、アクション・スターとしては最高のコンディションか。
ライフルありナイフあり斧あり弓あり手錠からジャランと垂れた鎖あり、とにかく矢鱈と色々な武器を駆使した戦闘場面がもうサービス満点て感じ。
「では偵察してくる」と、手錠をまだはめたまま、しゅた!と馬に飛び乗り駆け去る様など惚れ惚れするほどスマートですし。昔の雑誌記事読むと、ウィドマークは乗馬には結構自信持ってたそうなんですが無理もない(*^^*)とか思ったりして。
あまつさえ、素直に慕ってくるビリーへの態度に父性オーラ全開なのがまたオイシイ。
殺された息子たちの姿をビリーに重ねずにはおれないわけで、ここらの設定はベタだが説得力十分。
父性全開なウィドマークというのは割と珍しいが、いい味出てますよ〜☆
ビリーに兎罠の仕掛け方を教えたりする場面など、あぁぁなんて「カッコイイ父」なんだー、と溜め息がでます。やりかたをきちんと説明して、「さあまかせた」と信頼の後押しだけ与えてさっと離れる(勿論離れた所からちゃんと気を配ってもいる)。
くう〜、いいなあ〜(^^;)
同時進行のロマンスは、ビリーの姉ジェニー(フェリシア・ファー)がお相手。
他の四人が基本的にまだコドモなのに比べれば、両親のいないジェニーはビリーの親代わり。「ビリーをちゃんと育てるため」に特に愛もない相手の元へ嫁いでゆくべく幌馬車隊に加わったのだ。
おそらくその母性が、虐待されるコマンチ・トッドへの同情を生み、同時に、両親のいない彼女は彼の背後にある父性のオーラに惹かれたのだろう。また、野生と自由の体現者でもある彼は、彼女の思惑をいい意味で裏切る新鮮な部分も持っているわけだ。
恋には新鮮さが必須であるし♪
最初から何だかかなり積極的なジェニーに、擬似息子(ビリー)付きとあっては、「家族を失ったいたみ」を抱える孤独な男が、抵抗できるわけがないだろう。
とはいえ。
全編大好きなこの映画、しいて瑕疵をあげるとすれば、あとちょっと…あと、ちょっとだけ、ロマンス部分については更にセリフに一工夫欲しかった…
死んだ奥さんのことがある割には性急に進むから…(^^;)
他の登場人物(若者たち)の設定もバランスよくて巧いと思うので実に惜しいです。
タカビー美人で異母妹を厭うヴァル。インデイアンの母を持つその妹ジョリー(ヴァルとジョリーの父親は幌馬車隊のリーダー)。ヴァルに気があるカッコつけのクリント。気が優しく常識的なリッジ。
コマンチ・トッドとの旅を通じて成長してゆく彼らの姿も、ドラマにめりはりを添えます。
全体的に、ダレることなく、かなり練れてる脚本だと私は思う…(ラストは大甘だけど)。
出ずっぱりなのにウィドマークに冒頭から20分以上全くセリフなしというのも適切だよね(100分強の映画)。獣のように戦い、獣のように保安官に扱われるのが、幌馬車隊の善男善女の様子を見て初めてちらっと表情の変化を見せ(『こういう世界もあったか』という感じ)、姉弟に食物を運んでもらい落ち着いたところで漸く彼の声が聞ける(笑)
それに反比例して保安官のえげつなさが強調され、スムーズに主人公がヒール→ヒーローへの道筋へ滑り込めるわけですな。
インディアン絡みなテーマも良識的にいい感じで織り込まれていると思う。
キャスト等はこちら(http://www.imdb.com/title/tt0049434/)
しかしコレ、特典映像としてスチル写真やポスターギャラリーがついてるのだが、どーすればPC内に持ってこれるんだろうなあ…(T^T)
プレイヤーの説明書には、イマイチそーゆーファイルの扱いについて書いていない…
どうしたもんかな。くそー、負けないぞ〜
<追記>
その後、日本盤DVDも無事?出ました。画像ファイルも取り込みました。めでたしめでたし。
コメント
半世紀前の作品でも、DVDの画質はなかなか綺麗です。ウィドマークをさておいても(笑)、アリゾナの大自然がまた実によろしい。ワイド画面で是非、ですよ。
http://www.dvdbeaver.com/film/DVDReviews22/the_last_wagon_dvd_review.htm
