羽海野チカ著。ハチクロで大ヒットだったようだが読んでいなかった。
図書館でみつけてトライ。

主人公が17歳の少年棋士だけど、それほど将棋の部分はでてこない。主人公は将棋が本当に好きなのかどうか多分自分でもわからないっぽい。
囲碁将棋は当然違うが、「花とゆめ」の囲碁少女マンガ「星空のカラス」のほうが、盤にかけるアツい思い!という点では上だと思う。
まあ、書きたい部分は将棋そのものじゃないんだろう。そもそも主人公は、色々奪われた上に将棋を頼りに新しい道へ進んだらさらにもっと奪われていった子だからなあ。コミカルな演出、ほのぼの人情もあるけど、主人公は一巻ではまだまだ心の芯まであったまっていない。
必ずしも好みの絵・描きかたでもないし…
まあお話はこれからってことでしょうね。

しかし、ぽっちゃりむっちり暑苦しい自称ライバル・二海堂くん。
おいそれ「聖の青春」?…と思ったらやっぱり…うしろの方のミニコラムに村山聖九段の話が書いてありました。
なんか応援しちゃいたいキャラです。お気に入り。

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