決戦の島 吉岡清三郎貸腕帳
2015年12月29日 読書
犬飼六岐著。
おおおーっ。
吉岡清三郎が還ってきた!(歓喜)
ながかったあ…
前作で結構ブルーな終わり方だったから。
あれ死んで終わりかと心配していたので。
だいたい、清三郎を悪く誤解していることもあってやたらと暗い顔の下女おさえ(ちゃんとしてたら美少女なのに…)と、まだちゃんと心が通じ合ってなかったじゃないか!
いやまあ、前作は、あのまま終わっていたら、ブンガク的にはいいのかもしれないけれど、下世話な心からすると絶対あれで終わるのはもったいないですもん。
清三郎の鬱屈(自分の流派がかつて宮本武蔵にヤられたために不評ふんんぷんとなっているのが悔しい)や、剣の道を究めようとするものが直面する孤高の人生や、ワルぶっているにもかかわらずむしろ孤高に辿りつけないかもしれないような、清三郎の心底に潜む優しさや、色々と読み応えたっぷりだった前作「桜下の決闘」に比べると、もしかしたら、今作のほうが「浅い」のかもしれない。
けれど、九死に一生を得、大怪我のちょっとした後遺症も抱えることになった主人公は、やっぱりちょっと丸くなったような。宮本武蔵に対するこだわりも、最小限に控えている。そしておさえも再登場してくれて、私としてはとても嬉しい。
連作短編集らしく複数作品に登場する脇キャラも増えてきた。
続きが出てくれると、更に嬉しいな(*^^*)
歓喜のあまり☆ちょっとおまけ。
おおおーっ。
吉岡清三郎が還ってきた!(歓喜)
ながかったあ…
前作で結構ブルーな終わり方だったから。
あれ死んで終わりかと心配していたので。
だいたい、清三郎を悪く誤解していることもあってやたらと暗い顔の下女おさえ(ちゃんとしてたら美少女なのに…)と、まだちゃんと心が通じ合ってなかったじゃないか!
いやまあ、前作は、あのまま終わっていたら、ブンガク的にはいいのかもしれないけれど、下世話な心からすると絶対あれで終わるのはもったいないですもん。
清三郎の鬱屈(自分の流派がかつて宮本武蔵にヤられたために不評ふんんぷんとなっているのが悔しい)や、剣の道を究めようとするものが直面する孤高の人生や、ワルぶっているにもかかわらずむしろ孤高に辿りつけないかもしれないような、清三郎の心底に潜む優しさや、色々と読み応えたっぷりだった前作「桜下の決闘」に比べると、もしかしたら、今作のほうが「浅い」のかもしれない。
けれど、九死に一生を得、大怪我のちょっとした後遺症も抱えることになった主人公は、やっぱりちょっと丸くなったような。宮本武蔵に対するこだわりも、最小限に控えている。そしておさえも再登場してくれて、私としてはとても嬉しい。
連作短編集らしく複数作品に登場する脇キャラも増えてきた。
続きが出てくれると、更に嬉しいな(*^^*)
歓喜のあまり☆ちょっとおまけ。
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