…ケイタイだと見れないかなあ、大きな画像がイッパイですので。
「ゴーストタウンの決斗」も、テイラーとウィドマークが馬でゆく背後に雪を頂いた山並みが広がり、不思議に清澄な感じでした。ワイドで放映して欲しかった…
カラーの西部劇は、景色も売り物ですよねえ。
映画館でコレをご覧になられたとは、なんと羨ましい。私など、スクリーンで見れたウィドマーク・ウェスタンは、「大西部への道」だけなんですよ〜(^^;)
それにしても、この映画のウィドマークはホントに、若い連中を率いて…って状況もあって、一人勝ちなカッコよさですよね。とにかく身ごなしが俊敏で♪
『コマンチ』を名乗りつつ思いっきり金髪!というのも一種ミスマッチな新鮮さがあってますますヨイです。
いやはや、日本のメーカーも、もう少し彼の西部劇を出して欲しいですよねえ。ノワールばっかりじゃなくて(悪役ばっかだもん)。
渋いリチャードウイドマークの勇姿をみたいものです。
遠い時代かもしれませんが、リアルタイムで大好きです。DVDの映像は嬉しくも鮮やかで、古さなど全く感じさせません(笑)
中学生のころ、テレビで西部劇をよく見ていた時期があり、「ワーロック」「大西部への道」やオーディ・マーフィの「テキサスから来た男」「赤い連発銃」、ジェームズ・スチュワートの「折れた矢」「ウィンチェスター銃73」、バディ・イブセンの「モンタナの西」とかを見てまして、そのころ見た1本でもあります。ホント、昔は昼間によく西部劇を放送してました。
ただ、「襲われた幌馬車」はタイトルも忘れていたんですが、ウィドマークの出演作リストを見てて、あらすじを読み、「あっ! これ見たことある」と思い出したのです。で、思い出してみると、当時見たウィドマーク出演作の中では一番面白かったことも思い出しました(なぜタイトル忘れてたんでしょうねえ)。
ちなみに、当時「馬上の二人」も見たような気がするのですが、記憶があいまいで思い出せません。
「襲われた幌馬車」ですが、あれから20年振りくらいでの再会でしたが、やはり面白かった~!です。
鹿皮服がカッコいいです。鎖ジャラジャラさせて、洞窟行って食料用に鳥捕まえるところがカッコいいです。生意気言う若造をきっちり脅して諭すところがカッコいいです。
かなり甘いハッピーエンドかもしれませんが、ハッピーエンドは大好きなので大歓迎です。また、DVD鑑賞で画面の美しさを再発見できたのがうれしかったです。もちろん大塚周夫さんの吹き替え収録ってところも高得点ポイント。
今のところウィドマーク主演作西部劇部門ではナンバーワンです。
「襲われた幌馬車」もアメリカでDVDが出てから日本で出るまで、結構かかったようなので、もう少し待てば、と期待もしてしまいます。
そして「アラモ」も好きです。「大西部への道」は主役3人のうち、特に誰が好きというのでもなく見てたような気がしますが、「アラモ」はジョン・ウェインでもローレンス・ハーヴェイでもなく、ウィドマークが一番カッコいいと思って見てました。
>、「アラモ」はジョン・ウェインでもローレンス・ハーヴェイでもなく、ウィドマークが一番カッコいいと思って見てました。
いや、それは常識でしょう(爆)
それくらいウィドマークの顔は個性的でカッコ良かったです。
一度見たら忘れません。カッコよさダントツです。
ジョンウェインとは違った野性的な趣がたまらないです。
ウェインといえば映画でソフィア・ローレンに、「おめぇコーヒーでも飲むか」、なんていっていました。ローレンにそんな言い方ができるのはウェインぐらいかな。
ジャンヌ・モローでさえ、「ぶすっとしてるんじゃねぇ」なんていわれていました。ローレンやモローにはたいがいの男優は圧倒されてしまいそうなのに。ダントツスケールのウェインもおもしろかったです。
この二人が見れるアラモもう一回見ようっと。
>一度見たら忘れません。カッコよさダントツです。
野性と知性のブレンドが独特な、強烈なカッコよさですよね!
