高嶋哲夫著。
7冠最強棋士vs.世界的AI研究者。
生身の人間と将棋ソフトの対決はいろいろ報道されてきたけど、この小説は、幼馴染でかつて将棋で切磋琢磨してきたふたりの対決(へといたる道)を描く小説。
研究者は奨励会での対戦で幼馴染にやぶれたのを機に、将棋を離れて数学とコンピュータの道へと進む。過去と現在のフラッシュバックで二人の来し方を小出しにするのにひっぱられて結構一気に読んだんだけど。惜しい。
小学校時代からの友情ある因縁(豊かな育ちの社長令息と将棋で食っていけるようにするしかない厳しい家庭の子という対比あり)と、現在の企業バトルと、ソフト開発と、こんなに盛りだくさんなのに、ページ数も十分なのに、骨格だけで肉付けが少ない感じ・・・・
もったいないなあ。最後も感動があるんだかないんだか、主人公の将棋を辞めた時の心境がけっきょくぼやけてしまってるし…
残念な一作でした。いいネタなのにね。
7冠最強棋士vs.世界的AI研究者。
生身の人間と将棋ソフトの対決はいろいろ報道されてきたけど、この小説は、幼馴染でかつて将棋で切磋琢磨してきたふたりの対決(へといたる道)を描く小説。
研究者は奨励会での対戦で幼馴染にやぶれたのを機に、将棋を離れて数学とコンピュータの道へと進む。過去と現在のフラッシュバックで二人の来し方を小出しにするのにひっぱられて結構一気に読んだんだけど。惜しい。
小学校時代からの友情ある因縁(豊かな育ちの社長令息と将棋で食っていけるようにするしかない厳しい家庭の子という対比あり)と、現在の企業バトルと、ソフト開発と、こんなに盛りだくさんなのに、ページ数も十分なのに、骨格だけで肉付けが少ない感じ・・・・
もったいないなあ。最後も感動があるんだかないんだか、主人公の将棋を辞めた時の心境がけっきょくぼやけてしまってるし…
残念な一作でした。いいネタなのにね。
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