蜜蜂と遠雷

2017年7月15日 読書
恩田陸著。
直木賞&本屋大賞。

日本のとある世界的ピアノコンクールに集まった若きピアニストたちとその周辺の人々(審査員とかスタッフとか師匠とか記者とか友人とか家族とか・・・・)の群像ドラマ。
基本みな音楽に魂をささげてるので、彼らの心のふれあいや成長がさわやかで、コンクールで誰が落ちる?のドキドキとあわせて一気に読める。
彼らが自分以外の違った才能や個性にふれて成長していく展開は、あれ?これ「チョコレートコスモス」のピアノ版か?と思っちゃうところもあるけどね。
まあ同じ恩田陸だからしかたがないのだろうか。
※「チョレートコスモス」は「ガラスの仮面」へのオマージュとされている小説です。

チョコレートコスモスのヒロインはあきらかに亜弓さん。
それじゃー…蜜蜂王子がマヤちゃんでマサルが桜小路くんか?
ヒロイン亜夜ちゃんの立場はどうなる!??(笑)
小説の中では激モテ状態だけどね。   
1人大人の明石さん(コンクール年齢制限ギリギリ28歳)は何だろう。年齢的には真澄さんに近いが既婚者家族持ちですよ(笑)

結末はわりと予定調和(笑)

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