「アラモ」も、対照的な二人、ウィドマークとウェインの呼吸がよく合ってて良かったです。
(現場ではめっちゃソリが合わなかった二人だったらしいですが…プロや…)
↑それは知りませんでした。
不仲というわけでもないんですよね?
ウィドマークといえば、「米のサーフィンサウンド
ミュージックグループのビーチボーイズのメンバーの
一人にかなり似ている人がいた」って、友達が言ってました。
誰なんだろう??
タカ派とリベラル、呑み助と基本飲まない人、ですし…
>ウィドマークといえば、「米のサーフィンサウンド
>ミュージックグループのビーチボーイズのメンバーの
>一人にかなり似ている人がいた」って、友達が言ってました。
おおおおお。これは気になる情報を。
ぐぐってみますねー!うーん…アル・ジャーディンて人かな?
ブロンドで白い歯の丈夫そうな口元がちょっと似ているような気も…
アル・ジャーディンでした
どうもありがとうございました。
ヘアーがしなやかなところも
にているような感じです。
ウィドマークさんは
耳の後ろへと流れるような金髪も魅力的でした。
あと本人の声もモチいいんですが、
吹き替えの大塚周男さんの声も
ピッタリでよかったですね。
日本人は吹き替えが上手だと思います。
「襲われた幌馬車」って、彼の金髪が特に美しくフィーチャーされている映画だと思います!基本的に帽子かぶってないし(たいがい50年代の映画は帽子好きですが)。
ウィドマーさんのことは
父が録画したビデオを見て知りました。
カッコよかったよって、いうので見たんですが、かっこよかったです。野性的な魅力があると思います。
個性的という点では、今の俳優よりも強烈なインパクトがあります。私には・・。
もうこんな個性派はしばらく出てこないのでしょうか。
素敵な趣味のお父様ですね~☆
ウィドマーク様の渋いカッコよさが次代に伝えられてゆくのはすばらしいです♪
私にとっても、現在のどのスターよりもウィドマーク様のほうがかっこいいです。
そのかっこよさに飢えて、海外盤に手を出した最初の一枚がこの「襲われた幌馬車」でした!
買ったら、その後、日本盤DVDが出ちゃったんですが(^^;)
若い頃は悪役っぽいキャラクターが多かったと聞いています。
とてもイカシタ、チンピラさんでした。
もっと、他の作品も見たいのですが、あまり放送しないですよね。残念です。
予断ですが、チンピラといえば、日本では「悪名」シリーズの田宮二郎さんが、一番カッコいいです。
>若い頃は悪役っぽいキャラクターが多かったと聞いています。
悪役で映画デビューしてパッと売れた人ですから…。善玉を演じるようになっても時々悪役もやってて、でもいつも印象的なカッコイイ悪役でした。
50年代の、いちばんカッコよかった頃の映画をもっと放映してくれると嬉しいんですけどねー、私も。
>予断ですが、チンピラといえば、日本では「悪名」シリーズの田宮二郎さんが、一番カッコいいです。
「悪名」は見ていませんが(あまり邦画は見ていないもので…)、ポスター画像とかみると確かにカッコよさそうです♪
この間、夢を見て、
私の主人がウィドマークだったんです
夢は何でもかなえてくれますね^^
ところでウィドマークの奥様は
ジーン・ヘイズルウッドという人だそうですね
どんな方かご存知ですか、見てみたいなぁ
>ところでウィドマークの奥様は
>ジーン・ヘイズルウッドという人だそうですね
>どんな方かご存知ですか、見てみたいなぁ
大学生の頃からのおつきあいで、浮いた噂一つないおしどり夫婦だったようです。
Richard Widmark; Jean Hazlewood の掛け合わせで検索すると結構写真がみつかりますよ。
ウィドマーク製作・主演の「秘密諜報機関」のシナリオは、奥様の脚色。女優さんとかじゃなく脚本家なので、ルックスはどっちかってと地味なかたですね(^^;)。きっと旦那様同様知性派だったんでしょう。
そんな訳で日を空けずに又、お邪魔してしまいました。
私もリチャード・ウィドマーク氏は大好きでして、最初に見たのはテレビで「死の接吻」其の次が「地獄の戦場」その次が「芦屋からの飛行」・・・・ミリタリー&鉄砲好きの少年だった私は、戦争映画と西部劇とギャング映画でこの俳優さんに凄く引かれて行きました。
そしてある年の年末(だったと思います)にNHKで放映されたテレビのミニシリーズ「失踪」
これは後にテレビ東京で「大統領にスキャンダル」と言うタイトルで再放映されました。
この「失踪」が凄く面白くて、益々Mrウィドマークが好きになりました。
暫く良い人だったウィドマーク氏が久しぶりにワルイヒトを演じた「オリエント急行」もヨカッタですね!
