三作目。くノ一織江は彦馬の目と鼻の先、元平戸藩主の松浦静山屋敷に潜入している。彦馬への恋心と仕事の板挟みになりながら。
彦馬は彦馬で、織江をさがしながら、日常のちょっとした謎解きを続けていて、深刻に書いても書ける話が軽い調子で続いていくが、最後に、話の重要な転換点となりそうな大きな出来事が…

時々「これで時代小説?」とか思ったりしつつも、なんとなく読まされ続けている…(時代小説らしくなくても面白く読めれば別に気にしてはいない)
静山がかっこいいですね。文武両道、遊び心と洒落っ気もそなえたダンディ老紳士。

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