見ると聞くとじゃ…
UK版「死の接吻」の、特典映像ウィドマーク・インタビューだけ、とりあえず通しで見る。

…うおおお、これは…………!

字幕はないけどインタビューの記事を他所で発見していたから、少しは聞き取りやすくはなってるのも確かだが、インタビュー記事を読むのと、インタビュー映像を見るのとでは、やっぱり感動が大違いだなあ!

2002年の映像。となると当時既に88才(更に計算すると今年93才か)。
最初は、ああさすがにトシのせいで声が昔ほど通らないような、と思ったのだけど、いくつかの質問に答えて次第にノってくると、随所にさらりとユーモアをにじませたスマートな応対は、そらもーカクシャクたるもの☆
強烈な役柄が多いので銀幕そのままと言うのとは少し違うけど、ちょっとした手振りやしゃべりかたに、ああこの人だ!ホンモノだし!という実感がじわりと湧いて、ただ感涙。

悪役でもヒーローでも、そして地味な役柄なら地味なように、どんな役でも「キッチリ仕事」しつつ、そこに毎回ふわりと独自の魅力をまぶしてのけてたウィドマーク様。そんな彼にいかにもふさわしい、クレバーで楽しいインタビューでした。文面で読んだ時は特になんとも思わなかったやりとりが、いちいち凄ーくステキでした。(ただインタビュアー君、バカ笑いしすぎだよー…イギリス英語だから聞き取りにくいしサ、この人)

…ごく一部しか映像化されてないのが、実に残念(約18分の収録)。
買ってよかった、ホントに!!!!!!(日本版買わなくてヨカッタ!)

↓ちなみにインタビュー記事はコチラ(英文)↓
http://www.bfi.org.uk/features/interviews/widmark.html

映画本編は、また、もっと時間がある時に見よう。うふふ♪

コメント

nophoto
ホーリー
2020年11月5日16:06

またまたお邪魔します。
かの有名な「死の接吻」、
凄い!!と改めて感動しました。
ハイエナ笑いや車椅子シーンもですが、
ヴィクター・マチュアに対し裏切りを知るまでは敬意すら示し、女はうるせえ!家に帰ってろ!的な邪険な扱いがユードーの性格を表し、そういった演技がずば抜けています。
小物っぽさと大物ぶりが混在し、自由自在に演技の世界を泳ぐ伸びやかさ✴
あんな俳優はいません。
どうしてもどこかでわざとらしくなりますから…
色々な作品で女性を愛する場面でも、男気や硬派な部分があるから更に色気を感じ、安っぽくない男!
と惚れてしまう❤

このインタビューは見られませんでしたが、見たかった。。
他の素敵な男優は沢山いても、彼ほどの声の人はいない。笑
抑揚も渋さもユーモアも大好きです。

ボースン
2020年11月5日22:26

インタビュー記事、これも消えてましたかf(^^;
うーん、時の流れはキビシイ…orz

UK版DVD自体は、まだ売ってるかな…??

とにかく常に演技がハイレベルで、表現力がスバらしいのですよね!(´- `*)
痛みや苦悩や、登場人物の思いがストレートに、見るものの心に響いてきます。惚れますよ♪

nophoto
ホーリー
2020年11月21日13:49

こんにちは。
「あの高地を取れ」を今観て興奮(笑)しています❤
ウィドマーク様の全てがこめられたような大好きな作品でした✨
厳しい裏の人間味…
男の美学がいつも彼には感じられ惹かれる!
こんな素敵な映画を知り、本当によかったです。
ウィドマーク様の魅力は時代を超えていますね。

ボースン
2020年11月23日0:54

「おおっ、あの高地を取れ」!
あれも、コワモテ軍曹なだけでなくて細やかな心情演技がしっかり入っててステキでしたよねー(´- `*)
キビキビして軍服が似合います(はぁと)

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