数あるウィドマーク氏の名作の中で、何故か「太陽に向って走れ」が好きな私であります。
>数あるウィドマーク氏の名作の中で、何故か「太陽に向って走れ」が好きな私であります。
私はまさにその「太陽に向って走れ」のTV放映で彼を初めて見て、惚れこんだのでした。
キビキビとした身のこなし、ニヒルな笑みと知的なおデコ、何もかもに「いわゆる美男というのではないのに、なんでこんなにもカッコイイんだ!!」と衝撃を受けました。
何故かDVD、英国盤とドイツ盤を両方買い込んでおります(爆)
「失踪」も大昔に観たのですが、ビデオデッキなどない時代とあって、記憶の中で風化しかけているのが哀しいです。ウィドマーク大統領、知的で素敵だったと思うのに。しくしく。
>暫く良い人だったウィドマーク氏が久しぶりにワルイヒトを演じた「オリエント急行」もヨカッタですね!
やっぱり貫録ですよね。あれだけの事件の被害者になるには、ナミの人ではね(笑)
盛り上がってますね!そうですねもう誕生日ですね。
「オリエント急行」も「失踪」も観てないので羨ましいです。
今日、いや今日もyou tyubeで「cold sassy tree」予告編観ました。
もう70代半ばだと思いますがカッコイイ!丸メガネ似合ってるー!!!!
お誕生日にはウィドマーク様の映画を何か再見したいと思っていますが、何にしようかな…
お誕生日イブにはオムニバス「人生模様」などもいいかもですね。あれ、最終話がクリスマス・ストーリーですから(笑)
おかげさまで
ウィドマークの奥様のお顔拝見できました
ありがとうございました。
なかなかキレイな人だと思います。
襲われた~ではカッコいいリーダー役でした。
でも、私生活では奥様のほうがリーダー役って
感じもします(笑)
勝手な想像です
奥様一筋、ハリウッドのスターでは
珍しいのでしょうか。
いいなぁと思います。
でもウィドマーク様は、プライバシーを大事にする家庭人だったようです(はぁと)。
あんなに酔っ払い演技も上手いのにオフスクリーンではほとんど飲まなかったそうですし。
けど、何気なくアマゾン独でリチャード・ウィドマーク検索してたら、「Der letzte Wagen」というタイトルで出てました、ブルーレイ。早速、ドイツ語できる友人に注文依頼。後は届くの待つだけです。
で、ほかにも探してみると「六番目の男」はスペインで「El sexto fugitivo」なんてタイトルでブルーレイ化されてまして、これは日本のアマゾンでも出品されているので、送料込みでも2000円以内。…なんですが、「襲われた幌馬車」を注文したので出費がかさんでて、迷っています。けど、来月あたり注文しちゃいそう、です。
ほかにも「大西部への道」なんかも、アマゾン独で見てみると、結構何種類もブルーレイが出てまして、日本でもスペイン盤ブルーレイが注文できます。けど、ひと足先に輸入盤DVDを注文しちゃったので我慢。それにしても、いつまで待っても国内盤出ませんね。
ちなみに「拾った女」もイギリスとスペインでブルーレイが出ているのですが、やはり白黒映画なので、カラー作品ほどブルーレイの高画質も満喫できないのじゃないかと思って躊躇。
そんなこんなをやっておりましたところ、フランスで「刑事マディガン」のテレビシリーズがDVD化されているのを発見。アメリカでもリリースされていなかったので、DVDですが、猛烈にほしくなりました。アマゾン英のマーケットプレイスに出品されているので、前述の友人に注文依頼したいところ。ただ、テレビシリーズなのでディスク枚数も多く、値段が少々…。日本でも海外ドラマブームなのだから、大塚周夫先生の吹き替え収録でDVDリリースしてくれりゃいいんですけどね。
ちなみに「アラモ」って評判よろしくないのでしょうかねえ。今のところ、どこの国でもブルーレイは発見できてません。
