【文楽】4月文楽公演 第1部
寿柱立万歳 (ことぶきはしらだてまんざい)

菅原伝授手習鑑 (すがわらでんじゅてならいかがみ)
  茶筅酒の段
  喧嘩の段
  訴訟の段
  桜丸切腹の段
豊竹英太夫改め 六代豊竹呂太夫
襲名披露 口上
  寺入りの段
  襲名披露狂言
  寺子屋の段

「菅原伝授」の途中に、呂太夫へと襲名なさる英(はなぶさ)太夫さんの披露口上。
しかしびっくりした。
真面目な顔でずらりとならんだ文楽三業(大夫、三味線、人形遣い)のメジャーどころが、次々と祝辞を述べる…はずなんですが…
なんなんだ、どーしたんだ、誰もかれも英、いや新呂太夫さんをいじりたおして笑いを取りに来てるぢゃないか…
まあ襲名口上って、文楽永遠の初心者の私はこないだの玉男さんのソレしか見たことないんだけど、そっちはとても真面目だったのに。

直前の桜丸の段でカブリツキでちょっとだけふねこいでたんで、最前列でキリッと控える勘十郎さんと目も合わせられないわ( ノД`)シクシク…と思っていたのに、一緒にブラジル公演へでかけて日焼けの話とか…
シメの言葉が「今後もますますの日焼けを…」と聞こえてしまいました。
(もちろん「飛躍を」なんですけど)

やっぱり第二部よりお客さんもぐっと多かった。
菅原伝授は子供を死なせたりという、文楽あるあるだけど今の人間には納得のできない「定番」が入った演目だけど、やはり最後はほろっと、涙ぐんじゃいました。

それにしても「眠眠打破」とか眠気覚まし系のドリンクって効くね。
朝はギリギリにかけこんだので、万年寝不足の私は桜丸の段までもたなかったけど、お昼休憩にコンビニでサンドイッチと一緒に仕入れて来たら、午後はヨユウでした。
今度から文楽シーズンは、少し家に買い置きしておこうかしら。

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