傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)
2017年4月17日 読書
ピエール・ルメートル著。
三部作の最終話。
孤独な男、カミーユ・ヴェルーヴェン警部にあらたに(奇跡的に)できた恋人が事件に巻き込まれた。彼女の命を救うため、二人の関係を隠して強引に自らの手で事件の捜査を進めようとするカミーユだが・・・・
あれだけの(「悲しみのイレーヌ」参照)事件を経て、長い鬱の期間をはさんだとはいえ、カミーユに恋人が出来ていたとは・・・・
そして、奥の手がまさかのアレとは・・・・
ちょっとそのへん、ちょっとどうだかなあと思うが、構成的にドカンとおどろかす仕掛けが入っているのは今度も同じ。ついついこれも一気読みしちゃった。
イレーヌほどグロくないのは救いか。そして、犯人のカミーユに対する感情も。
唯一残った信頼できる部下・ルイにすら嘘を重ねて、たったひとりで突っ走るカミーユ。
なんだか三部作、ヴェルーヴェン班解体の歴史だったなあ…ほろり。
昔見たイヴ・モンタンの「真夜中の刑事」をちょっとばかり思い出した。
おフランス人って、恋人がからむと何かすぐ常識かなぐりすてて逆上しちゃうもんなの?
やっぱそうなの?
三部作の最終話。
孤独な男、カミーユ・ヴェルーヴェン警部にあらたに(奇跡的に)できた恋人が事件に巻き込まれた。彼女の命を救うため、二人の関係を隠して強引に自らの手で事件の捜査を進めようとするカミーユだが・・・・
あれだけの(「悲しみのイレーヌ」参照)事件を経て、長い鬱の期間をはさんだとはいえ、カミーユに恋人が出来ていたとは・・・・
そして、奥の手がまさかのアレとは・・・・
ちょっとそのへん、ちょっとどうだかなあと思うが、構成的にドカンとおどろかす仕掛けが入っているのは今度も同じ。ついついこれも一気読みしちゃった。
イレーヌほどグロくないのは救いか。そして、犯人のカミーユに対する感情も。
唯一残った信頼できる部下・ルイにすら嘘を重ねて、たったひとりで突っ走るカミーユ。
なんだか三部作、ヴェルーヴェン班解体の歴史だったなあ…ほろり。
昔見たイヴ・モンタンの「真夜中の刑事」をちょっとばかり思い出した。
おフランス人って、恋人がからむと何かすぐ常識かなぐりすてて逆上しちゃうもんなの?
やっぱそうなの?
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