「襲われた幌馬車」はイイです。たぶん私が一番繰り返し見た(TV録画を)、ウィドマーク映画です。死んだ息子のことを語る場面とか脳内でいくらでも巻き戻し再生です(笑)
風景も美しいですもんね。グランド・キャニオンとかよりもう少し水気と緑のある、野趣あふれるアリゾナ。アメリカ行くなら、東海岸なんかよりセドナ(ロケ場所)に行きたいと思うのですが、さいきんスピリチュアル・スポット扱いらしいですね。まあインディアンの聖地なんですが…
ブルーレイは、米国盤の「拳銃の罠」BDを期待して買ったら全然画面がキレイでなくて、がっくりした事があり、メジャーでない会社のBDは信用できないなとハスに構えています。古い映画だし、結局は収録に使った映像次第(リマスターにかけた手間次第)なような気がします。独盤のデキがいいことを祈っております。
TV版「マディガン」も気になっていたけど高いしなーと思っていたBOXです。仏盤て英語字幕つけませんしねー。と思いつつアマゾン見ると、あれ?外貨レート…ユーロやポンドはもっと高いと思っていたのにコレはいつのまに!送料込みで5000円切ってるんですね。安いとは言わないが、コレなら…あー、ちょっとぐらぐらきてしまいました(^^;)
昔TVで見たのだけど、まだ家にビデオデッキがなかった頃です。ふぅ(遠い目)
ブルーレイのソフトがいろいろリリースされ、ウチにも増えるにつれ、“感動”するほどの画質のものと、意外とそうでもないないものと、さまざま出くわします。経験からすると、70年代の映画は割りとびっくりするくらい高画質ってことがあります。
50年代、60年代のものになると「DVDよりは良いかな」くらいだったりします。なので、「ブルーレイだとどれくらいの画質かな」と興味をそそられても、無闇には買わないようにしています。
ただ、「大好きで大好きで仕方ない」作品はまた別だったりします。「とりあえずほしい」みたいな衝動です。「襲われた幌馬車」はまさにそんな感じです。「拾った女」もそういう意味では同じなんですけど、やはり「モノクロだから」と我慢。そう、「我慢」です、「我慢」。
ちなみにアマゾン独の「襲われた幌馬車」ブルーレイのコメントを翻訳機能にかけたところ、しっちゃかめっちゃかな日本語でしたが、概ね画質はほめているようでした。
ちなみにちなみに、前回ちらりと触れたスペイン盤「六番目の男」と「拾った女」ブルーレイは「海賊盤だ!」「ブルーレイRだ」と、非難ごうごうでした。「六番目の男」はもし買うとしたら、やはりドイツ盤にしようと思います。
アマゾン独で、「襲われた幌馬車」と、もう1本「アステリックス」というフランス生まれの人気コミックのアニメのブルーレイを友人に注文してもらったら、両方で送料込み3300円くらいだったみたいなので、結構お手ごろな気がします。「六番目の男」は来月にでも、カーク・ダグラスの「星のない男」って西部劇と一緒に注文してもらおうかと思います。
「星のない男」、ご存知でしょうか。日本では全くソフト化されていないようなんですが、中学~高校生のころ、テレビで西部劇を見まくっていて「大西部への道」「襲われた幌馬車」「折れた矢」とともに心に残った西部劇です。
当時好きな作品ではジェームズ・ガーナーの「地平線から来た男」も手元に置きたい作品ではあるのですが、やはりコメディはせめて字幕がないと…。
やはり、70年代などそれなりに新しい(笑)もののほうが効果があるのですね。
家にあるディスクの大半はBDではなくDVDですが、そもそも70年代より前の映画が多いしなあ…
「星のない男」未見です。カーク・ダグラス、昔は良さがわからなかったので…。コワモテのイメージですが、意外にユーモアもあり、幅のある芸風ですよね、ダグラス。
「地平線から来た男」や姉妹編の「夕陽に立つ保安官」はいっときBSでよくやっていましたよ。バート・ケネディのコメディ西部劇は楽しくて、私も好きです。録画しました。いまだにソフト化されていないんですか…
それは間違ってますな!
