三浦しをん著。
ごぞんじ辞書作りの人々を描くコメディ。
いや、読んで見るまでここまでコメディ調とは思ってなかった。
コトバに思い入れやこだわりがあるのってそんなにも変人扱いなんだろうか。
ちょっとあのラブレターはやりすぎちゃいまっか、と思ってしまう。

ちゃらくて辞書に全然向いてないと思われている西岡が、そのぶんやけにおいしい位置にいる。どんだけ貢献しているんだ西岡!すごいぞ!

まあ、何かを皆でつくりあげてゆく充実した仕事の結実のすばらしさは気持ちよく伝わってくる。しをんさんだから読みやすくいっぱい笑えるが、期待が大きすぎて少し軽いかなと思った。
面白いんだけどね。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索