さき 著。
最近あきれるほど溢れてる、「ゲーム世界に転生」ネタラノベを更に逆手に取った感じのコメディ。
(そんなにゲーム内に転生したいんかい皆さん)

突然前世の記憶を思い出し、自分が乙女ゲームの悪役ヒロインに転生してることに気付くのだが、それを回避するどころか悪役道をまっとうして「適度な」没落をゲットしようという変わり者ヒロイン、メアリさん。根が悪い子じゃないため(口が悪くて一見尊大だが妙に庶民的で合理主義…)、“ゲームの”ヒロインになつかれてしまって計画が狂っていく(笑)
てきとー感漂う設定もまあ笑えるし、イケメンで毒舌の従者アディとの掛け合いが楽しいけど、彼「5歳年上」って設定だけは間違ってると思うな。精神年齢ちっとも年上じゃないし、全然意味なかったな(彼のキャラそのものはいいのだけれど)。そこだけが残念。
まあ二巻目も読んでみようか…
アディが更に出張って、ラブコメ度があがるらしい。


コメント

Kei Schreier
2015年11月4日1:26

ご無沙汰しておりまする。
ゲーマーなつながりで、ネット小説連載中から読んでました。
ツボに来たので、勢い余って2巻まで持ってますw

通して読んでしまうと、1巻目は、2巻目のためのマクラ・・・みたいな感じを受けました。作者さんは、2巻目の方の話を書きたかったんじゃないかなぁ、と。

ゲーム転生モノって、ストーリーのいい加減さを棚上げできるいい言い訳、にされているのではないかと思ったりもする、秋の夜長です。
「その設定はないだろ!」「でも、元のゲームがそうなんだから仕方ないじゃない!」的な。

(遠い目。)

お気に入り日記の更新

日記内を検索