下町ロケット (小学館文庫)
2015年12月8日 読書
池井戸 潤著。
TVドラマをやってるの見かけたこともあり手に取った。
あんなカッコイイ中小企業/町工場のオヤジはいまい(阿部チャン)。
「空飛ぶタイヤ」は読んだことがあるが、二冊目かなこの人。
いやー次から次へと襲い来る外敵と、必ずしも一枚岩になかなかなれない社内。
はらはらどきどきで一気読みしてしまった。
ちょっと人間の描き方は浅い気もするけどね。
研究者の道からはずれて家業の町工場を継いだ主人公のロケットへの夢が、町工場から甦るというのは、読むものの心おどらせる展開である。
ただ、社員の中には社長が好きであっても百%その夢を支持しきれるかというとそうでもなかったりする。それもキチンと描いてある。結局彼らはほぼついてきてくれる…が、「すべての社員と十分向き合えていたか」と自らも気づいた主人公が何かするヒマはこの物語中ではほとんどなくて惜しかった。
続編も出てるので(ドラマにもなってるので)、続編ではそこんとこも昇華されてるといいな。
TVドラマをやってるの見かけたこともあり手に取った。
あんなカッコイイ中小企業/町工場のオヤジはいまい(阿部チャン)。
「空飛ぶタイヤ」は読んだことがあるが、二冊目かなこの人。
いやー次から次へと襲い来る外敵と、必ずしも一枚岩になかなかなれない社内。
はらはらどきどきで一気読みしてしまった。
ちょっと人間の描き方は浅い気もするけどね。
研究者の道からはずれて家業の町工場を継いだ主人公のロケットへの夢が、町工場から甦るというのは、読むものの心おどらせる展開である。
ただ、社員の中には社長が好きであっても百%その夢を支持しきれるかというとそうでもなかったりする。それもキチンと描いてある。結局彼らはほぼついてきてくれる…が、「すべての社員と十分向き合えていたか」と自らも気づいた主人公が何かするヒマはこの物語中ではほとんどなくて惜しかった。
続編も出てるので(ドラマにもなってるので)、続編ではそこんとこも昇華されてるといいな。
コメント