「夕陽に立つ保安官」は昔、ビデオは出ていたはずです。ウチにはテレビ放送時の録画が残っています。「地平線から来た男」はビデオにすらならなかったと思います。もったいないです。
ところで「襲われた幌馬車」のラスト、大甘な判決を下す判事が出てきますよね。“クリスチャン将軍”との異名を持つハワードという人。何かで実在の人物だと読んだ記憶があるのですが、ジェームズ・スチュワートの「折れた矢」にも出てました。「襲われた幌馬車」も「折れた矢」も昔から知ってた作品なのに、全く気づいてなかった自分にびっくりです。
ちなみに「折れた矢」のほうでは「襲われた幌馬車」よりもっと出番が多くて活躍します(演じている俳優はもちろん違う人です)。お忙しいようですが、少し時間ができたら、ぜひ「折れた矢」ご覧になってみて下さい。
ハワード将軍が実在の人物というのも知りませんでした。
少しぐぐってみると著書もいろいろあるようで、へぇーっとびっくりしました。
たんにご都合主義に優しい人なわけではなかったんですね。
(ここでこの人が裁判を仕切ることになるのはご都合主義なのかもですが(笑))
ジミーも嫌いじゃないのでチャンスがあったらみてみますね!
あ、念の為、「間違ってますな!」というのは、あんな面白い映画をソフト化しないなんて間違ってる~という話です。
同じものばかり何度も出し直すのに、なんでちょっと昔の良い映画に手を付けないのかーって思いますね(^^;)
特典も、全く同じではないですが、基本的にはスチールと予告編なので、特典目当てで改めて購入する必要はないです。ドイツ版ポスターを見ることができますが。ただ、「襲われた幌馬車」は「ムッチャ好きな作品」なので、やはり私にとってはマストバイなブルーレイでした。画質も、「DVDよりは」良かったですし。
ちなみにリージョンBなので、普通の国内デッキでは再生できません。
「折れた矢」と「襲われた幌馬車」が同じ監督の作品だと、昨日まで知りませんでした(笑)。よほど、日ごろから監督の名前を気にせずに映画見てるかってことですね。我ながらびっくりです。
私もはずみで複数もってるウィドマーク映画がいくつかあります(^^;)
本人が幸せならそれでいいんですよねー。
「襲われた…」はアリゾナの風景が野趣あふれる美しさだし、映像にこだわる価値のある作品だと私も思います。
そして「折れた矢」。「折れた槍」といつも見間違えそうになり見直します。
そしてウィドマーク様じゃない…と、いつも軽くがっかりするのです(笑)
未見だけどものすごく気になる映画ではあります。
デルマー・デイヴィス監督は、インディアン問題にきっと関心が深かったのですね。
…と思ってImdbをちょっと見たら、びっくり。少年時代、ホピやナバホのインディアン居留地で過ごした経験があるようなことが書いてありました。
ここんとこ、久しぶりにウィドマーク熱が再燃しまして、ドイツ盤ブルーレイを買ったりしていたのですが、改めてこの映画は音楽も良いなあと気づきまして、サントラが出てないかと探したら、数年前に限定盤でCDが出ているのを発見。ただ、限定盤なだけに今では少々お高くなってまして、サントラではなくても良いので、「西部劇映画音楽集」みたいなアルバムにメインテーマだけでも収録されていないかと探したら、「WANDRIN STAR」というコンピレーションアルバムに「THE LAST WAGON」という曲名を発見。
