意識はあるのに体をまるで動かせない「ロックイン」状態を引き起こすパンデミックが発生した後の世界。ヘイデンと呼ばれる患者たちは、アメリカ国内で400万人以上にのぼる。だが疫病の最初の発生から20数年後の現在、ヘイデンは脳にニューラルネットワークを埋め込み、ロボティクス技術と専用オンライン空間の利用で通常の生活を送れるようになっている。そのひとりシェインは、ロボット「スリーブ」を操る新人FBI捜査官。先輩捜査官とともに、ヘイデンがかかわる殺人事件の捜査にあたるのだが…。

ジョン・スコルジー著。
SFミステリで来ましたか。あいかわらず会話が軽快で世界観の描出がうまいぞ。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索