剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 (文春文庫)
2017年11月18日 読書
高殿円著。
直虎はちょっとばかり「人に見えないもの」が見えるんだけど、弱小井伊家を守ってと思ってもこれがなかなか・・・・
見えるから、というより生来の冷静さと怜悧さで女ながらに家を支える彼女。
女なればこそのネットワークを有効利用していくところとか、かなり渋め堅めに歴史小説として仕上がってる。
マグダミリアとか遠征王とか仮面夫婦読んできて、普通のラノベ作家とちょっと違うなーと思っていたので、そんなに不思議ではありませんが…
(昔の作品、ラノベ的な軽さや甘さをちりばめていても、みょーに政争部分に力入ってたから…)
許婚直親(アノ井伊直政の父)よりむしろ、井伊家獅子身中の虫ともいえる家老政次(これも政治的には婿候補)と直虎との関係の方が微妙で味のある描かれ方になっていて不思議だった。
直虎はちょっとばかり「人に見えないもの」が見えるんだけど、弱小井伊家を守ってと思ってもこれがなかなか・・・・
見えるから、というより生来の冷静さと怜悧さで女ながらに家を支える彼女。
女なればこそのネットワークを有効利用していくところとか、かなり渋め堅めに歴史小説として仕上がってる。
マグダミリアとか遠征王とか仮面夫婦読んできて、普通のラノベ作家とちょっと違うなーと思っていたので、そんなに不思議ではありませんが…
(昔の作品、ラノベ的な軽さや甘さをちりばめていても、みょーに政争部分に力入ってたから…)
許婚直親(アノ井伊直政の父)よりむしろ、井伊家獅子身中の虫ともいえる家老政次(これも政治的には婿候補)と直虎との関係の方が微妙で味のある描かれ方になっていて不思議だった。
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