多和田葉子著。

プロテスタントの、なんだかあまりシューキョーくさくない尼僧院に取材?で滞在する日本人女性。個性豊かな中高年の尼僧たちとのやりとりは不思議に魅力的な時空を編み上げる。時にユーモラスで時にファンタジック。院長は不在…どうやら駆け落ち失踪したようなのだが?
後半第二部に入ると突然話の勢いが変わって、失踪した院長が己(とその恋)を語る。

面白かった。

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