近藤史恵著。

ジャーマンシェパードのシャルロットは引退した元警察犬。といっても老犬というわけではない。まだ4歳の女の子。
ひょんなことから彼女を飼うことになった若夫婦が出会う、ちょっとした事件の数々を描くコージー・ミステリ。…ミステリなのかな??

ミステリとしてはかなり薄いと思うのだが、シャルロットが可愛すぎる!!!!
憂鬱とかなんとかいっても、あくまでシャルロットは犬らしく行動するのみ。
お行儀がよくて賢くて、たまーにちょっとズルもする、でもそこがまた可愛くて…。主人公たちのシャルメットへのメロメロぶりの描写がなんだかもう、たまりません(^^;)
特別犬好きとかではないけど、これはなんだかズブズブにはまって一気に読んでしまいました(笑)
作者よっぽど犬好きなんだね。
以前に読んだこの著者の普通のミステリ(ノベルズ)で、犬たちにひどいことをする人間を断罪している話があって、それを思うとなるほど~だけど、甘々に書くとこうなるんだー。

ミステリ部分に期待しすぎず読むと吉。

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