ただ、これがあの「襲われた幌馬車」のことなのかどうかが不明だったので、さらに調べるとテックス・リッターの曲として収録されていることが判明。テックス・リッターと言えば「真昼の決闘」などの主題歌を歌っている歌手です。ですが「襲われた幌馬車」でテックス・リッターの歌声が聞こえた記憶はありません。
さらに調べると、昔、テックス・リッターの歌で「襲われた幌馬車」のレコードが発売された“らしい”ことが判明。
それで決心してCDを注文してみました。届いて聞いてみたら、やはりあの「襲われた幌馬車」でした。
アレンジはオリジナルの、いかにも50年代な大げさなオーケストラのサウンドではありませんが、それでも西部劇らしいテイスト。実はテックス・リッターの「真昼の決闘」で、トロピカルにアレンジされたのどかなバージョンを聞いたことがあるので、もしそうなってたらどうしようという不安もあったのです。
映画音楽に歌詞をつけてボーカル曲としてリリースするって、「ゴッドファーザー」ではいろいろな歌手がやっていましたが、まさか「襲われた幌馬車」でもあったなんて、ちょっと意外でした。
ちなみに他には、表題曲の、リー・マービンが歌う「ワンダリングスター」(「ペンチャーワゴン」より)、フランキー・レーンが歌う「真昼の決闘」、同じくフランキー・レーンの「決断の3時10分」などを収録してました。カーク・ダグラス、ジェームズ・スチュワートの歌声も入っていました。
「襲われた幌馬車」の歌ゲット、おめでとうございます。
なかなかの珍品のようですね!
テックス・リッターというのも「いかにも」ですが、カーク・ダグラスやスチュワートの歌まで入っているとは、儲けもの感がただよいます(*^^*)
ところでサウンドトラックについては、むくむくと物欲を刺激されちゃった私も調べてみたら…MP3ダウンロードだとお安く買えるみたいですよ。
Amazonで「デジタルミュージック」で検索すると出てきました~!
4曲のアルバム400円、1曲100円、メインテーマだけ買うのもありですが、今私のipod壊れてるしな~どうしようかな~(^^;)
確かにデジタルミュージックにありますねえ。ただ、ウチのパソコンは古い機種なので音質が悪く、ipodのような科学の粋を結集した機器もないので、ダウンロード代が無駄になるだけのような気がします。
ちなみにユーチューブで聞けるサントラが、同じ音源ではないかと。
テックス・リッターの歌はサントラそのままではないですが、なかなか良いサウンドになっていまして、むしろサントラと違うアレンジが聞けるのが貴重なような気もしてお気に入りになりました。「荒野の七人」のようなヒット曲はいろいろなアレンジが聞けますが、「襲われた幌馬車」のテーマに別アレンジがあるとは思っていませんでしたから。当時は、「襲われた幌馬車」の音楽はどう評価されていたんでしょうね。
カーク・ダグラスの歌は「遥かなる蒼空」、ジミーは「夜の河」からの音源です。どちらもレコード音源ではなく、フィルムから録った音でした。
カーク・ダグラスは「星のない男」って西部劇でも歌声を披露してまして、最近買った別の西部劇音楽集に入っていました。
ジミーは「ザッツエンターテイメント」でも見ることのできる、エレノア・パウエル共演の「踊るアメリカ艦隊」だったかでも、コール・ポーターの曲を素人くさく歌っていましたね。
「襲われた幌馬車」の次に気になり始めているのは「大西部への道」のサントラです(笑)。
大西部への道ではお堅い上院議員でしたが(笑)
ネット社会になって色々な物に手が届きやすくなり、本当に世界は狭くなったなーって感じですね。
ウィドマーク様にハマったばかりの若い頃には想像も出来なかったですf(^^;
めでたいめでたい。
めでたい♪